JP5984031B2 - 縁部圧着バンドが外嵌(取り付け及び取り外し)可能な履物の底 - Google Patents

縁部圧着バンドが外嵌(取り付け及び取り外し)可能な履物の底 Download PDF

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Description

本発明は、履物の底に係り、さらに詳しくは、独立した底の縁部に独立した圧着バンドを取り付けて底に形成された通気口を選択的に開閉することができ、飾り効果及び補強効果が得られる他、取り付け及び取り外し並びに切り替え可能な縁部圧着バンドを有する履物の底に関する。
一般に、履物10は、図1に示すように、歩行時に地面と接触する底(ソール)11と、底11の上部に取り付けられてユーザの足を外部から保護する甲皮(アッパー)12と、甲皮12の内部に配設されて足と直接的に接触する中底13または中敷きと、を選択的に備える。
ところが、最近には、様々な機能を持たせるために、底(ソール)の上に他の材質のミッドソールを配設して補強する場合がほとんどであり、ミッドソール及び底を貼り合わせて一つの底を製作したり、底の下に滑り止め底を別途に貼り付けて製作したりする。
このため、本発明は、ミッドソールまでを有する底に関するものであり、異種の材質を上下に貼り付けて一つの底を製作したり、一つの材質だけで底を製作したりすることができるので、異種の材質を上下に貼り付けたミッドソールを有する底や一つの材質だけで製作された底を網羅する包括的な意味の底に関するものである。
すなわち、底をミッドソールと貼り合わせて一体型の底を製作してもよく、単に底の上にミッドソールを貼り付けてもよい。このとき、通気性の底におけるミッドソールは、側面ではなく上面にのみ通気口が形成されたミッドソールであり、または、異種の材質を貼り付けたミッドソールを有する底には、底の側面及び内部の両方に通気口を確保するように通気性を持たせてもよい。
このため、底11またはミッドソールを有する履物の底は、ユーザの体重を支持しながら歩行時の衝撃を吸収せねばならないため、耐久性に優れた様々な材質で製作され、ミッドソールを有するときには、さらに他の材質のミッドソールが底の上に配設されて貼り付けられる。
特に、最近では、レジャーまたは運動を楽しむ人口が増えつつあり、これに伴い、底11に衝撃吸収機能や通風機能などが与えられた機能性の履物に対する消費者の関心が高まりつつあり、これにより、機能性の履物への取り組みが非常に盛んに行われている。
一方、底の側面に貼り付けて外形的なデザイン及び様々な機能を持たせた外枠は底に貼り付けられて製作される場合がほとんどであり、一部の底は上面の外周縁に外枠を貼り付け、底の側面から離隔させて側面が遮られるように製作する場合もあるが、底の外枠が貼り付けられているため、底の側面に風路または通気口が形成された通気性の底においては側面を開閉することができないという副作用及び欠点がある。
また、履物の底の一種として、底の側面に風路や通気口が形成された通気性の底が特許 文献1に開示されている。すなわち、同文献には、底11の側面に通気口を形成して足裏から発生する熱及び水分を外部と交換することのできる機能性の履物が開示されている。具体的には、図1に示すように、底11の側面及び上面にそれぞれ通気口17、18を形成し、底11の内部に多数の支持台を用いて空間を形成することにより、外部との熱交換及び水分交換が行えるようになっている。
ところが、前記特許文献に記載の底11は、別途の通気室支持部材を製作して取り付けなければならないため、構造及び製作工程が複雑であるという欠点がある。また、外部からの水の浸透を防ぐために底11の内部に金属網状の防水部材を設けているが 、金属網では十分な防水効果が得られ難く、しかも、金属網により通気性が低下するという問題がある。なお、外部からの異物及び水の浸入を遮断することができないという欠点があり、外形的にも常に底の側面に穴があるため見栄えも悪いという欠点がある。
大韓民国登録特許第10−0510087号
本発明はこのような問題を解消するために案出されたものであり、その目的は、底の外形を維持しながらも底の側面を開閉することができ、取り付け及び取り外しが両方とも可能であるか、あるいは、取り外しは不可能であるが通気口は開閉可能な底の縁部の圧着バンドを底の外壁である側面に通気口が開口された通気性の底を有する履物の底と一緒に形成することにより、底の側面を効率よく開閉することのできる「縁部圧着バンド」を備える底を提供して種々の機能及び効果を得ようとするところにある。
また、これにより、デザインの多様化を図ることが可能になり、底の縁部の形状や色相をユーザの好みに応じて変更することにより、ユーザの美的な好みを充足できるようにするところにその目的がある。
さらに、側面に通気口や風路が形成された通気性の底に適用されて通常の底の外形を維持することができ、風路を開いて対流による空気の循環を極大化させて足の熱気を冷却することができる他、湿気の除去による足の水虫や匂いなどを克服して足の健康を図るところにその目的がある。
さらにまた、側面が開口された通気性の底への水や異物の浸入の防止を極大化させるところにその目的がある。
加えて、ユーザが通気口を選択的に開閉することにより、状況に応じて種々の方式で用いることのできる通気性の履物を提供するところにその目的がある。
本発明は、上述した目的を達成するために、底の側面に取り付けたり底の側面から取り外したりすることができ、しかも、伸縮性及び弾力性を有する材質で製作された底の縁部の圧着バンドを着脱自在に配設して、底の側面を効果的に密着して圧着することができ、必要に応じて取り外すことにより、外形を種々に構成することができるだけではなく、側面に通気口を有する通気性の底においては、側面に形成された風路や通気口が露出または密閉されるように選択的に着靴し得る通気性の底と「縁部圧着バンド」を組み合わせることのできる履物の底を提供する。
ここで、側面に縁部圧着バンドを取り付けるための第2の締結手段である環が底の自体材質で(ゴム)成形または射出により多数形成される側面に通気口が形成された底と、前記底の側面を取り囲むものであり、自体材質の両端にそれぞれ形成された第1の締結手段である環引っ掛け部を有する縁部圧着バンドと、前記縁部圧着バンドの前記環引っ掛け部と係合するものであり、前記底の側面に自体材質で形成された環と、を備える履物の底を提供する。
また、側面に縁部圧着バンドを底に取り付けるための第2の締結手段(係合手段)である回動締結具が形成され、側面に通気口が形成された底と、前記底の側面を取り囲むものであり、底の回動締結具を嵌合するための第1の締結手段を有する縁部圧着バンドと、前記縁部圧着バンドの両端に形成された第1の締結手段に前記底の回動締結具を係合して通気性の底の通気口を開閉することのできる履物の底を提供する。
さらに、本発明に係る通気性の機能が実現される履物の底は、底の内部に多数の柱体を立てて形成された空気通路と、側面に形成されて前記空気通路及び履物の外部を連通させる第1の通気口と、上面に形成されて前記空気通路及び履物の内部を連通させる第2の通気口とを有する底と、前記底の側面を取り囲んで前記第1の通気口を選択的に開閉するためのものであり、自体材質の両端にそれぞれ形成された環引っ掛け部を有する縁部圧着バンドと、前記縁部圧着バンドの前記環引っ掛け部と係合するものであり、前記底の側面に自体材質で形成された環と、を備える履物の底を提供する。
加えて、本発明に係る通気性の機能が実現される履物の底は、底の内部に多数の柱体を立てて形成された空気通路と、側面に形成されて前記空気通路と履物の外部を連通させる第1の通気口と、上面に形成されて前記空気通路と履物の内部を連通させる第2の通気口とを有する底と、前記底の側面を取り囲んで前記第1の通気口を選択的に開閉するためのものであり、自体材質の両端にそれぞれ形成された締結手段を有する縁部圧着バンドと、前記縁部圧着バンドに形成された前記締結手段に前記底の側面に自体材質で形成された回動締結具を取り付けて通気口を開閉することのできる履物の底を提供する。
本発明に係る通気性の機能が実現される履物の底は、表底である下部体と、多数の柱体を間に挟んで前記下部体の上部に配設され、前記第2の通気口を有するミッドソールであ 上部体と、前記下部体と前記上部体との間に形成された空気通路と、前記下部体及び前記上部体の周辺部に沿って形成されて前記空気通路と連通する第1の通気口と、を備える。
また、前記底の側面に形成された第1の通気口の部分が周辺よりも突出されるように構成するなど第1の通気口の部分または底の側面である縁部圧着バンドの取り付け部分を様々に射出成形によって形成することにより、取り付けられた縁部圧着バンドの密着性及び圧着性を高めることができる。
さらに、本発明に係る通気性の機能が実現される底における前記底の前記側面には、前記縁部圧着バンドの少なくとも一部が嵌め込まれるバンド嵌入溝が形成される。
さらに、本発明に係る通気性の機能が実現される底における前記底の前記側面には、前記縁部圧着バンドを据え置くための保管用環が第1の通気口の位置を回避する個所に形成される。
さらに、本発明に係る通気性の機能が実現される底に形成された前記環は、前記縁部圧着バンドの張力を調節するために前記底に長手方向に沿って多数配設される。
さらに、本発明に係る通気性の機能が実現される底の前記環及び前記環引っ掛け部は、底及び縁部圧着バンドのそれぞれの自体材質で形成されることが好ましい。
さらに、本発明に係る通気性の機能が実現される底において縁部圧着バンドを取り付けるための締結手段としては、互いに対応する環及び環引っ掛け部、雌雄フック、 雌雄バックル、スナップファスナなどが挙げられる。
さらに、本発明に係る通気性の機能が実現される底において底に縁部圧着バンドを取り付けるための締結手段としては、底の自体材質で形成された回動締結具で構成され、ボルト、リベット、針ピンなどの別途の回動締結具でも構成される。
さらに、本発明に係る回動締結具で底及び縁部圧着バンドを貼り合わせるときには、縁部圧着バンドが通気性の機能が実現される底に固定されて一体形になるように構成してもよく、回動締結具を取り付けたり取り外したりして縁部圧着バンドを取り替えるように構成してもよい。
さらに、通気性の機能が実現される底の側面の一方の端は回動体で締結手段を構成し、他方の端は環を形成する。
さらに、本発明に係る、多数の柱体を間に挟んで上部体及び下部体を上下に貼り付けた 通気性が実現される底に縁部圧着バンドを効率よく取り付けるための様々な構成は、側面に通気口が形成された全ての通気性の機能が実現される底にいずれも応用して適用可能である。
さらに、縁部圧着バンドの具体的な形状も通気性が実現される底又は通気口が形成され ない底の形状に応じて種々に構成される。
さらに、底の全周に第1の通気口を形成し、これに対応する環状の縁部圧着バンドを伸縮性を用いて取り付けて課題を解決することができ、このときにも前底または後底に分けられている底に同様に適用可能である。
加えて、本発明による通気性が実現される底に取り外し及び切り替え可能な伸縮性の縁 部圧着バンドを取り付けるあらゆる構成は、側面に通気口が形成されない履物の底にも同 様に適用可能である。
本発明によれば、履物の底の通気口を便利に開閉することができるので、通常の底の外形を維持しながらも通気性を獲得して履物内の湿気の除去による水虫や足の匂いをなくすことができる。
また、選択的に通常の底の外形を維持して着靴したり、通気性の履物の外形を維持して着靴したりすることができ、通気性の履物の使い勝手を高めることができる他、通気口を介して水や塵埃または異物が浸透することを完璧に防ぐことができる。
さらに、縁部圧着バンドを取り替えることにより、 底の縁部の形状や色相をユーザの好みに応じて変更することができるので、ユーザの美的な好みを充足することができ、頻繁に当接して磨耗される個所を取り替えることにより、履物の使用寿命を延ばすことができる。
従来の履物の分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る底付き履物の分解斜視図である。 図2におけるA−A’線による断面図である。 底に形成された環の種々の類型を例示する図面である。 底の自体材質で形成された回動締結具の種々の類型を例示する図面である。 縁部圧着バンドを底に固定するボルトなどの回動締結具を例示する図面である。 縁部圧着バンド付き底の斜視図である。 図7におけるB−B’線による断面図である。 縁部圧着バンドを取り付けた状態の履物を示す図面である。 底の側面に多数の環が形成された様子を示す図面である。 縁部圧着バンドの両端に補強部が形成された様子を示す図面である。 本発明の他の実施形態に係る通気性の底が取り付けられた履物と縁部圧着バンドを取り付けた状態を示す図面である。 縁部圧着バンドを底に取り付ける種々の類型を示す図面である。 本発明のさらに他の実施形態により縁部圧着バンドが底に取り付けられた様子を示す断面図である。 第1の通気口の全体を取り囲む周りに突出部が形成された場合に縁部圧着バンドが底に取り付けられた様子を示す図面である。 第1の通気口のそれぞれの周りに突出部が形成された場合に縁部圧着バンドが底に取り付けられた様子を示す図面である。 縁部圧着バンドが通気口を覆った状態及び第1の通気口を回避して保管される状態を示す図面である。 回動締結具を用いて縁部圧着バンドを選択的に配設する様子を示す図面である。 環状の縁部圧着バンドが底に取り付けられた様子を例示する図面である。 底の前底及び後底にそれぞれ通気口が形成された様子を示す図面である。 底の縁部を縁部圧着バンドに取り替える種々の場合を例示する図面である。 底の縁部を縁部圧着バンドに取り替える種々の場合を例示する図面である。
以下、添付図面に基づき、本発明の好適な実施形態について説明する。
本発明の実施形態に係る履物100は、図2の分解斜視図に示すように、底110と、底110の上部に取り付けられる甲皮120と、甲皮120の内部に設けられる中底130と、を選択的に備え、底110に縁部圧着バンド150が取り付けられる点で従来の履物とは区別される。
底110の側面には多数の第1の通気口116が形成され、上面には多数の第2の通気口117が形成され、第1及び第2の通気口116、117は底110の内部に形成された空気通路(図3における115)を介して互いに連通する。
一方、上述したように、本発明の実施形態に係る底110は、一つの材質で製作された場合、二種の材質が上下に貼り付けられた場合及び他のミッドソールが貼り付けられた場合をいずれも含む。底110の上部に他のミッドソールが貼り付けられた場合にはミッドソールにまで第2の通気口117が形成されなければならず、中底130にも第2の通気口117と連通する通気口132が形成されることが好ましい。
底110は、図2におけるA−A’線による断面図である図3に示すように、下部体111と、柱体113によって支持された状態で下部体111の上部に離隔される上部体112と、を備える。
下部体111と上部体112との間に形成された空間は空気通路115の機能をし、底110の側面において空気通路115が外部と互いに連通する部分が第1の通気口116となる。底110の第2の通気口117は、上部体112に形成される。
このため、第1の通気口116と、空気通路115及び第2の通気口117を介して外部の涼しい空気が履物の内部に供給され、履物内の熱及び水分が外部に排出可能になる。
底110を構成する下部体111と、上部体112及び柱体113は、射出成形などにより一体に製作されることが好ましいが、これに限定されない。例えば、下部体111及び柱体113を一体に成形した後に上部体112を貼着または係合してもよく、上部体112及び柱体113を一体に成形した後に下部体111を貼着または係合してもよい。なお、下部体111と、上部体112及び柱体113をそれぞれ別々に成形した後に組み合わせてもよい。
このような構成を有する底110を用いると、下部体111と上部体112との間に形成された空気通路115が直接的に外部と連通するので、空気の循環効果を極大化させることができる。なお、縁部圧着バンド150を用いて側面に形成された第1の通気口116を密閉することもできるので、水や異物の浸透を防ぐことができる。
図面から明らかなように、空気通路115及びこれと連通する第1及び第2の通気口116、117が底110の前部及び後部にのみ形成され、底110の途中部には形成されない。
しかしながら、これらは例示的なものに過ぎず、これらに限定されない。
例えば、履物の軽量化及び材料の節減を図るために、底110の内部の全体に柱体113を形成することにより、底110の全面に亘って空気通路115を形成することもできる。この場合、内部の空気通路115と連通する第1の通気口116または第2の通気口117は、底110の側面または上部体112の全体に亘って形成されてもよく、必要に応じては、底110の側面または上部体112の一部にのみ形成されてもよい。
底110の両側面には、縁部圧着バンド150の両端にそれぞれ形成された環引っ掛け部152に引っ掛けられる環118が形成される。
環118は、底110の自体材質で形成されることが好ましい。このとき、図4(a)に示すように、底110の側面に切欠部110aを形成して環118が底110の外側に突出されなくてもよく、図4(b)に示すように、環118を底110の外側に突出させてもよい。
縁部圧着バンド150は底110の側面を強く押し付けて第1の通気口116に水が浸透することを防ぐ一方、歩行または運動の際に底110から剥離されてはならないため、ゴム、ウレタン、シリコンなどのように伸縮性及び弾力性に優れた材質で製作されることが好ましい。
但し、縁部圧着バンド150が底110の縁部を飾ったり補強したりする用途に用いられる場合には、他の材質で製作されてもよい。例えば、底110と同じ材質で製作されてもよい。
縁部圧着バンド150の両端には、底110の環118が引っ掛けられる環引っ掛け部152が形成される。環引っ掛け部152は、縁部圧着バンド150の両端の近くに孔を形成して実現してもよく、縁部圧着バンド150の両端に他の材質または部品を用いて実現してもよい。
ところが、縁部圧着バンド150を底110に取り付けるための締結手段が環118及び環引っ掛け部152に限定されることはない。例えば、縁部圧着バンド150及び底110に互いに対応する雌雄フック、スナップファスナ、雌雄バックルなどを形成してもよい。これら以外の締結手段を用いてもよい。
一方、図4に示すように、環118を形成すると、縁部圧着バンド150を所望の方向に回動させることができない。ところが、図5(a)に示すように、縁部圧着バンド150が底110に取り付けられた状態で所望の方向に回転可能であれば、使い勝手がよくなる。
このためには、例えば、図5(b)に示すように、底110の側面に自体材質で形成された回動締結具191を突設させ、縁部圧着バンド150の環引っ掛け部152を回動締結具191に取着すればよい。このとき、回動締結具191の上端には相対的に大直径のヘッド191aが形成されることが好ましい。
底110の自体材質で形成された回動締結具191は底110の外側に突出されてもよく、図5(c)に示すように、回動締結具191の周りに切欠部110aを形成してヘッド191aを外側に突出させなくてもよい。
このように底110の自体材質で回動締結具191を形成すると、縁部圧着バンド150が回動可能であるだけではなく、取り外し及び取り替えも行うことができるというメリットがある。
ここで、通気性が実現される底の側面の一方の端は回動体で締結手段を構成し、他方の端は環を形成する。
一方、回動締結具を用いて縁部圧着バンド150が底110から取り外されないように固定することも可能である。
例えば、図6(a)及び図6(b)に例示するように、ボルト、針ピン、リベット状の回動締結具192を用いて縁部圧着バンド150を底110の側面に固定してもよい。
ボルト、針ピン、リベットなどの動締結具192の端部を縁部圧着バンド150の環引っ掛け部152に通させた後、底110の側面に形成されたナット孔または嵌合孔に嵌着すると、縁部圧着バンド150が底110の側面に固定される。
この場合、回動締結具192のヘッド192aが底110の側面から所定の距離だけ離隔されることが好ましい。これは、回動締結具192のヘッド192aが底110の側面から所定の距離だけ離隔されることにより、縁部圧着バンド150が底110とヘッド192aとの間において円滑に回動可能になるためである。
一方、回動締結具191、192を用いる場合には、回動締結具191、192が縁部圧着バンド150の環引っ掛け部152を貫通するため、図6(c)に示すように、縁部圧着バンド150の環引っ掛け部152に鳩目158を穿孔して縁部圧着バンド150の損傷を防ぐことが好ましい。
図7は、底110の側面に縁部圧着バンド150が取り付けられた様子を示す斜視図であり、図8は、図7におけるB−B’線による断面図であり、図9は、縁部圧着バンド150が取り付けられた履物100を示す図面である。
同図に示すように、縁部圧着バンド150の一方の端に形成された環引っ掛け部152に底110の一方の環118を引っ掛け、反対側の環引っ掛け部152を引っ張ると、縁部圧着バンド150が伸び、ある程度伸びた状態で反対側の環引っ掛け部152に底110の反対側の環118を引っ掛けると、縁部圧着バンド150が底110の側面を強く押し付けながら固定される。
底110における環118の形成個所は、縁部圧着バンド150の長さ及び弾性を考慮して決定すればよい。但し、長時間に亘っての使用により縁部圧着バンド150の弾性が低下したり張力を調節したりする場合に備えて、図10に示すように、底110の長手方向に沿って多数の環118を配設してもよい。これは、縁部圧着バンド150が取り付けられる環118の位置に応じて縁部圧着バンド150にかかる張力が異なってくるためである。
一方、縁部圧着バンド150の耐久性を高めるために、図11に示すように、縁部圧着バンド150の両端に補強部154を形成してもよい。
補強部154は、例えば、縁部圧着バンド150の両端に布地などの他の素材を付け加えて構成してもよく、縁部圧着バンド150の両端に布地などの他の素材を貼り付けて二重材質で形成してもよい。
補強部154が形成される場合には、環引っ掛け部152を補強部154に形成することが好ましい。
また、縁部圧着バンド150を効率よく取り付けるために、引っ張り易い装置を付設してもよい。
縁部圧着バンド150に第1の通気口116を介して水または異物が浸透することを完璧に防ぐためには、縁部圧着バンド150が底110の側面に強く密着されて第1の通気口116を完璧に密閉しなければならず、このためには、底110の側面または第1の通気口116の周辺部を様々に射出成形してこれに対応する縁部圧着バンド150との密着力を高めることが好ましい。
上述した実施形態は最も基本的な形態であり、底110の側面を縁部圧着バンド150で単に圧着した形態であるが、使用中に縁部圧着バンド150が底110の上下に離脱する可能性がある。
縁部圧着バンド150の離脱を防いでより効果的に圧着するためには、底の側面を様々な形状に成形することが好ましい。
以下、縁部圧着バンド150が底110の側面をより効果的に密閉する種々の方法について図面に基づいて説明する。
まず、図12(a)に示すように、第1の通気口116の形成部分が突出されるように底110の縁部に沿って第1の通気口116の上部及び下部に第1及び第2のバンド嵌入溝119a、119bをそれぞれ形成する。
このようにして形成すれば、図12(b)の締付状態図に示すように、縁部圧着バンド150の幅方向を基準として上端は第1のバンド嵌入溝119aに配設されて密着され、下端は第2のバンド嵌入溝119bに配設されて密着される。このため、縁部圧着バンド150が自体の伸縮力及び弾力性によって突出された第1の通気口116の上下の外周縁を取り囲みながら強く圧着されるので、完璧な密閉が行われる。
一方、第1及び第2のバンド嵌入溝119a、119bの形状、幅及び深さなどは特に制限されない。
例えば、図12には、第1及び第2のバンド嵌入溝119a、119bが矩形の断面形状を有すると示されているが、図13(a)に示すように、円形の断面形状を有するように形成されてもよい。
また、図12は、第1及び第2のバンド嵌入溝119a、119bがそれぞれ上部体112の下側外周縁及び下部体111の上側外周縁に沿って形成されていると示されているが、図13(b)に示すように、それぞれ上部体112の下側外周縁及び下部体111の上側外周縁から所定の距離だけ離隔された個所に形成されてもよい。図13(b)のように形成すると、第1の通気口116の上端及び下端も所定の幅をもって突出されるので、縁部圧着バンド150がより効果的に第1の通気口116を密閉することが可能になる。
さらに、図13(c)に示すように、縁部圧着バンド110の上端及び下端に蓋体部156をそれぞれ形成し、第1及び第2のバンド嵌入溝119a、119bに前記蓋体部156が嵌め込まれるように狭くて深く形成してもよい。
さらに、図14に示すように、底110の側面に第1及び第2のバンド嵌入溝119a、119bを形成することなく、上部体112の上側外周縁及び下部体111の下側外周縁に突出部114を形成して、両突出部114の間に縁部圧着バンド150が嵌め込まれるように構成してもよい。
さらに、図15に示すように、底110の側面に第1の通気口116の全体を取り囲む突出部119dを形成してもよい。
すなわち、第1の通気口116の全体の周辺を凹ませて窪み部119cを形成するが、第1の通気口116における所定の幅の隣接部は残すことにより、第1の通気口116を 有する隣接部には、窪み部119cに対して相対的に突出される突出部119dが形成される。
このように、底110の側面に第1の通気口116を有する矩形状の突出部119dを形成し、伸縮性及び弾力性に優れた縁部圧着バンド150を取り付けると、縁部圧着バンド150が突出部119dの外周縁と所定の角度を形成しながら突出部119dを圧着するので、第1の通気口116の全体をより効果的に密閉することができる。
このとき、環118は窪み部119cの表面に形成されてもよく、窪み部119cから突設されてもよい。
また、図15に示すように、第1の通気口116のそれぞれの周りに窪み部119cを形成するが、前記第1の通気口116における所定の幅の隣接部は相対的に残すことにより、各第1の通気口116の隣接部に第1の通気口116を有する突出部119dを形成してもよい。
上述した第1及び第2のバンド嵌入溝119a、119b、突出部114、119d、窪み部119cなどは底110を射出成形するときに同時に形成することが好ましいが、後処理工程により成形してもよい。
以下、本発明の実施形態に係る縁部圧着バンド150の使用例について説明する。
雨が降るなどの理由から底110の側面に形成された第1の通気口116を閉塞する必要がある場合には、図17(a)に示すように、縁部圧着バンド150で第1の通気口116を閉塞する必要がある。
このためには、縁部圧着バンド150の両端に形成された環引っ掛け部152に底110の両側にそれぞれ形成された環118を引っ掛けて縁部圧着バンド150が底110の縁部を取り囲みながら強く押し付けるように取り付ければよい。
通気を行う必要がある場合には、縁部圧着バンド150を底110から取り外せばよい。ところが、取り外された縁部圧着バンド150をユーザが所持することは不便であるため、図17(b)に示すように、底110に保管用環118’を別途に形成することが好ましい。
すなわち、底110の前部にのみ第1の通気口116が形成されていることを想定したとき、図17(b)に示すように、取り外された縁部圧着バンド150が第1の通気口116を回避して底110の後部を取り囲んだ状態で保管用環118’を用いて固定すればよい。
もし、縁部圧着バンド150が上述した回動締結具191、192によって底110の側面に取り付けられた場合には、回動締結具191、192を中心として縁部圧着バンド150を回動させることができる。このため、図18(a)に示すように、縁部圧着バンド150を用いて第1の通気口116を密閉していて、通気を行う必要がある場合には縁部圧着バンド150を回動させて底110の他方の側に取り付ければよい。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、種々の形態に変形または修正して実施可能である。
例えば、上述した実施形態においては、縁部圧着バンド150が底110の前側または後側に部分的に取り付けられると説明したが、図19に示すように、縁部圧着バンド150を環状に製作して底110の全周を取り囲んで押し付けるように構成してもよい。
また、上述した実施形態においては、底110が履物の全体に亘って略均一な厚さを有する場合を説明したが、図20に示すように、底110が前底170及び後底180に分けられている場合には前底170または後底180の側面に第1の通気口116を形成し、第1の通気口116を縁部圧着バンド150を用いて選択的に開閉するようにしてもよい。
このとき、第1の通気口116は前底170または後底180の内部に形成された空気通路を介して上面の第2の通気口117と連通し、第1の通気口116が形成された前底170または後底180に環引っ掛け部152に引っ掛けられる環118が形成される必要があるということはいうまでもない。
また、縁部圧着バンド150の幅方向の上下が左右に均一に伸縮するように縁部圧着バンド150を射出成形するか、あるいは、環引っ掛け部152の部分にバンド部よりも広い布地を付け加えてバンドの広さに見合う分だけの環引っ掛け部152を形成するなど環引っ掛け部及び第1の締結手段とこれに対応する第2の締結手段を種々の形態に構成してもよい。
さらに、上述した実施形態においては、縁部圧着バンド150が第1の通気口116を選択的に開閉する用途に用いられる場合を説明したが、第1の通気口116のない通常の履物の底にも縁部の飾りまたは補強のために本発明に係る縁部圧着バンド150が使用 能であるので、上述した側面に第1の通気口116が形成された通気性の機能を実現する 底に適用可能なあらゆる構成を、第1の通気口116が形成されないあらゆる底に同様に 適用可能である。
この場合、通常の底の縁部に縁部圧着バンド150をそのまま取り付けてもよく、底に縁部圧着バンド150の幅及び長さに対応する切欠部を形成して縁部圧着バンド150を切欠部に嵌着してもよい。
例えば、図21に示すように、底110の前部に所定の幅の切欠部110bを形成し、切欠部110bに対応する幅及び長さを有する縁部圧着バンド150を取り付けてもよい。
また、図22に示すように、底110の後部に所定の幅の切欠部110aを形成し、切欠部110aに対応する幅及び長さを有する縁部圧着バンド150を取り付けてもよい。
このような方式により縁部圧着バンド150を取り付けると、底110の前部及び後部を手軽に取り替えることができるので、履物の縁部の形状や色相をユーザの好みに応じて選択することができるというメリットがある。なお、頻繁に当接する部分を縁部圧着バンド150を用いて取り替えることにより、履物の使用寿命を延ばすことができるという効果がある。
さらに、本明細書に添付された図面には履物の甲皮120が通常の運動靴または靴のように足全体を取り囲む形状を有すると示されているが、これに限定されるものではなく、サンダル、スリッパなどのように甲皮120が足の一部のみを取り囲む場合にも本発明が適用可能である。
さらに、本発明の実施形態に係る底110は、上下に異種の材質を貼り付けて製作した底や他のミッドソールと係合された底にも適用可能である。
加えて、本発明はさらに様々な形態に変形または修正して実施可能であり、変形または修正された実施形態も後述する特許請求の範囲に開示された本発明の技術的思想を含むものであれば、本発明の権利範囲に属するということはいうまでもない。
10、100:履物
11、110:底
110a、110b:切欠部
111:下部体
112:上部体
113:柱体
114:突出部
115:空気通路
116、117:第1及び第2の通気口
118:環
118’:保管用環
119a、119b:第1及び第2のバンド嵌入溝
119c:窪み部
119d:突出部
12、120:甲皮
13、130:中底
132:中底通気口
150;縁部圧着バンド
152:環引っ掛け部
154:補強部
156:蓋体部
158:鳩目
170:前底
180:後底
191、192:回動締結具
191a、192a:ヘッド

Claims (7)

  1. 内部に形成された空気通路と、側面に形成されて前記空気通路と連通する第1の通気口と、上部体に形成されて前記空気通路と連通する第2の通気口と、を有する底と、
    前記底の第1の通気口を有する側面の外縁に取り付けられ、前記第1の通気口を有する底の周縁を弾性力及び引張り力により圧着して第1の通気口が密閉されるように延ばした状態で取り付けられて位置する特徴と、取り外し及び取り付けが選択的に行える特徴を有する伸縮性の縁部圧着バンドと、
    を備え、
    両端に第1の締結手段を備える特徴の伸縮性の縁部圧着バンドと、
    前記縁部圧着バンドの前記第1の締結手段と係合するものであり、前記底の第1の通気口を回避して配設された第2の締結手段を有する底と、
    を備え、
    前記底に形成した第1の通気口を有する底の周縁が弾性力及び引っ張り力によって圧着されて密閉されるように、前記縁部圧着バンドを延ばした状態で第1の締結手段と第2の締結手段が組み合わされた、履物の底。
  2. 前記第2の締結手段は、前記縁部圧着バンドの張力を調節可能なように前記底の長手方向に沿って多数形成されることを特徴とする請求項に記載の履物の底。
  3. 前記第2の締結手段は、前記底と一体の部材である、あるいは、別設され回動締結具であることを特徴とする請求項に記載の履物の底。
  4. 内部に形成された空気通路と、側面に形成されて前記空気通路と連通する第1の通気口と、上部体に形成されて前記空気通路と連通する第2の通気口と、を有する底と、
    前記底の第1の通気口を有する側面の外縁に取り付けられ、前記第1の通気口を有する底の周縁を弾性力及び引張り力により圧着して第1の通気口が密閉されるように延ばした状態で取り付けられて位置する特徴と、取り外し及び取り付けが選択的に行える特徴を有する伸縮性の縁部圧着バンドと、
    を備え、
    前記底の側面の周縁の全体に配設されるように取り付けられ、係合に際しては伸縮性を用いて延ばした状態で取り付けることにより、前記第1の通気口を有する底の周縁が弾性力及び引張り力によって圧着されて密閉される、前記底の側面の全体の周縁に取り付けて配設して取り外し及び切り替え可能である、環状の縁部圧着バンド付き履物の底。
  5. 内部に形成された空気通路と、側面に形成されて前記空気通路と連通する第1の通気口と、上部体に形成されて前記空気通路と連通する第2の通気口と、を有する底と、
    前記底の第1の通気口を有する側面の外縁に取り付けられ、前記第1の通気口を有する底の周縁を弾性力及び引張り力により圧着して第1の通気口が密閉されるように延ばした状態で取り付けられて位置する特徴と、取り外し及び取り付けが選択的に行える特徴を有する伸縮性の縁部圧着バンドと、
    を備え、
    前記底の第1の通気口を有する前記側面において、前記第1の通気口を基準として幅方向の上部と下部に、それぞれ第1のバンド嵌入溝と第2のバンド嵌入溝が長手方向に形成された前記底の第1の通気口を有する側面の周縁に上端と下端に蓋体部が形成された特徴の前記縁部圧着バンドの上端と下端の蓋体部がそれぞれ前記底の前記第1のバンド嵌入溝と前記第2のバンド嵌入溝に嵌め込まれながら延ばされた状態で取り付けられ、
    前記縁部圧着バンドの上端と下端の蓋体部が前記第1のバンド嵌入溝と前記第2のバンド嵌入溝にそれぞれ嵌合されている、縁部圧着バンド付き履物の底。
  6. 内部に形成された空気通路と、側面に形成されて前記空気通路と連通する第1の通気口と、上部体に形成されて前記空気通路と連通する第2の通気口と、を有する底と、
    前記底の第1の通気口を有する側面の外縁に取り付けられ、前記第1の通気口を有する底の周縁を弾性力及び引張り力により圧着して第1の通気口が密閉されるように延ばした状態で取り付けられて位置する特徴と、取り外し及び取り付けが選択的に行える特徴を有する伸縮性の縁部圧着バンドと、
    を備え、
    前記底の前記側面において、前記第1の通気口の隣接部が突出されるように前記第1の通気口の周辺部を凹ませているが、前記第1の通気口における所定の幅を有する隣接部は相対的に残すことにより、第1の通気口を有する隣接部に突出部を形成し、前記縁部圧着バンドを前記第1の通気口を有する突出部を形成した底の側面に延ばした状態で取り付け、
    伸縮性の前記縁部圧着バンドが前記底の第1の通気口を有する側面に取り付けられながら前記突出部の外周縁と所定の角度を形成しながら、引張り力と弾性力によって圧着されて密着される縁部圧着バンド付き履物の底。
  7. 底面に通気口を形成しない下部体である表底と、
    多数の柱体を間に挟んで、前記下部体の上部に配設され、底面に第2の通気口を形成した上部体であるミッドソールと、
    を備え、
    内部の空気通路は、前記下部体と前記上部体との間に形成した空間であり、第1の通気口は、前記下部体と前記上部体の側面の周辺部に沿って多数の柱体によって形成されて、上部体と下部体との間の内部の空間通路を介して上部体の第2の通気口と連通することを特徴とする、上部体であるミッドソールと下部体である表底を多数の柱体を間に挟んで係合した特徴の請求項1,4〜6のいずれか1項に記載の履物の底。
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