JP5970283B2 - 板材加工装置への板材供給方法及びその装置 - Google Patents

板材加工装置への板材供給方法及びその装置 Download PDF

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本発明は板材加工装置への板材供給方法及びその装置に関する。より詳細には、板材積載装置に重ねて積載されたそれぞれの形状寸法及び重量等が異なる板材の板材情報をCAMシステムから入手して、ロボットにより最上部の1枚を持ち上げ把持して1枚毎に板材加工装置へ供給する板材供給方法及びその装置に関する。
従来、積み重ねられた鋼板等の板材をロボットにより1枚ずつ取り出して板材加工装置に搬入する場合、通常バキュームパッドで板材を吸着した後、板材を持ち上げて搬入するのが一般的である。しかしながら、板材が薄く且つ防錆油等が塗布されている場合は、上下に重なった2枚の板は互いに吸着して、同時に2枚或いは2枚以上が板材加工装置に搬送供給してしまうという問題がある。
そこで、板厚の測定や1枚ずつ取出しているかどうかを測定して判定する必要があり、この方式には、板材を挟持して板厚を測定する方式がよく用いられれている。しかしながら、板材を挟持して板厚を測定する方式では必然的に許容板厚に限界を有するものである。
また、前記の板厚測定器により板材の2枚取り検出を行うには、積層された板材を吊り上げた後に、その吊り上げた板材を板厚測定器の設置されている場所へ移動して板厚測定を行うため、ロボットが板材を板材加工機に搬入する搬入時間の他に板厚測定時間が必要となる。
そこで、板材加工機に搬入する搬入時間の短縮と、板材の2枚取り検出にあたって不要な段取りを削除して、ロボットによる板材加工機への板材の搬入操作と平行して板材の2枚取り検出を行えるようにしたものもある(例えば、特許文献1)。
上述の特許文献1に記載の板材2枚取り検出装置を備えた板材1枚取り装置は、積層載置された板材の最上部の板材1枚をロボットのハンド部に設けた吸着パッドにより吸着して板材加工機に搬送するものである。前記ロボットの吸着パッドは、スプリングにより昇降可能に保持された吸着パッド保持部材に設けてあって、かつこの吸着パッド保持部材の上下方向の位置変化を検出する位置認識部材が設けてある。
前記ロボットにより積載された板材を搬送する場合、先ず、予め板材の重量基準として用意された1枚の基準板材をロボットの吸着パッドで吸着保持し、その際の吸着パッド保持部材の上下方向の位置変化を検出しその位置情報を記憶保持する。
次いで、搬送すべき板材を吸着保持した際の上下方向の位置変化を検出して、記憶保持した前記位置情報とを比較することにより、板材が2枚取りされたか否かを検出し、2枚取りされたと判定された場合はエラーとなりロボットによる板材加工機への搬送を停止して終了となるものである。
上述の如く、特許文献1に記載の板材1枚取り装置においては、搬送される板材1枚の重量は全て同一であることを前提としたものであり、かつ板材加工機へ搬送供給すべき板材とは別の位置に基準板材を載置しておく必要がある。
また、2枚取りしたと判定された場合にはエラーとなり、ロボットによる搬送を停止して終了となる。すなわち、この場合には、積載されていた板材全てが搬送すべき板材ではなかったということであり、板材加工機への搬送供給を開始するには搬送すべき板材を別途用意する必要がある。
特開平06−008098号公報
本発明は上述の如き問題を解決するためになされたものであり、本発明の課題は、搬送される板材1枚の重量が同一である必要がなく、かつまた板材積載装置に積層された板材をロボットが吊り上げた後に、吊り上げた板材を測定器の設置されている場所へ移動して板厚測定を行う必要のない板材加工装置への板材供給方法及びその装置を提供することである。
また、2枚取りしたと判定された場合には、ロボットを移動させることなく、2枚取りした板材を板材積載装置の板材廃棄位置へ廃棄して、次の板材供給行程に移ることが可能な板材加工装置への板材供給方法及びその装置を提供することである。
上述の課題を解決する手段として請求項1に記載の板材加工装置への板材供給方法は、板材積載装置に積載された板材の形状寸法、材質及び重量等の板材情報をCAMシステムから入手して、前記板材積載装置に積載された板材をロボットにより最上部の1枚を持ち上げ把持して1枚毎に板材加工装置に供給する板材供給方法であって、前記板材積載装置に板材供給位置と板材廃棄位置とを隣接して設けると共に、該板材積載装置に積載された板材の総重量を計測する重量計測装置を設け、前記ロボットが前記板材供給位置に積載された最上部の板材を持ち上げ把持して前記板材加工装置へ搬送供給する際に、前記重量計測装置により持ち上げ把持前の板材の総重量と持ち上げ把持後における板材の総重量との重量差を求め、この重量差が前記板材情報に基づく板材1枚の重量に等しいか否かを比較して、前記重量差が前記板材情報に基づく板材1枚の重量に等しい場合には、持ち上げ把持した板材を前記板材加工装置へ搬送供給し、前記重量差が前記板材情報に基づく板材1枚の重量を越える場合には、前記板材廃棄位置を持ち上げ把持された板材の下方位置へ移動させ、持ち上げ把持している板材を板材廃棄位置へ廃棄することを特徴とするものである。
また、板材積載装置に積載された板材の形状寸法、材質及び重量等の板材情報をCAMシステムから入手して、前記板材積載装置に積載された板材をロボットにより最上部の1枚を持ち上げ把持して1枚毎に板材加工装置に供給する板材供給装置であって、
前記板材積載装置に板材供給位置と板材廃棄位置とを互いに隣接して設け、
前記板材積載装置に積載された板材の総重量を計測する重量計測装置を該板材積載装置に設け、
該板材供給位置又は板材廃棄位置がロボットの下方へ来るように該板材積載装置を移動させる走行駆動手段を設け、
前記板材積載装置を制御する制御装置を設け、
該制御装置に前記CAMシステムから転送される前記板材積載装置に積載された板材情報を記憶する記憶装置と、
前記ロボットが前記板材供給位置に積載された最上部の板材を持ち上げ把持して前記板材加工装置へ搬送供給する際に、前記ロボットによる板材Wの持ち上げ前後の板材Wの総重量の重量差を演算して求める重量演算装置と、
前記重量差が前記板材情報に基づく板材1枚の重量に等しいか、板材1枚の重量を越えるか否かを判断する重量比較装置とを設け、
前記重量差が前記板材情報に基づく板材1枚の重量に等しい場合には、持ち上げ把持した板材を前記板材加工装置へ搬送供給し、
前記重量差が前記板材情報に基づく板材1枚の重量を越える場合には、前記板材積載装置の板材廃棄位置を、持ち上げ把持された板材の下方位置へ移動させ、持ち上げ把持している板材を板材廃棄位置へ廃棄することを特徴とするものである。
本願発明によれば、ロボットが板材供給位置に積載された最上部の板材を持ち上げ把持して板材加工装置へ搬送供給する際に、板材積載装置に設けた重量計測装置による板材の持ち上げ把持前後の総重量の差と、CAMシステムから入手した板材の重量情報とを比較して2枚取りであるか否かを判定し、2枚取りでない場合にはロボットに板材加工装置への搬送命令を出し、2枚取りである場合には板材積載装置の板材廃棄位置を持ち上げ把持された板材の下方位置へ移動させ、持ち上げ把持している板材を板材廃棄位置へ廃棄する。
したがって、2枚取りされた板材を移動させる必要がないので、移動を原因とする板材の剥離が生じないので、ロボットの軌道上に板材が落下してロボットが操作不能になることを未然に防止することができる。また、従来の如き板材を挟持して板厚を測定する板厚測定装置が不要となり搬送供給時間を短縮することができる。
本願発明に係る板材加工装置への板材供給装置を使用した板材曲げ加工システム例の説明図。 本願発明に係る板材加工装置の板材積載装置の説明図で、図2(a)は正面図、図2(b)は右側面図。 本願発明に係る板材加工装置への板材供給方法のフローチャート。 本願発明に係る板材積載装置の制御装置のブロック図。
以下、本発明の実施の形態を図面によって説明する。
図1は本発明に係る板材加工装置への板材供給装置を使用した板材曲げ加工システム例の説明図であり、板材加工装置として、例えば、プレスブレーキ3の前側にはロボット5が設けてある。このロボット5は、前記プレスブレーキ3に装着された曲げ金型(図示省略)の長手方向に平行な方向であるX軸方向に移動位置決め自在に設けてある。
前記ロボット5の前側には、曲げ加工に使用されるそれぞれの形状寸法及び重量等が異なる板材Wを積載した板材積載装置7が配置してある。
図1、図2を参照するに、前記板材積載装置7は台車9と板材保持箱11とを備えており、台車9には、後述の板材積載装置7用の制御装置29に制御される走行駆動手段として、X軸モータ12(図4参照)と、このX軸モータ12に回転駆動される車輪13が設けてあり、この車輪13がX軸方向に延伸する軌道15上を走行自在に設けてある。すなわち、板材積載装置7は、X軸モータ12を適宜に回転駆動することにより、X軸方向に移動位置決め自在に設けてあり、後述する板材積載装置7における板材供給位置Aと板材廃棄位置Bとの間を移動自位置決め自在である。
また、前記板材積載装置7の板材保持箱11は、前記台車9に対してZ軸方向に昇降可能に設けてあり、そしてこの板材保持箱11と台車9との間には、板材保持箱11とこの板材保持箱11内に積載した板材W(W’)とを合計した総重量を計測するための重量計測装置17が設けてある。
前記板材保持箱11には、板材Wを1枚取りしてプレスブレーキ3へ搬送供給する板材Wを積載した板材供給位置Aと、この板材供給位置AからX軸方向に離隔して隣接する位置(図2では板材供給位置Aの右側)に設けた板材廃棄位置Bの2位置が設けてある。この板材廃棄位置Bには、2枚取りまたは3枚以上に重なって取り上げられた板材W’が廃棄される場所である。また、前記板材積載装置7の右側には、前記プレスブレーキ3により加工された製品Pを載置する製品ステーション16が設けてある。
前記板材供給位置Aには、それぞれの形状寸法及び重量等が異なる板材Wが積載されており、ここに重ねて積載されている板材Wの積載順番、形状寸法、材質及び重量等の板材情報は、板材積載装置7を制御する制御装置29に上位にあって、CADで作成された形状データを入力データとして加工用のNCプログラム作成などの生産準備全般をコンピュータ上で行う為のシステムであるCAMシステム21から板材積載装置7の制御装置29に転送される様に構成されている。
また、前記プレスブレーキ3の右側には、複数種類のロボットハンド23(a〜f)を保持するハンド置き台25(a、b)を配置したロボットハンド交換ステーション27が設けてあり、前記プレスブレーキ3の左側にはロボット制御装置31が設けてある。
また、前記プレスブレーキ3を前側から見て前記ロボット5の左側には、ロボット5に装着されたロボットハンド23に保持された前記板材Wを一時的に受領して保持する掴み換え装置28が設けてある。
前記プレスブレーキ3の前側及びロボットハンド交換ステーション27の前方には、X軸方向に延伸した基台33が設けてあり、この基台33上にX軸に平行に設けた一対のX軸ガイドレール35に、前記ロボット5の下部に一体的に設けたX軸キャリッジベース37が移動自在に設けてある。
前記X軸キャリッジベース37は、前記ロボット制御装置31に制御されるX軸駆動モータ(図示省略)により、X軸方向に移動位置決め自在に設けてある。したがって、前記ロボット5はX軸方向に移動位置決め自在である。
図1に示すように、前記ロボット5は前記X軸キャリッジベース37上にZ軸方向に立設され、このZ軸を中心に約360度の範囲に回転位置決め自在の主軸39を有し、この主軸39に揺動自在の第1アームから第3アーム(J1〜J3)を備えた、例えば、公知の6軸制御の多関節形の産業用ロボットである。
前記第3アームJ3の先端部には前記ロボットハンド23を自動的に着脱交換自在のロボットハンド装着部(例えば特開平7−290389)を備えている。
上記構成の板材曲げ加工システムにおいて、板材積載装置7に重ねて積載されたそれぞれの形状寸法及び重量等が異なる最上部の1枚の板材Wをロボット5により持ち上げ把持させて1枚毎に板材加工装置3へ供給する方法を図3のフローチャートにより説明する。
CAMシステム21おいて製品プログラムデータを作成する際に、板材Wの材質、形状からその板材Wの重量を計算し、その重量データを板材積載装置7の制御装置29へ転送する(ステップS1、S2)。
次いで、ロボット5が板材供給位置Aの板材Wを持ち上げ把持して搬送する際、板材積載装置7に積載された把持前後の板材Wの総重量の差分からロボット5が把持している板材Wの重量を求める(ステップS3。)
CAMシステム21から転送された板材Wの1枚の重量データと、ステップ3で求めた重量とを比較して、ロボット5が板材Wを2枚以上把持していないかを判断する(ステップS4)。
ステップ5の比較判断において、板材Wを2枚以上把持していないと判断された場合、ロボット制御装置31へ次工程への進行命令を出し、その板材Wを板材加工装置3へ供給する(ステップS6)。
ステップ5の比較判断において、板材Wを2枚以上把持していると判断された場合、板材積載装置7の板材廃棄位置Bを持ち上げ把持された板材Wの下方へ移動させる(ステップS7)。
次いで、ロボット制御装置31へ持ち上げ把持した板材Wの廃棄命令を出し、板材Wを板材廃棄位置Bへ廃棄した後、搬送供給の再試行命令を出してステップ3に戻る(ステップS8)。板材供給位置Aの板材Wがなくなるまでステップ3〜ステップS6を繰り返す。
図4を参照するに、前記板材積載装置7の制御装置29は、中央演算処理装置であるCPU41を備えており、このCPU41にデータバス43を介してメインメモリであるRAM45とプログラム等の読み出し専用記憶装置であるROM47が接続してある。
また、前記データバス43には、板材Wに関する板材情報(形状寸法、材質、重量、積載順及びその他)やプログラム等を入力する入力装置49及び入力データや演算結果等を表示するためにLCDの如き出力装置51が接続してある。
さらに、CAMシステム21から入力される板材情報(形状寸法、材質、重量、その他)を記憶するデータメモリ53が接続してある。
前記板材積載装置7の前記X軸モータ12は、前記制御装置29の制御の下にある位置決め制御部59に接続されており、また、板材積載装置7の前記重量計測装置17からの計測データが前記制御装置29に入力されるべく重量計測装置17と制御装置29が接続してある。
また、前記制御装置29には、前記重量計測装置17よる計測データを基にして、前記ロボット5による板材Wの持ち上げ前後の板材Wの総重量の重量差を演算して求める重量演算装置55が設けてある。
また、前記制御装置29には、前記重量差が前記CAMシステム21から入力された板材情報に基づく板材Wの1枚の重量に等しいか又は越えるかを比較判断する重量比較装置57と、前記板材積載装置7の板材供給位置Aと板材廃棄位置Bとの2位置へ前記X軸モータ12を制御して移動位置決めするための位置決め制御部59とが設けてある。
なお、前記重量計測装置17には、例えばバネはかり或いはロードセル等の重量計測手段が使用可能であるがこれに限定されるものではない。
上記構成の板材供給装置によれば、前記図3のフローチャートに記載の板材供給方法により、ロボット5が板材供給位置Aに積載された最上部の板材Wを持ち上げ把持して板材加工装置3へ搬送供給する際に、板材積載装置7に設けた重量計測装置17による板材Wの持ち上げ把持前後の総重量の差と、CAMシステム21から入手した板材Wの重量情報とを比較して2枚取りであるか否かを判定し、2枚取りでない場合にはロボット制御装置31へ次工程への進行命令を出し、その板材Wを板材加工装置3へ供給し、2枚取りである場合には板材積載装置7の板材廃棄位置Bを持ち上げ把持された板材W’の下方位置へ移動させ、持ち上げ把持している板材W’を板材廃棄位置へ廃棄し、ロボット制御装置31へ搬送供給の再試行命令を出して次工程を行うことができる。
したがって、2枚取りされた板材W’は空中を移動する必要がないので、移動を原因とする板材の剥離が生じないので、ロボットの軌道上に板材が落下してロボットが操作不能になることを未然に防止することができる。また、従来の如き板材を挟持して板厚を測定する板厚測定装置が不要となり搬送供給時間を短縮することができる。
3 プレスブレーキ
5 ロボット
7 板材積載装置
9 台車
11 板材保持箱
12 X軸モータ
13 車輪
15 軌道
16 製品ステーション
17 重量計測装置
21 CAMシステム
23 ロボットハンド
25(a、b) ハンド置き台
27 ロボットハンド交換ステーション
28 掴み換え装置
29 板材積載装置用制御装置
31 ロボット制御装置
33 基台
35 X軸ガイドレール
37 X軸キャリッジベース
39 主軸
41 CPU
43 データバス43
45 RAM
47 ROM
49 入力装置
51 出力装置
53 データメモリ
55 重量演算装置
57 重量比較装置
59 位置決め制御部
P 製品
W(W’) 板材

Claims (2)

  1. 板材積載装置に積載された板材の形状寸法、材質及び重量等の板材情報をCAMシステムから入手して、前記板材積載装置に積載された板材をロボットにより最上部の1枚を持ち上げ把持して1枚毎に板材加工装置に供給する板材供給方法であって、前記板材積載装置に板材供給位置と板材廃棄位置とを隣接して設けると共に、該板材積載装置に積載された板材の総重量を計測する重量計測装置を設け、前記ロボットが前記板材供給位置に積載された最上部の板材を持ち上げ把持して前記板材加工装置へ搬送供給する際に、前記重量計測装置により持ち上げ把持前の板材の総重量と持ち上げ把持後における板材の総重量との重量差を求め、この重量差が前記板材情報に基づく板材1枚の重量に等しいか否かを比較して、前記重量差が前記板材情報に基づく板材1枚の重量に等しい場合には、持ち上げ把持した板材を前記板材加工装置へ搬送供給し、前記重量差が前記板材情報に基づく板材1枚の重量を越える場合には、前記板材廃棄位置を持ち上げ把持された板材の下方位置へ移動させ、持ち上げ把持している板材を板材廃棄位置へ廃棄することを特徴とする板材加工装置への板材供給方法。
  2. 板材積載装置に積載された板材の形状寸法、材質及び重量等の板材情報をCAMシステムから入手して、前記板材積載装置に積載された板材をロボットにより最上部の1枚を持ち上げ把持して1枚毎に板材加工装置に供給する板材供給装置であって、
    前記板材積載装置に板材供給位置と板材廃棄位置とを互いに隣接して設け、
    前記板材積載装置に積載された板材の総重量を計測する重量計測装置を該板材積載装置に設け、
    該板材供給位置又は板材廃棄位置がロボットの下方へ来るように該板材積載装置を移動させる走行駆動手段を設け、
    前記板材積載装置を制御する制御装置を設け、
    該制御装置に前記CAMシステムから転送される前記板材積載装置に積載された板材情報を記憶する記憶装置と、
    前記ロボットが前記板材供給位置に積載された最上部の板材を持ち上げ把持して前記板材加工装置へ搬送供給する際に、前記ロボットによる板材Wの持ち上げ前後の板材Wの総重量の重量差を演算して求める重量演算装置と、
    前記重量差が前記板材情報に基づく板材1枚の重量に等しいか、板材1枚の重量を越えるか否かを判断する重量比較装置とを設け、
    前記重量差が前記板材情報に基づく板材1枚の重量に等しい場合には、持ち上げ把持した板材を前記板材加工装置へ搬送供給し、
    前記重量差が前記板材情報に基づく板材1枚の重量を越える場合には、前記板材積載装置の板材廃棄位置を、持ち上げ把持された板材の下方位置へ移動させ、持ち上げ把持している板材を板材廃棄位置へ廃棄することを特徴とする板材加工装置への板材供給装置。
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