JP5998535B2 - ターボ分子ポンプ - Google Patents

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Description

この発明は、ケーシング部材内にステータ翼とロータ翼とを配設し、ロータ翼を高速回転させることにより気体分子を吸気口から排気口に移送するターボ分子ポンプに関する。
ターボ分子ポンプの排気性能はロータ回転速度とロータ翼の直径に依存する。従来から、排気速度を大きくするため、ロータの回転速度を大きくし、また、ロータ翼の直径を可能な限り大きくしている。このようなターボ分子ポンプに外部から異常振動が伝達されたり、内部において異常事態が発生したりすると、ロータが破壊することがある。
ロータが破壊を起こすと、ロータが***して飛散することになる。***した破片がケーシング部材に衝突すると大きな破壊トルクが発生し、ケーシング部材が変形したり破損したりする。
この対応として、ケーシング部材を外部ケースと内部ケースによる二重筒構造とし、内部ケースにはスペーサを介してステータ翼を保持し、内部ケースの外周にギャップを設けて外部ケースを設けた構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。内部ケースは、***したロータの破片の回転エネルギを吸収するので、外部ケースへの衝撃を小さくすることができる。
特開平11−62879号公報
上記先行文献に記載されたターボ分子ポンプでは、外部ケースにギャップを設けて内部ケースを配設するのでケーシング部材の直径が大きくなり、ポンプ全体が大型化する。別の言い方をすれば、内部ケースを持たない同一の外径のターボ分子ポンプと比較すると、ターボ分子ポンプとしての性能が劣る。
この発明は、上下方向に複数段に設けられたロータ翼を有するロータと、ロータに取り付けられたロータ軸と、ロータ翼間に配置され、スペーサによって保持されたステータ翼とがケーシング部材内に収納され、ケーシング部材のロータ側の上部側に設けられた吸気口から、ケーシング部材に固定されたベースの排気口に気体分子を移送するターボ分子ポンプにおいて、複数のロータ翼の最下段のロータ翼から下方側に突出された下部円筒部をロータに設け、下部円筒部の外周側の空間において、ロータ翼が破壊された際にロータ翼の破片が衝突する緩衝部材をベースに連結し、またはベースと一体的に設け、緩衝部材に衝突しない破片の衝撃がケーシング部材に伝達されるタイミングと、緩衝部材に衝突する破片の衝撃がケーシング部材に伝達されるタイミングとをずらすように構成したことを特徴とする。
この発明によれば、ロータ翼が破壊された際、緩衝部材に衝突しない破片と、緩衝部材に衝突する破片とがケーシング部材に伝達される衝突のタイミングがずれるためケーシング部材への衝撃力を低減することができる。
この発明に係るターボ分子ポンプの一実施の形態の断面図。 急停止トルクの時間的タイミングを示す図。 この発明に係るターボ分子ポンプの実施形態2の断面図。 この発明に係るターボ分子ポンプの実施形態3の断面図。 この発明に係るターボ分子ポンプの実施形態4の断面図。
(実施形態1)
以下、図を参照して本発明の実施形態1について説明する。図1は、本発明によるターボ分子ポンプの一実施の形態を示すものである。
図1には、磁気軸受式のターボ分子ポンプの断面図が示されている。ターボ分子ポンプ1は、ケーシング部材12と、ケーシング部材12に固定されたベース13とにより形成されたポンプケース11を備えている。ケーシング部材12とベース13はシール部材42を介して固定され外部から密封された構造とされている。
ポンプケース11の中心軸上には、ロータ4およびロータ4と同軸に取り付けられたロータ軸5が配置されている。ロータ4はアルミニウム合金により形成されている。ロータ4は、高速回転時の遠心力により軸心にずれが生じないようにロータ軸5にボルト18により強固に固定されている。ロータ軸5は、ラジアル方向の磁気軸受31(2箇所)およびスラスト方向の磁気軸受32(上下一対)によって非接触で支持される。ロータ軸5の浮上位置は、ラジアル変位センサ33a、33bおよびアキシャル変位センサ33cによって検出される。磁気軸受31、32によって回転自在に磁気浮上されたロータ軸5は、モータ35により高速回転駆動される。
ロータ軸5の下面には、メカニカルベアリング34を介してロータディスク38が取り付けられている。また、ロータ軸5の上部側にはメカニカルベアリング36が設けられている。メカニカルベアリング34、36は非常用のメカニカルベアリングであり、磁気軸受が作動していない時にはメカニカルベアリング34、36によりロータ軸5が支持される。
ロータ4は、上下方向に間隔をおいて複数段に設けられたロータ翼6を有している。各段のロータ翼6の間にはステータ翼7が配置されている、ステータ翼7は、中央部に円形の開口を有するリング形状とされている。ステータ翼7の外周には、ケーシング部材12の内周面に沿って、ステータ翼7を挟持するスペーサ8が配置されている。スペーサ8は、内面側が段状に形成されており、外面側が平坦なリング形状を有する。スペーサ8は、肉厚の薄い部分にステータ翼7の外周部を対応させて、上下面でステータ翼7を挟持するように、ケーシング部材12の内面に積層されている。これにより、ロータ翼6と、ケーシング部材12の上部内面側に積層されたスペーサ8により保持されたステータ翼7とが多段に配列されたタービン翼排気部が構成されている。
ケーシング部材12には、ロータ4の上部側に、ロータ翼6の直径より大きな直径を有する円形状の吸気口15が開口されている。また、ケーシング部材12の吸気口15が形成された上部側の周縁部には、外周側に張り出す上部フランジ12aが形成され、下部側の周縁部には外周側に張り出す下部フランジ12bが形成されている。上部フランジ12aには複数の貫通孔46が形成されており、上部フランジ12aの貫通孔46に挿通されたボルト等の締結部材91により、ポンプケース11が半導体製造装置等の外部装置(図示せず)に取り付けられる。
ベース13の中央部には、ロータ軸5を挿通する円形の中空部が形成された中央筒部14が形成されている。中央筒部14の中空部側には、モータ35、磁気軸受31、32、ラジアル変位センサ33a、33bとアキシャル変位センサ33c、メカニカルベアリング34、36およびロータディスク38等が取り付けられている。また、ベース13の周縁部にはフランジ13aが形成されている。
ケーシング部材12の下部フランジ12bとベース13のフランジ13aとがシール部材42を介在してボルト等の締結部材93により固定されている。
ベース13には排気ポート(排気口)16が設けられ、この排気ポート16にバックポンプ(図示せず)が接続される。ロータ4を磁気浮上させ、この状態でモータ35によりロータ4を高速回転駆動することにより、吸気口15側の気体分子が排気ポート16側へ移送され、排気ポート16から外部に排気される。
ロータ4の最下段のロータ翼6aの内周縁の下面には、ロータ軸5の軸方向と平行に下方側に向かって突き出すリング状の下部円筒部4aが形成されている。
また、下部円筒部4aの外周側には、底部中央に貫通孔を有する略コップ形状の緩衝部材20がベース13にボルト(図示せず)などにより固定されている。緩衝部材20は、その上端側内面がロータ下部円筒部4aの外周面に対して僅かなギャップを有し、かつ、その上端面が最下部のロータ翼6aの下面に対して僅かなギャップを有して配置される。これにより、気体分子、特に、腐食性のガスがロータ翼6aと緩衝部材20とのギャップから緩衝部材20の内側に回り込むことが防止される。その結果、中央筒部14の内側に配置された磁気軸受31、32や変位センサ33a〜33c等が腐食するのを防止する。
緩衝部材20は、ロータ翼6と同一の材料、あるいは、例えばロータ翼6よりも強度が大きい鉄などの材料で形成されており、上述した如く、ボルト等の締結部材により底部をベース13の上面に固定される。あるいは、焼嵌めにより、中央筒部14の外周に固定することもできる。
図2は、外部からの異常振動等によりロータ4が遠心破壊を起こし、ロータ4の破片が飛散した場合の急停止トルク(以下、衝撃値あるいは衝撃トルクと呼ぶ)の時間的タイミングを示す図である。
点線で示す如く、緩衝部材20が無い場合には、ロータ翼6の破片がステータ翼7に衝突し、その破壊トルクがスペーサ8からケーシング部材12の経路(第1経路と呼ぶ)で外部装置に伝達される。つまり、ロータ翼6の破片は、ステータ翼7→スペーサ8→ケーシング部材12の第1経路で外部装置に衝撃を与える。この場合、ロータ翼6の破片による衝撃が外部装置に伝達される経路は一経路であるため、後述する二つの経路を経由して衝撃が外部装置に伝達される場合に比べて衝撃値の最大値が大きくなる。
一方、本願の発明の如く、ベース13に固定された緩衝部材20が、ロータ翼6aの下部円筒部4aの外周に設けられている場合には、ロータ翼6の破片は、その一部が緩衝部材20に衝突するが、他の一部は緩衝部材20とは衝突しない。緩衝部材20に衝突しないロータ翼6の破片は、ステータ翼7に衝突する方向に飛散するものであり、その破片による破壊トルクは、上記と同じ第1経路で外部装置に伝達されて外部装置に衝撃を与える。
緩衝部材20に衝突するロータ翼6の破片による破壊トルクは、緩衝部材20→ベース13→ケーシング部材12の経路(第2の経路と呼ぶ)で外部装置に伝達されて外部装置に衝撃を与える。つまり、第2経路を経由するロータ翼6の破片による衝撃は、ベース13を経由する分、第1経路を経由する場合より長くなる。このため、緩衝部材20に衝突するロータ翼6の破片による衝撃は、第1経路を経由して外部装置に伝達される衝撃より時間的に遅延して外部装置に伝達される。
従って、図2の実線に示されるように、ステータ翼7に衝突するロータ翼6の破片による衝撃の最大値P1は遅延時間T1で発生し、緩衝部材20に衝突するロータ翼6の破片による衝撃の最大値P2は遅延時間T2で発生する。このことは、外部装置へ伝達される衝撃が分散されることを意味する。すなわち、第1経路および第2経路を経由する衝撃の最大値P1、P2は、破線で示す第1経路のみを経由する衝撃の最大値P3よりも小さい。
このように、本発明の一実施の形態によれば、急停止トルクの大きさを軽減することができる。
(実施形態2)
図3は、この発明に係るターボ分子ポンプの実施形態2の断面図である。
以下の説明においては、実施形態1との相違点を主体に説明することとし、共通する事項は、対応する部材に同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態2における緩衝部材20Aは、鋳造等によりベース13と一体形成されている。緩衝部材20Aは、ベース13の上面から立設する円筒状に形成されている。緩衝部材20Aも、実施形態1の緩衝部材20と同様に、気体分子が最下部のロータ翼6aとのギャップから緩衝部材20Aの内側に回り込むのをシールするように、その上部内面側および上端面が、それぞれ、下部円筒部4aの外周面および最下部のロータ翼6aの下面に対して僅かなギャップを有するように配置される。
実施形態2においても、実施形態1と同様な効果を奏することができる。
(実施形態3)
図4は、この発明に係るターボ分子ポンプの実施形態3の断面図である。
以下の説明においては、実施形態1との相違点を主体に説明することとし、共通する事項は、対応する部材に同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態3における緩衝部材20Bは、小径側の先端部にねじ部を有するボルトのような締結部材によって形成されたものである。ベース13の上面に雌ねじ部を設けておき、この雌ねじ部に締結部材20Bのねじ部(締結部)を締結することにより、緩衝部材20Bをベース13に取り付ける。緩衝部材20Bは、下部円筒部4aの外周に、相互に離間して、複数本配列されている。
実施形態3においても実施形態1と同様な効果を得ることができる。実施形態3の場合には、緩衝部材20Bが周方向に離散的に設けられるので、気体分子の緩衝部材20B内側への回り込みを防止する効果を得ることはできない。しかし、安価で軽量とすることができる。
(実施形態4)
図5は、この発明に係るターボ分子ポンプの実施形態4の断面図である。
以下の説明においては、実施形態1との相違点を主体に説明することとし、共通する事項は、対応する部材に同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態5における緩衝部材20Cには、ロータ軸5の軸方向と平行な円筒部の中間部に肉厚が薄い脆弱部21が設けられている。
脆弱部21は、上下の部分よりも強度が小さいので、ロータ翼6の破片が緩衝部材20Cに衝突すると、緩衝部材20Cは脆弱部21で破損する。緩衝部材20Cの破損により、ロータ翼6の破片の運動エネルギを吸収することができる。
緩衝部材20Cも、実施形態1の緩衝部材20と同様に、気体分子がロータ翼6aとの間のギャップから緩衝部材20の内側に回り込むのをシールするように、上部内面側および上端面が、それぞれ、下部円筒部4aの外周面および最下部のロータ翼6aの下面に対して僅かなギャップが設けられるように配置される。
実施形態4によっても実施形態1と同様な効果を奏することができる。
なお、実施形態4における脆弱部21は、緩衝部材20Cにおける上端面とベース13に固定される底部とのいずれの部分に設けてもよい。また、図3に図示される如く、緩衝部材20Aが、ベース13に一体成形されている構造の場合には、緩衝部材20Aとベース13との境界部(緩衝部材20Aの根元部)に切り欠きを設けることにより脆弱部を形成するようにしてもよい。
上記各実施形態では、気体分子が、緩衝部材20、20A、20B、20Cの上端側内面および上端面の両面を、下部円筒部4aの外周面および最下部のロータ翼6aの下面に近接する構造として例示した。しかし、緩衝部材20、20A、20B、20Cの上端側内面および上端面のいずれか一方の面のみを、下部円筒部4aの外周面または最下部のロータ翼6aの下面に近接させる構造としてもよい。
上記実施形態では、モータ35、磁気軸受31、32、変位センサ33a〜33c等の駆動を制御する制御回路を有する電源装置が、ターボ分子ポンプ1とは別体型の場合で例示した。しかし、本発明は、ターボ分子ポンプ1に電源装置が一体に取り付けられている場合にも適用が可能である。
その他、本発明は、発明の趣旨の範囲において種々変形して適用することが可能であり、要は、最下段のロータ翼に下部円筒部を設け、この下部円筒部の外周側において、ロータ翼が破壊された際、ロータ翼の破片が衝突する緩衝部材をベースに連結し、またはベースと一体的に設け、緩衝部材に衝突しない破片と、緩衝部材に衝突する破片とがケーシング部材に与える衝突のタイミングをずらすようにしたものであればよい。
1 ターボ分子ポンプ
4 ロータ
4a 下部円筒部
5 ロータ軸
6、6a ロータ翼
7 ステータ翼
8 スペーサ
11 ポンプケース
12 ケーシング部材
13 ベース
15 吸気口
16 排気ポート(排気口)
20、20A〜20C 緩衝部材
21 脆弱部

Claims (6)

  1. 上下方向に複数段に設けられたロータ翼を有するロータと、前記ロータに取り付けられたロータ軸と、前記ロータ翼間に配置され、スペーサによって保持されたステータ翼とがケーシング部材内に収納され、
    前記ケーシング部材の前記ロータ側の上部側に設けられた吸気口から、前記ケーシング部材に固定されたベースの排気口に気体分子を移送するターボ分子ポンプにおいて、
    前記複数のロータ翼の最下段のロータ翼から下方側に突出された下部円筒部を前記ロータに設け、前記下部円筒部の外周側の空間において、前記ロータ翼が破壊された際に前記ロータ翼の破片が衝突する緩衝部材を前記ベースに連結し、または前記ベースと一体的に設け、前記緩衝部材に衝突しない破片の衝撃が前記ケーシング部材に伝達されるタイミングと、前記緩衝部材に衝突する破片の衝撃が前記ケーシング部材に伝達されるタイミングとをずらすように構成したことを特徴とするターボ分子ポンプ。
  2. 請求項1に記載のターボ分子ポンプにおいて、前記ロータと前記緩衝部材とは、前記ロータの下面と前記緩衝部材の上面との間のギャップ、または前記下部円筒部の外周面と前記緩衝部材の内側側面との間のギャップが、気体分子の前記ロータ軸側への回り込みを抑制する機能を有するように設けられていることを特徴とするターボ分子ポンプ。
  3. 請求項1または2に記載のターボ分子ポンプにおいて、前記緩衝部材は前記下部円筒部の外周面に近接する内周面を有する円筒部を有することを特徴とするターボ分子ポンプ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のターボ分子ポンプにおいて、前記緩衝部材は、前記ロータ軸の軸方向と平行な前記緩衝部材の円筒部の中間部に、または、前記緩衝部材と前記ベースとの境界部に、他の部分より強度が小さい部分を有することを特徴とするターボ分子ポンプ。
  5. 請求項1または2に記載のターボ分子ポンプにおいて、前記緩衝部材は、前記ベースに締結される締結部を有することを特徴とするターボ分子ポンプ。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のターボ分子ポンプにおいて、前記緩衝部材は、前記ロータよりも強度が大きい材料により形成されていることを特徴とするターボ分子ポンプ。
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