JP5988469B1 - メッセージ伝達システム、メッセージ伝達方法、それに用いるプログラム、当該プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

メッセージ伝達システム、メッセージ伝達方法、それに用いるプログラム、当該プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】サプライズメッセージの伝達システムを提供する。【解決手段】本システムは、依頼主情報の管理装置2と、依頼主に予定の出来事が発生した通知を受け取る通知受理装置3とで構成、管理装置2は依頼主の識別情報、依頼主の所望するメッセージ送付先、メッセージを登録する登録部と、通知受理装置3に依頼主の識別情報を登録する通知設定部とを備え、通知受理装置3は通知をした者がメッセージ送付先に登録されている場合にのみサプライズメッセージ送信があることを知らせると共に、管理装置2へ当該出来事の発生を知らせる通知部を備え、管理装置2は通知部からの出来事の発生の知らせに応じて登録部に登録してあるメッセージをメッセージ送付先に伝達する伝達部を備えている。当該構成により、他人に知らせることなく、残された家族又は親しい人にサプライズメッセージを伝達することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、依頼主が生前に用意した遺言などのメッセージを、予測不能なタイミングで訪れる出来事、例えば依頼主の死亡後に予め定めた者へ伝達するメッセージ伝達システム、その方法、それに用いるプログラム、当該プログラムを記録した記録媒体に関する。
従来、遺言などのメッセージ伝達システムとして、依頼主が加入している保険会社に遺言等のメッセージを預けておくものが提案されている(特許文献1)。このシステムでは、依頼主の死亡後に残された家族から当該保険会社へ届けられる依頼主の死亡通知に応えて、前記メッセージをこの残された家族に送付する。本明細書において、死亡通知とは、死亡の通知、詳しくは、死亡届、死亡診断書、火埋葬許可証等を伴う葬儀業者、保険会社等への通知をいう。例えば、保険会社へ提出する死亡通知は、死亡診断書と共に送付される通知書のことをいう。
特開2005−182296号公報
上記のシステムでは、保険加入時に、依頼主だけでなく、残される家族にもメッセージ伝達システムの説明をする。このため、そのようなメッセージがあることを残された家族に秘匿にしておくことは難しい。また、依頼主は、そのようなメッセージがあることがメッセージ送付先以外の者に知られるのを望まない。
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたものであり、依頼主に予測不能なタイミングで訪れる出来事、例えば、急病、入院、死亡、または、急な海外出張が発生した後、残された家族、更には親しかった人へ、依頼主からの不意打ちのメッセージ(サプライズメッセージという)を伝達可能とするシステム、その方法、それに用いるプログラム、当該プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、依頼主情報の管理装置と、当該管理装置に接続されており、依頼主に予測不能なタイミングで訪れる予定の出来事が発生した通知を受け取る通知受理装置とで構成されるメッセージ伝達システムにおいて、前記管理装置は、依頼主の識別情報、依頼主の所望するメッセージ送付先、及びメッセージを登録する登録部を備え、前記通知受理装置は、前記予定の出来事が発生した通知を受理した場合に、前記依頼主についての通知であることを確認し、(a)前記通知をした者が前記メッセージ送付先に登録されている者で、前記メッセージがあることを知らない場合に、サプライズメッセージの送信があることを示すと共に、前記管理装置へ当該出来事の発生を知らせ、(b)前記通知をした者が前記メッセージ送付先に登録されていない者の場合には、サプライズメッセージの送信があることを示さずに、前記管理装置へ当該出来事の発生を知らせる通知部を備え、前記管理装置は、前記通知部からの予定の出来事の発生の知らせに応じて前記登録されているメッセージを前記メッセージ送付先に伝達する伝達部を備えていることを特徴とする。
また、本発明は、依頼主情報の管理装置と、当該管理装置に接続されており、依頼主に予測不能なタイミングで訪れる予定の出来事が発生した通知を受ける通知受理装置とで構成されるメッセージ伝達システムで実行するメッセージ伝達方法において、前記管理装置において、依頼主の識別情報、依頼主の所望するメッセージ送付先、及びメッセージを登録する登録行程を行い、前記通知受理装置において、前記予定の出来事が発生した通知を受理した場合に、前記依頼主についての通知であることを確認し、(a)前記通知をした者が前記メッセージ送付先に登録されている者で、前記メッセージがあることを知らない場合に、サプライズメッセージの送信があることを示すと共に、前記管理装置へ当該出来事の発生を知らせ、(b)前記通知をした者が前記メッセージ送付先に登録されていない者の場合には、サプライズメッセージの送信があることを示さずに、前記管理装置へ当該出来事の発生を知らせる通知行程を行い、前記管理装置において、前記予定の出来事の発生の知らせに応じて前記登録されているメッセージを前記メッセージ送付先に伝達する伝達行程を行うことを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、依頼主情報の管理装置と、当該管理装置に接続されており、依頼主に予定の出来事が発生した通知を受ける通知受理装置とで構成されるメッセージ伝達システムにおいて、前記管理装置及び通知受理装置に記録され、前記メッセージ伝達方法を前記管理装置及び通知受理装置に実行させることを特徴とする。
また、本発明の情報記録媒体は、前記管理装置及び通知受理装置に記録されるプログラムを記録したことを特徴とする。
本発明のメッセージ伝達システム、メッセージ伝達方法、プログラムを実行することにより実現されるメッセージ伝達方法によれば、依頼主に予測不能なタイミングで訪れる予定の出来事が訪れ、その通知を受けた場合、通知受理装置は、前記通知をした者がメッセージ送付先に登録されている者で、メッセージがあることを知らない場合に、サプライズメッセージの送信があることを示すと共に、管理装置へ当該通知を伝える。これによって、前記依頼主に予定の出来事が訪れた後に、通知をした者がメッセージ送付先の者の場合には、依頼主が予め用意したサプライズメッセージがあることを知らせると共に、当該送付先にサプライズメッセージの送信を行うことができる。他方、通知をした者がメッセージ送付先以外の他の者の場合には、そのようなメッセージがあることを知らせないようにすることができる。
本発明の一実施の形態に係るメッセージ伝達システムの構成を示すブロック図。 同システムを構成する管理装置において実行する処理を示すメインルーチンのフローチャート。 管理装置において記録される依頼主情報の1レコードのデータ構成を示す図。 メインルーチンに示した送付先の登録処理のサブルーチンのフローチャート。 メインルーチンに示した通知受理装置の選定処理のサブルーチンのフローチャート。 同システムを構成する通知受理装置において実行する処理を示すメインルーチンのフローチャート
本発明のメッセージ伝達システムは、依頼主情報の管理装置と、当該管理装置に接続されており、依頼主に予測不能なタイミングで訪れる予定の出来事が発生した通知を受け取る1又は複数の通知受理装置とで構成される。予定の出来事とは、依頼主自ら通知するのが困難な予定の出来事、例えば急病、入院、または、自分では通知できない予定の出来事、例えば死亡という出来事を含む。管理装置は、入力手段(キーボード)及び記憶部(DB)を有しているコンピュータ、例えばパーソナルコンピュータ(PCと図1に示す。以下同じ)で、コンピュータ読み取り可能なプログラムを実行することにより、依頼主の識別情報、依頼主の所望するメッセージ送付先、及びメッセージを登録する登録部と、選ばれた通知受理装置に依頼主の識別情報を登録する通知設定部とを実現する。通知受理装置は、入力手段(キーボード)及び記憶部(DB)を有しているコンピュータ、例えばパーソナルコンピュータで、コンピュータ読み取り可能なプログラムによって、予定の出来事が発生した通知を受理した場合に、依頼主についての通知であることを確認し、(a)前記通知をした者が前記メッセージ送付先に登録されている者で、前記メッセージがあることを知らない場合に、サプライズメッセージの送信があることを示すと共に、前記管理装置へ当該出来事の発生を知らせ、(b)通知をした者が前記メッセージ送付先に登録されていない者の場合には、サプライズメッセージの送信があることを示さずに、管理装置へ当該出来事の発生を知らせる通知部を実現する。管理装置は、更に、通知部からの通知に応じて登録部に登録してあるメッセージをメッセージ送付先に伝達する伝達部を備えている。通知受理装置と管理装置とを分けた構成を採用し、予定の出来事が発生した通知を受理した場合に、前記通知をした者が前記メッセージ送付先に登録されている者で、前記メッセージがあることを知らない場合に、サプライズメッセージの送信があることを示す構成を採用したことによって、予定の出来事の後、例えば依頼主の死後、残された家族及び親しい人からの通知に対し、不意打ちのメッセージ(サプライズメッセージ)を送信することができる。また、メッセージ送付先以外の者が通知してきた場合、その者には、サプライズメッセージがあることを知らせずに、送付先にサプライズメッセージ送信を行う。本システムは、サプライズメッセージを送付する管理装置が、予定の出来事の発生後に、サプライズメッセージを受け取る相手がそのことを知らないことを外部環境に基づいて立証するのが極めて難しいのに対し、受け取る者に予定の出来事の発生後にサプライズメッセージのことを知っていたか否かを確認をすることは簡単な手続きで可能であるという特徴に着目したものである。なお、伝達部は、メッセージを電子メール、ファクシミリ、郵送で送信する。
本発明の一実施の形態に係るメッセージ伝達システム1について説明する。図1に示すように、メッセージ伝達システム1は、管理装置2と、管理装置2とインターネット等のデータ通信網を介して接続されている通知受理装置3とで構成される。
管理装置2は、主に本システムを運営する管理会社に設置され、依頼主の識別情報等を登録し、依頼主4に予定の出来事が発生した場合、本例では死亡した場合にメッセージを予め定めた相手に送信する処理を行う。依頼主4は、本システムを利用し、自分が死亡した後に残された家族5又は親しい人6に、事前に知らせることなく不意打ちのメッセージ、即ちサプライズメッセージを送ることを望む者である。
通知受理装置3は、1又は複数用意され、管理会社と契約を結んだ葬儀屋、保険会社等、残された家族5又は親しい人6から死亡通知(予定の出来事の発生の通知)が届けられると想定される場所に設置される。通知受理装置3は、依頼主の死亡後、残された家族5又は親しい人6から依頼主の死亡通知を受けた場合に、前記通知をした者が前記メッセージ送付先に登録されている者で、前記メッセージがあることを知らない場合に、サプライズメッセージの送信があることを示すと共に、これを管理装置2に知らせる。死亡通知とは、死亡の通知、詳しくは死亡届、死亡診断書、火埋葬許可証等を伴う葬儀業者又は保険会社への通知をいう。例えば、葬儀屋へ提出する死亡通知は、死亡届、死亡診断書、火埋葬許可証等と共に送付される通知書のことをいう。保険会社へ提出する死亡通知は、死亡診断書と共に送付される通知書のことをいう。
なお、予定の出来事が急病や入院の場合、通知受理装置3は、管理会社と契約を結んだ病院等に設置される。この場合、通知受理装置3には、急病、入院の通知が届けられる。
メッセージ伝達システム1によって実行されるメッセージ伝達方法を簡単に説明する。メッセージ伝達方法は、手順A〜Eの行程により実行される。手順Aとして、依頼主4は、管理会社を訪れる。管理会社では、管理装置2に依頼主の住所及び居所、氏名、メッセージ送付先の情報及びメッセージを登録する登録行程を実行する。手順Bとして、管理装置2を介して予め定めた通知受理装置3に依頼主の識別情報とメッセージ送付先の情報を登録する通知設定行程を実行する。手順Cとして、残された家族5又は親しい人6から、葬儀屋又は保険会社に依頼主の死亡通知が来るのを待機する。手順Dとして、通知受理装置3に予定の出来事が発生した通知を受理した場合に、依頼主についての通知であることを確認し、(a)通知をした者がメッセージ送付先に登録されている者で、メッセージがあることを知らない場合に、サプライズメッセージの送信があることを示すと共に、管理装置2へ当該出来事の発生を知らせ、(b)通知をした者がメッセージ送付先に登録されていない者の場合には、サプライズメッセージの送信があることを示さずに、管理装置2へ当該出来事の発生を知らせる通知行程を実行する。この知らせを受けた管理装置2は、手順Eで、依頼主に指定された残された家族5、親しい人6にサプライズメッセージを伝達する伝達行程を実行する。サプライズメッセージの伝達は、電子メール、ファクシミリによるメッセージ送信の他、自動DM作成装置等を用いてメッセージを印刷した書類を自動送信する等の処理を含めてもよい。メッセージ送信は、文章だけでなく、音や映像等、人の五感に作用する他のもので行うことを含む。
図2に示すように、管理装置2は、依頼主の識別情報、所望するメッセージ、メッセージの送付先の情報を自らの記憶部(DB)に登録する登録部と、1又は複数の通知受理装置の一部または全部を選定する選定部と、選定部によって選ばれた通知受理装置の記憶部(DB)に依頼主の識別情報とメッセージ送付先の情報を登録する通知設定部と、通知受理装置からの依頼主の死亡の知らせを受けて、登録してあるメッセージをメッセージ送付先に伝達する伝達部として機能する。なお、通知設定部は、通知受理装置3での確認処理迅速化のために、通知受理装置3に依頼主の識別情報とメッセージ送付先の情報を登録するが、通知受理装置3が、通知を受けた場合に、管理装置2の記憶部(DB)に登録されている依頼主の識別情報とメッセージ送付先の情報を確認する構成を採用してもよい。
ステップ1では、入力を受け付ける状態で待機する。依頼主情報の入力を受け付けると(ステップS1でYes)、ステップS2で依頼主の識別情報を登録し、ステップS3でメッセージを登録し、ステップS4で送付先の登録を行う。なお、管理装置2にアクセスするためのホームページを用意し、依頼主のID及びPWを入力することで依頼主が登録情報を更新可能にしてもよい。
ステップS5では、依頼主の死亡通知を受け取る通知受理装置の選定処理を実行する。ステップS6では、選定した通知受理装置に依頼主の識別情報を登録する。
一方、依頼主情報が入力されない場合(ステップS1でYes)、ステップS7で通知受理装置3からの依頼主の死亡の知らせを待機する。依頼主の死亡の知らせを受けた場合(ステップS7でYes)、ステップS8で依頼主を検索し、登録されているかを確認する。登録されている場合(ステップS8でYes)、ステップS9でメッセージ伝達処理を実行する。メッセージの伝達処理は、メッセージを電子メール、ファクシミリ、郵送で送信することによって行う。ステップS7の処理は、通知受理装置3から管理装置2への直接のデータ通信によって行う。変形例として、管理装置2のホームページに通知受付窓口を設け、スマートフォン等のデバイスを、前記通知受付窓口にアクセスするための通知受理装置3として機能させるアプリケーションプログラムを別に用意してもよい。
図3には、ステップS2〜S4で実現される登録部において一人の依頼主に用意されるデータベースの1レコードのデータ構成、すなわち、1レコードを構成する各フィールドを示す。1レコードは、依頼主の氏名と、住所及び居所と、メッセージ送付先の情報と、メッセージ本文の情報とで構成されている。住所及び居所は、一般に、死亡届を提出する順の住所を考慮して、住所(本籍地)と、勤務先住所と、現住所(家族の住所)と、を含む。メッセージ送付先の情報は、残された家族5の情報及び親しい人6の情報の内、1つ以上の情報を含む。
図4を参照しつつ、図2に示したメインルーチンのステップS4の送付先の登録処理について詳しく説明する。初期設定として、管理装置2の入力手段を用いて、予め登録内容についてのモード設定を行っておく。モード1(m=1)の場合、依頼主の家族5の情報、すなわち、各扶養家族のメールアドレス、ファクシミリ番号、現住所及び居所を登録する(ステップS21)。モード2(m=2)の場合、上記依頼主の家族5の情報の他に、親しい人6の情報、すなわちメールアドレス、ファクシミリ番号、現住所及び居所を登録する(ステップS22)。モード3(m=3)の場合、上記親しい人6の情報のみを登録する(ステップS23)。
図5を参照しつつ、図2に示したメインルーチンのステップS5の通知受理装置の選定処理について詳しく説明する。初期設定(図示せず)として、管理装置2の入力手段を用いて、一部を選定するのか全部を選定するのかの設定を行っておく。また、各通知受理装置3には、設置場所の情報を登録しておく。一部を選定する場合(ステップS30でYes)、依頼主の住所及び居所の情報に基づいて複数ある通知受理装置3から最寄りの位置にある通知受理装置3を選定する。具体的には、依頼主の住所(本籍)、勤務先住所、現住所(家族5のいる場所)に最寄りの葬儀屋及び保険会社に設置されている通知受理装置を選ぶ(ステップS31)。全部を選定する場合(ステップS30でNo)、全ての通知受理装置を選ぶ(ステップS32)。
なお、この通知受理装置の選定は、各通知受理装置のデータベースがネット上で共有されている場合には、不要である。この場合、何れか1つの通知受理装置を選び、依頼主の識別情報を入力するだけで、当該装置を含め全ての通知受理装置に依頼主の識別情報とメッセージ送付先の情報が記録されたのと同じ結果を得られるからである。
図6に示すように、通知受理装置3は、管理装置2の通知設定部によって依頼主の識別情報を登録される処理を行う他、登録された依頼主の死亡通知を受けた場合に、(a)前記通知をした者がメッセージ送付先に登録されている者で、メッセージがあることを知らない場合に、サプライズメッセージの送信があることを示すと共に、管理装置2へ当該出来事の発生を知らせ、(b)通知をした者がメッセージ送付先に登録されていない者の場合には、サプライズメッセージの送信があることを示さずに、管理装置へ当該出来事の発生を知らせる通知部として機能する。
管理装置2から選定された旨の信号を受けた場合(ステップS51でYes)、依頼主の識別情報とメッセージ送付先の情報を登録する(ステップS52)。選定された旨の信号を受けたのではないが(ステップS51でNo)、依頼主の死亡後に残された家族5から死亡通知を受けた場合(ステップS53でYes)、ステップS54で、通知を受けた依頼主が登録されているか否かを確認する。登録されている場合(ステップS54でYes)、通知した者がメッセージ送付先に登録されている者か否かについて確認する(ステップS55)。登録されている者の場合(ステップS55でYes)、通知した者にサプライズメッセージがあることを知っているか否かについて確認する(ステップS56)。サプライズメッセージがあることを知らなかった場合(ステップS56でYes)、依頼主の死後までの間、サプライズメッセージがあることを秘匿できていたと判断でき、成功と判断して該当者にサプライズメッセージが送信されることを示すと共に(ステップS57)、管理装置2へ依頼主の死亡を知らせ(ステップS58)、ステップS51に戻る。他方、ステップS56で通知した者がサプライズメッセージがあることを知っていた場合(ステップS56でNo)、依頼主の死後より前にサプライズメッセージがあることが何らかの事情で漏洩していたと判断でき、失敗と判断して特にサプライズメッセージがあることを通知することなく、管理装置2へ依頼主の死亡を知らせる(ステップS58)。
なお、ステップS54で死亡通知を受けた依頼主が未登録の場合(ステップS54でNo)、ステップS51に戻る。また、ステップS55で通知した者がメッセージ送付先に登録されていない者の場合(ステップS55でNo)、サプライズメッセージについては何も知らせることなく、管理装置2へ依頼主の死亡を知らせ(ステップS58)、ステップS51に戻る。
上記のように構成されたメッセージ伝達システムでは、管理装置2と通知受理装置3とがネットワーク通信網を介して接続されているが、物理的に分離している構成を採用する。依頼主に自分で通知するのが困難な予定の出来事、又は自分では通知できない予定の出来事、例えば急病、入院、又は死亡という出来事が発生した場合、残された家族5又は親しい人6で前記予定の出来事の通知を行う者は、この通知受理装置3から管理装置2に出来事の発生について通知されることを知らない。この構成を採用したことによって、本システムは、サプライズメッセージ送付先の者が通知を行ってきた場合には、サプライズメッセージがあることを明確に認識させつつ、サプライズメッセージの送信を行うことができる。また、通知をした者がメッセージ送付先に含まれていない場合には、他の者にサプライズメッセージがあるという余計な事実を知らせることなく、定めた相手にサプライズメッセージを送信することができる。
本発明は、上記実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、管理装置2と、1又は複数の通知受理装置3とで用いるプログラムは、予め各装置にインストールされていても良いし、これらが記録されている情報記録媒体を用いて、必要に応じてインストールする構成を採用してもよい。
また、本実施例では、管理装置2から通知受理装置3へ、依頼主の識別情報とメッセージ送付先の情報とを登録する構成を採用したが、前記メッセージ送付先の情報は、管理装置2のみに登録しておき、通知受理装置3はステップS55の処理実行時に管理装置2にメッセージ送付先の情報を確認し、通知した者がメッセージ送付先に登録されている者か否かについて確認する構成を採用してもよい。
本発明のメッセージ伝達システム、伝達方法は、依頼主に予測不能なタイミングで訪れる予定の出来事、例えば急病、入院、死亡、または、急な海外出張が発生した後に、そのことを通知受理装置3が備えられている機関に通知する人に気づかれることなく、予め定めた相手だけにサプライズメッセージを送信可能にする。サプライズメッセージは、遺言や感謝を表す文字だけでなく、音や映像によって伝えることもできる。
1 メッセージ伝達システム
2 管理装置
3 通知受理装置
4 依頼主
5 残された家族
6 親しい人

Claims (4)

  1. 依頼主情報の管理装置と、当該管理装置に接続されており、依頼主に予測不能なタイミングで訪れる予定の出来事が発生した通知を受け取る通知受理装置とで構成されるメッセージ伝達システムにおいて、
    前記管理装置は、依頼主の識別情報、依頼主の所望するメッセージ送付先、及びメッセージを登録する登録部を備え、
    前記通知受理装置は、前記予定の出来事が発生した通知を受理した場合に、前記依頼主についての通知であることを確認し、(a)前記通知をした者が前記メッセージ送付先に登録されている者で、前記メッセージがあることを知らない場合に、サプライズメッセージの送信があることを示すと共に、前記管理装置へ当該出来事の発生を知らせ、(b)前記通知をした者が前記メッセージ送付先に登録されていない者の場合には、サプライズメッセージの送信があることを示さずに、前記管理装置へ当該出来事の発生を知らせる通知部を備え、
    前記管理装置は、前記通知部からの予定の出来事の発生の知らせに応じて前記登録されているメッセージを前記メッセージ送付先に伝達する伝達部を備えていることを特徴とするメッセージ伝達システム。
  2. 依頼主情報の管理装置と、当該管理装置に接続されており、依頼主に予測不能なタイミングで訪れる予定の出来事が発生した通知を受ける通知受理装置とで構成されるメッセージ伝達システムで実行するメッセージ伝達方法において、
    前記管理装置において、依頼主の識別情報、依頼主の所望するメッセージ送付先、及びメッセージを登録する登録行程を行い、
    前記通知受理装置において、前記予定の出来事が発生した通知を受理した場合に、前記依頼主についての通知であることを確認し、(a)前記通知をした者が前記メッセージ送付先に登録されている者で、前記メッセージがあることを知らない場合に、サプライズメッセージの送信があることを示すと共に、前記管理装置へ当該出来事の発生を知らせ、(b)前記通知をした者が前記メッセージ送付先に登録されていない者の場合には、サプライズメッセージの送信があることを示さずに、前記管理装置へ当該出来事の発生を知らせる通知行程を行い、
    前記管理装置において、前記予定の出来事の発生の知らせに応じて前記登録されているメッセージを前記メッセージ送付先に伝達する伝達行程を行うことを特徴とするメッセージ伝達方法。
  3. 依頼主情報の管理装置と、当該管理装置に接続されており、依頼主に予定の出来事が発生した通知を受ける通知受理装置とで構成されるメッセージ伝達システムにおいて、
    前記管理装置及び通知受理装置に記録され、請求項2に記載のメッセージ伝達方法を前記管理装置及び通知受理装置に実行させるコンピュータ読み取り可能なプログラム。
  4. 請求項3に記載の前記管理装置及び通知受理装置において実行されるプログラムを記録した情報記録媒体。
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