JP5991265B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP5991265B2
JP5991265B2 JP2013109516A JP2013109516A JP5991265B2 JP 5991265 B2 JP5991265 B2 JP 5991265B2 JP 2013109516 A JP2013109516 A JP 2013109516A JP 2013109516 A JP2013109516 A JP 2013109516A JP 5991265 B2 JP5991265 B2 JP 5991265B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector housing
connector
locking
resin
housings
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013109516A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014229535A (ja
Inventor
武史 相澤
武史 相澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2013109516A priority Critical patent/JP5991265B2/ja
Publication of JP2014229535A publication Critical patent/JP2014229535A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5991265B2 publication Critical patent/JP5991265B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

本発明は、コネクタに関するものである。
コネクタハウジングに設けられた係止部を、相手方コネクタハウジングに設けられた被係止部に係止させることで合体可能なコネクタにおいて、係止部を形状記憶樹脂にて構成した形態のものが知られている(下記特許文献1参照)。特許文献1における係止部は係止解除方向に形状記憶処理がなされている。よって、係止部に熱を加えることで、係止部と被係止部間の係合状態が解除され、両コネクタは容易に分離可能となる。
特開2004−87379号公報
ところで、自動車には広範囲にわたってハーネスが配索されている。そして、いずれかの部位で高い熱が発生すると、電線を伝って高い熱が広範囲に伝達されてしまう事態が懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、形状記憶樹脂を用いて熱の伝達を遮断可能なコネクタを提供することを目的とする。
本発明のコネクタは、
電線の端部に接続された端子金具と、
前記端子金具が収容され嵌合相手となる相手方コネクタハウジングと嵌合可能なコネクタハウジングとを備え、
前記コネクタハウジングと前記相手側コネクタハウジングとの間には、前記両コネクタハウジングを離間させる方向に付勢する付勢部材が介在されており、
前記コネクタハウジングには、係止部と、収容された前記端子金具を抜止めするランスとが形成され、
前記相手方コネクタハウジングには、前記係止部に係止して前記両コネクタハウジングを嵌合状態にロックする被係止部が形成されたコネクタであって、
前記コネクタハウジングは、形状記憶樹脂で形成された部分と難燃性樹脂で形成された部分とを一体化したものであり、
前記係止部が、前記被係止部に係止するアーム部と、前記アーム部を前記被係止部から外す方向へ撓ませる解除操作部とを有しており、
前記コネクタハウジングのうち前記アーム部のみが、温度上昇に応動して前記被係止部に対する係止を解除する変形動作が記憶された前記形状記憶樹脂で形成されており、
前記コネクタハウジングのうち前記ランスと前記解除操作部を含み且つ前記アーム部を除いた領域が、前記難燃性樹脂で形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、端子間の短絡などの不具合によりコネクタハウジングが温度上昇すると、形状記憶樹脂を含んで形成された係止部は被係止部から係止状態を解除するように変形する。この時、両コネクタハウジング間に介在された付勢部材によって、両コネクタハウジングは嵌合解除方向に押し出されて離間する。このように、電線の配索途中に介在されているコネクタが熱に応動して自動的に離間されるようにすることで、熱の伝達を遮断することが可能となる。
実施例1に係る両コネクタの側断面図 同じく嵌合途中の両コネクタの側断面図 同じく正規嵌合時の両コネクタの側断面図 同じく両コネクタの離間動作を示す側断面図
本発明における好ましい実施の形態を説明する。
(1)本発明のコネクタは、
前記付勢部材は前記両コネクタハウジングのいずれか一方の内部において軸線が嵌合方向に沿うようにして配された複数本のバネである構成とすることが好ましい。
この構成によれば、複数本のバネを嵌合方向に沿って配するようにしたことで、コネクタハウジング同士の離間動作を安定的に行わせることができる。
(2)本発明のコネクタは、
両コネクタハウジングが嵌合状態のときに外部と非連通となるように防水シールされて、前記両コネクタハウジングの間に形成される空間が密閉空間を構成することが好ましい。
この構成によれば、密閉空間が熱膨張することで、密閉空間内の空気が両コネクタハウジングを離間する方向に作用して付勢部材の付勢力を助勢するため、付勢部材自体は付勢力が低いもので済む。
(3)本発明のコネクタは、
前記係止部を除く前記コネクタハウジングは前記係止部に比べて難燃性の高い難燃性樹脂もしくは不燃性樹脂にて形成された難燃部を含んで構成されていることが好ましい。
この構成によれば、係止部を除くコネクタハウジングの熱による変形を防止することができる。
次に、本発明のコネクタを具体化した実施例1について、図面を参照しつつ説明する。
<実施例1>
本実施例の防水コネクタは端子金具21と、相手方コネクタハウジングBと嵌合可能なコネクタハウジングAと、両コネクタハウジングA、B間を防水する為のシールリング31とを備えて構成されている。尚、以下の説明において、前後方向については、図1の左側を前側、右側を後側とする。
コネクタハウジングAは端子金具21を後方より収容可能な端子収容室12が幅方向2列に並んで前後方向に開口して設けられている。そして、端子収容室12の下壁面には片持ち状に延出した形態であって、上下方向に撓み変形可能なランス12Aが形成されている。ランス12Aは、端子収容室12内に正規位置まで端子金具21が挿入された際に、図1に示すように、端子金具21に対して弾性係止してその抜け止めがなされる。また、端子収容室12の前端側は角筒状であり、後端側は円筒状の形態を成している。そして、端子収容室12の後端側の内周面はシール面12Mとなっている。
コネクタハウジングAの前面からは、壁部13の前側を覆うようにして、リテーナ14が組み付けられている。リテーナ14には、図1に示すように、ランス12Aの撓み空間に位置して、ランス12Aの撓み変形を規制する撓み規制部14Aが設けられている。また、リテーナ14には、端子収容室12の位置に合わせて端子挿通孔14Hが開口している。そして、図1に示すように、端子挿通孔14Hは後述する雄端子金具のタブ部Tbの進入を誘導する放射状のテーパ面14Mを備えている。また、リテーナ14の後端縁14Eは、図1に示すようにシールリング31の前端に位置しており、シールリング31装着時には、その脱落規制を行うようになっている。また、図1に示すように、リテーナ14の前端面の幅方向略中央には上下に亘って2つのバネ座部14Bが窪み形成されている。バネ座部14Bは両コネクタハウジングA、Bの嵌合時に相手方コネクタハウジングBに収容された後述のバネ41を受けつつ、嵌合面内方向への位置ずれを規制する役割を果たしている。
更に、コネクタハウジング11の中央から前方にかけて、壁部13を取り囲むようにして、スカート部16が設けられている。尚、シールリング31はこのスカート部16と壁部13との間の嵌合空間Sを通して装着される。また、スカート部16の上面中央には、両コネクタハウジングA、Bとの嵌合状態を保持するロックアーム(係止部)15が、上下方向に撓み変形可能に設けられている。
ロックアーム15は、その中央部分がコネクタハウジングAの壁部13と連結されており、後端上面に設けられた押圧操作部15Bを押す事で先端側のアーム部15Aが上方に撓み変形するようになっている。そして、アーム部15Aの略中央部には、ロック孔15Hが開口している。
コネクタハウジングAは形状記憶性を有する形状記憶樹脂と難燃性樹脂との二色成形によって形成されている。形状記憶樹脂にはポリウレタン化合物を、難燃性樹脂にはポリブチレンテレフタレート(PBT)を母材としてハロゲン化合物を添加したものが用いられている。形状記憶樹脂が用いられているのはロックアーム15のアーム部15Aのみであり、その他のコネクタハウジングAは難燃性樹脂が用いられている。形状記憶樹脂にて形成されたアーム部15Aは図4に示すように、上方向(すなわち係合解除方向)に大きく撓み変形した状態で形状記憶処理が施されている。
相手方コネクタハウジングBは合成樹脂製であり、後方に開口するフード部41を備えている。そして、フード部41内には、相手方コネクタハウジングBに収容された周知の形態の雄端子金具のタブ部Tbが突出している。フード部41の開口縁の断面形状は、コネクタハウジングAのスカート部16の断面形状よりも一回り小さく、かつ、壁部13の断面形状よりも一回り大きい形態を成している。よって、両コネクタハウジングA、Bを嵌合させると、相手方コネクタハウジングBのフード部41が嵌合空間Sに嵌り込み、図3に示すように、コネクタハウジングAとの間で、シールリング31を挟み付けることによって液密構造となる。そして、フード部41の上面の略中央には、ロック突部(被係止部)42が突設されており、ロックアーム15のロック孔15Hに係合可能とされている。
また、相手方コネクタハウジングBの嵌合面の幅方向略中央には、図1に示すように、上下に亘って円形断面のバネ収容室44が形成されている。バネ収容室44の奥端部には、棒状突起44Aが形成されており、バネ(付勢部材)43が装着可能となっている。バネ43は金属製であり、円筒形状を成している。そして、図1に示すように、バネ収容室44の前後方向の長さL1よりもバネ43の自然長L2の方が長く設定されている(L1<L2)。そして、両コネクタハウジングA、Bが嵌合した際には、図3に示すように、バネ43の後端部はコネクタハウジングAのリテーナ14の前面に設けられたバネ座部14Bに当接して圧縮される。
端子金具21は全体として前後方向に細長く、雌側のものであり、前端部には角筒部25が形成され、後端部にはバレル状の圧着部26が形成された周知の形態となっている。そして、電線WHが圧着部26においてかしめ付けられている。角筒部25の前面は雄端子金具のタブ部Tbが貫通可能なように開口しており、タブ部Tbは角筒部25内の図示しないリブに摺接することで両端子金具21は電気的に接続する。
更に、電線WHの前端部(端子金具21の後端部)にはゴム栓22が外嵌されており、ゴム栓22は全体として前後方向に略円筒状を成している。ゴム栓22の外周には、端子収容室12のシール面12Mに対して弾性的に密着可能な外周リップ部22Aが形成されており、シール面12Mとゴム栓22は液密状に密着している。そして、電線WHの外周に対しては周知形態の図示しない内周リップ部が形成され、電線WHの絶縁被覆の外周に対してもゴム栓22は液密状に密着している。
シールリング31はゴム製であり、その内周及び外周面には全周に亘って突条縁31A、31Bが突設されている。突条縁31Aは内周に向けられてコネクタハウジングAの壁部13と当接している。一方で、突条縁31Bは外周に向かっており、相手方コネクタハウジングBとの嵌合時には、そのフード部41に所定の接圧で押し付けられる。
次に、防水コネクタの組み立て及び嵌合作業の手順の一例について説明する。
まず、コネクタハウジングAの各端子収容室12内に端子金具21を収容した後、嵌合空間Sにシールリング31を嵌め込んで、壁部13の奥端部にシールリング31を装着する。また、ロックアーム15のアーム部15Aには、予め70℃以上の温度で図4に示すように係合解除方向に持ち上がるように形状記憶処理がなされている。一方で、相手方コネクタハウジングB内にも雄端子金具を収容し、フード部41内に設けられたバネ収容室44に、バネ43を収容し、バネ収容室44内の棒状突起44Aにバネ43を装着させる。
次に、両コネクタを嵌合させる際には、相手方コネクタハウジングBのフード部41と、コネクタハウジングAの嵌合空間Sとが水平になるように位置を揃えてからフード部12を嵌合空間Sに挿入させる。そして、ロックアーム15のアーム部15Aが相手方コネクタハウジングBのロック突部42に当接したら、押圧操作部15Bを下方に押し込むことで、アーム部15Aをロック突部42の高さ以上に上方へ撓み変形させる。一方で、相手方コネクタハウジングBのフード部41内に突出した雄端子金具のタブ部Tbはリテーナ14の前端面に設けられたテーパ面14Mに誘導されつつ、端子挿通孔12Hを貫通し、コネクタハウジングA内に収容された端子金具21の前面開口に進入していく。
その後、嵌合空間Sの奥端部にまでフード部41を進入させると、ロックアーム15のアーム部15Aに設けられたロック孔15Hとロック突部42が整合するので、押圧操作部への押込み操作を止めると、アーム部15Aは弾性復帰して、ロック突部42とロック孔15Hは係合し、両コネクタは嵌合状態が保持される。一方で、雄端子金具のタブ部Tbは端子金具21のリブに摺接することで正規挿入がなされ、両端子金具21は電気的に接続される。また、バネ収容室44より突出していたバネ43は、コネクタハウジングAのリテーナ14の前面に設けられたバネ座部14Bに進入し、図3に示すようにバネ43は両コネクタ間にて圧縮された状態となる。また、相手方コネクタハウジングBのフード部41とコネクタハウジングAの壁部13間にはシールリング32が挟み付けられ、シール状態で密着している。これで、両コネクタの嵌合作業は完了する。
次に、両コネクタの離間動作(本実施例の作用)について説明する。
まず、端子金具21間の短絡などによって、コネクタハウジングAが急激に温度上昇すると、その熱がロックアーム15のアーム部15Aに伝わる。すると、上述の通り、70℃以上の温度でアーム部15Aは上方すなわち係合解除方向に変形する。この時、両コネクタハウジングA、B間にはバネ43が圧縮状態で介在している為、アーム部15Aのロック突部42への係合が解除されると、バネ43の復元力によって、両コネクタは離間する方向へ力を受ける。そして、相手方コネクタハウジングBにまで温度上昇が及ぶ前に両コネクタは分離し、雌雄端子間の電気的接続についても遮断される。また、両コネクタハウジングA、B間及び、端子収容室12と端子金具21間はそれぞれシールリング31と、ゴム栓22が配されているので密閉状態が維持されている。よって、急激な温度上昇によって、コネクタハウジングA内の空気は熱膨張し、内圧が上昇する。この内圧がロックアーム15の係合解除と共に解放されて、両コネクタを離間する方向へ作用する。これにより、両コネクタの分離はより確実に達成される。
次に、本実施例の効果について説明する。
本実施例によれば、端子間の短絡などの不具合によりコネクタハウジングAが温度上昇すると、形状記憶樹脂を含んで形成されたロックアーム15のアーム部15Aはロック突部42から係合状態を解除するように変形する。この時、両コネクタハウジングA、B間に介在するバネ43によって、両コネクタハウジングA、Bは嵌合解除方向に押し出されて離間する。よって、相手方コネクタハウジングBへの熱の伝達を遮断することが可能となる。
また、バネ43は相手方コネクタハウジングB内にその軸線が嵌合方向に沿うように2本配されているので、コネクタハウジングA、B同士の離間動作を安定的に行わせることができる。
また、コネクタハウジングAの壁部13と相手方コネクタハウジングBのフード部41との間にはシールリング31が挟み付けられ、シール状態で密着している。また、端子収容室12内に収容される端子金具21の後端部にはゴム栓22が液密状に外嵌されており、端子金具21の挿入時には、端子収容室12の後端側のシール面12Mと、端子金具21のゴム栓22はシール状態で密着している。これにより、コネクタハウジングA内は密閉状態となる。よって、コネクタハウジングAが温度上昇に至ると、密閉されたコネクタハウジングA内の空気が熱膨張し、両コネクタハウジングA、Bを離間する方向に作用してバネ43の復元力を助勢する為、バネ43自体は付勢力が低いもので済む。
また、ロックアーム15のアーム部15Aを除くコネクタハウジングAはアーム部15Aに比べて難燃性の高い難燃性樹脂もしくは不燃性樹脂にて形成された難燃部を含んで構成されている為、アーム部15Aの形状記憶機能を維持しつつ、温度上昇によるコネクタハウジングAの熱変形を防止することができる。
以上、本発明によれば、電線WHの配索途中に介在されているコネクタが熱に応動して自動的に離間されるようにすることで、熱の伝達を遮断することが可能となる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、形状記憶樹脂にはポリウレタン化合物を、難燃性樹脂にはPBTにハロゲン化合物を添加したものを使用したが、これに限らず、形状記憶樹脂には、ポリノルボルネン、トランスポリイソプレン、スチレン―ブタジエン共重合体等を用いても良い。難燃性樹脂には添加剤として酸化アンチモンやガラス繊維を用いても良い。
(2)上記実施例では、コネクタハウジング側に雌側端子金具を、相手方コネクタハウジング側に雄側端子金具を収容したが、これに限らず、両コネクタハウジングに収容する端子金具の種類に制限はない。
(3)上記実施例では、コネクタに防水機能を持たせたが、これに限らず、防水機能を持たせなくても良い。その場合、ゴム栓やシールリングを使用は任意である。
(4)上記実施例では、相手方コネクタハウジング側にバネ収容部を設けたが、これに限らず、コネクタハウジング側にバネ収容部を設けても良いし、バネ収容部を設けることなく、両コネクタハウジング間に別体として介在させるだけでも良い。
(5)上記実施例では、相手方コネクタハウジングを合成樹脂にて形成したが、これに限らず、難燃性樹脂にて形成しても良い。
<参考例>
(1)上記実施例では、ランスも難燃性樹脂にて形成したが、ランスを弾性の高い形状記憶樹脂もしくは合成樹脂にて形成する形態も考えられる。
(2)上記実施例では、コネクタハウジングを形状記憶樹脂と難燃性樹脂の二色成形により形成したが、形状記憶樹脂と合成樹脂とする形態も考えられる
A…コネクタハウジング
B…相手方コネクタハウジング
WH…電線
15…ロックアーム(係止部)
21…端子金具
42…ロック突部(被係止部)
43…バネ(付勢部材)

Claims (4)

  1. 電線の端部に接続された端子金具と、
    前記端子金具が収容され嵌合相手となる相手方コネクタハウジングと嵌合可能なコネクタハウジングとを備え、
    前記コネクタハウジングと前記相手側コネクタハウジングとの間には、前記両コネクタハウジングを離間させる方向に付勢する付勢部材が介在されており、
    前記コネクタハウジングには、係止部と、収容された前記端子金具を抜止めするランスとが形成され、
    前記相手方コネクタハウジングには、前記係止部に係止して前記両コネクタハウジングを嵌合状態にロックする被係止部が形成されたコネクタであって、
    前記コネクタハウジングは、形状記憶樹脂で形成された部分と難燃性樹脂で形成された部分とを一体化したものであり、
    前記係止部が、前記被係止部に係止するアーム部と、前記アーム部を前記被係止部から外す方向へ撓ませる解除操作部とを有しており、
    前記コネクタハウジングのうち前記アーム部のみが、温度上昇に応動して前記被係止部に対する係止を解除する変形動作が記憶された前記形状記憶樹脂で形成されており、
    前記コネクタハウジングのうち前記ランスと前記解除操作部を含み且つ前記アーム部を除いた領域が、前記難燃性樹脂で形成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記付勢部材は前記両コネクタハウジングのいずれか一方の内部において軸線が嵌合方向に沿うようにして配された複数本のバネであることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 両コネクタハウジングが嵌合状態のときに外部と非連通となるように防水シールされて、前記両コネクタハウジングの間に形成される空間が密閉空間を構成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記係止部を除く前記コネクタハウジングは前記係止部に比べて難燃性の高い難燃性樹脂もしくは不燃性樹脂にて形成された難燃部を含んで構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のコネクタ。
JP2013109516A 2013-05-24 2013-05-24 コネクタ Expired - Fee Related JP5991265B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013109516A JP5991265B2 (ja) 2013-05-24 2013-05-24 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013109516A JP5991265B2 (ja) 2013-05-24 2013-05-24 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014229535A JP2014229535A (ja) 2014-12-08
JP5991265B2 true JP5991265B2 (ja) 2016-09-14

Family

ID=52129201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013109516A Expired - Fee Related JP5991265B2 (ja) 2013-05-24 2013-05-24 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5991265B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6844516B2 (ja) * 2017-11-30 2021-03-17 住友電装株式会社 コネクタ支持体
JP7313185B2 (ja) * 2019-04-30 2023-07-24 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 コネクタハウジング
JP7498897B2 (ja) 2021-03-05 2024-06-13 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ
JP2023107458A (ja) * 2022-01-24 2023-08-03 住友電装株式会社 コネクタ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59136176U (ja) * 1983-03-02 1984-09-11 オムロン株式会社 接続具
JPH0917490A (ja) * 1995-06-30 1997-01-17 Toyotomi Co Ltd 電源プラグの安全装置
JP4526002B2 (ja) * 2001-09-11 2010-08-18 矢崎総業株式会社 コネクタの耐アーク構造
JP3940288B2 (ja) * 2001-12-05 2007-07-04 有限会社マルケイ 電気火災防止具
JP3928491B2 (ja) * 2002-06-11 2007-06-13 住友電装株式会社 コネクタ
JP2004087379A (ja) * 2002-08-28 2004-03-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 電気コネクタ及び電子装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014229535A (ja) 2014-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4463665B2 (ja) 防水コネクタ
JP5931616B2 (ja) 防水型コネクタ及びワイヤシール
US10756485B2 (en) Connector having a locking portion, an unlocking portion and a fitting assurance member
JP5341477B2 (ja) コネクタ
JP5991265B2 (ja) コネクタ
US9209561B2 (en) Connector structure
WO2015178203A1 (ja) コネクタ
WO2018142883A1 (ja) シールドコネクタ及び雄側シールド端子
US9762002B1 (en) Connector
JP5818100B2 (ja) 防水コネクタ
WO2013161341A1 (ja) 防水コネクタ
JP2006147248A (ja) 防水コネクタ
JP2015170489A (ja) コネクタ
JP2017027755A (ja) コネクタ
JP2013239368A (ja) 防水コネクタ
JP2012014981A (ja) 防水コネクタのシール構造
JP4986807B2 (ja) コネクタ
US9948036B2 (en) Connector having short circuit terminal
CN114498156B (zh) 连接器
JP5818101B2 (ja) 防水コネクタ
JP2015133275A (ja) 防水コネクタ
JP4893452B2 (ja) コネクタ
JP2018166046A (ja) 電気コネクタ
JP6004279B2 (ja) コネクタ
JP6258240B2 (ja) コネクタの防水構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150529

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160701

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160719

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160801

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5991265

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees