JP5991625B2 - 点灯装置及びそれを用いた照明器具並びに照明システム - Google Patents

点灯装置及びそれを用いた照明器具並びに照明システム Download PDF

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Description

本発明は、点灯装置及びそれを用いた照明器具並びに照明システムに関するものである。
従来より、発光ダイオード(LED)などの発光素子を点灯させるための点灯装置が種々提供されており(例えば特許文献1参照)、以下にその一例について説明する。
図7は従来の点灯装置1の一例を示す概略回路図である。この点灯装置1は、商用電源100を整流する整流回路7と、整流回路7の出力電圧を所望の電圧に変換する力率改善回路8と、力率改善回路8の出力電圧をLEDモジュール10に適した電圧に降圧する降圧チョッパ回路11と、降圧チョッパ回路11の動作を制御する制御用IC121とを備える。また、降圧チョッパ回路11は、LEDモジュール10に対して直列に接続されるインダクタL1と、LEDモジュール10及びインダクタL1からなる直列回路と力率改善回路8の間に直列に接続されるスイッチング素子Q1と、上記直列回路に対して並列に接続されるダイオードD1とを具備する。
このような点灯装置1では、インダクタL1に流れる電流に対して連続モード(CCM)、臨界モード(BCM)、不連続モード(DCM)の3種類の動作モードがある。連続モードでは、一般的にインダクタL1のインダクタンス値が大きくなるため、インダクタL1が大型化しやすく、さらにLEDモジュール10を調光する場合には、スイッチング素子Q1のオンデューティ比を可変させて調光するPWM制御が行われる。
また、臨界モードでPWM制御を行う場合には、PWM信号の周波数が低い(40kHz未満)とインダクタL1が大型化し、可聴域の周波数ではインダクタL1において騒音を発し、30〜40kHz付近の周波数では、LEDモジュール10に流れる電流波形に重畳されるPWM信号の周波数に等しい周波数のリップル成分によって、他の機器に用いられる赤外線リモコンなどに干渉する虞もあり、平滑コンデンサC1を大容量にする必要がある。
さらに、インダクタL1や平滑コンデンサC1を小型化するために周波数を高くすると、調光によってLEDモジュール10に流れる電流が小さくなるにつれて、スイッチング素子Q1のオン/オフ周波数が高くなり、またスイッチング素子Q1のオンデューティ比が0に近づくことになる。その結果、スイッチング素子Q1のオン/オフを制御する制御用IC121での遅延時間やスイッチング素子Q1の駆動能力などにより動作が不安定になる場合がある。
一方、不連続モードでは、上述のような問題が解消され、インダクタL1のインダクタンス値を比較的小さくしても、LEDモジュール10に流れる電流が低くなるように制御する際にはスイッチング素子Q1のオン/オフ周波数も低くなる。そして、スイッチング素子Q1のオン/オフ周波数が低くなることで、スイッチング素子Q1のオン期間を比較的長くすることが可能になる。また、不連続モードにおいて、スイッチング素子Q1のオン/オフ周波数を一定周波数とした場合には制御の簡略化が図れる。
特開2009−240114号公報
上述の図7に示した点灯装置1において、LEDモジュール10に流れる電流を一定周波数の不連続モードとした場合、例えば制御用IC121のCOMP端子が解放状態になると制御用IC121内部の乗算器出力がHiにはりついてしまい、インダクタL1に流れる電流が必要以上に上昇する。ところで、制御用IC121には、スイッチング素子Q1がオンし続けるのを防止するためのクランプ電圧が設定されており、インダクタL1に流れる電流に応じた電圧値が上記クランプ電圧に達すると、制御用IC121のOUT端子からLo信号が出力され、スイッチング素子Q1がオフになる。
しかしながら、上記クランプ電圧は、通常の使用状態において制御用IC121のCS端子に入力される電圧値(インダクタL1に流れる電流に応じた電圧値)に比べてかなり大きな値に設定されている。したがって、この場合には、上記クランプ電圧に達するまでの時間がオン時間となり、このオン時間によってオフ時間も決定される。そして、この点灯装置1では、クロック信号生成部122から出力されるクロック信号によって、1サイクル経過する度にスイッチング素子Q1がオンにされるので、インダクタL1に流れる電流が連続モードになってしまい、LEDモジュール10に過大な電流が流れるという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、電子部品に異常が発生した状態において発光素子に流れる電流が過度に上昇するのを抑えた点灯装置及びそれを用いた照明器具並びに照明システムを提供することにある。
本発明の点灯装置は、発光素子に対して直列に接続されるインダクタ、発光素子及びインダクタの直列回路と直流電源の間に直列に接続されるスイッチング素子、並びに、直列回路に対して並列に接続され且つスイッチング素子のオフ時にインダクタの蓄積エネルギーを発光素子に放出する向きに接続される整流素子を具備する降圧チョッパ回路と、スイッチング素子をオン/オフさせる制御回路とを備える。制御回路は、一定周波数の矩形波信号を出力する信号出力部と、スイッチング素子のオン時にインダクタに流れる電流が所定値に達するとスイッチング素子をオフする第1制御部と、スイッチング素子がオフしている期間にインダクタに流れる電流の状態を検出する電流検出部と、矩形波信号及び電流検出部の検出結果に基づいてスイッチング素子のオンタイミングを決定する第2制御部とを具備する。第2制御部は、矩形波信号の1サイクル終了時において電流検出部によりインダクタに流れる電流がゼロに達していないことを検出すると少なくとも次の1サイクル終了時までスイッチング素子をオンにしないでオフ状態を継続し、矩形波信号の1サイクル終了時において電流検出部によりインダクタに流れる電流がゼロになったことを検出するとスイッチング素子をオンにする。
本発明の点灯装置は、少なくとも1次巻線及び2次巻線を具備するトランス、1次巻線と直流電源の間に直列に接続されるスイッチング素子、2次巻線に対して直列に接続され且つ発光素子に対して並列に接続されるコンデンサ、並びに、2次巻線及びコンデンサとともに直列回路を形成しスイッチング素子のオン時に遮断状態で且つスイッチング素子のオフ時に導通状態となる向きに接続される整流素子を具備するコンバータ回路と、スイッチング素子をオン/オフさせる制御回路とを備える。制御回路は、一定周波数の矩形波信号を出力する信号出力部と、スイッチング素子のオン時に1次巻線に流れる電流が所定値に達するとスイッチング素子をオフする第1制御部と、スイッチング素子がオフしている期間に2次巻線に流れる電流の状態を検出する電流検出部と、矩形波信号及び電流検出部の検出結果に基づいてスイッチング素子のオンタイミングを決定する第2制御部とを具備する。第2制御部は、矩形波信号の1サイクル終了時において電流検出部により2次巻線に流れる電流がゼロに達していないことを検出すると少なくとも次の1サイクル終了時までスイッチング素子をオンにしないでオフ状態を継続し、矩形波信号の1サイクル終了時において電流検出部により2次巻線に流れる電流がゼロになったことを検出するとスイッチング素子をオンにする。
本発明の照明器具は、上記の点灯装置と、上記の点灯装置から点灯電力が供給される発光素子とを備えたことを特徴とする。
本発明の照明システムは、上記の照明器具を備えたことを特徴とする。
矩形波信号の1サイクル終了時においてインダクタに流れる電流がゼロになっていなければ少なくとも次の1サイクル終了時までスイッチング素子のオフ状態を継続し、矩形波信号の1サイクル終了時においてインダクタに流れる電流がゼロになっていればスイッチング素子をオンにするので、例えば制御回路を構成する電子部品の実装ミスや経年変化などによって上記電子部品が開放状態になったり、短絡状態になった場合でもインダクタに流れる電流を不連続モードにすることができ、その結果、発光素子に流れる電流が過度に上昇するのを抑えることができるという効果がある。
(a)、(b)は実施形態1の点灯装置の一例を示す概略回路図である。 同上の動作を説明するためのフローチャートである。 (a)〜(d)は同上の動作を説明するためのタイムチャートである。 (a)〜(d)は同上の動作を説明するための別のタイムチャートである。 実施形態2の点灯装置の一例を示す概略回路図である。 (a)、(b)は実施形態1又は2の点灯装置を用いた照明器具の一例を示す断面図である。 従来の点灯装置の一例を示す概略回路図である。
以下に、点灯装置及びそれを用いた照明器具並びに照明システムの実施形態について図面を参照して説明する。
(実施形態1)
図1(a)は本実施形態の点灯装置1の一例を示す概略回路図である。この点灯装置1は、整流回路7と、力率改善回路8と、調光回路9と、降圧チョッパ回路11と、制御回路12とを備え、調光レベルに応じた点灯電力をLEDモジュール10へ供給する。
整流回路7は、商用電源100より供給される交流電圧を直流電圧に整流し、力率改善回路8は、整流回路7より出力される直流電圧を所望の電圧値の直流電圧に変換する。なお、整流回路7及び力率改善回路8は従来周知の構成であり、詳細な説明については省略する。ここに本実施形態では、整流回路7及び力率改善回路8により直流電源が構成されている。
調光回路9は、LEDモジュール10の調光レベルを設定するための調光信号を出力する調光信号出力部91と、調光信号出力部91より出力される調光信号を直流信号に変換する信号変換部92と、オペアンプ93とを具備する。
オペアンプ93の非反転入力端子には、信号変換部92で生成された直流信号に応じた基準電圧が入力され、またオペアンプ93の反転入力端子には、LEDモジュール10に流れる電流に応じた電圧信号が入力される。そして、オペアンプ93は、上記基準電圧と上記電圧信号の差分を増幅させた増幅信号を後述の制御用IC121へ出力する。なお、上述の調光信号出力部91は、点灯装置1と一体に設けてもいいし、別体に設けてもよい。
LEDモジュール10は、複数(図1(a)では4個)の発光ダイオード(LED)が直列に接続され、降圧チョッパ回路11より供給される直流電力によって点灯する。ここに本実施形態では、LEDモジュール10の各発光ダイオードにより発光素子が構成されている。
降圧チョッパ回路11は、スイッチング素子Q1と、ダイオードD1(整流素子)と、トランスT1と、平滑コンデンサC1とを具備し、上述の調光回路9により設定される調光レベルに応じた直流電力を生成し、生成した直流電力をLEDモジュール10へ出力する。
スイッチング素子Q1は、例えばn型のMOSFETからなり、力率改善回路8の高電位側の出力端に接続されており、後述するハイサイドドライバ124より出力されるHi信号又はLo信号に従ってオン/オフする。
トランスT1は、1次巻線N1及び2次巻線N2を有し、1次巻線N1はLEDモジュール10に対して直列に接続され、2次巻線N2は1次巻線N1に流れる電流の状態を検出するために設けられている。ここに本実施形態では、1次巻線N1によりインダクタが構成され、2次巻線N2により電流検出部が構成されている。
平滑コンデンサC1は、LEDモジュール10に対して並列に接続され、1次巻線N1を介して供給される直流電力を平滑化してLEDモジュール10へ出力する。
ダイオードD1は、LEDモジュール10及びトランスT1の1次巻線N1からなる直列回路に対して並列に接続され、さらにスイッチング素子Q1のオフ時に1次巻線N1の蓄積エネルギーをLEDモジュール10に放出する向き(図1(a)に示す例ではアノードが下側、カソードが上側となる向き)に接続されている。
制御回路12は、制御用IC121と、クロック信号生成部122と、判別部123と、ハイサイドドライバ124とを具備する。
制御用IC121は、例えば上述の臨界モード機能を有するIC(東芝製TB6819AFGなど)からなり、ZCD端子、CS端子、COMP端子及びOUT端子を有する。制御用IC121のZCD端子には、判別部123より出力されるHi信号又はLo信号が入力され、Lo信号が入力された場合には、ハイサイドドライバ124に対してOUT端子よりHi信号が出力される。そして、制御用IC121よりHi信号を受け取ったハイサイドドライバ124は、スイッチング素子Q1に対してHi信号を出力し、これによりスイッチング素子Q1がオンになる。
また、制御用IC121のCOMP端子には、調光回路9のオペアンプ93より出力される上記増幅信号が入力され、制御用IC121は、この増幅信号に基づいてLEDモジュール10に流れる電流の閾値(所定値)に対応する電圧レベルを設定する。制御用IC121のCS端子には、LEDモジュール10に流れる電流(トランスT1の1次巻線N1に流れる電流)に相当する電圧信号が入力され、制御用IC121は、この電圧信号が上記電圧レベルに達すると、ハイサイドドライバ124に対してOUT端子よりLo信号を出力する。そして、制御用IC121よりLo信号を受け取ったハイサイドドライバ124は、スイッチング素子Q1に対してLo信号を出力し、これによりスイッチング素子Q1がオフになる。なお、LEDモジュール10と直列に接続された抵抗R1は、LEDモジュール10に流れる電流を検出するための抵抗である。ここに本実施形態では、制御用IC121により第1制御部が構成されている。
クロック信号生成部122は、一定周波数(例えば40数kHz)のクロック信号(矩形波信号)を生成し、生成した上記クロック信号を判別部123へ出力する。ここに本実施形態では、クロック信号生成部122により信号出力部が構成されている。
判別部123は、クロック信号生成部122で生成される上記クロック信号が入力され、さらにトランスT1の2次巻線N2に流れる電流に応じた電圧信号が入力される。そして、判別部123は、上記電圧信号から1次巻線N1に流れる電流の状態を検出し、上記クロック信号及び上記検出結果に基づいてスイッチング素子Q1のオンタイミングを決定する。なお、詳細については後述する。ここに本実施形態では、判別部123により第2制御部が構成されている。
次に、点灯装置1の基本動作について説明する。点灯装置1を起動させるスイッチ(図示せず)がオンにされると、整流回路7が商用電源100より供給される交流電圧を直流電圧に整流し、さらに力率改善回路8が整流回路7より出力される直流電圧を所望の電圧値の直流電圧に変換する。
クロック信号生成部122は、一定周波数(例えば40数kHz)のクロック信号を生成し、生成したクロック信号を判別部123へ出力する。また、判別部123には、トランスT1の1次巻線N1に流れる電流の状態に応じた上記電圧信号が入力される。そして、判別部123は、クロック信号の1サイクルが終了したか否かを判別し(図2中のステップS1)、クロック信号の1サイクルが終了するタイミングで1次巻線N1に流れる電流の状態を判別する(図2中のステップS2)。
このとき(降圧チョッパ回路11の始動前)、1次巻線N1及び2次巻線N2には電流が流れておらず、判別部123には上記電圧信号が入力されないため、判別部123は1次巻線N1に流れる電流がゼロであると判別し、制御用IC121に対してLo信号を出力する(図2中のステップS3)。制御用IC121は、判別部123からのLo信号がZCD端子に入力されると、ハイサイドドライバ124に対してOUT端子よりオン信号(Hi信号)を出力し、ハイサイドドライバ124は、スイッチング素子Q1に対してHi信号を出力する。
その結果、スイッチング素子Q1がオンになり、力率改善回路8より出力される直流電力によってトランスT1の1次巻線N1に電流が流れ、これにより1次巻線N1にエネルギーが蓄積される。また、上記直流電力はLEDモジュール10にも供給され、上記直流電力に応じた調光レベルでLEDモジュール10が点灯する。
スイッチング素子Q1がオンになると、LEDモジュール10に流れる電流に応じた電圧信号が制御用IC121のCS端子及びオペアンプ93の反転入力端子にそれぞれ入力される。オペアンプ93の非反転入力端子には、調光信号出力部91より出力される調光信号に応じた基準電圧が入力されており、オペアンプ93は、この基準電圧と上記電圧信号の差分を増幅させた増幅信号を生成し、生成した増幅信号を制御用IC121のCOMP端子へ出力する。
制御用IC121は、COMP端子に入力される上記増幅信号に基づいてLEDモジュール10に流れる電流の閾値に対応する電圧レベルを設定し、CS端子に入力される上記電圧信号が上記電圧レベルに達すると、スイッチング素子Q1をオフにするオフ信号(Lo信号)をOUT端子からハイサイドドライバ124へ出力する。ハイサイドドライバ124は、制御用IC121より上記オフ信号を受け取るとスイッチング素子Q1に対してLo信号を出力し、これによりスイッチング素子Q1がオフになる。
スイッチング素子Q1がオフになると、トランスT1の1次巻線N1に蓄積されたエネルギーによりLEDモジュール10が点灯し、1次巻線N1に流れる電流が時間の経過とともに低下していく。判別部123は、クロック信号生成部122より出力されるクロック信号の1サイクルが経過するタイミングで、2次巻線N2により1次巻線N1に流れる電流の状態を検出しており(図2中のステップS1,S2)、上記クロック信号の1サイクル経過時に1次巻線N1に流れる電流がゼロになっていなければ、判別部123は制御用IC121に対してHi信号を継続して出力する(図2中のステップS4)。そして、上記クロック信号の1サイクル経過時に上記電流がゼロになっていれば、判別部123は制御用IC121に対してLo信号を出力し(図2中のステップS3)、以下同様の処理を経てスイッチング素子Q1がオンになる。
上述のように、スイッチング素子Q1のオン/オフ動作を繰り返すことで、LEDモジュール10が所定の調光レベルで点灯する。
ここで、LEDモジュール10に流れる電流が上記閾値よりも大きい場合には、抵抗R1を介してオペアンプ93の反転入力端子に入力される電圧信号の電圧レベルが上昇し、オペアンプ93の非反転入力端子に入力される上記基準電圧に対して上記電圧信号の電圧レベルが高くなる。その結果、オペアンプ93はシンク(電流を吸い込む)動作を行い、オペアンプ93の出力電圧は低下する。オペアンプ93の出力電圧が低下すると、制御用IC121のCOMP端子電圧も低下し、その結果、上記閾値に対応する形で設定される電圧レベルも低下する。
上記電圧レベルが低下すると、スイッチング素子Q1のオフタイミングを早めることになり、その結果、スイッチング素子Q1のオン期間が短くなって、LEDモジュール10に流れる電流が低下する。そして、LEDモジュール10に流れる電流が低下すると、オペアンプ93の反転入力端子に入力される上記電圧信号の電圧レベルが低下し、その結果、オペアンプ93の非反転入力端子に入力される上記基準電圧と等しくなって、オペアンプ93のシンク動作が停止する。これにより、LEDモジュール10が調光レベルに応じて制御される。
また、本実施形態の点灯装置1では、調光信号出力部91から出力される調光信号に応じた基準電圧が大きくなるほどLEDモジュール10に流れる電流が大きくなるように制御し、調光信号出力部91から出力される調光信号に応じた基準電圧が小さくなるほどLEDモジュール10に流れる電流が小さくなるように制御しており、LEDモジュール10の光量を調光信号に応じて自由に制御することができる。
ここにおいて、正常に全点灯又は調光点灯を行っている場合には、図3(b)又は図3(c)に示すように、クロック信号Sig1の1サイクルが経過するまでにLEDモジュール10に流れる電流I1がゼロとなる所謂不連続モードとなっている。したがって、この場合には、LEDモジュール10に流れる電流I2が過度に上昇することはない。
ところで、実装時のミスや経年変化などによって電子部品が開放状態や短絡状態になる場合がある。その一例として、制御回路12を構成する制御用IC121のCOMP端子が開放状態になった場合、制御用IC121内部の乗算器出力がHiにはりついてしまい、トランスT1の1次巻線N1に流れる電流I1が必要以上に上昇する。但し、制御用IC121には、スイッチング素子Q1がオンし続けるのを防止するためのクランプ電圧が設定されており、1次巻線N1に流れる電流I1に応じた電圧信号の電圧値がクランプ電圧に達すると、制御用IC121のOUT端子からLo信号が出力され、ハイサイドドライバ124を介してスイッチング素子Q1がオフになる。
クロック信号Sig1の1サイクル経過時にLEDモジュール10に流れる電流I1がゼロか否かを判別する動作を行わない場合、図3(d)に示すように、クロック信号Sig1の1サイクルが経過する時刻t1のときにスイッチング素子Q1がオンになり、トランスT1の1次巻線N1に流れる電流I1が徐々に上昇していく。その後、電流I1に応じた電圧信号の電圧値が上記クランプ電圧に達すると、スイッチング素子Q1がオフになり、電流I1は徐々に低下していくが、クロック信号Sig1の次の1サイクルが経過する時刻t2のときに電流I1はゼロになっていない。しかも、このタイミングでスイッチング素子Q1が再びオンになるので、電流I1はゼロになることなく再び上昇する。
さらに、電流I1に応じた電圧信号の電圧値が上記クランプ電圧に達すると、スイッチング素子Q1がオフになり、電流I1は徐々に低下していくが、クロック信号Sig1の次の1サイクルが経過する時刻t3のときに電流I1はゼロになっていない。しかも、このタイミングでスイッチング素子Q1が再びオンになるので、電流I1はゼロになることなく再び上昇する。
以上のように、クロック信号Sig1の1サイクル経過時に電流I1がゼロか否かを判別する動作を行わない場合、トランスT1の1次巻線N1に流れる電流I1が連続モードとなってしまい、その結果、図3(d)に示すように、LEDモジュール10に流れる電流I2が過度に上昇してしまう。なお、図3(b)、図3(c)及び図3(d)中のSig2は、ハイサイドドライバ124がスイッチング素子Q1に対して出力する信号である。
一方、本実施形態の点灯装置1では、図4(c)に示すように、クロック信号Sig1の1サイクルが経過する時刻t1のときには、トランスT1の2次巻線N2に流れる電流に応じた電圧信号の電圧値V1がゼロになっていない。そのため、スイッチング素子Q1はオフのままであり、1次巻線N1に蓄積されたエネルギーがLEDモジュール10で消費されることで1次巻線N1に流れる電流I1が低下していく(図4(d)参照)。
クロック信号Sig1の次の1サイクルが経過する時刻t2のときには、上記電圧信号の電圧値V1がゼロになっており、このタイミングでは1次巻線N1に流れる電流I1もゼロになっている。したがって、このタイミングでスイッチング素子Q1がオンになり、1次巻線N1に流れる電流I1は再び上昇する。
さらに、電流I1に応じた電圧信号の電圧値が上記クランプ電圧に達すると、スイッチング素子Q1がオフになり、1次巻線N1に蓄積されたエネルギーがLEDモジュール10で消費されることで1次巻線N1に流れる電流I1が低下していく。そして、クロック信号Sig1の次の1サイクルが経過する時刻t3のときには、上記電圧信号の電圧値V1がゼロになっていないため、スイッチング素子Q1はオフのままであり、電流I1はさらに低下していく。以下同様にして、スイッチング素子Q1のオン/オフ動作を繰り返すことで電流I1を不連続モードにすることができ、その結果、図4(d)に示すように、LEDモジュール10に流れる電流I2が過度に上昇するのを抑えることができる。なお、図4(b)中のSig3は、判別部123が制御用IC121に対して出力する信号である。
図1(b)は点灯装置1の他の例を示す概略回路図である。図1(a)では、力率改善回路8の高圧側の出力端にスイッチング素子Q1を接続したが、本例では、力率改善回路8の低圧側の出力端にスイッチング素子Q1を接続している。この場合、制御用IC121のOUT端子から出力されるオン/オフ信号によってスイッチング素子Q1のオン/オフを直接制御できるため、ハイサイドドライバ124は不要である。なお、それ以外の構成及び動作については図1(a)に示す点灯装置1と同様であり、ここでは説明を省略する。
本実施形態によれば、クロック信号Sig1の1サイクル終了時にトランスT1の1次巻線N1に流れる電流I1がゼロになっていなければ、少なくとも次の1サイクル終了時までスイッチング素子Q1のオフ状態を継続し、クロック信号Sig1の1サイクル終了時に1次巻線N1に流れる電流I1がゼロになるとスイッチング素子Q1をオンにしている。これにより、例えば制御回路12を構成する電子部品の実装ミスや経年変化などによって上記電子部品が開放状態になったり、短絡状態になった場合でも1次巻線N1に流れる電流I1を不連続モードにすることができ、その結果、LEDモジュール10に流れる電流I2が過度に上昇するのを抑えることができる。
また、接続されるLEDモジュール10の負荷電圧が想定していた負荷電圧よりも小さく且つ負荷電流が高い場合、従来の点灯装置1では1次巻線N1に流れる電流が連続モードになりやすいが、本実施形態の点灯装置1によれば、クロック信号Sig1の1サイクル終了時に1次巻線N1に流れる電流がゼロになっていなければ、スイッチング素子Q1のオフ状態を維持するため、1次巻線N1に流れる電流を確実に不連続モード又は臨界モードにすることができる。
なお本実施形態では、臨界モード機能を有するICで制御用IC121を構成したが、同様の動作を実現できるものであれば他のものであってもよい。また、調光回路9、クロック信号生成部122、判別部123及びハイサイドドライバ124のうち少なくとも1つと制御用IC121とを集積して1つのICとしてもよい。さらに、調光信号出力部91を点灯装置1と別体に設けた場合には、信号変換部92との間を有線の信号線で接続してもいいし、赤外線信号などの無線信号により信号伝送を行うようにしてもよい。
また、調光信号出力部91を点灯装置1と一体に設けた場合には、調光信号出力部91をマイコンなどで構成し、予め定められたプログラムに従って調光信号を出力するようにしてもよい。例えば、1日のうちの所定時間だけ予め設定された調光比で点灯させるといったタイムスケジュール制御を行ってもよい。さらに、本実施形態では、トランスT1の2次巻線N2に流れる電流に応じた電圧信号に基づいて1次巻線N1に流れる電流がゼロになるタイミングを検出したが、例えばダイオードD1の逆方向電圧の上昇を検出したり、スイッチング素子Q1の両端電圧の降下を検出することで、1次巻線N1に流れる電流がゼロになるタイミングを検出してもよく、さらに1次巻線N1に流れる電流がゼロになるタイミングを検出できるものであれば、他のものでもよい。
(実施形態2)
点灯装置1の実施形態2について図5を参照して説明する。上述の実施形態1で説明した点灯装置1では降圧チョッパ回路11を用いたが、本実施形態ではコンバータ回路13を用いている。なお、それ以外の構成については実施形態1と同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の点灯装置1は、整流回路7と、力率改善回路8と、調光回路9と、制御回路12と、コンバータ回路13とを備え、調光レベルに応じた点灯電力をLEDモジュール10へ供給する。ここに本実施形態においても、整流回路7及び力率改善回路8により直流電源が構成されている。
コンバータ回路13は、所謂フライバック式のコンバータ回路であり、トランスT1と、スイッチング素子Q1と、平滑コンデンサC1と、ダイオードD1(整流素子)とを具備しており、調光回路9により設定される調光レベルに応じた直流電力を生成し、生成した直流電力をLEDモジュール10へ出力する。
トランスT1は、1次巻線N1、2次巻線N2及び3次巻線N3を有し、1次巻線N1はスイッチング素子Q1に対して直列に接続され、1次巻線N1及びスイッチング素子Q1からなる直列回路が抵抗R1を介して力率改善回路8の出力間に接続されている。また、2次巻線N2は、LEDモジュール10及びダイオードD1とともに直列回路を構成し、3次巻線N3は、2次巻線N2に流れる電流の状態を検出するために設けられている。ここに本実施形態では、3次巻線N3により電流検出部が構成されている。
平滑コンデンサC1は、LEDモジュール10に対して並列に接続され、2次巻線N2を介して供給される直流電力を平滑してLEDモジュール10へ出力する。
また、上述の実施形態1では、LEDモジュール10に流れる電流を制御用IC121のCS端子及びオペアンプ93の反転入力端子に入力しているが、本実施形態では、1次巻線N1に流れる電流を上記CS端子及び上記反転入力端子に入力している。つまり、本実施形態では、1次巻線N1に流れる電流に応じてスイッチング素子Q1のオフタイミングを決定している。
次に、点灯装置1の基本動作について説明する。点灯装置1を起動させるスイッチ(図示せず)がオンにされると、整流回路7が商用電源100より供給される交流電圧を直流電圧に整流し、さらに力率改善回路8が整流回路7より出力される直流電圧を所望の電圧値の直流電圧に変換する。
クロック信号生成部122(信号出力部)は、一定周波数(例えば40数kHz)のクロック信号を生成し、生成したクロック信号を判別部123(第2制御部)へ出力する。また、判別部123には、トランスT1の2次巻線N2に流れる電流の状態に応じた上記電圧信号(3次巻線N3に流れる電流に応じた電圧信号)が入力される。そして、判別部123は、上記クロック信号の1サイクルが終了したか否かを判別し、上記クロック信号の1サイクルが終了するタイミングで2次巻線N2に流れる電流の状態を判別する。
このとき(コンバータ回路13の始動前)、1次巻線N1、2次巻線N2及び3次巻線N3には電流が流れておらず、判別部123には上記電圧信号が入力されないため、判別部123は2次巻線N2に流れる電流がゼロであると判別し、制御用IC121(第1制御部)に対してLo信号を出力する。制御用IC121は、判別部123からのLo信号がZCD端子に入力されると、OUT端子からスイッチング素子Q1に対してHi信号(オン信号)を出力する。
その結果、スイッチング素子Q1がオンになり、力率改善回路8より出力される直流電力によってトランスT1の1次巻線N1に電流が流れ、磁気エネルギーがコアに蓄積される。このとき、2次巻線N2に直列に接続されたダイオードD1が逆向きであるため、2次巻線N2には誘導電流が流れない。時間の経過とともに1次巻線N1に流れる電流が上昇し、この電流に相当する電圧信号が上記閾値に対応する電圧レベルに達すると、制御用IC121はスイッチング素子Q1に対してLo信号(オフ信号)を出力し、スイッチング素子Q1がオフになる。
スイッチング素子Q1がオフになると、コアに蓄積した磁気エネルギーが解放され、ダイオードD1を介して2次巻線N2に電流が流れ、これによりLEDモジュール10が点灯する。時間の経過とともに2次巻線N2に流れる電流が低下していき、上記クロック信号の1サイクル終了時において2次巻線N2に流れる電流がゼロになっていれば、判別部123は制御用IC121に対してLo信号を出力する。その結果、スイッチング素子Q1がオンになって、再び1次巻線N1に電流が流れ、磁気エネルギーがコアに蓄積される。
上述のように、スイッチング素子Q1のオン/オフ動作を繰り返すことで、LEDモジュール10が所定の調光レベルで点灯する。
本実施形態によれば、実装時のミスや経年変化などによって電子部品が開放状態や短絡状態になった場合には、実施形態1と同様に、上記クロック信号の1サイクル終了時において2次巻線N2に流れる電流がゼロになるまではスイッチング素子Q1のオフ状態を継続し、上記クロック信号の1サイクル終了時において2次巻線N2に流れる電流がゼロになっていればスイッチング素子Q1をオンにしている。これにより、実施形態1と同様に、例えば制御回路12を構成する電子部品の実装ミスや経年変化などによって上記電子部品が開放状態になったり、短絡状態になった場合でもトランスT1の2次巻線N2に流れる電流を不連続モードにすることができ、その結果、LEDモジュール10に流れる電流が過度に上昇するのを抑えることができる。
なお本実施形態では、1次巻線N1、2次巻線N2及び3次巻線N3を具備するトランスT1を用いたが、少なくとも1次巻線及び2次巻線を具備するトランスであればよく、本実施形態に限定されない。
(実施形態3)
上述の実施形態1又は2で説明した点灯装置1を用いた照明器具Aの実施形態について図6を参照して説明する。
図6(a)は本実施形態の照明器具Aの一例を示す断面図であり、この照明器具Aは、点灯装置1と、光源ユニット2と、器具本体3と、透光パネル4とを備え、点灯装置1は、器具本体3と別体に設けられている。
器具本体3は、下面が開口する矩形箱状に形成され、天井材101に設けられた埋込孔101aを通して天井裏に埋込配設される。また、器具本体3の開口面には、矩形板状に形成された透光パネル4が適宜の方法により取り付けられる。
光源ユニット2は、矩形板状に形成された基板21と、基板21に実装される複数(図6(a)では3個)の発光素子22とを具備し、基板21は、発光素子22が下側となる向きで器具本体3の内部に収納される。また、基板21は、電線5を介して点灯装置1に電気的に接続されており、点灯装置1より点灯電力が供給される。
本実施形態によれば、上述の実施形態1又は2で説明した点灯装置1を用いることによって、発光素子22に流れる電流が過度に上昇するのを抑えた照明器具Aを提供することができる。
図6(b)は照明器具Aの他の例を示す断面図である。本例では、上述の実施形態1又は2で説明した点灯装置1を器具本体3の内部に収納しており、また光源ユニット2の基板21の裏面には放熱板61が取り付けられている。なお、それ以外の構成は図6(a)に示す照明器具Aと同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。そして、本例によれば、上述の実施形態1又は2で説明した点灯装置1を用いることによって、発光素子22に流れる電流が過度に上昇するのを抑えた照明器具Aを提供することができる。
ここに、上述の照明器具Aは、リモコン付の照明器具や遠隔操作に対応した照明システムに適用することができる。そして、遠隔システムや照明器具の数が多い大規模システムでは、個々の照明器具の故障を把握するのが困難となる場合もあるが、上述の照明器具Aを適用することで、発光素子22に流れる電流が過度に上昇するのを抑えた照明システムを提供することができる。
12 制御回路
121 制御用IC(第1制御部)
122 クロック信号生成部(信号出力部)
123 判別部(第2制御部)
Q1 スイッチング素子
N1 1次巻線(インダクタ)
N2 2次巻線(電流検出部)
T1 トランス

Claims (4)

  1. 発光素子に対して直列に接続されるインダクタ、前記発光素子及び前記インダクタの直列回路と直流電源の間に直列に接続されるスイッチング素子、並びに、前記直列回路に対して並列に接続され且つ前記スイッチング素子のオフ時に前記インダクタの蓄積エネルギーを前記発光素子に放出する向きに接続される整流素子を具備する降圧チョッパ回路と、
    前記スイッチング素子をオン/オフさせる制御回路とを備え、
    前記制御回路は、一定周波数の矩形波信号を出力する信号出力部と、前記スイッチング素子のオン時に前記インダクタに流れる電流が所定値に達すると前記スイッチング素子をオフする第1制御部と、前記スイッチング素子がオフしている期間に前記インダクタに流れる電流の状態を検出する電流検出部と、前記矩形波信号及び前記電流検出部の検出結果に基づいて前記スイッチング素子のオンタイミングを決定する第2制御部とを具備し、
    前記第2制御部は、前記矩形波信号の1サイクル終了時において前記電流検出部により前記インダクタに流れる電流がゼロに達していないことを検出すると少なくとも次の1サイクル終了時まで前記スイッチング素子をオンにしないでオフ状態を継続し、
    前記矩形波信号の1サイクル終了時において前記電流検出部により前記インダクタに流れる電流がゼロになったことを検出すると前記スイッチング素子をオンにすることを特徴とする点灯装置。
  2. 少なくとも1次巻線及び2次巻線を具備するトランス、前記1次巻線と直流電源の間に直列に接続されるスイッチング素子、前記2次巻線に対して直列に接続され且つ発光素子に対して並列に接続されるコンデンサ、並びに、前記2次巻線及び前記コンデンサとともに直列回路を形成し前記スイッチング素子のオン時に遮断状態で且つ前記スイッチング素子のオフ時に導通状態となる向きに接続される整流素子を具備するコンバータ回路と、
    前記スイッチング素子をオン/オフさせる制御回路とを備え、
    前記制御回路は、一定周波数の矩形波信号を出力する信号出力部と、前記スイッチング素子のオン時に前記1次巻線に流れる電流が所定値に達すると前記スイッチング素子をオフする第1制御部と、前記スイッチング素子がオフしている期間に前記2次巻線に流れる電流の状態を検出する電流検出部と、前記矩形波信号及び前記電流検出部の検出結果に基づいて前記スイッチング素子のオンタイミングを決定する第2制御部とを具備し、
    前記第2制御部は、前記矩形波信号の1サイクル終了時において前記電流検出部により前記2次巻線に流れる電流がゼロに達していないことを検出すると少なくとも次の1サイクル終了時まで前記スイッチング素子をオンにしないでオフ状態を継続し、
    前記矩形波信号の1サイクル終了時において前記電流検出部により前記2次巻線に流れる電流がゼロになったことを検出すると前記スイッチング素子をオンにすることを特徴とする点灯装置。
  3. 請求項1又は2記載の点灯装置と、前記点灯装置から点灯電力が供給される前記発光素子とを備えたことを特徴とする照明器具。
  4. 請求項3記載の照明器具を備えたことを特徴とする照明システム。
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