JP5977932B2 - カゴ内状態監視装置、カゴ内状態監視方法およびプログラム - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1に記載のエレベーターシステムでは、熱画像検出手段が、エレベーターホールの温度分布を計測して熱画像データを出力する。そして、この熱画像データに基づいてエレベーターホールにおける利用者の位置、動き及び人数が検出される。これにより、比較的構造が簡単で、かつ低コストの熱画像検出手段を用いたシステムでエレベーターホールの人体を検出し、効率的な運転制御を行えるとされている。
例えば、エレベーターのカゴ内における暴れ行動を検出する際、扉が開いた状態における人の出入りによるカゴ内の動作量の増大を、暴れ行動と誤検出するおそれがある。かかる誤検出を防止する方法として、エレベーターの扉が開状態にあるか閉状態にあるかを示す情報を用いて、扉が開状態にある場合は、暴れ行動の検出を抑制することが考えられる。
図1は、本発明の一実施形態における扉開閉判定装置の機能構成を示す概略ブロック図である。同図において、扉開閉判定装置10は、撮像画像取得部110と、開閉判定部120とを具備する。
扉開閉判定装置10は、扉の撮像画像に基づいて、当該扉が開状態にあるか閉状態にあるかの判定(以下、「扉開閉判定」または「開閉判定」と称する)を行う。
例えば、撮像画像取得部110は、対象扉が設けられた出入口の近傍に設置されたカメラが、撮像方向固定かつ画角固定にて当該出入口を撮像した撮像画像を取得する。そして、この撮像画像のうち所定の範囲が、判定対象範囲として予め設定されている。より詳細には、判定対象範囲は、対象扉が閉じた状態において対象扉の所定の部分の画像を含むように設定されている。
なお、ここでいう対象扉の所定の部分は、対称扉の任意の部分でよいが、対象扉の比較的上部に設定されていることが好ましい。カメラが、出入口より出入する人に遮られて所定の部分の撮像に失敗することを防止するためである。
例えば、開閉判定部120は、撮像画像取得部110が取得する撮像画像から、判定対象範囲に含まれる各画素の輝度値を抽出し、抽出した輝度値の平均値を、判定対象範囲の撮像画像の明るさとして算出する。そして、開閉判定部120は、算出した平均値と所定の閾値を比較することで扉開閉判定を行う。扉開閉判定の、より詳細については後述する。
図2は、本実施形態におけるカゴ内状態監視装置の機能構成を示す概略ブロック図である。同図において、カゴ内状態監視装置100は、撮像画像取得部110と、開閉判定部120と、カゴ内状態判定部130と、音声信号出力部140と、判定結果送信部150とを具備する。また、カゴ内状態判定部130は、カゴ500に設置された撮像装置610と接続されている。音声信号出力部140は、カゴ500に設置されたスピーカー620と接続されている。また、カゴ500は、前扉510と、後扉520と、操作入力盤530とを具備する。
スピーカー620は、カゴ500の天井に設置されており、音声信号出力部140から電気信号にて出力される音声信号に従って音声を出力する。
なお、既設のエレベーター400にカゴ内状態監視装置100を設置する場合、スピーカー620は、既設のスピーカーであってもよいし、カゴ内状態監視装置100の設置に際して新たに設置されたものであってもよい。
同様に、開閉判定部120は、撮像画像取得部110が取得する、後扉520に対する判定対象範囲の撮像画像の明るさが、所定の明るさ以上に明るい場合に、後扉520が開状態にあると判定する。一方、開閉判定部120は、撮像画像取得部110が取得する、後扉520に対する判定対象範囲の撮像画像の明るさが、所定の明るさよりも暗い場合に、後扉520が閉状態にあると判定する。
本実施形態では、カゴ内状態判定部130は、カゴ500内における要注意状態の有無として、カゴ500内における暴れ動作状態の有無を判定する。カゴ内状態判定部130が行う判定の詳細については後述する。
同図において、図2の各部と同一の部分には同一の符号(100、500、510、520、530、610、620)を付して説明を省略する。
信号送受信盤420は、エレベーター400をモニターするための各種信号を、エレベーター400の外部に送信し、また、エレベーター400の外部から送信される、エレベーター400に対する制御信号を受信する。特に、信号送受信盤420は、カゴ内状態監視装置100(カゴ内状態判定部130)が暴れ動作ありと判定すると、暴れ動作状態を検出したことを示す信号を昇降機監視用モニター720に送信する。
撮像装置用BOX410は、撮像装置610から出力される撮像画像の信号を、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)など伝送用の画像信号に変換してITVモニター710および録画機器730に出力する。
ITVモニター710は、撮像装置610による撮像画像を表示する。
昇降機監視用モニター720は、エレベーター400のモニター情報を表示する。特に、昇降機監視用モニター720は、カゴ内状態監視装置100(カゴ内状態判定部130)が暴れ動作ありと判定すると、暴れ動作状態を検出したことを示す情報を表示する。
録画機器730は、撮像装置610による撮像画像を録画する。
図4は、前扉510が閉じた状態において当該前扉510をカゴ500の内側から見た形状の概略を示す正面図である。同図において、前扉510は、前左扉511と、前右扉512と、前左扉用シート513と、前右扉用シート514とを具備する。
前左扉511と前右扉512とは、それぞれ、ホーム階においてカゴ500内側から見て左と右とに開く扉である。
前左扉用シート513と前右扉用シート514とは、それぞれ、前左扉511と前右扉512とに貼られたシートである。
また、ホーム階にはエレベーター400(カゴ500)の内部よりも明るい照明が設けられている。このため、前扉510が開いた状態(前左扉511および前右扉512が開いた状態)の撮像装置610による撮像画像において、エレベーター400の外部の画像も、比較的明るく撮像される。
そこで、前扉510(前左扉511または前右扉512)に黒っぽいシート(前左扉用シート513または前右扉用シート514)を貼るなど、前扉510の明度を暗くする(黒っぽくする)。これにより、前扉510が閉じた状態と開いた状態とで、撮像装置610による撮像画像における明るさの差を大きくでき、開閉判定部120が、より正確に扉開閉判定を行えるようにできる。
また、図4に示すように、前扉510の上部を暗くすることで、撮像装置610が、カゴ500内の人または荷物等に遮られて当該暗い部分を撮像できないおそれを低減させることができる。これにより、開閉判定部120の扉開閉判定の精度向上を図ることができる。
後左扉521と後右扉522とは、それぞれ、改札階においてカゴ500内側から見て左と右とに開く扉である。
後左扉用シート523と後右扉用シート524とは、それぞれ、後左扉521と後右扉522とに貼られたシートである。
また、改札階にはエレベーター400(カゴ500)の内部よりも明るい照明が設けられている。このため、後扉520が開いた状態(後左扉521および後右扉522が開いた状態)の撮像装置610による撮像画像において、エレベーター400の外部の画像も、比較的明るく撮像される。
そこで、後扉520(後左扉521または後右扉522)に黒っぽいシート(後左扉用シート523または後右扉用シート524)を貼るなど、後扉520の明度を暗くする。これにより、後扉520が閉じた状態と開いた状態とで、撮像装置610による撮像画像における明るさの差を大きくし、開閉判定部120が、より正確に扉開閉判定を行えるようにできる。
また、図5に示すように、後扉520の上部を暗くすることで、撮像装置610が、カゴ500内の人または荷物等に遮られて当該暗い部分を撮像できないおそれを低減させることができる。これにより、開閉判定部120の扉開閉判定の精度向上を図ることができる。
図6は、扉にシートが貼られていない状態における、撮像装置610による撮像画像の例を示す図である。同図において、撮像装置610が撮像するカゴ500内の撮像画像には、前扉510(前左扉511および前右扉512)の画像と、後扉520(後左扉521および後右扉522)の画像と、操作入力盤530の画像とが含まれている。
同図に示す、扉にシートが貼られていない状態では、前扉510および後扉520は比較的明るく撮像されている。
前右扉512に前右扉用シート514が貼られていることで、前扉判定対象範囲A11の画像が比較的暗くなっている。同様に、後右扉522に後左扉用シート523が貼られていることで、後扉判定対象範囲A12の画像が比較的暗くなっている。
図8に示す撮像画像では、後扉520が開状態にあることで、図7に示す撮像画像の場合よりも後扉判定対象範囲A12の撮像画像が明るく撮像されている。
ここで、後左扉521に後左扉用シート523が貼られていることで、図7の場合と図8の場合との後扉判定対象範囲A12の明るさの差が、図6の該当部分と図8の後扉判定対象範囲A12との明るさの差よりも大きくなっている。これにより、開閉判定部120が行う後扉520の開閉判定の精度向上を図ることができる。
図9は、開閉判定部120が扉開閉判定を行う処理手順を示すフローチャートである。開閉判定部120は、定期的に同図の処理を行う。より具体的には、開閉判定部120は、後述する図12のステップS304において、同図の処理を行う。
次に、開閉判定部120は、ステップS101での判定結果に基づいて分岐を行う(ステップS102)。前扉510が閉状態にあると判定した場合(ステップS102:YES)、開閉判定部120は、後扉520の開閉判定を行う(ステップS111)。後扉520の開閉判定の詳細については、図10を用いて後述する。
その後、同図の処理を終了する。
その後、同図の処理を終了する。
より具体的には、開閉判定部120は、前扉510の開閉判定では、図7および図8で説明した前扉判定対象範囲A11の平均輝度値を算出する。また、開閉判定部120は、後扉520の開閉判定では、図7および図8で説明した後扉判定対象範囲A12の平均輝度値を算出する。例えば、撮像装置610による撮像画像における各画素の画素値が、明るい画素ほど大きい画素値を示すように設定されており、開閉判定部120は、平均輝度値として画素値の平均を算出する。
また、ホーム階と改札階とで使用されている照明が異なるなど、前扉510が開状態にある場合と後扉520が開状態にある場合とで、エレベーター400の外部の明るさが異なる場合も、開閉判定部120が、前扉510と後扉520とに個別の閾値を記憶しておいて開閉判定を行うことで、より正確に開閉判定を行い得る。
一方、開閉判定部120が、前扉510と後扉520とに共通の閾値を記憶することで、必要な記憶容量を少なくできる。
その後、同図の処理を終了する。
一方、ステップS202において、平均輝度値が輝度閾値よりも暗いことを示す値であると判定した場合(ステップS202:NO)、開閉判定部120は、判定対象の扉の開閉判定結果を閉状態とする(ステップS221)。
その後、同図の処理を終了する。
図11は、カゴ内状態監視装置100(カゴ内状態判定部130)による暴れ動作状態検出の例を示すグラフである。同図(a)の線L11は、開閉判定部120による扉開閉判定の結果を示す。同図(b)の線L12は、カゴ内状態判定部130が算出する動作量を示す。同図(b)の閾値h11(以下、「検出用動作量閾値」h11と称する)は、暴れ動作状態検出(すなわち、暴れ動作検出)のための動作量の閾値である。以下では、検出用動作量閾値h11以上の動作量を「暴れ被疑動作量」と称する。
同図(d)の線L14は、カゴ内状態判定部130による暴れ動作の有無の判定結果を示す。
ここで、扉開閉判定結果が開状態である場合(前扉510または後扉520が開いている場合)、エレベーター利用者の乗降により、カゴ内状態判定部130が算出する動作量が大きくなることが考えられる。
そこで、カゴ内状態判定部130は、扉開閉判定結果が開状態である場合を検出累積時間の測定対象から除外することで、エレベーター利用者の乗降を暴れ動作として検出する誤検出を防止している。
そこで、カゴ内状態判定部130は、単発的な動作量(例えば暴れ被疑動作量)ではなく、累積時間(本実施形態では検出累積時間)に基づいて暴れ動作を検出することで、単発的な動作の検出を抑制している。
そこで、カゴ内状態判定部130は、暴れ被疑動作量を検出しない連続時間(以下、「非検出連続時間」と称する)がリセット用時間閾値h13以上となると、検出累積時間を0に設定(ゼロリセット)することで、単発的な動作の検出を抑制している。
同図の処理において、まず、カゴ内状態判定部130は、検出累積時間を0に設定する(ステップS301)。また、カゴ内状態判定部130は、非検出連続時間を0に設定する(ステップS302)。
また、カゴ内状態判定部130は、非検出連続時間を0に設定する(ステップS322)。
その後、カゴ内状態監視装置100は、開閉判定部120が扉開閉判定を行う周期時間として設定されている所定時間の経過を待って(ステップS333)、ステップS303に戻る。
その後、ステップS333に進む。
例えば、エレベーター利用者がカゴ内に長時間滞留する状態である滞留状態の検出に本発明を適用することができる。例えば、駅構内に設置されてホーム階と改札階とを往復するエレベーターでは、いずれかの階に到着して扉が開く毎に全ての乗客がカゴ外に退出するのが通常であり、滞留状態は一種の要注意状態であると考えられる。特に、上述したエレベーター400のように、到着階によって開く扉が異なる貫通式エレベーターでは、利用者が、扉が開いたことに気付かずに滞留する事態が見受けられる。
そこで、カゴ内状態監視装置100が、滞留状態を検出し、扉が開いていることをカゴ内の利用者に通知することで、利用者を補助することができる。例えば、貫通式エレベーターにおいて、カゴ内状態監視装置100が、滞留状態を検出し、入場時と反対側の扉が開いていることをカゴ内の利用者に通知することで、貫通式エレベーターに不慣れな利用者を補助することができる。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
100 カゴ内状態監視装置
110 撮像画像取得部
120 開閉判定部
130 カゴ内状態判定部
140 音声信号出力部
150 判定結果送信部
Claims (7)
- エレベーターの扉の閉状態において当該扉の所定の部分に対応する固定の撮像範囲である判定対象範囲の撮像画像を取得する撮像画像取得部と、
前記撮像画像取得部が取得する前記判定対象範囲の撮像画像の明るさに基づいて、前記扉が開状態にあるか閉状態にあるかを判定する開閉判定部と、
前記扉が閉状態にあると前記開閉判定部が判定した場合、前記撮像画像取得部が取得する前記エレベーターのカゴ内の撮像画像に基づいて、前記エレベーターのカゴ内における人または物の動作量を算出し、当該動作量に基づいて、前記エレベーター内のカゴ内における人または物の状態を判定するカゴ内状態判定部と、
を具備し、
前記カゴ内状態判定部は、
前記動作量が検出用動作量閾値以上であると判定した累積時間をカウントアップし、
前記扉が開状態にあると前記開閉判定部が判定した場合、及び、前記動作量が前記検出用動作量閾値未満であると判定した場合のうち少なくともいずれかを満たす連続時間がリセット用時間閾値以上であると判定した場合、前記累積時間を0にリセットし、
前記累積時間が検出用時間閾値以上であると判定した場合、暴れ動作状態を検出したことを示す暴れ検出信号を出力する
ことを特徴とするカゴ内状態監視装置。 - 前記扉の前記所定の部分は、前記扉の閉状態において前記撮像画像取得部が取得する前記判定対象範囲の撮像画像の明るさが所定の明るさよりも暗くなる明度を有し、
前記開閉判定部は、前記撮像画像取得部が取得する前記判定対象範囲の撮像画像の明るさが前記所定の明るさ以上に明るい場合に、前記扉が開状態にあると判定し、前記撮像画像取得部が取得する前記判定対象範囲の撮像画像の明るさが前記所定の明るさよりも暗い場合に、前記扉が閉状態にあると判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載のカゴ内状態監視装置。 - 前記扉は貫通式エレベーターの扉であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカゴ内状態監視装置。
- 前記エレベーターは複数の扉を具備し、
前記撮像画像取得部は、前記複数の扉の各々について、当該扉の閉状態において当該扉の所定の部分に対応する固定の撮像範囲である判定対象範囲の撮像画像を取得し、
前記開閉判定部は、前記複数の扉の各々について、当該扉の閉状態において当該扉の所定の部分に対応する前記判定対象範囲の撮像画像の明るさに基づいて、当該扉が開状態にあるか閉状態にあるかを判定する、
ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のカゴ内状態監視装置。 - 前記扉の前記所定の部分には、当該扉の閉状態において前記撮像画像取得部が取得する前記判定対象範囲の撮像画像の明るさが前記所定の明るさよりも暗くなる明度を有するシートが貼られていることを特徴とする請求項3に記載のカゴ内状態監視装置。
- エレベーターのカゴ内の状態を監視するカゴ内状態監視装置のカゴ内状態監視方法であって、
前記エレベーターの扉の閉状態において当該扉の所定の部分に対応する固定の撮像範囲である判定対象範囲の撮像画像を取得する撮像画像取得ステップと、
前記撮像画像取得ステップにて取得する前記判定対象範囲の撮像画像の明るさに基づいて、前記扉が開状態にあるか閉状態にあるかを判定する開閉判定ステップと、
前記扉が閉状態にあると前記開閉判定ステップで判定した場合、前記撮像画像取得ステップで取得した前記エレベーターのカゴ内の撮像画像に基づいて、前記エレベーターのカゴ内における人または物の動作量を算出し、当該動作量に基づいて、前記エレベーター内のカゴ内における人または物の状態を判定するカゴ内状態判定ステップと、
を含み、
前記カゴ内状態判定ステップでは、
前記動作量が検出用動作量閾値以上であると判定した累積時間をカウントアップし、
前記扉が開状態にあると前記開閉判定ステップで判定した場合、及び、前記動作量が前記検出用動作量閾値未満であると判定した場合のうち少なくともいずれかを満たす連続時間がリセット用時間閾値以上であると判定した場合、前記累積時間を0にリセットし、
前記累積時間が検出用時間閾値以上であると判定した場合、暴れ動作状態を検出したことを示す暴れ検出信号を出力する
ことを特徴とするカゴ内状態監視方法。 - エレベーターのカゴ内の状態を監視するカゴ内状態監視装置を制御するコンピュータに、
前記エレベーターの扉の閉状態において当該扉の所定の部分に対応する固定の撮像範囲である判定対象範囲の撮像画像を取得する撮像画像取得ステップと、
前記撮像画像取得ステップにて取得する前記判定対象範囲の撮像画像の明るさに基づいて、前記扉が開状態にあるか閉状態にあるかを判定する開閉判定ステップと、
前記扉が閉状態にあると前記開閉判定ステップで判定した場合、前記撮像画像取得ステップで取得した前記エレベーターのカゴ内の撮像画像に基づいて、前記エレベーターのカゴ内における人または物の動作量を算出し、当該動作量に基づいて、前記エレベーター内のカゴ内における人または物の状態を判定するカゴ内状態判定ステップと、
を実行させ、
前記カゴ内状態判定ステップでは、
前記動作量が検出用動作量閾値以上であると判定した累積時間をカウントアップし、
前記扉が開状態にあると前記開閉判定ステップで判定した場合、及び、前記動作量が前記検出用動作量閾値未満であると判定した場合のうち少なくともいずれかを満たす連続時間がリセット用時間閾値以上であると判定した場合、前記累積時間を0にリセットし、
前記累積時間が検出用時間閾値以上であると判定した場合、暴れ動作状態を検出したことを示す暴れ検出信号を出力するよう動作させる
ためのプログラム。
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