JP5995637B2 - 撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム、記憶媒体に関する。特には、撮像装置におけるタッチパネル制御技術に関する。
携帯電話や音楽プレーヤー、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラなど、様々な携帯機器にタッチパネルによる入力操作が搭載されている。タッチパネルは、見た個所に触れると言う直感的な入力操作が行えることや、限られた表示面積の中でも操作対象となる機能の表示内容を切り替えることで、多様な機能に対しても柔軟に対応できる利点を有する。
例えば、ユーザーによるタッチパネル操作において、携帯機器の機能設定のためのメニュー選択操作ができる。また、デジタルカメラで撮影した画像を複数のサムネイル画像として表示した中から、直接1枚を指で触ることで選択して全画面表示するなどできる。このように、指先などによる簡便な操作が可能となっている。
特許文献1には、デジタルカメラでのスポット測光における測光位置の指示を、タッチパネルで行う構成が開示されている。また、特許文献2には、デジタルカメラにおいて、顔認識機能により認識した複数の顔の中から、次にピントを合わせる被写体を、ユーザーがタッチパネルを用いてタッチ選択する構成が開示されている。
特開2001−177758号公報 特開2010−230871号公報
動画撮影中でも、タッチパネル操作により撮影開始/停止、フォーカス位置や追尾対象の被写体指定、測光位置指定、ズーム操作などが行われている。現在では、デジタルカメラやデジタルビデオカメラの撮影における防振機能の進化により、手ブレ対策について改善が進んできている。しかしながら、動画撮影中のユーザーによるタッチパネル操作により手ブレが起こり、ブレた映像が記録されてしまうという心配が残っている。
本発明は、このような従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、動画撮影中、タッチパネル操作により生じる手ぶれの可能性を低減することを目的とする。
上述のような課題を解決するために、本発明に係る、タッチパネル入力機能付き撮像装置は、動画を撮影可能な撮像手段と、前記撮像手段が撮像した動画を記録するように制御する記録制御手段と、タッチ操作を検出するタッチ操作検出手段と、前記撮像手段と前記記録制御手段による動画記録中に、動画記録中でない場合よりも前記タッチ操作検出手段の操作受付感度を高くするように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、撮影中のタッチパネル操作の作動力を軽減し、タッチパネル操作による撮影映像のブレを低減することが可能となる。
本発明の実施形態に係るハイビジョンデジタルビデオカメラの構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の一例としてのハイビジョンデジタルビデオカメラにおける撮影で、タッチパネルの操作受付感度を変更する制御を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の一例としてのハイビジョンデジタルビデオカメラにおける撮影で、液晶表示画面に重なったタッチパネルにおいて、タッチパネルで操作する機能ボタンを表示した表示画面を模式的に示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る撮像装置の一例としてのハイビジョンデジタルビデオカメラにおける撮影で、タッチパネルの操作受付感度とタッチパネルの操作受付範囲を変更する制御を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る撮像装置の一例としてのハイビジョンデジタルビデオカメラにおける撮影で、液晶表示画面に重なったタッチパネルにおいて、タッチパネルで操作する機能ボタンを表示した表示画面を模式的に示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る撮像装置の一例としてのハイビジョンデジタルビデオカメラにおける撮影で、タッチパネルの操作受付感度と、機能ボタンの表示位置とタッチパネルの操作受付範囲を変更する制御を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る撮像装置の一例としてのハイビジョンデジタルビデオカメラにおける撮影で、液晶表示画面に重なったタッチパネルにおいて、タッチパネルで操作する機能ボタンを表示した表示画面を模式的に示す図である。 本発明の第3の実施形態にかかる撮像装置の一例としてのハイビジョンデジタルカメラの構成を模式的に示した外観図である。
以下、図面を参照して、本発明を好適かつ例示的な実施形態に基づいて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の一例として、タッチパネル機能を備え、動画を撮影可能なハイビジョンデジタルビデオカメラ100(以下、「ビデオカメラ」と記す)について説明する。ただし、本発明は、タッチ操作による入力機能を有する任意の撮像装置に対して適用可能である。このような装置には、例えば、デジタル(スチル)カメラ、カメラ付き携帯情報端末、カメラ付き携帯電話などが含まれる。
図1に示すブロック図において、レンズ部101は、被写体像を撮像素子102の撮像面上に結像する光学系を構成し、ズーム機能、焦点調節機能及び、絞り調節機能を備える。
撮像素子102は、多数の光電変換素子が2次元的に配列された構成を有し、レンズ部101によって結像された被写体光学像を画素単位のアナログ映像信号に変換する。撮像素子102は、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサや、CCD(Charged Coupled Device)イメージセンサであってよい。撮像素子102はまた、光電変換素子による電荷蓄積時間を調整することによる電子シャッター機能を備える。
撮像素子駆動部103は、カメラ信号処理部106の制御するタイミングに従って撮像素子102を駆動制御する。
CDS/AGC部104は、撮像素子102からのアナログ映像信号を相関二重サンプリング(CDS)してノイズを削減し、システム制御部111の制御に従って信号レベルのゲイン制御(AGC)を行う。
A/D(Analog to Digital)変換部105は、CDS/AGC部104からのアナログ映像信号をデジタル映像信号に変換し、カメラ信号処理部106に供給する。
カメラ信号処理部106は、システム制御部111と連携して、タイミング信号の生成、自動露出(Auto Exposure:AE)制御、ガンマ調整、オートフォーカス(Auto Focus:AF)制御など、カメラ撮像系の制御を行う。例えば、オートフォーカス時に合焦度合いの判断基準となる「AF評価値」は、カメラ信号処理部106が算出する。また、撮影映像内の顔検出機能もカメラ信号処理部106が行う。カメラ信号処理部106は、映像中の顔の特徴検出処理により、個別被写体の顔の位置および領域を算出し、顔の位置を示す中心座標と領域サイズをシステム制御部111に提示することが可能である。顔検出の手法については、特に限定されるものではなく、既知の手法で構わない。
本実施形態のビデオカメラ100は、用途に応じた第1記憶部107、第2記憶部116、第3記憶部112、第4記憶部119を有している。ここでは便宜上、第1記憶部107をカメラ信号処理用、第2記憶部116をビデオ制御用、第3記憶部112をシステム制御用、第4記憶部119をCODEC用として個別に設けられているものとして記載している。ただし、これらの第1〜第4記憶部107,116,112,119は、共通のハードウェアで実現してもよい。第1〜第4記憶部107,116,112,119は、典型的には、読み書き可能な半導体メモリによって構成される。ただし、少なくとも1つが他の種類の記憶装置で構成されてもよい。
第1記憶部107は、撮像した映像を信号処理する際のフレームメモリ等として、カメラ信号処理部106が使用する。
レンズ駆動部108は、システム制御部111の制御に従い、レンズ部101の図示しないモータやアクチュエータなどを駆動し、ズーム倍率やフォーカス調整、露出調整を行う。
レンズ駆動部108の制御は、システム制御部111が、カメラ信号処理部106での信号処理結果に基づいて行う。例えば、AF制御時には、カメラ信号処理部106が算出したAF評価値に基づいてシステム制御部111がレンズ駆動部108を制御し、レンズ部101のフォーカス調整用レンズを駆動制御する。これにより、レンズ部101を被写体に合焦させる。
ストロボ109は、必要に応じて、あるいは撮影者の設定に応じて、静止画撮影時に補助光源として用いられる。
マイク110は、周囲の音を記録する際に有効とされ、マイク110からの音声信号はカメラ信号処理部106に供給される。例えば撮像素子102で撮像した映像と併せてマイク110からの音声を記録する場合、カメラ信号処理部106は両者の時間軸の整合をとってビデオ制御部115に供給する。
システム制御部111は例えばCPUを有し、第3記憶部112に記憶されたプログラムを実行することにより、後述するタッチパネル126の制御を含み、本実施形態のビデオカメラ100の動作全般を制御する。
第3記憶部112は、例えばROMやRAMを含み、システム制御部111が実行するプログラムや各種設定、初期値などを記憶する。また、第3記憶部112は、システム制御部111のワークエリアとしても用いられる。
入力操作部113は、撮影者がビデオカメラ100に指示を与えるためのユーザーインタフェースであり、キー、各種操作ボタン等の入力デバイスを備える。また、入力操作部113の一つとして、第1表示部122に対する接触を検知可能なタッチパネル126を有する。タッチパネル126と第1表示部122とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル126を光の透過率が第1表示部122の表示を妨げないように構成し、第1表示部122の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネル126における入力座標と、第1表示部122上の表示座標とを対応付ける。これにより、恰もユーザーが第1表示部122上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。
システム制御部111はタッチパネル126へのタッチ操作検出を行うことができる。具体的には、システム制御部111は、以下のタッチ操作を検出できる。タッチパネル126を指やペンで触れたこと(以下、タッチダウンと称する)。タッチパネル126を指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオンと称する)。タッチパネル126を指やペンで触れたまま移動していること(以下、ムーブと称する)。タッチパネル126へ触れていた指やペンを離したこと(以下、タッチアップと称する)。タッチパネル126に何も触れていない状態(以下、タッチオフと称する)。
これらの操作や、タッチパネル126上に指やペンが触れている位置座標は、内部バスを通じてシステム制御部111に通知される。システム制御部111は、通知された情報に基づいて、タッチパネル126上にどのような操作が行なわれたかを判定する。ムーブについてはタッチパネル126上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル126上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。
またタッチパネル126上をタッチダウンから一定のムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル126上に指を触れたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル126上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる。
また、所定距離以上を、所定速度未満でムーブしたことが検出された場合はドラッグが行なわれたと判定するものとする。
タッチパネル126は、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。
ここで用いられているタッチパネル126の方式としては、静電容量方式のタッチパネル、光センサ方式、抵抗膜方式などの様々な方式がある。静電容量方式のタッチパネルや光センサ方式のタッチパネルは、操作に必要とされる操作力が軽い(または殆どいらない)。一方、抵抗膜方式のタッチパネルは、静電容量方式などに比較すると操作力が重い。このうち、抵抗膜方式のタッチパネルは、接触圧力によって生じる電圧に基づいてタッチ検出を行うため、操作力による手ブレを誘発しやすい。また、原理的に操作力が軽い静電容量方式のタッチパネルなどであっても、ノイズによる誤入力を防止する観点から、フィルタ処理などにより操作受付感度を制限する場合もある。このため、操作力が軽い方式のタッチパネルであっても、操作力による手ブレを誘発する可能性がある。
計時部114は、リアルタイムクロック(RTC)とバックアップ電池を備え、システム制御部111からの要求に応じて、日時情報を返信する。
ビデオ制御部115は、第1表示部122及び第2表示部123への、色相、彩度、明度の調整を含む表示制御、アナログライン出力部124の出力制御、デジタルデータI/F部125への出力制御および、記録/再生部120の制御等を行う。ビデオ制御部115は、第1表示部122及び第2表示部123を含む各映像出力系に対する映像信号の解像度変換や、ゼブラパターンやピーキング信号の生成および重畳、撮像映像からのエッジ成分抽出や波形生成なども行う。ビデオ制御部115は、さらに、撮影情報やユーザー設定メニュー、タッチパネル操作に必要な機能ボタン表示などのOSD(On Screen Display)表示制御も行う。
第2記憶部116はビデオ制御用の記憶部で、ビデオ制御部115がビデオベースバンド信号に関する信号処理を行う際のフレームメモリ、ワークメモリ等として使用する。
H.264コーデック部117は、動画像の符号化/復号化処理を行う動画像コーデックの一例である。符号化/復号化の形式はMPEG(Moving Picture Experts Group)−2方式を始め、公知の各種形式であってよい。同様に、JPEG(Joint Photographic Experts Group)コーデック部118は、静止画像の符号化/復号化処理を行う静止画コーデックの一例である。やはり符号化/復号化の形式はJPEG2000やPNGなど、公知の各種形式であってよい。
なお、本実施形態では、H.264コーデック部117と回路を共用するためと、再生動画からの静止画撮影機能(キャプチャ機能)を実現するため、JPEGコーデック部118はビデオ制御部115に接続されている。ただし、JPEGコーデック部118はカメラ信号処理部106に直接接続されてもよい。第4記憶部119はコーデック用で、H.264コーデック部117およびJPEGコーデック部118が映像信号の符号化/復号化の際に用いる。
記録/再生部120は、記録データを記録媒体121に対して記録したり、読み出したりする。この記録データは、ビデオ制御部115とH.264コーデック部117またはJPEGコーデック部118により、符号化処理され、記録フォーマットとして処理されたデータである。なお、記録媒体121はメモリカードに限定されず、DVDや更に高容量の光ディスク、HDDなどであっても、それぞれに応じた記録再生システムを、別途、構成可能である。
第1表示部122及び第2表示部123は表示装置であり、いずれも同様の情報を表示することができる。ただし、本実施形態において、第2表示部123は第1表示部122よりも小型であり、ビデオカメラ100のファインダ内に設けられているものとする。一方、第1表示部122は、例えば筐体の側面などに、ヒンジ機構などによって開閉可能に設けられる比較的大型の表示装置である。
これら第1表示部122及び第2表示部123には、撮像モードでは撮像素子102からの入力映像や拡大映像に加え、フォーカス枠表示などの補助表示が表示される。撮像素子102からの入力映像を順次表示することで、第1表示部122及び第2表示部123は電子ビューファインダ(EVF)として機能する。
一方、再生モード時、第1表示部122及び第2表示部123には、記録媒体121に記録されている動画像や静止画像が表示される。また、入力操作部113からの撮影者による入力操作情報や、記録媒体121のメモリカード内の任意の画像情報(撮影情報)などを表示することも可能である。
アナログライン出力部124は、アナログコンポーネント映像の出力や、S端子出力、コンポジット映像出力などのインタフェース群である。アナログライン出力部124を外部モニタ等に接続して、デジタルビデオカメラからの映像出力を外部モニタに表示することができる。
デジタルデータI/F部125は、USB I/FやIEEE1394 I/F、HDMIなどのデジタルインタフェースを1つ以上、含むことができる。
次いで、本実施形態にかかるビデオカメラ100での撮影モードにおいて、動画記録中とそれ以外におけるタッチパネル制御を、図2と図3を用いて説明する。なお、動画記録中以外を「Recポーズ」と称する。図2は、タッチパネル126の制御の処理を示すフローチャートである。図3は、図2に示す処理におけるタッチパネル126の操作画面を模式的に示す図である。このフローチャートに示した処理を実行するためのプログラムは、あらかじめ第3記憶部112のROMに格納されている。そして、図1のシステム制御部111のCPUがこのプログラムをROMから読み出し、第3記憶部112のRAMに展開して実行することにより図2に示す処理が実現される。このプログラムが実行されると、各機能ブロックが制御される。なお、第1表示部122及び/又は第2表示部123には、所謂スルー映像(EVF映像とも呼ばれる)が逐次表示され、第1表示部122は、被写体及びタッチパネル機能の各種機能ボタンや撮影情報を表示するEVFとして機能しているものとする。
S201はスタートで、ビデオカメラ100の動作モードとして撮影モードに入っている。モード変更は、入力操作部113に含まれるモードダイヤルまたはモード変更ボタン(共に不図示)をユーザーが操作して行う。システム制御部111は、各ステップ(S201〜S207)を実行する。図3は、ビデオカメラ100における撮影で、第1表示部122としての液晶パネル301に重なったタッチパネル126において、タッチパネル126で操作する機能ボタンなどの表示アイテムやOSDを表示した表示画面を模式的に示す図である。なお、図3(a)は、Recポーズ(撮影スタンバイ)の表示の例を示し、図3(b)は動画記録中の表示の例を示す。
S202では、システム制御部111は、記録開始を判定する。ユーザーが入力操作部113に含まれるRecポーズボタン(不図示)を押した場合、または、図3(a)のSTARTアイコン303をタッチした場合は、システム制御部111は記録開始と判定する。システム制御部111は、記録開始と判定した場合には、記録制御として動画記録を開始する。STARTアイコン303は、撮影開始の指示を受け付ける表示アイテムである。そしてS203に進む。また、システム制御部111は、第1表示部122及び第2表示部123の表示を、図3(a)の302のRecポーズ状態を示すOSD状態から、図3(b)の306のRec中(撮影映像記録中)の表示状態に変更する。これにより、記録を開始したことがユーザーに判るようにする。一方、Recポーズボタンが押されるまでは、システム制御部111は、映像を第1表示部122及び/又は第2表示部123に表示しているだけで、記録しない。
S203では、システム制御部111は、タッチパネル126の操作受付感度を上げる。図3(a)のアイコン304、305、または、図3(b)のアイコン308、309はそれぞれズーム機能ボタンとして機能するアイコン(第1の表示アイテム)である。これらのアイコン304またはアイコン308がタッチされると、レンズ駆動部108はシステム制御部111の制御に従い、望遠側に撮影画角を変更する。一方、アイコン305またはアイコン309がタッチされると、レンズ駆動部108は、システム制御部111の制御に従い、広角側に撮影画角を変更する。これらのアイコンのいずれかが触り続けられると、レンズ駆動部108はシステム制御部111の制御に従い、望遠端又は広角端まで連続して画角を変更していく。そして、システム制御部111は、図3(b)の動画記録中の状態におけるアイコン308、309に対するタッチパネル126の操作受付感度を、図3(a)のRecポーズ状態におけるアイコン304、305に比較して上げている。すなわち、システム制御部111は、第1の表示アイテムに対する操作受付感度を高くする。
ここで、操作受付感度を上げる制御について説明する。
抵抗膜方式のタッチパネル126であれば、システム制御部111は、接触抵抗値の閾値を設けて、所定の接触抵抗値を超える接触圧力があった場合に操作があったと判断する制御を行う。そして、システム制御部111は、操作受付感度を上げるため、操作を受け付ける方向(ノイズにより、精度は落ちる方向)に閾値を緩和する(接触抵抗値を下げる)。抵抗膜方式のタッチパネル126の出力電圧は、接触圧力に応じて変化する。このため、タッチパネル126の出力電圧が、接触があったと判定する基準(以下、検出基準THと称する)以上となったか否かを判定し、検出基準THである場合に接触を検出する。システム制御部111は、この検出基準THを下げることにより、操作受付感度をあげる。これにより、少ないタッチ圧力でもタッチ操作を受け付けることができる。より具体的な制御については、ノイズ除去フィルタのON/OFFや、接触抵抗の観測による不安定な入力状態除去制御などがある。
また、静電容量方式のタッチパネル126であれば、静電容量の閾値を調整することにより感度を上げることができる。感度を上げた場合には、感度を上げる前よりも検出電極から指の距離が遠くてもタッチ操作を受け付けることができる。すなわち、容量閾値の調整によってはタッチパネル126(あるいは表示面)に直接触れることなく、タッチパネル126に指を近接させることでタッチ操作を行うこともできる。このため、手ブレの可能性を低減できる。
また、システム制御部111は、ズーム機能アイコン308、309の操作受付感度を上げた時に、ユーザーに対して、表示アイテムの表示形態を変更することによってその旨を通知する。そのための一手法として、ここでは、システム制御部111は、図3(b)に示すように、ズーム機能アイコン308、309の表示色を変更している。なお、表示色の変更は、表示形態の変更の一例であり、これに限定されない。要は、操作受付感度を上げたことがユーザーに伝わるよう表示形態で、表示アイテムを表示するものであればよい。
一方、図3(a)のSTARTアイコン303に対して、図3(b)の動画記録の停止指示を受け付けるSTOPアイコン307の操作受付感度は、同様に上げる制御でも構わないし、変更しない制御でも構わない。なお、感度を変更しない表示アイテムを、第2の表示アイテムとする。ただし、第2の表示アイテムとしてのSTOPアイコン307の操作受付感度を上げた場合には、軽い操作でも動画記録を終了しやすくなってしまるため、ユーザーが誤って動画記録の停止をしてしまう可能性がある。そこで、システム制御部111は、STOPアイコン307の操作受付感度を上げないようにすることで(STOPアイコンを、操作受付感度を変更しない第2の表示アイテムとすることで)、誤った動画記録停止の操作を防ぐことができる。また、動画記録停止は、何度も行われる可能性のあるズーム操作と違って1つのカット(動画記録開始から終了までの間)に一度しか行われない操作である。そこで、STOPアイコン307については感度を上げなくとも、STOPアイコン307の操作による手ブレが1つのカットで何度も起こるということがない。すなわち、STOPアイコン307の操作による手ブレは起こったとしても影響が小さい。
なお、STOPアイコン307の操作受付感度を上げた場合には、ズーム機能アイコン308、309と同様に、STOPアイコン307も表示色を変えることで、操作受付感度が上がっていることをユーザーに通知することが可能である。このように、同一画面内でも、必要に応じて、操作受付感度を上げる機能アイコンを任意に制御するようにして構わない。
S204では、システム制御部111は、記録終了を判定する。入力操作部113に含まれるRecポーズボタンをユーザーが再度押した時、または、図3(b)のSTOPアイコン307を押した時は、動画記録を終了すると共にS205に進む。
S205では、システム制御部111は、タッチパネル126の操作受付感度を元に戻す。併せて、システム制御部111は、機能アイコン304、305の表示形態(本実施形態においては、変更された表示色)も、操作受付感度を上げた状態での機能アイコン308、309の表示形態から元に戻す。
S206では、システム制御部111は、撮影終了を判定する。入力操作部113に含まれるモードダイヤルまたはモードボタンをユーザーが選択した時は、ユーザーによる撮影の停止指示があったとして、撮影モードを終了する。なお、本フロー制御中の任意のタイミングで、モードダイヤルまたはモードボタンがユーザーにより操作された場合は、システム制御部111は、その時点での処理を中断し、初期状態に戻した上で、指定のモードに移行するものとする。
S207は制御の終了で、システム制御部111は、撮影モードを終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、動画記録中のタッチパネル126の操作受付感度を上げることでタッチパネル126の操作の作動力を軽減し、ユーザーのタッチパネル126操作に起因する撮影映像のブレを低減することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態のビデオカメラ100は、タッチパネル126の操作受付範囲を併せて変更すること以外は、第1の実施形態と同様である。このため、重複する説明は省略し、相異点について重点的に説明する。
タッチパネル126の操作受付感度を上げると、入力精度(ユーザーによりタッチされた位置と入力座標との整合の精度)が低下し、ユーザーは、意図した位置を正確にタッチ(指示)しにくくなる。そこで、第2の実施形態では、タッチパネル126の操作受付感度を上げた際に、入力精度の低下をカバーするために操作受付範囲を拡大する。この構成が第1の実施形態と主に相違する。なお、入力精度が変わらない場合でも、ユーザーに対して、より入力操作を容易に操作してもらえるように、操作受付範囲を拡大する意味はある。
第1の実施形態と同様に、ビデオカメラ100での撮影モードにおいて、動画記録中とそれ以外におけるタッチパネル制御を、図4と図5を用いて説明する。図4は、タッチパネル制御の処理を示すフローチャートである。図5は、ビデオカメラ100における撮影で、第1表示部122としての液晶パネル501に重なったタッチパネル126において、タッチパネル126で操作する機能アイコンとしての表示アイテムやOSDを表示した表示画面を模式的に示す図である。このフローチャートに示した処理を実行するためのプログラムは、あらかじめ第3記憶部112のROMに格納されている。そして、図1のシステム制御部111(のCPU)が、このプログラムを読み出し、第3記憶部112のRAMに展開して実行する。これにより、各機能ブロックがシステム制御部111に制御され、このフローチャートに示す処理が実現する。なお、第1表示部122及び/又は第2表示部123には、所謂スルー映像(EVF映像とも呼ばれる)が逐次表示される。そして、第1表示部122は、被写体及びタッチパネル機能の機能ボタンや撮影情報を表示するEVFとして機能しているものとする。
S401はスタートで、ビデオカメラ100の動作モードとして撮影モードに入っている。モード変更は、入力操作部113に含まれるモードダイヤルまたはモード変更ボタン(共に不図示)をユーザーが操作して行う。システム制御部111は、各ステップ(S401〜S408)を実行する。
S402では、システム制御部111は、記録開始を判定する。入力操作部113に含まれるRecポーズボタン(不図示)が押されるか、または、図5(a)のSTARTアイコン502がタッチされると、システム制御部111は、映像の記録を開始すると共にS403に進む。一方、Recポーズボタンが押されるまでは、システム制御部111は、映像を第1表示部122及び/又は第2表示部123に表示しているだけで、映像を記録しない。
S403では、システム制御部111は、タッチパネル126の操作受付感度を上げる。図5(a)のアイコン503、図5(b)のアイコン506、図5(c)のアイコン508は、それぞれ任意の機能アイコンを表しており、例えば顔検出枠表示などである。システム制御部111は、図5(a)の機能アイコン503に対するタッチパネルの操作受付感度に比較して、図5(b)の動画記録中の状態の時の機能アイコン506に対するタッチパネル126の操作受付感度を上げている。操作受付感度を上げる制御については、第1の実施形態で前述したとおりである。具体的には次のとおりである。例えば従来、誤検出を防止して入力精度を確保するために、金属抵抗膜方式のタッチパネルが押されたときの接触抵抗値に応じて、閾値を設けて操作されたか否かを判断していた制御がある。このような制御においては、システム制御部111は、操作を受け付ける方向(精度は落ちる方向)に閾値を緩和する。
S404では、システム制御部111は、タッチパネル126の操作受付範囲を拡大する。具体的には、システム制御部111は、図5(a)の機能アイコン503への操作受付範囲504に比較して、図5(b)の機能アイコン506への操作受付範囲507を大きくする。これにより、S403で操作受付感度を上げた際に、入力位置の精度が落ちることがあっても、機能アイコンに対応した操作の検出を実現できる。
S405では、システム制御部111は、記録終了を判定する。入力操作部113に含まれるRecポーズボタンが再度押された場合、または、図5(b)のSTOPアイコン505がタッチされた場合には、システム制御部111は、動画記録を終了すると共にS406に進む。
S406では、システム制御部111は、タッチパネル126の操作受付感度を元に戻す。
S407では、システム制御部111は、撮影終了を判定する。入力操作部113に含まれるモードダイヤルまたはモードボタンをユーザーが選択した場合には、システム制御部111は、撮影モードを終了する。なお、本フロー制御中の任意のタイミングで、モードダイヤルまたはモードボタンがユーザーにより操作された場合は、システム制御部111は、その時点での処理を中断し、初期状態に戻した上で、指定のモードに移行するものとする。
S408は制御の終了で、システム制御部111は、撮影モードを終了する。
図4のフローチャートに示す処理では、システム制御部111は、図5(b)で示したように、機能アイコン506に対して、操作受付範囲を大きくしている。ただし、図5(c)に示すように、システム制御部111は、操作受付範囲に対して、機能アイコン508の大きさ(表示範囲)を小さくしても構わない。アイコン508の表示範囲を小さくすることによって、ユーザーが機能アイコン508を押す精度に対して、相対的に操作受付範囲を大きくすることができる。したがって、操作受付感度を上げても、誤入力や未検出による不具合を回避できる。
また、図5(a)〜(c)では、機能アイコン503,506,508に対しての操作受付範囲504,507,509を中心相似形に拡大する構成を示している。ただし、特に拡大した領域の対象性や形状は、ここで説明している内容でなくてもかまわない。例えば、金属抵抗膜方式タッチパネルの長手方向、短手方向それぞれにおいて、機能アイコンの輪郭と操作受付範囲の輪郭までの距離が異なるように制御してもよい。これにより、操作受付感度を上げて入力精度悪化した場合のズレ方向特性に合わせた制御が行える。なお、入力精度が悪化した場合のずれ方向特性は、接触抵抗と静電容量の時定数とタッチパネルコントローラのADコンバータによるサンプリングポイントに依存する。
以上説明したように、第2の実施形態においては、タッチパネル126の操作受付感度を上げた際に、併せて、次の(1)と(2)のいずれかの制御を行う。(1)機能アイコン503,506,508の表示範囲に対して操作受付範囲504,507,509を相対的に拡大する制御。(2)操作受付範囲504,507,509に対して機能アイコン503,506,508の表示範囲を相対的に縮小する制御。これにより、第1の実施形態の効果に加え、タッチパネル126の操作受付感度を上げた際の副作用の可能性としての入力精度の低下による誤入力または未検出を防止できる。そして、タッチパネル操作の作動力を軽減し、ユーザーのタッチパネル操作による撮影映像のブレを低減することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態のビデオカメラ100は、機能アイコンの表示位置及び機能アイコンに対応したタッチパネル126の操作受付範囲を変更すること以外は、第1の実施形態と同様である。このため、重複する説明は省略し相異点について重点的に説明する。
本実施形態が第1の実施形態と大きく異なる点は、タッチパネル126の操作受付感度を上げると共に、機能アイコン及び機能アイコンに対応した操作受付範囲の画面上での位置を変更する点である。
第1の実施形態と同様にビデオカメラ100での撮影モードにおいて、動画記録中とそれ以外におけるタッチパネル制御を、図6と図7を用いて説明する。図6は、タッチパネル制御の処理を示すフローチャートである。図7は、一例としてのビデオカメラ100における撮影で、第1表示部122としての液晶パネル701に重なったタッチパネル126において、タッチパネル126で操作する機能ボタンなどの表示アイテムやOSDを表示した表示画面を模式的に示す図である。
このフローチャートに示した処理を実行するためのプログラムは、あらかじめ第3記憶部112のROMに格納されている。そして、図1のシステム制御部111は、このプログラムを読み出して第3記憶部112のRAMに展開して実行する。そして、システム制御部111は、コンピュータプログラムに従って各機能ブロックを制御する。これにより、図6に示す処理が実現される。
なお、第1表示部122及び/又は第2表示部123には所謂スルー映像(EVF映像とも呼ばれる)が逐次表示される。ここで、第1表示部122は、被写体及びタッチパネル機能の機能アイコンや撮影情報を表示するEVFとして機能しているものとする。図8は、第3の実施形態にかかるビデオカメラ100の構成を模式的に示す外観図である。図8に示すように、第1表示部122は、バリアングルモニタ部803に設けられている。なお、バリアングルモニタ部803は、接続部801(ヒンジ部)を介して、本体部802に対して開閉および回転可能に連結されている。そして、本体部802には、レンズ部101、撮像素子102、グリップ部が設けられる。
S601はスタートで、ビデオカメラ100の動作モードとして撮影モードに入っている。モード変更は、入力操作部113に含まれるモードダイヤルまたはモード変更ボタン(共に不図示)をユーザーが操作して行う。システム制御部111は、各ステップ(S601〜S609)を実行する。
S602では、システム制御部111は、記録開始を判定する。入力操作部113に含まれるRecポーズボタン(不図示)または、図7(a)のSTARTアイコン702が押された場合には、システム制御部111は、記録を開始すると共にS603に進む。一方、Recポーズボタンが押されるまでは、システム制御部111は、映像を第1表示部122及び/又は第2表示部123に表示しているだけで、映像を記録しない。
S603では、システム制御部111は、図7(a)に示すようにSTARTアイコン702の表示位置に対して、図7(b)に示すようにSTOPアイコン703の表示位置を移動する移動処理を行う。すなわち、STARTアイコン702が接続部801とは反対側に表示されていた場合には、システム制御部111は、撮影を停止するためのSTOPアイコン703を接続部801に近い側に移動する移動処理を行う。なお、これは、ビデオカメラ100の構造に依存し、ここではパネル右側(接続部801側)に撮像光学系が位置している場合に、右側の撮像部側(接続部801側)に操作部を近付けることで、タッチパネル126操作時に接続部801に掛るトルクを低減できる。このような構成によれば、光軸に概略直行する方向の回転ブレを抑えることができる。したがって、操作受付感度を上げている制御と合わせて、動画記録映像のブレを抑える効果を奏する。なお、この制御は、バリアングルモニタ部803が開いているときに効果を奏する。バリアングルモニタ部803が本体部802に対して閉じられている場合、すなわち、第1表示部122の表示面または裏面が本体部802に対向する位置となっている場合には必要ない。そのため、システム制御部111は、動画記録開始に連動したSTOPアイコン703の表示位置の変更を、バリアングルモニタ部803が本体部802に対して開かれている場合に行い、閉じられている場合には行わないようにしても良い。ここで、バリアングルモニタ部803が開かれている場合とは、第1表示部122の表示面が撮影者側を向いている場合および/または被写体側を向いている場合をいう。なお、STOPアイコン703に限らず、タッチ操作を受け付けるための表示アイテムであれば、記録開始に連動して表示位置を接続部801側に移動する移動処理を行っても良い。
S604では、システム制御部111は、タッチパネル126の操作受付感度を上げる。感度を上げる対象は、図7(a)の動画記録の開始指示を受け付けるSTARTアイコン702と、図7(b)の動画記録の停止指示を受け付けるSTOPアイコン703である。ここでは、システム制御部111は、図7(a)のSTARTアイコン702へのタッチパネル126の操作受付感度に比較して、動画記録中の状態の時には、図7(b)のSTOPアイコン703へのタッチパネル126の操作受付感度を上げている。
S605では、システム制御部111は、記録終了を判定する。入力操作部113に含まれるRecポーズボタンが再度押された場合、または、図7(b)のSTOPアイコン703がタッチされた場合には、システム制御部111は、動画記録を終了すると共にS606に進む。
S606では、システム制御部111は、タッチパネル126の操作受付感度を元に戻す。
S607では、システム制御部111は、S603で移動処理を行った機能アイコンを元の位置に戻す。
S608では、システム制御部111は、撮影終了を判定する。入力操作部113に含まれるモードダイヤルまたはモードボタンが選択された場合には、システム制御部111は、撮影モードを終了する。なお、本フロー制御中の任意のタイミングで、モードダイヤルまたはモードボタンがユーザーにより操作された場合は、システム制御部111は、その時点での処理を中断し、初期状態に戻した上で、指定のモードに移行するものとする。
S609は制御の終了で、システム制御部111は、撮影モードを終了する。
以上説明したように、本実施形態においては、タッチパネルの操作受付感度を上げた際に、併せて、機能アイコンの表示位置を、撮像光学系の構成やユーザーの操作性を考慮して変更する。これにより、第1の実施形態の効果に加え、タッチパネル126操作に起因する撮影映像への影響を軽減できる。このため、ユーザーのタッチパネル126操作による撮影映像のブレを低減することができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
たとえば、映像を記録する記録媒体は、必ずしもビデオカメラの本体にある必要はなく、外部記録装置に有線または無線で撮影映像を伝送することでも構わない。その場合、動画記録時とは、記録装置の状態をさしても良いし、記録再生装置の再生状態以外をさしても構わない。
また、タッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。
また、上述の実施形態では、動画記録中と動画記録中以外で制御を切り替えているが、その他、タッチパネル操作による影響が動画記録映像に影響を与えるか与えないかの状況を条件として制御しても構わない。
なお、システム制御部の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、上述した実施形態においては、本発明をハイビジョンデジタルビデオカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず表示部を有する撮像装置や、動画の撮像機能と撮像した動画を表示する表示部を有する機器であれば適用可能である。すなわち、本発明は、パーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
111:システム制御部、113:入力操作部、115:ビデオ制御部、122:第1表示部

Claims (17)

  1. 動画を撮影可能な撮像手段と、
    前記撮像手段が撮像した動画を記録するように制御する記録制御手段と、
    タッチ操作を検出するタッチ操作検出手段と、
    前記撮像手段と前記記録制御手段による動画記録中に、動画記録中でない場合よりも前記タッチ操作検出手段の操作受付感度を高くするように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記撮像手段と前記記録制御手段による動画記録が開始されたことに応じて、前記タッチ操作検出手段の操作受付感度を高くするように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記タッチ操作検出手段は、表示手段に対するタッチ操作を検出するタッチパネルであり、
    前記表示手段の表示を制御する表示制御手段を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記表示手段にタッチ操作を受け付けるための表示アイテムを、前記制御手段によって操作受付感度を高くする前と後とで異なる表示形態で表示するように制御することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記動画記録中に前記表示手段に表示されたタッチ操作を受け付けるための第1の表示アイテムと第2の表示アイテムのうち、前記第1の表示アイテムに対する操作受付感度を高くし、前記第2の表示アイテムに対する操作受付感度は高くしないように制御することを特徴とする請求項3または4に記載の撮像装置。
  6. 前記第2の表示アイテムは、前記動画記録の停止指示を受け付けるための表示アイテムであることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、前記タッチ操作検出手段の操作受付感度を高くするとともに、前記表示手段に表示されたタッチ操作を受け付けるための第1の表示アイテムの操作受付範囲を広げることを特徴とする請求項5または6に記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段は、前記タッチ操作検出手段の操作受付感度を高くするとともに、前記表示手段に表示されたタッチ操作を受け付けるための第1の表示アイテムの操作受付範囲を変更することなく、前記第1の表示アイテムの表示範囲を狭めることを特徴とする請求項5または6に記載の撮像装置。
  9. 前記表示手段は、前記撮像手段を有する本体部に対して、接続部を介して回転可能に接続されたバリアングルモニタ部に設けられており、
    前記表示制御手段は、前記表示手段に表示されたタッチ操作を受け付けるための表示アイテムの表示位置を、前記動画記録が開始されたことに応じて、前記動画記録の開始の前よりも前記接続部に近い側に移動する移動処理を行うように制御することを特徴とする請求項3乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記表示制御手段は、前記バリアングルモニタ部が前記本体部に対して開いている場合に前記移動処理を行い、前記バリアングルモニタ部が前記本体部に対して閉じている場合には前記移動処理を行わないことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記タッチ操作検出手段は、抵抗膜方式のタッチ操作検出手段であり、前記制御手段は、タッチ操作を検出するための電圧の閾値を下げることにより、前記タッチ操作検出手段の操作受付感度が高くなるように制御することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 前記タッチ操作検出手段は、静電容量方式のタッチ操作検出手段であり、前記制御手段は、タッチ操作を検出するための容量の閾値を調整することにより、前記タッチ操作検出手段の操作受付感度が高くなるように制御することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮像装置。
  13. 動画を撮影可能な撮像手段と、
    前記撮像手段で撮像された動画を記録するように制御する記録制御手段と、
    前記撮像手段を有する本体部に対して、接続部を介して回転可能に接続されたバリアングルモニタ部に設けられた表示手段と、
    前記表示手段へのタッチ操作を検出するタッチ操作検出手段と、
    前記表示手段に表示されたタッチ操作を受け付けるための表示アイテムの表示位置を、前記撮像手段と前記記録制御手段による動画記録が開始されたことに応じて、前記動画記録の開始の前よりも前記接続部に近い側に移動するように制御する表示制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  14. 動画を撮影可能な撮像手段と、前記撮像手段が撮像した動画を記録するように制御する記録制御手段と、タッチ操作を検出するタッチ操作検出手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像手段と前記記録制御手段により動画記録を実行している間においては、前記タッチ操作検出手段の操作受付感度を、動画記録を実行していない間に比較して高くすることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  15. 撮像手段を有する本体部に対して接続部を介して回転可能に連結されたバリアングルモニタ部に設けられた表示手段と、前記撮像手段で撮像された動画を記録するように制御する記録制御手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像手段と前記記録制御手段により動画記録を実行している間においては、前記表示手段にタッチ操作を受け付けるための表示アイテムを、動画記録を実施していない間よりも、前記表示アイテムを動画記録の開始の前よりも前記接続部に近い側に移動させることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  16. コンピュータを、請求項1乃至13のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるプログラム。
  17. コンピュータを、請求項1乃至13のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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