JP5997031B2 - ディーゼルエンジンの微粒子捕集フィルタを再生するシステム及び方法 - Google Patents

ディーゼルエンジンの微粒子捕集フィルタを再生するシステム及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、ディーゼルエンジンに関するものであり、とくにディーゼルエンジンの排気系統に設けられた微粒子捕集フィルタの再生を制御するためのシステム及び方法に関するものである。
ディーゼルエンジンの排気ガスに起因する微粒子排出量の削減は、大気汚染物質の排出に係る現在及び将来の排出基準を満たす上において重要な課題となっている。微粒子の排出に係る規制を遵守するためには、排気ガス処理システム、とくに微粒子の通過を防止するように構成された機械的な障壁(mechanical barrier)として機能する微粒子フィルタ又は微粒子捕集器を用いることが必要である。このような微粒子捕集器は、エンジンの排気系統と一体化され、燃焼過程で生成される微粒子を、100%に近い捕集効率で微粒子捕集器内に捕集することができる。しかしながら、濾過面への微粒子の堆積は、エンジンの排気系統内の圧力上昇を生じさせ、エンジン効率の低下を招く。このため、微粒子捕集器内に堆積された微粒子を燃焼(着火)させることにより、微粒子捕集器を定期的に再生することが必要となる。
燃料に化学触媒を混合せずに微粒子の燃焼を開始させるには、微粒子捕集器の入口における排気ガスの温度を、エンジンの全ての運転範囲にわたって、少なくとも600℃まで高めておかなければならない。多くの場合、新型の過給エンジンの出口における排気ガスの温度のレベルは、このような微粒子の燃焼開始温度にはほど遠く、このため排気ガス温度が微粒子の着火温度に達するまで、排気ガス温度を高めることが必要となる。この問題に対して現在すでに用いられている解決策は、1つの同じエンジンサイクルにおいて複数回(例えば、5回を超える回数)の燃料噴射を行うように制御することができる新型のコモンレール式燃料噴射システムを利用して燃焼過程を非常に大きい柔軟性でもって制御するといった技術思想と、エンジンの排気系統の伸びる方向に沿って酸化触媒装置を配設するといった技術思想とに基づいている。
添付の図面中の図1は、新型のディーゼルエンジンの燃料噴射制御システム及び排気系統を示す模式図である。図1において、参照番号1は複数の気筒を有するディーゼルエンジンを示しており、各気筒には、それぞれ電子制御ユニット3によって制御される電磁式の燃料噴射弁2が設けられている。参照番号4は吸気通路を示しており、この吸気通路4には、エアフローメータ5と、スロットル弁6と、排気ガス還流弁7(EGR弁)と、過給機コンプレッサ8とが配設されている。参照番号9は、エンジン1の排気系統ないしは排気通路の全体を示しており、この排気系統9には、過給機コンプレッサ8と機械的に連結された過給機タービン10と、前置触媒装置11(precatalyzer)と、触媒コンバータ12(catalytic converter)と、微粒子フィルタ13(particulate filter)とが配設されている。参照番号14は、エンジン1の排気出口(outlet)からEGR弁7に至る排気ガス還流通路を示している。圧力差検出センサ15は、触媒コンバータ12と微粒子フィルタ13とが組み合わされてなる排気ガス処理装置ないしは排気ガス処理システムの上流側の部位と下流側の部位との間の圧力差を検出する。電子制御ユニット3は、圧力差検出センサ15の出力信号と、排気ガス処理装置に付設された温度センサ16の出力信号と、エアフローメータ5の出力信号とを受け入れる一方、スロットル弁6とEGR弁7と燃料噴射弁2とにそれぞれの制御信号を送り出す。
図1の上部には、電子制御ユニット3から1つの燃料噴射弁2に送られる一連の制御パルスの列が模式的に示されている。図1から明らかなとおり、電子制御ユニット3は、メイン噴射パルス「MAIN」と、該メイン噴射パルス「MAIN」に先行する前噴射パルス「PRE」及びパイロット噴射パルス「PILOT」とに加えて、これらに後行する1つ又は複数の後噴射パルス「AFTER」及び「POST」を燃料噴射弁2に送ることができる。
低負荷状態においても、主要なエンジンパラメータを適切に調整するとともに、1つ又は複数の「POST」タイプの燃料噴射を行うことにより、微粒子を酸化させるための着火温度(light-off temperature)と排気ガス温度との差を完全になくすことができる。ここで、「POST」タイプの燃料噴射は、排気ガス中の未燃焼の炭化水素の濃度を高めること(enriching)を目的として行われるが、この炭化水素は、排気ガスの流れ方向に関して微粒子フィルタの上流に配設された酸化触媒により酸化される。
図1に示すように、「AFTER」タイプの噴射パルスの起動(activation)は、他のさらなるパラメータ(parameters)、とくに、「PILOT」タイプ、「PRE」タイプ及び「MAIN」タイプの燃料噴射のタイミング、噴射圧力、EGRの量、吸気圧力(boost pressure)及びスロットル弁の開度を修正することにより、エンジン1の出口部(過給機タービン10の入口部)における排気ガス温度の迅速な上昇を可能にする。
「POST」タイプの燃料噴射パルスの起動は、排気ガス中の炭化水素の量を増加させることを可能にし、その結果、触媒コンバータ12の出口部における排気ガス温度を上昇させることになる。
このようにして、電子制御ユニット3は、微粒子フィルタ13の再生操作(再生モード)を自動的に起動することができ、微粒子フィルタ13に送られる排気ガスの温度を、一時的に600℃より低くない温度に上昇させることができ、これにより微粒子の着火を生じさせることができる。
「POST」タイプの燃料噴射、すなわち燃焼行程上死点に対して非常に大きく遅角した燃料噴射(上死点後100度と180度の間で「POST」タイプの燃料噴射を開始する)を行うことは、適切な再生操作を実施する上で必須であるが、この場合エンジンの潤滑油を希釈するといった問題に関連する不具合(contraindication)が生じる。実際、このタイプの燃料噴射の特徴である燃焼行程上死点からのかなり大きい遅角は、「POST」タイプの燃料噴射が実施されるエンジンのクランク角(engine angle)で気筒に導入される空気の負荷状態(圧力及び温度)を、気筒内への噴射燃料の進入(penetration)の観点から好ましくないものとしてしまう。基本的には、このような状態では、負荷によって生じる空気力学的抵抗、及び、空気と燃料噴射弁から噴射される液体燃料との間の熱交換は、「POST」タイプの燃料噴射により噴射された燃料の一部が、気筒の内壁部に油膜を形成するといった不具合を防止するには不十分なものである。燃料の液滴は、潤滑油の油膜に接触した後、該油膜内に取り込まれ、2種の液体は完全に混和する。各エンジンサイクルにおいて、ディーゼル燃料油(diesel oil)に汚染された潤滑油の膜は、ピストンの周囲に取り付けられた複数のピストンリングの1つ(いわゆる「オイルスクレーパ」リング)によって油溜め(oil sump)に還流させられる。
前記の事項は、ディーゼル燃料油がエンジンの潤滑油に接触することによってのみ生じるだけではない。実際、ブローバイガスの流れによっても、高濃度の未燃焼の炭化水素を含有する気筒内ガスの一部が、気筒とピストンリングとの隙間を経由して油溜めに直接漏出する。2つの液体が相互作用を及ぼしあう水準(level)及び速度(rate)は、車両の使用状態とエンジンの運転状態に応じて変わるものであることは明らかである。
潤滑油を、気筒内に噴射されるディーゼル燃料油に接触させると、潤滑油の希釈(dilution)が生じるが、この希釈の程度は混合液中に存在する燃料の重量パーセントであらわすことができる。そして、この希釈は、潤滑油の潤滑特性の変化ないしは劣化を生じさせる。燃料による潤滑油の汚染は、潤滑油の品質を評価するための主要なパラメータである動粘度(kinematic viscosity)の低下を生じさせる。動粘度が30%程度低下すると、潤滑油の交換が必要となる。なぜなら、この場合、潤滑油はもはやその主要な機能(摩擦の低減、機械部品の摩耗の防止、熱の放出)を発揮することができなくなるからである。
潤滑油の希釈に起因する前記の問題は、エンジンのあらゆる運転状態において、微粒子フィルタを自動的に再生する過程で生じるが、エンジンが低回転かつ低負荷で動作している状態では、問題がより大きくなる。このような動作状態では、気筒内の状態は、噴射燃料の進入の観点からは最も好ましくないものとなり、かつ微粒子を酸化させる際に着火温度に到達させるのに必要な「POST」タイプの燃料噴射により噴射される燃料の量が多くなる。
もう1つの問題は、とくに、例えばいわゆる「戸別訪問(door-to-door)」タイプの運転形態(driving mission)、すなわち停車と発進とを短期間で頻繁に行う運転形態において、停車時に微粒子フィルタの温度が低下し、その結果、この後のエンジンの再始動に際して暖機運転が必要となるといったことである。これは、微粒子フィルタの再生に要する時間を長引かせ、潤滑油の希釈の問題を倍加させる。また、これと同時に、車両の運転時間が短いことに起因して、自動再生が完了せずに中断されてしまうことがある。
本発明の1つの目的は、前記従来の問題を解決することができる微粒子フィルタの再生を制御するためのシステムを備えたディーゼルエンジンを提供することである。
本発明のもう1つの目的は、単純かつ低コストの手段でもって前記目標を達成することである。
前記の目的を達成するためになされた本発明の要旨は、請求項1に係るエンジンと、請求項10に係るエンジンの制御方法とに係るものである。本発明に係るエンジンは、まず、電子制御ユニットが、
− 好ましくない事象(unfavorable event)の発生回数、すなわち自動再生操作(automatic-regeneration mode)の実施がその完了前に中断された回数が予め設定されたしきい値を超えた状態と、
− エンジンの潤滑油の品質を特定する(identify)パラメータ(parameter)の値が予め設定されたしきい値より低いことが検出された状態との2つの状態うちの少なくとも一方の状態の存在を検出したときに警告状態(alarm condition)の制御を実施するようにプログラミングされ、警告状態の制御においては、自動再生操作が禁止される一方、これと同時にオンデマンド再生操作(on-demand regeneration mode)、すなわち運転者によって手動で実施される再生操作の実施が可能となることを特徴とする。
このエンジンには、オンデマンド再生操作を実施するための手動の制御手段(manual control means)が設けられている。
本発明の好ましい実施態様では、好ましくない事象(自動再生操作の早期の中断)の数がそのしきい値より多いことが検出された場合において、微粒子フィルタを流通する排気ガスの流動抵抗(resistance)の値がそのしきい値より高いことが検出されたときにのみ、自動再生操作が禁止される。とくに、この流動抵抗は、微粒子フィルタの上流の部位と下流の部位との間の圧力差に基づいて検出してもよい。
本発明のさらなる実施態様ないしは特徴によれば、前記の理由により微粒子フィルタの自動再生操作が禁止される場合、電子制御ユニットは、自動再生操作が禁止される警告状態の制御を行う事態が発生した時点から、予め設定された走行距離を車両が走行するまでの間に手動のオンデマンド再生操作が実施されるようにプログラミングされている(プログラムが組まれている)。このシステムにおいては、車両が進む前記の予め設定された走行距離について第1及び第2の連続的な(successive)しきい値を設定するのが好ましい。この場合、前記走行距離が第1のしきい値に達したときに第1の警告状態の制御を実施し、前記走行距離が第2のしきい値に達したときに第2の警告状態の制御を実施するのが好ましい。具体例としては、第1の警告状態の制御は、車両を制限された運転状態(limitation of the performance)とすること、例えば運転者に手動による再生操作の開始を促すことであってもよい。第2の警告状態となったときには、エンジンが故障している旨を警告する信号が生成されてもよい。この場合、運転者による手動の再生操作の実施を不可とした上で、修理店(repair shop)で手動の再生操作を実施することができるようにしてもよい。
本発明の好ましい実施態様においては、
− 車両が停止し、かつブレーキが作動(on)している状態と、
− エンジンが動作し、かつ定常状態で運転されている状態(steady running condition)と、
− 運転者が手動のオンデマンド再生操作を要求している状態(専用の押しボタンを用いて、又は予め設定された手順でアクセルペダルとブレーキペダルとが操作することにより)とが存在するときにのみ、運転者が手動のオンデマンド再生操作を開始することができるようになっている。
通常、手動のオンデマンド再生操作は15分程度の時間で実施することができる。この再生操作が終了すれば、自動再生操作が再び可能となる一方、微粒子フィルタ内への微粒子の堆積が再び始まり、また好ましくない事象の回数の計数器(counter)がリセットされる。
本発明のさらなる特徴及び利点は、添付の図面を参照しつつなされる以下の説明により明らかとなるであろう。なお、添付の図面は、純粋に非制限的な具体例を示すために用いられるものである。
図1は、背景技術の欄ですでに説明された、本発明に係る制御システムを応用することができるタイプのディーゼルエンジンの模式図である。 図2は、本発明に係るエンジンで用いられる制御方法におけるいくつかの動作ステップを示すフローチャートである。 図3は、本発明に係るエンジンで用いられる制御方法におけるいくつかの動作ステップを示すフローチャートである。 図4は、本発明に係るエンジンで用いられる制御方法におけるいくつかの動作ステップを示すフローチャートである。
再び図1に示すように、本発明に係るディーゼルエンジンには、従来技術に係るエンジンと同様の仕様で、微粒子フィルタに堆積された微粒子の量が、予め設定された水準(level)を超えたときに、微粒子フィルタの自動再生を実施ないしは起動する(activate)システムが設けられている。本発明の場合、微粒子の量は、微粒子フィルタ内の微粒子の堆積現象をあらわすモデル(model)を用いて推算されるが、このモデルはエンジンの通常運転時及び再生処理の終了時の両方において微粒子の堆積量を決定することができる。微粒子フィルタ内に存在する微粒子の質量を推算するモデルとしては、基本的には、異なる2つのモデルが存在する。その1つは統計的なタイプ(statistical type)のモデルであり、もう1つは物理的なタイプ(physical type)のモデルである。
前記のとおり、微粒子フィルタに堆積された微粒子の量が予め設定された水準を超えたときに微粒子フィルタの自動再生の実施を開始するただ1つのシステムを備えたエンジンは、自動再生操作で実施される「POST」タイプの燃料噴射に起因して、エンジンの潤滑油を異常に希釈するといった危険にさらされる。この危険は、とくに、「戸別訪問」タイプの運転形態、すなわち車両の停車と発進とを短期間で頻繁に行う運転形態などといった、自動再生操作の完了前の中断による好ましくない事象の長期間の継続が生じる場合に顕著となる。
前記の問題を回避するためになされた本発明によれば、いくつかの臨界的な状態(critical conditions)が特定される。このような状態においては、システムは警告状態を生じさせる。警告状態では、例えば、微粒子フィルタの警告灯(「DPF灯」)を点灯することにより運転者にこれが報知され、自動再生操作を禁止するとともに、オンデマンド再生操作の実施を可能にする。ここで、オンデマンド再生操作は、例えば、専用の押しボタンを押すことにより、あるいは予め設定された手順に従って車両のアクセルペダルとブレーキペダルとを操作することにより、運転者によって実施される。
図2は、自動再生操作の禁止及びオンデマンド再生操作の可能化を含む警告状態の制御を実施する第1の手順を示している。この問題解決手法によれば、自動再生操作の完了前に運転者(ユーザ)によって惹起される該再生操作の中断(典型的には、車両が停車し、かつエンジンが停止している場合)によって生じる好ましくない事象を計数する計数器(counter)が設けられる。図2に示すように、計数器が、しきい値より多い回数の好ましくない事象を検出したときには、警告状態の制御が実施ないしは開始され、DPF灯が点灯され、DPFの自動再生操作が禁止され、オンデマンド再生操作が可能となる。しかしながら、図2に示すように、しきい値より多い回数の好ましくない事象が検出された場合、微粒子フィルタによって惹起される排気ガスの流動抵抗がそのしきい値より大きいことが検出された場合にのみ前記の警告状態の制御を実施するのが好ましい。この流動抵抗は、例えば、微粒子フィルタの上流の部位と下流の部位との間に存在する圧力差の値に基づいて検出することができる。
図3は、前記の手順に対して代替的又は付加的に用いられる手順を示している。図3に示すように、この場合、システムは、エンジンの潤滑油の品質を示す値が、品質が不十分であると判定される値に達したときに、自動再生操作を禁止することを正当化する(justify)臨界状態(critical condition)を特定する(identify)ことができる。図3に示す実施の形態では、自動再生操作が実施される場合、及び、システムによって自動再生が要求される場合(微粒子フィルタに堆積された粒子の量が過剰であることが検出された場合)において、システムは、潤滑油の品質が十分であることが確認された場合に限り自動再生を可能にする。潤滑油の品質は、該潤滑油の品質を特定するパラメータ、例えば潤滑油用の粘度センサの出力信号に基づいて所定のアルゴリズム(algorithm)により監視される。このアルゴリズムによる結果が、エンジンの潤滑油の交換の頻度が許容できない程度まで増加するといった事情に基づいて予め設定されたしきい値ないしは基準値より低い場合は、再び前記の警告状態が設定され、DPF灯が点灯され、自動再生操作が禁止され、オンデマンド再生操作が可能となる。
図4に示すシステムは、最後に警告状態が設定されて自動再生操作が禁止された後、車両が所定の走行距離を走行する前に、運転者が手動の再生操作を実施したことを確認するようにプログラミングされている。図4に示す実施の形態の場合、車両が走行する距離について連続的な(successive)複数のしきい値が想定されている。前記の走行距離が第1のしきい値に達したときに手動の再生操作が実施されていない場合は、運転者に手動の再生操作の手順を実行することを促すために、車両は限定性能(limitation of performance)の状態となる。運転者がこの状態を無視ないしは放置し、かつ前記の走行距離が第2のしきい値に達した場合は、エンジンの故障を示す警告信号が発せられ、運転者が手動の再生操作をすることが禁止される。この状態では、再生操作の手順は、修理店のみが実施することができる。
手動の再生操作を実施するためには、下記の状態であることを要求するのが好ましい。
− 車両が停止し、かつブレーキが作動している状態。
− エンジンが動作し、かつ定常状態で運転されている状態。
− 運転者が手動の再生操作を要求している状態(例えば、専用の押しボタンを押すことにより、あるいは予め設定された手順に従って車両のアクセルペダルとブレーキペダルとを操作することにより)。
手動の再生操作を開始した後、この再生操作はおおむね15分以内で実施される。手動の再生操作が終了すると、自動再生操作が再び可能となり、通常の操作状態に復帰し、微粒子フィルタは微粒子を堆積することができるようになる。好ましくない事象の計数器がリセットされるのはもちろんである。
本明細書の前記記述及び図面に示された事項は単に本発明の例示に過ぎず、本発明の技術範囲を逸脱することなく、また本発明の原理から離脱することなく、実施の形態の細部の構成を幅広く変更することができるのはもちろんである。
1 ディーゼルエンジン、2 燃料噴射弁、3 電子制御ユニット、4 吸気通路、5 エアフローメータ、6 スロットル弁、7 排気ガス還流弁、8 過給機コンプレッサ、9 排気系統、10 過給機タービン、11 前置触媒装置、12 触媒コンバータ、13 微粒子フィルタ、14 排気ガス還流通路、15 圧力差検出センサ、16 温度センサ。

Claims (11)

  1. 排気系統(9)に配置された微粒子フィルタ(13)と、各気筒に関連づけられた各燃料噴射弁(2)を制御する電子制御ユニットとを備えているディーゼルエンジンであって、
    前記電子制御ユニットは、前記微粒子フィルタ(13)に堆積された微粒子の量がそのしきい値より多いことが検出又は予測されたときに、前記微粒子フィルタ(13)に送られる排気ガスの温度を、前記微粒子フィルタ(13)内の微粒子が燃焼するのに十分な温度まで上昇させることにより前記微粒子フィルタ(13)の自動再生操作を実施するといった態様で、前記燃料噴射弁(2)の制御手順を実行するようにプログラミングされていて、
    前記電子制御ユニットは、
    − 好ましくない事象の発生回数、すなわち前記自動再生操作の実施がその完了前に中断された回数が予め設定されたしきい値を超えた状態と、
    − 該ディーゼルエンジンの潤滑油の品質を特定するパラメータの値が予め設定されたしきい値より低いことが検出された状態との2つの状態うちの少なくとも一方の状態の存在を検出したときに警告状態の制御を実行するようにプログラミングされ、該警告状態の制御においては、前記自動再生操作が禁止される一方、オンデマンド再生操作、すなわち運転者によって手動操作で実施される再生操作の実施が可能であり、
    該ディーゼルエンジンに、前記オンデマンド再生操作を実施するための手動制御手段が設けられ
    前記電子制御ユニットは、前記自動再生操作の禁止と手動の前記オンデマンド再生操作の実施可能化とを含む前記警告状態の制御の実施の後において、前記警告状態の制御が開始された時点から予め設定された走行距離を車両が走行する前に手動の前記オンデマンド再生操作が実施されるといった制御が実行されるようにプログラミングされ、
    前記警告状態の制御が開始された後、車両が進む前記予め設定された走行距離について第1及び第2の連続的なしきい値が設定されていて、
    前記電子制御ユニットは、前記走行距離が前記第1のしきい値に達したときに車両を制限された運転状態とし、前記走行距離が前記第2のしきい値に達したときに、手動の前記オンデマンド再生操作の実施可能化を禁止するとともに、修理店によって微粒子フィルタの再生操作を実施することが必要であることを運転者に報知するようにプログラミングされていることを特徴とするディーゼルエンジン。
  2. 前記電子制御ユニットは、前記好ましくない事象の数が前記しきい値より多いことを検出した場合において、該電子制御ユニットが前記微粒子フィルタを流通する排気ガスの流動抵抗がそのしきい値より高いことを検出したときにのみ、前記自動再生操作の禁止と前記オンデマンド再生操作の実施可能化とを含む前記警告状態の制御を実施するようにプログラミングされていることを特徴とする、請求項1に記載のディーゼルエンジン。
  3. 該ディーゼルエンジンが前記微粒子フィルタの上流と下流との間の圧力差を検出するセンサ手段を備えていて、
    前記圧力差が、前記電子制御ユニットによる前記排気ガスの流動抵抗を特定するパラメータとして用いられることを特徴とする、請求項2に記載のディーゼルエンジン。
  4. 該ディーゼルエンジンの潤滑油の品質が、該潤滑油の品質を特定するパラメータの値に基づいて、例えば該潤滑油の粘度を検出するセンサから出力される信号に基づいて、予め設定されたアルゴリズムにより計算されることを特徴とする、請求項1に記載のディーゼルエンジン。
  5. 前記電子制御ユニットは、
    − 車両が停止し、かつブレーキが作動している状態と、
    − エンジンが動作し、かつ定常状態で運転されている状態と、
    − 運転者が手動の前記オンデマンド再生操作を要求している状態とのすべての状態が存在するときに、前記オンデマンド再生操作を開始するようにプログラミングされていることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1つに記載のディーゼルエンジン。
  6. 前記微粒子フィルタのオンデマンド再生操作を実施するための前記手動制御手段が、それ専用の押しボタンを備えていることを特徴とする、請求項1に記載のディーゼルエンジン。
  7. 排気系統(9)に配置された微粒子フィルタ(13)と、各気筒に関連づけられた各燃料噴射弁(2)を制御する電子制御ユニットとを備えているディーゼルエンジンであって、
    前記電子制御ユニットは、前記微粒子フィルタ(13)に堆積された微粒子の量がそのしきい値より多いことが検出又は予測されたときに、前記微粒子フィルタ(13)に送られる排気ガスの温度を、前記微粒子フィルタ(13)内の微粒子が燃焼するのに十分な温度まで上昇させることにより前記微粒子フィルタ(13)の自動再生操作を実施するといった態様で、前記燃料噴射弁(2)の制御手順を実行するようにプログラミングされていて、
    前記電子制御ユニットは、
    − 好ましくない事象の発生回数、すなわち前記自動再生操作の実施がその完了前に中断された回数が予め設定されたしきい値を超えた状態と、
    − 該ディーゼルエンジンの潤滑油の品質を特定するパラメータの値が予め設定されたしきい値より低いことが検出された状態との2つの状態うちの少なくとも一方の状態の存在を検出したときに警告状態の制御を実行するようにプログラミングされ、該警告状態の制御においては、前記自動再生操作が禁止される一方、オンデマンド再生操作、すなわち運転者によって手動操作で実施される再生操作の実施が可能であり、
    該ディーゼルエンジンに、前記オンデマンド再生操作を実施するための手動制御手段が設けられ、
    前記電子制御ユニットは、アクセルペダルとブレーキペダルとが予め設定された手順で操作された場合に前記微粒子フィルタのオンデマンド再生操作を開始させるようにプログラミングされていることを特徴とするディーゼルエンジン。
  8. 排気通路(9)に配置された微粒子フィルタ(13)と、各気筒に関連づけられた各燃料噴射弁(2)を制御する電子制御ユニットとを備えている型式のディーゼルエンジンを制御する方法であって、
    前記電子制御ユニットは、前記微粒子フィルタ(13)に堆積された微粒子の量がそのしきい値より多いことが検出又は予測されたときに、前記微粒子フィルタ(13)に送られる排気ガスの温度を、前記微粒子フィルタ(13)内の微粒子が燃焼するのに十分な温度まで上昇させることにより前記微粒子フィルタ(13)の自動再生操作を実施するといった態様で、前記燃料噴射弁(2)の制御手順を実行するようにプログラミングされていて、
    該方法は、
    − 好ましくない事象の発生回数、すなわち前記自動再生操作の実施がその完了前に中断された回数が予め設定されたしきい値を超えた状態と、
    − 前記ディーゼルエンジンの潤滑油の品質を特定するパラメータの値が予め設定されたしきい値より低いことが検出された状態との2つの状態うちの少なくとも一方の状態の存在を前記電子制御ユニットが検出したときに警告状態の制御を実行するようになっていて、該警告状態の制御においては、前記自動再生操作が禁止される一方、オンデマンド再生操作、すなわち運転者によって手動操作で実施される再生操作の実施が同時に可能であり、
    前記自動再生操作の禁止と手動の前記オンデマンド再生操作の実施可能化とを含む前記警告状態の制御の実施の後において、前記警告状態の制御が開始された時点から予め設定された走行距離を車両が走行する前に、手動の前記オンデマンド再生操作が実施されているか否かを確認するための検査を行い、
    前記警告状態の制御が開始された後、車両が進む前記予め設定された走行距離について第1及び第2の連続的なしきい値が設定されていて、前記走行距離が前記第1のしきい値に達したときに車両を制限された運転状態とする一方、前記走行距離が前記第2のしきい値に達したときに、手動の前記オンデマンド再生操作の実施可能化を禁止するとともに、修理業者によって微粒子フィルタの再生操作を実施することが必要であることを運転者に警告することを特徴とする方法。
  9. 前記好ましくない事象の数が前記しきい値より多いことを検出した場合において、前記電子制御ユニットが前記微粒子フィルタを流通する排気ガスの流動抵抗がそのしきい値より高いことを検出したときにのみ、前記自動再生操作の禁止と前記オンデマンド再生操作の実施可能化とを含む前記警告状態の制御を実施することを特徴とする、請求項に記載の方法。
  10. 前記ディーゼルエンジンの潤滑油の品質が、該潤滑油の品質を特定するパラメータの値に基づいて、例えば該潤滑油の粘度を検出するセンサから出力される信号に基づいて、予め設定されたアルゴリズムにより計算することを特徴とする、請求項に記載の方法。
  11. 前記電子制御ユニットは、
    − 車両が停止し、かつブレーキが作動している状態と、
    − エンジンが動作し、かつ定常状態で運転されている状態と、
    − 運転者が手動の前記オンデマンド再生操作を要求している状態とのすべての状態が存在するときに、前記オンデマンド再生操作を開始することを特徴とする、請求項10のいずれか1つに記載の方法
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