JP5985346B2 - 皮膚化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は皮膚の即効性のハリ・弾力感触を向上させる効果に優れた皮膚化粧料に関する。
皮膚には加齢により、様々な老化に関する現象があらわれる。その中で特に女性が気にするものの1つに、皮膚のハリ、弾力の低下がある。
従来、ハリや弾力の低下に対する対処法としては、ハリが失われる原因となる老化を防止する方法や老化によって失われるコラーゲン、ヒアルロン酸等の物質を皮膚に塗布し補う方法があった。それ以外では製剤の物理的な特性によってハリを生じさせる方法があった。老化を防止する方法としては、老化によって失われる細胞外マトリクスの主要構成成分であるコラーゲン等を真皮で産生させる物質を配合することで真皮の状態を改善する方法や、紫外線や活性酸素といった真皮繊維成分を変質・劣化させる原因を防ぐための防御物質を配合した老化防止剤が主流であった。しかし、これらの方法は根本的な改善が望めるものの、効果を奏するのに非常に時間がかかり、実感が得にくいという欠点があった。
製剤の物理的な特性によってハリを生じさせる方法としては、皮膚外用基剤に、例えばポリビニルアルコール、アルギン酸ナトリウム、アクリル系樹脂等の皮膜形成成分を配合することで一時的なハリを生じさせる方法があったが、適用時によれやべたつきが生じるといった欠点があった。
特開2000−256122号 特開2001−192316号 特開2004−250445号 特開2012−1496号 特開平10−316550号
本発明は、コラーゲン、ヒアルロン酸等の皮膚内成分を外から補う、或いは、皮膚内においてコラーゲン等の産生を促すことで本質的な皮膚のハリを改善するものではなく、化粧料を塗付した際に、使用者が実感としてハリ・弾力が出たという感触(以下、ハリ・弾力感と言う。)を得ることが出来る化粧料を提供することを目的とする。
つまり、化粧料の保湿効果により時間をかけて皮膚を柔軟にさせるのではなく、即効性のあるハリ・弾力感を付与することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は成分(A)脂肪酸メントールエステル及び成分(B)コバラミンを併用することにより、皮膚の即効性のあるハリ・弾力感を向上させる優れた効果が得られることを見出した。
本発明は、成分(A)脂肪酸メントールエステル、及び成分(B)コバラミンを併用する皮膚化粧料を提供するものである。
本発明の皮膚化粧料は、皮膚の即効性のあるハリ・弾力感を向上させる効果に優れたものである。
試料の塗布前後における皮膚水分量変化を示す図 試料の塗布前後における皮膚弾性変化を示す図
本発明の脂肪酸メントールエステルは、脂肪酸とL-メントールをエステル結合させた化合物であり、代表的な脂肪酸としてラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、パルミトレイン酸、ミリストレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸などが使用できる。また、サフラワー油や、菜種油、綿実油、大豆油のような油脂類から酵素合成により、混合脂肪酸のメントールエステルを作成することが可能である。それらの中でもリノール酸メントールが特に好ましい。
脂肪酸メントールの配合量は、有効量であれば特に限定はされないが、0.001〜2.0質量%が好ましい。更に好ましくは0.0015〜1.0質量%である。また、配合量が0.001質量%より少なくなると持続性がなくなる場合があり、又2.0質量%を超えると皮膚刺激や不安定化につながる可能性があるため好ましくない。
本願発明に用いるコバラミンとしては、シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミン、メチルコバラミン、アデノシルコバラミン、スルフィトコバラミンがあり、いずれもポルフィン環を有する化合物群である。これらの中でも特に好ましいのはシアノコバラミンである。
コバラミンの配合量は、皮膚化粧料全体に対し、0.001〜2.0質量%が好ましい。更に好ましくは0.0015〜1.0質量%である。配合量が0.001質量%未満では持続性が低くなる場合があり、2.0質量%以上では安定配合が困難になる可能性がある。
本発明の化粧料には、上記成分に加えて、本発明の有効性を損なわない範囲で、界面活性剤、保湿剤、高級アルコール、金属イオン封鎖剤、紫外線吸収剤、血行促進剤、各種の動植物抽出物、無機及び有機粘土鉱物、疎水化処理粉末、色剤、防腐剤、酸化防止剤、色素、増粘剤、pH調整剤、香料、冷感剤、制汗剤、殺菌剤、皮膚賦活剤、その他の薬剤等を配合することができ、化粧水状、ジェル状美容液状、エッセンス状、クリーム状等の種々の剤型が例示できる。
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
脂肪酸メントールエステルの作成
サフラワー油250gにL−メントール140g、精製水70g、リパーゼ460,000単位を混和し、室温で72時間攪拌することによりメントールエステルを作成した。作成したメントールエステルを精製し、サフラワー油メントールエステルを得た。サフラワー油は、複数の脂肪酸を含んでいるので、最終的には、パルミチン酸メントールエステルが6.71%、ステアリン酸メントールエステルが1.28%、オレイン酸メントールエステルが17.6%、リノール酸メントールエステルが73.7%含まれている事を確認した。
リノール酸280gにL-メントール156g、精製水80g、リパーゼ520,000単位を混和し、室温で72時間攪拌し、メントールエステルを作成した。作成したメントールエステルを精製しリノール酸メントールエステルを作成した。
[評価1]
本発明の皮膚のハリ・弾力感の官能評価について表1、2に示す。試験方法としては、実施例1〜10及び比較例1〜10の処方にて作成したジェル状美容液を1日1品2g使用して、塗布前、塗布5分後及び塗布3時間後のハリ・弾力感の実感状態を自己評価し、評価結果とした。パネラーは40才〜60才代の女性パネラー20名に実施例1〜10および比較例1〜10の処方のジェル状美容液を使用させた。なお、本評価を実施する際、皮膚刺激等の肌トラブル等は全くなかった。尚、評価基準は以下に示す。
表4,5より、本発明の実施例1〜10を使用したパネラー群は、明らかにハリ・弾力感が認められた。実施例1においては、塗布5分後においてハリ・弾力感が得られていることから、即効性としてのハリ・弾力感はあると言える。
これに対して、比較例1〜10を使用したパネラー群では、ハリ・弾力感は認められなかった。さらに詳説すると、比較例1〜5に示したように、類似成分のメントールやエステル油を併用した場合では、ハリ・弾力感は得られなかった。さらに、比較例6〜10で示したように他のビタミン類を脂肪酸メントールエステルと併用してもハリ・弾力感が実感されていないことから、本願記載の成分の組み合わせがハリ・弾力感に寄与していることがわかる。また、実施例8〜10に示したとおり、多価アルコールや増粘剤が配合されていなくても同様にハリ・弾力感が得られている事から脂肪酸メントールエステルとコバラミンの併用がハリ・弾力感に寄与している事が分かる。これらの事は、本発明がハリ・弾力感の付与に有効であることを意味し、皮膚の即効性のあるハリ・弾力感を向上させる効果に優れた皮膚化粧料として有効であると言える。
[評価2]
上記記載の皮膚化粧料を用いて、皮膚角質層の水分含有量の経時的変化を測定した。測定機器はSKICON−200EX(アイ・ビイ・エス(株)社製)を用いた。データは塗布前の水分量を100%とし、上昇率(%)で表した。また、測定は各々5回測定した平均値を求め、さらに10名の平均値で表した。得られた結果を図1に示す。
得られた結果から実施例と比較例では皮膚水分量に優位な差は見られなかった。このことは、本発明が保湿力によりハリ・弾力感を生じているものではなく、全く別の作用によってハリ・弾力感を生じていることを示している。
機器による肌のハリ・弾力感については、キュートメーター MPA580(Courage+Khazaka
Integral Corporation社製)を用いて皮膚粘弾性を測定し確認を行なった。皮膚粘弾性とは、皮膚力学的特性の測定方法の一つとしての吸引法により皮膚の弾性を評価する方法であり、上記キュートメーターはこの原理を用いた測定器であり、数値が大きいほど弾力性があることを示す。
皮膚弾力の評価数値としての弾力回復率は以下にて算出される。
弾力回復率(%)=〔(伸展長−非退縮長)/伸展長 〕×100
但し、上記式において、陰圧吸引により伸びた皮膚の高さを伸展長(単位はmm)とし、陰圧開放後も戻らず盛り上がったままの皮膚の高さを非退縮長(単位はmm)とする。
機器測定条件、方法は、次の以下の通りである。
イ)健康な男女各10名計20名の頬に表記載の実施・比較例の配合にて作成した化粧料を0.1g/cm2塗布する。
ロ)健康な男女各10名計20名の試料塗布前の数値をブランクとして測定する。
ハ)塗布60分後に試料を塗布した部分を、キュートメーターを用いて皮膚粘弾性を測定しブランクを差し引いて弾力性アップ率とする。
ニ)測定条件は、室温22±1℃、相対湿度40±5RHの恒温恒湿条件下において実施し、1日に1試料のみの測定とした。
図2より、粘弾性に有意な差が確認できた。塗布後5分後、3時間後に有意な差が確認できたことから、本発明は実際に皮膚の粘弾性をも向上させることを示している。本発明は即効的に皮膚のハリ・弾力感を向上させる効果に優れた皮膚化粧料として有効であると言える。
上記の実験結果から、本発明はしっとり感や保湿効果のみでは達成し得ないハリ・弾力感の即効実感を奏していることが分かる。
以下に本発明の処方例を示す。
[化粧水]
処方例1
(配合成分) 配合量(質量%)
1,3−ブチレングリコール 8
ソルビトール 3
PEG20000 0.5
PPG−6デシルテトラデセス−30 0.5
グリセリン 4
リノール酸メントールエステル 0.01
シアノコバラミン 0.001
エタノール 5
クエン酸 0.05
クエン酸ナトリウム 0.6
防腐剤 適量
精製水 残 余
処方例2
(配合成分) 配合量(質量%)
1,3−ブチレングリコール 8
ソルビトール 3
PEG20000 0.5
PPG−6デシルテトラデセス−30 0.5
グリセリン 4
リノール酸メントールエステル 2
シアノコバラミン 2
エタノール 5
クエン酸 0.05
クエン酸ナトリウム 0.6
防腐剤 適量
精製水 残 余
処方例3
(配合成分) 配合量(質量%)
1,3−ブチレングリコール 8
ソルビトール 3
PEG20000 0.5
PPG−6デシルテトラデセス−30 0.5
グリセリン 4
リノール酸メントールエステル 5
シアノコバラミン 5
エタノール 5
クエン酸 0.05
クエン酸ナトリウム 0.6
防腐剤 適量
精製水 残 余
処方例4
(配合成分) 配合量(質量%)
1,3−ブチレングリコール 8
ソルビトール 3
PEG20000 0.5
PPG−6デシルテトラデセス−30 0.5
グリセリン 4
パルミチン酸メントールエステル 0.01
アデノシルコバラミン 0.001
エタノール 5
クエン酸 0.05
クエン酸ナトリウム 0.6
防腐剤 適量
精製水 残 余
処方例5
(配合成分) 配合量(質量%)
1,3−ブチレングリコール 8
ソルビトール 3
PEG20000 0.5
PPG−6デシルテトラデセス−30 0.5
グリセリン 4
ステアリン酸メントールエステル 0.01
メチルコバラミン 0.001
エタノール 5
クエン酸 0.05
クエン酸ナトリウム 0.6
防腐剤 適量
精製水 残 余
処方例6
(配合成分) 配合量(質量%)
1,3−ブチレングリコール 8
ソルビトール 3
PEG20000 0.5
PPG−6デシルテトラデセス−30 0.5
グリセリン 4
オレイン酸メントールエステル 0.01
シアノコバラミン 0.001
エタノール 5
クエン酸 0.05
クエン酸ナトリウム 0.6
防腐剤 適量
精製水 残 余
処方例1〜6の製法を簡易的に以下に示す
(製法)
精製水に脂肪酸メントールエステル、グリセリン、シアノコバラミン、界面活性剤を溶解して水相とする。一方、エタノールに防腐剤を溶解してエタノール相とする。このエタノール相を先の水相に添加して可溶化し、その他成分を添加して透明化粧水を得る。
〔乳液〕
処方例7
(配合成分) 配合量(質量%)
メチルポリシロキサン 7.5
ポリアクリルアミド 0.4
軽質流動イソパラフィン 0.2
リノール酸メントールエステル 0.001
水添ポリイソブテン 3
精製水 残 余
1、3−ブチレングリコール 6
キサンタンガム 0.05
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
シアノコバラミン 0.001
グリセリン 5
水酸化カリウム 0.04
処方例8
(配合成分) 配合量(質量%)
メチルポリシロキサン 7.5
ポリアクリルアミド 0.4
軽質流動イソパラフィン 0.2
リノール酸メントールエステル 0.01
水添ポリイソブテン 3
精製水 残 余
1、3−ブチレングリコール 6
キサンタンガム 0.05
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
シアノコバラミン 0.01
グリセリン 5
水酸化カリウム 0.04
処方例9
(配合成分) 配合量(質量%)
メチルポリシロキサン 7.5
ポリアクリルアミド 0.4
軽質流動イソパラフィン 0.2
リノール酸メントールエステル 1
水添ポリイソブテン 3
精製水 残 余
1、3−ブチレングリコール 6
キサンタンガム 0.05
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
シアノコバラミン 1
グリセリン 5
水酸化カリウム 0.04
処方例10
(配合成分) 配合量(質量%)
メチルポリシロキサン 7.5
ポリアクリルアミド 0.4
軽質流動イソパラフィン 0.2
リノール酸メントールエステル 5
水添ポリイソブテン 3
精製水 残 余
1、3−ブチレングリコール 6
キサンタンガム 0.05
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
シアノコバラミン 5
グリセリン 5
水酸化カリウム 0.04
処方例11
(配合成分) 配合量(質量%)
メチルポリシロキサン 7.5
ポリアクリルアミド 0.4
軽質流動イソパラフィン 0.2
パルミチン酸メントールエステル 0.01
水添ポリイソブテン 3
精製水 残 余
1、3−ブチレングリコール 6
キサンタンガム 0.05
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
シアノコバラミン 0.001
グリセリン 5
水酸化カリウム 0.04
処方例12
(配合成分) 配合量(質量%)
メチルポリシロキサン 7.5
ポリアクリルアミド 0.4
軽質流動イソパラフィン 0.2
オレイン酸メントールエステル 0.1
水添ポリイソブテン 3
精製水 残 余
1、3−ブチレングリコール 6
キサンタンガム 0.05
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
メチルコバラミン 0.001
グリセリン 5
水酸化カリウム 0.04
処方例13
(配合成分) 配合量(質量%)
メチルポリシロキサン 7.5
ポリアクリルアミド 0.4
軽質流動イソパラフィン 0.2
ステアリン酸メントールエステル 0.1
水添ポリイソブテン 3
精製水 残 余
1、3−ブチレングリコール 6
キサンタンガム 0.05
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
アデノシルコバラミン 0.001
グリセリン 5
水酸化カリウム 0.04
処方例7〜13の製法を簡易的に以下に示す
(製法)
メチルポリシロキサン、ポリアクリルアミド、軽質流動イソパラフィン、脂肪酸メントールエステル、水添ポリイソブテンを80℃で加熱溶解し、均一にしたものを油相とする。1、3−ブチレングリコール、キサンタンガム、グリチルリチン酸ジカリウム、コバラミン、グリセリン、エタノールを精製水に添加し80℃まで加熱し均一にし、水相とする。油相を水相に添加し、中和後、攪拌しながら35℃まで冷却して乳液を得る。
[クリーム]
処方例14
(配合成分) 配合量(質量%)
セタノール 4
リノール酸メントールエステル 0.001
ステアリン酸グリセリル 2
エチルヘキサン酸セチル 5
ミネラルオイル 10
白色ワセリン 4
セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
PEG−50水添ヒマシ油 1
精製水 残 余
1、3−ブチレングリコール 6
キサンタンガム 0.05
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
シアノコバラミン 0.001
グリセリン 5
水酸化カリウム 0.04
防腐剤 適量
処方例15
(配合成分) 配合量(質量%)
セタノール 4
リノール酸メントールエステル 0.01
ステアリン酸グリセリル 2
エチルヘキサン酸セチル 5
ミネラルオイル 10
白色ワセリン 4
セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
PEG−50水添ヒマシ油 1
精製水 残 余
1、3−ブチレングリコール 6
キサンタンガム 0.05
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
シアノコバラミン 0.001
グリセリン 5
水酸化カリウム 0.04
防腐剤 適量
処方例16
(配合成分) 配合量(質量%)
セタノール 4
リノール酸メントールエステル 5
ステアリン酸グリセリル 2
エチルヘキサン酸セチル 5
ミネラルオイル 10
白色ワセリン 4
セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
PEG−50水添ヒマシ油 1
精製水 残 余
1、3−ブチレングリコール 6
キサンタンガム 0.05
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
シアノコバラミン 5
グリセリン 5
水酸化カリウム 0.04
防腐剤 適量
処方例17
(配合成分) 配合量(質量%)
セタノール 4
リノール酸メントールエステル 2
ステアリン酸グリセリル 2
エチルヘキサン酸セチル 5
ミネラルオイル 10
白色ワセリン 4
セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
PEG−50水添ヒマシ油 1
精製水 残 余
1、3−ブチレングリコール 6
キサンタンガム 0.05
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
シアノコバラミン 2
グリセリン 5
水酸化カリウム 0.04
防腐剤 適量
処方例18
(配合成分) 配合量(質量%)
セタノール 4
リノール酸メントールエステル 0.0001
ステアリン酸グリセリル 2
エチルヘキサン酸セチル 5
ミネラルオイル 10
白色ワセリン 4
セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
PEG−50水添ヒマシ油 1
精製水 残 余
1、3−ブチレングリコール 6
キサンタンガム 0.05
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
シアノコバラミン 0.0001
グリセリン 5
水酸化カリウム 0.04
防腐剤 適量
処方例19
(配合成分) 配合量(質量%)
セタノール 4
ステアリン酸メントールエステル 0.01
ステアリン酸グリセリル 2
エチルヘキサン酸セチル 5
ミネラルオイル 10
白色ワセリン 4
セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
PEG−50水添ヒマシ油 1
精製水 残 余
1、3−ブチレングリコール 6
キサンタンガム 0.05
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
シアノコバラミン 0.001
グリセリン 5
水酸化カリウム 0.04
防腐剤 適量
処方例20
(配合成分) 配合量(質量%)
セタノール 4
パルミチン酸メントールエステル 0.01
ステアリン酸グリセリル 2
エチルヘキサン酸セチル 5
ミネラルオイル 10
白色ワセリン 4
セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
PEG−50水添ヒマシ油 1
精製水 残 余
1、3−ブチレングリコール 6
キサンタンガム 0.05
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
メチルコバラミン 0.001
グリセリン 5
水酸化カリウム 0.04
防腐剤 適量
処方例21
(配合成分) 配合量(質量%)
セタノール 4
オレイン酸メントールエステル 0.01
ステアリン酸グリセリル 2
エチルヘキサン酸セチル 5
ミネラルオイル 10
白色ワセリン 4
セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
PEG−50水添ヒマシ油 1
精製水 残 余
1、3−ブチレングリコール 6
キサンタンガム 0.05
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
シアノコバラミン 0.001
グリセリン 5
水酸化カリウム 0.04
防腐剤 適量
処方例22
(配合成分) 配合量(質量%)
セタノール 4
オレイン酸メントールエステル 0.001
ステアリン酸グリセリル 2
エチルヘキサン酸セチル 5
ミネラルオイル 10
白色ワセリン 4
セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
PEG−50水添ヒマシ油 1
精製水 残 余
1、3−ブチレングリコール 6
キサンタンガム 0.05
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
シアノコバラミン 0.001
グリセリン 5
水酸化カリウム 0.04
防腐剤 適量
処方例14〜22の製法を簡易的に以下に示す
(製法)
セタノール、脂肪酸メントールエステル、ステアリン酸グリセリル、エチルヘキサン酸セチル、ミネラルオイル、白色ワセリン、セスキオレイン酸ソルビタン、PEG−50水添ヒマシ油を80℃まで加熱溶解させたものを油相とする。1、3−ブチレングリコール、キサンタンガム、グリチルリチン酸ジカリウム、コバラミン、グリセリンを精製水に添加し80℃まで加熱し均一にする。油相を水相に添加し、中和後、攪拌しながら35℃まで冷却してクリームを得る。
処方例1〜22に示した処方でも実施例同様にハリ・弾力感が実感できるものであった。
本発明は脂肪酸メントールエステル、コバラミンを併用する事を特徴とする皮膚化粧料で、皮膚のハリ感を向上させる効果に優れた皮膚化粧料に有効な応用が広く期待できる。

Claims (2)

  1. 次の成分(A)及び成分(B);
    (A)脂肪酸メントールエステル
    (B)シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミン、メチルコバラミン、スルフィトコバラミンから選択される1種以上のコバラミン
    を配合することを特徴とする皮膚化粧料。
  2. 次の成分(A)及び成分(B);
    (A)脂肪酸メントールエステルを0.001〜2質量%
    (B)シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミン、メチルコバラミン、スルフィトコバラミンから選択される1種以上のコバラミンを0.001〜2質量%
    配合することを特徴とする皮膚化粧料。
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