JP5980080B2 - 光電変換装置、撮像システム、光電変換装置の検査方法および撮像システムの製造方法 - Google Patents

光電変換装置、撮像システム、光電変換装置の検査方法および撮像システムの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、光電変換装置および撮像システムに関する。
画素の各列にA/D変換器と、A/D変換結果を保持するメモリを持つ固体撮像素子が知られている。特許文献1には、複数のメモリを複数のブロックに区分して、ブロック毎に列走査回路を備えた構成が記載されている。
特開2008−270433号公報
特許文献1に記載の構成で、特定のブロックに属するメモリのみから信号を読み出すことで、撮像領域の中の一部の領域を切り出すことができる。
しかしながら、特定のブロックから信号を読み出した場合には、どのブロックから読み出された信号であるのかを、後段の回路は識別することができない。
本発明は、上記の課題を解決する手段を提供することを目的とする。
本発明の一の側面に係る光電変換装置は、複数の画素が行列状に配列された画素アレイと、前記画素アレイの列に対応して設けられた比較器および前記比較器に対応して設けられたメモリからなる対をそれぞれが複数有する複数のブロックと、前記複数のブロックのうちの一のブロックから読み出した信号と別の一のブロックから読み出した信号とを識別するためのブロック情報を、前記ブロックに含まれる前記複数のメモリに供給するブロック情報供給部と、を有することを特徴とする。
また、本発明の別の側面は、光電変換装置の検査方法であって、前記光電変換装置は、複数の画素が行列状に配列された画素アレイと、前記画素アレイの列に対応して設けられた比較器および前記比較器に対応して設けられたメモリからなる対をそれぞれが複数有する複数のブロックと、前記複数のブロックのうちの一のブロックから読み出した信号と別の一のブロックから読み出した信号とを識別するためのブロック情報を、前記ブロックに含まれる前記複数のメモリに供給するブロック情報供給部と、を有し、予め設定された期待値と、前記光電変換装置から出力された前記ブロック情報と、を比較し、前記期待値と前記ブロック情報とが一致するか否かを判定することを特徴とする。
本発明の光電変換装置によれば、メモリから信号が読み出されるブロックの位置情報を送出できる。
第1の実施例に係る光電変換装置の構成を示すブロック図である。 画素の構成を示す等価回路図である。 増幅回路の構成を示す等価回路図である。 A/D変換部の構成を示す等価回路図である。 ブロック内走査回路の構成を示す図である。 光電変換装置の動作を示すタイミング図である。 部分読み出しモードにおける光電変換装置の動作を示すタイミング図である。 ブロック情報読み出しモードにおける光電変換装置の動作を示すタイミング図である。 画像表示システムの構成を示す概略図である。 画像表示システムの動作を示すタイミング図である。 第2の実施例に係る光電変換装置の構成を示すブロック図である。 検査モードにおける光電変換装置の動作を示すタイミング図である。 撮像システムの構成を示すブロック図である。
図面を参照しながら本発明の実施形態を以下に説明する。複数の図面を通じて共通する構成要素には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
(第1の実施例)
図面を用いて本発明に係る実施例を説明する。
図1は、本実施例に係る光電変換装置100である。光電変換装置100は、画素アレイ110、増幅部120、A/D変換部130、行選択部140、ブロック出力部150および信号出力部190を含む。
画素アレイ110は、行列状に配列された複数の画素111を含む。同じ列に属する複数の画素111は、列信号線113に共通に接続される。画素111から列信号線113に出力された信号は、各列に設けられた増幅部120を介してA/D変換部130に入力される。
A/D変換部130は、ブロック情報供給部160と、複数の比較器131に共通に接続された参照信号生成部170と、タイミング制御部195およびカウンタ180を含む。A/D変換部130は、画素の各列に比較器131と第1のラッチ回路132および第2のラッチ回路133を有する。比較器131は、増幅部120の出力と参照信号生成部170から供給される参照信号の大小関係を示す比較結果信号を出力する。タイミング制御部195は、参照信号生成部170から出力される参照信号の変化の開始に同期して、カウンタ180にカウント動作を開始させる。タイミング制御部195は、カウンタ180の動作を制御するほか、第1のラッチ回路132に対して書き込み信号WEN1、WEN2を供給する。第1のラッチ回路132は、比較結果信号または書き込み信号WEN1、WEN2をトリガとして、カウント180の出力を保持する。第2のラッチ回路133は第1のラッチ回路132からの出力を保持する。
書き込み信号WEN1、WEN2を供給する信号線群は、ブロック情報供給部160の一部を成す。
ブロック出力部150−1、150−2、150−3、・・・は、複数の第2のラッチ回路133に対して共通に設けられる。本実施例では、8列を単位とするブロック毎にブロック出力部150が設けられる。本明細書では、150−1のように枝番を付した部材を総称して150と記載する。ブロック出力部150は、ブロック出力線151とセンスアンプ152と、OR回路153と、ブロック内走査回路154を含む。センスアンプ152は、対応する複数の第2のラッチ回路133とブロック出力線151を介して接続される。ブロック内走査回路154は、第2のラッチ回路133の出力を選択的にセンスアンプに供給させるほか、センスアンプ152のオンまたはオフを切り替える。選択出力部であるOR回路153は、センスアンプ152の出力または別のブロック出力部のOR回路153の出力を選択的に出力する。この構成により、第2のラッチ回路133に保持された信号は、対応するブロックのセンスアンプ152と1以上のOR回路を介して信号出力部190に伝達される。以上で説明した光電変換装置100は、画素アレイ110を3個の領域に分割し、それぞれの領域の画素はブロック出力部150に対応付けられていると言い換えられる。
図2は、画素111の構成例を示す等価回路図である。画素111は光電変換を行うフォトダイオード114および複数のトランジスタを含む。フォトダイオード114は転送トランジスタ115を介してフローティングディフュージョン部FDに接続される。フローティングディフュージョン部FDはまた、リセットトランジスタ116を介して電圧源VDDに接続されるとともに、増幅トランジスタ117の制御電極に接続される。増幅トランジスタ117は第1の主電極が電圧源VDDに接続され、第2の主電極が選択トランジスタ118を介して列信号線113に接続される。行選択トランジスタ118の制御電極には、行選択部から制御信号PSELが与えられる。リセットトランジスタ116の制御電極には、制御信号PRESが与えられる。また、転送トランジスタ115の制御電極には、制御信号PTXが与えられる。増幅トランジスタ117は、選択トランジスタ118がオンすると、列信号線113に設けられた不図示の定電流源とともにソースフォロワ回路を構成する。
図3は、増幅部120の構成例を示す等価回路図である。増幅部120は、増幅器121、入力容量C0、帰還容量Cf、スイッチ122を含んで反転アンプを構成する。増幅器121の反転入力端子は入力容量C0を介して列信号線113に接続され、増幅器121の非反転入力端子は電圧源VC0Rに接続される。増幅器121の出力端子はA/D変換部130に接続される。また、増幅器121の非反転入力端子と出力端子との間には帰還容量Cfおよびスイッチ122が並列に接続される。このようにクランプ回路を構成することにより、増幅部120は列信号線113を介して入力された信号を入力容量C0と帰還容量Cfとの容量値の比で増幅して出力する。
図4は、A/D変換部130の構成例を示す図である。ここでは、参照信号生成部170、カウンタ180、タイミング制御部195に加えて、2列分のA/D変換部130を示している。
A/D変換部130は、比較器131、第1のラッチ回路132および第2のラッチ回路133を含む。また、比較器131は、比較回路COMP、容量C1、C2、スイッチPCMPR、SRラッチ回路SR1、遅延素子DL、およびAND回路AND1を含む。
比較器131の入力端子INは、増幅部120と接続される。比較回路COMPの一方の入力端子は容量C1を介して参照信号生成部170と接続され、他方の入力端子は容量C2を介して入力端子INと接続される。また、比較回路COMPの入力端子は、スイッチを介して電源と接続される。比較回路COMPの出力端子CMPOは、SRラッチ回路SR1のS端子に接続されるSRラッチ回路SR1の正転出力端子はAND回路AND1の一方の入力端子に接続され、反転出力端子は遅延回路DLを介してAND回路AND1の他方の入力端子に接続される。AND回路AND1の出力端子は、第1のラッチ回路132に接続される。
第1のラッチ回路132は、OR回路OR1、AND回路AND2、AND3およびラッチ回路N_latch1、S_latch1を含む。OR回路OR1の一方の入力端子はAND回路AND1の出力端子と接続され、他方の入力端子はタイミング制御部195と接続される。OR回路OR1の出力端子はAND回路AND2、AND3の一方の入力端子に接続される。AND回路AND2の他方の入力端子は信号PMSELNを伝達する信号線と接続され、AND回路AND3の他方の入力端子は信号PMSELSを伝達する信号線と接続される。ラッチ回路N_latch1は、D端子がカウント180と接続され、G端子がAND回路AND2の出力端子と接続される。ラッチ回路S_latch1は、D端子がカウント180と接続され、G端子がAND回路AND3の出力端子と接続される。
第2のラッチ回路133は、ラッチ回路N_latch2、S_latch2を含む。ラッチ回路N_latch2およびS_latch2のD端子は、ラッチ回路N_latch1、S_latch1に接続される。ラッチ回路N_latch2およびS_latch2のG端子はともに、信号PMTXを伝達する配線と接続される。なお、ここでは各列について1ビット分のラッチ回路しか示していないが、カウンタのビット数に対応する数だけラッチ回路が設けられている。
図5は、ブロック内走査回路154の構成例を示す図である。ブロック内走査回路154は、フリップフロップ155、AND回路AND4およびデコーダdecを含む。図を簡単にするために、AND回路AND4を1個しか示していないが、実際には、アドレス信号ADDR[0:8]のビット数分、つまり、本例では9個のAND回路4が設けられる。9個のAND回路AND4の一方の入力にはフリップフロップ155の出力端子Qに共通に接続され、他方の端子には、アドレス信号ADDR[0:9]のいずれかが与えられる。フリップフロップ155は、基準クロックHCLKに同期してブロック選択信号BLKSELをラッチする。ラッチされたブロック選択信号BLKSELがHレベルであると、ブロック内走査回路154は、センスアンプ活性化信号PSENSENをHレベルにする。この状態でアドレス信号ADDR[0:8]の対応するビットがHレベルになると、AND回路AND4の出力がHレベルとなる。こうして9個のAND回路AND4から入力された信号に基づいて、デコーダdecはアドレス信号ADDR[0:8]をデコードし、アドレス信号[0:8]に相当する列選択信号CLMSELn(nは列を表す数字)をHにする。当該ブロックの走査が終了すると、ブロック選択信号BLKSELがLレベルとなり、センスアンプ活性化信号PSENSENと、列選択信号CLMSELnもLレベルとなる。
次に、光電変換装置100の動作例を説明する。図6は、画素アレイ110の3個の領域から1行分の画素から信号を読み出す場合の動作を示す。
時刻t0において、制御信号PSELがHレベルとなると、選択された行の各画素111が持つ選択トランジスタ118がオンし、増幅トランジスタ117の出力が列信号線113に現れる。
時刻t0〜t1の期間、制御信号PRESがHとなり、画素リセットスイッチ116によって、画素111のフローティングディフュージョンFDがリセットされる、フローティングディフュージョンFDをリセットしたことに対応する出力(以下、画素リセットレベルと呼ぶ)が、列信号線113に出力される。
時刻t0〜t2の期間中、制御信号PC0RがHとなり、上記の画素リセットレベルが入力容量C0でクランプされる。この時の増幅部120の出力を、以下ではNレベルと呼ぶ。
時刻t2〜t5の期間は、A/D変換部が130において、Nレベルをデジタル信号に変換する期間である。この変換動作を以下ではN変換と呼ぶ。
時刻t2〜t3において、制御信号PCMPRがHとなり、増幅部120から出力されるNレベルと、参照信号生成部170が生成する基準電圧(以下ランプリセットレベルと呼ぶ)とが、容量C1とC2でクランプされる。
時刻t3に、参照信号はランプリセットレベルより低いレベルに下がり、時刻t3〜t5の間、一定の傾きで上昇する。一方、カウンタ180から供給されるカウンタ信号は、時刻t3〜t5の間、クロック信号のカウント動作を行い、カウント値を順次変化させる。また、時刻t3〜t5の間、制御信号PMSELNがHレベルである。
時刻t4に、Nレベルと参照信号の電圧が一致すると、比較回路COMPの出力CMPOはLからHに変化する。これにより、比較器131が持つAND回路AND1の出力は、遅延素子DLの遅延量で決まる時間に相当する幅を持ったパルスを出力する。これにより、Nレベルに対応するカウント信号が、ラッチ回路N_latch1にラッチされる。時刻t5にN変換が終了する。その後、制御信号PCMPRがHレベルになり、比較回路COMPの出力CMPOはLレベルになる。
時刻t6〜t7の期間、制御信号PTXがHとなり、フォトダイオード114に蓄積された電荷がフローティングディフュージョンFDに転送される。この結果、列信号線113には、フローティングディフュージョンFDに転送された電荷量に相当するレベルが画素リセットレベルに重畳したレベルとなる。これに伴って、増幅部120の出力も変動する。このときの列アンプ出力を、以下Sレベルと呼ぶ。時刻t2〜t3の間に画素リセットレベルをクランプしているので、Sレベルは、画素リセットレベルとの差分となる。
時刻t8〜t10の期間には、時刻t3〜t5の動作と同様の動作が行われる。この期間のA/D変換動作を以下ではS変換と呼ぶ。また、時刻t8〜t10の間、制御信号PMSELSがHレベルである。
時刻t9に、Sレベルと参照信号の電圧が一致すると、比較回路COMPの出力CMPOはLからHに変化する。これにより、比較器131が持つAND回路AND1の出力は、遅延素子DLの遅延量で決まる時間に相当する幅を持ったパルスを出力する。これにより、Sレベルに対応するカウント信号が、ラッチ回路S_latch1にラッチされる。時刻t10にS変換が終了する。その後、制御信号PCMPRがHレベルになり、比較回路COMPの出力CMPOはLレベルになる。
時刻t11〜t12の期間に制御信号PMTXがHとなり、ラッチ回路N_latch1およびS_latch1に保持されたデジタルデータが、ラッチ回路N_latch2およびS_latch2へそれぞれ転送される。
時刻t13に信号BLKSEL1がHレベルになった後、アドレス信号ADDR[0:8]が順次変化することで、ブロック出力部150−1に対応する画素111に基づくデジタルデータがラッチ回路N_latch2およびS_latch2から読み出される。
同様に、時刻t14からはブロック出力部150−2からデジタルデータが読み出され、時刻t15からはブロック出力部150−3からデジタルデータが読み出される。ラッチ回路N_latch2およびS_latch2に格納されたデジタルデータは、ブロック出力部150により信号出力部190に順次入力され、N変換結果とS変換結果の差分が信号出力部から出力される。
2行目以降の画素111についても上記と同様に読み出し動作が行われ、画素アレイ110を一通り走査し終わることで、1フレーム分の画像信号が得られる。
以上で説明した動作において、時刻t11にラッチ回路N_latch1およびS_latch1に保持されたデジタルデータが、ラッチ回路N_latch2およびS_latch2へそれぞれ転送されると、ラッチ回路N_latch1およびS_latch1のデータは消去されても良い状態になる。この点に着目して、1行目の画素に係る時刻t12以降の動作を、2行目の画素に係る時刻t0からの動作と並行して行うことができる。これにより、信号読み出しを高速にできる。
次に、画素アレイの3個の領域のうち、一部の領域のみから信号を読み出す、いわゆる部分読み出し動作を説明する。
ここでは、ブロック出力部150のうち、ブロック出力部150−3に対応する画素アレイ110−3の画素のみから信号を読み出す場合について説明する。
時刻t1からt12までの動作は、全画素読み出しと同じであるため、説明を省略する。
時刻t13に、ブロック選択信号はBLKSEL3がHとなり、画素アレイ110−3の領域に対応するN_latch2およびS_latch2に保持されたデジタルデータのみが、信号出力部190に読みだされる。ブロック選択信号BLKSEL1およびBLKSEL2はLレベルに維持され、これらに対応するブロック出力部150−1、150−2からはデジタルデータが読み出されない。このように水平走査する領域を限定することで、図6に示した動作と比較して読み出し期間を約3分の1に短縮できる。
図7に係る部分読み出し動作では、ブロック出力部150−3のデジタルデータのみを読み出しているが、信号出力部190から出力された信号だけを見ると、出力されたデジタルデータがどのブロック出力部150に由来するものであるのかが識別できない。そこで、以下ではブロック出力部を識別するのに利用できるブロック情報を読み出す動作について、図8を参照しながら説明を行う。
ブロック情報読み出し動作においては、部分読み出し動作における画素信号のA/D変換結果の替わりに、ブロック情報供給部160が第1のラッチ回路132にブロック情報を供給する。
本実施例におけるブロック情報は、ブロック情報メモリ161に記憶されており、本実施形態の光電変換装置ではマスクROMの形態をとっており、書き込み信号WEN1およびWEN2を供給する配線と第1のラッチ回路132の結線パターンとして表現されている。例えば、ブロック出力部150−1については、図示している第1のラッチ回路132は2列とも書き込み信号WEN1を供給する信号線に接続されているのに対し、ブロック出力部150−2は、1列目がWEN1、2列目がWEN2を供給する配線に接続され、ブロック読み出し回路150−3は1列目がWEN2を供給する信号線に、2列目がWEN1を供給する信号線に接続される。個々のブロックで接続パターンが異なる。すなわち、書き込み信号を供給する配線と第1のラッチ回路132との結線パターンが、ブロックの位置を示すブロック情報となっている。
ブロック情報読み出し動作においては、画素アレイ110から画素信号を読み出す動作は行われず、画素信号のA/D変換動作も行われない。
時刻t3に信号PMSELNがHレベルとなり、ラッチ回路N_latch1が、信号書き込みを受け付ける状態になる。
時刻t16に、書き込み信号WEN1およびWEN2がHレベルになると、ブロック出力部150−1の第1のラッチ回路132に含まれる2つのラッチ回路N_latch1には、このときのカウント値が書き込まれる。ここでのカウント値は0である。同様にして、ブロック出力部150−2および150−3のそれぞれに含まれる2つのラッチ回路N_latch1にはいずれも0が書き込まれる。
時刻t5に信号PMSELNがローレベルになり、時刻t8に信号PMSELSがHレベルになると、ラッチ回路N_latch1が、信号書き込みを受け付ける状態になる。
時刻t17に書き込み信号WEN1がHレベルになると、ブロック出力部150−1の第1のラッチ回路132に含まれる2つのラッチ回路S_latch1には、このときのカウント値が書き込まれる。ここでのカウント値は0である。同様にして、ブロック出力部150−2の第1のラッチ回路132のうち右側のラッチ回路S_latch1には0が書き込まれる。ブロック出力部150−3の第1のラッチ回路132のうち左側のラッチ回路S_latch1には0が書き込まれる。
カウント値がFになった後、時刻t18に書き込み信号WEN2がHレベルになると、ブロック出力部150−2の第1のラッチ回路132のうち、左側のラッチ回路S_latch1にFが書き込まれる。同様にして、ブロック出力部150−3の第1のラッチ回路132のうち、右側のラッチ回路S_latch1にFが書き込まれる。ブロック出力部150−1の第1のラッチ回路132は、書き込み信号WEN2が供給される配線と結線されていないので、このタイミングでは何も書き込まれない。
この結果、ブロック出力部150−1のラッチ回路に書き込まれたデータをN_latch1、S_latch1、N_latch1、S_latch1の順に並べると、0000となる。同様に、ブロック出力部150−2は0F00、ブロック出力部150−3は000Fが書き込まれた状態となる。これらのデータがブロック情報となる。
時刻t10に信号PMSELSがLレベルになった後、時刻t11〜t12に信号PMTXがHレベルになり、第1のラッチ回路132に保持されたデータが第2のラッチ回路133に転送される。
時刻t13に信号BLKSEL3がHレベルとなり、アドレス信号[0:8]が順次切り替わると、ブロック出力部150−3の第2のラッチ回路133に保持されたデータが他のブロック出力部150−2、150−1のor回路153を介して信号出力部190へと伝達される。ここでは000Fが得られる。
ブロック情報は、各ブロックに固有の値となるように設定されている。信号出力部あるいはその後段に設けられるメモリに、ブロック情報を記憶させた上で、図7を用いて説明した部分読み出し動作に先立って、図8に示したブロック情報読み出し動作を行うことで、画素アレイのどの領域から読み出された信号であるのかを識別できる。
次に、ブロック情報読み出し動作と部分読み出し動作とを順次実行する応用例を説明する。光電変換装置100は、図6に示した動作モードの他に、図7に示した部分読み出しモードと図8に示したブロック情報読み出しモードの2つの動作モードを備える。
図1の光電変換装置100における画素アレイ110−3(ブロック3)に、注目被写体400がある場合に、ブロック3のデータだけを高速に更新する例を考える。
図9は、図1で説明した光電変換装置100を表示装置300と接続した画像表示システムの構成例を示す概略図である。説明を簡単にするために、光電変換装置100の構成のうち、画素アレイ110と信号出力部190のみを示している。表示装置は表示制御回路301、アドレスドライバ302、データドライバ303および表示領域304を有し、表示領域304は、画素アレイ110−1、1102、110−3に対応するように表示領域304−1、304−2、304−3に区分して示している。アドレスドライバはアクセスする表示領域の行を示し、データドライバはアクセスする表示領域の列を示す。表示制御回路301は、アドレスドライバ302およびデータドライバ303を制御することで、表示領域304を制御して画像を表示させる。
ブロック3に対応する画素アレイ110−3の画像のみを更新する場合には、図10に示すように、ブロック3に係るブロック情報を出力したのち、部分読み出し動作を行うことで、ブロック3の画像データを出力する。表示装置300は、光電変換装置100から出力されたデータのうち、先頭のブロック情報を読み込むと、ブロック情報(ここでは000F)に基づいて、表示制御部301が表示領域3(304−3)に対して表示を更新するように、アドレスドライバ302、データドライバ303の駆動条件を設定する。ブロック情報に引き続いて光電変換装置100から送出される画像データを表示領域3(304−3)に表示することで、表示領域3のみ表示が更新される。これによりデータドライバ303がアクセスする領域が全体の約3分の1となるため、図9に示す注目被写体400を、高フレームレートで撮像して表示することが可能となる。一方、表示領域1(304−1)および表示領域2(304−2)には注目被写体400がなく、背景としての画像情報があればよいため、表示領域3よりも低フレームレートで更新すればよい。その場合には、画素アレイ110−1、または画素アレイ110−2に対する部分読み出し動作を、画素アレイ110−3によりも、低い頻度で行えばよい。以上により、注目被写体が撮像面内を高速に移動するような場合でも、その移動に追従して画像を取得することができる。
以上のように、本実施例の光電変換装置によれば、画像データを取得した画素領域の位置情報を送出することができる。なお、本実施例では画素アレイ110、およびそれに対応する読み出し回路150を3つに分割した例を示したが、2以上の領域であって、画素の全列数未満の数に分割すれば効果が得られる。
本実施例によれば、光電変換装置から送出される読み出しブロックの位置情報に基づいて、表示装置の一部を更新することで、高フレームレートで注目領域の撮像および表示を実現することができる。
また、本実施例ではブロック情報メモリはマスクROMや、EEPROMなどのメモリを使用できる。さらに、ブロック情報入力部160は、A/D変換部130や第2のラッチ回路133などと兼用されていても良い。すなわち、A/D変換部130において、所定のカウント値を第1のラッチ回路132に書き込むように、比較回路COMPに入力されるアナログ信号と、参照信号生成部170から供給される参照信号を制御しても良い。この場合のブロック情報入力部は、比較器に入力するアナログ信号を供給する回路と、参照信号生成部170および比較回路COMPを含む。このほか、第2のラッチ回路133にセット端子およびリセット端子の少なくとも一方を付加することによって、ブロック情報をメモリに書き込めるようにしてもよい。また、ブロック情報メモリ161に、例えば補正データのように位置情報以外の情報を付加してもよい。
光電変換装置100の構成は、説明したものに限られない。例えば増幅部120を省略しても良いし、第2のラッチ回路133を省略しても良い。
(第2の実施例)
本発明に係る別の実施例を説明する。
図11は、本実施例に係る光電変換装置100’の構成例を示すブロック図である。図1に示した光電変換装置100とは、書き込み信号WEN1およびWEN2を伝達する配線と第1のラッチ回路132との結線パターンが異なっている。本実施例では、画素アレイ110−1、1103に対応する第1のラッチ回路と、画素アレイ110−2に対応する第1のラッチ回路とで、結線パターンを変えている。そのため、ブロック出力部150−1〜150−3からブロック情報を順次読み出すと、周期的なデータが現れる。このことを利用して、回路の故障判定を行える。
図12を参照して、検査モードにおける動作を説明する。検査モードにおいては、画素アレイ110から信号を読み出さないので、画素を制御する信号ならびに参照信号に関するタイミングは省略した。また、説明を簡単にするために、各列のラッチ回路S_latch1に書き込まれたブロック情報についてのみ着目する。
時刻t8〜t13までの動作は、図8に示したブロック情報読み出し動作と同じにできるので、ここでは説明を省略する。
時刻t13までに、ブロック出力部150−1、150−3のそれぞれの2つのラッチ回路S_latch2には、左側からF0がブロック情報として記憶される。一方、ブロック出力部150−2の2つのラッチ回路S_latch2には、左側から0Fがブロック情報として記憶される。
ラッチ回路S_latch2に記憶されたデータを、各ブロック出力部150から順次出力させると、故障がない場合には、F0と0Fのデータが信号出力部190から交互に現れる。後段に設けられた回路のメモリに、F0と0Fのデータが交互に現れることを期待値として設定しておくことで、信号出力部190から出力されたデータと期待値とを後段に設けられた回路が比較して、一致していた場合には故障がないと判定することができる。
仮に、ブロック出力部150−1のブロック内走査回路154が持つフリップフロップ155に故障が発生している場合を考える。ここでは、クロック信号HCLKが入力されてもフリップフロップ155のD入力が更新されない故障であったとする。
時刻t13〜t14の期間に信号BLKSEL1がHレベルになり、その間にアドレス信号ADDR[0:9]が順次切り替わることにより、ブロック出力部150−1内のラッチ回路が走査される。これにより、F0と0Fのデータが交互に出力される。
時刻t14から時刻t19の間に、ブロック出力部150−1のフリップフロップ155のデータが更新されないと、時刻t19になっても制御信号PSENSEN1がHレベルのままとなる。そのため、時刻t19に、信号CLMSEL1がHレベルになってしまう。この状態では、ブロック読み出し部150−1に含まれるOR回路153は、正常であれば0のデータが出力されることが期待されるにも関わらず、Fのデータが出力される。この様子を図12のDOUT(異常)として示した。後段の回路は、期待値である0とは異なるデータが信号出力部190から出力されたことを受けて、故障が発生していると判定する。信号出力部190やその後段の回路に補正部を設けて、光電変換装置100に故障が発生したと判定された場合には、不良が発生したブロック読み出し部のデータを補正しても良い。一方、期待値と光電変換装置から出力されたブロック情報とが一致する、すなわち故障が発生していないとされた場合には、当該光電変換装置を、後述する信号処理部などとともに筐体中に組み込むことで撮像システムを製造する。
上記で説明した故障は、隣接するブロック読み出し部150に属するデータが混同される現象であるので、隣接するブロック読み出し部150の前後の関係が区別できれば、故障の有無を判断できる。したがって、本例では左から奇数番目と偶数番目のブロック読み出し部150に交互に同じブロック情報が記録されていれば、故障の有無を判断できることになる。各ブロック読み出し部に固有のブロック情報を持たせることで、ブロック毎の故障判定を行うとともに、第1の実施例で説明したブロック情報読み出しモードの動作を実行して、部分読み出しモード時に、どの領域に由来するデータなのかを識別することができる。
以上で説明した本実施例に係る光電変換装置によれば、光電変換装置の検査が可能となる。
(第3の実施例)
本発明に係る別の実施例を説明する。撮像システムの概略を、図13に示す。
撮像システム1100は、例えば、光学部1110、撮像装置1101、信号処理部1130、記録・通信部1140、タイミング制御回路部1150、システムコントロール回路部1160、および再生・表示部1170を含む。撮像装置1101は、先述の各実施形態で説明した光電変換装置100が用いられる。例えば信号処理部1130は、第2の実施例で説明した、光電変換装置の後段に設けられた回路の機能を有してもよい。
レンズなどの光学系である光学部は1110、被写体からの光を撮像装置1101の、複数の画素が2次元状に配列された画素アレイに結像させ、被写体の像を形成する。撮像装置1101は、タイミング制御回路部1150からの信号に基づくタイミングで、画素部に結像された光に応じた信号を出力する。
撮像装置1101から出力された信号は、映像信号処理部である信号処理部1130に入力され、信号処理部1130が、プログラムなどによって定められた方法に従って、入力された電気信号に対して補正などの処理を行う。信号処理部での処理によって得られた信号は画像データとして記録・通信部1140に送られる。記録・通信部1140は、画像を形成するための信号を再生・表示部1170に送り、再生・表示部1170に動画や静止画像が再生・表示させる。記録通信部は、また、信号処理部1130からの信号を受けて、システムコントロール回路部1160とも通信を行うほか、不図示の記録媒体に、画像を形成するための信号を記録する動作も行う。
システムコントロール回路部1160は、撮像システムの動作を統括的に制御するものであり、光学部1110、タイミング制御回路部1150、記録・通信部1140、および再生・表示部1170の駆動を制御する。また、システムコントロール回路部1160は、例えば記録媒体である不図示の記憶装置を備え、ここに撮像システムの動作を制御するのに必要なプログラムなどが記録される。また、システムコントロール回路部1160は、例えばユーザの操作に応じて駆動モードを切り替える信号を撮像システム内で供給する。具体的な例としては、読み出す行やリセットする行の変更、電子ズームに伴う画角の変更や、電子防振に伴う画角のずらしなどである。
タイミング制御回路部1150は、制御部であるシステムコントロール回路部1160による制御に基づいて撮像装置1101および信号処理部1130の駆動タイミングを制御する。

Claims (11)

  1. 複数の画素が行列状に配列された画素アレイと、
    前記画素アレイの列に対応して設けられた比較器および前記比較器に対応して設けられたメモリからなる対をそれぞれが複数有する複数のブロックと
    前記複数のブロックのうちの一のブロックから読み出した信号と別の一のブロックから読み出した信号とを識別するためのブロック情報を、前記ブロックに含まれる前記複数のメモリに供給するブロック情報供給部と、
    を有することを特徴とする光電変換装置。
  2. 前記複数のブロックのうちの隣接するブロックに供給される前記ブロック情報は、異なることを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
  3. 前記ブロック情報は、前記複数のブロックの各々に固有の情報であることを特徴とする請求項1または2に記載の光電変換装置。
  4. 前記複数のブロックに供給される前記ブロック情報は、前記複数のブロックから順次読み出した場合に、周期的な情報となることを特徴とする請求項1または2に記載の光電変換装置。
  5. 前記ブロック情報供給部は、前記ブロック情報を伝達する複数の信号線を有する信号線群を含み、
    一の前記ブロックに含まれる前記複数のメモリは、別の一の前記ブロックに含まれる前記複数のメモリとは異なるパターンで前記信号線群と接続されること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光電変換装置。
  6. 各々が、前記複数のブロックに対応して設けられた複数のブロック出力部を有し、
    前記ブロック出力部は、対応する前記ブロックが有する前記複数のメモリに保持されたデータを出力することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光電変換装置。
  7. 前記ブロック出力部は、対応するブロック及び別のブロックが有する前記複数のメモリに保持されたデータのいずれかを選択的に出力する選択出力部を有すること
    を特徴とする請求項6に記載の光電変換装置。
  8. 前記画素アレイの一部の領域の前記画素から信号を読み出す部分読み出しモードと、前記ブロック情報を読み出すブロック情報読み出しモードとで切り替え可能に動作し、
    前記ブロック情報読み出しモードでの動作と前記部分読み出しモードでの動作とを順次実行することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の光電変換装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の光電変換装置と、
    信号処理部と、を有し、
    前記信号処理部は、予め保持した期待値と、前記光電変換装置から出力された前記ブロック情報と、を比較すること
    を特徴とする撮像システム。
  10. 光電変換装置の検査方法であって、
    前記光電変換装置は、
    複数の画素が行列状に配列された画素アレイと、
    前記画素アレイの列に対応して設けられた比較器および前記比較器に対応して設けられたメモリからなる対をそれぞれが複数有する複数のブロックと
    前記複数のブロックのうちの一のブロックから読み出した信号と別の一のブロックから読み出した信号とを識別するためのブロック情報を、前記ブロックに含まれる前記複数のメモリにブロック情報を供給するブロック情報供給部と、を有し、
    予め設定された期待値と、前記光電変換装置から出力された前記ブロック情報と、を比較し、前記期待値と前記ブロック情報とが一致するか否かを判定すること
    を特徴とする光電変換装置の検査方法。
  11. 請求項10に記載の検査方法を用いて光電変換装置の検査を行う工程と
    前記期待値と前記ブロック情報とが一致すると判定された光電変換装置、および、前記光電変換装置から出力された信号を処理する信号処理部を筐体中に設ける工程と、を含むこと
    を特徴とする撮像システムの製造方法。
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