JP5970707B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばインクジェット式プリンターなどの記録装置に関する。
一般に、用紙などの記録媒体に記録を行う記録装置の一例として、インクジェット式プリンターが広く知られている。このプリンターでは、通常、搬送される用紙に記録ヘッドからインクを噴射して印刷を行った後、この印刷済みの用紙を排紙トレイ上へ排紙している。
そして、こうしたプリンターの中には、排紙トレイを、収納時のスペースが小さく且つ使用時に用紙を保持する面積が広くなるように、複数のトレイを互いにスライド移動可能に重ねて構成した、所謂多段式にしたものがある(例えば、特許文献1)。
特開2006−1705号公報
ところで、上述のようなプリンターでは、排紙トレイ(スタッカ)が多段式であるため、筐体(ハウジング)に対して排紙トレイを重ねた状態で収納している。このため、排紙トレイの収納時の長さは短くなるものの厚さが厚くなるので、プリンターの高さが高くなってしまうという問題がある。
一方、プリンターの高さを抑えるべく、排紙トレイを一段式のものにすると、排紙トレイを使用時の長さのままで筐体内へ出入自在に収納しなければならないので、プリンターが排紙トレイの長さ分だけその出入方向に大きくなってしまうという問題がある。
そして、こうした問題を解決するには、一段式の排紙トレイに、収納時に筐体内の他の部材との接触を回避するための切欠部を設けて、排紙トレイの長さ方向(出入方向)におけるプリンターの大きさを抑えることが考えられる。
しかしながら、排紙トレイに切欠部を設けると、筐体から引き出された排紙トレイ上に用紙を排紙する際に、切欠部に用紙が引っ掛かってしまい、排紙トレイ上に用紙が円滑に排紙されなくなるおそれがあるという問題がある。
なお、こうした問題は、インクジェット式プリンターに限らず、筐体に対して排出トレイが出入可能に設けられた記録装置においても、概ね共通したものとなっている。
本発明は、このような課題に着目してなされたものである。その目的とするところは、記録媒体を排出するための排出トレイに切欠部を設けても、排出トレイ上に記録媒体を円滑に排出することが可能な記録装置を提供することにある。
上記課題を解決する記録装置は、筐体内に配置され、記録媒体に対して記録を行う記録部と、前記筐体に対して出入可能に設けられ、前記記録部によって記録された前記記録媒体が前記出入方向に沿って排出される排出トレイとを備え、前記排出トレイにおける前記記録媒体の排出方向の上流側の端部からは、前記排出トレイが前記筐体内にある場合に他の部材との接触を避けるための切欠部が前記排出方向の下流側に向けて形成され、前記切欠部は、前記排出方向と直交する幅方向の両側部から前記排出方向の下流側に向かって幅が狭くなる形状である。
この構成によれば、切欠部は、両側部から排出方向の下流側に向かって幅が狭くなる形状であるため、排出トレイ上に排出された記録媒体が切欠部に引っ掛かることが抑制される。したがって、記録媒体を排出するための排出トレイに切欠部を設けても、排出トレイ上に記録媒体を円滑に排出することが可能となる。
上記記録装置において、前記切欠部は、前記排出方向と直交する幅方向の両側部と、1点で構成される前記排出方向の下流端とが繋がれた形状であることが好ましい。
この構成によれば、切欠部は、排出方向における両側部と1点で構成される下流端との間で、幅が排出方向の下流側に向かうほど狭くなるため、排出トレイ上に排出された記録媒体が切欠部の下流端に引っ掛かることを効果的に抑制することが可能となる。
上記記録装置において、前記切欠部は、その下流端が前記幅方向の中央に位置していることが好ましい。
この構成によれば、排出トレイ上に排出された記録媒体が切欠部の下流端に引っ掛かることを安定して抑制することが可能となる。
上記記録装置において、前記切欠部は、その下流端を通るとともに前記排出方向に延びる直線を対称軸とした線対称な形状であることが好ましい。
この構成によれば、排出トレイ上に排出された記録媒体が切欠部の下流端に引っ掛かることをバランスよく抑制することが可能となる。
上記記録装置においては、前記切欠部の幅は、前記記録部での記録を想定する最小幅の前記記録媒体の幅よりも狭いことが好ましい。
この構成によれば、排出トレイ上に排出された記録媒体が切欠部から落ちることを抑制することが可能となる。
上記記録装置において、前記排出方向における前記切欠部の両側部から下流端までの距離は、前記切欠部の幅の半分以上であることが好ましい。
この構成によれば、排出トレイ上に排出された記録媒体が切欠部の下流端に引っ掛かることをより一層効果的に抑制することが可能となる。
一実施形態におけるインクジェット式プリンターの斜視図。 同プリンターにおける給送カセットが着脱される収容凹部の周辺を示す部分斜視図。 (a)は上段カセットを示す斜視図、(b)は下段カセットを示す斜視図。 排紙トレイが収納位置にあるときのインクジェット式プリンターの模式側断面図。 排紙トレイが使用位置にあるときのインクジェット式プリンターの模式側断面図。 排紙トレイが収納位置にあるときの排紙トレイと揺動部材との位置関係を示す斜視図。 排紙トレイの平面模式図。 (a)は排紙トレイの平面図、(b)は(a)の正面図。 (a)は比較例の排紙トレイの平面図、(b)は(a)の正面図。 変更例における排紙トレイの切欠部の形状を示す部分模式平面図。 変更例における排紙トレイの切欠部の形状を示す部分模式平面図。 変更例における排紙トレイの切欠部の形状を示す部分模式平面図。
以下、記録装置をインクジェット式プリンターに具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、記録装置の一例としてのインクジェット式プリンター11は、略直方体状をなす筐体の一例としての装置本体12と、装置本体12の前面(図1では右面)に設けられてユーザーの入力操作に用いられる操作パネル13とを備えている。操作パネル13は、液晶パネル等よりなる表示部14及び複数の操作スイッチからなる操作部15を備えている。
操作部15には、インクジェット式プリンター11の電源をオン・オフ操作するための電源スイッチ15a、及び表示部14に表示されたメニュー画面上で所望の選択項目を選択操作するための選択スイッチ15bなどが含まれる。装置本体12の前面における操作パネル13の下側位置には、記録媒体の一例としての用紙Pを複数枚収容可能な上下方向に並ぶ二段の給送カセット16,17がそれぞれ独立して着脱可能(挿抜可能)な状態で装着されている。
2つの給送カセット16,17のうち下側に配置される給送カセット(以下、「下段カセット16」ともいう。)は、その前面側(図1では右面)に下部を回動軸として開閉可能なカバー18を備えており、カバー18ごと抜き取ることが可能になっている。一方、2つの給送カセット16,17のうち上側に配置される給送カセット(以下、「上段カセット17」ともいう。)は、例えば下段カセット16が装着された状態ではカバー18を開くことで露出する装着口に、着脱可能な状態で装着される。
そして、本実施形態では、下段カセット16には、相対的にサイズの大きい用紙P1が収容される。この下段カセット16は、搬送方向Yにおいてインクジェット式プリンター11の全長(奥行長)よりも少し短い長さを有し、かつ幅方向Xにおいて最大用紙幅よりも少し広い幅を有している。
一方、上段カセット17には、相対的にサイズの小さい用紙P2が収容される。この上段カセット17は、搬送方向Yにおいて下段カセット16の全長よりも長さが短く、かつ幅方向Xにおいて下段カセット16とほぼ同じ幅を有している。本例では、上段カセット17の搬送方向Yの長さは、下段カセット16の搬送方向Yの長さの3分の2程度に設定されている。
上段カセット17は、搬送方向Yに往復移動可能な電動式であり、ユーザーによる着脱が可能なカバー18側の取出位置(図4に示す位置)と、この取出位置から装置本体12内の奥方(図1では左方向)へ移動した給送位置(図5に示す位置)との間で移動可能になっている。したがって、ユーザーは、上段カセット17が取出位置に配置された状態においてカバー18を開ければ、上段カセット17を抜き取ることが可能である。
これに対し、例えば上段カセット17が装置本体12内の奥方に位置する給送位置に配置された状態では、ユーザーは上段カセット17を容易に掴むことができないので、上段カセット17の取出しが困難となる。
図1に示すように、装置本体12内には各カセット16,17の幅方向Xの中央部における奥寄りの位置に、ピックアップローラー19が他の部材の一例としての揺動部材20の先端部に回転可能に支持された状態で配置されている。このピックアップローラー19は、下段カセット16と上段カセット17とに共通で一個設けられている。
そして、上段カセット17が取出位置にあるときには、揺動部材20はその先端部が下がるように傾動して、ピックアップローラー19が下段カセット16に収容された用紙P1の上面に当接する。この状態で、ピックアップローラー19が回転することで最上位の一枚の用紙P1が下段カセット16から給送方向下流側へ送り出される。
また、上段カセット17が給送位置にあるときには、揺動部材20は上段カセット17により押し上げられ、ピックアップローラー19が上段カセット17内に収容された用紙P2のうち最上位の1枚に当接する。この状態で、ピックアップローラー19が回転することで最上位の一枚の用紙P2が上段カセット17から給送方向下流側へ送り出される。
そして、両カセット16,17のうちの一方から給送された用紙Pは、装置本体12内の後部で反転しつつ所定の搬送経路に沿って搬送方向Yに搬送される。なお、本明細書では、下段カセット16に収容される用紙に符号「P1」を付し、上段カセット17に収容される用紙に符号「P2」を付す。また、用紙が収容されるカセットを特に区別する必要がない場合は、単に「用紙P」と記すものとする。
図1に示すように、装置本体12内には、キャリッジ21が、搬送方向Yと直交する主走査方向X(本例では幅方向)に延びるように架設されたガイド軸22に往復移動可能に支持されている。すなわち、キャリッジ21は、ガイド軸22に案内されながら主走査方向Xに沿って往復移動可能になっている。
キャリッジ21の下部には、搬送経路に沿って下流側へ搬送される用紙Pにインク滴を噴射することで印刷(記録)を行うための複数のノズル(図示略)を有する記録ヘッド23が取り付けられている。記録ヘッド23には、キャリッジ21に搭載されたインクカートリッジ(図示略)からインクが供給される。
そして、記録ヘッド23によりインク滴が噴射された印刷済みの用紙Pは、カバー18が開いた状態で露出する排出口から、図1に白抜き矢印で示す方向(排出方向)へ排出される。すなわち、印刷済みの用紙Pは、装置本体12に対して出入可能に設けられるとともに装置本体12から外側へ突出した状態の排出トレイの一例としての排紙トレイ24(図5参照)上に、装置本体12に対する排紙トレイ24の出入方向(図4及び図5では左右方向)に沿って排紙(排出)される。
なお、装置本体12の後部には、用紙Pを手差し挿入可能な挿入口を塞ぐ開閉式のカバー25が設けられ、このカバー25を開いて挿入口から手差しで用紙Pを挿入することも可能になっている。
図2に示すように、装置本体12において操作パネル13の下側には、カセット16,17を装着するためのカセット収容凹部26が奥行方向に沿って延びるように凹設されている。装置本体12においてカセット収容凹部26の左右の内壁部には、下段カセット16を挿抜方向に案内するとともにこれを支持する下部ガイドレール27と、下部ガイドレール27よりも少し上方に位置し、上段カセット17を挿抜方向に案内するとともにこれを支持する上部ガイドレール28とが設けられている。
このように下段カセット16は、下部ガイドレール27に案内されて挿抜方向に移動することにより、カセット収容凹部26に対する装着と取出しとが可能になっている。また、上段カセット17は、上部ガイドレール28に案内されて挿抜方向に移動することにより、カセット収容凹部26に対する装着と取出しとが可能になっている。
但し、上段カセット17を装着した場合には、当該上段カセット17が給送位置までは至らず通常は取出位置に配置される。そして、取出位置に装着された上段カセット17は、電動により上部ガイドレール28に沿って取出位置と給送位置との間を移動する。なお、各カセット16,17及びピックアップローラー19などを含む給送機構の詳細な構成については後述する。
次に、各カセット16,17の構成について詳述する。
図3(b)に示すように、下段カセット16は、用紙P1を載置可能な底面16aを有し、この底面16aのカバー18側の端部位置には、用紙送り出し方向(反搬送方向Y)にスライド可能なエッジガイド29が設けられている。このエッジガイド29により用紙Pの後端エッジの位置が規制される。また、下段カセット16には、用紙送り出し方向と直交する用紙幅方向(図1の幅方向Xに同じ)にスライド可能な一対のエッジガイド30も設けられている。
これら一対のエッジガイド30により、用紙P1のサイドエッジの位置が規制される。本実施形態では、一対のエッジガイド30は、用紙幅方向中心位置を中心にして対称に位置するように同期して変位する。すなわち、本実施形態のインクジェット式プリンター11は、用紙幅方向中心位置を給送基準位置とする。
また、下段カセット16の装着方向先端部(図3(b)では左端部)には、用紙先端位置を規制するストッパー16bが設けられ、このストッパー16bによって、下段カセット16にセットした用紙P1が下段カセット16から飛び出さない構成となっている。
さらに、下段カセット16の先端部には押圧部16cが設けられ、下段カセット16を装置本体12に装着する過程で、押圧部16cが揺動部材20の保持機構(図示略)に係合し、揺動部材20の保持を解除することで、ピックアップローラー19が下降して下段カセット16内の用紙P1に当接するようになっている。
一方、図3(a)に示すように、上段カセット17は、用紙P2を載置可能な底面17aを有する収容凹部17bを備える。この底面17aにおけるカセット装着方向手前側の端部(図3(a)では右端部)には、用紙送り出し方向にスライド可能なエッジガイド31が設けられている。また、上段カセット17の収容凹部17bには、用紙幅方向にスライド可能な一対のエッジガイド32が設けられている。
これら一対のエッジガイド32により、用紙P2のサイドエッジの位置が規制される。本実施形態では、一対のエッジガイド32は、用紙幅方向中心位置を中心にして対称に位置するように同期して変位する。
また、上段カセット17において装着方向先端部(図3(a)では左端部)には、用紙先端位置を規制するストッパー17cが設けられ、このストッパー17cによって、上段カセット17にセットした用紙P2が上段カセット17から飛び出さない構成となっている。上段カセット17が取出位置から給送位置へ移動する過程で、ストッパー17cは揺動部材20と係合して揺動部材20を上方へ押し上げ、上段カセット17が給送位置に配置された状態では、ピックアップローラー19が上段カセット17内の用紙P2に当接する。
また、図3(a)に示すように、上段カセット17の幅方向における一方の端部上面には、上段カセット17のスライド方向(用紙送り出し方向)に沿って所定長さのラック部17dが形成されている。このラック部17dに、ピニオン33が噛合することによってラック・アンド・ピニオン機構が構成されている。
ピニオン33は電動モーターの動力によって回転し、その回転によりピニオン33とラック部17dとの噛合位置が変化することにより、上段カセット17は、図3(b)に符号17Aで示す二点鎖線の取出位置(図4に示す位置)と、同じく符号17Bで示す二点鎖線の給送位置(図5に示す位置)との間をスライドする。なお、本実施形態では、上段カセット17の動力源は、用紙Pを搬送する搬送系の動力源と共通で、搬送モーター(図示略)を使用している。
次に、インクジェット式プリンター11の構成について詳述する。
図4及び図5に示すように、装置本体12は、カセット給送部35、給送部36、媒体搬送部37、記録部38及び送り部39を備える。カセット給送部35は、下段カセット16と、上段カセット17と、ピックアップローラー19と、各カセット16,17に収容された用紙Pの先端と対向する位置に設けられた分離部40とを備える。
下段カセット16と、その上側に設けられる上段カセット17は、複数枚の用紙P1,P2をそれぞれ積層状態で収容可能であり、それぞれ装置本体12に対して独立して着脱可能となっている。また、両カセット16,17のうち一方が未装着状態であっても、他方が装着されていれば、その装着されているカセットから用紙Pを給送することが可能となっている。上段カセット17は、搬送モーター(図示略)の動力により、取出位置(図4に示す位置)と給送位置(図5に示す位置)との間をスライド変位する。
図4及び図5に示すように、ピックアップローラー19は、装置本体12内の支持フレーム(図示略)に揺動軸41を中心に揺動可能に支持された揺動部材20の先端部に回転可能な状態で取り付けられている。搬送モーター(図示略)の動力が揺動部材20内の歯車列60(図6参照)を介して伝達されることによりピックアップローラー19は回転駆動する。
揺動部材20は、下段カセット16の押圧部16c(図3(b)参照)と係合可能な位置に設けられてピックアップローラー19を中間位置に保持可能な保持機構(図示略)と、上段カセット17のストッパー17cと係合可能な位置に設けられたカムフォロワ(図示略)とを備える。
各カセット16,17の未装着状態又は上段カセット17が取出位置にある状態で、下段カセット16が装置本体12に差し込まれると、下段カセット16は装着方向の突き当たり位置(図4に示す位置)に移動する過程において、下段カセット16の先端部に形成された押圧部16c(図3(b)参照)が保持機構(図示略)と係合する。すると、この保持機構によるピックアップローラー19の保持状態が解除される。
これによりピックアップローラー19が、下段カセット16に収容された用紙P1に接する位置まで下降する。このため、上段カセット17が図4に示す取出位置にあるときは、ピックアップローラー19が、下段カセット16内の最上位の一枚の用紙P1と当接し、この状態で搬送モーター(図示略)の駆動によりピックアップローラー19が回転すると、下段カセット16から最上位の用紙P1が給送経路下流側へ送り出される。
また、上段カセット17が装置本体12に差し込まれた取出位置(図4に示す位置)から、装着方向の突き当たり位置となる給送位置(図5に示す位置)に移動する過程において、上段カセット17に先端部のストッパー17cが揺動部材20のカムフォロワ(図示略)と係合し、揺動部材20を上方に押し退ける。その後、ストッパー17cとカムフォロワ(図示略)との係合が解除されると、ピックアップローラー19が上段カセット17に収容された用紙P2に接する位置(図5に示す位置)まで下降する。
このため、図5に示すように、上段カセット17が給送位置にあるときは、ピックアップローラー19が、上段カセット17に収容された用紙P2の最上位のものと当接し、この状態で搬送モーター(図示略)が駆動されてピックアップローラー19が回転することにより、上段カセット17から最上位の用紙P2が給送経路下流側へ送り出される。
なお、下段カセット16及び上段カセット17は、いずれか一方が装着されていない場合であっても、他方から用紙Pを給送可能となっている。また、ピックアップローラー19の回転により各カセット16,17のうちいずれか一方から送り出される最上位の用紙Pは、送り出される過程で分離部40により次位以降の用紙Pと分離される。
図4及び図5に示すように、分離部40の給送経路下流側に設けられた給送部36は、搬送モーター(図示略)により駆動される給送駆動ローラー44と、分離ローラー45と、給送従動ローラー46とを備える。分離ローラー45は、給送駆動ローラー44と接するとともに再度用紙Pに対して分離を行い、確実に最上位の用紙Pのみを給送経路下流側に送る。
また、給送駆動ローラー44と給送従動ローラー46との間に挟持された用紙Pは媒体搬送部37へ搬送される。媒体搬送部37は、同じく搬送モーター(図示略)により駆動される搬送駆動ローラー47と、搬送駆動ローラー47に圧接して従動回転する搬送従動ローラー48とを備える。この媒体搬送部37により、用紙Pがさらに下流側へと送られる。
図4及び図5に示すように、媒体搬送部37の搬送方向Yの下流側に設けられた記録部38は、キャリッジ21と、記録ヘッド23と、記録ヘッド23と対向する支持台49とを備える。また、排紙トレイ24は、装置本体12内における上段カセット17と、上段カセット17よりも上側に配置された支持台49との間に配置されている。さらに、装置本体12内における上段カセット17と排紙トレイ24との間には、略矩形板状をなす支持部材61が固定配置されている。
支持部材61は、排紙トレイ24を、用紙Pの排紙方向(排出方向)となる搬送方向Yに沿って案内しながらスライド移動可能に支持している。すなわち、排紙トレイ24は、電動式で、装置本体12内に収納される収納位置(図4に示す位置)と、装置本体12の前面側から外側へ突出する使用位置(図5に示す位置)との間で往復移動可能となっている。
そして、キャリッジ21の底部に用紙Pと対向する状態で設けられた記録ヘッド23は、キャリッジ21がキャリッジモーター(図示略)の動力によってガイド軸22に案内されつつ主走査方向X(図4及び図5では紙面と直交する方向)に往復動する過程で、用紙Pに対してインク滴を噴射して用紙Pに画像を印刷する。このとき、支持台49は、用紙Pを支持し、用紙Pと記録ヘッド23との距離(ギャップ)を規定する。
また、支持台49の下流側に設けられた送り部39は、搬送モーター(図示略)によって駆動される第1ローラー51と、第1ローラー51に接して従動回転する第2ローラー52とを備える。そして、記録部38で印刷(記録)の行われた用紙Pは、送り部39によって搬送方向Yの下流側へ送り出された後、使用位置にある排紙トレイ24上へ排出される。
なお、排紙トレイ24は、操作パネル13と共通の動力源により駆動され、操作パネル13が所定姿勢角へ回動して排紙トレイ24の移動経路を開けた後、排紙トレイ24は装置本体12から所定の突出量となる使用位置までスライド移動する。
また、図4に示すように、装置本体12の後側上部(図4では左側上部)には、手差しによる給紙が可能な媒体給送部が設けられ、手差し用のカバー25を開けると露出する給送口53から用紙Pの手差し挿入が可能となっている(図4に二点鎖線で示す)。
手差し挿入された用紙Pは、給送駆動ローラー44と給送従動ローラー46との間に挿入され、この状態で搬送モーター(図示略)が駆動されることで、媒体搬送部37及び送り部39により搬送方向Yの下流側へ搬送される。つまり、各カセット16,17からの用紙Pの給送と、手差しによる用紙Pの給送とは、給送駆動ローラー44と給送従動ローラー46とのニップ点以降は共通の搬送経路をとる。
次に、排紙トレイ24の構成について詳述する。
図6に示すように、排紙トレイ24は、搬送方向Yの先端部が先端側ほど高くなるように傾斜する傾斜案内面70を形成しつつ上側へ膨出する台部71と、台部71の幅方向(主走査方向Xに同じ)の両側に隣接して台部71よりも高く***する一対の***状部72とを備えている。また、排紙トレイ24は先端部を除いた部分である基部73が矩形板状に形成されている。
排紙トレイ24における基部73の上面は、媒体受け面74とされている。媒体受け面74における用紙幅方向の両端部には、搬送方向Yに沿って延びる一対のラック75が設けられている。この一対のラック75は、電動モーター(図示略)の動力によって回転される一対のピニオン(図示略)とそれぞれ噛合している。したがって、排紙トレイ24は、電動モーター(図示略)の駆動により一対のピニオン(図示略)が正回転または逆回転することで、収納位置(図4に示す位置)から使用位置(図5に示す位置)へ、または使用位置から収納位置へと移動される。
また、排紙トレイ24の基部73の搬送方向Yの上流側の端部における幅方向の中央部からは、排紙トレイ24を収納位置に移動させた際にピックアップローラー19を支持する揺動部材20との接触を避けるための切欠部76が、搬送方向Yの下流側に向けて形成されている。このため、排紙トレイ24は、収納位置において装置本体12内に深い位置まで挿入可能になっている。したがって、排紙トレイ24は、一枚(一段)のトレイ構造をとるものの、記録部38で印刷可能な最大サイズの用紙Pまでの排紙が可能となっている。
また、排紙トレイ24の媒体受け面74上における幅方向の中央部分には、搬送方向Yに沿って延びる複数本(本例では5本)のリブ77が突出形成されている。このため、排紙トレイ24へ排紙された用紙Pは、各リブ77上を摺動しつつ媒体受け面74上に載置されるので、排紙トレイ24上に排出される際の用紙Pと媒体受け面74との摺動抵抗が、媒体受け面74上に各リブ77を形成しない場合に比べて小さくなる。
図7に示すように、排紙トレイ24の切欠部76は、搬送方向Yと直交する幅方向Xの両側部78の下流端Sと、1点で構成される搬送方向Yの下流端Kとがそれぞれ直線で繋がれた形状をなしている。両側部78は、搬送方向Yと平行に延びるとともに、互いに同じ長さになっている。切欠部76の下流端Kは、切欠部76における幅方向Xの中央に位置するとともに、搬送方向Yにおいて両側部78の下流端Sよりも下流側に位置している。
そして、両側部78のそれぞれの下流端Sと下流端Kとを互いに直線で結んだ形状は、二等辺三角形となっている。したがって、搬送方向Yにおける切欠部76の両側部78の下流端Sから下流端Kまでの間では、切欠部76の幅が下流端Kに向かうほど徐々に狭くなっている。
また、搬送方向Yにおける切欠部76の両側部78の下流端Sから下流端Kまでの距離Dは、切欠部76の幅W(両側部78間の距離)の半分となるように設定されている。さらに、切欠部76の幅Wは、揺動部材20(図6参照)の幅よりも広く、且つ記録部38での印刷(記録)を想定する最小幅の用紙Pの幅よりも狭くなるように設定されている。
そして、切欠部76は、その下流端Kを通るとともに搬送方向Yに延びる直線Jを対称軸とした線対称な形状をなしている。この直線Jは、排紙トレイ24を幅方向Xに二等分する。なお、搬送方向Yにおいて、切欠部76の長さは、排紙トレイ24の長さの半分よりも若干短くなっている。
次に、インクジェット式プリンター11の作用について説明する。
さて、上段カセット17内の用紙P2(P)の印刷を行う場合には、まず、取出位置にある上段カセット17を給送位置までスライド移動させる。すると、図5に示すように、ピックアップローラー19が上段カセット17内に収容された用紙P2のうち最上位の1枚に当接する。この状態で、ピックアップローラー19を回転すると、この最上位の一枚の用紙P2が上段カセット17から給送方向下流側へ送り出される。
この上段カセット17から送り出された用紙P2は、装置本体12内の後部で反転しつつ所定の搬送経路に沿って搬送方向Yに搬送される。そして、この搬送方向Yに搬送される用紙P2は、記録部38にて印刷が行われた後、排紙トレイ24上に排紙される。
このとき、排紙トレイ24上に排紙される用紙P2がインクを多く含んでいると、用紙P2のコックリング(波打ち現象)が大きくなる。この状態で、用紙P2が排紙トレイ24上に排紙されると、図8(a)、(b)に示すように、用紙P2の搬送方向Yの先端部における幅方向Xの中央部が切欠部76内に若干沈み込んだ状態で媒体受け面74上を下流側へ向かって摺動する。
そして、用紙P2の先端部が切欠部76の両側部78の下流端Sを下流側へ越えると、切欠部76が徐々に幅狭となるため、用紙P2の先端部が切欠部76の両側部78の下流端Sから切欠部76の下流端Kに向かって切欠部76を摺動する過程で、切欠部76内に若干沈み込んでいた用紙P2の先端部における幅方向Xの中央部が上昇される。
そして、切欠部76内に若干沈み込んでいた用紙P2の先端部における幅方向Xの中央部は、切欠部76の下流端Kからその下流側の各リブ77上に導かれる。その後、用紙P2は、各リブ77上を搬送方向Yの下流側へ向かって摺動し、排紙トレイ24上に載置される。
一方、下段カセット16内の用紙P1(P)の印刷を行う場合には、図4に示すように、上段カセット17が取出位置にある状態で、ピックアップローラー19を下段カセット16内に収容された用紙P1のうち最上位の1枚に当接させる。この状態で、ピックアップローラー19を回転すると、この最上位の一枚の用紙P1が下段カセット16から給送方向下流側へ送り出される。その後は、上記用紙P2の印刷を行う場合と、同様の作用効果が得られる。
因みに、図9(a)、(b)に示すように、本実施形態の比較例として、排紙トレイ24の切欠部76の下流端Kを、両側部78の下流端S同士を幅方向Xに直線で繋いだ形状にした場合を考える。この場合には、排紙トレイ24上に排紙された用紙Pにおける切欠部76内に沈み込んだ部分の先端部が、切欠部76の幅方向Xに延びる直線状の下流端Kに引っ掛かることで、当該用紙Pが切欠部76よりも下流側の各リブ77上に導かれなくなるおそれがある。このため、紙ジャムが発生し、排紙トレイ24上に用紙Pが円滑に排紙されなくなるおそれがあるという問題がある。
この点、本実施形態のインクジェット式プリンター11では、図8(a)に示すように、排紙トレイ24に切欠部76が設けられているが、この切欠部76は、両側部78の下流端Sから1点で構成された下流端Kまでの間が搬送方向Yの下流側に向かって徐々に幅狭となっている。このため、上述したように、排紙トレイ24に排紙された用紙Pが切欠部76に引っ掛かることなく排紙トレイ24上に円滑に載置される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)排紙トレイ24の切欠部76は、幅方向Xの両側部78の下流端Sと、1点で構成される切欠部76の下流端Kとがそれぞれ繋がれた形状である。このため、切欠部76は、排紙方向(搬送方向Y)における両側部78の下流端Sと1点で構成される下流端Kとの間で、幅が下流側に向かうほど狭くなるので、排紙トレイ24上に排紙された用紙Pが切欠部76の下流端Kに引っ掛かることを抑制することができる。したがって、用紙Pを排紙するための排紙トレイ24に切欠部76を設けても、排紙トレイ24上に用紙Pを円滑に排紙して載置することができる。
(2)排紙トレイ24の切欠部76は、その下流端Kが幅方向Xの中央に位置している。このため、排紙トレイ24上に排紙された用紙Pが切欠部76の下流端Kに引っ掛かることを安定して抑制することができる。
(3)排紙トレイ24の切欠部76は、その下流端Kを通るとともに排紙方向(搬送方向Y)に沿って延びる直線Jを対称軸とした線対称な形状である。このため、排紙トレイ24上に排紙された用紙Pが切欠部76の下流端Kに引っ掛かることをバランスよく抑制することができる。
(4)排紙トレイ24の切欠部76の幅は、記録部38での印刷を想定する最小幅の用紙Pの幅よりも狭くなっている。このため、排紙トレイ24上に排紙された用紙Pが切欠部76から落ちることを抑制することができる。
(5)排紙方向(搬送方向Y)における排紙トレイ24の切欠部76の両側部78の下流端Sから切欠部76の下流端Kまでの距離Dは、切欠部76の幅Wの半分になっている。このため、排紙方向(搬送方向Y)における切欠部76の長さを抑えつつ、排紙トレイ24上に排紙された用紙Pが切欠部76の下流端Kに引っ掛かることを効果的に抑制することができる。
(変更例)
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図10に示すように、排紙トレイ24の切欠部76において、下流端Kを必ずしも切欠部76における幅方向Xの中央に配置する必要はない。すなわち、切欠部76の下流端Kを、切欠部76における幅方向Xの端部に配置してもよい。
・図11に示すように、排紙トレイ24の切欠部76は、両側部78の下流端Sと、1点で構成される下流端Kとが、それぞれ外側に膨らむ円弧で繋がれた形状であってもよい。あるいは、排紙トレイ24の切欠部76は、両側部78の下流端Sと、1点で構成される下流端Kとが、それぞれ内側に膨らむ円弧で繋がれた形状であってもよい。
・図12に示すように、搬送方向Yにおける切欠部76の両側部78の下流端Sから下流端Kまでの距離Dは、切欠部76の幅W(両側部78間の距離)の半分よりも大きくしてもよい。
・排紙トレイ24の切欠部76は、必ずしもその下流端Kを通るとともに排紙方向(搬送方向Y)に沿って延びる直線Jを対称軸とした線対称な形状である必要はない。
・切欠部76の下流端Kは、必ずしも1点で構成する必要はない。例えば、切欠部76の下流端Kは、幅方向Xにおける両側部78間の距離よりも短ければ、幅方向Xに延びる直線で構成してもよい。
・インクジェット式プリンター11は、上記実施形態のようなシリアルプリンターの他、幅方向Xにおいて用紙Pの幅全体と対応した全体形状をなすフルラインヘッド型プリンターなどのラインプリンターであってもよい。
・インクジェット式プリンター11は、上記実施形態のようにインクカートリッジがキャリッジ21上に搭載される所謂オンキャリタイプのものであってもよいし、インクカートリッジが装置本体12内においてキャリッジ21以外の所定箇所に搭載される所謂オフキャリタイプのものであってもよい。
・記録装置は、インクジェット式プリンター11の他、レーザープリンターやドラム方式プリンター、タンデム方式等プリンター、熱転写式プリンター(昇華型プリンターを含む)またはノンインパクトプリンターであってもよいし、ドットインパクトプリンターなどのインパクトプリンターであってもよい。
・上記実施形態において、記録装置は、インク以外の他の流体(液体や、機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体、ゲルのような流状体、流体として流して噴射できる固体を含む)を噴射したり吐出したりして記録を行う流体噴射装置であってもよい。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を噴射して記録を行う液状体噴射装置であってもよい。また、ゲル(例えば物理ゲル)などの流状体を噴射する流状体噴射装置、トナーなどの粉体(粉粒体)を例とする固体を噴射する粉粒体噴射装置(例えばトナージェット式記録装置)であってもよい。そして、これらのうちいずれか一種の流体噴射装置に本発明を適用することができる。なお、流体には、例えば液体(無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)等を含む)、液状体、流状体、粉粒体(粒体、粉体を含む)などが含まれる。
11…記録装置の一例としてのインクジェット式プリンター、12…筐体の一例としての装置本体、20…他の部材の一例としての揺動部材、24…排出トレイの一例としての排紙トレイ、38…記録部、76…切欠部、78…切欠部の両側部、D…距離、J…直線、K…切欠部の下流端、S…切欠部の両側部の下流端、P,P1,P2…記録媒体の一例としての用紙、W…幅、X…幅方向。

Claims (8)

  1. 筐体内に配置され、記録媒体に対して記録を行う記録部と、
    前記筐体に対して出入可能に設けられ、前記記録部によって記録された前記記録媒体が前記出入方向に沿って排出される排出トレイと
    前記記録媒体を前記記録部側に送り出す給送部と
    を備え、
    前記排出トレイにおける前記記録媒体の排出方向の上流側の端部からは、前記排出トレイが前記筐体内にある場合に前記給送部との接触を避けるための切欠部が前記排出方向の下流側に向けて形成され、
    前記切欠部は、前記排出方向と直交する幅方向の両側部から前記排出方向の下流側に向かって幅が狭くなる形状であることを特徴とする記録装置。
  2. 前記給送部の一部は、前記排出トレイの出入の方向において、前記排出トレイの前記切欠き部とオーバーラップすることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記排出トレイの下方に配置され、前記記録媒体を収容可能な給送カセットを備え、
    前記給送部は、前記排出トレイの下方に配置された前記給送カセットから前記記録媒体を前記記録部側に送り出すことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記切欠部は、前記排出方向と直交する幅方向の両側部と、1点で構成される前記排出方向の下流端とが繋がれた形状であることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の記録装置。
  5. 前記切欠部は、その下流端が前記幅方向の中央に位置していることを特徴とする請求項に記載の記録装置。
  6. 前記切欠部は、その下流端を通るとともに前記排出方向に延びる直線を対称軸とした線対称な形状であることを特徴とする請求項に記載の記録装置。
  7. 前記切欠部の幅は、前記記録部での記録を想定する最小幅の前記記録媒体の幅よりも狭いことを特徴とする請求項1〜請求項のうちいずれか一項に記載の記録装置。
  8. 前記排出方向における前記切欠部の前記幅が狭くなる形状が形成された部分の長さは、前記切欠部の下流端側における幅の半分以上であることを特徴とする請求項〜請求項のうちいずれか一項に記載の記録装置。
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