JP5966148B2 - 映像処理装置 - Google Patents

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本発明は車両に設けられた複数のカメラから入力された互いに非同期な映像信号のクロストークを除去する映像処理装置に関する。
従来、車両に複数の撮像装置が設けられ、これらの撮像装置から入力された映像信号に基づいて車両周辺を監視する合成画像を作成する映像処理装置が知られている。また、映像処理装置への映像信号の入力は、各映像信号を伝送する信号線が束ねれらたハーネスを介して行われる。(例えば特許文献1を参照)。
特開2011−151731号公報
しかし、車両においては、ハーネス内の各信号線が近接して併走するハーネス長が無視できない長さになるため、各映像信号に互いの映像信号の色成分が重畳され、各映像信号にクロストークノイズが発生することがある。特に、通常、車両内にハーネスが引き回されるのはシステム設計の最終段階であるため、ハーネス引き回しの自由度が小さい。これらによって、互いの信号線が近接するハーネス長を短くする手法ではクロストークノイズを除去することが難しいという問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、設計自由度の向上とクロストークノイズの除去とを両立することができる映像処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の映像処理装置は、ノイズ除去手段が、複数の非同期映像信号の入力タイミングと、他の映像信号によって重畳されたクロストークノイズの振幅レベルとを算出し、これらに基づいて自らの映像信号のクロストークノイズを除去することを特徴とする。
本発明によれば、設計自由度の向上とクロストークノイズの除去とを両立することができる映像処理装置を提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態における映像処理装置の構成を示すブロック図 図1の要部である撮像装置の自車両への実装状態をイメージで説明する図 図1の要部であるノイズ除去部によるクロストークノイズ除去処理を説明するフローチャート図 図1の要部であるノイズ除去部によるクロストークノイズ除去処理をイメージで説明する図
以下、本発明の実施形態の映像処理装置について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施形態の映像処理装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、映像処理装置1は、ECU(Electric Control Unit)で構成され、撮像装置2、表示装置3とそれぞれ接続する。撮像装置2、表示装置3は、映像処理装置1に含まれてもよい。
映像処理装置1は入力映像処理装置4と、揮発性メモリ5と、不揮発性メモリ6と、画像処理装置7と、これらを互いに接続するバス8とを有する。映像処理装置1は、撮像装置2から入力された自車両周囲の撮像画像を所定時間毎に合成し、この合成画像を映像として表示装置3に出力する。
撮像装置2はカメラ2A、2Bを有する。このカメラ2A、2Bの自車両への取り付け位置について説明する。カメラ2A、2Bは、それぞれ自車両の任意の2箇所に取り付けられる。図2は、撮像装置2の自車両への実装状態をイメージで説明する図である。図2に示すように、例えばカメラ2Aは車両後方に設けられ、カメラ2Bは助手席側のドアミラーに設けられる。このカメラ2A、2Bの実装状態により、撮像装置2は、自車両の特定の周囲を撮像することができる。カメラ2A、2Bは、信号線9A、9Bの一端にそれぞれ接続されている。信号線9A、9Bの他端は、束ねられて1つのハーネス9Cを構成する。このハーネス9Cは映像処理装置1に接続される。カメラ2Aは信号線9Aとハーネス9Cを介して、カメラ2Bは信号線9Bとハーネス9Cを介して、それぞれ所定時間毎に撮像した撮像映像を映像処理装置1に入力する。ハーネス9Cにおいて信号線9A、9Bが互いに近接して併走するため、このハーネス9Cを伝送するそれぞれの撮像映像には互いの撮像映像に基づくクロストークノイズが重畳している。ハーネス9Cのハーネス長が長く設定されると、クロストークノイズは増大する。例えば、両サイドミラーにカメラが設けられて映像処理装置1が車両後方に配置された場合、図2の状態に比べて、ハーネス9Cのハーネス長が長くなるため、クロストークノイズを除去する効果は大きい。
表示装置3は、例えばナビゲーション装置やリアシートのディスプレイ、ルームミラーのディスプレイで構成される。表示装置3は、映像処理装置1から自車両周囲の撮像映像にガイドラインなどの画像が重畳された合成画像を映像として表示する。
入力映像処理装置4は、例えばASIC(Application Specific
Integrated Circuit)やVLSI(Very Large Scale Integration)で構成される。入力映像処理装置4は、A/D変換部4A、4Cと、YC分離部4B、4Dとを有する。A/D変換部4A、4Cは、それぞれカメラ2A、2Bと接続する。A/D変換部4A、4Cは、それぞれカメラ2A、2Bから所定時間毎に入力された撮像映像によって得られるNTSC(National Television System Committee)映像データを、アナログ映像信号からデジタル映像信号へ変換する。変換されたデジタル映像信号は、それぞれYC分離部4B、4Dへ出力される。YC分離部4B、4Dは、それぞれA/D変換部4A、4Cから入力されたデジタル映像信号を、Y信号(輝度信号)とC信号(色信号)に分離する。YC分離部4B、4Dで分離された映像データは、ノイズ除去部4Eに入力される。ノイズ除去部4Eは、入力された各映像データに重畳している他の映像信号に基づくクロストークノイズを後述の処理によって除去する。ノイズ除去部4Eによってクロストークノイズが除去された映像データは、バス8を介して揮発性メモリ5に出力される。
揮発性メモリ5は、例えばビデオメモリやRAM(Random Access Memory)で構成される。揮発性メモリ5は画像メモリ5A、5Bを有する。画像メモリ5A、5Bは、それぞれバス8を介して入力映像処理装置4と接続する。揮発性メモリ5は、入力映像処理装置4から所定時間毎に入力された映像によって得られる映像データを
一時記憶する。揮発性メモリ5に記憶された映像データは、バス8を介して画像処理装置7に出力される。
不揮発性メモリ6は、例えばフラッシュメモリやROM(Read Only Memory)で構成される。不揮発性メモリ6は、自車両の画像データ、出力用映像に重畳するガイドライン等の各種画像データや、カメラ2A、2Bの撮像画像から視点変換した画像を作成するためのマッピングテーブルを記憶する。不揮発性メモリ6に記憶された各種画像データは、いったん揮発性メモリ5に格納されてから画像処理装置7に出力される。
画像処理装置7は、例えばASICやVLSIで構成される。画像処理装置7は、合成画像作成部7Aと、画像重畳部7Bとを有する。画像処理装置7は、表示装置3と接続する。合成画像作成部7Aは、画像メモリ5A、5Bから入力されたカメラ2A、2Bの撮像映像の映像データを合成して表示用の合成画像を作成する。画像重畳部7Bは、不揮発性メモリ6から入力されたガイドライン等の各種画像データと自車両の画像データとを重畳した合成画像を所定時間毎に作成する。画像処理装置7は、この所定時間毎に作成された合成画像を映像として表示装置3に出力する。ここで、表示装置3が映像をアナログ表示するとき、画像処理装置7において合成画像はD/A変換された上で出力される。なお、入力映像処理装置4と画像処理装置7のハード構成は一体であってもよいし別体であってもよい。例えば1つのASICで構成されてもよい。
次に、入力映像処理装置4のノイズ除去部4Eによる、複数の非同期の入力映像におけるクロストーク除去処理について説明する。
図3は、入力映像処理装置4のノイズ除去部4Eによる、複数の非同期入力映像におけるクロストーク除去処理のフローチャート図である。
ここではカメラ2Aから入力された任意のmライン目の映像信号Aが、カメラ2Bから入力された任意のnライン目の映像信号Bにクロストークノイズとして重畳している場合を考える。ここで、mライン目の映像信号Aは、nライン目の映像信号Bが入力映像処理装置4に入力される直前のタイミングで、入力映像処理装置4に入力されているものとする。なお、映像信号Bが映像信号Aにクロストークノイズとして重畳している場合、映像信号Aに対する映像信号Bの処理が映像信号Bに対する映像信号Aの処理になるのみの違いなので、詳細な説明は省略する。
まず、ステップS31に示すように、入力映像処理装置4のYC分離部4Dは、A/D変換部4Cから入力されたnライン目の映像信号BをYC分離する。また、このとき、入力映像処理装置4に具備されるYC分離部4Bでは、A/D変換部4Aから入力されたmライン目の映像信号AのYC分離が完了している。
次に、ステップS32に示すように、ノイズ除去部4Eは、クロストークノイズ除去の対象である映像信号Bとクロストークノイズの原因である映像信号Aとの入力時間差を把握するため、nライン目の映像信号Bから水平同期信号を検出する。また、このときノイズ除去部4Eは、mライン目の映像信号Aの水平同期信号検出を完了している。
次に、ステップS33に示すように、ノイズ除去部4Eは、ステップS32で検出したnライン目の映像信号Bの水平同期信号と、mライン目の映像信号Aの水平同期信号との検出時間差ΔT_baを算出する。
次に、ステップS34に示すように、ノイズ除去部4Eは、nライン目の映像信号Bの水平同期信号と、mライン目の映像信号Aのバースト信号のタイミングが重なり合ってい
たか否かを判定する。ここで、各映像信号A、Bのタイミングが重なり合っていたか否かは、S33で算出されたnライン目の映像信号Bの水平同期信号と、mライン目の映像信号Aの水平同期信号との検出時間差ΔT_baの情報で判定される。この判定に際して、映像信号A、BはNTSC信号であるため、映像信号A、Bが重なり合っているかは数値で判定できる。例えば、ノイズ除去部4Eは、mライン目の映像信号Aの水平同期信号が、nライン目の映像信号Bの水平同期信号よりも、5.3μsから7.82μsの間の時間だけ早いタイミングで入力されていた場合に、nライン目の映像信号Bの水平同期信号と、mライン目の映像信号Aのバースト信号のタイミングが重なり合っていたと判定する。ここで、NTSC信号においては、水平同期信号の開始からバースト信号開始までの時間が5.3μsに、水平同期信号の開始からバースト信号終了までの時間が7.82μsにそれぞれ対応する。
ステップS34でYESの場合、ステップS35に示すように、ノイズ除去部4Eは、nライン目の映像信号Bに重畳している、mライン目の映像信号Aのクロストークノイズレベルを把握するため、mライン目の映像信号AのC信号のバースト信号レベルを測定するとともに、nライン目の映像信号Bの水平同期期間におけるC信号の振幅電圧を測定する。ここで、NTSC信号における水平同期期間とは、水平同期信号の開始位置から4.7μsまでの時間内の期間である。ノイズ除去部4Eは、測定したmライン目の映像信号AのC信号のバースト信号レベルを最新のバースト信号レベルVpp_a_burstとして、また、nライン目の映像信号Bの水平同期期間におけるC信号の振幅電圧を、最新の振幅電圧値Vpp_cbとして、図示しない内部メモリに記憶されている各値を更新する。
次に、ステップS36に示すように、ノイズ除去部4Eは、nライン目の映像信号Bにおけるノイズ除去用係数Gain_bを更新する。ここで、nライン目の映像信号Bにおけるノイズ除去用係数Gain_bは、ステップS34で更新されたnライン目の映像信号Bの水平同期期間におけるC信号の振幅電圧Vpp_cbを、mライン目の映像信号Aのバースト信号レベルVpp_a_burstで除算することで算出することができる。
次に、ステップS37に示すように、ノイズ除去部4Eは、nライン目の映像信号BのC信号に重畳されている、mライン目の映像信号Aのクロストークノイズを除去するための計算を行う。まず、ノイズ除去部4Eは、mライン目の映像信号AのC信号を−Gain_b倍する。次に、ノイズ除去部4Eは、−Gain_b倍したmライン目の映像信号AのC信号を、ΔT_ba時間分進めた信号ΔNoise_baを、nライン目の映像信号BのC信号に加算する。つまり、ノイズ除去部4Eは、カメラ2Aから出力されたmライン目の映像信号Aが入力映像処理装置4に入力されたタイミングと、カメラ2Bから出力されたnライン目の映像信号Bが入力映像処理装置4に入力されたタイミングを算出して、各映像信号A、B間のクロストークノイズ除去を行う。これにより、ノイズ除去部4Eは、nライン目の映像信号Bに重畳していたmライン目の映像信号AのC成分を除去し、nライン目の映像信号Bを本来あるべき映像信号の品質を再現することができる。
一方、ステップS34でNOの場合、ノイズ除去部4Eは、そのままステップS37の処理を行う。
次に、本発明のクロストークノイズ除去処理の詳細な流れをイメージで説明する。
図4は、図1の要部である入力映像処理装置4によるクロストークノイズ除去処理をイメージで説明する図である。
図4に示すように、状態(A)はカメラ2A、2Bからそれぞれ入力されたNTSC映
像データが、A/D変換部4A、4CによってA/D変換処理404、406される直前までを示している。一般に車両に取り付けたカメラ2A、2Bから映像処理装置1までの間を引き回されるハーネスは、非常に距離が長い。また、しばしば、他のハーネスと併走して配線されることもある。このような状況下において、例えば状態(A)に示すように、映像信号A401に含まれているC信号成分である3.58MHzの周波数成分が、クロストークノイズとして映像信号B402に重畳してしまうケースが発生する。ここでは、本来の映像信号B403に映像信号A401のクロストークノイズが重畳して映像信号B402になった状態で、A/D変換以降の処理が行われた場合の、各映像信号の流れと、映像信号B402のノイズ除去処理について述べる。
各カメラ2A、2Bから出力された映像信号A401、B402は入力映像処理装置4内部においてそれぞれ、A/D変換処理404、406と、YC分離処理405、407とを実施される状態(B)へ遷移する。
YC分離処理405、407で処理された映像信号はそれぞれ、Y信号408、410と、C信号409、411Aとなって出力される状態(C)に遷移する。状態(C)において、映像信号B402から分離されたC信号411Aには、状態(A)時に重畳された映像信号A401のC信号成分が重畳したまま残っている。
状態(C)にてC信号411Aに重畳している可能性のあるクロストークノイズを除去するため、Y信号408、410と、C信号409、411Aは、ノイズ除去処理の状態(D)に遷移する。状態(D)において、ノイズ除去部4Eによってクロストーク除去処理400が行われる。具体的には以下の処理が行われる。
水平同期信号検出部412は、Y信号408から映像信号A401の水平同期信号を検出することで、映像信号A401の映像信号の入力タイミングを図示しない内部メモリに記録する。また、同様にして水平同期信号検出部413も、Y信号410から映像信号B402の水平同期信号を検出することで、映像信号B402の映像信号の入力タイミングを図示しない内部メモリに記録する。
次に、水平同期信号時間差検出部414は、水平同期信号検出部412、413にて検出された、映像信号A401と映像信号B402の映像信号入力タイミングにおける差分ΔT_baを算出する。そして、水平同期信号時間差検出部414は、映像信号B402の水平同期信号と、映像信号A401のバースト信号のタイミングが重なり合っていたか否かを判定する。ここで、映像信号B402の水平同期信号と、映像信号A401のバースト信号のタイミングが重なり合っていた場合、バースト信号レベル検出部415は、映像信号A401のC信号409より、映像信号A401のバースト信号レベルを検出し、最新の映像信号A401のバースト信号Vpp_a_burstとして図示しない内部メモリに記憶された値を更新する。また、C信号レベル検出部416は、C信号411Aの水平同期期間における振幅電圧を測定し、最新のC信号411Aの振幅電圧値Vpp_cbとして図示しない内部メモリに記憶された値を更新する。映像信号B402の水平同期信号と、映像信号A401のバースト信号のタイミングが重なり合っていない場合には、C信号レベル検出部416は、C信号411Aの振幅電圧値Vpp_cbの値を更新せずに、図示しない内部メモリに記憶された前回の値を使用する。このようにして、C信号レベル検出部416は、映像信号B402に重畳している映像信号A401のクロストークノイズレベルを検出することができる。
次に、−Gain部417は、バースト信号レベル検出部415で算出された映像信号A401のバースト信号レベルVpp_a_burstと、C信号レベル検出部416で検出されたC信号411Aの振幅電圧値Vpp_cbとを用いて、映像信号B402にお
ける映像信号A401のノイズを除去するノイズ除去係数Gain_bを算出し、図示しないメモリ内に記憶された値を更新する。−Gain部417は、映像信号A401のC信号409の振幅値を−Gain_b倍し、水平同期信号検出時間差部414で算出されたΔT_ba時間分だけ時間軸を進めた信号ΔNoise_baを作成する。加算部418はこの作成されたΔNoise_baを映像信号B402のC信号411Aに加算する。
状態(D)で、映像信号B402における映像信号A401のノイズ除去処理400が施された後、映像信号A401、映像信号B402のYC信号は、状態(E)に遷移する。C信号411Bは、C信号411Aから映像信号B402における映像信号A401のC信号によるクロストークノイズが除去された後のC信号である。
以上のように、本発明によれば、車両に引き回されたハーネスによって、複数の非同期の入力映像信号A、Bに互いの映像信号によるクロストークノイズが重畳しても、各映像信号の水平同期信号に基づく入力タイミングと、水平同期期間における他の映像信号のバースト信号レベルを用いて、クロストークノイズを除去し、本来あるべき映像信号の品質を再現することができる。また、車両周辺監視システムを車両に取り付ける際にハーネスの配置の自由度を向上させることができる。
なお、本実施形態では、映像信号B402に重畳した映像信号A401のクロストークノイズ除去を例としたが、同様にして、映像信号A401に重畳した映像信号B402のクロストークノイズ除去も可能である。
本発明の映像処理装置は、複数の非同期の映像信号を車内の映像処理装置に入力して車両周辺の状況を表示する車両周辺監視システムにおいて有用である。
1 映像処理装置
2 撮像装置
3 表示装置
4 入力映像処理装置
4A、4C A/D変換部
4B、4D YC分離部
4E ノイズ除去部

Claims (4)

  1. 複数の撮像手段から入力された互いに非同期の映像信号を輝度信号と色信号に分離する分離手段と、
    前記分離手段が分離した映像信号Aの色信号成分が映像信号Bに重畳して生じるクロストークノイズを除去するノイズ除去手段とを備え、
    前記ノイズ除去手段は、
    前記分離手段が分離した映像信号の輝度信号成分に基づいて映像信号A及び映像信号Bにおける水平同期信号を検出する同期検出手段と、
    前記同期検出手段が検出した各水平同期信号の時間差を検出する時間差検出手段と、
    前記分離手段が分離した映像信号Bの色信号の信号レベルを検出する色信号レベル検出手段と、
    前記分離手段が分離した映像信号Aの色信号のバースト信号レベルを検出するバースト信号レベル検出手段と、
    前記色信号レベル検出手段が検出した信号レベルと前記バースト信号レベル検出手段が検出したバースト信号レベルとに基づいてノイズ除去係数を算出する算出手段と、
    この算出手段が算出したノイズ除去係数と、前記時間差検出手段が検出した各水平同期信号の時間差と、前記色信号レベル検出手段が検出した色信号の信号レベルとに基づいてクロストークノイズを除去する除去手段とを有することを特徴とする映像処理装置。
  2. 前記複数の撮像手段から互いに入力された非同期のアナログ映像信号をそれぞれデジタル映像信号に変換するとともにこの変換したそれぞれのデジタル映像信号を前記分離手段に出力するA/D変換手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
  3. 前記アナログ映像信号は、車両に引き回されたハーネスを介して前記A/D変換手段に入力されることを特徴とする請求項2に記載の映像処理装置。
  4. 前記複数の撮像手段と、前記ノイズ除去手段によってクロストークノイズが除去された各映像信号を合成した合成画像を表示する表示手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1〜3に記載の映像処理装置。
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