JP2018074471A - 電気音響変換装置 - Google Patents

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Toru Nakabayashi
亨 中林
上野 修
Osamu Ueno
修 上野
木村 進
Susumu Kimura
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Abstract

【課題】軽量であって小出力にも対応できる電気音響変換装置を提供することを目的とする。
【解決手段】振動板12と、振動板12の周縁部において振動板12を保持するフレーム16と、フレーム16の内部に固定されたボイスコイル18と、一対の互いに平行な面を有し、一対の互いに平行な面の一方がN極に、他方がS極に着磁されているとともに、ボイスコイル18の内部に、ボイスコイルの軸線が前記一対の互いに平行な面に交差するとともに、ボイスコイル18の軸線方向に沿って往復動可能に配置された磁石20と、を有し、磁石20は、前記一対の面の一方において、振動板12の中心部におけるボイスコイル18に相対する側の面に固定されている電気音響変換装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気音響変換装置にかかり、特に、ヘッドフォンに好適に使用できる電気音響変換装置に関する。
近年、ボイスコイルが固定され、磁石が移動することにより、振動板を振動させるスピーカが開発されている。このようなスピーカとしては、例えば、磁気回路の筒状磁気空隙内に筒状に形成したステータコイルを固定し、この磁気空隙内を軸方向に移動自在となるように内外面が異極に着磁された筒状の界磁マグネットを設け、この界磁マグネットの軸方向の振動移動によって連動する振動体の端部を延長して塵埃侵入防止部を形成したスピーカがある(特許文献1)。
また、高分子フィルムからなる振動板の両面にコバルトクロムなどの磁性材料により薄膜磁石を成膜し、その薄膜磁石を厚み方向に着磁した振動板を空芯コイル内に配置したスピーカもある(特許文献2)。
特開平01−258594号公報 特開2004−56771号公報
本発明は、軽量であって小出力にも対応できる電気音響変換装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、振動板と、前記振動板の周縁部を弾性支持するフレームと、
前記フレームの内部に固定されたボイスコイルと、一方の端面がN極に、他方の端面がS極に着磁され、前記ボイスコイルの内部に、前記ボイスコイルの軸線方向に沿って往復動可能に配置され、前記振動板の中心部における裏面に装着された磁石と、を有する電気音響変換装置に関する。
第1の態様の電気音響変換装置は、一方の端面がN極に、他方の端面がS極に着磁された磁石が、ボイスコイルの内側に、ボイスコイルの軸線方向に沿って往復動可能に設けられた構成とされている。したがって、構成が単純である。
また、磁石は、小型化することにより、軽量化され、小出力の音声信号に対しても効果的に駆動されるから、第1の態様の電気音響変換装置は、小出力にも対応できる。更に、ボイスコイルの内径、外径ともに小さくできるから、電気音響変換装置全体としても小型化が容易である。
本発明の第2の態様は、第1の態様の電気音響変換装置において、前記振動板の中心部における裏面に前記磁石を固定する磁石固定部材を有するものに関する。
第2の態様の電気音響変換装置においては、磁石固定部材によって振動板の中心部における裏面に磁石が固定される。したがって、振動板と磁石との固定が確実である。
本発明の第3の態様は、第2の態様の電気音響変換装置において、前記振動板の中心部には開口部が形成されているとともに、前記磁石には前記端面を貫通する孔が形成され、
前記磁石固定部材の一端は大径部とされ、前記開口部に挿入固定され、他端は、前記孔に挿通固定される小径部とされているものに関する。
第3の態様の電気音響変換装置においては、磁石固定部材の一端に形成された大径部が振動板の中心部の開口部に固定され、他端に形成された小径部が磁石の孔に挿入固定されるから、磁石固定ピンの振動板及び磁石への固定が確実である。
本発明の第4の態様は、前記第2の態様の電気音響変換装置において、前記振動板の中心部には開口部が形成されているとともに、前記磁石には前記端面を貫通する孔が形成され、前記磁石固定部材の一端は小径部とされ、前記小径部は前記開口部に挿通されて前記磁石の孔に挿通固定され、前記磁石固定部材の他端は大径部とされ、前記大径部は、前記振動板の開口部の周縁部に固定されるものに関する。
第4の態様の電気音響変換装置においては、磁石固定ピンの小径部が磁石の中心孔に挿入固定されるだけでなく、磁石固定ピンの大径部が振動板の開口部の周縁部に固定されるから、磁石固定ピンと磁石との間の固定だけでなく、磁石固定ピンと振動板との固定も確実である。
本発明の第5の態様は、第1〜第4の態様の電気音響変換装置において、ボイスコイルの軸線方向中央部を境として巻線の巻回方向をボイスコイルの一端側と他端側とで逆方向とされているものに関する。
第5の態様の電気音響変換装置においては、前記ボイスコイルの巻線の巻回方向は、前記ボイスコイルの軸線方向中央部を境として一端側と他端側とで逆方向とされている。したがって、着磁方向も軸線方向中央部を境として一端側と他端側とで逆方向になるから、一端側で生じた磁界と他端側で生じた磁界とがボイスコイルの軸線方向中央部において互いに強め合う。したがって、磁石は、ボイスコイル内でより大きな電磁力をうけるから、同一出力の音声信号によって振動板をより大きな振幅で振動させることができる。
以上説明したように本発明によれば、軽量であって小出力にも対応できる電気音響変換装置が提供される。
図1は、実施形態1に係る電気音響変換装置を軸線に沿って切断した断面図である。 図2は、実施形態1に係る電気音響変換装置の内部の構成を示す部分破断斜視図である。 図3は、実施形態2に係る電気音響変換装置を軸線に沿って切断した断面図である。 図4(A)は、実施形態1〜3に係る電気音響変換装置が備えるボイスコイルを、前記ボイスコイルの軸線に沿って切断した断面図であり、図4(B)は、前記ボイスコイルが備えるセパレータの構成を示す平面図である。 図5は、図4に示すボイスコイルの作用を示す概略図である。 図6は、図4に示すボイスコイルの作用を示す概略図である。 図7は、実施形態1〜3に係るヘッドフォンが備える振動板の一例の平面図である。 図8は、図7に示す振動板を軸線に沿って切断した断面を示す断面図である。 図9は、実施形態1及び2に係る電気音響変換装置が備える振動板の他の例の平面図である。 図10は、図9に示す振動板を軸線に沿って切断した断面である。 図11は、実施形態1及び2に係る電気音響変換装置が備えるフレームの構成を示す平面図である。 図12は、図11に示すフレームを軸線に沿って切断した断面を示す断面図である。 図13は、磁石固定部材を軸線に沿って切断した断面を示す断面図である。を示す断面図である。
1.実施形態1
本発明の電気音響変換装置の一例について以下に説明する。
<構成>
実施形態1の電気音響変換装置1は、図1及び図2に示すように、振動板12と、振動板12を弾性的に保持するフレーム16と、フレーム16の底面16Aの中心部に固定された空芯コイルであるボイスコイル18と、ボイスコイル18の内部に収容されたワッシャ状の磁石20と、磁石20を振動板12に固定する磁石固定部材の一例としての磁石固定ピン24と、を有する。
振動板12は、図7及び図8に示すように、全体として前方、即ち音声が放射される方向に向かって凸状に湾曲するとともに、全体として中心部に向かって凹陥した円錐面状であって、振動板12の頂部言い換えれば中心部には開口部13が形成されている。振動板12は、紙や不織布などの繊維材料、PET樹脂やポリイミド樹脂、ポリエーテル・エーテル・ケトン樹脂、ポリプロピレン樹脂などのプラスチック材料、及びこれらの混合物などのフィルム等から形成されている。
振動板12の外周には、振動板12の全周に亘ってゴム等の弾性材料から形成されたエッジ14が設けられている。エッジ14は、半円状の凹陥断面又は波状断面を有しているが、半円状の突出断面又は円形又は楕円形の閉じた断面を有していてもよい。振動板12とエッジ14とは一体に形成されていてもよい。
振動板12の面には、図9及び図10に示すように、中心部から周縁部に向かって螺旋状に延びるリブ15が形成されていてもよい。図9及び図10に示す例においては、リブ15は、振動板12の面から前方に向かって突出するように形成されているが、振動板12の面から後方、即ち音声が放射される方向とは反対に方向に向かって突出するように形成されていてもよい。振動板12にリブ15を形成することにより、振動板12の剛性が高まるから、電気音響変換装置1の高音再生特性が更に改善される。
ボイスコイル18は、図4(A)に示すように空芯コイルであって、軸線方向中央部に位置するセパレータ19と、セパレータ19を境にして一端側に位置する一端側コイル18Aと、セパレータ19を境にして他端側に位置する他端側コイル18Bと、を有する。したがって、ボイスコイル18は、セパレータ19を境として一端側コイル18Aと他端側コイル18Bとに分けられる。セパレータ19と一端側コイル18Aと他端側コイル18Bとは一体に形成されている。
一端側コイル18Aと他端側コイル18Bとは、互いに同一の内径B及び外径Aを有するが、図4(A)、図5、及び図6に示すように、巻線の巻回方向が互いに逆方向とされている。一端側コイル18Aの巻き終り部と他端側コイル18Bの巻き始め部とは、亘り線18Cによって接続されている。
一方、セパレータ19は、図4(B)に示すように、絶縁性材料からなるワッシャ状の部材であって、ボイスコイル18の内径Bと同一の内径を有するが、外径Cは、一端側コイル18Aと他端側コイル18Bの外径Aよりも大きい。セパレータ19には、一端側コイル18Aの巻き始め部が挿通されるスリット19Aと、亘り線18Cが挿通されるスリット19Bとが形成されている。
ボイスコイル18は、セパレータ19においてフレーム16の底面16Aに固定される。
なお、上記の例は、ボイスコイル18がボビンレスコイルである例であるが、セパレータ19の両面にボビンを一体に形成し、夫々のボビンに巻線を互いに逆方向に巻回して一端側コイル18Aと他端側コイル18Bとを形成したボイスコイル18も好ましく使用できる。
磁石20は、一方の端面がN極に、他方の端面面がS極に着磁されているとともに、全体としてワッシャ状の形状を有し、中心部には一方の端面と他方の端面とを貫通する中心孔21が形成されている。
磁石固定ピン24は、図13(A)に示すように、大径部としての頭部23と、頭部23に隣接して設けられ、頭部23よりも小さな外径を有する小径部としての脚部25と、を有する。頭部23は、全体として半球状、言い換えればドーム状に形成されている。頭部23と脚部25との間には段差26が形成されている。また、頭部23の脚部25に隣接する部分、言い換えれば基部は、全周に亘って半径方向外側に向かってフランジ状に突出したフランジ状部28とされている。そして、頭部23の外周面とフランジ状部28との間にも段差27が形成されている。磁石固定ピン24には、更に軸線に沿って空洞部24Aが設けられている。
図1に示すように、磁石固定ピン24の頭部23は、振動板12の開口部13に挿通され、開口部13の内周面に接着固定されている。一方、脚部25は、中心孔21の壁面に接着、固定されている。ここで、段差27が振動板12の開口部13に当接することにより、振動板12が頭部23に対して位置決めされる。一方、脚部25においては、段差26が磁石20のN極に着磁された面に当接することにより、磁石20が脚部25に対して位置決めされる。
磁石固定ピン24は、ABS樹脂のようなプラスチック材料から形成してもよく、またアルミニウム合金やマグネシウム合金から形成してもよい。磁石固定ピン24をプラスチック材料で形成すれば、射出成形法によって安価に製造できる。また、磁石固定ピン24をアルミニウム合金やマグネシウム合金から形成すれば、ボイスコイル18で生じた熱を磁石20及び磁石固定ピン24を介して効果的に発散させることができるから、電気音響変換装置1に熱が篭ることが効果的に防止される。
フレーム16は、図1、図11、及び図12に示すように、ボイスコイル18が固定される底面16Aと、底面16Aの全周に亘って底面16Aの周縁部から立ち上がる側壁16Bと、を有する有底円筒状の部材である。フレーム16の底面の中心部には、ボイスコイル18の他端側コイル18Bが挿通される開口部16Cが形成され、開口部16Cの周囲には、セパレータ19が固定される凹陥部16Dが形成されている。
図1、図7〜図10に示すように、フレーム16における側壁部16Bの端縁には、円環状の固定部材17によってエッジ14が固定されることにより、振動板12が、フレーム16に弾性的に保持されている。
<作用・効果>
電気音響変換装置1において、ボイスコイル18に音声信号を入力すると、ボイスコイル18に発生した軸線方向の磁界によって、磁石20は、ボイスコイル18の軸線方向に沿って往復動する。
磁石20の往復動は、磁石固定ピン24を介して振動板12に伝達され、これによって振動板12が振動して音声が発生する。
電気音響変換装置1は、1対の端面の一方がN極に、他方がS極に着磁された磁石20が、ボイスコイル18の内側に、ボイスコイル18の軸線が磁石の一対の互いに平行な面に交差するように配置されているとともに、磁石固定ピン24によって振動板12の頂部に固定され、ボイスコイル18内部をボイスコイル18の軸線方向に沿って往復動可能に保持された構成とされている。したがって、電気音響変換装置1は、構成が単純である。
また、磁石20は、磁石20は、全体としてワッシャ状の形状を有し、中心部には中心孔21が形成されている。したがって、ボイスコイル18の軸線方向及び径方向の寸法を磁石20に合わせて小さくすることができるから、電気音響変換装置1を使用したヘッドフォンは、軽量且つコンパクトに構成できる。
また、ボイスコイル18の一端側コイル18Aと他端側コイル18Bとは、セパレータ19を境として互いに同心に設けられているが、巻線の巻回方向は反対である。したがって、ボイスコイル18に音声信号を入力すると、図5及び図6に示すように、ボイスコイル18における逆方向の磁界が発生する。
例えば、図5に示すように一端側コイル18Aに反時計回りの電流が流れると、他端側コイル18Bには時計回りの電流が流れる。これにより、一端側コイル18Aの図5における上側がN極に下側がS極となり、他端側コイル18Bの図5における上側がS極に、下側がN極になる。したがって、ボイスコイル18においては、一端側コイル18Aと他端側コイル18Bとの間の部分でS極同士が強め合うから、磁石20は、図5において矢印Fで示すように、下向きの力を受ける。
一方、図6に示すように一端側コイル18Aに時計回りの電流が流れると、他端側コイル18Bには反時計回りの電流が流れる。これにより、一端側コイル18Aの図6における上側がS極に下側がN極となり、他端側コイル18Bの図6における上側がN極に、下側がS極になる。したがって、ボイスコイル18においては、一端側コイル18Aと他端側コイル18Bとの間でN極同士が強め合うから、磁石20は、図6において矢印Fで示すように、上向きの力を受ける。
このように、ボイスコイル18においては、一端側コイル18Aと他端側コイル18Bとの巻線の巻回方向が互いに逆方向であるから、一端側コイル18Aと他端側コイル18Bとの間で磁束が強め合う。これにより、一端側コイル18Aと他端側コイル18Bとの巻線の巻回方向が互いに同方向の場合とは異なり、磁石20において、ボイスコイル18の軸線に沿った大きな電磁力が生じる。したがって、小出力の音声信号を入力した場合であっても大きな音声を発生させることができる。
また、磁石固定ピン24において、頭部23の外周面が振動板12の頂部に位置する開口部13の内周面に接着、固定され、脚部25が磁石20の中心孔21に挿通、固定された構成とされている。これにより、磁石固定ピン24と振動板12及び磁石20との間の固定が、振動板12の中央部における後方側の面に磁石20を直接接着する構成と比較してより確実となる。
更に、磁石固定ピン24の頭部23が振動板12の中央部から前方に向かってドーム状に突出した構成とされているから、振動板12の中央部が平らな場合と比較して前方への音声の放射特性が改善される。
2.実施形態2
本発明の電気音響変換装置の他の一例について以下に説明する。
<構成>
実施形態2の電気音響変換装置2は、図3に示すように、磁石固定ピン24の構成を除いては実施形態1に係る電気音響変換装置1と同様の構成を有する。
電気音響変換装置2が備える磁石固定ピン24は、図13(B)に示すように、全体として半球状乃至ドーム状に形成された頭部23と、頭部23よりも小径の円柱状部である脚部25とを有するが、図3に示すように、脚部25は、磁石20の中心孔21だけでなく、振動板12の開口部13にも挿通され、中心孔21の壁面に接着固定される。そして、頭部23は、振動板12の前方の面、言い換えれば表側の面において開口部13の周縁部に接着固定される。したがって、頭部23は、振動板12を挟んで磁石20の反対側に位置する。なお、振動板12の裏面と磁石20のN極に着磁された側の面もまた、何れも互いに接着固定されている。
振動板12、フレーム16、ボイスコイル18、及び磁石20の構成については、実施形態1で説明したとおりである。
<作用・効果>
作用は、実施形態1のところで述べたとおりである。また、効果については、実施形態1のヘッドフォンの効果に加えて、更に次のような効果を有する。
先ず、小径部である脚部25が振動板12の開口部13に挿通されるから、磁石固定ピン24の頭部23が開口部13に挿通される実施形態1の電気音響変換装置1と比較して開口部13の径を小さくすることができる。
また、磁石固定ピン24で振動板12に磁石20を固定した状態において、振動板12は、磁石20と磁石固定ピン24の頭部23との間に挟持された状態となるため、頭部23を振動板12の開口部13に挿通、固定する形態と比較して、磁石20が振動板12に更に強固に固定される。
本発明の電気音響変換装置は、ヘッドフォン用としてだけでなく、一般のスピーカとしても使用できる。
1 電気音響変換装置
2 電気音響変換装置
3 電気音響変換装置
10 振動板
12 振動板
13 開口部
14 エッジ
16 フレーム
16A 底面
16B 側壁
16B 側壁部
16C 開口部
16D 凹陥部
17 固定部材
18 ボイスコイル
18A 一端側コイル
18B 他端側コイル
18C 亘り線
19 セパレータ
20 磁石
21 中心孔
23 頭部
24 磁石固定ピン
25 脚部
26 段差
27 段差
28 フランジ状部

Claims (5)

  1. 振動板と、
    前記振動板の周縁部を弾性支持するフレームと、
    前記フレームの内部に固定されたボイスコイルと、
    一方の端面がN極に、他方の端面がS極に着磁され、前記ボイスコイルの内部に、前記ボイスコイルの軸線方向に沿って往復動可能に配置され、前記振動板の中心部における裏面に装着された磁石と、
    を有する電気音響変換装置。
  2. 前記振動板の中心部における裏面に前記磁石を固定する磁石固定部材を有する
    請求項1に記載の電気音響変換装置。
  3. 前記振動板の中心部には開口部が形成されているとともに、前記磁石には前記端面を貫通する孔が形成され、
    前記磁石固定部材の一端は大径部とされ、前記開口部に挿入固定され、他端は、前記孔に挿通固定される小径部とされている
    請求項2に記載の電気音響変換装置。
  4. 前記振動板の中心部には開口部が形成されているとともに、前記磁石には前記端面を貫通する孔が形成され、
    前記磁石固定部材の一端は小径部とされ、前記小径部は前記開口部に挿通されて前記磁石の孔に挿通固定され、前記磁石固定部材の他端は大径部とされ、前記大径部は、前記振動板の開口部の周縁部に固定される
    請求項2に記載の電気音響変換装置。
  5. 前記ボイスコイルの巻線の巻回方向は、前記ボイスコイルの軸線方向中央部を境として一端側と他端側とで逆方向とされている請求項1〜4の何れか1項に記載の電気音響変換装置。
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