JP5968958B2 - 流体管用カバー部材 - Google Patents

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Description

本発明は、流体管の周囲を覆う流体管用カバー部材に関する。
従来から、液体や気体などの流体が流れる流体管の周囲を覆う流体管用カバー部材が公知である。
流体管用カバー部材は、流体管回りを断熱材等の周囲材で覆ってカバーするために使用される。流体管が設けられた箇所の周囲温度と流体温度に大きな差がある場合には、流体の温度が変化したり、結露したり、周囲環境に悪影響を及ぼすことがあるので断熱材等で流体管回りを覆うことが行われるのである。その断熱材等を保護したり、外観を良くするために流体管用カバー部材を流体管に取り付けるのである。
従来の流体管用カバー部材40の構成として、以下に示す形態が公知である。
第1の方法は、図5(a)に示すように一対の半筒形部材41A・41Bを流管42の横方向から挟み込み、半筒形部材41A・41Bの内側重なり部分に設けられた雌ネジ孔43を雄ネジ44と螺合させることで、図5(b)に示すように流管42の回りに固定する方法である。なお、図5(b)において、符号45は断熱材等の周囲材を示す。
第2の方法は、図6に示すように一対の半筒形部材41A・41Bの係合部にその外側面に平面となるように折り返した折返し板部46・46を設け、その一対の折返し板部46・46を軸方向に延びる係止部材47によってスライド係合させて、半筒形部材41A・41Bを流体管42に固定する方法である。
図6(c)に示すように係止部材47の両端部には折返し板部46・46の外側端部が嵌り込む断面C字形の樋形状部47a・47aが形成してある。
また、従来技術として、特許文献1には、第1カバー体及び第2カバー体のそれぞれに設けられて互いに締結具により締結されるフランジ部と、第1カバー体のフランジ部と第2カバー体のフランジ部との間に挟着されるパッキンとを備えた流体管用カバー部材が提案されている。そして、特許文献1には、管路の管連結部から液体が漏洩しても、その漏洩した液体を捕集することができる効果があると記載されている。
特開平10−196874
しかしながら、上記従来の流体管用カバー部材40には下記の課題がある。
前記第1の方法では、雌ネジ孔43を雄ネジ44と螺合させる作業に時間を要する課題がある。雌ネジ孔43の位置が少しずれるだけで雄ネジ44が通らなくなるからである。
また、流体管42の直径、流体管用カバー部材40の軸方向の長さ、及び流通管42の形状は多数種類になるので、その種類に対応した雌ネジ孔43の形成作業が必要になる。また、雌ネジ孔43に対応した雄ネジ44とその雄ネジ44を回転させるドライバー(図示せず)を用意する必要があり、面倒である。さらに、雄ネジ44に錆が付いたり、雄ネジ44のプラス(+)、マイナス(−)の係合溝が潰れて取外し作業が大変になる課題もある。
前記第2の方法では、周方向の幅や軸方向の長さの異なる多種多様な折返し板部46・46に対応して係止部材47を個別に作る手間が大変になる課題がある。
また、折返し板部46・46に対して係止部材47をスライドさせて固定する構成なので、わずかな変形や、ゴミの混入や錆などの経時的劣化によってスライド動作が円滑に行われず、固定作業及び取外し作業が困難になる課題が報告されている。
(第1形態)体が流れる流体回りを覆う流体管用カバー部であって、
前記流体管用カバー部は前記流体の軸方に延びるとともに外周域を覆う第1部と第2部によって構成され、
前記第1部の第1係合は、前記流体の軸方に延びる内側に折り返された第1折返しを備え、
前記第2部の第2係合は、前記流体の軸方に延びる外側に折り返された第2折返しを備え、前記第2折返しは前記第1折返しに係合する構成となっている
上記「流体管」の文言は、単なる管ではなく、管の内部を各種温度の流体が流れる管の意味で用いている。
この構成であれば第1部材及び第2部材自体に第1係合部と第2係合部からなる係合構造を予め形成しているので、従来技術のような雄ネジや係止部材を必要とせず、簡単かつ安価に着脱できる
(第形態)第1係合部と前記第2係合部を突き合わせるように近接させた場合、前記第2折返しが前記第1折返しの内側をスライドするように前記第1折返し、前記引出し及び前記第2折返しの形状及び位置を前記第1部の外周と前記第2部に対して設定した
この構成であれば、第1係合部と第2係合部の係合を自然な形で行うことができる。
(第形態)記第2係合の前記引出しの基端側に前記軸方に延びる凹を設けた
この構成であれば、第2係合部の引出し部の強度を向上させることができる
(第形態)記第1部の前記第1折返しと前記第2部の前記第2折返しの少なくとも一方にそれらの折返し方向とは逆方向に折り返された補強用折返しを有する
なお、後述する実施形態では第1部材5の1折返し部9Aの補強用折返し部9Bのみ示されているが、第2部材6の第2折返し部10Bの先端を折り返して補強用折返し部を形成することも同様に実施できることは明らかである。
この構成であれば、第1折返し部又は/及び第2折返し部の変形を抑制して形状保持強度を向上させることができる。
(a)は本実施形態に係る流体管用カバー部材の嵌合前の斜視図、(b)は嵌合後の斜視図である。 (a)は離脱状態の流体管用カバー部材の正面図、(b)〜(e)は係合動作を示す横断面図である。 (a)は本実施形態におけるカバー部材外し具の平面図、(a)はカバー部材外し具の側面図、(c)はテーパ部の拡大図である。 (a)は係合状態の流体管用カバー部材の正面図、(b)〜(d)はカバー部材外し具を使用した離脱動作を示す横断面図である。 (a)(b)はそれぞれ従来のネジを用いた流体管用カバー部材の取り付け方法を説明する図である。 (a)〜(c)は従来の流体管用カバー部材の取り付け方法を説明する図である。
[第1実施形態]
以下、本発明に係る実施形態について、実施形態に係る図面に基づき説明する。
図1〜図2に示すように、本実施形態に係る流体管用カバー部材1は、流体管2の回りを覆うカバーである。通常は流体管2の回りを断熱材等の周囲材3(図1(b)参照)で覆い、その周囲材3の回りをカバーするために使用されるが、流体管2の回りを流体管用カバー部材1だけで覆う使用形態を除外するものではない。この場合は流体管用カバー部材1の内面に所定機能の周囲材3が固着されていることが多い。
流体管用カバー部材1は、第1部材5と第2部材6を備えている。第1・第2部材5・6はそれぞれ半外筒形に形成されている。図1に示す構成では、第1・第2部材5・6は半円筒形のものが示してある。第1・第2部材5・6はそれぞれ流体管2の軸方向27に延びる外周壁5A・6Aと、その軸方向27と直交する半径方向に広がる半径部5B・6Bとを有している。図1に示す構成では半径部5B・6Bは半円形状のものが示してある。
また、半径部5B・6Bの中央部にはそれぞれ流体管2を収容するそれぞれ開口5C・6Cが設けてある。流通管2の横断面が円形ならば、開口5C・6Cはそれぞれ半円形状になる。
第1部材5を例に取って説明すれば、一対の半径部5B・5Bが設けられる。例えば、流体管2が上下方向に延びる場合は上側半径部5Bと下側半径部5Bに相当するように設けられることになる。なお、流通管2の位置や形態に対応して、半径部5B・5Bの一方又は両方を省略することができる。
図1(a)に示すように、外周壁5A・6Aはその周方向28の両端部に係合部8・8を有している。
係合部8は第1係合部9と第2係合部10の2種類で構成され、第1係合部9と第2係合部10は係合によって第1部材5と第2部材6を固定できるように構成してある。
第1部材5と第2部材6の係合部8は円周方向に2つあるから、それぞれの係合部8において、第1係合部9と第2係合部10が係合できるように雄型と雌型を組み合わせる。
この組合せの構成は、
(A)第1部材5の両端にそれぞれ雌型の第1係合部9を形成し、第2部材6の両端にそれぞれ雄型の第2係合部10を形成する構成と、
(B)第1部材5の両端に第1係合部9と第2係合部10を形成し、第2部材6の両端に第2係合部10と第1係合部9を形成する構成と、
がある。
一般に、第1部材5、第2部材6において、両端の係合部8の係合形状を異ならせる上記(B)の形状よりも、同じ係合形状を両端部に形成する上記(A)の構成の方が簡単であり、製造コストを低減できる。
図2に示すように、この実施形態では、第1係合部9は、外周壁5Aの端部を内方に折り返された第1折返し部9Aと、第1折返し部9Aの先端縁を第1折返し部9と外周壁5Aの間に折り返した補強用折返し部9Bを有している。補強用折返し部9Bは、必要に応じて設けられる折返し部であり、第1折返し部9Aの先端部の強度を上げるために設けられる。
外周壁5Aの内方に第1折返し部9Aを設けることによって、軸方向27に延びる雌型引掛り部が形成されることになる。
一方、第2係合部10は、外周壁6Aに連設して内方に引き出された引出し部10Aと、その引出し部10Aから外方に折り返された第2折返し部10Bとを有している。また、引出し部10Aには軸方向27に延びるように凹溝10Cが形成されている。この凹溝10Cは引出し部10Aを外方から見て凹溝となる構成にしてある。
外周壁6Aに連設した引出し部10Aの先端側に第2折返し部10Bを設けることによって、軸方向27に延びる雄型引掛り部が形成されることになる。
図2(a)に示すように、第1係合部9の第1折返し部9Aは内方に折り返されており、第2係合部10の第2折返し部10Bは外方に折り返されている。
また、第2折返し部10Bが第1折返し部9Aの内側をスライドするように第1折返し部9A、引出し部10A及び第2折返し部10Bの各位置を外周壁5Aと外周壁6Aに対して設定してある。
この構成では、図2(c)に示すように、第1折返し部9Aの折曲部9Aaと第2折返し部10Bの折曲部10Baを突き合わせるように近接させるように動作させると、図2(e)に示すように第2折返し部10Bが第1折返し部9Aに嵌まり込み(引っ掛かる)ように係合する。
第1折返し部9A(雌型引掛り部)と外周壁5Aの間に第2折返し部10B(雄型引掛り部)が嵌まり込むことによって係合が行われる。
[流体管用カバー部材外し具の構成]
図3(a)〜(c)に示すように本実施形態に係るカバー部材外し具12は、対向する2つの平面13・14が先端側に行くに従って細くなるように構成されたテーパ部15と、テーパ部15を支持する軸部17と、その軸部17を手で持つことができる把持部16を備えた道具である。
図3(a)に示すように、テーパ部15は、カバー部材外し具12の長手方向25に対して直交する幅方向26の広がりを持った構成としてある。
テーパ部15は図3(c)に示すように一方側の平面13と他方側の平面14とが鋭角θにおいて交差する形状に構成されている。θの範囲は例えば、
5°〜30°が好ましく、さらに好ましくは10°〜20°である。図面の構成では15°前後に設定している。
また、テーパ部15の一方側の平面13に幅方向26に延びる第1溝部18を設けてある。
テーパ部15の他方側の面14には少なくとも一つの第2溝部19が幅方向26に延びるように形成されている。図3(c)に示す構成では第2溝部19は第2溝部19−1と第2溝部19−2の2個の溝部で形成してある。第2溝部19は第1溝部18よりも長手方向25において先端側に位置するように形成してある。これは、図3(c)で説明すればL1>L2の構成である。
[本実施形態における着脱動作の説明]
以下、流体管用カバー部材の着脱動作を主に図2、図4を参照して説明する。
最初に、係合動作について説明する。
まず、図1に示すように、流体管2に流体管用カバー部材1を取り付ける場合は、流体管2の周囲を断熱材3で覆い、図1(a)に示すように、その断熱材3の外側から本実施形態に係る第1部材5と第2部材6を流体管2の外周方向から対向するように挟み込む。
ここで前記したように、第2折返し部10Bが第1折返し部9Aの内側をスライドするように第1折返し部9A、引出し部10A及び第2折返し部10Bの各位置を外周壁5A・6Aに対して設定してあるので、図2(b)(c)に示すように、第1折返し部9Aの折曲部9Aaと第2折返し部10Bの折曲部10Baを突き合わせるように近接させて、さらに係合方向に力を加えると、図2(d)に示すように、第2折返し部10Bが第1折返し部9Aの内側に乗り上げるように弾性変形しながら、最終的に図2(e)に示すように、第2折返し部10Bが第1折返し部9Aに嵌り込んだ状態で係合動作が完了する。
他方側の係合部8の係合動作も同様にして行うことができる。この場合、2つの係合部8・8を一個ずつ嵌り込むように操作しても、両方を一度に嵌め込むように操作しても良い。
この構成では、第2折返し部10Bが第1折返し部9Aの内側に乗り上げるように弾性変形しながら第1折返し部9Aに嵌り合うので第1部材5と第2部材6を引き離す周方向28の力が加わっても第2折返し部10Bを内側に弾性変形させる力が加わらない限り、容易には外れない構成となる。
流体管用カバー部材1が流体管2の周囲を覆った状態では、例えば、断熱材3等の存在によって周囲温度の伝達を抑制するという機能を実現できる。また、断熱材3等の周囲材3を保護するとともに、周囲材3が露出する形態に比べて外観を良くすることができる。
次に、離脱動作について説明する。
第1部材5と第2部材6を流体管2から外す場合は、まず、図4(a)に示すように第1部材5と第2部材6の係合部8の隙間S(第1折返し部9Aの折曲部9Aaと引出し部10Aの基端部の隙間S)からカバー部材外し具12のテーパ部15の先端部を矢印20のように差し込む。
テーパ部15の先端部を差し込もうとしている状態を断面図で示したものが図4(b)である。この状態からテーパ部15の先端部を差し込むと図4(c)のように引出し部10Aの外側面に沿って第2折返し部10Bの基端近くまでテーパ部15の先端が侵入する。この状態から矢印21に示すように、外周壁5A・6Aから離るようにカバー部材外し具12を引き起こすと、図4(d)に示すように、第2折返し部10B第1折返し部9Aとの係合は外れることになる。
そして、上記動作とともに図4(a)の矢印22に示すようにカバー部材外し具12を軸方向27に移動させると、簡単に第1部材5と第2部材6の離脱操作を行うことができる。
ここで、上記動作において、第1部材5の端縁(主に第1折返し部9Aの折曲部9Aa)にテーパ部15の第1溝部18が嵌り込むように係合するので、カバー部材外し具12を図4(c)に示すように外方に離れるように操作しても、カバー部材外し具12が滑ることなく、安全かつ簡単に第1係合部9と第2係合部10との係合を外すことができる。
また、図3(c)に示すようにテーパ部15の他方側の平面14に第2溝部19が設けられた構成では、第2折返し部10Bの引出し部10Aと第2溝部19の間の摩擦抵抗を大きくでき、滑りを抑制して良好に取外し作業を行うことができる。
つまり、第1溝部18と少なくとも一つの第2溝部19をテーパ部15の平面13・14に設けることで、係合部8におけるカバー部材外し具12の引っ掛かり度合いを高くして、第1部材5と第2部材6の係合を解除しやすくできる。
[その他の特徴点]
図1(a)及び図2(a)に示すように、外周壁5A・6Aの上端及び下端には半径部5B・6Bの周縁を挟み込む上下端折返し部23・23が形成されている。
上下端折返し部23・23から見て周方向28に先細になるような台形状に前記した第1係合部9と第2係合部10がそれぞれ形成されている。台形にする理由は、第1係合部9と第2係合部10とが係合する場合に、上下端折返し部23・23と干渉せずに、第1係合部9と第2係合部10とが良好に係合するためのものである。
また、第1部材5と第2部材6の軸方向27の係合位置を調整するために、半径部5B・6Bの重なり部24・24を設けているので、係合作業の時に軸方向27の目安とすることができ、係合作業を円滑に行うことができる。また、重なり部24・24を設けることで、上方から液体やゴミ等の落下があった場合でも第1部材5と第2部材6の係合隙間から液体等が侵入することを抑制することができる。
さらに、第2折返し部10Bは前記第2部材6の外周壁6Aから迫り出した引出し部10Aの先端部に設けられ、折曲部9Aaに対して折曲部10Baが弾性変形によって内側を通過するように設定してあるので、第1部材5と第2部材6の距離を小さくするように係合動作をするだけで、自然と2つの係合部9・10の係合動作が実現できるように構成してある。したがって、係合操作において雄ネジなどを用いる方法に比べて組み付け作業が簡単になり、実用上の効果は大きい。
本発明は上記実施形態以外にも本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変形を行うことが可能である。
(1)施形態では流体管用カバー部材1の外観を半筒形に構成したものを例示したが、半筒形以外でも周囲包囲形状であればよく、特に形状は限定されない。
(2)流体管2の形状はL字形の折曲部やT字形の流体管形状などにおいても施形態に係る流体管用カバー部材1を同様に適用することができる。
(3)流体管2を通すことができるように外周壁5A・6Aを内側に折り返した折返し片(図示せず)によって、半径部5B・Bを構成することも可能である。
1…流体管用カバー部材1
2…流体管
5…第1部材
5A…外周壁
6…第2部材
6A…外周壁
9…第1係合部
9A…第1折返し部
9Aa…折曲部
9B…補強用折返し部
10…第2係合部
10A…引出し部
10B…第2折返し部
10Ba…折曲部
12…カバー部材外し具
13…テーパ部の一方側の平面
14…テーパ部の他方側の平面
15…テーパ部
16…把持部
18…第1溝部
19・19−1・19−2…第2溝部
27…軸方向
28…周方向
S…隙間

Claims (8)

  1. 流体が流れる流体管の周りを覆う流体管用カバー部材であって、
    軸方向に延びる半筒形の外周壁と、前記軸方向と直交する半径方向に広がる半径部とをそれぞれ有する、第1部材および第2部材を備え、
    前記第1部材および前記第2部材は、前記外周壁の周方向における両端部に係合部を有し、前記係合部は、互いに係合可能な第1係合部および第2係合部を有し、
    前記第1係合部は、前記外周壁から前記半径方向における内側へ前記軸方向に延びる第1折返し部を有し、
    前記第2係合部は、
    前記外周壁から前記半径方向における内側へ、前記外周壁から前記周方向で離れるよう、前記軸方向に延びる引出し部と、
    前記引出し部の前記周方向の端部から前記半径方向における外側へ前記軸方向に延びる第2折返し部とを有し、
    前記引出し部は、前記軸方向に延びる凹溝を有する
    流体管用カバー部材。
  2. 流体が流れる流体管の周りを覆う流体管用カバー部材であって、
    軸方向に延びる外周壁を備え、
    前記外周壁の周方向における対向する両端部に係合部を有し、前記係合部は、互いに係合可能な第1係合部および第2係合部を有し、
    前記第1係合部は、前記外周壁から前記外周壁の半径方向における内側へ前記軸方向に延びる第1折返し部を有し、
    前記第2係合部は、
    前記外周壁から前記外周壁に向って折返さないよう前記半径方向における内側へ前記軸方向に延びる引出し部と、
    前記引出し部の前記周方向の端部から前記半径方向における外側へ前記軸方向に延びる第2折返し部とを有し、
    前記引出し部は、前記軸方向に延びる凹溝を有する
    流体管用カバー部材。
  3. 請求項または請求項に記載の流体管用カバー部材において、
    前記凹溝は、前記引出し部において前記周方向で前記外周壁に連続する側に形成されていることを特徴とする流体管用カバー部材。
  4. 請求項ないし請求項のいずれか1つに記載の流体管用カバー部材において、
    前記凹溝は、前記引出し部を前記半径方向における外側から見て凹んだ形状であることを特徴とする流体管用カバー部材。
  5. 請求項に記載の流体管用カバー部材において、
    前記第1係合部と前記第2係合部が係合した状態で、前記外周壁と前記第1折返し部との接続部分が前記周方向で前記凹溝の内面に対向することを特徴とする流体管用カバー部材。
  6. 請求項1ないし請求項のいずれか1つに記載の流体管用カバー部材において、
    前記第1係合部と前記第2係合部の係合は、前記引出し部の弾性変形によって行われることを特徴とする流体管用カバー部材。
  7. 請求項1ないし請求項のいずれか1つに記載の流体管用カバー部材において、
    前記第1係合部と前記第2係合部を突き合わせるように近接させたとき前記第2折返し部が前記第1折返し部の前記半径方向における内側をスライドするように、前記外周壁に対する前記第1折返し部、前記引出し部、および前記第2折返し部の形状および位置が設定されていることを特徴とする流体管用カバー部材。
  8. 請求項1ないし請求項のいずれか1つに記載の流体管用カバー部材において、
    前記第1係合部は、前記第1折返し部の前記周方向の端部から前記第1折返し部に向って折返すよう前記軸方向に延びる補強用折返し部を有し、または、
    前記第2係合部は、前記第2折返し部の前記周方向の端部から前記第2折返し部に向って折返すよう前記軸方向に延びる補強用折返し部を有することを特徴とする流体管用カバー部材。
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