JP5971033B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、表示行に対する総行数の割合が大きくなっても、意図した量のテキスト行を快適にスクロールすることができるスクロールシステムを提供することを課題とし、入力装置、データ処理装置及び出力装置を含み、データ処理装置は、操作切換手段と、拡張スクロール手段を備え、操作切換手段は、入力装置からの文字入力等で行が増加し、総行数に対する表示行数の割合がある一定の値を下回った場合に、従来の通常スケールスクロールバーに加えて拡大スケールスクロールバーを表示し、拡張スクロール手段は、操作切換手段で拡大スケールスクロールバーが表示された場合、通常スケールスクロールバーと拡大スケールスクロールバーの相互関係に基づくスクロール処理とそれらの連動を行い、以上の動作に伴い、スクロールバーが出力装置に表示され、スクロール操作が行われることが開示されている。
特開平11−345061号公報
本発明は、スクロールバー内の領域に応じて、スクロールボックスの移動量と表示内容の移動量との対応関係を異ならせてスクロールするようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、スクロールバー内の領域に対応させて、スクロールボックスの移動量と該スクロールボックスの移動に伴ってスクロールする表示内容の移動量との対応関係を示す値である変分率を記憶する記憶手段と、スクロールバーに対する操作を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた操作が前記スクロールバーの2箇所に対する操作である場合は、該2箇所に対する操作の開始位置と終了位置に基づいて、前記記憶手段に記憶されている変分率を変化させる変分率変化手段を具備し、前記変分率変化手段は、開始位置の2箇所間の距離と終了位置の2箇所間の距離との比率に基づいて、該開始位置の2箇所で囲まれる領域における第1の変分率と該領域以外のスクロールバー内の領域における第2の変分率とを異ならせることを特徴とする情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記スクロールボックスを移動させる操作を受け付けた場合は、該スクロールボックスが位置する前記スクロールバー内の領域に基づいて、前記記憶手段に記憶されている変分量を抽出し、該変分量に応じて前記表示内容をスクロールさせるスクロール手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項の発明は、前記変分率変化手段は、開始位置の2箇所間の距離よりも終了位置の2箇所間の距離が長くなる場合は、前記第1の変分率を少なく変化させ、前記第2の変分率を多く変化させることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置である。
請求項の発明は、前記変分率変化手段は、開始位置の2箇所間の距離よりも終了位置の2箇所間の距離が短くなる場合は、前記第1の変分率を多く変化させ、前記第2の変分率を少なく変化させることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置である。
請求項の発明は、コンピュータを、スクロールバー内の領域に対応させて、スクロールボックスの移動量と該スクロールボックスの移動に伴ってスクロールする表示内容の移動量との対応関係を示す値である変分率を記憶する記憶手段と、スクロールバーに対する操作を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた操作が前記スクロールバーの2箇所に対する操作である場合は、該2箇所に対する操作の開始位置と終了位置に基づいて、前記記憶手段に記憶されている変分率を変化させる変分率変化手段として機能させ、前記変分率変化手段は、開始位置の2箇所間の距離と終了位置の2箇所間の距離との比率に基づいて、該開始位置の2箇所で囲まれる領域における第1の変分率と該領域以外のスクロールバー内の領域における第2の変分率とを異ならせることを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項の発明は、前記コンピュータを、前記スクロールボックスを移動させる操作を受け付けた場合は、該スクロールボックスが位置する前記スクロールバー内の領域に基づいて、前記記憶手段に記憶されている変分量を抽出し、該変分量に応じて前記表示内容をスクロールさせるスクロール手段としてさらに機能させるための請求項に記載のプログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、スクロールバー内の領域に応じて、スクロールボックスの移動量と表示内容の移動量との対応関係を異ならせることができる。また、操作の開始位置の2箇所で囲まれる領域における変分率とその領域以外での変分率を異ならせることができる。
請求項2の情報処理装置によれば、スクロールバー内の領域に応じて、スクロールボックスの移動量と表示内容の移動量との対応関係を異ならせてスクロールすることができる。
請求項の情報処理装置によれば、開始位置の2箇所間の距離よりも終了位置の2箇所間の距離を長くする操作をした場合は、第1の変分率を少なく変化させ、第2の変分率を多く変化させることができる。
請求項の情報処理装置によれば、開始位置の2箇所間の距離よりも終了位置の2箇所間の距離を短くする操作をした場合は、第1の変分率を多く変化させ、第2の変分率を少なく変化させることができる。
請求項の情報処理プログラムによれば、スクロールバー内の領域に応じて、スクロールボックスの移動量と表示内容の移動量との対応関係を異ならせることができる。また、操作の開始位置の2箇所で囲まれる領域における変分率とその領域以外での変分率を異ならせることができる。
請求項の情報処理プログラムによれば、スクロールバー内の領域に応じて、スクロールボックスの移動量と表示内容の移動量との対応関係を異ならせてスクロールすることができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理対象となる表示画面内のスクロールバーの例を示す説明図である。 本実施の形態による処理対象となる表示画面内のスクロールバーの例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 スクロールエリア内の領域毎の変分率カーブのグラフ例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御することを意味する。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意味を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理装置は、スクロール処理を行うものであって、図1の例に示すように、コマンド受付装置110、データ処理装置100、出力装置150を有している。
エディタ、ワープロ、ブラウザなどのスクロール可能な情報処理装置では、テキストの内容が多すぎて1画面に表示できないときは、スクロールバーを用いて表示画面を上下左右に移動し、残りの非表示部分を表示していた。スクロールバーは表示画面の端(一般的には右端又は下端)に表示され、そのスクロールバーにはスクロールボックス(スクロールのつまみ)とスクロール矢印とが付いている。テキストは、スクロール矢印をクリックすると予め定められた行数分(例えば、1行ずつ)移動し、またスクロール矢印を押したままにすると、1秒間に予め定められた行数の早さでスクロールする。アプリケーションによっては、1回のクリックで1画面分だけ上又は下に移動する機能を持つスクロールバーもある。この表示画面の移動に伴いスクロールボックスも移動するが、スクロールバーには、スクロールバー自体の長さ、スクロールボックスの位置、スクロールボックスの長さに関係する属性がある。すなわちスクロールバーの上端から下端までのスクロール範囲は、総行数の大きさを表し、スクロールボックスの長さは総行数に対する表示行数の大きさを表し、スクロールボックスの位置はウィンドウ内で現在表示されている部分(作業域)のテキスト全体におけるおおよその位置を示している。
また、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などの事務機器、スマートフォン等の携帯電話等でもこのスクロール機能とタッチパネルを組み合わせたパネルが採用されることがある。この場合はスクロールバーが表示されている部分のタッチパネルを指やペンで操作することで、スクロール動作の指示が行われている。
コマンド受付装置110は、コマンド解析モジュール120と接続されている。コマンド受付装置110は、画面上のアイテム(ボタン、スクロールバーなど)に対するユーザー操作を受け付ける装置である。例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等によって構成されている。スクロールバーに対する操作を受け付ける。ここで、「スクロールバーに対する操作」には、スクロールバーそのものに対する操作の他、スクロールバー内のアイテム(スクロールボックス、スクロール矢印、スクロールバーレール等)に対する操作も含まれる。
データ処理装置100は、コマンド解析モジュール120、スクロールエリア変分分布記憶モジュール130、スクロールモジュール140を有している。なお、データ処理装置100は、スクロールエリア変分分布記憶モジュール130内の変分率を変化させるためにコマンド解析モジュール120、スクロールエリア変分分布記憶モジュール130だけの構成であってもよいし、スクロールエリア変分分布記憶モジュール130内の変分率にしたがってスクロール処理をするためにスクロールエリア変分分布記憶モジュール130、スクロールモジュール140だけの構成であってもよい。
コマンド解析モジュール120は、コマンド受付装置110、スクロールエリア変分分布記憶モジュール130、スクロールモジュール140と接続されている。コマンド解析モジュール120は、コマンド受付装置110によって受け付けられた操作パターン(ドラッグ、タップ、ピンチアウト、ピンチインなど)を解析し、スクロールモジュール140で実行すべき処理を決定しスクロールモジュール140に送信する。
コマンド解析モジュール120は、コマンド受付装置110によって受け付けられた操作がスクロールバーの2箇所に対する操作である場合は、その2箇所に対する操作の開始位置と終了位置に基づいて、スクロールエリア変分分布記憶モジュール130に記憶されている変分率を変化させる。ここで、「スクロールバーの2箇所に対する操作」としては、例えば、タッチパネルに対する操作の場合は、2本指でつまむ操作(ピンチ(pinch))がある。「2箇所に対する操作の開始位置と終了位置に基づいて」とは、ピンチアウト(pinch−out、ピンチオープン(pinch−open)ともいわれる)又はピンチイン(pinch−in、ピンチクローズ(pinch−close)ともいわれる)の操作において、最初に指を置いた位置(開始位置)と指を離した位置(終了位置)に応じての意味であって、詳細については以下に説明する。なお、ピンチアウトは、2本の指を画面上に載せて指と指の間を広げる動作のことである。一般的に、これは「拡大」を意味する操作となっている。ピンチインは、ピンチアウトとは逆に、2本の指を画面上に載せてその間隔を縮める動作のことである。一般的に、これは「縮小」を意味する操作となっている。
つまり、コマンド解析モジュール120は、スクロールエリア(スクロールバー内の領域)に対するピンチアウト操作(又はピンチイン操作)を解析し、ピンチアウト量(又はピンチイン量)に比例してスクロールエリア内の領域毎のスクロール移動割合を計算し、その結果をスクロールエリア変分分布記憶モジュール130に格納する機能を有している。
また、コマンド解析モジュール120は、開始位置の2箇所間の距離と終了位置の2箇所間の距離との比率に基づいて、その開始位置の2箇所で囲まれる領域における第1の変分率とその領域以外のスクロールバー内の領域における第2の変分率とを異ならせるようにしてもよい。ここで、「開始位置の2箇所間の距離と終了位置の2箇所間の距離との比率に基づいて」とは、最初に2本の指を置いた位置間の距離A、そして2本の指を離した位置間の距離Bにおいて、距離A対距離Bの比率のことをいう。この比率が拡大率又は縮小率に該当する。「開始位置の2箇所で囲まれる領域」とは、最初に2本の指を置いた位置間のスクロールバー内の領域をいう。
また、コマンド解析モジュール120は、開始位置の2箇所間の距離よりも終了位置の2箇所間の距離が長くなる場合は、第1の変分率を少なく変化させ、第2の変分率を多く変化させるようにしてもよい。ここで、「開始位置の2箇所間の距離よりも終了位置の2箇所間の距離が長くなる場合」とは、いわゆるピンチアウトの操作をいう。「第1の変分率を少なく変化」とは、開始位置の2箇所で囲まれる領域における変分率をピンチアウト前よりも少なく(小さく)することをいう。「変分率を少なくする」とは、ピンチアウト前よりもスクロールボックスの移動量に対する内容の移動量を少なくすることをいう。したがって、スクロールボックスを多く動かしても以前ほど内容のスクロール量は多くない。「第2の変分率を多く変化」とは、開始位置の2箇所で囲まれる領域以外の領域(ピンチアウトで囲まれた領域以外の領域)における変分率をピンチアウト前よりも多く(大きく)することをいう。「変分率を多くする」とは、ピンチアウト前よりもスクロールボックスの移動量に対する内容の移動量を多くすることをいう。したがって、スクロールボックスを少なく動かしても以前より内容のスクロール量が多くなる。
また、コマンド解析モジュール120は、開始位置の2箇所間の距離よりも終了位置の2箇所間の距離が短くなる場合は、第1の変分率を多く変化させ、第2の変分率を少なく変化させるようにしてもよい。ここで、「開始位置の2箇所間の距離よりも終了位置の2箇所間の距離が短くなる場合」とは、いわゆるピンチインの操作をいう。「第1の変分率を多く変化」とは、開始位置の2箇所で囲まれる領域における変分率をピンチイン前よりも多くすることをいう。「変分率を多くする」とは、ピンチイン前よりもスクロールボックスの移動量に対する内容の移動量を多くすることをいう。したがって、スクロールボックスを少なく動かしても以前より内容のスクロール量が多くなる。「第2の変分率を少なく変化」とは、開始位置の2箇所で囲まれる領域以外の領域(ピンチインで囲まれた領域以外の領域)における変分率をピンチイン前よりも少なくすることをいう。「変分率を少なくする」とは、ピンチイン前よりもスクロールボックスの移動量に対する内容の移動量を少なくすることをいう。したがって、スクロールボックスを多く動かしても以前ほど内容のスクロール量は多くない。
スクロールエリア変分分布記憶モジュール130は、コマンド解析モジュール120、スクロールモジュール140と接続されている。スクロールエリア変分分布記憶モジュール130は、スクロールエリア内の複数に分割された領域毎に、スクロールバードラッグ時のスクロール移動割合を記憶する。スクロールエリア変分分布記憶モジュール130は、スクロールバー内の領域に対応させて、スクロールボックスの移動量とそのスクロールボックスの移動に伴ってスクロールする表示内容の移動量との対応関係を示す値である変分率を記憶する。ここで、「スクロールバー内の領域」とは、スクロールバーをスクロールボックスが移動可能な方向(縦置きのスクロールバーである場合は縦方向、横置きのスクロールバーである場合は横方向)に複数個の領域に分けたものである。各領域は、同じ大きさであってもよいし、異なる大きさであってもよい。スクロールエリア変分分布記憶モジュール130が記憶するデータについては、例えば、変分分布テーブル700がある。詳細については、図7の例を用いて後述する。
スクロールモジュール140は、コマンド解析モジュール120、スクロールエリア変分分布記憶モジュール130、出力装置150と接続されている。スクロールモジュール140は、スクロールバーが操作されたときの処理を実行する。そして、スクロールエリア変分分布記憶モジュール130に格納されている変分率(スクロール移動割合)を元に、領域毎にスクロール移動量を変化させる機能を有する。具体的には、スクロールボックスを移動させる操作を受け付けた場合は、そのスクロールボックスが位置するスクロールバー内の領域に基づいて、スクロールエリア変分分布記憶モジュール130に記憶されている変分率を抽出し、その変分率に応じて表示内容をスクロールさせる。スクロールエリア変分分布記憶モジュール130には、領域と変分率とを対応させて記憶しているので、領域に対応する変分率を抽出する。そして、抽出した変分率に応じたスクロール量で内容をスクロールする。
出力装置150は、スクロールモジュール140と接続されている。出力装置150は、GUI(Graphical User Interface)機能を有する情報処理装置において、GUI画面を表示するための装置である。例えば、液晶ディスプレイ等によって構成されている。
図2は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS202では、コマンド受付装置110が、スクロールエリアに対して操作があったか否かを判断し、あった場合はステップS204へ進み、なかった場合は、あるまで待機する。
ステップS204では、コマンド解析モジュール120が、操作内容を判断し、1箇所タップの場合はステップS206へ進み、スクロールバードラッグ(スクロールボックスを移動させる操作)の場合はステップS208へ進み、ピンチアウトの場合はステップS210へ進む。
ステップS206では、コマンド解析モジュール120が、タップ位置を元に、ページアップ又はページダウンを判断し、スクロール量を計算する。
ステップS208では、コマンド解析モジュール120が、スクロールエリア変分分布より、スクロール量を計算する。
ステップS210では、コマンド解析モジュール120が、ピンチアウト量から、スクロールエリア変分分布データを算出する。
ステップS212では、コマンド解析モジュール120が、スクロールエリア変分分布データをスクロールエリア変分分布記憶モジュール130に格納する。
ステップS214では、スクロールモジュール140が、文書全体に対する現表示位置とスクロールエリア変分分布データを元に、スクロールボックスの表示位置とスクロールボックスの長さを算出する。
ステップS216では、出力装置150が、算出されたスクロール量、スクロールボックスの表示位置、スクロールボックスの長さを元に描画データを作成し表示する。
図3は、変分分布の算出処理の例を示すフローチャートである。
ステップS302では、ピンチアウト操作開始時の、タッチ位置を取得する(2箇所)。
ステップS304では、タッチ位置より、スクロールエリア変分分布記憶モジュール130上のどの領域に該当するのかを算出する(2箇所)。そして、算出結果として操作開始時の領域データを出力し、操作開始時の領域データはステップS310、ステップS312で用いられる。
ステップS306では、ピンチアウト操作終了時のタッチ位置を取得する。
ステップS308では、ピンチアウト操作開始時と操作終了時のタッチ間隔の変化量を算出する(タッチ内側と外側それぞれの変化量)。そして、算出結果として変分率データを出力し、変分率データはステップS310、ステップS312で用いられる。
ステップS310では、操作開始時の領域2箇所に囲まれた各領域について、ピンチアウト操作前後の変化量を元に、拡大比率を割り算することで、新たな変分率を決定する。
ステップS312では、操作開始時の領域2箇所を含む外側領域の変化量を元に、縮小比率を割り算することで、外側の各領域に対する新たな変分率を決定する。操作開始時の領域2か所を含む外側の各領域について、ピンチアウト操作前後の変化量を元に縮小比率を割算することで新たな変分率を決定する。
ステップS314では、スクロールエリア変分分布記憶モジュール130に算出した領域毎の変分率を格納する。
図4は、本実施の形態による処理対象となる表示画面400内のスクロールバー410の例を示す説明図である。
表示画面400は、ファックス、複合機等における操作パネルに表示されるアドレス帳である。表示画面400の右側にスクロールバー410があり、そのスクロールバー410内には、スクロール矢印上430、スクロール矢印下440、スクロールボックス420、スクロールバーレール(上)422、スクロールバーレール(下)424がある。
スクロールボックス420を上下に移動させる操作(スクロール矢印上430、スクロール矢印下440、スクロールバーレール(上)422、スクロールバーレール(下)424を選択する操作であってもよい)があった場合は、その操作に合わせてスクロールバー410の左側に位置するアドレス帳の内容(宛先リスト)をスクロールする。
このスクロールボックス420の長さ(この例では高さ)は、「現在表示中の行数」÷「総行数」の値に比例して決定されるのが一般的である。図4の例では、例えば数千行のうちの5行を表示しているため、スクロールボックス420の長さは短いものになっている。この状態では、スクロールボックス420自体を選択することが困難となっており、スクロールボックス420の移動で内容は大きく移動することにもなる。
図5は、本実施の形態による処理対象となる表示画面400内のスクロールバー410の例を示す説明図である。これは、図4の状態で、ピンチアウトの操作が行われた場合を示している。つまり、スクロールバーレール(上)422とスクロールバーレール(下)424に指を置いて(スクロールボックス420を囲んで)広げる操作が行われた場合を示している。この場合、スクロールボックス420はスクロールボックス520のように、上下に大きくなる。これは、その領域において現在表示している内容の占める割合が、図4の場合に比べて大きくなったことを示している。なお、図5の例からも明らかなように、ピンチアウト等の操作が行われた後に、スクロールバー410とは別のスクロールバー(例えば、特許文献1に記載の拡大スケールスクロールバー)が表示されているわけではない。
図6は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。図6(a)の例は、ピンチアウトの開始位置(指610aと指620aが指し示す位置)を示している。そして、図6(b)の例は、ピンチアウトの終了位置(指610aと指620aを広げた結果の位置、つまり指610bと指620bが指し示す位置)を示している。この例では、スクロールバー410内の領域3と領域5を開始位置として、2倍に広げたとする。また、ピンチアウトの操作後は、スクロールボックス420もスクロールボックス520のように大きくなっている。
図7は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。
図7(a)の例は、スクロールエリア変分分布記憶モジュール130に記憶されている変分分布テーブル700を示している。変分分布テーブル700は、スクロールエリア内の領域カテゴリ欄710、変分欄720を有している。スクロールエリア内の領域カテゴリ欄710は、スクロールバー410内の領域を本実施の形態において一意に識別できる領域の識別情報を記憶している。変分欄720は、その領域に対応する変分率を記憶している。図7(a)の例に示す変分分布テーブル700は、ピンチアウトが行われる前の状態(図6(a)の状態)を示している。つまり、スクロールバー410内の全ての領域で同じ変分率(1.0)であることを示しており、この状態でスクロールボックス420を移動させる操作が行われたならば、その移動に合わせて予め定められた量の移動が行われる。そして、その移動量は、全ての領域において同じである。
図7(b)の例は、ピンチアウトが行われた後(図6(b)の状態)の変分分布テーブル700を示している。領域3から領域5の間は、ピンチアウトによって2倍に広げられているので、1.0から0.5になっている。つまり、図7(a)の状態のときにおけるスクロールボックスの移動によるスクロール量と比べると、1/2のスクロール量になる。そして、領域1から領域2までの間、領域6から領域10までの間では、領域3から領域5の間で表現されている量の残りの量を領域数で等分した値1.21(=((10−0.5×3)/7))としている。つまり、図7(a)の状態のときにおけるスクロールボックスの移動によるスクロール量と比べると、1.21倍のスクロール量になる。なお、この変分率は、ピンチアウトにおいては、領域内側(領域3から領域5の間)は拡大率を示し、領域外側(領域1から領域2までの間、領域6から領域10までの間)は縮小率を示している。
図8は、スクロールエリア内の領域毎の変分率カーブのグラフ例を示している。点線のグラフは、ピンチアウト操作前を示している。実線のグラフは、ピンチアウト操作後を示している。つまり、ピンチアウト操作前は、スクロールバー内の全ての領域において、スクロールボックスの移動に伴う内容のスクロール量は一定であるが、ピンチアウト操作後は、領域3から領域5の領域におけるスクロールボックスの移動に伴うスクロール量は緩やかになり(図8内の領域810参照)、その他の領域ではスクロール量は多くなる。例えば、表示させたい項目が多い領域(領域3から領域5までの間)でスクロール量を微調整可能とするために、その領域をピンチアウトされることが行われる。また、特に、スクロールバーが短い場合でも拡大しての操作を可能にするため、ピンチアウト操作が行われる。つまり、ピンチアウト操作を行うと、必要とする領域のスクロールバーの面積が実質的に広がることとなる。
図9を参照して、本実施の形態の情報処理装置のハードウェア構成例について説明する。図9に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)などによって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部917と、プリンタなどのデータ出力部918を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)901は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、コマンド受付装置110、データ処理装置100、出力装置150、コマンド解析モジュール120、スクロールモジュール140等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)902は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)903は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス904により相互に接続されている。
ホストバス904は、ブリッジ905を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス906に接続されている。
キーボード908、タッチパネル909は、操作者により操作される入力デバイスである。ディスプレイ910は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)などがあり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。
HDD(Hard Disk Drive)911は、ハードディスクを内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU901によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、変分分布テーブル700などが格納される。さらに、その他の各種のデータ処理プログラム等、各種コンピュータ・プログラムが格納される。
ドライブ912は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体913に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース907、外部バス906、ブリッジ905、及びホストバス904を介して接続されているRAM903に供給する。リムーバブル記録媒体913も、ハードディスクと同様のデータ記録領域として利用可能である。
接続ポート914は、外部接続機器915を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート914は、インタフェース907、及び外部バス906、ブリッジ905、ホストバス904等を介してCPU901等に接続されている。通信部916は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部917は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部918は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図9に示す情報処理装置のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図9に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図9に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機などに組み込まれていてもよい。
前述の実施の形態においては(特に図2以降の説明)、ピンチアウトの操作の例を示したが、ピンチインの操作に対しても処理が行われることは前述した通りである。なお、ピンチインの処理をした結果、その他の領域(2つの領域)をピンチアウトしたことになる。
また、スクロールされる内容は、テキスト、リストだけでなく、画像等であってもよい。
また、前述の実施の形態では、ピンチアウト(又はピンチイン)による変化量の変更箇所は1箇所のケースを記載しているが、ピンチアウト(又はピンチイン)を複数回行うことで、変更箇所を複数作ることも可能である。
また、前述の実施の形態では、ピンチアウト操作で変分率を変更したらそれをリセットすることを行っていないが、何らかのトリガを受けて、変分率を初期値(例えば、図7(a)の例に示す変分分布テーブル700)にリセットするようにしてもよい。「何らかのトリガ」とは、例えば次のようなものがある。
(1)スクロールバーに対するドラッグ操作が終了したことを検知したとき。
(2)スクロールバー以外の箇所に対して操作があったことを検知したとき。
(3)予め定められた時間が経過したことを検知したとき(タイマーのタイムアウト)。
(4)ダブルタップするなど、スクロールバーに対して無効な操作が行われたことを検知したとき。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…データ処理装置
110…コマンド受付装置
120…コマンド解析モジュール
130…スクロールエリア変分分布記憶モジュール
140…スクロールモジュール
150…出力装置

Claims (6)

  1. スクロールバー内の領域に対応させて、スクロールボックスの移動量と該スクロールボックスの移動に伴ってスクロールする表示内容の移動量との対応関係を示す値である変分率を記憶する記憶手段と、
    スクロールバーに対する操作を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた操作が前記スクロールバーの2箇所に対する操作である場合は、該2箇所に対する操作の開始位置と終了位置に基づいて、前記記憶手段に記憶されている変分率を変化させる変分率変化手段
    を具備し、
    前記変分率変化手段は、開始位置の2箇所間の距離と終了位置の2箇所間の距離との比率に基づいて、該開始位置の2箇所で囲まれる領域における第1の変分率と該領域以外のスクロールバー内の領域における第2の変分率とを異ならせる
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記スクロールボックスを移動させる操作を受け付けた場合は、該スクロールボックスが位置する前記スクロールバー内の領域に基づいて、前記記憶手段に記憶されている変分量を抽出し、該変分量に応じて前記表示内容をスクロールさせるスクロール手段
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記変分率変化手段は、開始位置の2箇所間の距離よりも終了位置の2箇所間の距離が長くなる場合は、前記第1の変分率を少なく変化させ、前記第2の変分率を多く変化させる
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記変分率変化手段は、開始位置の2箇所間の距離よりも終了位置の2箇所間の距離が短くなる場合は、前記第1の変分率を多く変化させ、前記第2の変分率を少なく変化させる
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. コンピュータを、
    スクロールバー内の領域に対応させて、スクロールボックスの移動量と該スクロールボックスの移動に伴ってスクロールする表示内容の移動量との対応関係を示す値である変分率を記憶する記憶手段と、
    スクロールバーに対する操作を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた操作が前記スクロールバーの2箇所に対する操作である場合は、該2箇所に対する操作の開始位置と終了位置に基づいて、前記記憶手段に記憶されている変分率を変化させる変分率変化手段
    として機能させ
    前記変分率変化手段は、開始位置の2箇所間の距離と終了位置の2箇所間の距離との比率に基づいて、該開始位置の2箇所で囲まれる領域における第1の変分率と該領域以外のスクロールバー内の領域における第2の変分率とを異ならせる
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  6. 前記コンピュータを、
    前記スクロールボックスを移動させる操作を受け付けた場合は、該スクロールボックスが位置する前記スクロールバー内の領域に基づいて、前記記憶手段に記憶されている変分量を抽出し、該変分量に応じて前記表示内容をスクロールさせるスクロール手段
    としてさらに機能させるための請求項に記載のプログラム。
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