JP5975719B2 - シールド構造体の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、シールド構造体の製造方法に関する。
例えば車両に配索されて用いられる電線として、金属細線を網目状に編んで形成された筒状の編組線によって芯線を覆い、一括してシールドしたシールド電線が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−312409号公報
図4は、従来のシールド構造体100の製造方法のうちのシールド部処理工程を説明するための説明図であり、図4(a)は編組端末処理工程を、図4(b)はシールドシェル固定工程を示している。図5は、従来のシールド構造体100の製造方法のうちの電線部処理工程を説明するための説明図であり、図5(a)は電線端末処理工程を、図5(b)は端子固定工程を示している。図6は、従来のシールド構造体100の製造方法のうちの電線挿入工程を説明するための説明図である。
まず、従来のシールド構造体100の構成を説明する。図6に示すシールド構造体100は、電線部110と、シールド部150と、を備えている。電線部110は、3本の芯線120と、該芯線120それぞれの一端に溶着固定されて相手方端子と接続する端子130と、芯線120を覆う絶縁被覆140と、を有している。シールド部150は、筒状の編組160と、両端に開口171,172を有する中空筒状に形成され、開口171,172のうちの一方の開口171を画成する一端の外周が編組160の一端によって覆われた状態で編組160に固定される金属製のシールドシェル170と、当該シールドシェル170の一端部の外周に配置されて加締められ、編組160とシールドシェル170とを圧着固定する金属製のシールドリング180と、を有している。そして、シールド部150が電線部110を覆うように配置され、編組160が絶縁被覆140を覆うことにより、シールド構造体100が構成されている。
図4〜図6を参照して、従来のシールド構造体100の製造方法を説明する。従来のシールド構造体100の製造方法は、図4に示すシールド部処理工程と、図5に示す電線部処理工程と、図6に示す電線挿入工程と、から成る。
シールド部処理工程は、図4(a)に示す、シールドリング180に貫通させた編組160の一端部を拡径させる編組端末処理工程と、図4(b)に示す、編組端末処理工程で得られた編組160の一端に、シールドリング180を加締めることによりシールドシェル170を圧着して固定させるシールドシェル固定工程と、から成る。
電線部処理工程は、図5(a)に示す、一方の端部における絶縁被覆140を除去して芯線120を露出させる電線端末処理工程と、図5(b)に示す、電線端末処理工程で得られた露出した芯線120に端子130を溶着固定させる端子固定工程と、から成る。シールド部処理工程と電線部処理工程とは別個に実行される。
図6に示す電線挿入工程では、シールド部処理工程で得られた、一端にシールドシェル170が固定された編組160に、該編組160の他端側から、電線部処理工程で得られた、芯線120の一端に固定された端子130を挿通していき、該端子130をシールドシェル170の開口171,172のうちの他方の開口172から導出させる。以上の工程により、シールド構造体100が製造される。
しがしながら、このような従来のシールド構造体100の製造方法では、電線挿通工程において編組160に端子130及び芯線120を挿通する作業が煩雑であり、作業性が良くないという問題点があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、作業性を向上したシールド構造体の製造方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るシールド構造体の製造方法は、下記(1)〜(2)を特徴としている。
(1) 複数本の芯線と、前記複数本の芯線の一端のそれぞれに個別に取付けられて相手方端子と接続する複数の端子と、前記複数本の芯線のそれぞれを個別に覆う複数の絶縁被覆と、前記複数の絶縁被覆を一括して覆う編組と、両端に開口を有する中空筒状に形成され、前記開口のうちの一方の開口を画成する一端の外周が前記編組の一端部によって覆われた状態で前記編組に取付けられるシールドシェルと、を備えるシールド構造体の製造方法であって、
前記シールドシェルを前記編組に取付けた後、前記複数の端子を、前記シールドシェルの他方の開口から導出された前記複数本の芯線の一端のそれぞれに取付ける、
こと。
(2)前記芯線の長手方向から視た場合に、前記シールドシェルの前記開口のうちの少なくとも一方の開口の外側に一部が位置する前記複数の端子を、前記複数本の芯線の一端のそれぞれに取付ける、
こと。
上記(1)の構成のシールド構造体の製造方法によれば、複数の端子を複数本の芯線の一端のそれぞれに取付ける前に、シールドシェルを編組に取付けるため、複数の端子及び複数本の芯線を編組に挿通する作業を要しない。このため、シールド構造体の製造過程における作業性を向上できる。
ところで、前述した従来のシールド構造体100の製造方法では、芯線120の長手方向から視た場合に、3つの端子130の一部が、シールドシェル170の開口171,172のうちの少なくとも一方の開口の外側に位置していると、作業者は、3つの端子130がシールドシェル170の開口171,172の内部に収まるように、例えば3つの端子130を重ね合うように束ねて、シールドシェル170の開口171,172に挿通する必要がある。このため、端子130をシールドシェルの開口171,172に挿通する作業が更に煩雑となる。また、端子130とシールドシェル170の開口171,172の寸法によっては、端子130をシールドシェル170の開口171,172に挿通できない場合もある。
これに対して、上記(2)の構成のシールド構造体の製造方法によれば、複数の端子を複数本の芯線の一端のそれぞれに取付ける前に、シールドシェルを編組に取付けるため、複数の端子及び複数本の芯線を編組に挿通する作業を要しない。このため、芯線の長手方向から視た場合に、シールドシェルの開口のうちの少なくとも一方の開口の外側に一部が位置する複数の端子を用いた場合であっても、シールド構造体の製造過程における作業が煩雑となることを防止できる。したがって、シールド構造体の製造過程における作業性を向上できる。
本発明に係るシールド構造体の製造方法によれば、作業性を向上したシールド構造体の製造方法を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態に係るシールド構造体1の構成を説明するための説明図である。 図2は、端子3とシールドシェル7の寸法の関係を示すための説明図であり、図1における端子3及びシールド7を図1における上側から視た図である。 図3は、本実施形態に係るシールド構造体1の製造方法を説明するための説明図であり、図3(a)はシース除去工程を、図3(b)は加締め部材取付け工程を、図3(c)は編組端末処理工程を、図3(d)は加締め部材圧着工程を、図3(e)は端子取付け工程を示している。 図4は、従来のシールド構造体100の製造方法のうちのシールド部処理工程を説明するための説明図であり、図4(a)は編組端末処理工程を、図4(b)はシールドシェル固定工程を示している 図5は、従来のシールド構造体100の製造方法のうちの電線部処理工程を説明するための説明図であり、図5(a)は電線端末処理工程を、図5(b)は端子固定工程を示している。 図6は、従来のシールド構造体100の製造方法のうちの電線挿入工程を説明するための説明図である。
本発明に係るシールド構造体1の製造方法の具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
図1は、本実施形態に係るシールド構造体1の構成を説明するための説明図である。
まず、本実施形態に係るシールド構造体1の構成を説明する。本実施形態に係るシールド構造体1は、例えば自動車等の車両に配索され、車両に搭載されたバッテリーと所定の接続箇所とを電気的に接続するために用いられる。
図1に示すシールド構造体1は、3本の芯線2a,2b,2cから成る芯線2と、各芯線2a,2b,2cの一端に取付けられて相手方端子(図示せず。)と接続する3つの端子3a,3b,3cから成る端子3と、芯線2を覆う絶縁被覆4と、絶縁被覆4を覆う編組5と、編組5を覆うシース6と、両端に開口71,72を有する中空筒状に形成され、開口71,72のうちの一方の開口71を画成する一端の外周が編組5の一端部によって覆われた状態で編組5に取付けられる金属製のシールドシェル7と、当該シールドシェル7の一端部の外周に配置されて加締められ、編組5とシールドシェル7とを圧着固定する金属製のシールドリング8と、を備えている。端子3は、シールドシェル7の他方の開口72から導出された芯線2の一端に取付けられている。
芯線2は、導電性材料から成る線状部材である。尚、本実施形態に係るシールド構造体1は、3本の芯線2a,2b,2cが一括してシールドされた構成であるが、単芯、2芯、又は4芯以上の芯線が一括してシールドされた構成としてもよい。
端子3は、各芯線2a,2b,2cの一端に取付けられる3つの端子3a,3b,3cから成る。端子3a,3b,3cは、それぞれ板状に形成された芯線接続部31a,31b,31cと、芯線接続部31a,31b,31cからそれぞれ延設され、芯線接続部31a,31b,31cよりも幅広の板状に形成された端子接続部32a,32b,32cと、を有している。図1に示すように、端子接続部32aは芯線接続部31aの下面の図1における右端で接続され、端子接続部32bは芯線接続部31bの下面の図1における中央で接続され、端子接続部21cは芯線接続部31cの下面の図1における左端で接続されている。芯線接続部31a,31b,31cは、例えば超音波溶着により各芯線2a,2b,2cの一端に取付けられている。端子接続部32a,32b,32cは、相手方端子との接続のために用いられる。端子接続部32a,32b,32cの中央付近には、孔33a,33b,33cが穿たれている。例えば、端子接続部32a,32b,32cは、孔33a,33b,33cが相手方端子としてのバッテリーのスタッドボルトにそれぞれ貫通された状態で該スタッドボルトに対して固定されることにより、バッテリーとシールド構造体1とを電気的に接続する。
絶縁被覆4は、絶縁性材料により筒状に形成され、芯線2を覆っている。編組5は、金属細線を網目状に編むことにより、筒状に形成されている。編組5は、芯線2を覆う絶縁被覆4を更に覆っている。シース6は、絶縁被覆層であり、絶縁性材料により筒状に形成され、芯線2及び絶縁被覆4を覆う編組5を更に覆っている。本実施形態に係るシールド構造体1は、このように芯線2を最内層として、外側に向けて絶縁被覆4、編組5、シース6が順に積層されて構成されるシールド電線10に対して、シールドシェル7及び端子3が取付け固定されたものである。
シールドシェル7は、金属材料により中空筒状に一体に形成され、円形状且つ同一形状の開口71,72を有している。シールドシェル7の外面における開口71側の端部には、金属材料により中空筒状に形成された加締め部材であるシールドリング8を加締め付けるための加締め溝(図示せず。)が、全周に亘って形成されている。シールドシェル7の外面の一部である加締め溝とシールドリング8との間に編組5の一端部が全周に亘って挟み込まれるように、シールドリング8が加締め溝に加締め付けられていることにより、編組5がシールドシェル7に圧着固定されている。即ち、シールドシェル7は、開口71を画成する一端の外周が編組5の端部によって覆われた状態で、編組5に取付けられている。
図2は、端子3とシールドシェル7の寸法の関係を示すための説明図であり、図1における端子3及びシールドシェル7を図1における上側から視た図である。
図2に示すように、図1における上側から視た場合に、即ち芯線2の長手方向から視た場合に、端子3の一部がシールドシェル7の開口71,72の外側に位置している。より詳しくは、端子3a及び端子3cの一部がシールドシェル7の開口71,72の外側に位置している。
次に、図3を参照して、本実施形態に係るシールド構造体1の製造方法を説明する。図3は、本実施形態に係るシールド構造体1の製造方法を説明するための説明図であり、図3(a)はシース除去工程を、図3(b)は加締め部材取付け工程を、図3(c)は編組端末処理工程を、図3(d)は加締め部材圧着工程を、図3(e)は端子取付け工程を示している。
本実施形態に係るシールド構造体1の製造方法は、シールド電線10のシース6を一部除去するシース除去工程と、シース除去工程で得られたシールド電線10にシールドリング8を取付ける加締め部材取付け工程と、加締め部材取付け工程で得られたシールド電線10における編組5の一端を端末処理する編組端末処理工程と、シールドリング8を加締めることにより編組端末処理工程で得られたシールド電線10にシールドシェル7を取付ける加締め部材圧着工程と、加締め部材圧着工程で得られたシールド電線10に端子3を取付ける端子取付け工程と、を順に実施することにより実現される。以下では、この順に各工程を説明する。以下、シールド構造体1の製造方法の説明に際して、製造に係る作業を作業者が実施する態様を説明するが、本発明の実施態様はこれに限られない。例えば、製造に係る作業の一部又は全てが製造装置により為される態様であってもよい。
シース除去工程では、作業者は、図3(a)に示すように、シールド電線10の一端におけるシース6を除去して編組5を露出させる。このとき、編組5がほつれることを防止するために、末端にはテープ巻きを行う。図3(a)における符号9は、末端に巻かれたテープ9を示している。
加締め部材取付け工程では、作業者は、図3(b)に示すように、シース除去工程で得られたシールド電線10にシールドリング8を取付ける。より具体的には、作業者は、シールドリング8を、露出されている編組5に前記一端側から所定の位置まで挿通する。
編組端末処理工程では、作業者は、図3(c)に示すように、テープ9を除去した後、編組5の一端部を拡径する方向に押し広げる。作業者は、その後、シールドリング8を編組5に沿って移動させ、所定の位置に配置する。編組端末処理工程により、図3(c)に示すように、前記一端側の絶縁被覆4が編組5から露出する。
加締め部材圧着工程では、作業者は、図3(d)に示すように、編組端末処理工程で得られたシールド電線10に、シールドシェル7を前記一端側から挿通する。作業者は、シールドシェル7の加締め溝とシールドリング8との間に、編組端末処理工程で押し広げられた編組5の一端部が全周に亘って位置するように、シールドシェル7及びシールドリング8を配置する。その後、作業者は、シールドリング8を加締め、シールドシェル7の加締め溝とシールドリング8との間に編組5の一端部が全周に亘って挟み込まれるように、シールドリング8を加締め溝に取付ける。
端子取付け工程では、作業者は、図3(e)に示すように、加締め部材圧着工程で得られたシールド電線10に端子3を取付ける。より具体的には、作業者は、シールドシェル7の開口72からシールド電線10の前記一端側を導出し、導出したシールド電線10の前記一端側の絶縁被覆4を除去して芯線2を露出させる。その後、作業者は、露出した芯線2a,2b,2cに端子3a,3b,3cをそれぞれ溶着して固定させる。
以上説明したシールド構造体1の製造方法により、芯線2及び端子3を編組5に挿通することなく、本実施形態に係るシールド構造体1が製造される。
以下では、本実施形態に係るシールド構造体1の製造方法の作用及び効果を説明する。
本実施形態に係るシールド構造体1の製造方法は、少なくとも1本の芯線2と、芯線2の一端に取付けられて相手方端子と接続する少なくとも1つの端子3と、芯線2を覆う編組5と、両端に開口71,72を有する中空筒状に形成され、開口71,72のうちの一方の開口71を画成する一端の外周が編組5の一端部によって覆われた状態で編組5に取付けられるシールドシェル7と、を備えるシールド構造体1の製造方法であって、シールドシェル7を編組5に取付けた後、端子3を、シールドシェル7の他方の開口72から導出された芯線2の前記一端に取付ける。
本実施形態に係るシールド構造体1の製造方法では、端子3を芯線2の一端に取付ける前に、シールドシェル7を編組5に取付けるため、端子3及び芯線2を編組5に挿通する作業を要しない。このため、本実施形態に係るシールド構造体1の製造方法によれば、作業性を向上したシールド構造体の製造方法を提供できる。
また、本実施形態に係るシールド構造体1の製造方法は、芯線2の長手方向から視た場合に、シールドシェル7の開口71,72のうちの少なくとも一方の開口の外側に一部が位置する端子3を、芯線2の前記一端に取付ける。
本実施形態に係るシールド構造体1の製造方法によれば、端子3を芯線2の一端に取付ける前に、シールドシェル7を編組5に取付けるため、端子3及び芯線2を編組5に挿通する作業を要しない。このため、芯線の2長手方向から視た場合に、シールドシェル7の開口71,72のうちの少なくとも一方の開口の外側に一部が位置する端子3を用いた場合であっても、シールド構造体1の製造過程における作業が煩雑となることを防止できる。したがって、シールド構造体の製造過程における作業性を向上できる。
尚、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態は、本発明の技術的範囲内で種々の変形や改良等を伴うことができる。
例えば、本実施形態に係るシールド構造体1では、芯線2の長手方向から視た場合に、端子3の一部がシールドシェル7の開口71,72の外側に位置している構成としたが、芯線2の長手方向から視た場合に、端子3の全てがシールドシェル7の開口71,72の内側に位置している構成としてもよい。当該構成とした場合であっても、本実施形態に係るシールド構造体1の製造方法によれば、端子3を芯線2の一端に取付ける前に、シールドシェル7を編組5に取付けるため、端子3及び芯線2を編組5に挿通する作業を要しない。このため、作業性を向上したシールド構造体の製造方法を提供できる。
また、本実施形態に係るシールド構造体1では、シールドシェル7の開口71,72が同形状であり、芯線2の長手方向から視た場合に、端子3の一部がシールドシェル7の開口71,72の双方の外側に位置している構成としたが、シールドシェル7の開口71,72は同形状でなくても構わない。端子3の一部がシールドシェル7の開口71,72のうちの少なくとも一方の開口の外側に位置する構成であればよい。
また、本実施形態に係るシールド構造体1では、芯線接続部31a,31b,31cが、溶着により各芯線2a,2b,2cに取付けられている構成としたが、芯線接続部31a,31b,31cが、圧着により各芯線2a,2b,2cに取付けられている構成としてもよい。
また、本実施形態に係るシールド構造体1の先端には、端子3を収容して相手方コネクタと嵌合するコネクタを更に取り付けてもよい。より具体的には、本実施形態に係るシールド構造体1に、防水性を保つための防水部材をシールド構造体1の先端側から挿通した後、コネクタが有するコネクタハウジングに端子3を挿入して係合させることによって、シールド構造体1の先端にコネクタを取付けてもよい。或いは、本実施形態に係るシールド構造体1に、防水性を保つめの防水部材をシールド構造体1の先端側から挿通した後、モールド成形によりシールド構造体1の先端にハウジングを成形するモールド工程によって、シールド構造体1の先端にコネクタを取付けてもよい。
1 シールド構造体
2 芯線
2a 芯線
2b 芯線
2c 芯線
3 端子
3a 端子
3b 端子
3c 端子
31a 芯線接続部
31b 芯線接続部
31c 芯線接続部
32a 端子接続部
32b 端子接続部
32c 端子接続部
33a 孔
33b 孔
33c 孔
4 絶縁被覆
5 編組
6 シース
7 シールドシェル
71 開口
72 開口
8 シールドリング
9 テープ
10 シールド電線
100 シールド構造体
110 電線部
120 芯線
130 端子
140 絶縁被覆
150 シールド部
160 編組
170 シールドシェル
171 開口
172 開口
180 シールドリング

Claims (2)

  1. 複数本の芯線と、前記複数本の芯線の一端のそれぞれに個別に取付けられて相手方端子と接続する複数の端子と、前記複数本の芯線のそれぞれを個別に覆う複数の絶縁被覆と、前記複数の絶縁被覆を一括して覆う編組と、両端に開口を有する中空筒状に形成され、前記開口のうちの一方の開口を画成する一端の外周が前記編組の一端部によって覆われた状態で前記編組に取付けられるシールドシェルと、を備えるシールド構造体の製造方法であって、
    前記シールドシェルを前記編組に取付けた後、前記複数の端子を、前記シールドシェルの他方の開口から導出された前記複数本の芯線の一端のそれぞれに取付ける、
    ことを特徴とするシールド構造体の製造方法。
  2. 前記芯線の長手方向から視た場合に、前記シールドシェルの前記開口のうちの少なくとも一方の開口の外側に一部が位置する前記複数の端子を、前記複数本の芯線の一端のそれぞれに取付ける、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシールド構造体の製造方法。
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