JP5988119B2 - 逆光検出方法及びデバイス - Google Patents

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Description

本発明は情報技術分野に関連し、具体的には、逆光検出方法及びデバイスに関する。
この出願は2013年1月7日出願の中国特許出願第201310005069.9号「逆光検出方法及びデバイス」がその全体において参照により組み込まれている。
デジタルカメラやビデオカメラなどの画像デバイスを使用した画像処理において、逆光写真は、通常、背景が過剰に明るくなり、本当に映したい被写体、すなわち対象物が過剰に暗くなるという結果となる。逆光検出は、インテリジェントシナリオ認識や、自動露出制御などのデジタルカメラやビデオカメラなどの画像装置の機能が広く適用可能である。
従来の逆光検出において、画像は、まず、複数の長方形ブロックに分割され、輝度しきい値未満の輝度値の連続長方形ブロックが検出され、条件に合致する長方形ブロックの数がカウントされる。もし前記長方形ブロックの総計がプリセットしきい値よりも大きく、色彩度分散(variance)がプリセット彩度しきい値よりも大きければ、その画像は、逆光シナリオであると判定される。
しかし、従来技術においては、逆光検出の精度が低い。
本発明の実施形態は、逆光検出の精度が改善される逆光検出方法及びデバイスが提供される。
第1の特徴によると、本発明の実施形態は、
チェックされる画像の各画像ブロックの輝度値を取得するステップと、
各画像ブロックの前記輝度値にしたがって隣接画像ブロック間の輝度関係を決定するステップと、
前記隣接画像ブロック間の輝度関係に従って、チェックされる画像の暗領域および明領域を決定するステップと、
前記暗領域および前記明領域に従って、前記チェックされる画像が逆光シナリオであるかどうかを判定するステップと、
を含む逆光検出方法を提供する。
前記第1の特徴に関連し、第1の可能な実装方法において、前記チェックされる画像は、M行N列の画像ブロックを含み、MとNの双方は正の整数であり、各画像ブロックの前記輝度値に従って前記隣接画像ブロック間の輝度関係を決定するステップは、
輝度値差と、第1プリセット輝度しきい値との間の大小関係に従って、前記チェックされる画像の各行における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係を決定するステップであって、前記輝度値差は、前記チェックされる画像の各行における任意の2つの隣接画像ブロックの差である、ステップと、及び/又は、
輝度値差と、第1プリセット輝度しきい値との間の大小関係に従って、前記チェックされる画像の各列における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係を決定するステップであって、前記輝度値差は、前記チェックされる画像の各列における任意の2つの隣接画像ブロックの差である、ステップと、を含む。
前記第1の特徴の前記第1の可能な実装方法に関し、第2の可能な実装方法において、前記輝度値差と第1プリセット輝度しきい値間の大小関係に従って、任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係を決定するステップであって、前記輝度値差は、前記任意の2つの隣接画像ブロックの差である、前記ステップは、前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差が前記第1プリセット輝度しきい値より大きいならば、前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの輝度は、前記他方の画像ブロックの輝度より大きいと決定するステップ、又は、前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差の絶対値が、前記第1プリセット輝度しきい値以下であれば、前記任意の2つの隣接画像ブロックは、同じ輝度を有していると判定するステップを含む。
前記第1の特徴の前記第1の可能な実装方法、又は第2の可能な実装方法に関し、第3の可能な実装方法において、前記第1プリセット輝度しきい値は、前記チェックされる画像における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差の全ての絶対値の平均値である。
前記第1の特徴の前記第1から第3の可能な実装方法の任意の1つに関し、第4の可能な実装方法において、前記隣接画像ブロック間の前記輝度関係に従って、前記チェックされる画像における暗領域および明領域を決定する前記ステップは、
前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの前記輝度が、前記他方の画像ブロックの前記輝度より小さく、かつ、小さい輝度値側の前記画像ブロックの輝度値が第2プリセット輝度しきい値より小さいならば、前記小さい輝度値側の前記画像ブロックを前記暗領域であると決定するステップと、
前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの前記輝度が、前記他方の画像ブロックの前記輝度より小さく、かつ、前記小さい輝度値側の前記画像ブロックの前記輝度値が、前記第2プリセット輝度しきい値以上であれば、前記小さい輝度値側の前記画像ブロックを明暗遷移領域であると決定するステップと、
前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの前記輝度が、前記他方の画像ブロックの前記輝度より大きく、かつ、大きい輝度値側の前記画像ブロックの輝度値が、第3プリセット輝度しきい値より大きければ、前記大きい輝度値側の前記画像ブロックを前記明領域であると決定するステップと、
前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの前記輝度が、前記他方の画像ブロックの前記輝度より大きく、かつ、前記大きい輝度値側の前記画像ブロックの前記輝度値が、前記第3プリセット輝度値以下であれば、前記大きい輝度値側の前記画像ブロックを前記明暗遷移領域と決定するステップを含む。
前記第1の特徴の前記第1から第4の可能な実装方法の任意の1つに関し、第5の可能な実装方法において、輝度値差と第1プリセット輝度しきい値との間の大小関係にしたがって、前記チェックされる画像の各行における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係を決定するステップの前に、
前記輝度値差は、前記チェックされる画像の各行における前記任意の2つの隣接画像ブロックの差であり、前記方法は、
前記チェックされる画像の各行における最初の画像ブロックから最後の画像ブロックまでのシーケンス内の各行における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得するステップ、または、
前記チェックされる画像の各行における最後の画像ブロックから最初の画像ブロックまでのシーケンス内の各行における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得するステップと、
を更に含み、
輝度値差と第1プリセット輝度しきい値との大小関係に従って、前記チェックされる画像の各列における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係を決定する前記ステップの前に、
前記輝度値差は、前記チェックされる画像の各列における前記任意の2つの隣接画像ブロックの差であり、
前記方法は、
前記チェックされる画像の各列における最初の画像ブロックから最後の画像ブロックまでのシーケンス内の各列における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得するステップ、または、
前記チェックされる画像の各列における最後の画像ブロックから最初の画像ブロックまでのシーケンス内の各列における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得するステップと、
をさらに具備する。
前記第1の特徴の前記第5の可能な実装方法に関し、第6の可能な実装方法において、
前記隣接画像ブロック間の前記輝度関係に従って、前記チェックされる画像における暗領域および明領域を決定する前記ステップは、
各行または各列における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンスと、各行または各列における前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでの前記シーケンスの双方において前記画像ブロックが前記明領域又は前記暗領域であると決定されたならば、各行又は各列における任意の画像ブロックに対して、前記画像ブロックを前記明領域又は前記暗領域として決定するステップ、または、
一方のシーケンスにおいて、前記画像ブロックは前記明領域であると決定され、他方のシーケンスにおいて前記暗領域であると決定されたならば、各行または各列における任意の画像ブロックに対して、前記画像ブロックを前記明暗遷移領域と決定するステップであって、前記一方のシーケンス及び前記他方のシーケンスは、各行又は各列における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンス、および、各行又は各列における前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでの前記シーケンスである、ステップ、又は、
前記画像ブロックが一方のシーケンスにおいて前記暗領域又は前記明領域であり、他方のシーケンスにおいて前記明暗遷移領域であると決定されたならば、各行又は各列における任意の画像ブロックに対して、前記画像ブロックを前記暗領域又は前記明領域と決定するステップであって、前記一方のシーケンス及び前記他方のシーケンスは、各行又は各列における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンス、および、各行又は各列における前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでの前記シーケンスである、ステップと、
をさらに具備する。
前記第1の特徴の前記第6の可能な実装方法に関し、第7の可能な実装方法において、前記暗領域および前記明領域にしたがって前記チェックされる画像が逆光シナリオであるかどうかを判定する前記ステップは、
前記チェックされる画像における前記暗領域および前記明領域が、プリセット明暗関係に合致するならば、前記チェックされる画像は、前記逆光シナリオであると決定するステップを具備し、
前記プリセット明暗関係は、以下の条件:
前記暗領域の全領域対前記チェックされる画像の領域の比が、プリセット比より大きい、
前記暗領域の輝度値の平均値が、プリセット平均値より小さい、
前記明領域の輝度値の平均値と、前記暗領域の前記輝度値の平均値の差が、プリセット差より大きい、
の任意の1つの条件又は多数の条件の組み合わせに合致する。
前記第1の特徴の前記第1から第7の可能な実装方法の任意の1つに関し、第8の可能な実装方法において、
前記暗領域および前記明領域に従って、前記チェックされる画像が、逆光シナリオであるかどうかを決定する前記ステップの後に、
前記方法は、
前記逆光シナリオの検証を実行するステップであって、前記チェックされる画像における前記暗領域内に含まれるピクセルの平均諧調度が、プリセット諧調度しきい値より大きいならば、前記チェックされる画像は、前記逆光シナリオと決定され、前記チェックされる画像における前記暗領域内に含まれるピクセルの前記平均諧調度が、前記プリセット諧調度しきい値未満ならば、前記チェックされる画像は、非逆光シナリオであると決定されるステップをさらに具備する。
第2の特徴によると、本発明の実施形態は、逆光検出デバイスであって、
チェックされる画像における各画像ブロックの輝度値を取得するように構成されている取得モジュールと、
各画像ブロックの前記輝度値に従って、前記隣接画像ブロック間の輝度関係を決定するように構成されている決定モジュールと、
前記隣接画像ブロック間の前記輝度関係に従って、前記チェックされる画像における暗領域および明領域を決定し、前記暗領域および前記明領域に従って、前記チェックされる画像が、逆光シナリオであるかどうかを決定するように構成されている処理モジュールと、
を具備する。
前記第2の特徴に関連し、第の可能な実装方法において、前記チェックされる画像は、M行N列の画像ブロックを備え、MとNの双方は、正の整数であり、
前記決定モジュールは、
輝度値差と第1プリセット輝度しきい値との大小関係に従って、前記チェックされる画像の各行における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係を決定し、前記輝度値差は、前記チェックされる画像の各行における前記任意の2つの隣接画像ブロックの差であり、及び/又は
輝度値差と第1プリセット輝度しきい値との大小関係に従って、前記チェックされる画像の各列における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係を決定し、前記輝度値差は、前記チェックされる画像の各列における前記任意の2つの隣接画像ブロックの差であるように特に構成されている。
前記第2の特徴の第1の可能な実装方法に関し、第2の可能な実装方法において、前記判定モジュールは、
前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差が、前記第1プリセット輝度しきい値より大きければ、前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの輝度は、他方の画像ブロックの輝度より大きいと決定し、又は、
前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差の絶対値が前記第1プリセット輝度しきい値以下ならば、前記任意の2つの隣接画像ブロックは、同一の輝度を有していると決定する
ように特に構成されている。
前記第2の特徴の第1の可能な実装方法または第2の可能な実装方法に関し、第3の可能な実装方法において、前記第1プリセット輝度しきい値は、前記チェックされる画像における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差のすべての絶対値の平均値である。
前記第2の特徴の前記第1から第3の可能な実装方法の任意の1つに関し、第4の可能な実装方法において、前記処理モジュールは、
前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの前記輝度が、前記他の画像ブロックの前記輝度より小さく、かつ、小さい輝度値側の前記画像ブロックの輝度値が、第2プリセット輝度しきい値より小さいならば、前記小さい輝度値側の前記画像ブロックは、前記暗領域であると決定し、

前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの前記輝度が、前記他方の画像ブロックの前記輝度より小さく、かつ、前記小さい輝度値側の前記画像ブロックの前記輝度値が、前記第2プリセット輝度しきい値以上であるならば、前記小さい輝度値側の前記画像ブロックは、明暗遷移領域であると決定し、
前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの前記輝度が、前記他方の画像ブロックの前記輝度より大きく、かつ、大きい輝度値側の前記画像ブロックの輝度値が、第3プリセット輝度しきい値より大きければ、前記大きい輝度値側の前記画像ブロックは、前記明領域であると決定し、
前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの前記輝度が、前記他方の画像ブロックの前記輝度より大きく、かつ、前記大きい輝度値側の前記画像ブロックの前記輝度値が、前記第3プリセット輝度値以下であるならば、前記大きい輝度値側の前記画像ブロックは、前記明暗遷移領域であると決定するように特に構成されている。
前記第2の特徴の前記第1から第4の可能な実装方法の任意の1つに関し、第5の可能な実装方法において、前記決定モジュールは、
前記チェックされる画像の各行における最初の画像ブロックから最後の画像ブロックまでのシーケンス内の各行における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得する、または、
前記チェックされる画像の各行における最後の画像ブロックから最初の画像ブロックまでのシーケンス内の各行における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得し、
前記チェックされる画像の各列における最初の画像ブロックから最後の画像ブロックまでのシーケンス内の各列における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得する、または、
前記チェックされる画像の各列における最後の画像ブロックから最初の画像ブロックまでのシーケンス内の各列における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得するようにさらに構成されている。
前記第2の特徴の前記第5の可能な実装方法に関し、第6の可能な実装方法において、前記処理モジュールは、
各行又は各列における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンスと、各行又は各列における前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでの前記シーケンスの双方において、前記画像ブロックは前記明領域又は前記暗領域であると決定されたならば、各行又は各列における任意の画像ブロックに対して、前記画像ブロックを前記明領域又は前記暗領域と決定する、または、
前記画像ブロックが、一方のシーケンスにおいて前記明領域であり、かつ、他方のシーケンスにおいて前記暗領域であると決定されたならば、各行又は各列における任意の画像ブロックに対して、前記画像ブロックを前記明暗遷移領域と決定し、前記一方のシーケンスと前記他方のシーケンスは、各行又は各列における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンスと各行又は各列における前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでの前記シーケンスである、または、
一方のシーケンスにおいて前記画像ブロックは前記暗領域又は前記明領域であり、かつ、他方のシーケンスにおいて前記明暗遷移領域であると決定されたならば、各行又は各列における任意の画像ブロックに対して、前記画像ブロックを前記暗領域又は前記明領域と決定し、前記一方のシーケンスと前記他方のシーケンスは、各行又は各列における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンスと、各行又は各列における前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでの前記シーケンスである、
ようにさらに構成されている。
前記第2の特徴の前記第6の可能な実装方法に関し、第7の可能な実装方法において、前記処理モジュールは、
前記チェックされる画像における前記暗領域および前記明領域が、プリセット明暗関係に合致するならば、前記チェックされる画像は、前記逆光シナリオであると決定されるように特に構成され、
前記プリセット明暗関係は、以下の条件:
前記暗領域の全領域対前記チェックされる画像の領域の比が、プリセット比より大きい、
前記暗領域の輝度値の平均値が、プリセット平均値より小さい、
前記明領域の輝度値の平均値と、前記暗領域の前記輝度値の平均値の差が、プリセット差より大きい、
の任意の1つの条件又は多数の条件の組み合わせに合致する。
前記第2の特徴の前記第1から第7の可能な実装方法の任意の1つに関し、第8の可能な実装方法において、前記処理モジュールは、
前記逆光シナリオの検証を実行し、前記チェックされる画像における前記暗領域内に含まれるピクセルの平均諧調度が、プリセット諧調度しきい値より大きいならば、前記チェックされる画像は、前記逆光シナリオであると決定され、前記チェックされる画像における前記暗領域内に含まれるピクセルの前記平均諧調度が、前記プリセット諧調度しきい値より小さいならば、前記チェックされる画像は、非逆光シナリオであると決定されるようにさらに構成される
第3の特徴によると、本発明の実施形態は、逆光検出デバイスであって、
プロセッサと、
メモリと、
を具備し、
前記メモリは、実行命令を格納し、
前記逆光検出デバイスが作動すると、前記プロセッサは、前記メモリと通信し、前記プロセッサは、前記逆光検出デバイスが、前記第1の特徴及び、前記第1の特徴の第1から第8の可能な実施方法の任意の1つに従う方法を実行するように、前記実行命令を実行する。
本発明の実施形態により提供される逆光検出方法及びデバイスによると、この方法において、チェックされる画像における各画像ブロックの輝度値が取得され、各画像ブロックの前記輝度値にしたがって、前記隣接画像ブロック間の輝度関係が決定され、前記隣接画像ブロック間の前記輝度関係にしたがって、前記チェックされる画像内の暗領域および明領域が決定され、前記暗領域および前記明領域にしたがって、前記チェックされる画像が逆光シナリオであるかどうかが判定され、逆光シナリオ検出の制度が改善される。
本発明の実施形態におけるまたは従来技術における技術的解決策をより明確に説明するために、以下で実施形態または従来技術を説明するために必要な添付の図面について簡単に紹介する。以下の説明における添付の図面は本発明のいくつかの実施形態を示すものにすぎず、それでもなお、当業者が創造的な努力なしにこれらの添付の図面から他の図面を得ることができることは明らかである。
本発明による逆光検出方法の実施形態1のフローチャートである。 本発明による逆光検出方法の実施形態2における各画像ブロックの輝度値の略図である。 本発明による逆光検出方法の実施形態2における行方向に沿った明領域及び暗領域の略図である。 本発明による逆光検出方法の実施形態2における行方向に沿った明領域及び暗領域の略図である。 本発明による逆光検出方法の実施形態2における列方向に沿った明領域及び暗領域の略図である。 本発明による逆光検出方法の実施形態2における列方向に沿った明領域及び暗領域の略図である。 本発明による逆光検出方法の実施形態2における明領域及び暗領域の略図である。 本発明による逆光検出方法の実施形態2における非逆光シナリオの略図である。 本発明による逆光検出方法の実施形態2における非逆光シナリオの略図である。 本発明による逆光検出デバイスの実施形態1における構造略図である。 本発明による逆光検出デバイスの実施形態2における構造略図である。
本発明の実施形態の目的、技術的解決策、及び利点を明確にするために、以下において、本発明の実施形態における技術的解決策が、本発明の実施形態における図面を参照しながら明確に完全に説明される。説明されている実施形態は、本発明の実施形態のすべてでなく一部であることは明らかである。創造的努力なしに、本発明の実施形態に基づいて当業者により得られる他の全ての実施形態は、本発明の保護範囲に含まれる。
図1は、本発明による逆光検出方法の実施形態1のフローチャートである。この実施形態では、逆光検出方法を提供する。前記方法は、前記逆光検出方法を実行する任意のデバイスにより実行し得え、また前記デバイスは、ソフトウェア及び/又はハードウェアにより実現し得る。前記デバイスは、具体的には、画像機能を備えた、携帯電話、ビデオカメラ、又はカメラといった端末デバイスであってよいが、この実施形態はそれらに限定されるものではない。図1に示されているように、この実施形態における方法は、以下を具備する。
ステップ101:チェックされる画像における各画像ブロックの輝度値を取得する。
具体的な実施プロセスにおいて、前記チェックされる画像は、一般に、M×Nの画像ブロックに均等に分割し得、画像ブロックの輝度を計算するさまざまな既存の方法が、各画像ブロックの前記輝度の掲載に使用され得る。MとNの双方とも正の整数であり、輝度値は、特定の値の範囲内から選択され得る。例えば、値の範囲は、0から255であり、中間輝度値は128である。Lijは、i番目の行、j番目の列に対応する画像ブロックを示し、前記Lijの値は、前記画像ブロックLijの輝度値を示し、1≦i≦M、1≦j≦Nである。
ステップ102:各画像ブロックの前記輝度値にしたがって、前記隣接画像ブロック間の輝度関係を決定する。
実際のアプリケーション処理において、前記チェックされる画像は、M行N列であり、それゆえ、各画像ブロックの前記輝度値に従って、前記隣接画像ブロック間の前記輝度関係を決定する前記ステップは、下記の2つの可能な実施方法を具体的に含んでもよい。
1つ目の可能な実施方法において、前記隣接画像ブロック間の前記輝度関係は、前記チェックされる画像の行に従って決定される。具体的には、前記チェックされる画像の各行における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係は、輝度値差と第1プリセット輝度しきい値の大小関係に従って決定され、前記輝度値差は、前記チェックされる画像の各行における前記任意の2つの隣接画像ブロックの差である。
他の可能な実施方法において、前記隣接画像ブロック間の前記輝度関係は、前記チェックされる画像の列に従って決定される。具体的には、前記チェックされる画像の各列における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係は、輝度値差と第1プリセット輝度しきい値の大小関係に従って決定され、前記輝度値差は、前記チェックされる画像の各列における前記任意の2つの隣接画像ブロックの差である。
先の2つの可能な実施方法において、前記隣接画像ブロック間の前記輝度関係は、前記チェックされる画像の行のみに従って決定しても、前記チェックされる画像の列のみに従って決定してもよいことは、当業者であれば理解し得る。前記隣接画像ブロック間の前記輝度関係は、行又は列様式において決定されるが、行及び列の双方に従って決定してもよい。前記第1プリセット輝度しきい値は、経験に従って決定され得るが、隣接画像ブロック間の輝度値差の平均値に従って決定されてもよい。この実施形態は、前記第1プリセット輝度しきい値の特定の値で特別な限定を意味するものではない。
この実施形態に提供される前記逆光検出方法において、任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度関係は、前記チェックされる画像の行及び/又は列に従って決定される。この方法において、前記チェックされる画像における前記隣接画像ブロック間の前記輝度関係は、高精度の逆光検出を実現する、複数の角度から決定され得る。
特に、前記隣接画像ブロック間の前記輝度関係は、3つの場合を含んでいる。i番目の行が例として使用され、前記隣接画像ブロックLijとLij+1が例として使用される。前記3つの場合とは以下のものである:前記画像ブロックLij+1の輝度は、前記画像ブロックLijの輝度より小さい、または、前記画像ブロックLij+1の輝度は、前記画像ブロックLijの輝度より大きい、または、前記画像ブロックLij+1の輝度は、前記画像ブロックLijの輝度と等しい。注目すべきは、行における前記画像ブロックLijと前記画像ブロックLij+1間の特定の位置関係であるが、前記画像ブロックLijと前記画像ブロックLij+1がどこに位置するかはここでは限定していない。前記画像ブロックLijは、前記画像ブロックLijと前記画像ブロックLij+1が位置する前記行における最初の画像ブロックの近くか、又は、前記画像ブロックLijと前記画像ブロックLij+1が位置する前記行における前記最初の画像ブロックであってよく、そして、前記画像ブロックLij+1は、前記画像ブロックLijと前記画像ブロックLij+1が位置する前記行における前記最初の画像ブロックの近くか、前記画像ブロックLijと前記画像ブロックLij+1が位置する前記行における前記最初の画像ブロックであってよい。
ステップ103:前記チェックされる画像における暗領域(dark region)と明領域(bright region)を前記隣接画像ブロック間の前記輝度関係にしたがって決定し、前記暗領域および前記明領域に従って、前記チェックされる画像が逆光シナリオであるかどうかを決定する。
実際のアプリケーションプロセスにおいて、前記チェックされる画像における前記暗領域および前記明領域は、前記隣接画像ブロック間の前記輝度関係に従って決定され得る。具体的な実施プロセスにおいて、前記画像ブロックLij+1の前記輝度が前記画像ブロックLijの前記輝度より小さく、かつ、前記画像ブロックLij+1の前記輝度が第2プリセット輝度しきい値より小さい場合には、前記画像ブロックLij+1は前記暗領域であり、前記画像ブロックLij+1の前記輝度が前記第2プリセット輝度しきい値より大きい場合には、前記画像ブロックLij+1は、明暗遷移領域である。前記画像ブロックLij+1の前記輝度が前記画像ブロックLijの前記輝度より大きく、かつ、前記画像ブロックLij+1の前記輝度が第3プリセット輝度しきい値より大きい場合には、前記画像ブロックLij+1は前記明領域であり、前記画像ブロックLij+1の前記輝度が前記第3プリセット輝度しきい値より小さい場合には、前記画像ブロックLij+1は前記明暗遷移領域である。
当業者であれば、前記第2プリセット輝度しきい値を使用することは、非常に大きな輝度値を備えた画像ブロックを暗領域と決定することを避け得、また、前記第3プリセット輝度しきい値を使用することは、非情に小さな輝度値を備えた画像ブロックを前記明領域であると決定することを避け得ることを理解し得る。前記第2プリセット輝度しきい値と前記第3プリセット輝度しきい値は、経験的な値(empirical value)に従って選択され得、値の範囲は、比較的大きく、柔軟である。一般に、前記第2プリセット輝度しきい値の値は、前記中間輝度値より小さく、かつ、前記第3プリセット輝度しきい値の値は、前記中間輝度値より大きい。
前記チェックされる画像における前記暗領域および前記明領域が決定された後、前記暗領域および前記明領域に従って、前記チェックされる画像が前記逆光シナリオかどうかを決定する。具体的には、前記チェックされる画像における前記暗領域および前記明領域がプリセット明暗関係に合致するならば、前記チェックされる画像は、前記逆光シナリオであると決定される。前記プリセット明暗関係は、以下の状態:
前記暗領域の全領域の前記チェックされる画像の領域に対する比がプリセット比よりも大きい。
前記暗領域の輝度値の平均値がプリセット平均値より小さい。
前記明領域の輝度値の平均値と前記暗領域の前記輝度値の前記平均値との間の差が、プリセット差より大きい。
の任意の一つの状態、またはの複数の状態の組み合わせに合致する。
本願発明の実施形態により提供される逆光検出方法によると、チェックされる画像における各画像ブロックの輝度値が取得され、前記隣接画像ブロック間の輝度関係が、各画像ブロックの前記輝度値に従って決定され、そして前記チェックされる画像における暗領域及び明領域が前記隣接画像ブロック間の前記輝度関係に従って決定され、前記暗領域および前記明領域に従って、前記チェックされる画像が逆光シナリオかどうかを決定する。これは、被写体の逆光度がかなり変化する場合の逆光シナリオ検出の精度を改善するのみならず、被写体の位置、場所、形状、等がかなり変化する場合の逆光シナリオ検出の精度を改善する。
以下では、例として特定の実施形態を使用することにより本願発明の実施形態を詳細に説明する。
図2は、本発明による逆光検出方法の実施形態2における各画像ブロックの輝度値の概略図である。図2に示されているように、チェックされる画像は、まず11行20列に分割され、全部で11×20の画像ブロックとなり、その後、各画像ブロックの輝度値が判定される。当業者であれば、理解し得るが、説明を容易にするため、各画像ブロックの前記輝度値が、各画像ブロック内に示されている。
各画像ブロックの前記輝度値が得られた後、任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度値差が取得される。具体的には、前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差は、行方向に沿って取得されてもよく、また列方向に沿って取得されてもよく、以下において別個に説明されている。
前記行方向に沿って、つまり、前記チェックされる画像の各行内の最初の画像ブロックから最後の画像ブロックまでのシーケンスにおいて、すなわち、各行における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度値差が、左から右のシーケンスにおいて取得され、前記チェックされる画像の各行内の前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでのシーケンスにおいて、すなわち、各行における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差が、右から左のシーケンスにおいて取得される。前記左から右のシーケンスがこの実施形態において一例として使用される。すなわち、図2の水平矢印で示されているj方向に沿って、i番目の行における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度値差が取得される。すなわち、Lij+1とLijとの間の差が取得される。前記画像ブロックLijと前記画像ブロックLij+1が配置されている行におけるの前記画像ブロックLijと前記画像ブロックLij+1間の特定の位置関係は、限定されるものではない。前記画像ブロックLijは、前記画像ブロックLijと前記画像ブロックLij+1が配置されている前記行における最初の画像ブロックの近くか、又は、前記画像ブロックLijと前記画像ブロックLij+1が配置されている前記行における前記最初の画像ブロックであってよい。前記画像ブロックLij+1は、前記画像ブロックLijと前記画像ブロックLij+1が配置されている前記行における前記最初の画像ブロックの近くか、又は、前記画像ブロックLijと前記画像ブロックLij+1が配置されている前記行における前記最初の画像ブロックであってよい。
前記列方向に沿って、すなわち、前記チェックされる画像の各列における最初の画像ブロックから最後の画像ブロックまでのシーケンスにおいて、すなわち、各列における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度値差が、上から下のシーケンスにおいて取得され、また、前記チェックされる画像の各列内の前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでのシーケンスにおいて、各列における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差が下から上のシーケンスにおいて取得される。この実施形態においては、前記上から下のシーケンスが一例として使用されている。すなわち、図2において垂直矢印でしめされているi方向に沿って、j番目の列における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度値差、すなわち、Lij+1とLij間の差が取得される。
その後、前記輝度値差と第1プリセット輝度しきい値との間の大小関係に従って前記チェックされる画像の各行における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係が決定され、前記輝度値差は、前記チェックされる画像の各行における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の差である。前記チェックされる画像の各列における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係が輝度値差と前記第1プリセット輝度しきい値との間の大小関係にしたがって決定され、前記輝度値差は、前記チェックされる画像の各列における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の差である。前記第1プリセット輝度しきい値は、前記チェックされる画像における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差のすべての絶対値の平均値である。
当業者であれば、行に従って、前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度関係を決定する方法は、列に従うものと類似することは理解しうる。したがって、この実施形態において行方法が一例として使用されている。さらに、前記行方向の場合において、前記チェックされる画像の各行における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンス内の前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度関係を決定する方法は、前記チェックされる画像の各行における前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでの前記シーケンス内のそれに類似する。したがって、前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度関係の決定について詳細に説明するために、前記チェックされる画像の各行における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンスが、本発明の実施形態において一例として使用されている。
前記チェックされる画像の各行における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンス内で前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度関係が決定さた場合、前記第1プリセット輝度しきい値ΔLは、
Figure 0005988119
と等しい。図2に示されている各画像ブロックの前記輝度値に従って、計算により、前記第1プリセット輝度しきい値ΔLは、34と等しいことが得られる。前記画像ブロックLij+1と前記画像ブロックLijとの間の前記輝度関係は、差とΔL間の大小関係に従って決定され、前記差は、前記画像ブロックLij+1と前記画像ブロックLijとの間の差である。当業者であれば、チェックされる異なる画像の前記第1プリセット輝度しきい値ΔLの値は、異なることは、理解し得る。前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度関係が、前記チェックされる画像の各列における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンス内で決定される場合、前記第1プリセット輝度しきい値ΔLの前記値は、再計算する必要がある。
Lij+1-Lij>ΔLであった場合、Lij<Lij+1、すなわち、前記画像ブロックLij+1の輝度は、前記画像ブロックLijの輝度より大きく、
Figure 0005988119
であった場合、Lij=Lij+1、すなわち、前記画像ブロックLij+1の前記輝度は、前記画像ブロックLijの前記輝度に等しく、Lij+1-Lij<ΔLであった場合、Lij>Lij+1、すなわち、前記画像ブロックLij+1の前記輝度は、前記画像ブロックLijの前記輝度より小さい。
その後、前記隣接画像ブロック間の前記輝度関係に従って、前記チェックされる画像における暗領域及び明領域が決定される。前記行シーケンスは、ここでも一例として使用されている。前記列シーケンスのための詳細な説明は、前記行シーケンスと同様に、ここでは記載していない。
この実施形態において、図2に示されている4番行の最初の9列における画像ブロックが使用されている。表1は、前記Lijと前記Lij+1-Lijの対応する値を示している。
Figure 0005988119
この実施形態において、非常に大きな輝度値を備えた画像ブロックを前記暗領域と判定するのを避けるために使用され得る第2プリセット輝度しきい値Ldarkは、120にセットされ、非常に小さい輝度値を備えた画像ブロックを前記明領域と決定するのを避けるために使用される第3プリセット輝度しきい値Llightは、130にセットされている。この実施形態において、前記チェックされる画像における前記暗領域および前記明領域が決定された後、前記暗領域および前記明領域がマークされ得る。前記明領域又は前記暗領域と判定することができない明暗遷移領域又は画像ブロックでは、マーキングは実行されない。前記チェックされる画像における前記暗領域および前記明領域のマーキングの処理において、前記暗領域は、白丸の点でマークされ、そして前記明領域は、黒の×印でマークされている。
表1に従うと、L42-L41=-68<-34が分かり、L42は、前記Ldarkより小さい。これは、L42が前記暗領域であることを示しており、前記画像ブロックL42がマークされる。前記画像ブロックL41の場合には、前記4番行における前記最初の画像ブロックであるため、比較に利用するのための画像ブロックはない。その結果として、前記画像ブロックL41は、明又は暗のどちらであるか決定できず、前記画像ブロックL41は、マークされない。
以下は、各画像ブロックを前記暗領域又は前記明領域と決定することの簡単な図である。具体的なマーキングは、図3Aを参照。図3Aは、本発明による逆光検出方法の実施形態2における行方向に沿った明領域及び暗領域の概略図である。
Figure 0005988119
なので、前記L43の輝度は、前記L42のそれと同じであり、前記L43は、前記暗領域である。
L44-L43=61>34であり、前記L44が前記Llightより大きいので、前記L44は、前記明領域である。
L45-L44=-101<-34であり、前記L45が前記Ldarkより小さいので、前記L45は、前記暗領域である。
Figure 0005988119
なので、前記L46の輝度は、前記L45のそれと同じであり、前記L46は、前記暗領域である。
Figure 0005988119
なので、前記L47の輝度は、前記L46のそれと同じであり、前記L47は、前記暗領域である。
L48-L47=81>34であるが、前記L48は、前記Llightより小さいので、前記L48は、前記明暗遷移領域である。
L49-L48=121>34であり、前記L49は、前記Llightより大きいので、前記L49は、前記明領域である。
図3Bは、本発明による逆光検出方法の実施形態2における行方向に沿った明領域及び暗領域の概略図2である。図3Bにおける前記行方向は、図3Aにおける前記行方向とは反対である。図3Cは、本発明による逆光検出方法の実施形態2における列方向に沿った、すなわち、上から下への列に沿ったシーケンスにおける明領域及び暗領域の概略図1である。図3Dは、本発明による逆光検出方法の実施形態2における列方向に沿った、すなわち、列に沿って下から上へのシーケンスにおける、明領域及び暗領域の概略図2である。図3Bから図3Dは、図3Aと同様の方法により得られたものであり、この実施形態においてここでは詳細には再び説明しない。
図3Aから図3Dが得られたのち、図3Aから図3Dは、図4の形式でマージされ、前記チェックされる画像における最終暗領域及び最終明領域が取得される。図4は、本発明による逆光検出方法の実施形態2における明領域及び暗領域の概略図1である。具体的な実施プロセスでは、まず、前記行方向に沿った前記チェックされる画像における前記暗領域および前記明領域が、図3Aと図3Bに従って決定され、前記列方向に沿った前記チェックされる画像における前記暗領域および前記明領域が、図3Cと図3Dに従って決定される。その後、チェックされる画像における前記最終暗領域及び前記最終明領域が図3Aと図3Bの判定結果及び図3Cと図3Dの判定結果に従って決定される。好適には、図3及び図3B,又は、図3C及び図3Dに従って、前記チェックされる画像における前記暗領域および前記明領域を決定するための決定原則、又は、図3A及び図3Bの前記決定結果と図3C及び図3Dの前記判定結果は、以下の通り:
各行又は各列における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンスと、各行又は各列における前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでの前記シーケンスの両方において、前記画像ブロックが前記明領域又は前記暗領域と判定される場合、各行又は各列における任意の画像ブロックに対し、前記画像ブロックを前記明領域又は前記暗領域と決定する、又は、
前記画像ブロックが、一方のシーケンスにおいて前記明領域と決定され、他方のシーケンスにおいて前記暗領域と判定された場合、各行又は各列における任意の画像ブロックに対し、前記画像ブロックを前記明暗遷移領域と決定する。前記一方のシーケンス及び前記他方のシーケンスは、各行又は各列における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンスと、各行又は各列における前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでの前記シーケンスである、又は、
前記画像ブロックが、一方のシーケンスにおいて前記暗領域又は前記明領域と決定され、他方のシーケンスにおいて前記明暗遷移領域と判定される場合、各行又は各列における任意の画像ブロックに対し、前記画像ブロックを前記暗領域又は前記明領域と決定する。前記一方のシーケンス及び前記他方のシーケンスは、各行又は各列における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンスと、各行又は各列における前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでの前記シーケンスである。
前述の原則に従って、前記チェックされる画像における前記明領域及び前記暗領域を決定することにより、すべての画像ブロックの明暗関係が包括的に考慮でき、前記明領域と前記チェックされる画像の暗部が修正可能となり、逆光検出の精度を改善する。
前述の方法に従って得られた図4は、本発明の実施形態における前記チェックされる画像における前記最終暗領域及び前記最終明領域である。図4に示される前記暗領域および前記明領域に従って、前記チェックされる画像が逆光シナリオかどうかが決定される。前記チェックされる画像における前記暗領域および前記明領域がプリセット明暗関係を満たす場合、前記チェックされる画像が前記逆光シナリオであると決定される。前記プリセット明暗関係が以下の条件:
前記暗領域の全領域と前記チェックされる画像の領域との比が、プリセット比よりも大きい、
前記暗領域の輝度値の平均値が、プリセット平均値よりも小さい、
前記明領域の輝度値の平均値と、前記暗領域の前記輝度値の平均値との間の差がプリセット差より大きい、
のうちの任意の1つの条件又は多数の条件の組み合わせを満たす。
前記チェックされる画像が前記逆光シナリオであると決定した後、前記チェックされる画像上で検証が実行され、黒い被写体が誤って逆光シナリオとみなされる場合を排除する。具体的な実施プロセスにおいて、前記チェックされる画像における前記暗領域内に含まれるピクセルの平均諧調度が、プリセット諧調度しきい値より大きい場合、前記チェックされる画像は、前記逆光シナリオであると決定され、前記チェックされる画像における前記暗領域内に含まれるピクセルの平均諧調度が、前記プリセット諧調度しきい値より小さい場合、撮影された被写体は、黒い被写体であり、前記チェックされる画像は、非逆光シナリオである。前記プリセット諧調度しきい値の具体的な値は、経験に従ってセットされ得る。この実施形態において、前記プリセット諧調度しきい値は、4であり、この実施形態の図4における前記暗領域に含まれているピクセルの前記平均諧調度は、6.13であり、前記プリセット諧調度しきい値よりも大きい。これは、前記チェックされる画像における撮影された被写体は、豊富な質感(rich texture)を備えており、黒い被写体ではなく、前記チェックされる画像は、前記逆光シナリオであることを示している。
図5Aは、本発明による逆光検出方法の実施形態2における非逆光シナリオの概略図1であり、図5Bは、本発明による逆光検出方法の実施形態2における非逆光シナリオの概略図である。図5Aに示されているように、チェックされる画像における撮影された被写体は、黒い被写体であり、図5Bは、前記チェックされる画像の明領域及び暗領域を示している。図5Bにおける前記暗領域に含まれているピクセルの平均諧調度が計算され、0.988であり、前記プリセット諧調度しきい値より小さい。これは、前記チェックされる画像におけるその撮影された被写体が、豊富な質感を有していない、黒い被写体であることを示している。図5Bに従って得られた結論は、図5Aに示したものと一致している。
本発明の実施形態において、逆光シナリオ上で検証が実行される。大量の黒い被写体を備えたシナリオが誤って逆光シナリオであると識別された場合を排除可能となるように、暗領域内に含まれているピクセルの平均諧調度が計算され、逆光検出の精度が改善され得る。
結論として、撮影された被写体の逆光度が著しく変動する場合に、前記暗領域を決定するための正確な輝度しきい値をセットする必要なしに、逆光シナリオ検出の精度を改善可能な本発明の実施形態により提供される逆光検出方法に従って、チェックされる画像における暗領域及び明領域が隣接画像ブロック間の輝度関係に従って決定される。位置、場所、形状、などの撮影された被写体が大きく変化する場合に、逆光シナリオ検出の精度を改善可能に、前記暗領域および前記明領域に従って、前記チェックされる画像が逆光シナリオかどうか決定される。前記逆光シナリオは、検証され、大量の黒い被写体を備えたシナリオが誤って前記逆光シナリオであると識別される場合を排除可能であり、また逆光検出の精度を改善可能である。
図6は、本発明に従う逆光検出デバイスの実施形態1の概略図を示している。この実施形態により提供される前記逆光検出デバイスは、携帯電話、カメラ、ビデオカメラ、又は画像レンズを備えたコンピュータなどといった端末デバイスであってよい。チェックされる画像は、レンズを使用することにより取得され、本発明の実施形態により提供されるとともに図6に示されている前記逆光検出デバイスのモジュールを使用することにより、前記チェックされる画像が逆光シナリオであるかどうかが検出される。図6に示されているように、本発明の実施形態により提供される前記逆光検出デバイスは、取得モジュール601、決定モジュール602、及び処理モジュール603を具備している。
前記取得モジュール601は、チェックされる画像における各画像ブロックの輝度値を取得するように構成されている。
前記決定モジュール602は、各画像ブロックの前記輝度値に従って、前記隣接画像ブロック間の輝度関係を決定するように構成されている。
前記処理モジュール603は、前記隣接画像ブロック間の前記輝度関係に従って、前記チェックされる画像における暗領域及び明領域を決定するとともに、前記暗領域および前記明領域に従って、前記チェックされる画像が逆光シナリオかどうかを決定するように構成されている。
この実施形態に従う前記逆光検出デバイスは、図1に示されている方法の実施形態の技術的なソリューションの実行に使用されてもよく、実施原則(implementation principles)及び前記逆光検出デバイスの技術的効果は図1に示されている方法の実施形態のそれらと類似しており、ここでは再び説明することはしない。
さらに、前記チェックされる画像は、M行N列の画像ブロックを含んでおり、MとNは、双方とも正の整数である。前記決定モジュール602は、
輝度値差と第1プリセット輝度しきい値との間の大小関係にしたがって、前記チェックされる画像の各行における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係を決定し、前記輝度値差は、前記チェックされる画像の各行における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の差である、及び/又は
輝度値差と第1プリセット輝度しきい値との間の大小関係に従って、前記チェックされる画像の各列における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係を決定し、前記輝度値差は、前記チェックされる画像の各列における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の差である、
ように特に構成されている。
さらに、前記決定モジュール602は、
前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差が前記第1プリセット輝度しきい値より大きければ、前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックのその輝度は前記他方の画像ブロックの輝度より大きいと決定し、又は、
前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差の絶対値が前記第1プリセット輝度しきい値以下であれば、前記任意の2つの隣接画像ブロックは、同じ輝度を有していると決定する
ように特に構成されている。
さらに、前記第1プリセット輝度しきい値は、前記チェックされる画像における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差のすべての絶対値の平均値である。
さらに、前記処理モジュール603は、
前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの前記輝度が、前記他方の画像ブロックの前記輝度より小さく、かつ、小さい輝度値側の前記画像ブロックの輝度値が、第2プリセット輝度しきい値より小さいならば、前記小さい輝度値側の前記画像ブロックは、前記暗領域であると決定し、
if 前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの前記輝度が、前記他方の画像ブロックの前記輝度より小さく、かつ、前記小さい輝度値側の前記画像ブロックの前記輝度値が、前記第2プリセット輝度しきい値以上であれば、前記小さい輝度値側の前記画像ブロックは、明暗遷移領域であると決定し、
前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの前記輝度が、前記他方の画像ブロックの前記輝度より大きく、かつ、大きい輝度値側の前記画像ブロックの輝度値が、第3プリセット輝度しきい値より大きければ、前記大きい輝度値側の前記画像ブロックは、前記明領域であると決定し、
前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの前記輝度が、前記他方の画像ブロックの前記輝度より大きく、かつ、前記大きい輝度値側の前記画像ブロックの前記輝度値が、前記第3プリセット輝度値以下であるならば、前記大きい輝度値側の前記画像ブロックは、前記明暗遷移領域であると決定する
ように特に構成されている。
さらに、前記決定モジュール602は、
前記チェックされる画像の各行における最初の画像ブロックから最後の画像ブロックまでのシーケンスにおける各行内の前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得するか、又は、前記チェックされる画像の各行における最後の画像ブロックから最初の画像ブロックまでのシーケンスにおける各行内の前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得し、
前記チェックされる画像の各列における最初の画像ブロックから最後の画像ブロックまでのシーケンスにおける各列内の前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得するか、又は、前記チェックされる画像の各列における最後の画像ブロックから最初の画像ブロックまでのシーケンスにおける各列内の前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得する
ようにさらに構成されている。
さらに、前記処理モジュール603は、
各行又は各列における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンスと、各行又は各列における前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでの前記シーケンスの双方において、前記画像ブロックが前記明領域又は前記暗領域であると決定されたならば、各行又は各列における任意の画像ブロックに対し、前記画像ブロックを前記明領域又は前記暗領域と決定するか、又は、
前記画像ブロックが一方のシーケンスにおいて前記明領域であり、他方のシーケンスにおける前記暗領域であると決定されたならば、各行又は各列における任意の画像ブロックに対し、前記画像ブロックは前記明暗遷移領域であると決定し、前記一方のシーケンス及び前記他方のシーケンスは、各行又は各列における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンスと、各行又は各列における前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでの前記シーケンスである、又は、
前記画像ブロックが一方のシーケンスにおいて前記暗領域又は前記明領域であり、他方のシーケンスにおいて前記明暗遷移領域であると決定されたならば、各行又は各列における任意の画像ブロックに対し、前記画像ブロックは、前記暗領域又は前記明領域であると決定し、前記一方のシーケンス及び前記他方のシーケンスは、各行又は各列における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンスと、各行又は各列における前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでの前記シーケンスである
ようにさらに構成されている。
さらに、前記処理モジュール603は、
前記チェックされる画像における前記暗領域および前記明領域がプリセット明暗関係に合致するならば、その前記チェックされる画像は前記逆光シナリオであると決定し、前記プリセット明暗関係は、以下の条件:

前記暗領域の全領域と前記チェックされる画像の領域との比がプリセット比より大きい、
前記暗領域の輝度値の平均値が、プリセット平均値より小さい、
前記明領域の輝度値の平均値と、前記暗領域の前記輝度値の前記平均値との間の差が、プリセット差より大きい、
の任意の1つの条件又は多数の条件の組み合わせに合しするように特に構成されている。
さらに前記処理モジュール603は、
前記チェックされる画像における前記暗領域内に含まれているピクセルの平均諧調度がプリセット諧調度しきい値より大きいならば、前記チェックされる画像は、前記逆光シナリオであると決定され、
前記チェックされる画像における前記暗領域内に含まれているピクセルの前記平均諧調度が、前記プリセット諧調度しきい値より小さいならば、その前記チェックされる画像は、非逆光シナリオであると決定される
前記逆光シナリオの検証を実行するようにさらに構成されている。
この実施形態に従う前記逆光検出デバイスは、図2に示されている方法の実施形態の技術的ソリューションを実行するために使用してもよく、実施原則及び、前記逆光検出デバイスの技術的効果は図2に示されている方法の実施形態のそれらと類似するため、ここでは再度説明することはしない。
図7は、本発明に従う逆光検出デバイスの実施形態2の概略図を示している。この実施形態により提供される前記逆光検出デバイスは、携帯電話、カメラ、ビデオカメラ、又は画像レンズを備えたコンピュータといった端末デバイスであって良い。チェックされる画像は、前記レンズを使用することにより獲得され得、図7に示されるとともに本発明の実施形態により提供される前記逆光検出デバイスの一部を使用することにより、前記チェックされる画像が逆光シナリオであるかどうか検出される。図7に示されているように、この実施形態により提供される逆光検出デバイス70は、プロセッサ701とメモリ702とを備えている。前記逆光検出デバイス70は、さらにレンズ703を備え、前記レンズ703は、前記プロセッサ701に接続されている。前記プロセッサ701は、前記レンズ703を使用することにより、チェックされる画像を取得し得、前記チェックされる画像を画像ブロックに分割し、各画像ブロックの輝度値を計算により取得する。前記メモリ702は、実行命令を格納する。前記逆光検出デバイス70が動作すると、前記プロセッサ701は、前記メモリ702と通信し、前記プロセッサ701は、前記メモリ702内の前記実行命令を起動し、以下の動作を実行する:
チェックされる画像における各画像ブロックの輝度値を取得し、
各画像ブロックの前記輝度値に従って、前記隣接画像ブロック間の輝度関係を決定し、
前記隣接画像ブロック間の前記輝度関係に従って前記チェックされる画像における暗領域及び明領域を決定するとともに、前記暗領域および前記明領域に従って、前記チェックされる画像が逆光シナリオであるかどうかを決定する。
さらに、前記チェックされる画像は、M行N列の画像ブロックを具備し、MとNの双方とも正の整数である。各画像ブロックの前記輝度値に従って、前記隣接画像ブロック間の輝度関係を決定することは:
輝度値差と第1プリセット輝度しきい値との間の大小関係に従って、前記チェックされる画像の各行における間任意の2つの隣接画像ブロックの輝度関係を決定することであって、前記輝度値差は、前記チェックされる画像の各行における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の差であり、及び/又は
輝度値差と第1プリセット輝度しきい値との間の大小関係に従って、前記チェックされる画像の各列における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係を決定することであって、前記輝度値差は、前記チェックされる画像の各列における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の差である
ことを含む。
さらに、前述の輝度値差と第1プリセット輝度しきい値との間の大小関係に従って、任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係を決定することであって、前記輝度値差は、前記任意の2つの隣接画像ブロック間の差であることは:
前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差が前記第1プリセット輝度しきい値より大きいならば、前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックのその輝度は、前記他方の画像ブロックの輝度より大きいと決定すること、又は、
前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差の絶対値が、前記第1プリセット輝度しきい値以下であるならば、その前記任意の2つの隣接画像ブロックは、同じ輝度を有していると決定することを含む。
さらに、前記第1プリセット輝度しきい値は、前記チェックされる画像における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差のすべての絶対値の平均値である。
さらに、前述の前記隣接画像ブロック間の前記輝度関係に従って前記チェックされる画像における暗領域及び明領域を決定することは:
前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの前記輝度が、前記他方の画像ブロックの前記輝度より小さく、かつ、小さい方の輝度値を備えた前記画像ブロック輝度値が第2プリセット輝度しきい値より小さいならば、前記小さい輝度値側の前記画像ブロックは、前記暗領域であると決定され、
前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの前記輝度が、前記他方の画像ブロックの前記輝度より小さく、かつ、前記小さい輝度値側の前記画像ブロックの前記輝度値が、前記第2プリセット輝度しきい値以上であるならば、前記小さい輝度値側の前記画像ブロックは、明暗遷移領域であると決定され、
前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの前記輝度が、前記他方の画像ブロックの前記輝度より大きく、かつ、大きい方の輝度値を備えた前記画像ブロックの輝度値が第3プリセット輝度しきい値より大きいならば、前記大きい輝度値側の前記画像ブロックは、前記明領域であると決定され、
前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの前記輝度が、前記他方の画像ブロックの前記輝度よりおおきく、かつ、前記大きい輝度値側の前記画像ブロックの前記輝度値が、前記第3プリセット輝度値以下であるならば、前記大きい輝度値側の前記画像ブロックは、前記明暗遷移領域であると決定されることを含む。
さらに、輝度値差が、前記チェックされる画像の各行における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の差であり、前記輝度値差と第1プリセット輝度しきい値との間の大小関係に従って、前記チェックされる画像の各行における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係を決定する前に、前記動作は:
前記チェックされる画像の各行における最初の画像ブロックから最後の画像ブロックまでのシーケンスにおける各行内の前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得するか、又は、前記チェックされる画像の各行における最後の画像ブロックから最初の画像ブロックまでのシーケンスにおける各行内の前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得することをさらに含み、
輝度値差が、前記チェックされる画像の各列における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の差であり、前記輝度値差と第1プリセット輝度しきい値との間の大小関係に従って、前記チェックされる画像の各列における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係を決定する前に、前記動作は:
前記チェックされる画像の各列における最初の画像ブロックから最後の画像ブロックまでのシーケンスにおける各列内の前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得するか、又は、前記チェックされる画像の各列における最後の画像ブロックから最初の画像ブロックまでのシーケンスにおける各列内の前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得することをさらに含む。
さらに、前述の前記隣接画像ブロック間の前記輝度関係に従って、前記チェックされる画像における暗領域及び明領域を決定することは:
各行又は各列における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンスと、各行又は各列における前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでの前記シーケンスの双方において、前記画像ブロックが前記明領域又は前記暗領域と決定されるならば、各行又は各列における任意の画像ブロックに対し、前記画像ブロックを前記明領域又は前記暗領域と決定すること、又は、
一方のシーケンスにおいて前記画像ブロックが前記明領域であり、他方のシーケンスにおいて前記暗領域であると決定されるならば、各行又は各列における任意の画像ブロックに対し、前記画像ブロックを前記明暗遷移領域と決定することであって、前記一方のシーケンス及び前記他方のシーケンスは、各行又は各列における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンスと、各行又は各列における前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでの前記シーケンスであり、又は、
一方のシーケンスにおいて前記画像ブロックが前記暗領域又は前記明領域であり、他方のシーケンスにおいて前記明暗遷移領域であると決定されるならば、各行又は各列における任意の画像ブロックに対し、前記画像ブロックを前記暗領域又は前記明領域であると決定することであって、前記一方のシーケンス及び前記他方のシーケンスは、各行又は各列における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンスと、各行又は各列における前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでの前記シーケンスであることをさらに含む。
さらに、前記暗領域および前記明領域に従って、前記チェックされる画像が逆光シナリオであるかどうかを決定することは:
前記チェックされる画像における前記暗領域および前記明領域がプリセット明暗関係に合致するならば、前記チェックされる画像は、前記逆光シナリオであると決定することを含み、前記プリセット明暗関係は、以下の条件:
前記暗領域の全領域と前記チェックされる画像の領域との比がプリセット比より大きい、
前記暗領域の輝度値の平均値が、プリセット平均値より小さい、
前記明領域の輝度値の平均値と、前記暗領域の前記輝度値の前記平均値との間の差が、プリセット差より大きい、
の任意の1つの条件又は多数の条件の組み合わせに合致する。
さらに、前記暗領域および前記明領域に従って、前記チェックされる画像が逆光シナリオであるかどうかを決定することの後に、動作は:
前記チェックされる画像の前記暗領域内に含まれているピクセルの平均諧調度が、プリセット諧調度しきい値より大きいならば、前記チェックされる画像は、前記逆光シナリオであると決定され、前記チェックされる画像における前記暗領域内に含まれているピクセルの前記平均諧調度が、前記プリセット諧調度しきい値より小さいならば、前記チェックされる画像は、非逆光シナリオであると決定される、前記逆光シナリオの検証を実行することをさらに含む。
この実施形態に従う前記逆光検出デバイスは、先の方法の実施形態の技術的ソリューションを実行するために使用されてもよく、前記逆光検出デバイスの実施原則と技術的効果は先の方法の実施形態のそれらと類似しているため、ここでは再び説明することはしない。
本願において提供されるいくつかの実施形態では、開示されているデバイス及び方法は、他の方法で実施してもよい。例えば、開示されている装置の実施形態は、単なる例示である。例えば、ユニット又はモジュールの区分は単に論理的機能区分であり、実際の実施において他の区分であってもよい。例えば、複数のユニット又はモジュールは、組み合わせ又は他のシステムに組み込まれてもよく、また、いくつかの特徴は、無視又は実行されなくてもよい。加えて、表示又は説明された相互又は直接カップリング又は通信接続は、いくつかのインターフェースを通じて実装され得る。デバイス間又はモジュール間の前記間接的カップリング又は通信接続は、電気的、機械的、又は他の形式で実装されてもよい。
別個の部分として説明されるモジュールは、物理的に分離していなくてもよく、モジュールとして表示された部分は、物理的なモジュールであってもなくてもよく、ある位置に配置され、複数のネットワークユニットで配信される。いくつかの、又はすべてのモジュールは、実際の必要性に従って選択され、前記実施形態の目的のソリューションを達成する。
当業者であれば、すべて又はいくつかの方法の実施形態のステップは、関連するハードウェアのプログラム命令により実施されてもよい。前記プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されてよい。前記プログラムが実行されると、前記方法の実施形態のステップが実行される。先の格納媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、又は光ディスクといったプログラムコードを格納可能な任意のメディアを含む。
最後に、前述の実施形態は本発明の技術的ソリューションを説明するためにのものであり、本発明を限定する意図を有しない。本発明は、先述の実施形態を参照して詳細に説明されているが、当業者であれば、本発明の実施形態の技術ソリューションのスコープを逸脱することなく、先述の実施形態において説明された技術的ソリューションを修正したり、いくつかの又はすべての技術的特徴を有する等価な代替物を作成したりすることが可能であることは理解し得る。
601 取得モジュール
602 決定モジュール
603 処理モジュール
70 逆光検出デバイス
701 プロセッサ
702 メモリ
703 レンズ

Claims (14)

  1. 逆光検出方法であって、
    チェックされる画像における各画像ブロックの輝度値を取得するステップと、
    各画像ブロックの前記輝度値に従って、隣接画像ブロック間の輝度関係を決定するステップと、
    前記隣接画像ブロック間の輝度関係に従って、前記チェックされる画像における暗領域および明領域を決定するステップと、
    前記暗領域および前記明領域に従って、前記チェックされる画像が、逆光シナリオであるかどうかを決定するステップと、
    を具備し、
    前記チェックされる画像は、M行N列の画像ブロックを具備し、MとNの双方は、正の整数であり、
    各画像ブロックの前記輝度値に従って、前記隣接画像ブロック間の前記輝度関係を決定するステップは、
    輝度値差と第1プリセット輝度しきい値間の大小関係に従って、チェックされる画像の各行における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係を決定するステップであって、前記輝度値差は、前記チェックされる画像の各行における前記任意の2つの隣接画像ブロックの差である、ステップと、及び/又は、
    輝度値差と第1プリセット輝度しきい値間の大小関係に従って、前記チェックされる画像の各列における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係を決定するステップであって、前記輝度値差は、チェックされる画像の各列における前記任意の2つの隣接画像ブロックの差である、ステップと、
    を具備し、
    前記第1プリセット輝度しきい値は、前記チェックされる画像における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差の全ての絶対値の平均値であることを特徴とする逆光検出方法。
  2. 輝度値差と第1プリセット輝度しきい値間の大小関係に従って、任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係を決定するステップであって、前記輝度値差は、前記任意の2つの隣接画像ブロックの差である、前記ステップは、
    前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差が前記第1プリセット輝度しきい値より大きい場合には、前記任意の2つの隣接画像ブロックの1つの画像ブロックの輝度が他の画像ブロックの輝度よりも大きいと決定するステップと、又は、前記任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度値差のが前記第1プリセット輝度しきい値以下の場合には、任意の2つの隣接画像ブロックは、同じ輝度を有すると判定するステップと、
    を具備することを特徴とする請求項に記載の方法。
  3. 前記隣接画像ブロック間の前記輝度関係に従って、前記チェックされる画像における暗領域および明領域を決定するステップは、
    前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの輝度が、他方の画像ブロックの輝度より小さく、かつ、該小さい輝度値の前記画像ブロックの輝度値が、第2プリセット輝度しきい値より小さければ、前記小さい輝度値側の前記画像ブロックを前記暗領域と判定するステップと、
    前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの前記輝度が、他方の画像ブロックの前記輝度よりも小さく、かつ、該小さい輝度値側の前記画像ブロックの前記輝度値が、前記第2プリセット輝度しきい値以上であれば、前記小さい輝度値側の前記画像ブロックを明暗遷移領域と判定するステップと、
    前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの前記輝度が、前記他方の画像ブロックの前記輝度より大きく、かつ、該大きい輝度値側の前記画像ブロックの輝度値が、第3プリセット輝度しきい値より大きければ、前記大きい輝度値側の前記画像ブロックを、前記明領域と判定するステップと、
    前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの前記輝度が、前記他方の画像ブロックの前記輝度より大きく、かつ、該大きい輝度値側の前記画像ブロックの前記輝度値が、前記第3プリセット輝度しきい値以下であれば、前記大きい輝度値側の前記画像ブロックを、前記明暗遷移領域と判定するステップと、
    を具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 輝度値差と第1プリセット輝度しきい値との大小関係に従って、前記チェックされる画像の各行における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係を判定する前記ステップの前に、
    前記輝度値差は、前記チェックされる画像の各行における前記任意の2つの隣接画像ブロックの差であり、
    前記方法は、
    前記チェックされる画像の各行における最初の画像ブロックから最後の画像ブロックまでのシーケンス内の各行における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得するステップ、または、
    前記チェックされる画像の各行における最後の画像ブロックから最初の画像ブロックまでのシーケンス内の各行における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得するステップと、
    をさらに具備し、
    輝度値差と第1プリセット輝度しきい値との大小関係に従って、前記チェックされる画像の各列における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係を決定する前記ステップの前に、
    前記輝度値差は、前記チェックされる画像の各列における前記任意の2つの隣接画像ブロックの差であり、
    前記方法は、
    前記チェックされる画像の各列における最初の画像ブロックから最後の画像ブロックまでのシーケンス内の各列における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得するステップ、又は、
    前記チェックされる画像の各列における最後の画像ブロックから最初の画像ブロックまでのシーケンス内の各列における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得するステップと、
    をさらに具備する
    ことを特徴とする請求項からのいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記隣接画像ブロック間の輝度関係に従って、前記チェックされる画像における暗領域および明領域を決定する前記ステップは、
    各行または各列における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンスと、各行または各列における前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでの前記シーケンスの双方において前記画像ブロックが前記明領域又は前記暗領域であると決定されたならば、各行又は各列における任意の画像ブロックに対して、前記画像ブロックを前記明領域又は前記暗領域として決定するステップ、または、
    一方のシーケンスにおいて、前記画像ブロックは前記明領域であると決定され、他方のシーケンスにおいて前記暗領域であると決定されたならば、各行または各列における任意の画像ブロックに対して、前記画像ブロックを明暗遷移領域と決定するステップであって、前記一方のシーケンス及び前記他方のシーケンスは、各行又は各列における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンス、および、各行又は各列における前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでの前記シーケンスである、ステップ、又は
    前記画像ブロックが一方のシーケンスにおいて前記暗領域又は前記明領域であり、他方のシーケンスにおいて前記明暗遷移領域であると決定されたならば、各行又は各列における任意の画像ブロックに対して、前記画像ブロックを前記暗領域又は前記明領域と決定するステップであって、前記一方のシーケンス及び前記他方のシーケンスは、各行又は各列における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンス、および、各行又は各列における前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでの前記シーケンスである、ステップと、
    をさらに具備することを特徴とする請求項に記載の方法。
  6. 前記暗領域および前記明領域に従って、前記チェックされる画像が逆光シナリオであると決定する前記ステップは、
    前記チェックされる画像における前記暗領域および前記明領域が、プリセット明暗関係に合致するならば、前記チェックされる画像は、前記逆光シナリオであると決定するステップを具備し、
    前記プリセット明暗関係は、以下の条件:
    前記暗領域の全領域対前記チェックされる画像の領域の比が、プリセット比より大きい、
    前記暗領域の輝度値の平均値が、プリセット平均値より小さい、
    前記明領域の輝度値の平均値と、前記暗領域の前記輝度値の前記平均値との差がプリセット差より大きい、
    の任意の1つの条件又は多数の条件の組み合わせに合致することを特徴とする請求項に記載の方法。
  7. 前記暗領域および前記明領域に従って、前記チェックされる画像が、逆光シナリオであると決定する前記ステップの後に、
    前記逆光シナリオの検証を実行するステップであって、前記チェックされる画像における前記暗領域内に含まれるピクセルの平均諧調度が、プリセット諧調度しきい値より大きいならば、前記チェックされる画像は、前記逆光シナリオと決定され、前記チェックされる画像における前記暗領域内に含まれるピクセルの前記平均諧調度が、前記プリセット諧調度しきい値未満ならば、前記チェックされる画像は、非逆光シナリオであると決定される、ステップ
    をさらに具備することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  8. 逆光検出デバイスであって、
    チェックされる画像における各画像ブロックの輝度値を取得するように構成されている取得モジュールと、
    各画像ブロックの前記輝度値に従って、隣接画像ブロック間の輝度関係を決定するように構成されている決定モジュールと、
    前記隣接画像ブロック間の前記輝度関係に従って、前記チェックされる画像における暗領域および明領域を決定し、前記暗領域および前記明領域に従って、前記チェックされる画像が、逆光シナリオであるかどうかを決定するように構成されている処理モジュールと、
    を具備し、
    前記チェックされる画像は、M行N列の画像ブロックを備え、MとNの双方は、正の整数であり、
    前記決定モジュールは、
    輝度値差と第1プリセット輝度しきい値との大小関係に従って、前記チェックされる画像の各行における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係を決定し、前記輝度値差は、前記チェックされる画像の各行における前記任意の2つの隣接画像ブロックの差であり、及び/又は
    輝度値差と第1プリセット輝度しきい値との大小関係に従って、前記チェックされる画像の各列における任意の2つの隣接画像ブロック間の輝度関係を決定し、前記輝度値差は、チェックされる画像の各列における前記任意の2つの隣接画像ブロックの差である
    ように特に構成されており、
    前記第1プリセット輝度しきい値は、前記チェックされる画像における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差のすべての絶対値の平均値であることを特徴とする逆光検出デバイス。
  9. 前記決定モジュールは、
    前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差が、前記第1プリセット輝度しきい値より大きければ、前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの輝度は、他方の画像ブロックの輝度より大きいと決定し、又は、
    前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差の絶対値が前記第1プリセット輝度しきい値以下ならば、前記任意の2つの隣接画像ブロックは、同一の輝度を有していると決定する
    ように特に構成されていることを特徴とする請求項に記載のデバイス。
  10. 前記処理モジュールは、
    前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの輝度が、他方の画像ブロックの前記輝度より小さく、かつ、小さい輝度値側の前記画像ブロックの輝度値が、第2プリセット輝度しきい値より小さいならば、前記小さい輝度値側の前記画像ブロックは、前記暗領域であると決定し、
    前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの前記輝度が、前記他方の画像ブロックの前記輝度より小さく、かつ、前記小さい輝度値側の前記画像ブロックの前記輝度値が、前記第2プリセット輝度しきい値以上であるならば、前記小さい輝度値側の前記画像ブロックは、明暗遷移領域であると決定し、
    前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの前記輝度が、前記他方の画像ブロックの前記輝度より大きく、かつ、大きい輝度値側の前記画像ブロックの輝度値が、第3プリセット輝度しきい値より大きければ、前記大きい輝度値側の前記画像ブロックは、前記明領域であると決定し、
    前記任意の2つの隣接画像ブロックの一方の画像ブロックの前記輝度が、前記他方の画像ブロックの前記輝度より大きく、かつ、前記大きい輝度値側の前記画像ブロックの前記輝度値が、前記第3プリセット輝度しきい値以下であるならば、前記大きい輝度値側の前記画像ブロックは、前記明暗遷移領域であると決定するように特に構成されていることを特徴とする請求項8または9に記載のデバイス。
  11. 前記決定モジュールは、
    前記チェックされる画像の各行における最初の画像ブロックから最後の画像ブロックまでのシーケンス内の各行における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得する、または、
    前記チェックされる画像の各行における最後の画像ブロックから最初の画像ブロックまでのシーケンス内の各行における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得し、
    前記チェックされる画像の各列における最初の画像ブロックから最後の画像ブロックまでのシーケンス内の各列における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得する、または、
    前記チェックされる画像の各列における最後の画像ブロックから最初の画像ブロックまでのシーケンス内の各列における前記任意の2つの隣接画像ブロック間の前記輝度値差を取得するようにさらに構成されていることを特徴とする請求項から10のいずれか一項に記載のデバイス。
  12. 前記処理モジュールは、
    各行又は各列における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンスと、各行又は各列における前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでの前記シーケンスの双方において、前記画像ブロックは前記明領域又は前記暗領域であると決定されたならば、各行又は各列における任意の画像ブロックに対して、前記画像ブロックを前記明領域又は前記暗領域と決定する、または、
    前記画像ブロックが、一方のシーケンスにおいて前記明領域であり、かつ、他方のシーケンスにおいて前記暗領域であると決定されたならば、各行又は各列における任意の画像ブロックに対して、前記画像ブロックを明暗遷移領域と決定し、前記一方のシーケンスと前記他方のシーケンスは、各行又は各列における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンスと各行又は各列における前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでの前記シーケンスである、または、
    一方のシーケンスにおいて前記画像ブロックは前記暗領域又は前記明領域であり、かつ、他方のシーケンスにおいて前記明暗遷移領域であると決定されたならば、各行又は各列における任意の画像ブロックに対して、前記画像ブロックを前記暗領域又は前記明領域と決定し、前記一方のシーケンスと前記他方のシーケンスは、各行又は各列における前記最初の画像ブロックから前記最後の画像ブロックまでの前記シーケンスと、各行又は各列における前記最後の画像ブロックから前記最初の画像ブロックまでの前記シーケンスである、
    ようにさらに構成されていることを特徴とする請求項11に記載のデバイス。
  13. 前記処理モジュールは、
    前記チェックされる画像における前記暗領域および前記明領域が、プリセット明暗関係に合致するならば、前記チェックされる画像は、前記逆光シナリオであると決定されるように特に構成され、
    前記プリセット明暗関係は、以下の条件:
    前記暗領域の全領域対前記チェックされる画像の領域の比が、プリセット比より大きい、
    前記暗領域の輝度値の平均値が、プリセット平均値より小さい、
    前記明領域の輝度値の平均値と、前記暗領域の前記輝度値の平均値の差が、プリセット差より大きい、
    の任意の1つの条件又は多数の条件の組み合わせに合致することを特徴とする請求項11に記載のデバイス。
  14. 前記処理モジュールは、
    前記逆光シナリオの検証を実行し、前記チェックされる画像における前記暗領域内に含まれるピクセルの平均諧調度が、プリセット諧調度しきい値より大きいならば、前記チェックされる画像は、前記逆光シナリオであると決定され、前記チェックされる画像における前記暗領域内に含まれるピクセルの前記平均諧調度が、前記プリセット諧調度しきい値より小さいならば、前記チェックされる画像は、非逆光シナリオであると決定されるようにさらに構成されることを特徴とする請求項から13のいずれか一項に記載のデバイス。
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