JP5997089B2 - シークイン供給装置 - Google Patents
シークイン供給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5997089B2 JP5997089B2 JP2013074097A JP2013074097A JP5997089B2 JP 5997089 B2 JP5997089 B2 JP 5997089B2 JP 2013074097 A JP2013074097 A JP 2013074097A JP 2013074097 A JP2013074097 A JP 2013074097A JP 5997089 B2 JP5997089 B2 JP 5997089B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable knife
- sequin
- pressed
- needle bar
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
[1]可動メス92が針棒80の押下部82に直接叩かれて押し下げられるので、可動メス92が摩耗し易い。そのため、可動メス92の早期の交換が余儀なくされる。
[2]図8(b)に示すように、大径のシークインSを使用する場合には、針棒80と可動メス92との間の間隔が広くなることで、針棒80の押下部82が可動メス92に届かなくなり、シークインSの切り離しが不能になってしまう。
[3]可動メス92を叩いて押し下げる針棒80の押下部82にも摩耗が発生し易い。そのため、針棒80や針止め81の早期の交換が余儀なくされる。
[i]伝達部に対して回動シャフトを位置調節可能に構成されたことで、被押下部材と可動メスとの相対位置を変更可能に構成された態様。
[ii]回動シャフトに対して被押下部材を位置調節可能に構成されたことで、被押下部材と可動メスとの相対位置を変更可能に構成された態様。
[i]被伝達部材は伝達部材に摺動可能に当接した態様。
[ii]被伝達部材及び伝達部材の一方はコロを備え、コロが被伝達部材及び伝達部材の他方に回転可能に当接した態様。
可動メス21は、左右方向に延びるメスであって、右端部が動力伝達機構30のメスシャフト31の前端部に軸支されており、左部の下端部に刃を備えている。
固定メス24は、左右方向に延びるメスであって、ガイド16よりも前方のシークインテープTの下方にくる部分に刃を上方に向けて設けられている。そして、可動メス21との協働でシークインテープTの先端部からシークインSを切り離す。
被押下部材25は、可動メス21から前方に離間して設けられた左右方向に延びる部材である。この被押下部材25の右端部は、動力伝達機構30の回動シャフト35の前端部に対して取付部26を介して交換可能、かつ、前後方向に位置調節可能に取り付けられている。そのため、その取付部26の調節で、被押下部材25と可動メス21との相対位置を前後方向に変更可能となっている。そのため、シークインSのサイズに応じて、可動メス21が適切な位置にくるようにフレーム位置調節機構9でシークイン供給装置1全体の位置を前後方向に変えても、被押下部材25は、その取付部26の調節で押下部82に押し下げられる位置に配することができるようになっている。その取付部26は、被押下部材25に前後方向に貫設されて回動シャフト35の前端部が挿入された軸穴26aと、被押下部材25を前後方向に切り込んで軸穴26aに連通したスリット26dと、スリット26dに直交する形で貫設された雌ネジ穴26bと、雌ネジ穴26bに螺合することでスリット26d及び軸穴26aを閉じる方向に押圧するネジ26cとを含み構成されている。
動力伝達機構30は、被押下部材25が押下部82から受けた力を可動メス21に伝達することで可動メス21を駆動する機構である。この動力伝達機構30は、次に示すメスシャフト31と、回動シャフト35と、伝達部40とを含み構成されている。
戻し機構50は、針棒80が上昇した際に、可動メス21、被押下部材25及び動力伝達機構30を逆回動させて、元の位置に戻すための機構であって、次に示すリターンスプリング51と、ストッパー55とを含み構成されている。リターンスプリング51は、メスシャフト31に外嵌されるとともに取付穴8aの前側の内周面と被伝達部材41の前面との間に介装された捩りコイルバネである。このリターンスプリング51は、一端がフレーム8の左側面に当接し、他端は被伝達部材41に設けられた挿入穴43に挿入されている。ストッパー55は、フレーム8の右側面に取付穴8aを前後方向に跨ぐ形で取り付けられており、伝達部材45の上部の右側面に当接するようになっている。
図3(a)及び図4(a)に示す針棒80が上昇した状態から、図3(b)及び図4(b)(c)に示すように、針棒80が降下することで、押下部82が被押下部材25の左端部を押し下げる。それにより、被押下部材25が、回動シャフト35及び伝達部材45と共に回動する。このとき、伝達部材45は当接している被伝達部材41を押圧する。それにより、被伝達部材41が、メスシャフト31及び可動メス21と共に回動する。それにより、可動メス21の左部が降下してシークインテープTの先端部からシークインSを切り離す。
図3(b)及び図4(b)(c)に示す針棒80が降下した状態から、針棒80が上昇することで押下部82も上昇する。それにより、リターンスプリング51の復元力で被伝達部材41が、メスシャフト31及び可動メス21と共に逆回動する。このとき、被伝達部材41は当接している伝達部材45を[1]とは逆方向に押圧する。それにより、伝達部材45が、回動シャフト35及び被押下部材25と共に逆回動する。そして、伝達部材45がストッパー55に当接し、止まった位置が待機位置となる。これにより、可動メス21の左部及び被押下部材25の左部が元の位置にまで上昇する。
[1]まず、ガイド16をシークインテープTのサイズに合った適切なものに交換する。
[2]次に、図5(a)に示すように、伝達部材45のネジ46cを緩めてから、必要に応じて回動シャフト35を後方に退入させることで、被押下部材25を後方に退避させる。
[3]次に、フレーム位置調節ネジ9cを回して、同じ図5(a)に示すように、シークイン供給装置1全体を前後方向に変位させることで、可動メス21をシークインテープTのサイズに合った適切な位置に移動させる。
[4]次に、図5(b)に示すように、伝達部材45に対して回動シャフト35を前後方向に移動させて被押下部材25を針棒80の押下部82に押し下げられる適切な位置に移動させたのち再び伝達部材45のネジ46cを締めて、伝達部材45に対して回動シャフト35を固定する。
[A]被押下部材25が針棒80の押下部82に押し下げられることで、可動メス21が押下部82に押し下げられなくなり、それより、可動メス21の摩耗が防止される。そのため、可動メス21の寿命が延びる。その一方、被押下部材25は摩耗するが、被押下部材25は交換可能に設けられているので、摩耗した際には交換することができる。その被押下部材25は、可動メス21よりも安価な上に交換も簡単なので、可動メス21を交換するよりもコスト及び手間を省くことができる。
[変更例1]実施例のシークイン供給装置1を左右反対に設けてもよい。
[変更例2]伝達部材45の上部の左側面を被伝達部材41の上部の右側面に摺動可能に当接させる代わりに、図7に示すシークイン供給装置1bのように、伝達部材45の上部の左端部にコロ49を設け、そのコロ49が被伝達部材41の上部の右側面に回転可能に当接するようにしてもよい。これにより、伝達部材45と被伝達部材41との間の摺動抵抗を軽減できるとともに、摩耗を防止できる。
10 送り装置
20 切離機構
21 可動メス
25 被押下部材
30 動力伝達機構
31 メスシャフト
35 回動シャフト
40 伝達部
41 被伝達部材
45 伝達部材
49 コロ
80 針棒
82 押下部
Claims (8)
- シークインテープ(T)の先端部を針落点に送る送り装置(10)と、シークインテープ(T)の先端部からシークイン(S)を切り離す切離機構(20)とを含み構成されたシークイン供給装置において、
切離機構(20)は、可動メス(21)と、可動メス(21)から針棒(80)側に離間する位置に交換可能に設けられて針棒(80)の降下時に針棒(80)の押下部(82)に押し下げられる被押下部材(25)と、被押下部材(25)が押下部(82)から受けた力を可動メス(21)に伝達することで可動メス(21)を駆動する動力伝達機構(30)とを含み構成され、該可動メス(21)を駆動することでシークインテープ(T)の先端部からシークイン(S)を切り離すものであり、
動力伝達機構(30)は、可動メス(21)を相対回動不能に軸支して可動メス(21)と共に回動可能なメスシャフト(31)と、被押下部材(25)を相対回動不能に軸支して針棒(80)の降下時には被押下部材(25)と共に回動する回動シャフト(35)と、回動シャフト(35)の回動力をメスシャフト(31)に伝達することでメスシャフト(31)を可動メス(21)と共に回動させる伝達部(40)とを含み構成されたことを特徴とするシークイン供給装置。 - シークイン(S)のサイズに応じて可動メス(21)の位置を変えても、被押下部材(25)は押下部(82)に押し下げられる位置に配することができるように、被押下部材(25)と可動メス(21)との相対位置を変更可能に構成された請求項1記載のシークイン供給装置。
- 伝達部(40)に対して回動シャフト(35)を位置調節可能に構成されたことで、被押下部材(25)と可動メス(21)との相対位置を変更可能に構成された請求項1又は2に記載のシークイン供給装置。
- 回動シャフト(35)に対して被押下部材(25)を位置調節可能に構成されたことで、被押下部材(25)と可動メス(21)との相対位置を変更可能に構成された請求項1〜3のいずれか一項に記載のシークイン供給装置。
- 伝達部(40)は、メスシャフト(31)に相対回動不能に取り付けられてメスシャフト(31)及び可動メス(21)と共に回動可能な被伝達部材(41)と、回動シャフト(35)に相対回動不能に取り付けられて針棒(80)の降下時には被押下部材(25)及び回動シャフト(35)と共に回動することで被伝達部材(41)を押圧して被伝達部材(41)をメスシャフト(31)及び可動メス(21)と共に回動させる伝達部材(45)とを含み構成された請求項1〜4のいずれか一項に記載のシークイン供給装置。
- 被伝達部材(41)は伝達部材(45)に摺動可能に当接した請求項5記載のシークイン供給装置。
- 被伝達部材(41)及び伝達部材(45)の一方はコロ(49)を備え、コロ(49)が被伝達部材(41)及び伝達部材(45)の他方に回転可能に当接した請求項5記載のシークイン供給装置。
- 被押下部材(25)の押下部(82)に当接する個所のビッカース硬さは、押下部(82)の被押下部材(25)に当接する個所のビッカース硬さよりも低く、かつ、可動メス(21)の上端部のビッカース硬さよりも低い請求項1〜7のいずれか一項に記載のシークイン供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013074097A JP5997089B2 (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | シークイン供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013074097A JP5997089B2 (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | シークイン供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014198085A JP2014198085A (ja) | 2014-10-23 |
JP5997089B2 true JP5997089B2 (ja) | 2016-09-28 |
Family
ID=52355414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013074097A Active JP5997089B2 (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | シークイン供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5997089B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105780321B (zh) * | 2014-12-22 | 2021-02-09 | Juki株式会社 | 带有布条切刀的缝纫机 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62104771U (ja) * | 1985-12-23 | 1987-07-03 | ||
JP2007135971A (ja) * | 2005-11-21 | 2007-06-07 | Katsuji Mori | ミシン用布切り装置 |
JP5091601B2 (ja) * | 2006-10-13 | 2012-12-05 | 東海工業ミシン株式会社 | シークイン送り装置及びシークイン縫いが可能なミシン |
KR100988033B1 (ko) * | 2008-05-30 | 2010-10-19 | 썬스타 특수정밀 주식회사 | 세퀸 공급부의 이송장치 |
JP5184992B2 (ja) * | 2008-06-26 | 2013-04-17 | 株式会社バルダン | シークイン供給装置 |
-
2013
- 2013-03-29 JP JP2013074097A patent/JP5997089B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014198085A (ja) | 2014-10-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2629110A1 (en) | Furrow opener apparatus with two way depth control | |
JP2002126939A (ja) | チューブカッター | |
JP5997089B2 (ja) | シークイン供給装置 | |
JP2009219600A (ja) | ミシンの布切り装置 | |
EP2458053B1 (en) | Feeding device of sewing machine | |
JP6498623B2 (ja) | 切断機 | |
TW200940462A (en) | Cutter head device for glass cutting machine | |
JP6389104B2 (ja) | さく孔機用ロッド着脱装置 | |
US8495962B2 (en) | Sewing machine with sequin feeder device | |
JP4375467B2 (ja) | ミシンの中押え装置 | |
JP6429273B2 (ja) | クランプ装置およびこれを用いたバリ取り機 | |
JP2008220915A (ja) | ミシンの糸切り装置 | |
JP5969202B2 (ja) | ミシンの布切り装置 | |
JP6485693B2 (ja) | 苗移植機用の孔開装置 | |
US10328505B2 (en) | Circular saw | |
JPWO2019229824A1 (ja) | テープフィーダ | |
KR100942764B1 (ko) | 금속 판재의 절개홈 이격 장치 | |
JP2007075253A (ja) | 片針切り替え装置 | |
JP3486126B2 (ja) | 穴かがりミシンの布切断装置 | |
JP4891115B2 (ja) | 食品スライサの食品送り装置 | |
JP5252377B2 (ja) | シート切断機 | |
JP2008229082A (ja) | ミシンの糸切り装置 | |
JP2005205153A5 (ja) | ||
JP3181299U (ja) | シークインテープ送り装置 | |
WO2013168527A1 (ja) | 帯鋸刃案内装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150730 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160422 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160517 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160610 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160816 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160825 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5997089 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |