JP5993520B2 - 重複サービスエリアを有する無線通信システムにおける事前の通信リソース通知 - Google Patents

重複サービスエリアを有する無線通信システムにおける事前の通信リソース通知 Download PDF

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Description

関連出願
本願は、2012年10月8日に出願され、「事前のスケジューリング情報を使用する二層ネットワークでの干渉を回避する方法」と題された米国仮出願第61/710,978号(整理番号TPRO 00224 US)の優先権の利益を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれている。
本発明は、概ね無線通信システムに関し、より具体的には、重複サービスエリアを有する無線通信システムにおける通信リソースの管理に関する。
セルラ通信システムにおける基地局は、各基地局が、関連のあるセル内で無線通信装置と信号を交換する地理的セル内で無線通信装置に対して、通信サービスを提供する。各セルのサイズ及び形状、すなわち、基地局のカバレッジエリアは、いくつかの要因によって決定され、少なくとも一部は、基地局の設計パラメータに基づいている。相対的に広い地理的エリア内で多数の装置にサービスを提供する大型マクロセルに加えて、一部のセルラ通信システムは、次第に、より小型のセルを用いて、効率を向上させ、カバレッジの改善、サービスの質の改善及び追加的サービスの提供を行うようになっている。より小型のセルとしては、一般にマイクロセル、ピコセル、及びフェムトセルと呼ばれる種々のサイズが挙げられる。マイクロセル及びピコセルは、付加的なセキュリティ、エリア内での更に大きいユーザ容量、付加的サービス機能、及び/又は改善されたサービスの質を提供するために、オフィスビル、ショッピングセンター及び市街地エリアで実装される場合が多い。フェムトセルは、相対的に地理的エリアがより狭く、一般的に、住居又は小規模事務所の所在地で実装される。一般的なセルラバックホールリソースは、これらの場所では使用できない場合もあることから、フェムトセルは、DSL又はケーブルモデムを介してセルラインフラストラクチャーに接続される場合もある。フェムトセルは、セルラネットワークの一部であり、したがって、マクロセルで使用する技術と同じ技術を用いて、無線装置と通信を行う。同じ周波数チャネルで動作する種々の基地局及び無線通信装置の近接では、干渉が生じる場合が多い。干渉は、図1Aに示すように上りリンクチャネル、又は図1Bに示すように下りリンクチャネル内で発生する場合がある。図1A及び図1Bでは、広サービスエリア(LSA)通信ノード(基地局)10は、LSA12内で無線サービスを提供し、狭サービスエリア(SSA)通信ノード(基地局)14は、SSA16内で無線サービスを提供する。SSA16及びLSA12は、少なくとも一部が重複する。図1A及び図1Bでは、SSA16はLSA12内にある。通信ノード10、14は、それぞれのサービエリア内でユーザ装置(UE)と呼ばれることがある移動無線通信装置18、20に無線サービスを提供する。SSA UE(SUE)18は、SSA通信ノード14からサービスを受信し、LSA UE(LUE)20は、LSA通信ノード10からサービスを受信する。図1Aに示すように、LUE20は、上りリンク信号22をLSA通信ノード10に送信し、SUEは、上りリンク信号24をSSA通信ノード14に送信する。LUE20及びSUE18が上りリンク信号22、24を同時に送信するために同じ周波数を使用すると、LSA上りリンク信号22は、SSA上りリンク信号24との干渉によってSSA通信ノード14で干渉を引き起こす。更に、干渉はまた、SUE18によって送信される上りリンク信号24が原因で、LSA通信ノード10でも発生する場合がある。図1Bに示すように、LSA通信ノードは、下りリンク信号26をLUE20に送信し、SSA通信ノードは、下りリンク信号28をSUE18に送信する。LSA及びSSA通信ノードが下りリンク信号を同時に送信するために、同一の周波数を使用するとき、SSA下りリンク信号は、LSA下りリンク信号との干渉が原因で、LUEで干渉を引き起こす。干渉はまた、SUEでのLSA下りリンク信号26からも生じる場合がある。SSA通信ノード14付近でLUE20が動作する場合、強力な上りリンク信号及び下りリンク信号による干渉は、特に有意である。そして、LSA通信ノード10とSSA通信ノード14との間に協調は存在しない。
少なくとも、第1の地理的サービスエリアを有する第1の基地局と、前記第1の地理的サービスエリアと少なくとも部分的に重複する第2の地理的サービスエリアを有する第2の基地局と、を含む通信システムにおいて、前記第2の基地局からサービスを受ける中継移動無線通信装置は、リソース情報を受信して前記第2の基地局に転送する。前記リソース情報は、前記第1の基地局により送信されるスケジューリング情報に基づいており、前記第1の基地局との無線通信に使用されることになる通信リソースを識別する。少なくとも前記リソース情報に基づいて、前記第2の基地局は、周波数内干渉が、少なくとも低減され、状況次第で最小化又は除去されるように、前記第2の基地局からサービスを受ける移動無線通信装置に通信リソースをスケジューリングする。
広サービスエリア(LSA)内に狭サービスエリア(SSA)を有し、SSA内でサービスを提供するSSA基地局及びLSA内でサービスを提供するLSA基地局で干渉が発生する通信システムの図である。
広サービスエリア(LSA)内に狭サービスエリア(SSA)を有し、LSA内の無線通信装置及びSSA内の無線通信装置で干渉が発生する通信システムの図である。
移動無線通信装置(RSUE)が、第1の基地局(LSA基地局)からLSAスケジューリング情報を受信し、LSAリソース情報を伝達するリソース情報を第2の基地局(SSA基地局)に送信する通信システムの図である。
LSAスケジューリング情報に基づくSUEへの下りリンク通信リソースのスケジューリングにより、LUE及び/又はSUEでの干渉が少なくとも減少する通信システムの図である。
LSAスケジューリング情報に基づくSUEへの上りリンク通信リソースのスケジューリングにより、SSA基地局及び/又はLSA基地局での干渉が少なくとも減少する通信システムの図である。
通信システム内における干渉の管理に関する少なくとも一部の通信を示すメッセージ図である。
LSAスケジューリング情報がLSA基地局によって送信される、LSA基地局、LUE、RSUE、及びSUEの送信を示す送信タイミング図である。
LSAスケジューリング情報がLSA基地局によって送信される、LSA基地局、RSUE、及びSSA基地局の送信を示す送信タイミング図である。
LSA基地局及びSSA基地局としての使用に好適な、受信機、プロセッサ、及び送信機を備えた基地局のブロック図である。
LUE及びSUEとしての使用に好適な、受信機、プロセッサ、及び送信機を備えた移動無線通信装置のブロック図である。
通信リソースを管理するLSAネットワークにおける方法のフローチャートである。
中継無線通信装置(RSUE)にて実施する方法のフローチャートである。
通信リソースを管理するSSAネットワークにおける方法のフローチャートである。
本明細書で検討される通信リソース管理技術は、少なくとも一部が重複する地理的サービスエリアを有する少なくとも2つの基地局を含む通信システム内で適用することができる。以下で検討する例としては、通信システムは、LSA地理的サービスエリアを有する広サービスエリア(LSA)基地局と、LSA地理的サービスエリアより狭いSSA地理的サービスエリアを有する狭サービスエリア(SSA)基地局と、を含む。LSA基地局は、LSA地理的サービスエリア内のLSA UE(LUE)と呼ばれる移動無線通信装置に無線通信サービスを提供する。SSA基地局は、SSA地理的サービスエリア内のSSA UE(SUE)と呼ばれる移動無線通信装置に無線通信サービスを提供する。LSA基地局は、LSA基地局との通信を行うために使用されることになる通信リソースを識別するLSAスケジューリング情報を送信する。中継SUE(RSUE)は、LSAスケジューリング情報を受信し、LSAスケジューリング情報を示す情報をSSA基地局に転送する。この情報に基づき、SSA基地局は、SUEに対して、通信リソースのスケジューリングを行う。
図2は、移動無線通信装置(RSUE)202が第1の基地局(LSA基地局206)からLSAスケジューリング情報204を受信し、LSAリソース情報204を伝達するリソース情報208を第2の基地局(SSA基地局)210に送信する通信システム200を示す。場合によっては、リソース情報208は、LSAスケジューリング情報204と同じであり、RSUE202は、LSAスケジューリング情報204を第2の基地局(SSA基地局)210に転送する。スケジューリング情報204により、LSA基地局206によって使用されることになる通信リソースを識別し、通信リソースは、上りリンク通信リソース、下りリンク通信リソースのいずれか又はその両方を含んでもよい。スケジューリング情報204に基づき、SSA基地局210は、SSA基地局210から無線サービスを受信する無線通信装置(SUE)202、212に対する通信リソースのスケジューリングを行う。SSA基地局210は、リソース情報208(LSAスケジューリング情報204)を使用し、上りリンク及び/又は下りリンクリソースを割当て、干渉を減少させる。干渉は、第2の基地局210での上りリンクでの干渉、第1の基地局(LSA基地局)206からサービスを受信する無線通信装置(LUE)214での下りリンクでの干渉、第1の基地局206の上りリンクでの干渉及び/又は無線通信装置(SUE)212での干渉を含む。
多数の技術及び通信規格のいずれかに従って、通信システム200が実施されてもよい。しかし、以下で検討される例では、システム200は直交周波数分割多重(OFDM)規格に従って、動作する。OFDM系システムでは、物理チャネルは、特定の周波数・時間リソースを割当てることによって定義することができる。これらのリソースの粒度は、システムの仕様及び設計に依存する。特定の実施では、各基地局及び/又は無線通信装置の周波数、タイミング及び符号化パラメータを更に特定してもよい。複数のサイズで、かつ重複サービスエリアを含むシステムの例としては、3GPPロング・ターム・エボリューション(LTE)通信仕様に従って動作するシステム及び1つ以上のマクロセル、マイクロセル、ピコセル、及びフェムトセルを含むシステムが挙げられる。このようなシステムでは、基地局は、通常は、eNodeBと呼ばれる。更に、広サービスエリア(LSA)eNodeB(マクロeNodeBなど)は、より狭いサービスエリア(SSA)eNodeB(マイクロeNodeB、ピコeNodeB、又はフェムトeNodeBなど)よりも広いサービスエリア12を有する。本明細書で検討されるとおり、広サービスエリア(LSA)基地局206は、狭サービスエリア(SSA)基地局210よりも広い地理的サービスエリア12内で通信サービスを提供する任意のタイプの基地局、eNodeB又は送受信機基地局であり、SSA基地局は、より狭い地理的サービスエリア16内でサービスを提供する任意のタイプの基地局、eNodeB又は送受信機基地局である。
基地局206、210は、無線通信装置(UE)202、212、214と無線信号を交換する無線送受信機を含む。基地局及び無線通信装置(UE)からの送信は、送信のシグナリング、プロトコル、及びパラメータを定義する通信仕様により定められる。通信仕様は、通信用の厳格なルールを提供してもよく、具体的な実施は異なるが通信仕様には従っている一般要件を提供してもよい。本明細書における検討は、3GPPロング・ターム・エボリューション(LTE)の通信仕様に関するが、状況によっては、他の通信仕様が使用されてもよい。通信仕様では、少なくとも、上りリンク及び下りリンク送信用のデータチャネル及び制御チャネルが定義され、かつ少なくとも、基地局から無線通信装置への物理下りリンク制御チャネル用の幾つかのタイミング及び周波数パラメータが特定される。制御チャネルとしては、論理ブロードキャスト制御チャネル及び装置固有の論理制御チャネル(図2には図示せず)が挙げられる。
通信システム200を参照して説明されるブロックの様々な機能及び動作は、任意の数の装置、回路、及び/又は要素において並びに種々の実行可能コード(ソフトウェア及びファームウェアなど)の形態で実施されてもよい。図示する2つ以上の機能ブロックが1つの装置に統合されてもよく、任意の1つの装置において行われるように記載される機能は、複数の装置に亘って実施されてもよい。
システム200は、少なくとも広サービスエリア(LSA)基地局206と、狭サービスエリア(SSA)基地局210と、2つの無線通信装置202、214と、を含む。場合によっては、システム200は、他の無線通信装置212を含んでもよい。例えば、スケジューリング情報を転送する無線通信装置(RSUE)202は、SSA基地局210と通信するために通信リソースが割当てられている無線通信装置(SUE)212と異なってもよい。ほとんどの状況では、幾つかのLSA基地局は、ネットワーク基盤を介してネットワークコントローラ(図示せず)に接続され、複数の無線通信装置に無線通信サービスを提供する。典型的には、SSA基地局210は、同一コントローラには接続せず、LSA基地局206と通信しない。しかし、本明細書で検討される技術はまた、SSA基地局210がLSA基地局206及び/又はLSAネットワークに接続されるが、SSA基地局への通信リンクの遅延時間が1ミリ秒を超える場合、有利となり得る。
移動無線通信装置202、212、214は、モバイル装置、無線装置、無線通信装置、及びモバイル無線装置、ユーザ装置(UE)、UE装置、並びにそれ以外の名称で称される場合がある。無線通信装置202、212、214は、基地局と通信するための電子装置及びコードを含み、また、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、無線モデムカード、無線モデム、並びにラップトップ型コンピュータなどの装置のほか他の装置を含む。本明細書で検討される例では、LSA内でLSA基地局から無線サービスを受信する無線通信装置は、LSA UE(LUE)214と称され、SSA内でSSA基地局からサービスを受信する無線通信装置は、SSA UE(SUE)202、212と称される。LSAスケジューリング情報204をSSA基地局に転送する無線通信装置202は、中継SUE(RSUE)202と称される。
RSUE202は、LSA下りリンク信号216におけるLSAスケジューリング情報204をLSA基地局206から受信する。様々な技術を使用して、LSAスケジューリング情報204をRSUE202に送信することができる。2つの例としては、システム情報ブロック(SIB)メッセージ内でLSAスケジューリング情報204をブロードキャストすること、及びマルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレーム内でスケジューリング情報204をブロードキャストすることが挙げられる。
RSUE202は、LSAスケジューリング情報又はLSAスケジューリング情報204を示すリソース情報208を上りリンク信号218でSSA基地局210に送信する。本明細書の例では、RSUEは、リソース情報208の送信用に上りリンクリソースを要求し、SSA基地局は、情報の送信用に物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)リソースを割当てる。また、例えば、リソースの要求には、その要求が、LSAリソース情報のための要求であることを示すことを含む。このような点で、例えば、LSAリソース情報がすでに別のRSUEから受信されている場合、SSA基地局は、選択的に要求を拒否してもよい。いくつかの実施では、RSUEは、LSAリソース情報が利用可能であることを示すだけでもよく、SSA基地局は、必要に応じて、情報を送信するための上りリンクリソースを割当て、RSUEにその情報を送信するように指示する。状況によっては、LSAリソース情報の送信を管理するためのその他の技術が使用されてもよい。
LSAスケジューリング情報204とは、時間・周波数リソースなどの通信リソースを識別する任意のデータ又は情報であり、LSA通信に使用されるものである。一つの例では、干渉を引き起こす場合がある又は干渉を経験する場合があるLUEによって使用されるLSAリソースのみが、LSAスケジューリング情報204によって識別される。例えば、特定のLUEからのLUE上りリンク送信がSSA基地局で干渉を引き起こすことが予想される場合、そのLUEにスケジューリングされた上りリンクLSA通信リソースが、LSAスケジューリング情報において報告される。同様に、SSA基地局からの下りリンク送信がLUEで干渉を引き起こす可能性がある場合、下りリンクリソースは、LSAスケジューリング情報において識別される。本明細書に記載され、以下で更に詳細に検討される例では、干渉は、従来の報告技術に従って、UEによって提供されるRSRP(参照信号の受信電力)及びRSRQ(参照信号の受信品質)などの報告された信号測定に基づいて予想される。その他の技術を使用して、干渉の可能性を評価するために使用される測定報告の送信がトリガされてもよいが、測定報告の送信は、干渉の検出を最適化したイベントトリガに基づく。状況によっては、干渉の可能性は、他の情報に基づいて単独で、又は測定報告とともに、評価されてもよい。以下で検討するとおり、例えば、過剰数のハイブリッド自動反復要求(HARQ)の再送、無線リンク障害又はハンドオーバ障害を使用して、干渉の発生及び干渉が継続する可能性を判定してもよい。
SSA基地局210は、LSAスケジューリング情報208に基づくリソース情報208を使用して、SUEに対して、通信リソースのスケジューリング(割当て)を行い、干渉を最小限に抑える。検討されたように、LUE214、SUE202、212、LSA基地局206、かつ/又はSSA基地局210で干渉の可能性がある。場合によっては、SSA基地局210は、LSAスケジューリング情報204において識別される通信リソースを任意のSUEに割当てることはできない。しかし、その他の場合には、SSA基地局210は、識別された通信リソースを干渉に耐性のある可能性がある又は干渉を引き起こす可能性のないSUEに割当てることができる。例えば、LSAスケジューリング情報204がLSA上りリンク通信に使用されることになる時間・周波数リソースを識別する場合、SSA基地局210は、同じ時間・周波数リソースを、低いサービスの品質(QoS)を要求するか、又はSSA基地局210に非常に近いと判定される、SUEに割当てることができる。更に、LSAスケジューリング情報204がLSA下りリンク通信に使用されることとなる時間・周波数リソースを識別する場合、SSA基地局210は、識別された時間・周波数リソースを、SSA基地局210に非常に近いと判定され、低電力レベルで送信するSUEに割当てることができる。したがって、SSA基地局は、識別されたLSA通信リソースをいくつかの要因に基づいてスケジューリングすることができる。
図3A及び図3Bは、SSA基地局210が、LSAスケジューリング情報204(又はリソース情報208)を使用して、通信リソースをSUE202、212に対してスケジューリングするとき、干渉の低減を示す通信システム200を示す。
図3A及び図3Bは、第1の基地局206及び第2の基地局210によって提供される例示的地理的サービスエリアの関係を示すものである。第1の基地局206では、第1の基地局の地理的サービスエリア12内で無線通信装置に無線サービスを提供することができ、第2の基地局210は、第2の基地局の地理的サービスエリア16内で無線通信装置に無線サービスを提供することができる。したがって、地理的サービスエリアは、基地局のカバレッジエリアである。第2の基地局地理的サービスエリア16及び第1の基地局地理的サービスエリア12は、多数の形状、サイズ及び構造のうち任意のものを有していてもよい。サービスエリアを示す楕円形は、概して、サービスエリア間の一般的な関係を示すものであり、サービスエリアの実際の形状又はサイズを必ずしも尺度通りに示していない。更に、サービスエリアは、サービスを利用できないカバレッジホールを含有し得る。明瞭性及び簡潔性のために、こうした特徴は図示されない。図3A及び3Bでは、第2の基地局210のサービスエリア16は、完全に第1の基地局206によって提供されるサービスエリア12の範囲内である。通信システム内の一部の基地局により、マイクロセル、ピコセル及びフェムトセル構造などのより狭いサービス領域が提供される場合、このようなサービスエリアの関係が発生する場合が多い。例えば、フェムトセルの配置としては、フェムトセルが、その居住地に住む装置ユーザによって使用される装置のためのサービスエリアである居住地の所在するフェムトセル基地局(第2の基地局210)が挙げられる。無線通信装置がサービスエリア12外であるとき、サービスはより広いマクロセル(例えば、第1の基地局206)によって提供される。
図3Aでは、LSAスケジューリング情報に基づくSUEへの下りリンク通信リソースのスケジューリングにより、LUEでの干渉が少なくとも減少するか又は最小化する、通信システム200を図示する。図3Aの例では、LSA基地局206が、LUE214によって提供される測定報告に基づいて、LUE214での干渉の可能性を判定する。その結果、LSAスケジューリング情報204が、LSA基地局206によって送信され、RSUEによってSSA基地局210に伝達され、LSAスケジューリング情報204は、LUE210への送信に使用されることになる第1の下りリンク通信リソース(R1)301を識別する。その情報に基づき、SSA基地局が、SUE212又はRSUE202との通信のために、第1の下りリンク通信リソース(R1)301のスケジューリングを行わない。その代わりに、SSA基地局が第2の下りリンク通信リソース(R2)302のスケジューリングを行う。その結果、SSA下りリンク送信304がLUE214で受信するLSA下りリンク送信306と干渉することはない。上記のように、SSA基地局210は、第1の下りリンク通信リソース(R1)301を、SSA下りリンク通信がLUE214に干渉を引き起こす可能性がないと判定するか、又は、特定のSUEによって、干渉に耐えることができる別のSUE(図示せず)に割当ててもよい。
図3Bでは、LSAスケジューリング情報204に基づくSUEへの上りリンク通信リソースのスケジューリングにより、SSA基地局210での干渉が少なくとも減少する通信システム200を図示する。図3Bの例では、LSA基地局206が、LUE214によって提供される測定報告に基づいて、SSA210での干渉の可能性を判定する。LUE測定報告において、SSA基地局によって送信される十分に高い下りリンク信号電力レベルが示されるとき、LSA基地局は、LUE上りリンク信号が少なくともSUEから送信される上りリンク信号と干渉する可能性があると判定する。LSAスケジューリング情報204は、LSA基地局206によって送信され、RSUE202によってSSA基地局210に伝達され、LSAスケジューリング情報208は、LUE210による送信のために使用されることになる第1の上りリンク通信リソース(R1)310を識別する。その情報に基づき、SSA基地局210が、SUE212又はRSUE202のいずれかへの通信のために、第1の上りリンク通信リソース(R1)310のスケジューリングを行わない。その代わりに、SSA基地局210が第2の上りリンク通信リソース(R2)312のスケジューリングを行う。その結果、LUE210上りリンク送信312は、SSA基地局210で受信されたSUE上りリンク送信314と干渉することはない。上記のように、SSA基地局210は、第1の上りリンク通信リソース(R1)310を、LUE送信がSUE上りリンク送信との干渉を引き起こす可能性がないと判定する別のSUE(図示せず)に割当ててもよい。例えば、これは、SUEがSSA基地局と非常に近い場合に起こり得る。
図4は、通信システム200内における干渉の管理に関する少なくとも一部の通信を示すメッセージ図である。
イベント402では、LUEは、SSAを含む隣接セルによって送信される参照信号を測定する。例としては、LUEは、ハンドオーバ候補セルを識別するための無線リソース管理(RRM)の既知の技術によって、RSRP(参照信号受信電力)及び/又はRSRQ(参照信号受信品質)を測定する。
イベント404では、SUEは、LSA基地局によって送信される参照信号を測定する。例としては、SUEは、既知の技術によって、RSRP及び/又はRSPQを測定する。
送信406では、LUEは、LSA基地局に対して、SSA参照信号の測定結果を報告する。状況によっては、測定報告を送信するために従来のトリガを使用してもよく、報告スキームへの変更により、効率及び頑健性を改善し得る。当技術分野で周知のように、LTEにおける従来のイベントトリガは、ネットワークによって管理され、イベントA1(サービングがしきい値よりも良好となる)、イベントA2(サービングがしきい値よりも劣る)、イベントA3(隣接がPセルよりもオフセット分良好となる)、イベントA4(隣接がしきい値よりもオフセット分良好となる)、イベントA5(Pセルがしきい値1よりもオフセット分劣り、かつ隣接がしきい値2よりもオフセット分良好となる)、及びイベントA6(隣接がSセルよりもオフセット分良好となる)を含む。測定報告の送信を引き起こす従来のトリガは、通常は、ハンドオーバを管理するために設定される。LSA基地局向けには、LUEを構成し、定期的に報告を実施するような従来の方法が存在するが、自己最適化ネットワーク(SON)又は新たな基地局を設置するときを除いて、通常は使用されない。従って、これらの報告手順に関連するしきい値は、干渉を識別するための最適のしきい値とは異なり得る。本明細書で記載される例では、イベントA7を使用して、干渉を管理するための測定報告の送信をトリガする。イベントA7のトリガのしきい値を選択して、干渉の識別及び管理を最適化する。一部の実施では、測定報告を送信するためのイベントトリガは、従来のイベントトリガであってもよい。これらの状況では、トリガのしきい値を変更して、干渉の識別を改善してもよい。従来のイベントトリガを使用するが、測定報告を送信するLUEも、SSA基地局に対するハンドオーバの候補である可能性が高い。LUEをSSAに移動させると、干渉の可能性が回避される。その結果、LUEがSSA基地局へのハンドオーバ手順を行わない場合に限り、図4を参照として記載された手順を継続する。
送信408では、SUEは、SSA基地局に対して、LSA参照信号の測定結果を報告する。測定報告は、既知の技術によって、UEから上りリンクチャネル内で送信される。従来のイベントトリガを使用して、測定報告の送信をトリガしてもよいが、イベントA7トリガは、干渉を管理する測定報告をトリガするために、SUEにより使用される。利用可能な場合、SUEにてLSA基地局から受信された信号の品質が、SUEがスケジューリング情報を受信及びデコードするのに十分である場合に報告が送信されるように、イベントA7トリガのしきい値が選択される。
イベント410では、LSA基地局が干渉の可能性を判定する。例では、LSA基地局は、LUEによって提供される測定報告を評価し、可能性のある干渉レベルを判定する。LSA基地局は、参照信号の送信電力及び報告された測定結果に基づいて、SSA基地局からLUEへのパスロスを判定する。パスロス情報をLUEから送信される上りリンク信号の既知の送信電力レベルに適用することによって、LSA基地局は、LUEによって送信される上りリンク信号のSSA基地局での少なくともおおよその電力レベルを判定することができる。その結果、LSA基地局は、SSA基地局で干渉を引き起こす上りリンク信号の可能性を判定することができる。パスロス情報及び下りリンク信号電力に基づいて、LSA基地局206は、SSA基地局210から送信されるSSA下りリンク信号のLUE214での少なくともおおよその電力レベルを判定できる。SSA下りリンク信号によるLUEでの干渉レベルは、LUEでのSSA下りリンク信号電力及びLUEでの受信されたLSA下りリンク信号電力から判定される(又は少なくとも概算される)。したがって、LSA基地局は、SSA基地局及び/又はLUEでの予測される干渉レベルを判定できる。2つ以上のLUEは、干渉を引き起こす又は経験する可能性があるものとして、識別されてもよい。その結果、LSAスケジューリング情報は、干渉を経験する又は引き起こす可能性のあるすべてのLUEに対して割当てられた、すべての通信リソースを識別する。
状況によっては、LSA基地局は、測定報告なしで、又は部分的にのみ測定報告に基づいて、干渉の可能性を識別してもよい。干渉の可能性を識別するために使用することができるパラメータのいくつかの例としては、LUEが経験するHARQ再送の数、無線リンク障害の数、及びハンドオーバ障害の数が挙げられる。これらの数の1つ以上が、対応するしきい値を超える場合、LSA基地局は、干渉が原因である可能性があると判定する。特定の干渉評価は、単一のパラメータ又はパラメータの組み合わせに基づいてもよく、この組み合わせは、状況によっては、測定報告を含んでよい。
イベント412では、LSAがLUE用通信リソースのスケジューリングを行う。既知の技術によれば、LSA基地局は、LUEとLSA基地局との間で通信を行うための通信リソースのスケジューリングを行う。場合によっては、LSA基地局に接続されるスケジューラ又はコントローラは、少なくともいくつかのスケジューリング機能を行う。
送信414では、上りリンク及び下りリンクLSAリソースがLUEに割当てられる。通信仕様及び既知の技術によって、LSA基地局は、下りリンク制御信号をLUEに送信し、LSAリソースのスケジューリングを行う。しかし、LUEが別の基地局へハンドオーバにより移されると、LSA基地局によるLSAリソースのスケジューリングは行われない。
イベント416では、SSA基地局210は、LSAスケジューリング情報を読み込み、転送するべきSUEの識別を行う。例では、SSA基地局210は、測定報告に基づき、LSA基地局から送信される信号を上手く受信する可能性の高い1つ以上のSUEを識別する。状況によっては、SUEを識別する他の方法が用いられてもよい。SUEは、通常は、SSA基地局(サービング基地局)からの制御チャネルのみをモニターすることから、SSA基地局によって選択され、LSAスケジューリング情報の読み込み及び転送を行う場合、SUEは、LSAスケジューリング情報のみをモニターすることになる。あるいは、SUE210が測定報告408を提供する必要がない場合であり、SSA基地局がSUE418にスケジューリング情報の読み取りを指示する必要がない場合、SSA基地局によって支配されているすべてのSUEのサブセットが、LSAスケジューリング情報の読み込み及び転送を行うために前もって選択されてもよい。例では、スケジューリング情報が新規SIBにわたって送信される場合、SUEは、LSA基地局からのSIBの変更通知のみモニターすればよい。このように、LSA基地局は、任意の更新又は新規スケジューリング情報を送信しない場合(例えば、LSA基地局がいかなる干渉も検出しなかった場合)、SUEは、すべてのSIBを読み込む必要はない。
送信418には、識別されたSUEに対して、LSA基地局によって送信されるLSAスケジューリング情報を読み込む指示を含む。例としては、指示418は1ビットの下りリンク制御チャネルで送信されるスケジューリング情報表示メッセージである。スケジューリング情報表示メッセージは、SUEへの専用シグナリングメッセージである。
LSAスケジューリング情報204は、送信420で基地局から送信される。特定の実施に応じて、LSAスケジューリング情報は、任意のデータチャネル又は制御チャネルで送信されてもよい。以下で検討するように、好適な技術の例としては、システム情報ブロック(SIB)内でのLSAスケジューリング情報のブロードキャスト、MBSFN(Multimedia Broadcast multicast service Single Frequency Network)送信によるLSAスケジューリング情報のブロードキャストが挙げられる。LSAスケジューリング情報は、スケジューリング情報が記述しているLSA送信の前に、好ましくは、時間窓内で送信される。LSAスケジューリング情報の送信が非常に早期であった場合、移動UEによって条件が変更する場合がある。その一方で、スケジューリング情報をSSA基地局210に中継するにあたって、かつSSA基地局がその情報を用いてリソースのスケジューリングを行うにあたって、RSUE202には十分な時間を提供するべきである。本明細書の例としては、スケジューリング情報は、サブフレームn−x内で送信される。ここでは、xは4以上である。LUEは、サブフレームnでの送信用に、サブフレームn−4内でスケジューリングされる。場合によっては、送信414及び送信420の順番は、逆であってもよい。
測定報告406により、干渉の可能性が示されるが、SUEからの測定報告408では干渉を示さない場合もある。例えば、SUEは比較的SSA基地局から遠いが、LUEがSSA基地局に非常に近い場合、測定報告408がSSA基地局の上りリンクでの干渉の可能性に関する情報を提供しない。しかし、測定報告408には、SUEがLSA基地局から送信されたスケジューリング情報を読み込むことができるか否かが示される。したがって、本明細書の例では、LSAスケジューリング情報の読み込みを指示されたSUEは、定期的にかつ継続してLSAスケジューリング情報の読み込みを行う。LSAスケジューリング情報は、特定のSSA基地局との干渉を経験する又は引き起こす可能性のあるすべてのLUEの全通信リソースを識別する。また、LSAスケジューリング情報により、影響を受ける可能性のあるSSA基地局を識別することができる。例えば、LSAスケジューリング情報は、物理セルID(PCI)を含んでいてもよい。場合によっては、LSAスケジューリング情報はまた、SSA基地局のPCI間で混同する可能性のあるセルIDを含んでもよい。
RSUEは、LSAスケジューリング報告送信422をSSA基地局に送信し、LSAスケジューリング報告422には、LSA基地局によってブロードキャストされたLSAスケジューリング情報を示す情報が提供される。場合によっては、LSAスケジューリング報告は、LSAスケジューリング情報と同一である。その他の状況では、それは、LSAスケジューリング情報から派生したものであってもよい。例としては、LSAスケジューリング報告送信422は、PUSCHでの送信である。
イベント424では、SSA基地局が1つ以上のSUEに対して、LSAスケジューリング報告に基づいて、SSA通信リソースのスケジューリングを行う。SSA基地局は、LSAスケジューリング情報内で識別されたリソースの割当てを行わなくてもよく、また、その情報に基づいて割当てを優先させてもよい。例えば、SSA基地局は、SSA基地局からSUEの距離に基づいて、リソースを割当てることができる。SSA基地局は、SUEによって要求されるQoS及び他のSSA基地局からの干渉など、他の要因を評価することができる。
図5は、LSAスケジューリング情報202が送信されるLSA基地局、LUE、RSUE、及びSUEの送信502、504、506、及び508の送信図である。LSA基地局送信502には、通信仕様に従って下りリンク周波数帯域517内で送信される複数のサブフレーム510、512、514、516が含まれる。LSA基地局送信502は、本明細書で検討される相違点を除き、LTEシステム内での従来の送信に類似している。LSAスケジューリング情報202は、LUEによる上りリンク送信に使用される少なくとも1つの上りリンクリソース及び下りリンク送信のためにLSA基地局によって使用される下りリンクリソースを識別する。本明細書で検討される例としては、LSAスケジューリング情報は、SSA基地局を識別する情報(PCI)と同様に、上りリンクリソース及び下りリンクリソースの両方を識別する。明確に示すために、図5は上りリンクリソースを示し、図6は下りリンクリソースを示す。
既知の技術によって、LSA基地局は、上りリンク送信前、サブフレーム内でLUEに対して上りリンク通信リソース520のスケジューリングを行う。例としては、スケジューリングされた上りリンク送信が、サブフレームn516内である場合、LSA基地局によって送信されたサブフレームn−4 512は、LUEのスケジューリング情報を含む。したがって、サブフレームn−4 512は、サブフレームn 516での上りリンク送信のためにLUEによって使用される上りリンク周波数スペクトル518内で時間・周波数リソース(ブロック)520を識別する。サブフレームn−x 510では、LSA基地局は、LSAスケジューリング情報をブロードキャストする。上記のように、LSAスケジューリング情報を送信する2つの技術の例として、システム情報ブロック(SIB)内で情報を送信すること、及びMBSFNサブフレーム内で情報を送信することが挙げられる。SIBを使用するとき、その情報は、PDSCHで送信してもよい。
中継SUE(RSUE)は、LSAスケジューリング情報204を受信し、LSAスケジューリング情報を示すリソース情報208を送信する。状況によっては、情報208は、LSA基地局によって送信されるLSAスケジューリング情報204である。その他の状況では、SSA基地局がLSAスケジューリング情報を判定できるいくつかの他の制御データであってもよい。例としては、サブフレームn−4 512の後及びサブフレームn 516の前に、サブフレームn−y 514のPUSCHにおいて、RSUEによって情報が送信される。したがって、例としては、yは3〜1である。リソース情報208の送信用の好適なサブフレームは、サブフレームn−3である。SSA基地局は、リソース情報208を受信し、少なくとも、LSAスケジューリング情報によって示される通信リソースが、割当ての優先度が低くなるようにSUEのスケジューリングを行う。言い換えると、LSAネットワークによって使用される通信リソースは、最後に割当てられる。図5の例としては、LSAスケジューリング情報によって示される上りリンク通信リソースがSUEに割当てられることはない。したがって、時間・周波数ブロック530は、SUEの送信506及び508において黒塗りのボックスで示され、時間・周波数ブロック520は、斜影線で示され、それらはデータを含有することを示す。時間周波数ブロック534は、RSUE送信506及びSUE送信508のスケジューリングを行い、これらの2つのSUEは異なる通信リソースを使用する。
図6は、LSAスケジューリング情報202が送信されるLSA基地局、RSUE及びSSA基地局の送信502、506、552の送信図550である。図6では、LSAスケジューリング情報202は、サブフレームn 516内のLSA基地局によって使用されることとなる下りリンク通信リソース554を識別する。図5を参照して検討したように、LSAスケジューリング情報202は、サブフレームn−x 510内のLSA基地局206によって送信される。RSUEは、対応するリソース情報208(又は、LSAスケジューリング情報202)をその後のサブフレーム514内で、SSA基地局に送信する。SSA基地局は、LSA基地局によって使用される下りリンクリソース554に対応する時間・周波数ブロック558が使用されないように、SUEに対して下りリンク通信リソース556のスケジューリングを行う。
図7は、受信機702と、プロセッサ704と、送信機706と、を含む、基地局700のブロック図である。基地局700は、LSA基地局206及びSSA基地局210としての使用に好適である。本明細書での例としては、基地局は、直交周波数多重方式(OFDM)変調を用いる3GPP LTE通信仕様に従って動作する。通信リソースは、時分割される複数のサブキャリアを含む。したがって、受信機702は、時間・周波数ブロックに割当てられた情報と共に、上りリンク信号を受信する。同様に、送信機706は、時間・周波数ブロックに割当てられた情報と共に下りリンク信号を送信する。上記のように、状況次第では、同じ時間・周波数ブロックが複数の装置で使用される場合、干渉が発生する場合がある。
プロセッサ704は、送信機704及び受信機702を制御し、基地局700の機能を促進する。例としては、プロセッサ704もまた、通信リソースのスケジューリングを行う。しかし、スケジューリング機能は、基地局コントローラ、ネットワークコントローラ、及び別のスケジューラなどの主体によって行われてもよい。本明細書で検討されるように、プロセッサ704は、いくつかの装置又は構成要素上に実装されてもよい。
図8は、受信機802と、プロセッサ804と、送信機806と、を含む、移動無線通信装置800のブロック図である。移動無線通信装置800は、LUE214及びSUE202、212としての使用に好適である。本明細書での例としては、UEは、OFDM変調を用いる3GPP LTE通信仕様に従って動作する。通信リソースは、時分割される複数のサブキャリアを含む。したがって、受信機802は、時間・周波数ブロックに割当てられた情報と共に下りリンク信号を受信する。同様に、送信機706は、時間・周波数ブロックに割当てられた情報と共に上りリンク信号を送信する。プロセッサ804は、本明細書で記載されているUEの様々な機能を行うことに加えて、UE全体の機能性及び動作を促進する。
図9は、通信リソースを管理するLSAネットワークにおける方法のフローチャートである。例としては、本方法は、LSA基地局内で行われるが、LSA基地局に接続されている他の主体によって、いくつかの機能が行われてもよい。フローチャートのステップは、本明細書に記載されたものとは異なる順番で行われてもよく、場合によっては、一部のステップは、同時に行われてもよい。
ステップ902では、LUEからの測定報告を受信する。既知の技術に従って、各LUEが隣接セルのRSRP及び/又はRSPQを測定し、SSA基地局の参照信号を測定することを含む。LSA基地局は、測定結果を報告する各LUEから送信される制御信号を受信する。
ステップ904では、干渉の可能性を判定する。図9の例としては、LSA基地局は測定報告の評価を行い、測定結果が干渉の可能性を示すしきい値を超えているか否かを判定する。例えば、報告された電力測定値から、LUEが受信した信号電力は十分に高いことが明らかであり、LSA基地局は、LUEからの送信がSSA基地局へ送信されるSUEからの上りリンク送信と干渉する可能性があるだろうと判定する。したがって、高電力を示す測定値は、LUEがSSA基地局の付近であることを示し、SSA基地局からの下りリンク信号によりLUEで干渉を引き起こす可能性があるだろうことを示す。上記のように、他のパラメータを使用して、干渉の可能性を判定してもよい。
ステップ906では、LSAスケジューリング情報を送信するべきであるか否かが判定される。SSA基地局及びLSA基地局が同一の通信リソースを使用する場合、干渉の可能性が高いと判定され、LSAスケジューリング情報が、送信されるべきであると判定され、本方法は、ステップ908にとどまる。又は、本方法はステップ902に戻る。
ステップ908では、LSAスケジューリング情報が送信される。上記のように、LSAスケジューリング情報を送信する2つの適当な技術の例として、SIB内及びMBSFNサブフレーム内で情報を送信することが挙げられる。
ステップ910では、制御情報をLUEに送信することによって、LUEのスケジューリングが行われる。既知の技術によっては、上りリンク及び下りリンク通信の通信リソースが、PDCCH内で識別される。
図10は、中継無線通信装置にて行われる方法のフローチャートである。したがって、図10の例として、RSUEで本方法が行われる。フローチャートのステップは、本明細書に記載されたものとは異なる順番で行われてもよく、場合によっては、一部のステップは、同時に行われてもよい。
ステップ1002では、測定報告は、SSA基地局に送信される。既知の技術によれば、RSUEは、LSA基地局を含む近隣の基地局の参照信号を測定し、その結果を測定報告内で報告する。
ステップ1004では、スケジューリング情報を読み込むための指示を受信したか否かが判定される。UEは、制御チャネルのモニターを行い、SSA基地局が指示を送信したか否かを判定する。指示を受信していない場合は、本方法は、ステップ1002に戻る。又は、本方法はステップ1006にとどまる。
ステップ1006では、LSAスケジューリング情報が受信される。RSUEは、LSA基地局によって送信される適切な信号を復調かつデコードし、LSAスケジューリング情報を判定する。1つの例では、スケジューリング情報の位置は、準統計的に設定され、RSUEがその位置を知らされる。スケジューリング情報を見出すRSUEの情報の好適な技術の例として、SIB内の情報を送信することが挙げられる。この技術は、SIB内でスケジューリング情報が送信される実施及びMBSFNサブフレーム内でスケジューリング情報が送信される実施のいずれにおいても使用されてもよい。本明細書での例としては、SIBは、スケジューリング情報を送信するための基地局専用であり、そのため、SUEは、いずれのSIBを読み込むべきかわかるようになる。更に、SUEは、SIB変更通知に基づく更新がない限り、引き続き同じSIBを読み込む必要がなくなるであろう。このため、SUEは、シグナリングをモニターして、SIB変更通知が送信されているか否かを判定するだけでよい。
ステップ1008では、LSAリソース情報は、SSA基地局に送信される。LSAリソース情報は、少なくとも部分的にLSA基地局によって送信されるLSAスケジューリング情報に基づく。状況によっては、LSAリソース情報は、LSAスケジューリング情報と同一である。
図11は、通信リソースを管理するSSAネットワークにおける方法のフローチャートである。例としては、本方法は、SSA基地局内で行われるが、SSA基地局に接続されている他の主体によって、いくつかの機能が行われてもよい。フローチャートのステップは、本明細書に記載されたものとは異なる順番で行われてもよく、場合によっては、一部のステップは、同時に行われてもよい。
ステップ1102では、SUEから測定報告を受信する。既知の技術に従って、各SUEが隣接セルのRSRP及び/又はRSPQを測定し、これは、LSA基地局の参照信号を測定することを含む。SSA基地局は、測定結果を報告する各SUEから送信される制御信号を受信する。
ステップ1104では、SUEは、LSAスケジューリング情報を読み込むために識別される。測定報告に基づいて、SSA基地局は、LSAスケジューリング情報を読み込むために、1つ以上のSUEを識別する。SUEがLSA基地局参照信号を十分に高い電力で受信することを測定報告により示される場合、SSA基地局は、SUEがLSAスケジューリング情報を読み込むことができると判定する。その結果、十分に高いLSA信号電力を報告する少なくとも1つのSUEが、スケジューリング情報を読み込むSUEとして識別される。
ステップ1106では、SSA基地局は、各SUEがLSAスケジューリング情報を読み込むように指示する識別されたSUEに対して、指示を送信する。上記のように、指示を送信する1つの技術は、専用のシグナリングメッセージ(スケジューリング情報表示メッセージ)を用いることを含む。
ステップ1108では、LSAリソース情報を受信しているか否かを判定する。上記のように、LSAリソース情報の少なくとも一部はLSAスケジューリング情報に基づき、状況によっては、LSAスケジューリング情報であってもよい。LSAリソース情報を受信すると、本方法は、ステップ1110にとどまる。又は、本方法はステップ1112にとどまる。
ステップ1110では、SSA通信の通信リソースは、LSAリソース情報に基づいて割当てられる。通信リソースをSUEへ割当てるとき、SSA基地局は、LSA基地局によって使用されるリソースを考慮する。上記のように、LSA基地局によって使用される通信リソースは、SSA基地局によって回避されてもよく、又は一部の基準に基づいて、SUEに割当てられてもよい。
ステップ1112として、通信リソースは、既知の技術に従って、割当てられる。
ステップ114では、SSA基地局は、制御信号をSUEに送信し、通信リソースのスケジューリングを行う。既知の技術によれば、ステップ1110又はステップ1112で割当てられる下りリンク及び上りリンク通信リソースは、SUEに送信される制御信号において識別される。
本発明の他の実施形態及び変更例は、これらの教示を参酌して、明らかに、当業者に容易に創作されるだろう。上述の記載は、例示的であり限定的なものではない。本発明は、上記の明細書及び添付の図面に基づく実施形態及び変更例の全てを含む、以下の請求項によってのみ限定される。したがって、本発明の範囲は、上記の記載を参照して決定されるのではなく、均等物の全範囲と共に添付される請求項を参照して決定されるべきである。

Claims (28)

  1. SSA地理的サービスエリアを有し、通信データをSSAユーザ装置(SUE)と交換するように構成された狭サービスエリア(SSA)基地局と、
    前記SSA地理的サービスエリアと少なくとも部分的に重複するLSA地理的サービスエリアを有し、通信データをLSAユーザ装置(LUE)と交換するように構成された広サービスエリア(LSA)基地局であって、前記LSA基地局による通信に使用されることになる通信リソースを示すLSAスケジューリング情報を送信するように構成された前記LSA基地局と、を含み、
    前記SSA基地局は、
    中継SUE(RSUE)に対して、前記RSUEが前記LSA基地局から前記LSAスケジューリング情報を受信するよう指示する指示を送信し、
    前記LSAスケジューリング情報を示すリソース情報を前記RSUEから受信し、
    前記リソース情報に基づいて通信リソースを前記SUEにスケジューリングするように構成されている、
    システム。
  2. 前記通信リソースは、時間・周波数ブロックを形成するように時分割された複数の周波数サブキャリアを含む、
    請求項1に記載のシステム。
  3. 前記SSA基地局は、前記LSAスケジューリング情報により示される前記時間・周波数ブロックを前記SUEにスケジューリングしないように構成されている、
    請求項2に記載のシステム。
  4. 前記SSA基地局は、前記SUEに対して、干渉を許容可能と識別された送信のための通信リソースをスケジューリングする場合に、前記LSAスケジューリング情報により示される前記時間・周波数ブロックをスケジューリングするように構成されている、
    請求項2に記載のシステム。
  5. 低サービス品質(QoS)SUEは、他のSUEに比べて低いQoSを要求し、
    前記SSA基地局は、前記LSAスケジューリング情報により示される前記時間・周波数ブロックを前記低QoS SUEにスケジューリングするように構成されている、
    請求項4に記載のシステム。
  6. 近接SUEは、他のSUEに比べて前記SSA基地局に近く、
    前記SSA基地局は、前記LSAスケジューリング情報により示される前記時間・周波数ブロックを前記近接SUEにスケジューリングするように構成されている、
    請求項4に記載のシステム。
  7. 前記通信リソースは、下りリンク通信リソース及び上りリンク通信リソースのうち少なくとも1つである、
    請求項1に記載のシステム。
  8. 前記LSA基地局及び前記SSA基地局は、3GPP LTE通信仕様に従った信号を送信及び受信する、
    請求項1に記載のシステム。
  9. 前記SSA基地局は、
    複数の前記SUEの各々から測定報告を受信し、
    前記測定報告に少なくとも部分的に基づいて、前記複数の前記SUEから前記RSUEを選択するように更に構成されている、
    請求項に記載のシステム。
  10. 前記SSA基地局は、
    前記測定報告の各々に示される、前記LSA基地局によって送信される参照信号の受信信号強度に少なくとも部分的に基づいて、前記RSUEを選択するように構成されている、
    請求項に記載のシステム。
  11. 前記リソース情報は、前記LSAスケジューリング情報である、
    請求項1に記載のシステム。
  12. 前記LSA基地局は、
    前記SSA基地局から送信されるSSA下りリンク信号による1又は複数のLUEにおける干渉の可能性を判定し、
    1又は複数のLUEから送信される上りリンク信号からの前記SSA基地局における干渉の可能性を判定し、
    前記1又は複数のLUE又は前記SSA基地局における干渉の可能性があると判定された場合に限り、前記LSAスケジューリング情報を送信するように構成されている、
    請求項1に記載のシステム。
  13. 前記LSA基地局は、前記LUEにより提供される測定報告に基づいて、1又は複数のLUEにおける干渉の可能性及び前記SSA基地局における干渉の可能性を判定するように構成されている、
    請求項12に記載のシステム。
  14. 前記LSA基地局は、1又は複数のHARQ再送、1又は複数の無線リンク障害、1又は複数の失敗したハンドオーバのうち、少なくとも1つに基づいて、1又は複数のLUEにおける干渉の可能性及び前記SSA基地局における干渉の可能性を判定するように構成されている、
    請求項12に記載のシステム。
  15. 前記LSA基地局は、前記LSAスケジューリング情報を、システム情報ブロック(SIB)伝送と、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)伝送と、の少なくとも1つで送信するように構成されている、
    請求項1に記載のシステム。
  16. LSA内で無線サービスを提供するLSA基地局の広サービスエリア(LSA)内のSSA内のSSAユーザ装置(SUE)に無線サービスを提供する狭サービスエリア(SSA)基地局であって、
    前記SUEの中継SUE(RSUE)に対して、前記RSUEが前記LSA基地局からLSAスケジューリング情報を受信するよう指示する指示を送信するように構成された送信機と、
    前記LSAスケジューリング情報に基づく、前記LSA基地局により使用されることになる通信リソースを識別するLSAリソース情報を、前記RSUEから受信するように構成された受信機と、
    前記LSAリソース情報に基づいて前記SUEに通信リソースを割り当てるように構成されたプロセッサと、を含む、
    SSA基地局。
  17. 前記受信機は、複数の前記SUEの各々から測定報告を受信するように構成されており、
    前記各測定報告は、前記LSA基地局によって送信される参照信号の受信信号強度を示し、
    前記プロセッサは、前記測定報告に基づいて前記RSUEを選択するように構成されている、
    請求項16に記載のSSA基地局。
  18. 前記通信リソースは、時間・周波数ブロックを形成するように時分割された複数の周波数サブキャリアを含む、
    請求項16に記載のSSA基地局。
  19. 前記プロセッサは、前記LSAスケジューリング情報により示される前記時間・周波数ブロックを前記SUEにスケジューリングしないように構成されている、
    請求項18に記載のSSA基地局。
  20. 前記プロセッサは、前記SUEに対して通信リソースをスケジューリングする場合に、前記LSAスケジューリング情報により示される前記時間・周波数ブロックに、前記SSA基地局にとって低い割当優先度を適用するように構成されている、
    請求項18に記載のSSA基地局。
  21. 低サービス品質(QoS)SUEは、他のSUEに比べて低いQoSを要求し、
    前記SSA基地局は、前記LSAスケジューリング情報により示される前記時間・周波数ブロックを前記低QoS SUEにスケジューリングするように構成されている、
    請求項18に記載のSSA基地局。
  22. 近接SUEは、他のSUEに比べて前記SSA基地局に近く、
    前記SSA基地局は、前記LSAスケジューリング情報により示される前記時間・周波数ブロックを前記近接SUEにスケジューリングするように構成されている、
    請求項18に記載のSSA基地局。
  23. 前記通信リソースは、下りリンク通信リソース及び上りリンク通信リソースのうち少なくとも1つである、
    請求項16に記載のSSA基地局。
  24. 前記LSA基地局及び前記SSA基地局は、3GPP LTE通信仕様に従った信号を送信及び受信する、
    請求項16に記載のSSA基地局。
  25. 前記LSAリソース情報は、LSAスケジューリング情報である、
    請求項16に記載のSSA基地局。
  26. 自移動無線通信装置が広サービスエリア(LSA)基地局から前記LSA基地局により使用されることになる無線通信リソースを識別するLSAスケジューリング情報を受信するよう指示する指示を、狭サービスエリア(SSA)基地局から受信し、
    前記指示に応じて前記LSAスケジューリング情報を前記LSA基地局から受信するように構成された受信機と、
    前記SSA基地局に対して、前記LSAスケジューリング情報に基づくLSAリソース情報を送信するように構成された送信機と、を含み、
    前記SSA基地局は、前記LSA基地局のLSAサービスエリアよりも狭く、少なくとも部分的に前記LSAサービスエリアと重複するSSAサービスエリア内で無線通信サービスを提供する、
    移動無線通信装置。
  27. 前記LSAスケジューリング情報は、システム情報ブロック(SIB)内で受信される、
    請求項26に記載の移動無線通信装置。
  28. 前記LSAスケジューリング情報は、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレーム内で受信される、
    請求項26に記載の移動無線通信装置。
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