JP5982633B2 - 金属化フィルムコンデンサと金属化フィルムコンデンサの製造方法 - Google Patents

金属化フィルムコンデンサと金属化フィルムコンデンサの製造方法 Download PDF

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本発明は例えば各種電子機器、電気機器、産業機器、自動車等に使用される金属化フィルムコンデンサとこの金属化フィルムコンデンサの製造方法に関するものである。
近年、あらゆる電気機器は、環境保護の観点から、インバータ回路で制御され、省エネルギー化、高効率化が進められている。中でも自動車業界においては、電気モータとエンジンで走行するハイブリッド車(以下、HEVという)が市場導入される等、地球環境への負荷が少なく、省エネルギー化、高効率化に関する技術の開発が活発化している。
このようなHEV用の電気モータは、使用電圧領域が数百ボルトと高いため、電気モータに関連して使用されるコンデンサには、高耐電圧で低損失の電気特性が求められている。さらに市場ではメンテナンスフリー化の要望が強くなり、寿命の長い金属化フィルムコンデンサの需要が大きくなっている。
しかしながら金属化フィルムコンデンサをHEV用として使用する場合には、直流電源の交流成分を平滑する目的で使用されるため、交流電流(リップル電流)が流れる。このリップル電流によりコンデンサが発熱し、熱余裕度が少なくなってしまうことがあった。したがって、金属化フィルムコンデンサの放熱性能の向上が求められている。
図6(a)〜(c)は金属化フィルムコンデンサ1の構成を示す。この金属化フィルムコンデンサ1は、コンデンサ素子2と、このコンデンサ素子2の中心軸Pに挿入された二本の巻芯3、4とを備えている。
巻芯3、4はアルミニウム箔を巻回したものである。巻芯3、4は正・負極間の絶縁性を確保するため、中央で分離されている。巻芯3、4の外端部は陽極、陰極となるメタリコン電極5、6にそれぞれ接続され、メタリコン電極5、6はバスバー(図示せず)と接続されて外部へ電極が引き出される。巻芯3、4はアルミニウムからなるため、熱伝導が比較的高く、メタリコン電極5、6を介してバスバーへと放熱することができ、素子2の発熱を抑えることができる。
以上のような金属化フィルムコンデンサ1に近似する発明を示すものとして、例えば、特許文献1が挙げられる。
特開2008−21128号公報
上記金属化フィルムコンデンサ1をもってしても、車載用の金属化フィルムコンデンサ1としては、放熱性を更に高めることが求められている。
そこで本発明は、素子の放熱性をより向上させることを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、素子の中心軸にグラファイトからなる巻芯を挿入したものである。
これにより本発明は、素子の放熱性を向上させることができる。
その理由は、巻芯としてグラファイトを用いることで、熱伝導性を高め、例えば両端に形成したメタリコン電極を介してすばやくバスバーへと放熱できるからである。
以上より本発明は、素子の放熱性を向上させることができる。
(a)本発明の実施例1における金属化フィルムコンデンサの構成を示した正面断面図、(b)同側面断面図(図1(a)のZ−Z断面)、(c)同斜視透視図 (a)同金属化フィルムコンデンサの巻き取り状態を示した正面断面図、(b)同側面断面図(図2(a)のZ−Z断面)、(c)同斜視透視図 本発明の実施例1における金属化フィルムコンデンサを用いたコンデンサユニットの斜視図 巻芯の長さと放熱性向上率との関係を示した図 巻芯の長さと放熱性向上率との関係を示した図 (a)従来の金属化フィルムコンデンサの構成を示した正面断面図、(b)同側面断面図、(c)同斜視透視図
(実施例1)
図1(a)〜(c)に示す本発明の実施例1による金属化フィルムコンデンサ7は、誘電体フィルム上に電極膜を形成した正負一対の金属化フィルムを、電極膜が誘電体フィルムを介して対向するように巻回した素子8と、この素子8の両端面8A、8Bに設けられたメタリコン電極9、10と、素子8の中心軸Pに挿入された二本の巻芯11、12と、を備えている。
本実施例では、二本の巻芯11、12を、電極膜と直接触れないように金属化フィルムの電極膜が形成された面と反対側の面に配置した。また巻芯11、12は互いにスペース13を空けて配置され、かつそれぞれの外側の端部11A、12Aはメタリコン電極9、10と接続されている。
巻芯11は巻芯12と同じ長さである。巻芯11、12のそれぞれの端部11A、12Aは、素子8の端面8A、8Bから突出させるか、ほぼ面一に形成する。いずれの場合も、素子8の端面8A、8Bに巻芯11、12の一方の端部11A、12Aが接し、本実施例のようにメタリコン電極9、10や、その他素子8を収容する金属製のケース、後述するバスバーと直接接続させる。このように表面積が大きく、熱伝導性の優れた部材と巻芯11、12を接続することで、放熱性を高めることができる。
なお、巻芯11、12の他方の端部11B、12Bは、それぞれ素子8の内部にある。
素子8の外周は、例えばポリプロピレンやポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリフェニルサルファイドなどの熱可塑性樹脂からなる絶縁性材料の外装体14で覆われている。
誘電体フィルムは、例えばポリプロピレンやポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリフェニルサルファイドなどの熱可塑性樹脂からなる絶縁性材料が挙げられる。電極膜は、アルミニウムや亜鉛、マグネシウムなどを蒸着して形成できる。
本実施例1では、巻芯11、12が二本一組で構成され、これらの巻芯11、12を、同軸上に所定のスペース13(本実施例では20mmとした)を設けて非接触状態で配設した。スペース13における熱伝導率は、0.05W/mKであり、巻芯11、12の熱伝導率よりもはるかに小さい。正負の絶縁性が確保されていれば、このスペース13の間隔はこの数値に制限されない。スペース13は空間であってもよく、あるいは樹脂やゴム、セラミックなどの絶縁部材を挿入してもよい。
巻芯11、12の材料は、熱伝導率が700W/mKのグラファイトシートである。このグラファイトシートは、素子8の端面8A、8B間を繋ぐ方向に六角板状結晶体が連なっている。
本実施例では、図2(a)〜(c)に示すように、グラファイトシートを巻き取り装置(図示せず)に設けられた軸(図示せず)を中心に、押圧後の厚みが100μmとなるように複数回巻回することによって巻芯11、12を形成した。さらに本実施例のように薄い箔を巻回して用いる場合は、可撓性のある材料が適しており、厚みは数μm〜100μm程度が好ましい。なお、巻芯11、12としては、薄い箔ではなく、厚みのある筒状体あるいは棒状体のバルク状のグラファイトを用いても良い。
以上の巻芯11、12を巻回軸として前述の正負一対の金属化フィルムを巻取り、巻芯11、12を巻取り装置の軸から外すと、図2(a)〜(c)に示すような円柱状の素子8が形成される。
本実施例では、二本の巻芯11、12のそれぞれ外側の端部11A、12Aが素子8の両端面8A、8Bから0.5mmずつ突出するように配置した。そして素子8の両端面8A、8Bに金属溶射により一対のメタリコン電極9、10を形成した。巻芯11、12の端部11A、12Aを素子8の外方へ突出させることで、よりメタリコン電極9、10との接続信頼性が増し、熱を逃がしやすくすることができる。メタリコン電極9、10はアルミや亜鉛、マグネシウムなどの金属材料で形成した。
このように高い熱伝導率を有する巻芯11、12をメタリコン電極9、10に接続することで、素子8にリップル電流通電等を行うことによって素子8が発熱し、素子8の内部の温度が上昇しても、巻芯11、12がヒートパイプの役割を果たし、メタリコン電極9、10を介して外部へ放熱することができる。本実施例では、この円柱状の素子8を押圧して扁平加工し、図1(a)〜(c)に示すように断面が楕円になるように形成したものである。
扁平加工後の巻芯11、12の断面は、幅が12mm、厚みが0.1mmであった。素子8を扁平加工することにより、複数の素子8を並べた時に空隙を減らすことができ、電子部品の小型化に寄与する。
ここで本実施例の巻芯11、12は薄い箔から形成されているため、厚みのある板や太い棒等と比較して機械的強度がそれ程高くない。したがって扁平加工がし易く、偏平加工後に巻芯が元の形状(円形)に戻り難いため、エアギャップの発生が無くなって放熱性の向上と安定化が図れる。
本実施例では、素子8の端面8Aから8Bまでの中心軸P方向の長さLdを100mmとした。巻芯11は、端面8Aからの進入距離、すなわち端面8Aからの長さをL1とし、巻芯12は、端面8Bからの進入距離、すなわち素子8の端面8Bからの長さをL2とした時、長さL1、L2をいずれも40mmとした。スペース13の長さを20mmとした。スペース13の熱伝導率は0.05W/mKとした。なお、素子8の端面8A、8Bからの長さとは、巻芯11、12の突出した部分の長さを含まないものとした。
以上のような金属化フィルムコンデンサ7を図3に示すように複数並べ、正極、負極のそれぞれのメタリコン電極9、10をバスバー15、16でつなぐと、コンデンサユニット17が形成できる。
また扁平加工後の素子8の体積は、約167cm3であった。
上記バスバー15、16の代わりに銅板を用い、放熱性を検討した。比較例1として、巻芯を用いない素子を用いた。比較例2として、図6に示すような、巻芯3、4が熱伝導率236W/mKのアルミニウム箔を巻回したものからなる素子2を用いた。比較例2と本実施例1とでは、巻芯の材料が異なるが、素子の組み立て方法は同じとした。
比較例2は、本実施例と同様に、二つの巻芯3、4の長さL1、L2は同じ(L1=L2)で40mm、巻芯3、4の厚みは100μmとした。また素子2の長さLdも100mmとした。
放熱性は、それぞれの素子8のリップル電流通電(7.5KHz、17Arms)による自己温度上昇を、比較例1と対比させて検討した。放熱性の指標となる放熱性向上率の算出方法は下記の通りである。
まず、それぞれの素子8(または図6の符号2)の初期温度を92.75℃とし、リップル発熱時の最高温度を測定して、最高温度と初期温度(92.75℃)との差ΔTを算出する。そして比較例1の素子のリップル電流による温度上昇分をΔT0とする。このΔT0から、各実施例のリップル電流による温度上昇分ΔTとの差を求め、この差をΔT0で除した値から放熱性向上率を求める。すなわち(ΔT0−ΔT)/ΔT0×100(%)の値が放熱性向上率を示し、値が大きい程、放熱性が優れると判断する。
下記(表1)に、それぞれのサンプルの放熱性向上率を示す。
Figure 0005982633
上記(表1)に示すように、アルミニウムからなる巻芯3、4を用いた比較例2は、比較例1と比べて、19.3%放熱性が高くなった。しかしながらグラファイトシートからなる巻芯11、12を用いた実施例1では、グラファイトシートの熱伝導性が非常に高いため、27.1%と比較例2と比べてはるかに放熱性を高めることができた。
また本実施例1は、巻芯11、12をグラファイトで形成したため、アルミニウム箔よりさらに軽量化を図ることができる。
なお、巻芯11、12として例えば銅などの熱伝導性の高い材料を用いることも考えられるが、グラファイトは銅よりも熱伝導性が高いため、より放熱性を高めることができる。さらに銅よりも軽量であるため、素子8の軽量化を図ることができる。
またグラファイトシートは一般的に金属より空隙が多く、プレスで圧縮変形しやすいため、素子8を扁平に加工する際、素子8と巻芯11、12との接触面積が増え、熱が伝わりやすくなり、より放熱性を高めることができる。
(実施例2)
本実施例2と実施例1との違いは、グラファイトシートの熱伝導率を1000W・mKと高めたことである。グラファイトシートの熱伝導率は、グラファイトの密度を高めることで高くすることができる。
(実施例3)
本実施例3と実施例1との違いは、グラファイトシートの熱伝導率を1600W・mKと高めたことである。グラファイトシートの熱伝導率は、グラファイトの密度を高めることで高くすることができる。
上記(表1)に示すように、実施例2では放熱性向上率が29.5%、実施例3では放熱性向上率が32.7%となり、巻芯11、12の熱伝導率が高くなったことで、比較例1、2と比較して極めて放熱性が高くなることが分かった。
(実施例4)
本実施例4と実施例1との違いは、巻芯11の端面8Aからの長さL1と、巻芯12の端面8Bからの長さL2である。本実施例4では、L1が50mm、L2が30mmである。スペース13の長さや熱伝導率など、その他の条件は実施例1と同じである。実施例4では、放熱率向上率が31.4%となった。
(実施例5)
本実施例5と実施例1との違いは、巻芯11、12の端面8A、8Bからの長さL1、L2である。本実施例5では、L1が60mm、L2が20mmである。スペース13の長さや熱伝導率など、その他の条件は実施例1と同じである。実施例5では、放熱性向上率が30.4%となった。
(実施例6)
本実施例6と実施例1との違いは、巻芯11、12の端面8A、8Bからの長さL1、L2である。本実施例6では、L1が70mm、L2が10mmである。スペース13の長さや熱伝導率など、その他の条件は実施例1と同じである。実施例6では、放熱性向上率が29.0%となった。
(実施例7)
本実施例7と実施例1との違いは、巻芯11が素子8の片方の端面8Aからしか挿入されておらず、さらに巻芯11の端面8Aからの長さL1が80mmである点である。実施例7では、放熱性向上率が27.5%となった。巻芯12は存在しないが、(表1)では便宜上長さL2を0と表記する。
上記(表1)の実施例1、4〜7の結果を図4に示す。図4から、長さL1が45mm以上70mm以下の領域で、放熱性が向上していると推測できる。長さL1が45mm以上の場合に、より放熱性が高くなる理由は、熱の篭り易い素子8の中央に巻芯11が接触するからと考えられる。
従って、巻芯11、12を二本設ける場合は、巻芯11長さL1を、下記式2のように、素子8の長さLdの半分以上とすることで、熱の篭り易い素子8の中心部分を放熱でき、素子8全体の放熱性をより効率よく高めることができる。
Figure 0005982633
また巻芯12の長さL2を10mm以上とすることで、より放熱性が高まる。短い方の巻芯12も、ある程度長さを維持し、巻芯11、12の両方から放熱することで、効率よく放熱できるからである。よって、短い方の巻芯12の長さL2を、下記式3を満たす長さとすることが放熱性の観点から好ましい。
Figure 0005982633
(実施例8)
本実施例8は実施例7と同様に、巻芯11が一方しかなく、巻芯11の素子8の端面8Aからの長さL1が70mmである。他方の端面8Bからは、フィルムなどグラファイト以外の芯材をダミーとして挿入してもよい。実施例8では、放熱性向上率は27.8%であった。
(実施例9)
本実施例9と実施例8との違いは、巻芯11の端面8Aからの長さL1である。実施例9はL1が60mmである。実施例9では、放熱性向上率は20.7%であった。
(実施例10)
本実施例10と実施例8との違いは、巻芯11の端面8Aからの長さL1である。実施例10はL1が50mmである。実施例10では、放熱性向上率は12.5%であった。
(実施例11)
本実施例11と実施例8との違いは、巻芯11の端面8Aからの長さL1である。実施例11はL1が40mmである。実施例11では、放熱性向上率は8.9%であった。
(実施例12)
本実施例12と実施例8との違いは、巻芯11の端面8Aからの長さL1である。実施例12はL1が30mmである。実施例12では、放熱性向上率は4.6%であった。
(実施例13)
本実施例13と実施例8との違いは、巻芯11の端面8Aからの長さL1である。実施例13はL1が20mmである。実施例13では、放熱性向上率は2.6%であった。
(実施例14)
本実施例14と実施例8との違いは、巻芯11の端面8Aからの長さL1である。実施例14はL1が10mmである。実施例14では、放熱性向上率は1.3%であった。
実施例7〜14の結果を図5に示す。巻芯11を一つしか用いない場合も、巻芯を用いない場合(比較例1)と比べて放熱性は高い。また図5に示すように、巻芯11が片方にしかなくても、巻芯11の長さL1が60mm以上の時、アルミニウムの巻芯3を用いた比較例2と比べても、放熱性向上率を高めることができる。
従って、巻芯11を一つだけ用いる場合は、下記式1のように、巻芯11の素子8の端面8Aからの長さL1を素子8の長さLdの6割以上とすることで、素子8の放熱性をより効率よく高めることができる。
Figure 0005982633
巻芯11を一つだけ用いる場合は、他方の巻芯12との絶縁を考慮しなくてよいため、例えば巻芯11の位置ずれが生じても、耐電圧性を維持することができる。また巻芯11の高精度な位置合わせが不要になり、生産性に優れる。
以上、本実施例1〜14に示すように、巻芯11、12にグラファイトを用いることで素子8の放熱性を高めることができる。
本発明による金属化フィルムコンデンサは、放熱性に優れ、特に高温高圧下の過酷な使用環境が要求される自動車用の分野等として有用である。
7 金属化フィルムコンデンサ
8 素子
8A 端面
8B 端面
9 メタリコン電極
10 メタリコン電極
11 巻芯
11A 端部
11B 端部
12 巻芯
12A 端部
12B 端部
13 スペース
14 外装体
15 バスバー
16 バスバー
17 コンデンサユニット

Claims (3)

  1. 誘電体フィルム上に電極膜を形成した金属化フィルムを、一対の前記電極膜が前記誘電体フィルムを介して対向するように巻回した素子と、
    前記素子の中心軸に挿入された一つの巻芯と、を備え、
    前記巻芯は、一端が前記素子の端面に接し、
    他端は前記コンデンサ素子の内部にあるとともに、
    前記素子の前記端面からの長さL1が下記式1を満たす、
    金属化フィルムコンデンサ。
    Figure 0005982633
  2. 前記巻芯はグラファイトからなる、請求項1に記載の金属化フィルムコンデンサ。
  3. 前記コンデンサ素子は扁平状であり、前記グラファイトからなる巻芯はグラファイトシートにて形成された、請求項2に記載の金属化フィルムコンデンサ。
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