JP5998376B1 - コミュニケーション方法、広告方法、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】密度の高いコミュニケーションが実現できるとともに、携帯端末ユーザに対する高い広告効果が期待できる、携帯端末を利用した新たなコミュニケーション方法を提供する。【解決手段】複数のユーザが携帯端末とサーバ装置を利用しインターネットを介してコミュニケーションを行う方法において、複数の携帯端末がサーバ装置を介して情報を送受信する。サーバ装置では、複数の携帯端末の間で送受信された前記情報の組合せが、所定の条件を満たすか否かを判断する。前記情報の組合せが所定の条件を満たす場合には、サーバ装置が、各携帯端末へ送信する新たな情報を生成するとともに、この新たな情報を各携帯端末へ送信する。各携帯端末がサーバ装置から新たな情報を受信することで、例えば、各携帯端末に表示済みの情報(既に送受信された情報)が、別の情報に書き換えられる。あるいは、各携帯端末に表示済みの情報に対して、新たな情報が書き加えられる。【選択図】図6

Description

本発明は、インターネットにアクセス可能な携帯端末とサーバ装置を利用したコミュニケーション方法および広告方法と、これらの方法の実施に用いるコンピュータ・プログラム(アプリケーション・ソフトウェア)に関するものである。
スマートフォンやタブレット端末などの携帯端末(携帯型情報端末)が広く普及しており、このような携帯端末を利用したコミュニケーション・ツールとして、「チャットアプリ」や「メッセンジャーアプリ」などと称される種々のコミュニケーション用アプリケーション(コミュニケーション・ツール)が提供されている。
従来より提供されている「チャットアプリ」や「メッセンジャーアプリ」のなどコミュニケーション用アプリケーションは、一の携帯端末ユーザから他の携帯端末ユーザへ「メッセージを一方的に送って終わり」という側面があり、ともすれば無機質で人間味の薄いコミュニケーションになりがちであった。
また、コミュニケーション用アプリケーションを利用する携帯端末ユーザに対して、「スタンプ」などと称される画像データを配信し、当該画像データ(スタンプ)を利用して広告を行う企業が増えているが、多くのユーザは惰性で当該画像データ(スタンプ)を使うだけであり、広告効果が疑問視されるケースもあった。
そこで、上述した従来技術の問題点に鑑み、本発明の目的は、スマートフォンやタブレット端末などの携帯端末(携帯型情報端末)のユーザに対し密度の高いコミュニケーションを提供できる方法を提供することにある。
また本発明の他の目的は、スマートフォンやタブレット端末などの携帯端末(携帯型情報端末)を利用したコミュニケーションにおいて、携帯端末ユーザに対する高い広告効果が期待できる新たな広告方法を提供することにある。
すなわち、本発明の目的は、密度の高いコミュニケーションが実現できるとともに、携帯端末ユーザに対する高い広告効果が期待できる、携帯端末を利用した新たなコミュニケーション方法、広告方法、プログラムを提供することにある。
上記目的は、携帯端末とサーバ装置を利用しインターネットを介してコミュニケーションを行う方法であって、
(a) 携帯端末からサーバ装置へ複数の情報を送信するステップと、
(b) サーバ装置において、携帯端末から送信された前記情報の組合せが所定の条件を満たすか否かを判断するステップと、
(c) 前記情報の組合せが所定の条件を満たす場合に、サーバ装置が、携帯端末へ新たな情報を送信するステップ(サーバ装置が、所定のアクションを実行するステップ)と、
(d) 前記ステップ(c)で実行された所定のアクションの結果に基づいて、携帯端末において新たな情報を表示するステップと、
を含むコミュニケーション方法によって達成される。
また上記目的は、複数のユーザが携帯端末とサーバ装置を利用しインターネットを介してコミュニケーションを行う方法であって、
(a) 複数の携帯端末がサーバ装置を介して情報を送受信するステップと、
(b) サーバ装置または各携帯端末において、複数の携帯端末の間で送受信された前記情報の組合せが、所定の条件を満たすか否かを判断するステップと、
(c) 前記情報の組合せが所定の条件を満たす場合に、サーバ装置または各携帯端末が、各携帯端末へ新たな情報を送信するステップ(サーバ装置または各携帯端末が、所定のアクションを実行するステップ)と、
(d) 前記ステップ(c)で実行された所定のアクションの実行結果に基づいて、各携帯端末において新たな情報を表示するステップと、
を含むコミュニケーション方法によって達成される。
また上記目的は、携帯端末とサーバ装置を利用しインターネットを介してコミュニケーションを行う方法であって、
(a) 携帯端末がサーバ装置に対して一又は複数の情報を送信するステップと、
(b) サーバ装置または携帯端末において、ステップ(a)の前記情報が所定の条件を満たすか否かを判断するステップと、
(c) ステップ(a)の前記情報が所定の条件を満たす場合に、所定時間のカウントダウンを開始するステップと、
(d) 携帯端末がサーバ装置に対して追加の情報を送信するステップと、
(e) ステップ(d)の前記情報が、カウントダウン終了前に送信されたか否かを判断するステップと、
(f) サーバ装置または携帯端末において、ステップ(a)(d)の前記情報の組合せが所定の条件を満たすか否かを判断するステップと、
(g) ステップ(e)においてステップ(d)の前記情報がカウントダウン終了前に送信されたと判断され、且つ、ステップ(f)において前記情報の組合せが所定の条件を満たすと判断された場合に、サーバ装置または携帯端末が、携帯端末へ新たな情報を送信するステップ(サーバ装置または携帯端末が、所定のアクションを実行するステップ)と、
(h) 前記ステップ(g)で実行された所定のアクションの実行結果に基づいて、携帯端末において新たな情報を表示するステップと、
を含むコミュニケーション方法によって達成される。
また上記目的は、複数のユーザが携帯端末とサーバ装置を利用しインターネットを介してコミュニケーションを行う方法であって、
(a) 何れか一の携帯端末が他の携帯端末に対してサーバ装置を介して一又は複数の情報を送信するステップと、
(b) サーバ装置または携帯端末において、ステップ(a)の前記情報が所定の条件を満たすか否かを判断するステップと、
(c) ステップ(a)の前記情報が所定の条件を満たす場合に、所定時間のカウントダウンを開始するステップと、
(d) 何れか一の携帯端末(ステップ(a)の一の携帯端末と同一端末でもよく異なる端末でもよい)が他の携帯端末に対してサーバ装置を介して一又は複数の情報を送信するステップと、
(e) ステップ(d)の前記情報が、カウントダウン終了前に送信されたか否かを判断するステップと、
(f) サーバ装置または携帯端末において、ステップ(a)(d)の前記情報の組合せが所定の条件を満たすか否かを判断するステップと、
(g) ステップ(e)においてステップ(d)の前記情報がカウントダウン終了前に送信されたと判断され、且つ、ステップ(f)において前記情報の組合せが所定の条件を満たすと判断された場合に、サーバ装置または携帯端末が、各携帯端末へ新たな情報を送信するステップ(サーバ装置または携帯端末が、所定のアクションを実行するステップ)と、
(h) 前記ステップ(g)で実行された所定のアクションの実行結果に基づいて、携帯端末において新たな情報を表示するステップと、
を含むコミュニケーション方法によって達成される。
前述したコミュニケーション方法では、前記カウントダウンに関する時間情報を、各携帯端末の表示部に表示させることが好ましい。
また、前述したコミュニケーション方法では、
前記ステップ(a)(d)において送受信した情報を、
前記ステップ(c)のカウントダウンが終了するまでの間、書き換え可能な状態で保存することが好ましい。
また、前述したコミュニケーション方法では、
前記ステップ(g)においてサーバ装置から受信した新たな情報に基づき、
各携帯端末が、ステップ(a)(d)において送受信済みであって各携帯端末に表示されている情報を、新たな情報に変更する(別の新たな情報に書き換える)、ことが好ましい。
なお「新たな情報に変更する」には、例えば、すでに表示されている絵文字に新たな装飾を加わって構成される新たな絵文字(つまり装飾が付加された絵文字)や、もとの絵文字に変形等が加えられた別の絵文字に変更する場合などが含まれる。
また、前述したコミュニケーション方法では、
前記ステップ(g)において、ステップ(a)(d)の前記情報の組合せが所定の条件を満たす場合に、サーバ装置が、
各携帯端末へ送信する新たな情報を生成するとともに、
生成した前記新たな情報を、(サーバ装置からの情報としてではなく)各携帯端末のユーザが他のユーザに向けて個別に送信した情報として、各携帯端末へ送信する、ことが好ましい。
また、前述したコミュニケーション方法では、
前記ステップ(f)において、ステップ(a)(d)の前記情報の組合せが所定の条件を満たす場合に、サーバ装置が、
各携帯端末へ送信する新たな情報を生成するとともに、
新たに生成した前記新たな情報を、携帯端末のユーザとは異なる別の者が送信した情報として、各携帯端末へ送信する、ことが好ましい。
「携帯端末のユーザとは異なる別の者」とは、例えば、広告主である企業(コミュニケーション・ルームの提供者や管理者である企業)などである。
また、前述したコミュニケーション方法では、
前記ステップ(g)においてサーバ装置から受信した新たな情報に基づき、
各携帯端末は、すでに表示されている情報に加えて、新たな情報を表示する、
「すでに表示されている情報に加えて、新たな情報を表示する」とは、例えば、すでに表示されている情報に変化を加えることなく、別の新たな情報(例えばもとの絵文字とは別のテキストメッセージなど)として表示することなどをいう。
ことが好ましい。
また上記目的は、インターネットにアクセス可能な携帯端末とサーバ装置を利用して広告を行う方法であって、
(a) 携帯端末からサーバ装置へ、企業またはその企業が提供する商品や役務に関するものを含む複数の情報を送信するステップと、
(b) サーバ装置において、携帯端末から送信された前記情報の組合せが所定の条件を満たすか否かを判断するステップと、
(c) 前記情報の組合せが所定の条件を満たす場合に、サーバ装置が携帯端末へ、前記ステップ(a)における情報送信の見返りとして前記企業が提供する情報を送信するステップと、
を含む広告方法によって達成される。
「企業に関するものを含む情報」とは、例えば、企業名、企業の略称、企業のロゴマーク、企業のハウスマーク、企業のURL、ドメイン、メールアドレス、キャラクターの画像、キャラクターのネーミング、などである。
「企業が提供する商品や役務に関するものを含む情報」とは、例えば、企業が提供する商品名、サービス名、商品の画像、サービスの提供に供する物の画像、サービスの提供に供する物のネーミングなどである。
「見返りとして企業が提供する情報」とは、例えば、当該企業が提供する割引や無料サービスに関するクーポンの情報、当該企業が提供するポイントに関する情報、当該企業が開催する各種イベントに関する情報、当該企業が提供する景品に関する情報などである。
また上記目的は、インターネットにアクセス可能な複数の携帯端末とサーバ装置を利用して広告を行う方法であって、
(a) 複数の携帯端末がサーバ装置を介して、企業またはその企業が提供する商品や役務に関するものを含む情報を送受信するステップと、
(b) サーバ装置において、複数の携帯端末の間で送受信された前記情報の組合せが、所定の条件を満たすか否かを判断するステップと、
(c) 前記情報の組合せが所定の条件を満たす場合に、サーバ装置が各携帯端末へ、前記ステップ(a)における情報送信の見返りとして前記企業が提供する情報を送信するステップと、
を含む広告方法によって達成される。
また上記目的は、
一又は複数の携帯端末との間でインターネットを介して情報の送受信が可能なサーバ装置のプロセッサを、
(a) 携帯端末から送信された情報の組合せが所定の条件を満たすか否かを判断する手段、及び
(b) 前記情報の組合せが所定の条件を満たす場合に、所定のアクションを実行する手段、
(c) 前記所定のアクションの実行結果に基づいて、携帯端末へ新たな情報を送信する手段、として機能させるプログラム(アプリケーション・ソフトウェア)によって達成される。
また上記目的は、
サーバ装置を介して他の携帯端末との間で情報の送受信が可能な携帯端末のプロセッサを、
(a) 他の携帯端末との間で送受信された情報の組合せが所定の条件を満たすか否かを判断する手段、及び
(b) 前記情報の組合せが所定の条件を満たす場合に、所定のアクションを実行する手段、
(c) 前記所定のアクションの実行結果に基づいて、新たな情報を表示する手段、
として機能させるプログラム(アプリケーション・ソフトウェア)によって達成される。
本発明のコミュニケーション方法では、サーバ装置が情報送受信装置(携帯端末から送信された情報の中継装置)として機能するだけでなく、一または複数の携帯端末から送信された情報の組合せが所定の条件を満たすか否かを判断するようになっている。そして、所定の条件を満たす場合には、サーバ装置および携帯端末において所定のアクションが実行される。つまり、ユーザが送信する情報の内容によっては、当該ユーザの意思とは無関係に、サーバ装置および携帯端末において所定のアクションが実行される場合があり、逆に、ユーザが送信する情報の内容によっては、当該ユーザの期待に反して、所定のアクションが実行されない場合もある。
ここでいう所定のアクションは、携帯端末のユーザにとって予測可能なものでもよく、あるいは、予測不可能なものでもよい。サーバ装置側で所定のアクションが実行されると、そのアクションの実行結果が携帯端末の画面やスピーカなどから出力され、各ユーザは、そのアクション実行結果を、自己の携帯端末で見たり聞いたりすることができる。
携帯端末との間で情報の送受信を行うサーバ装置においてこのような処理を実行することで、(従来では単なる情報送受信手段に過ぎなかった)コミュニケーション用アプリケーションに「ゲーム要素」を付加することができる。
このような、既存のコミュニケーション用アプリケーションには無い「ゲーム要素」(ユーザが送信する情報の内容に応じてアクションが生じたり生じなかったりするという要素)が付加されることで、携帯端末を利用したコミュニケーションにおいて「楽しさ」、「うれしさ」、「驚き」、「発見」などが増え、コミュニケーション用アプリケーションを利用したコミュニケーションの密度が上がり、友達同士の絆や結束力等の向上に寄与することができる。
本発明のコミュニケーション方法では、所定のアクションを実行させるための条件が、「所定時間内(カウントダウン終了前)」に満たされたか否かを判断するようになっている。つまり、所定時間内に条件が満たされた場合には、所定のアクションが実行され、そうでない場合には、当該アクションは実行されない。
したがって、本発明を利用して、例えば複数のユーザの間でコミュニケーションを行う場合において、上述したゲーム要素を楽しむためには、時間的制約が課されるので、コミュニケーションの密度・頻度がさらに上がり、友達同士の絆や結束力等の更なる向上に寄与することができる。
本発明のコミュニケーション方法では、カウントダウンに関する時間情報を、各携帯端末の表示部に表示させる。このように、各携帯端末にカウントダウンを表示させることで、ユーザは残り時間を容易に把握することが可能になる。また、カウントダウンを表示させることで、各ユーザに速やかな情報の入力・送信を促すことができる。さらに、他のユーザが送信した情報に対する応答の失念(すなわち他のユーザが送信した情報の放置)が可及的に防止され、コミュニケーション用アプリケーションを利用した速やかなコミュニケーションの進行を促すことが可能になる。
本発明のコミュニケーション方法では、携帯端末から受信した情報を、前述したカウントダウンが終了するまでの間、書き換え可能な状態で保存し、カウントダウンが終了した後、書き換え不可能な状態で保存する。
これにより、従来の「チャットアプリ」や「メッセンジャーアプリ」などでは書き換え不可能だった情報を、一定の時間に限って、別の情報に書き換えることができる。その結果、例えば、携帯端末に表示済みの絵文字や画像などの情報(時間的に過去の送信済み情報)に対して、様々な変化を与えることが可能となり、携帯端末を利用したコミュニケーションを視覚的に楽しむことが可能になる。
また、カウントダウンが終了した後では、当該情報を書き換え不可能な状態で保存するので、サーバ装置側の負担は軽減される。
本発明のコミュニケーション方法では、サーバ装置側で実行された所定のアクションに基づいて、各携帯端末が、例えば、携帯端末に表示済みの絵文字や画像などの情報(時間的に過去の送信済み情報)に対して、様々な変化を与える。これにより、ユーザは、アプリケーションを利用したコミュニケーションにおいて単に情報を伝達するだけでなく、コミュニケーションを構成した情報の変化を視覚的に楽しむことが可能になる。また、メッセージ等の情報の変化が感情を刺激し、気持ちの盛り上がりを促し、より温かみのある人間的なコミュニケーションを可能にする。
本発明のコミュニケーション方法では、サーバ装置が所定のアクションを実行するときに、各携帯端末へ送信する新たな情報を生成するとともに、この新たな情報を、各携帯端末のユーザが個別に送信した情報として、各携帯端末へ送信する。すなわち、所定の条件を満たすと、一のユーザから他のユーザに向けた情報(例えばメッセージや絵文字など)が、サーバ装置において自動生成され、かつ、各携帯端末へ自動送信される。これにより、所定の条件を満たした場合の反応(サーバ装置において自動生成される各ユーザ向け情報)を楽しむことができ、また、一のユーザから他のユーザに向けた情報とすることで、友達同士の絆や結束力等の更なる向上に寄与することができる。
本発明のコミュニケーション方法では、サーバ装置が所定のアクションを実行するときに、各携帯端末へ送信する新たな情報を生成するとともに、この新たな情報を、携帯端末のユーザとは異なる別の者が送信した情報として、各携帯端末へ送信する。「携帯端末のユーザとは異なる別の者」とは、例えば企業(広告主である企業)などが挙げられる。このような特徴により、所定の条件を満たした場合に、例えば企業から提供される割引クーポンなどを、サーバ装置が携帯端末へ送信することが可能になる。したがって、例えば企業PRや企業の広告に本発明を利用することが可能になる。
本発明のコミュニケーション方法では、サーバ装置側で実行された所定のアクションに基づいて、各携帯端末が、例えば、携帯端末に表示済みの絵文字や画像などの情報(時間的に過去の送信済み情報)に加えて、キャラクター画像などの新たな情報を表示する。これにより、ユーザは、アプリケーションを利用したコミュニケーションにおいて単に情報を伝達するだけでなく、サーバ装置側の判断に応じて新たに表示される情報を視覚的に楽しむことが可能になる。そして、このような楽しみをユーザに与えることで、コミュニケーション用アプリケーションの利用頻度が高まり、これを利用したコミュニケーションの密度を上げることができる。
本発明は、コミュニケーション用アプリケーションを広告方法に応用した発明である。本発明において、ユーザは情報入力時に、所定の条件を満たすために、「メッセージや絵柄などの情報を合せる」必要があることから、より集中してこれらの情報(メッセージや絵文字など)を携帯端末に入力する。そして、入力結果に応じて、サーバ装置が所定のアクションを実行し、サーバ装置が新たな情報を携帯端末に送信するので、より能動的に「メッセージや絵柄などの情報」を入力する。したがって、既存のコミュニケーション用アプリケーションに比べて広告の刷り込み効果が高まる。
さらに本発明によれば、既存のコミュニケーション用アプリケーションには無い要素により、ユーザや広告主等に密度の高いコミュニケーションを提供できる。また例えば、遠方の友人との親密度が増したり、広告主のスタンプ画像などを楽しい気持ちで積極的に使用することが可能になる。したがって、本発明の普及によって社会をより一層豊かにすることが期待できる。
さらに、本発明に係るプログラム(アプリケーション・ソフトウェア)によれば、上述した優れた効果が達成される。
本発明を実施する際に携帯端末に表示される画面構成を例示する図である。 本発明に係るコミュニケーション方法(広告方法)の実施に利用するシステム構成を例示する図である。 第1実施形態に係るコミュニケーション方法を実施する際の携帯端末の表示画面の移り変わりを例示する画面遷移図である。 第1実施形態に係るコミュニケーション方法を実施する際の処理の流れの概要を示すフローチャートである。 第1実施形態に係るコミュニケーション方法を実施する際の処理の流れの概要を示すフローチャートである。 第1実施形態に係るコミュニケーション方法で設定される、(a)カウントダウン開始の条件、(b)サーバ装置側でのアクション実行の条件、(c)サーバ装置で実行するアクションの内容、(d)携帯端末で実行するアクションの内容、の具体例を示す図である。 第1実施形態に係るコミュニケーション方法を実施する際の携帯端末の表示画面の移り変わりを例示する画面遷移図である。 第2実施形態に係るコミュニケーション方法を実施する際の携帯端末の表示画面の移り変わりを例示する画面遷移図である。 第2実施形態に係るコミュニケーション方法を実施する際の処理の流れの概要を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るコミュニケーション方法を実施する際の処理の流れの概要を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るコミュニケーション方法で設定される、(a)カウントダウン開始の条件、(b)サーバ装置側でのアクション実行の条件、(c)サーバ装置で実行するアクションの内容、(d)携帯端末で実行するアクションの内容、の具体例を示す図である。 第3実施形態に係るコミュニケーション方法(広告方法の第1実施形態)を実施する際の携帯端末の表示画面の移り変わりを例示する画面遷移図である。 第3実施形態に係るコミュニケーション方法(広告方法の第1実施形態)を実施する際の処理の流れの概要を示すフローチャートである。 第3実施形態に係るコミュニケーション方法(広告方法の第1実施形態)を実施する際の処理の流れの概要を示すフローチャートである。 第3実施形態に係るコミュニケーション方法(広告方法の第1実施形態)で設定される、(a)カウントダウン開始の条件、(b)サーバ装置側でのアクション実行の条件、(c)サーバ装置で実行するアクションの内容、(d)携帯端末で実行するアクションの内容、の具体例を示す図である。 本発明に係るコミュニケーション方法(広告方法)の実施に利用するシステム構成を例示する図である。 第4実施形態に係るコミュニケーション方法(広告方法の第2実施形態)を実施する際の携帯端末の表示画面の移り変わりを例示する画面遷移図である。 第4実施形態に係るコミュニケーション方法(広告方法の第2実施形態)を実施する際の処理の流れの概要を示すフローチャートである。 第4実施形態に係るコミュニケーション方法(広告方法の第2実施形態)を実施する際の処理の流れの概要を示すフローチャートである。 第4実施形態に係るコミュニケーション方法(広告方法の第2実施形態)で設定される、(a)カウントダウン開始の条件、(b)サーバ装置側でのアクション実行の条件、(c)サーバ装置で実行するアクションの内容、(d)携帯端末で実行するアクションの内容、の具体例を示す図である。 第5実施形態に係るコミュニケーション方法を実施する際の処理の流れの概要を示すフローチャートである。 第5実施形態に係るコミュニケーション方法を実施する際の処理の流れの概要を示すフローチャートである。 第5実施形態に係るコミュニケーション方法で設定される、(a)カウントダウン開始の条件、(b)携帯端末側でのアクション実行の条件、(c)携帯端末で実行するアクションの内容、(d)携帯端末でのアクション結果に基づき表示される情報、の具体例を示す図である。
(システム構成)
はじめに、本発明の実施に用いるシステムの構成について説明する。
本発明の実施には、一または複数の携帯端末と、当該携帯端末との間でインターネットを介して情報の送受信を行うサーバ装置と、を含んで構成されるシステムが用いられる。
各携帯端末は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、スマートウオッチなどで構成される。
この携帯端末は、主として、
・インターネット経由でサーバ装置との間で情報の送受信を行うための無線通信部と、
・本発明の実施に用いるプログラムや、絵文字や画像などの各種情報を格納するストレージ(プログラム格納部/情報格納部)と、
・後述するステップでの処理や判断を携帯端末側で実行するためのプロセッサ(CPU/制御部)と、
・情報の入力や選択を可能にするためのタッチパネルセンサー(情報入力手段)を具備するディスプレイ(表示部)と、
を具備している。
サーバ装置はインターネットに常時接続されており、一または複数の携帯端末との間で、インターネットを介して情報の送受信を行う。
このサーバ装置は、主として、
・インターネット経由で携帯端末との間で情報の送受信を行うための通信部と、
・本発明の実施に用いるプログラムや、絵文字や画像などの各種情報を格納するストレージ(プログラム格納部/情報格納部)と、
・後述するステップでの処理や判断をサーバ装置側で実行するためのプロセッサ(CPU/制御部)と、
を具備している。
(携帯端末の表示部に表示される画面構成)
次に、図1に基づいて、本発明を実施する際に、携帯端末の表示部(ディスプレイ)に表示される画面構成について説明する。
図1は、本発明に係るコミュニケーション方法を実施する際に、携帯端末の表示部に表示される画面構成を例示している。
携帯端末(携帯型情報端末)の具体例としては、スマートフォン、タブレット端末、スマートウオッチなどが挙げられる。
図1に例示する携帯端末の表示画面には、
・現在の日時を表示する日時表示部1と、
・送信すべき情報を入力するための略矩形の情報入力部3と、
・前記情報入力部3に打ち込まれた情報の送信を決定する送信ボタン5と、
・携帯端末ユーザが入力し送信された情報を表示する情報表示部7と、
が含まれている。
また、情報表示部7には、
・ユーザの画像、ユーザ名、ユーザIDなどを表示するユーザ表示部11と、
・ユーザが入力し送信した情報を表示する吹き出し部13(ユーザ送信情報表示部)と、
・後述するカウントダウンに関する時間情報であるカウントダウン表示部15と
が含まれている。
ユーザが情報入力部3に、絵文字、画像、メッセージ、その他の情報を入力し、送信ボタン5の上で画面(ディスプレイ)をタッチすることで、情報入力部3に入力された情報がサーバ装置へ送信される。なお、サーバ装置との間で送受信可能な情報には、文字、記号、テキストメッセージ、企業名、商品名、役務名、絵文字、顔文字、画像、キャラクター画像、アニメーション画像、動画、音声、電話番号、メールアドレス、ウェブサイトのURL、その他の携帯端末を使って入力・送受信可能なあらゆる情報が含まれる。
情報入力部3に入力された情報がサーバ装置へ送信されると、情報表示部7の下の方に、最新の情報として当該情報が表示され、それに伴い、古い情報が順次上方へ送り出される。すなわち、送信日時が新しい情報が画面下側に表示され、送信日時が古い情報が上に繰り上がるように表示され、各ユーザが送信した情報が時系列に沿って表示(画面上から下に向かって受信順に表示)される。
(コミュニケーション方法の第1実施形態)
次に、図2および図3に示す事例に基づいて本発明の第1実施形態について説明し、必要に応じて図4および図5を参照する。
図2は、本発明に係るコミュニケーション方法の実施に利用するシステム構成を示す図である。
図3は、第1実施形態に係るコミュニケーション方法を実施する際の携帯端末の表示画面の移り変わりを例示する画面遷移図である。
図4は、第1実施形態に係るコミュニケーション方法を実施する際の処理の流れの概要を示すフローチャートである。
図5は、第1実施形態に係るコミュニケーション方法で設定される、(a)カウントダウン開始の条件、(b)サーバ装置側でのアクション実行の条件、(c)サーバ装置で実行するアクションの内容、(d)携帯端末で実行するアクションの内容、の具体例を示す図である。
図2では、複数のユーザの具体例としてユーザA、B、Cを挙げており、これらの複数のユーザが各自の携帯端末とサーバ装置を利用しインターネットを介してコミュニケーションを行う様子を例示している。サーバ装置はインターネットに常時接続されており、各携帯端末は必要に応じてインターネットを介してサーバ装置にアクセスすることが可能である。サーバ装置にアクセスすることで、各携帯端末は他の携帯端末との間で情報を送受信することが可能になる。
なお、本実施形態で挙げるユーザA、B、Cは「複数のユーザ」の例示であって、本発明における「複数のユーザ」は3名に限定されるものではない。
また、本実施形態では、携帯端末を利用して送受信する情報の一例として、図3に示すような「ハート形の絵文字」を例示するが、本発明で利用可能な情報は絵文字に限定されるものではない。本発明において送受信可能な情報(複数の携帯端末の間で送受信可能な情報)には、文字、記号、テキストメッセージ、企業名、商品名、役務名、絵文字、顔文字、画像、キャラクター画像、アニメーション画像、動画、音声、電話番号、メールアドレス、ウェブサイトのURL、その他の携帯端末を使って入力・送受信可能なあらゆる情報が含まれる。
図2に例示するユーザA、B、Cが、各自の携帯端末において本発明を実施するためのコミュニケーション用アプリケーション(以下単にアプリと略称する)を起動させ、インターネットを介してサーバ装置にアクセスし、コミュニケーション・ルームに入室すると、各ユーザの携帯端末はスタンバイ状態(情報の送受信と表示が可能な状態)で待機する<図4のステップS111, S181>。このとき、サーバ装置もスタンバイ状態(各携帯端末との間で情報の送受信が可能な状態)で待機する<S141>。
なお、本実施形態において「コミュニケーション・ルーム(トーク・ルーム)」とは、ユーザA、B、Cが互いにコミュニケーション(複数の携帯端末間での情報の送受信)を行うための仮想上の部屋であるとともに、インターネットを介してアクセス可能な仮想空間である。例えば携帯端末のIDがコミュニケーション・ルーム(サーバ装置)に登録されることで、当該コミュニケーション・ルームに入室することができ、また、(従来のチャットルームなどの如く)当該コミュニケーション・ルームに登録された他のユーザの携帯端末との間でサーバ装置を介して情報の送受信を行うことができる。
複数のユーザのうちの何れか一のユーザ(図2の事例ではユーザA)が、情報の一例である絵文字を入力し送信ボタンの画面上をタッチすると<S113>、当該ユーザAが入力した絵文字が、図3(a)に示すように画面の情報表示部に表示されるとともに<S115>、当該絵文字の情報がサーバ装置へ送信される<S117>。
サーバ装置は、ユーザAの携帯端末から絵文字の情報を受信すると<S143>、当該ユーザAからの絵文字の情報を他の携帯端末(コミュニケーション・ルームに登録された他のすべての携帯端末/図2の事例ではユーザB、ユーザC)へ送信する<S145>。これに伴い、スタンバイ状態で待機していたユーザB、ユーザCの携帯端末は、サーバ装置から受信した絵文字情報(ユーザAが送信した絵文字)を各携帯端末の画面の情報表示部に表示する<S183>。したがって、複数のユーザの何れか1名が入力・送信した情報は、その者の携帯端末で表示されることは勿論のこと、コミュニケーション・ルームに登録された他のすべての携帯端末においても表示される。すなわち、何れか1名が入力・送信した情報を、他のユーザのあいだで共有することができる。
続いてサーバ装置は、ユーザAの携帯端末から受信した絵文字の情報を、書き換え可能な「未確定情報」として自己のストレージに保存する<S147>。「未確定情報」として保存された絵文字などの情報は、内容が非同一の別情報に変更することが可能である。
またサーバ装置は、ユーザAの携帯端末から受信した絵文字の情報が、カウントダウン開始条件を満たすか否かについて判断を実行する<S149>。カウントダウン開始条件の具体例を図5(a)に示す。サーバ装置がカウントダウン開始条件(例えば図5(a)のNo.1〜No3.のすべて)を満たすと判断した場合には<S149のYes>、サーバ装置において、カウントダウンを開始し<S151>、同時に、サーバ装置からの指令を受けて各携帯端末においてもカウントダウン表示を開始する<S119, S185>。図3に示す事例では、カウントダウンに関する時間情報として、タイムオーバーになるまでの残り時間(一例としてカウントダウン開始から24時間)を表示している。
なお、図5(a)に示すカウントダウン開始条件は、あくまでも一例であり、一または複数の任意の条件を設定することができる。また、カウントダウン開始条件の一部を構成する情報は、図5(a)のNo.2に例示するようなハート形の絵文字に限定されず、任意の情報に設定することができる。また、カウントダウン開始条件は、サービス提供者側の判断で又はユーザ側の判断で、任意の条件を設定することができ、また、設定された条件を別の条件に変更することもできる。
また、本実施形態では、所定の条件を満たした場合にカウントダウンを表示するが、本発明においてカウントダウン表示は必須の特徴ではなく、カウントダウンを表示しない態様を採用することも可能である(後述する実施形態についても同様)。つまり、本発明において、カウントダウン表示はあってもよく、或いは、なくてもよい。
各携帯端末におけるカウントダウン(タイムオーバーになるまでの残り時間)の表示位置は特に限定されないが、例えば図3に示すように、カウントダウン開始のきっかけとなった絵文字を入力したユーザAの吹き出し部の近傍に表示することができる。
カウントダウンが開始した後、タイムオーバーになる前に、他のユーザ(図2の事例ではユーザB)が、絵文字を入力し送信ボタンの画面上をタッチすると<S187>、当該ユーザBが入力した絵文字が、図3(b)に示すように画面の情報表示部に表示されるとともに<S189>、当該絵文字の情報がサーバ装置へ送信される<S191>。
サーバ装置は、タイムオーバーになる前にユーザBの携帯端末から絵文字の情報を受信すると<S153のNo, S155>、当該ユーザBからの絵文字の情報を他の携帯端末(図2の事例ではユーザA、ユーザC)へ送信する<S157>。これに伴い、ユーザA、ユーザCの携帯端末は、サーバ装置から受信した絵文字情報(ユーザBが送信した絵文字)を各携帯端末の画面の情報表示部に表示するとともに<S121>、それまでに受信した情報を時系列に沿って表示(画面上から下に向かって受信順に表示)する。
続いてサーバ装置は、ユーザBの携帯端末から受信した絵文字情報が、アクション実行条件の一部を満たすか否かについて判断を実行する<S159>。ここでいう「アクション実行条件の一部」の具体例を図5(b)のNo.2に示す。サーバ装置がアクション実行条件の一部を満たすと判断した場合には<S159のYes>、サーバ装置は、ユーザBの携帯端末から受信した絵文字の情報を、書き換え可能な「未確定情報」として自己のストレージに保存する<S161>。
続いてサーバ装置は、これまでに一および他の携帯端末(図2の事例ではユーザA、ユーザB)から受信した絵文字の組合せが、アクション実行条件を満たすか否かについて判断を実行する<S163>。「アクション実行条件」の具体例を図5(b)に示す。図3に示す事例では、ユーザA、ユーザBからの絵文字の情報だけではアクション実行条件は満たされないので(図5(b)のNo.3, No.4が満たされないので)、サーバ装置はステップS163においてNoと判断する。
そして、カウントダウンが継続していてタイムオーバーになる前に、他のユーザ(図2の事例ではユーザC)が、絵文字を入力し送信ボタンの画面上をタッチすると<S187>、当該ユーザCが入力した絵文字が、図3(c)に示すように画面の情報表示部に表示されるとともに<S189>、当該絵文字の情報がサーバ装置へ送信される<S191>。
続いてサーバ装置は、タイムオーバーになる前にユーザCの携帯端末から絵文字の情報を受信すると<S153のNo, S155>、当該ユーザCからの絵文字の情報を他の携帯端末(図2の事例ではユーザA、ユーザB)へ送信する<S157>。これに伴い、ユーザA、ユーザBの携帯端末では、サーバ装置から受信した絵文字情報(ユーザCが送信した絵文字)を携帯端末の画面の情報表示部に表示するとともに<S121>、それまでに受信した情報を時系列に沿って表示(画面上から下に向かって受信順に表示)する。
続いてサーバ装置は、ユーザCの携帯端末から受信した絵文字情報が、アクション実行条件の一部を満たすか否かについて判断を実行する<S159>。ここでいう「アクション実行条件の一部」の具体例を図5(b)のNo.3に示す。サーバ装置がアクション実行条件の一部を満たすと判断した場合には、サーバ装置は、ユーザCの携帯端末から受信した絵文字の情報を、書き換え可能な「未確定情報」として自己のストレージに保存する。
続いてサーバ装置は、これまでに一および他の携帯端末(図2の事例ではユーザA、ユーザB、ユーザC)から受信した絵文字の組合せが、アクション実行条件を満たすか否かについて判断を実行する<S163>。「アクション実行条件」の具体例を図5(b)に示す。図3の事例では、ユーザA、ユーザB、ユーザCからの情報は、図5(b)に示すアクション実行条件のNo.1〜No.4のすべてを満たすので、サーバ装置はステップS163においてYesと判断する。
続いてサーバ装置は、満たされた条件に応じた所定のアクションを実行する<S165, S167>。サーバ装置において実行する所定のアクションの具体例を図5(c)に示す。図5(c)に示すとおり、本実施形態では、各携帯端末で表示されている各ユーザによって入力され送信された「絵文字」を、別の絵文字に書き換えるための情報が生成されるとともに、当該書き換え用の情報が各携帯端末へ送信される。
なお、図5(c)に示すアクションの内容は、あくまでも一例であり、アクション実行条件に応じて任意のアクション内容を設定することができる。また、アクション実行条件と、それに対応するアクション内容は、複数設定することができる。また、アクション実行条件は、サービス提供者側の判断で又はユーザ側の判断で、任意の条件を設定することができ、また、設定された条件を別の条件に変更することもできる。
サーバ装置から各携帯端末へ書き換え用の情報が送信されると<S167>、サーバ装置からの情報に基づき、各携帯端末において入力済み情報(表示済みの情報)を書き換える<S123, S193>。その結果、図3(c)(d)に示すとおり、各携帯端末において入力済み・表示済みの絵文字が、非同一の別の絵文字に書き換えられる。本実施形態の場合では、「ハートの絵文字」が、「キラキラと光り輝いているような外観のハートの絵文字」に書き換えられる(置き換えられる)。なお、書き換えた新たな情報を携帯端末で表示する時には、同時に、携帯端末のスピーカから効果音を出力することも可能である。これにより、ユーザの喜びや驚きなどを増幅させることができる。
続いてサーバ装置は、書き換えた新たな絵文字の情報を、書き換え不可能な絵文字情報として自己のストレージに保存する<S169>。以後、書き換えられた新たな絵文字情報は、更に書き換えることはできなくなる。
続いてサーバ装置では、全ユーザの携帯端末がコミュニケーション・ルームから退出しない限り、ステップS141のスタンバイ状態で待機する。また、各携帯端末では、アプリが終了しない限り、ステップS111, S181のスタンバイ状態で待機する。
上述した事例では、所定の条件が満たされた場合に情報を書き換える事例として、「ハートの絵文字」を「キラキラと光り輝いているような外観のハートの絵文字」に書き換える場合について説明したが(図3参照)、これは情報の書き換え(所定条件が満たされた場合の情報の変化)の一例であり、例えば、図6に例示するように、「ハートの絵文字」を「より大きなハートの絵文字」に書き換えるような視覚的変化を採用することも可能である。
(コミュニケーション方法の第2実施形態)
次に、図2および図7に示す事例に基づいて本発明の第2実施形態について説明し、必要に応じて図8および図9を参照する。
図2は、本発明に係るコミュニケーション方法の実施に利用するシステム構成を例示する図である。
図7は、第2実施形態に係るコミュニケーション方法を実施する際の携帯端末の表示画面の移り変わりを例示する画面遷移図である。
図8は、第2実施形態に係るコミュニケーション方法を実施する際の処理の流れの概要を示すフローチャートである。
図9は、第2実施形態に係るコミュニケーション方法で設定される、(a)カウントダウン開始の条件、(b)サーバ装置側でのアクション実行の条件、(c)サーバ装置で実行するアクションの内容、(d)携帯端末で実行するアクションの内容、の具体例を示す図である。
なお、本実施形態で挙げるユーザA、B、Cは「複数のユーザ」の例示であって、本発明における「複数のユーザ」は3名に限定されるものではない。
また、本実施形態では、携帯端末を利用して送受信する情報の一例として「ハート形の絵文字」を例示するが、本発明で利用可能な情報は絵文字に限定されるものではない。本発明において送受信可能な情報(複数の携帯端末の間で送受信可能な情報)には、文字、記号、テキストメッセージ、企業名、商品名、役務名、絵文字、顔文字、画像、キャラクター画像、アニメーション画像、動画、音声、電話番号、メールアドレス、ウェブサイトのURL、その他の携帯端末を使って入力・送受信可能なあらゆる情報が含まれる。
以下、前述した第1実施形態と相違する点を中心に、第2実施形態に係るコミュニケーション方法について説明する。
なお、図7に示す画面遷移図において、図7(d)に示す状態が、第2実施形態に特有の状態であり、その他の状態は図3に示す第1実施形態と共通する。第1実施形態と共通する特徴については具外的説明を省略し、第1実施形態の説明を援用する。
また、図8に示すフローチャートにおいて、ステップS265, S267, S223, S293が、第2実施形態に特有の処理であり、その他の処理は図4に示す第1実施形態と共通する。第1実施形態と共通する処理については具外的説明を省略し、第1実施形態の説明を援用する。
また、図9に示す各種条件やアクションの内容において、図9(c)(d)に示す内容は、第2実施形態に特有のものであり、図9(a)(b)に示す条件は、第1実施形態と共通する。第1実施形態と共通する条件については具外的説明を省略し、第1実施形態の説明を援用する。
図8のステップS163において、サーバ装置は、これまでに一および他の携帯端末(図2の事例ではユーザA、ユーザB、ユーザC)から受信した絵文字の組合せが、アクション実行条件を満たすか否かについて判断を実行する。「アクション実行条件」の具体例を図9(b)に示す。前述した第1実施形態と同様に、図7(a)(b)(c)の事例では、ユーザA、ユーザB、ユーザCからの情報は、図8(b)に示すアクション実行条件のNo.1〜No.4のすべてを満たすので、サーバ装置はステップS163においてYesと判断する。
続いてサーバ装置は、満たされた条件に応じた所定のアクションを実行する<S265, S267>。サーバ装置において実行する所定のアクションの具体例を図9(c)に示す。図9(c)に示すとおり、本実施形態では、「笑顔の絵文字」と「『ありがとう』のテキストメッセージ」の組合せで構成される情報を新たに生成する<S265>。そして、生成したこの組合せ情報を、各携帯端末のユーザが他のユーザに向けて個別に送信した情報として、各携帯端末へ送信する<S267>。
なお、図9(c)に示すアクションの内容は、あくまでも一例であり、アクション実行条件に応じて任意のアクション内容を設定することができる。また、アクション実行条件と、それに対応するアクション内容は、複数設定することができる。また、アクション実行条件は、サービス提供者側の判断で又はユーザ側の判断で、任意の条件を設定することができ、また、設定された条件を別の条件に変更することもできる。
サーバ装置から各携帯端末へ新たな情報が送信されると<S267>、各携帯端末は、サーバ装置から受信した情報に基づき、すでに表示されている絵文字に加えて、新たな情報(「笑顔の絵文字」と「『ありがとう』のテキストメッセージ」の組合せで構成される情報)を表示する<S223, S293>。その際、図7(d)に示すように、当該新たな情報を、(サーバ装置側を送信者とするのではなく)各携帯端末のユーザが他の携帯端末のユーザに向けて送信した情報として表示する。なお、新たな情報を携帯端末で表示する時には、同時に、携帯端末のスピーカから効果音を出力することも可能である。これにより、ユーザの喜びや驚きなどを増幅させることができる。
続いてサーバ装置では、全ユーザの携帯端末がコミュニケーション・ルームから退出しない限り、ステップS141のスタンバイ状態で待機する。また、各携帯端末では、アプリが終了しない限り、ステップS111, S181のスタンバイ状態で待機する。
なお、本実施形態では、各携帯端末においてすでに表示されている絵文字に加えて、新たな情報(「笑顔の絵文字」と「『ありがとう』のテキストメッセージ」の組合せで構成される情報)を追加表示しているが、追加表示する情報はこれに限定されず、例えばキャラクターの画像など、様々な情報を追加表示することが可能である。
また、本実施形態では、すでに表示されている絵文字に加えて、新たな情報を追加表示しているが、前述した第1実施形態のように、すでに表示されている絵文字等の情報に変化を加える(情報を別の情報に書き換える)とともに、これに加えて新たな情報を追加表示するようにしてもよい。すなわち、第1実施形態の特徴と第2実施形態の特徴を組み合わせて実施することも可能である。
(コミュニケーション方法の第3実施形態 / 広告方法の第1実施形態)
次に、図2および図10に示す事例に基づいてコミュニケーション方法の第3実施形態について説明し、必要に応じて図11および図12を参照する。なお、本実施形態の説明は、本発明に係る広告方法の第1実施形態の説明も兼ねている。
図2は、本発明に係るコミュニケーション方法(広告方法)の実施に利用するシステム構成を例示する図である。
図10は、第3実施形態に係るコミュニケーション方法(広告方法の第1実施形態)を実施する際の携帯端末の表示画面の移り変わりを例示する画面遷移図である。
図11は、第3実施形態に係るコミュニケーション方法(広告方法の第1実施形態)を実施する際の処理の流れの概要を示すフローチャートである。
図12は、第3実施形態に係るコミュニケーション方法(広告方法の第1実施形態)で設定される、(a)カウントダウン開始の条件、(b)サーバ装置側でのアクション実行の条件、(c)サーバ装置で実行するアクションの内容、(d)携帯端末で実行するアクションの内容、の具体例を示す図である。
なお、本実施形態で挙げるユーザA、B、Cは「複数のユーザ」の例示であって、本発明における「複数のユーザ」は3名に限定されるものではない。
また、本実施形態では、携帯端末を利用して送受信する情報の一例として、図10に示すような「映画館Xの企業ロゴマークの絵文字」を例示するが、本発明で利用可能な情報は絵文字に限定されるものではない。本発明において送受信可能な情報(複数の携帯端末の間で送受信可能な情報)には、文字、記号、テキストメッセージ、企業名、商品名、役務名、絵文字、顔文字、画像、キャラクター画像、アニメーション画像、動画、音声、電話番号、メールアドレス、ウェブサイトのURL、その他の携帯端末を使って入力・送受信可能なあらゆる情報が含まれる。
ただし、本発明を広告方法として利用する場合には、携帯端末を利用して送受信する情報は、企業またはその企業が提供する商品や役務に関するものを含む情報(例えば、企業ロゴマークの絵文字や、企業が製造販売等する商品の絵文字など)であることが望ましい。
本実施形態において、複数のユーザの例示であるユーザA、B、Cは、(本発明を利用する背景の一例として)映画を鑑賞するために映画館に出向いており、これから現地において映画チケットを購入する予定であると仮定する。
図2に例示するユーザA、B、Cが、映画館のチケット売り場において、各自の携帯端末において本発明を実施するためのアプリを起動させ、サーバ装置にアクセスし、コミュニケーション・ルームに入室すると、各ユーザの携帯端末はスタンバイ状態(情報の送受信と表示が可能な状態)で待機する<図11のステップS111, S181>。このとき、サーバ装置もスタンバイ状態(各携帯端末との間で情報の送受信が可能な状態)で待機する<S141>。
なお、本実施形態において「コミュニケーション・ルーム(トーク・ルーム)」とは、ユーザA、B、Cが互いにコミュニケーション(複数の携帯端末間での情報の送受信)を行うための仮想上の部屋であるとともに、インターネットを介してアクセス可能な仮想空間である。このコミュニケーション・ルームは、機能的にはサーバ装置によって提供されるが、外観的には(つまりコミュニケーション・ルームの見かけ上は)広告主である企業等によって提供されているものである。図10に示す事例では、コミュニケーション・ルームの提供者は、映画館Xである。
携帯端末のIDがコミュニケーション・ルーム(サーバ装置)に登録されることで、当該コミュニケーション・ルームに入室することができ、また、(従来のチャットルームなどの如く)当該コミュニケーション・ルームに登録された他のユーザの携帯端末との間でサーバ装置を介して情報の送受信を行うことができ、さらに、当該コミュニケーション・ルームの見かけ上の提供者(広告主である企業等)から、所定の条件を満たした場合に情報(ユーザにとって有益な情報)を受け取ることができる。
複数のユーザのうちの何れか一のユーザ(図2の事例ではユーザA)が、映画館に掲示されている広告や宣伝などの各種広告媒体を見て、当該広告や宣伝などに記載されているチケット割引情報の案内(この案内に従って所定の情報を送信することでメリットが得られるという誘導)に従って、所定の絵文字を入力し、送信ボタンの画面上をタッチすると<S113>、当該ユーザAが入力した絵文字が、図10(a)に示すように画面の情報表示部に表示されるとともに<S115>、当該絵文字の情報がサーバ装置へ送信される<S117>。なお、ユーザAが入力した絵文字の種類や順序が異なる場合には、後述するチケット割引などの利益を受けることができなくなるので、ステップS113においてユーザAは(広告や宣伝などに記載されているチケット割引情報などの案内をしっかりと見て)間違えないように所定の絵文字を順番通りに慎重に入力する必要がある。
サーバ装置は、ユーザAの携帯端末から絵文字の情報を受信すると<S143>、当該ユーザAからの絵文字の情報を他の携帯端末(コミュニケーション・ルームに登録された他のすべての携帯端末/図2の事例ではユーザB、ユーザC)へ送信する<S145>。これに伴い、スタンバイ状態で待機していたユーザB、ユーザCの携帯端末は、サーバ装置から受信した絵文字情報(ユーザAが送信した絵文字)を各携帯端末の画面の情報表示部に表示する<S183>。したがって、複数のユーザの何れか1名が入力・送信した情報は、その者の携帯端末で表示されることは勿論のこと、コミュニケーション・ルームに登録された他のすべての携帯端末においても表示される。
続いてサーバ装置は、ユーザAの携帯端末から受信した絵文字の情報が、カウントダウン開始条件を満たすか否かについて判断を実行する<S149>。カウントダウン開始条件の具体例を図12(a)に示す。サーバ装置がカウントダウン開始条件(例えば図12(a)のNo.1〜No3.のすべて)を満たすと判断した場合には<S149のYes>、サーバ装置において、カウントダウンを開始し<S151>、同時に、サーバ装置からの指令を受けて各携帯端末においてもカウントダウン表示を開始する<S119, S185>。図10に示す事例では、カウントダウンに関する時間情報として、タイムオーバーになるまでの残り時間(一例としてカウントダウン開始から10分間)を表示している。
なお、図12(a)に示すカウントダウン開始条件は、あくまでも一例であり、一または複数の任意の条件を設定することができる。また、カウントダウン開始条件の一部を構成する情報は、図12(a)のNo.2に例示するような企業ロゴなどの絵文字に限定されず、任意の情報に設定することができる。ただし、本発明を広告方法として利用する場合には、企業またはその企業が提供する商品や役務に関するものを含む情報(例えば、企業ロゴマークの絵文字や、企業が製造販売する商品の絵文字など)であることが望ましい。また、カウントダウン開始条件は、サービス提供者側の判断で、任意の条件を設定することができ、また、設定された条件を別の条件に変更することもできる。
カウントダウンが開始した後、タイムオーバーになる前に、他のユーザ(図2の事例ではユーザB)が、前述と同様に、広告や宣伝などの各種広告媒体に記載されているチケット割引情報の誘導(メリットが得られるという案内)に従って、所定の絵文字を入力し送信ボタンの画面上をタッチすると<S187>、当該ユーザBが入力した絵文字が、図10(b)に示すように画面の情報表示部に表示されるとともに<S189>、当該絵文字の情報がサーバ装置へ送信される<S191>。なお、ユーザBが入力した絵文字の種類や順序が異なる場合には、後述するチケット割引などの利益を受けることができなくなるので、ステップS187においてユーザBは(広告や宣伝などに記載されているチケット割引情報などの案内をしっかりと見て)間違えないように所定の絵文字を順番通りに慎重に入力する必要がある。
サーバ装置は、タイムオーバーになる前にユーザBの携帯端末から絵文字の情報を受信すると<S153のNo, S155>、当該ユーザBからの絵文字の情報を他の携帯端末(図2の事例ではユーザA、ユーザC)へ送信する<S157>。これに伴い、ユーザA、ユーザCの携帯端末は、サーバ装置から受信した絵文字情報(ユーザBが送信した絵文字)を各携帯端末の画面の情報表示部に表示するとともに<S121>、それまでに受信した情報を時系列に沿って表示(画面上から下に向かって受信順に表示)する。
続いてサーバ装置は、ユーザBの携帯端末から受信した絵文字情報が、アクション実行条件の一部を満たすか否かについて判断を実行する<S159>。ここでいう「アクション実行条件の一部」の具体例を図12(b)のNo.2に示す。
サーバ装置がアクション実行条件の一部を満たすと判断した場合には<S159のYes>、さらに続いてサーバ装置は、一および他の携帯端末(図2の事例ではユーザA、ユーザB)から受信した絵文字の組合せが、アクション実行条件を満たすか否かについて判断を実行する<S163>。「アクション実行条件」の具体例を図12(b)に示す。図10に示す事例では、ユーザA、ユーザBからの絵文字の情報だけではアクション実行条件は満たされないので(図12(b)のNo.3, No.4が満たされないので)、サーバ装置はステップS163においてNoと判断する。
そして、カウントダウンが継続していてタイムオーバーになる前に、他のユーザ(図2の事例ではユーザC)が、前述と同様に、広告や宣伝などの各種広告媒体に記載されているチケット割引情報の誘導(メリットが得られるという案内)に従って、所定の絵文字を入力し送信ボタンの画面上をタッチすると<S187>、当該ユーザCが入力した絵文字が、図10(c)に示すように画面の情報表示部に表示されるとともに<S189>、当該絵文字の情報がサーバ装置へ送信される<S191>。なお、ユーザCが入力した絵文字の種類や順序が異なる場合には、後述するチケット割引などの利益を受けることができなくなるので、ステップS187においてユーザCは(広告や宣伝などに記載されているチケット割引情報などの案内をしっかりと見て)間違えないように所定の絵文字を順番通りに慎重に入力する必要がある。
続いてサーバ装置は、タイムオーバーになる前にユーザCの携帯端末から絵文字の情報を受信すると<S153のNo, S155>、当該ユーザCからの絵文字の情報を他の携帯端末(図2の事例ではユーザA、ユーザB)へ送信する<S157>。これに伴い、ユーザA、ユーザBの携帯端末は、サーバ装置から受信した絵文字情報(ユーザCが送信した絵文字)を各携帯端末の画面の情報表示部に表示するとともに<S121>、それまでに受信した情報を時系列に沿って表示(画面上から下に向かって受信順に表示)する。
続いてサーバ装置は、ユーザCの携帯端末から受信した絵文字情報が、アクション実行条件の一部を満たすか否かについて判断を実行する<S159>。ここでいう「アクション実行条件の一部」の具体例を図12(b)のNo.3に示す。
サーバ装置がアクション実行条件の一部を満たすと判断した場合には、さらに続いてサーバ装置は、これまでに一および他の携帯端末(図2の事例ではユーザA、ユーザB、ユーザC)から受信した絵文字の組合せが、アクション実行条件を満たすか否かについて判断を実行する<S163>。「アクション実行条件」の具体例を図12(b)に示す。図10の事例では、ユーザA、ユーザB、ユーザCからの情報は、図12(b)に示すアクション実行条件のNo.1〜No.4のすべてを満たすので、サーバ装置はステップS163においてYesと判断する。
続いてサーバ装置は、満たされた条件に応じた所定のアクションを実行する<S265, S267>。サーバ装置において実行する所定のアクションの具体例を図12(c)に示す。図12(c)に示すとおり、本実施形態では、所定のテキストメッセージで構成される情報(ユーザが所定の情報を送信したことに対する見返りとしての情報)を新たに生成する<S265>。そして、生成したテキストメッセージ情報を、映画館Xが各携帯端末のユーザに向けて送信した情報として、各携帯端末へ送信する<S267>。
なお、図12(c)に示すアクションの内容は、あくまでも一例であり、アクション実行条件に応じて任意のアクション内容を設定することができる。また、アクション実行条件と、それに対応するアクション内容は、複数設定することができる。また、アクション実行条件は、サービス提供者側の判断で、任意の条件を設定することができ、また、設定された条件を別の条件に変更することもできる。
サーバ装置から各携帯端末へ新たな情報が送信されると<S267>、各携帯端末は、サーバ装置から受信した情報に基づき、すでに表示されている絵文字に加えて、新たな情報(所定のテキストメッセージ)を表示する<S223, S293>。その際、図10(d)に示すように、当該新たな情報を、映画館Xが各携帯端末のユーザに向けて送信した情報として表示する。なお、当該新たな情報を携帯端末で表示する時には、同時に、携帯端末のスピーカから効果音を出力することも可能である。これにより、ユーザの喜びや驚きなどを増幅させることができる。
続いてサーバ装置では、全ユーザの携帯端末がコミュニケーション・ルームから退出しない限り、ステップS141のスタンバイ状態で待機する。また、各携帯端末では、アプリが終了しない限り、ステップS111, S181のスタンバイ状態で待機する。
一方、各ユーザは、携帯端末に表示された割引クーポンに関する情報を、企業側(例えば映画館Xのチケット販売員)に提示することで、チケット購入価格の割引というメリットを受けることができる。なお、コミュニケーション・ルームの企業側(映画館X)にとっては、当該企業のロゴマークなどの企業情報を、ユーザが慎重に(入力ミスが無いように且つ順番どおりに)打ち込んで送信することで、情報打ち込み時の刷り込みによる広告効果の増大が期待できる。
上述したコミュニケーション方法・広告方法によれば、ユーザは絵文字等の情報入力時に、所定の条件を満たすために、「メッセージや絵柄などの情報を正確に合せる」必要があることから、より集中してこれらの情報(メッセージや絵文字など)を携帯端末に入力する。そして、入力結果に応じて、サーバ装置が所定のアクションを実行し、サーバ装置が新たな情報を携帯端末に送信するので、より能動的に「メッセージや絵柄などの情報」を入力する。したがって、既存のコミュニケーション用アプリケーションに比べて広告の刷り込み効果が高まる。
(コミュニケーション方法の第4実施形態 / 広告方法の第2実施形態)
次に、図13および図14に示す事例に基づいてコミュニケーション方法の第4実施形態について説明し、必要に応じて図15および図16を参照する。なお、本実施形態の説明は、本発明に係る広告方法の第2実施形態の説明も兼ねている。
図13は、本発明に係るコミュニケーション方法(広告方法)の実施に利用するシステム構成を例示する図である。
図14は、第4実施形態に係るコミュニケーション方法(広告方法の第2実施形態)を実施する際の携帯端末の表示画面の移り変わりを例示する画面遷移図である。
図15は、第4実施形態に係るコミュニケーション方法(広告方法の第2実施形態)を実施する際の処理の流れの概要を示すフローチャートである。
図16は、第4実施形態に係るコミュニケーション方法(広告方法の第2実施形態)で設定される、(a)カウントダウン開始の条件、(b)サーバ装置側でのアクション実行の条件、(c)サーバ装置で実行するアクションの内容、(d)携帯端末で実行するアクションの内容、の具体例を示す図である。
なお、本実施形態で挙げるユーザAは「携帯端末のユーザ」の例示である。つまり、本発明の適用対象は、複数の携帯端末の間で情報の送受信を行う場合に限定されず、1台の携帯端末とサーバ装置との間で情報の送受信を行う場合にも本発明を適用することが可能である。
また、本実施形態では、携帯端末を利用して送受信する情報の一例として「飲食店Xの企業ロゴマークの絵文字」や「飲食店Xが提供する商品の絵文字」を例示するが、本発明で利用可能な情報は絵文字に限定されるものではない。本発明において送受信可能な情報(複数の携帯端末の間で送受信可能な情報)には、文字、記号、テキストメッセージ、企業名、商品名、役務名、絵文字、顔文字、画像、キャラクター画像、アニメーション画像、動画、音声、電話番号、メールアドレス、ウェブサイトのURL、その他の携帯端末を使って入力・送受信可能なあらゆる情報が含まれる。
ただし、本発明を広告方法として利用する場合には、携帯端末を利用して送受信する情報は、企業またはその企業が提供する商品や役務に関するものを含む情報(例えば、企業ロゴマークの絵文字や、企業が製造販売等する商品の絵文字など)であることが望ましい。
本実施形態において、携帯端末のユーザの例示であるユーザAは、(本発明を利用する背景の一例として)飲食店Xに出向いており、これから当該飲食店において食事を行う予定であると仮定する。
図13に例示するユーザAが、飲食店Xにおいて、自己の携帯端末で本発明を実施するためのアプリを起動させ、サーバ装置にアクセスし、コミュニケーション・ルームに入室すると、ユーザAの携帯端末はスタンバイ状態(情報の送受信と表示が可能な状態)で待機する<図15のステップS511>。このとき、サーバ装置もスタンバイ状態(ユーザAの携帯端末との間で情報の送受信が可能な状態)で待機する<S541>。
なお、本実施形態において「コミュニケーション・ルーム(トーク・ルーム)」とは、ユーザAがサーバ装置との間でコミュニケーション(情報の送受信)を行うための仮想上の部屋であって、インターネットを介してアクセス可能な仮想空間である。このコミュニケーション・ルームは、機能的にはサーバ装置によって提供されるが、外観的には(つまりコミュニケーション・ルームの見かけ上は)広告主である企業等によって提供されているものである。図10に示す事例では、コミュニケーション・ルームの提供者は、飲食店Xである。
携帯端末のIDがコミュニケーション・ルーム(サーバ装置)に登録されることで、当該コミュニケーション・ルームに入室することができ、また、当該携帯端末は、サーバ装置との間で情報の送受信を行うことができ、さらに、当該コミュニケーション・ルームの見かけ上の提供者(広告主である企業等)から、所定の条件を満たした場合に情報(ユーザにとって有益な情報)を受け取ることができる。
図13に示す事例においてユーザAが、飲食店Xに置かれている広告や宣伝などの各種広告媒体を見て、当該広告や宣伝などに記載されているクーポン情報の誘導(メリットが得られるという案内)に従って、所定の絵文字を入力し、送信ボタンの画面上をタッチすると<S513>、当該ユーザAが入力した絵文字が、図14(a)に示すように画面の情報表示部に表示されるとともに<S515>、当該絵文字の情報がサーバ装置へ送信される<S517>。なお、ユーザAが入力した絵文字の種類や順序が異なる場合には、後述する無料クーポンなどの利益を受けることができなくなるので、ステップS513においてユーザAは(広告や宣伝などに記載されているクーポン情報などの案内をしっかりと見て)間違えないように所定の絵文字を慎重に入力する必要がある。
サーバ装置は、ユーザAの携帯端末から絵文字の情報を受信すると<S543>、ユーザAの携帯端末から受信した絵文字の情報が、カウントダウン開始条件を満たすか否かについて判断を実行する<S549>。カウントダウン開始条件の具体例を図16(a)に示す。サーバ装置がカウントダウン開始条件(例えば図16(a)のNo.1〜No3.のすべて)を満たすと判断した場合には<S549のYes>、サーバ装置において、カウントダウンを開始し<S551>、同時に、サーバ装置からの指令を受けて携帯端末においてもカウントダウン表示を開始する<S519>。図14に示す事例では、カウントダウンに関する時間情報として、タイムオーバーになるまでの残り時間(一例としてカウントダウン開始から5分間)を表示している。
なお、図16(a)に示すカウントダウン開始条件は、あくまでも一例であり、一または複数の任意の条件を設定することができる。また、カウントダウン開始条件の一部を構成する情報は、図16(a)のNo.2に例示するような当該企業の事業に関連した絵文字に限定されず、任意の情報に設定することができる。ただし、本発明を広告方法として利用する場合には、企業またはその企業が提供する商品や役務に関するものを含む情報(例えば、企業ロゴマークの絵文字や、企業が製造販売する商品の絵文字など)であることが望ましい。また、カウントダウン開始条件は、サービス提供者や企業側(飲食店X)の判断で、任意の条件を設定することができ、また、設定された条件を別の条件に変更することもできる。
カウントダウンが開始した後タイムオーバーになる前に、ユーザAが再び、前述と同様に、広告や宣伝などの各種広告媒体に記載されているクーポン情報の誘導(メリットが得られるという案内)に従って、所定の絵文字を追加入力し送信ボタンの画面上をタッチすると<S521>、当該ユーザAが追加入力した絵文字が、図14(b)に示すように画面の情報表示部に表示されるとともに<S523>、当該絵文字の情報がサーバ装置へ送信される<S525>。
続いてサーバ装置は、ユーザAの携帯端末から受信した絵文字情報が、アクション実行条件の一部を満たすか否かについて判断を実行する<S559>。ここでいう「アクション実行条件の一部」の具体例を図16(b)のNo.2に示す。
サーバ装置がアクション実行条件の一部を満たすと判断した場合には<S559のYes>、さらに続いてサーバ装置は、これまでにユーザAの携帯端末から受信した絵文字の組合せが、アクション実行条件を満たすか否かについて判断を実行する<S563>。「アクション実行条件」の具体例を図16(b)に示す。図14(b)に示す事例では、現在までに揃っている絵文字の情報だけではアクション実行条件は満たされないので(図16(b)のNo.3, No.4が満たされないので)、サーバ装置はステップS563においてNoと判断する。
そして、カウントダウンが継続していてタイムオーバーになる前に、ユーザAが再び、前述と同様に、広告や宣伝などの各種広告媒体に記載されているクーポン情報の誘導(メリットが得られるという案内)に従って、所定の絵文字を追加入力し送信ボタンの画面上をタッチすると<S521>、当該ユーザAが追加入力した絵文字が、図14(c)に示すように画面の情報表示部に表示されるとともに<S523>、当該絵文字の情報がサーバ装置へ送信される<S525>。
続いてサーバ装置は、ユーザAの携帯端末から受信した絵文字情報が、アクション実行条件の一部を満たすか否かについて判断を実行する<S559>。ここでいう「アクション実行条件の一部」の具体例を図16(b)のNo.3に示す。
サーバ装置がアクション実行条件の一部を満たすと判断した場合には、さらに続いてサーバ装置は、これまでにユーザAの携帯端末から受信した絵文字の組合せが、アクション実行条件を満たすか否かについて判断を実行する<S563>。「アクション実行条件」の具体例を図16(b)に示す。図14(c)の事例では、ユーザAからの情報は、図16(b)に示すアクション実行条件のNo.1〜No.4のすべてを満たすので、サーバ装置はステップS563においてYesと判断する。
続いてサーバ装置は、満たされた条件に応じた所定のアクションを実行する<S565, S567>。サーバ装置において実行する所定のアクションの具体例を図16(c)に示す。図16(c)に示すとおり、本実施形態では、所定のテキストメッセージで構成される情報(ユーザが所定の情報を送信したことに対する見返りとしての情報)を新たに生成する<S565>。そして、生成したテキストメッセージ情報を、飲食店XがユーザAに向けて送信した情報として、ユーザAの携帯端末へ送信する<S567>。
なお、図16(c)に示すアクションの内容は、あくまでも一例であり、アクション実行条件に応じて任意のアクション内容を設定することができる。また、アクション実行条件と、それに対応するアクション内容は、複数設定することができる。また、アクション実行条件は、サービス提供者や企業側(飲食店X)の判断で、任意の条件を設定することができ、また、設定された条件を別の条件に変更することもできる。
サーバ装置から各携帯端末へ新たな情報が送信されると<S567>、ユーザAの携帯端末は、サーバ装置から受信した情報に基づき、すでに表示されている絵文字に加えて、新たな情報(所定のテキストメッセージ)を表示する<S523>。その際、図14(d)に示すように、当該新たな情報を、飲食店XがユーザAに向けて送信した情報として表示する。なお、当該新たな情報を携帯端末で表示する時には、同時に、携帯端末のスピーカから効果音を出力することも可能である。これにより、ユーザの喜びや驚きなどを増幅させることができる。
続いてサーバ装置では、ユーザAの携帯端末がコミュニケーション・ルームから退出しない限り、ステップS541のスタンバイ状態で待機する。また、携帯端末では、アプリが終了しない限り、ステップS511のスタンバイ状態で待機する。
一方、ユーザAは、携帯端末に表示された無料クーポンに関する情報を、企業側(例えば飲食店Xの店員)に提示することで、無料サービスというメリットを受けることができる。なお、コミュニケーション・ルームの企業側(飲食店X)にとっては、当該企業のロゴマークや商品の絵文字などの企業情報を、ユーザが慎重に(入力ミスが無いように且つ順番どおりに)打ち込んで送信することで、情報打ち込み時の刷り込みによる広告効果の増大が期待できる。
(コミュニケーション方法の第5実施形態)
次に、図2および図7を援用して本発明の第5実施形態について説明し、必要に応じて図17および図18を参照する。
図2および図7は第2実施形態で参照した図であるが、第5実施形態の説明に援用する。
図17は、第5実施形態に係るコミュニケーション方法を実施する際の処理の流れの概要を示すフローチャートである。
図18は、第5実施形態に係るコミュニケーション方法で設定される、(a)カウントダウン開始の条件、(b)携帯端末側でのアクション実行の条件、(c)携帯端末で実行するアクションの内容、(d)携帯端末でのアクション結果に基づき表示される情報、の具体例を示す図である。
なお、本実施形態で挙げるユーザA、B、Cは「複数のユーザ」の例示であって、本発明における「複数のユーザ」は3名に限定されるものではない。
また、本実施形態では、携帯端末を利用して送受信する情報の一例として「ハート形の絵文字」を例示するが、本発明で利用可能な情報は絵文字に限定されるものではない。本発明において送受信可能な情報(複数の携帯端末の間で送受信可能な情報)には、文字、記号、テキストメッセージ、企業名、商品名、役務名、絵文字、顔文字、画像、キャラクター画像、アニメーション画像、動画、音声、電話番号、メールアドレス、ウェブサイトのURL、その他の携帯端末を使って入力・送受信可能なあらゆる情報が含まれる。
図2に例示するユーザA、B、Cが、各自の携帯端末において本発明を実施するためのアプリを起動させ、サーバ装置にアクセスし、コミュニケーション・ルームに入室すると、各ユーザの携帯端末はスタンバイ状態(情報の送受信と表示が可能な状態)で待機する<図17のステップS611>。このとき、サーバ装置もスタンバイ状態(各携帯端末との間で情報の送受信が可能な状態)で待機する<S641>。
複数のユーザのうちの何れか一のユーザ(図2の事例ではユーザA)が、情報の一例である絵文字を入力し送信ボタンの画面上をタッチすると<S613>、当該ユーザAが入力した絵文字が、図7(a)に示すように画面の情報表示部に表示されるとともに<S615>、当該絵文字の情報がサーバ装置へ送信される<S617>。
サーバ装置は、ユーザAの携帯端末から絵文字の情報を受信すると<S643>、当該ユーザAからの絵文字の情報を他の携帯端末(コミュニケーション・ルームに登録された他のすべての携帯端末/図2の事例ではユーザB、ユーザC)へ送信する<S645>。これに伴い、スタンバイ状態で待機していたユーザB、ユーザCの携帯端末は、サーバ装置から受信した絵文字情報(ユーザAが送信した絵文字)を各携帯端末の画面の情報表示部に表示する。したがって、複数のユーザの何れか1名が入力・送信した情報は、その者の携帯端末で表示されることは勿論のこと、コミュニケーション・ルームに登録された他のすべての携帯端末においても表示される。すなわち、何れか1名が入力・送信した情報を、他のユーザのあいだで共有することができる。
また、ユーザAの携帯端末では、自己の携帯端末から送信した絵文字の情報が、カウントダウン開始条件を満たすか否かについて判断を実行する<S619>。カウントダウン開始条件の具体例を図18(a)に示す。ユーザAの携帯端末がカウントダウン開始条件(例えば図18(a)のNo.1〜No3.のすべて)を満たすと判断した場合には<S619のYes>、ユーザAの携帯端末においてカウントダウンを開始するとともに<S621>、同時に、サーバ装置へカウントダウンの開始を通知し、さらに、サーバ装置からの指令を受けて他のユーザの携帯端末においてもカウントダウン表示を開始する<S651>。図7に示す事例では、カウントダウンに関する時間情報として、タイムオーバーになるまでの残り時間(一例としてカウントダウン開始から24時間)を表示している。
続いて、他のユーザ(図2の事例ではユーザB)が、絵文字を入力し送信ボタンの画面上をタッチすると、当該ユーザBが入力した絵文字が、図7(b)に示すように画面の情報表示部に表示されるとともに、当該絵文字の情報がサーバ装置へ送信される<S655>。これに伴い、ユーザA、ユーザCの携帯端末は、サーバ装置から受信した絵文字情報(ユーザBが送信した絵文字)を各携帯端末の画面の情報表示部に表示するとともに<S623, S625>、それまでに受信した情報を時系列に沿って表示(画面上から下に向かって受信順に表示)する。
続いて各携帯端末では、これまでに複数の携帯端末間(図2の事例ではユーザA、ユーザB)で送受信した絵文字の組合せが、アクション実行条件を満たすか否かについて判断を実行する<S627, S629>。「アクション実行条件」の具体例を図18(b)に示す。図7に示す事例では、ユーザA、ユーザBが送信した絵文字の情報だけではアクション実行条件は満たされないので(図18(b)のNo.3, No.4が満たされないので)、各携帯端末はステップS629においてNoと判断する。
そして、カウントダウンが継続していてタイムオーバーになる前に、他のユーザ(図2の事例ではユーザC)が、絵文字を入力し送信ボタンの画面上をタッチすると、当該ユーザCが入力した絵文字が、図7(c)に示すように画面の情報表示部に表示されるとともに、当該絵文字の情報がサーバ装置へ送信される。
続いてサーバ装置は、ユーザCの携帯端末から絵文字の情報を受信すると<S655>、当該ユーザCからの絵文字の情報を他の携帯端末(図2の事例ではユーザA、ユーザB)へ送信する<S657>。これに伴い、ユーザA、ユーザBの携帯端末は、サーバ装置から受信した絵文字情報(ユーザCが送信した絵文字)を各携帯端末の画面の情報表示部に表示するとともに<S623, S625>、それまでに受信した情報を時系列に沿って表示(画面上から下に向かって受信順に表示)する。
続いて各携帯端末では、これまでに複数の携帯端末間(図2の事例ではユーザA、ユーザB、ユーザC)で送受信した絵文字の組合せが、アクション実行条件を満たすか否かについて判断を実行する<S627, S629>。「アクション実行条件」の具体例を図18(b)に示す。図7の事例では、ユーザA、ユーザB、ユーザCからの情報は、図18(b)に示すアクション実行条件のNo.1〜No.4のすべてを満たすので、各携帯端末はステップS629においてYesと判断する。
続いて各携帯端末は、満たされた条件に応じた所定のアクションを実行する<S631>。各携帯端末において実行する所定のアクションの具体例を図18(c)に示す。図18(c)に示すとおり、本実施形態では、「笑顔の絵文字」と「『ありがとう』のテキストメッセージ」の組合せで構成される情報を新たに生成する<S631>。
各携帯端末において上述した所定のアクションが実行され、新たな情報が生成されると<S631>、各携帯端末は、生成した新たな情報に基づき、すでに表示されている絵文字に加えて、新たな情報(「笑顔の絵文字」と「『ありがとう』のテキストメッセージ」の組合せで構成される情報)を表示する<S633>。その際、図7(d)に示すように、当該新たな情報を、各携帯端末のユーザが他の携帯端末のユーザに向けて送信した情報として表示する。なお、当該新たな情報を携帯端末で表示する時には、同時に、携帯端末のスピーカから効果音を出力することも可能である。これにより、ユーザの喜びや驚きなどを増幅させることができる。
続いてサーバ装置では、全ユーザの携帯端末がコミュニケーション・ルームから退出しない限り、ステップS641のスタンバイ状態で待機する。また、各携帯端末では、アプリが終了しない限り、ステップS611のスタンバイ状態で待機する。
(その他の実施形態)
上述した実施形態では、ユーザが自己の携帯端末を使ってサーバ装置にアクセスし、さらに所定のコミュニケーション・ルームに入室して、他の携帯端末やサーバ装置との間で情報の送受信を行っているが、コミュニケーション・ルームのような所定の仮想空間に入室(アクセス)することなく、携帯端末やサーバ装置との間で情報の送受信を行うことも可能である。つまり、本発明を利用してコミュニケーションを実施するにあたっては、携帯端末は、必ずしもコミュニケーション・ルームに入る必要はない。
また、企業のロゴマークの画像や絵文字のデータ、企業が提供する商品や役務の画像や絵文字のデータ、キャラクターの画像や絵文字のデータ、その他の画像データや絵文字データは、携帯端末を使ってサーバ装置にアクセスし、有料または無料でサーバ装置から当該携帯端末にダウンロードすることができる。また、サーバ装置のストレージには、これらの画像データや絵文字データなどが、ダウンロード可能に保存されている。また、企業や携帯端末ユーザは、画像データや絵文字データなどを、(他の携帯端末がダウンロードできるように)サーバ装置にアップロードすることも可能である。
また、サーバ装置から有料または無料でダウンロードした画像データや絵文字データなどは、前述した実施形態で例示したとおり、他の携帯端末ユーザやサーバ装置との間でのコミュニケーション(情報の送受信)に使用することができる。つまり、本発明の実施に使用する情報(携帯端末から送信する情報)は、必ずしも携帯端末に販売時から保存等されているものに限定されず、必要に応じて、サーバ装置から有料または無料でダウンロードすることができる。
また、サーバ装置から画像データや絵文字データをダウンロードした複数の携帯端末の間で、情報の送受信が行えるようにすることも可能であり、このような態様も本発明の技術的範囲に含まれる。

Claims (1)

  1. 複数のユーザが携帯端末とサーバ装置を利用しインターネットを介してコミュニケーションを行う方法であって、
    (a) 何れか一の携帯端末が他の携帯端末に対してサーバ装置を介して一又は複数の情報を送信するステップと、
    (b) 何れか一の携帯端末が他の携帯端末に対してサーバ装置を介して一又は複数の情報を送信するステップと、
    (c) サーバ装置または携帯端末において、ステップ(a)(b)の前記情報の組合せが所定の条件を満たすか否かを判断するステップと、
    (d) ステップ(c)において前記情報の組合せが所定の条件を満たすと判断された場合に、サーバ装置または携帯端末が、所定のアクションを実行するステップと、
    (e) 前記ステップ(d)で実行された所定のアクションの実行結果に基づいて、ステップ(a)(b)において送受信済みの情報であって各携帯端末に表示されているコミュニケーションを構成した情報を、別の情報に書き換える、ことを特徴とするコミュニケーション方法。
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