JP5963818B2 - 自動駐車支援装置 - Google Patents

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Description

この発明は、自動車を自動的に駐車位置に駐車する自動駐車装置を支援する自動駐車支援装置に関する。
自動車の運転において駐車は必須の運転操作となるが、この操作は他の運転操作と比較すると難易度が高い。そこで、自動車を自動的に駐車位置に駐車する自動駐車装置が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2005−96703号公報 特開2006−31412号公報
上記に示すような従来の自動駐車装置では、快適な気温の駐車位置を選択して駐車することが考慮されておらず、夏の炎天下の日向など、非常に不快な気温の駐車位置に駐車する可能性があるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、エアコンが動作していない駐車中の車内を可能な限り快適な温度に保つことができる駐車位置を選択することを目的とする。
この発明に係る自動駐車支援装置は、撮像画像を用いて駐車可能位置を検出する駐車可能位置検出部と、駐車可能位置検出部が検出した駐車可能位置の路面温度を測定する路面温度測定部と、路面温度測定部が測定した路面温度を用いて駐車可能位置の中から駐車位置を決定し、自動駐車装置に通知する駐車位置決定部とを備えるものである。
この発明によれば、駐車可能位置の路面温度を用いて駐車位置を決定するようにしたので、エアコンが動作していない駐車中の車内を可能な限り快適な温度に保つことができる。
この発明の実施の形態1に係る自動駐車支援装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る自動駐車支援装置に接続されるカメラの車載例を示す図である。 実施の形態1に係る自動駐車支援装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る自動駐車支援装置の駐車位置決定部の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る自動駐車支援装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態2に係る自動駐車支援装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る自動駐車支援装置の日陰位置変化推定部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る自動駐車支援装置の駐車位置決定部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2において、日陰位置の経時変化を考慮した駐車位置の決定方法の一例を説明する図である。 この発明の実施の形態3に係る自動駐車支援装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態3に係る自動駐車支援装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3において、入出力装置の表示画面例を示す図である。
実施の形態1.
図1に示すように、実施の形態1に係る自動駐車支援装置1は、駐車可能位置を検出する駐車可能位置検出部2と、駐車可能位置検出部2が検出した駐車可能位置の路面温度を測定する路面温度測定部3と、路面温度測定部3が測定した路面温度に応じて駐車可能位置の中から駐車位置を決定し自動駐車装置10に通知する駐車位置決定部4とを含む。この自動駐車支援装置1は、CPU(Central Processing Unit)およびメモリ等から構成され、プログラムを実行することによって駐車可能位置検出部2、路面温度測定部3および駐車位置決定部4としての機能を実行する。
自動駐車支援装置1には、自動駐車装置10、カメラ11および温度センサ12が接続される。自動駐車装置10は、自動駐車を開始する前に自動駐車支援装置1に対して駐車位置の通知要求を送信し、自動駐車支援装置1から駐車位置通知を受信してその駐車位置に車両を自動駐車する。カメラ11は、車両周囲(特に路面)を撮像した撮像画像を自動駐車支援装置1に送信する。温度センサ12は、車両周囲の路面温度を検出して自動駐車支援装置1に送信する。温度センサ12としては、赤外線放射を検出するサーモグラフィ等のように、非接触で離れたところから路面の温度を測定できる計測機器を使用する。
図2は、カメラ11の車載例を示す図であり、車両13を上から見た状態である。図1では1台のカメラ11を図示したが、図2では車両13の対角線上の4方向に4台のカメラ11a〜11dを設置し、各カメラ11a〜11dをシークすることで車両周囲の撮像画像を得る。なお、シークせずとも十分な視野が得られる視野角の広いカメラを使用した場合は、シーク動作は不要となる。図示は省略するが、温度センサ12もカメラ11a〜11dと同様に車両13の対角線上の4方向に4台設置し、カメラ11a〜11dと同様にシーク動作を行うことで、車両周囲の路面温度を検出する。ただし、十分広い視野角を持った温度センサであればシーク動作は不要である。
ここではカメラ11および温度センサ12を4台ずつ使用したが、この台数に限定されるものではない。
次に、図3のフローチャートを用いて、自動駐車支援装置1の動作を説明する。
自動駐車装置10は、自動駐車を開始する前に駐車位置を確認するため、自動駐車支援装置1の駐車位置決定部4に駐車位置の通知要求を送信する。自動駐車支援装置1の駐車位置決定部4は、自動駐車装置10から駐車位置の通知要求を受信して、駐車可能位置検出部2に駐車位置検出要求を出す(ステップST1)。
駐車可能位置検出部2は、カメラ11の撮像画像に対して画像認識処理を行い、路面上に描かれた駐車区画の枠の形状から駐車可能位置を検出し、その情報を路面温度測定部3に通知する(ステップST2)。その際、駐車可能位置検出部2は、駐車可能位置として空き駐車区画のみを検出したり、自車両の大きさに適した駐車区画のみを検出したりしてもよい。
路面温度測定部3は、温度センサ12を用いて、駐車可能位置検出部2から通知された駐車可能位置の路面温度を測定し、駐車可能位置とその路面温度とを駐車位置決定部4に通知する(ステップST3)。
例えば図2の場合、車両13の周囲の駐車区画A〜Lそれぞれが駐車可能位置として検出され、各駐車区画の路面温度が測定される。
駐車位置決定部4は、路面温度測定部3から通知された駐車可能位置の路面温度に応じて駐車位置を決定し、自動駐車装置10へ送信する(ステップST4)。
これにより自動駐車装置10は、自動駐車支援装置1から通知された駐車位置に停車させるように自車を制御する。
ここで、駐車位置決定部4によるステップST4の詳細動作を、図4に示す。
駐車位置決定部4は、駐車可能位置とその位置の路面温度とを、路面温度測定部3より受け取る(ステップST4−1)。駐車位置決定部4は、受け取った駐車可能位置の中で最も低い路面温度を確認し、その最低路面温度が予め設定された判定値(例えば、0度)未満の場合(ステップST4−2“YES”)、駐車可能位置の中で最も暖かい場所を選択すべくステップST4−3へ進み、最低路面温度が予め設定された判定値(例えば、0度)以上の場合(ステップST4−2“NO”)、駐車可能位置の中で最も涼しい場所を選択すべくステップST4−4へ進む。ステップST4−3では、駐車位置決定部4が駐車可能位置の中から最も路面温度の高い位置を選択し、選択した位置を駐車位置と決定して自動駐車装置10に送信する。ステップST4−4では、駐車位置決定部4が駐車可能位置の中から最も路面温度が低い位置を選択し、選択した位置を駐車位置と決定して自動駐車装置10に送信する。
ステップST4−2で用いる判定値は、快適な車内気温が高温と低温のどちら側にあるかを判定するための値である。上記例では、路面が凍結し始める0度を判定値として設定しておき、最低路面温度が0度未満のとき車外は寒いので車内を暖かく保つために最も路面温度が高い駐車可能位置を選択し、反対に最低路面温度が0度以上のとき車外は寒くない(または、暑い)ので車内を涼しく保つために最も路面温度が低い駐車可能位置を選択している。選択した位置に車両を駐車することにより、エアコンの動作していない駐車中の車内気温を可能な限り快適に保つことができる。
なお、判定値は0度に限定されるものではない。また、判定値をユーザが設定できるようにしても構わない。
また、例えばカメラ11で検出された周囲の明るさから夜間または屋内と判断できる場合に、駐車位置決定部4は判定値を0度より上(例えば、10〜20度)に変更してもよい。
以上より、実施の形態1によれば、自動駐車支援装置1は、撮像画像を用いて駐車可能位置を検出する駐車可能位置検出部2と、駐車可能位置検出部2が検出した駐車可能位置の路面温度を測定する路面温度測定部3と、路面温度測定部3が測定した路面温度を用いて駐車可能位置の中から駐車位置を決定し自動駐車装置10に通知する駐車位置決定部4とを備える構成にしたので、エアコンが動作していない駐車中の車内を可能な限り快適な温度に保つことができる。
また、実施の形態1によれば、駐車位置決定部4は、駐車可能位置の路面温度の中で最も低い路面温度が予め設定された判定値よりも高い場合、当該最も低い路面温度の駐車可能位置を駐車位置と決定するようにした。これにより、車外が暑いときに駐車中の車内を可能な限り涼しく保つことができる。
反対に、駐車可能位置の路面温度の中で最も低い路面温度が予め設定された判定値よりも低い場合、駐車位置決定部4は、駐車可能位置の中で路面温度が最も高い駐車可能位置を駐車位置と決定するようにした。これにより、車外が寒いときに駐車中の車内を可能な限り暖かく保つことができる。
このように、実施の形態1に係る自動駐車支援装置1を動作させることで、自動駐車装置10は、車内を可能な限り快適な気温に保つことのできる駐車位置に、自車を自動駐車させることができる。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2に係る自動駐車支援装置1の構成例を示すブロック図である。図5において、図1と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。実施の形態2に係る自動駐車支援装置1は、駐車可能位置検出部2、路面温度測定部3および駐車位置決定部4に加え、撮像画像を用いて路面上の日陰位置の経時変化を推定する日陰位置変化推定部20を含み、日陰位置変化の推定結果に応じて駐車位置を判断する。日陰位置変化推定部20には、車両周囲を撮像するカメラ11と、車両の向き(方位)を測定する方位計21と、車両の位置および現在時刻を測定するGPS(Global Positioning System)装置22とが接続される。なお、GPS装置22で車両の向きを測定しても構わない。駐車位置決定部4には、ユーザインタフェースとなる入出力装置23が接続される。
入出力装置23は、タッチパネルまたはボタンといった入力デバイスと、ディスプレイまたはスピーカといった出力デバイスとを備える。または、入力デバイスと出力デバイスとが一体に構成されたタッチ式LCD(Liquid Crystal Display)パネル等であってもよい。この入出力装置23は、駐車位置決定部4から駐車時間の通知要求を受信するとユーザに対して駐車時間の入力操作を促し、入力された駐車時間を駐車位置決定部4に送信する。駐車位置決定部4は、受信した駐車時間を日陰位置変化推定部20へ通知する。
次に、図6のフローチャートを用いて、実施の形態2の自動駐車支援装置1の動作を説明する。
自動駐車装置10は、自動駐車を開始する前に駐車位置を確認するため、自動駐車支援装置1の駐車位置決定部4に駐車位置の通知要求を送信する。自動駐車支援装置1の駐車位置決定部4は、自動駐車装置10から駐車位置の通知要求を受信して、駐車可能位置検出部2に駐車位置検出要求を出すと共に、入出力装置23に対して駐車時間の通知要求を出す(ステップST21)。この通知要求に応答して入出力装置23から駐車位置決定部4へ駐車時間が送信されると、駐車位置決定部4が受信して日陰位置変化推定部20へ通知する。
駐車可能位置検出部2は、実施の形態1と同様に、カメラ11の撮像画像から駐車可能位置を検出し、その情報を路面温度測定部3に通知する(ステップST22)。路面温度測定部3は、温度センサ12を用いて駐車可能位置の路面温度を測定し、駐車可能位置とその路面温度とを駐車位置決定部4および日陰位置変化推定部20に通知する(ステップST23)。
なお、日陰位置変化推定部20は、駐車可能位置を駐車可能位置検出部2と路面温度測定部3のどちらから受け取っても構わない。
日陰位置変化推定部20は、カメラ11の撮像画像と、駐車可能位置検出部2が検出した駐車可能位置と、方位計21およびGPS装置22の情報とを用いて、駐車可能位置が日陰の状態になる時間帯を推定し、その情報を駐車位置決定部4に通知する(ステップST24)。
駐車位置決定部4は、路面温度測定部3から通知された駐車可能位置の路面温度と、日陰位置変化推定部20から通知された日陰になる時間帯とを用いて駐車位置を決定し、自動駐車装置10へ送信する(ステップST25)。
これにより自動駐車装置10は、自動駐車支援装置1から通知された駐車位置に停車させるように自車を制御する。
ここで、日陰位置変化推定部20によるステップST24の詳細動作を、図7に示す。
日陰位置変化推定部20は、駐車可能位置とその位置の路面温度とを路面温度測定部3より受け取る(ステップST24−1)。日陰位置変化推定部20は、駐車可能位置検出部2と共用するカメラ11より、駐車可能位置とその周辺を撮像した撮像画像を取得し、画像認識処理を行って日陰部分と日向部分を弁別し、日陰部分の形を検出する(ステップST24−2)。日陰位置変化推定部20は、方位計21で測定した自車の向きを取得して撮像画像の方位を割り出すと共に、GPS装置22で測定した自車位置と現在時刻とを取得して現在の太陽と自車の位置関係を割り出し、今後の太陽の動く方向と速度を推定する(ステップST24−3)。今後とは、例えば、ユーザが入力した駐車時間が経過するまでの期間とする。
続いて日陰位置変化推定部20は、現在の太陽の位置と日陰部分の形から、日陰を作っている遮蔽物の大きさと位置を検出する(ステップST24−4)。日陰位置変化推定部20は、この遮蔽物の大きさと位置と、ステップST24−3で推定した太陽の動く方向と速度とから、今後の日陰部分の動く方向と速度を推定する(ステップST24−5)。今後とは、上記同様、例えば駐車時間が経過するまでの期間とする。最後に日陰位置変化推定部20は、日陰部分の動く方向と速度の推定情報から、各駐車可能位置が日陰になる時間帯を推定し、駐車位置決定部4に通知する(ステップST24−6)。
次に、駐車位置決定部4によるステップST25(図6)の詳細動作を、図8に示す。
駐車位置決定部4は、駐車可能位置とその位置の路面温度とを路面温度測定部3より受け取り(ステップST25−1)、各駐車可能位置の日陰となる時間帯の推定情報を日陰位置変化推定部20より受け取る(ステップST25−2)。また、駐車位置決定部4は、少なくともステップST25−3へ進む前に、入出力装置23より駐車時間の情報を受け取っておく。
続いて駐車位置決定部4は、受け取った駐車可能位置の中で最も低い路面温度を確認し、その最低路面温度が予め設定された判定値(例えば、0度)未満の場合(ステップST25−3“YES”)、駐車可能位置の中で可能な限り暖かい場所を選択すべくステップST25−4に進み、最低路面温度が予め設定された判定値(例えば、0度)以上の場合(ステップST25−3“NO”)、駐車可能位置の中で可能な限り涼しい場所を選択すべくステップST25−5へ進む。ステップST25−4では、駐車位置決定部4が、現在時刻から駐車時間が経過するまでの期間において日向(つまり、日陰でない状態)が最も長く続く駐車可能位置を選択し、選択した位置を駐車位置と決定して自動駐車装置10に送信する。ステップST25−5では、駐車位置決定部4が、現在時刻から駐車時間が経過するまでの期間において日陰が最も長く続く駐車可能位置を選択し、選択した位置を駐車位置と決定して自動駐車装置10に送信する。
ここで、図9を用いて、日陰位置の経時変化を考慮した駐車位置の決定方法の一例を説明する。図9は路面を上から見た状態であり、駐車可能位置検出部2は駐車区画A〜Cを駐車可能位置として検出する。日陰位置変化推定部20は、撮像画像より日陰部分の形を検出し、この日陰を作っている遮蔽物24の大きさと位置を検出し、駐車時間(例えば、1時間)において日陰部分の動く方向と速度を推定する。図9では代表して現在、30分後、1時間後の日陰部分の形を示す。なお、日陰位置変化推定部20は、遮蔽物24を撮像した画像または地図データ等を用いて、遮蔽物24の高さおよび駐車区画A〜Cと遮蔽物24との距離等を検出し、この検出結果も考慮して日陰部分の動く速度を推定してもよい。これにより、日陰部分の動く速度をより精度よく推定できる。
日陰位置変化推定部20は、上記の情報に基づいて、駐車時間1時間に占める日陰の時間帯が駐車区画Aで最も長く、駐車区画B,Cの順に短くなると推定する。駐車位置決定部4は、駐車区画A〜Cの最低路面温度が0度未満のとき車外は寒いので車内を暖かく保つために日向の状態が最も長く続く駐車区画Cを駐車位置と決定し、反対に最低路面温度が0度以上のとき車外は寒くない(または、暑い)ので車内を涼しく保つために日陰の状態が最も長く続く駐車区画Aを駐車位置と決定する。これにより、駐車中の日差しの変化を考慮して車内気温の変化を抑えることができ、駐車中の車両にユーザが戻ってきたときに車内気温を可能な限り快適に保っておくことができる。
なお、上記例では、日向(または、日陰)の時間帯が最も長く続く駐車可能位置を駐車位置として選択する構成にしたが、これに限定されるものではない。例えば、同じ長さの日向の時間帯であっても駐車時間の始まりの方で日向になるより駐車時間の終わりの方で日向になれば、ユーザが戻ってきたときに車内気温が快適に保たれている可能性が高いと考えられるので、日向の時間帯の長さだけでなく日向になる時刻を考慮してもよい。
以上より、実施の形態2によれば、自動駐車支援装置1は、撮像画像を用いて路面上の日陰位置の経時変化を推定する日陰位置変化推定部20を備える構成にした。駐車位置決定部4は、駐車可能位置の路面温度の中で最も低い路面温度が予め設定された判定値よりも高い場合、駐車可能位置の中で日陰位置変化推定部20によって今後日陰の状態が最も長く続くと推定された駐車可能位置を駐車位置と決定するようにした。これにより、車外が暑いときに駐車中の車内を可能な限り涼しく保つことができる。
反対に、駐車可能位置の路面温度の中で最も低い路面温度が予め設定された判定値よりも低い場合、駐車位置決定部4は、駐車可能位置の中で日陰位置変化推定部20によって今後日陰でない状態が最も長く続くと推定された駐車可能位置を駐車位置と決定するようにした。これにより、車外が寒いときに駐車中の車内を可能な限り暖かく保つことができる。
このように、実施の形態2に係る自動駐車支援装置1を動作させることで、自動駐車装置10は、将来的な太陽の日差しを考慮して、車内を可能な限り快適な気温に保つことのできる駐車位置に、自車を自動駐車させることができる。
実施の形態3.
図10は、実施の形態3に係る自動駐車支援装置1の構成例を示すブロック図である。図10において、図1および図5と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。実施の形態3に係る自動駐車支援装置1は、駐車可能位置検出部2、路面温度測定部3および駐車位置決定部4に加え、駐車可能位置と路面温度とを入出力装置23に通知して画面表示させる路面温度通知部30と、ユーザが選択した駐車可能位置を入出力装置23から受け付けて駐車位置決定部4へ通知する駐車位置選択部31とを含む。駐車位置決定部4は、駐車位置選択部31から通知された駐車可能位置を駐車位置と決定して自動駐車装置10へ通知する。路面温度通知部30および駐車位置選択部31のそれぞれには、ユーザインタフェースとなる入出力装置23が接続される。
入出力装置23は、上記実施の形態2と同様に、タッチパネルまたはボタンといった入力デバイスと、ディスプレイ(表示装置)またはスピーカといった出力デバイスとを備える。または、入力デバイスと出力デバイスとが一体に構成されたタッチ式LCDパネル等であってもよい。この入出力装置23は、路面温度通知部30から通知された各駐車可能位置の路面温度の状態をユーザに示して駐車可能位置を選択させ、選択させた駐車可能位置を駐車位置選択部31に送信する。
次に、図11のフローチャートを用いて、実施の形態3の自動駐車支援装置1の動作を説明する。実施の形態3でも上記実施の形態1,2と同様に、自動駐車装置10が自動駐車支援装置1に対して駐車位置を問い合わせることで駐車位置を取得できるように構成している。
図11のステップST31,ST32は、図3のステップST1,ST2と同じであるため説明を省略する。
ステップST33では、路面温度測定部3が温度センサ12を用いて駐車可能位置の路面温度を測定し、駐車可能位置とその路面温度とを路面温度通知部30に通知する。
路面温度通知部30は、路面温度測定部3から通知された駐車可能位置とその路面温度とを入出力装置23に送信する(ステップST34)。この通知を受信した入出力装置23は、各駐車可能位置の路面温度を画面表示してユーザに駐車位置の選択を促す。ユーザは、画面表示された駐車可能位置の中から所望の路面温度の駐車可能位置を選択する。続いて入出力装置23は、ユーザの選択結果を自動駐車支援装置1の駐車位置選択部31に送信する。
駐車位置選択部31は、ユーザが選択した駐車可能位置を入出力装置23から受信し、駐車位置決定部4に通知する(ステップST35)。駐車位置決定部4は、駐車位置選択部31から通知を受けた駐車可能位置を駐車位置と決定し、自動駐車装置10へ送信する(ステップST36)。
これにより自動駐車装置10は、自動駐車支援装置1から通知された駐車位置に停車させるように自車を制御する。
ここで、入出力装置23の表示画面例を、図12に示す。図12は路面を上から見た状態を表示した画面であり、車両周囲には駐車可能位置として検出された駐車区画A〜Lが表示されている。また、車両周囲の路面温度分布がグラデーションで表現されている。図12では路面温度分布を白黒の濃淡で表現しているが、例えば高温を暖色系、低温を寒色系で表現してもよい。また、駐車区画A〜Lそれぞれの路面温度を数値で表示してもよい。ユーザは、この表示画面を見て所望の駐車区画を選択する。
以上より、実施の形態3によれば、自動駐車支援装置1は、駐車可能位置検出部2が検出した駐車可能位置および路面温度測定部3が測定した路面温度を入出力装置23に通知して画面表示させる路面温度通知部30と、駐車可能位置の中からユーザが選択した駐車可能位置を受け付けて駐車位置決定部4に通知する駐車位置選択部31とを備える構成にした。駐車位置決定部4は、駐車位置選択部31から通知された駐車可能位置を駐車位置と決定するようにした。これにより、ユーザは、駐車可能位置の路面温度を参考にして駐車位置を選択することができる。
このように、実施の形態3に係る自動駐車支援装置1を動作させることで、自動駐車装置10は、ユーザの意思を尊重した駐車位置に自車を自動駐車させることができる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、または各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 自動駐車支援装置、2 駐車可能位置検出部、3 路面温度測定部、4 駐車位置決定部、10 自動駐車装置、11 カメラ、12 温度センサ、13 車両、20 日陰位置変化推定部、21 方位計、22 GPS装置、23 入出力装置、30 路面温度通知部、31 駐車位置選択部。

Claims (6)

  1. 自動車を自動的に駐車位置に駐車する自動駐車装置を支援する自動駐車支援装置であって、
    撮像画像を用いて駐車可能位置を検出する駐車可能位置検出部と、
    前記駐車可能位置検出部が検出した駐車可能位置の路面温度を測定する路面温度測定部と、
    前記路面温度測定部が測定した路面温度を用いて前記駐車可能位置の中から駐車位置を決定し、前記自動駐車装置に通知する駐車位置決定部とを備えることを特徴とする自動駐車支援装置。
  2. 前記駐車位置決定部は、前記駐車可能位置の路面温度の中で最も低い路面温度が予め設定された判定値よりも高い場合、前記最も低い路面温度の駐車可能位置を駐車位置と決定することを特徴とする請求項1記載の自動駐車支援装置。
  3. 前記駐車位置決定部は、前記駐車可能位置の路面温度の中で最も低い路面温度が予め設定された判定値よりも低い場合、前記駐車可能位置の中で路面温度が最も高い駐車可能位置を駐車位置と決定することを特徴とする請求項1記載の自動駐車支援装置。
  4. 撮像画像を用いて路面上の日陰位置の経時変化を推定する日陰位置変化推定部を備え、
    前記駐車位置決定部は、前記駐車可能位置の路面温度の中で最も低い路面温度が予め設定された判定値よりも高い場合、前記駐車可能位置の中で前記日陰位置変化推定部によって今後日陰の状態が最も長く続くと推定された駐車可能位置を駐車位置と決定することを特徴とする請求項1記載の自動駐車支援装置。
  5. 撮像画像を用いて路面上の日陰位置の経時変化を推定する日陰位置変化推定部を備え、
    前記駐車位置決定部は、前記駐車可能位置の路面温度の中で最も低い路面温度が予め設定された判定値よりも低い場合、前記駐車可能位置の中で前記日陰位置変化推定部によって今後日陰でない状態が最も長く続くと推定された駐車可能位置を駐車位置と決定することを特徴とする請求項1記載の自動駐車支援装置。
  6. 前記駐車可能位置検出部が検出した駐車可能位置および前記路面温度測定部が測定した路面温度を表示装置に通知して画面表示させる路面温度通知部と、
    前記駐車可能位置の中からユーザが選択した駐車可能位置を受け付けて前記駐車位置決定部に通知する駐車位置選択部とを備え、
    前記駐車位置決定部は、前記駐車位置選択部から通知された駐車可能位置を駐車位置と決定することを特徴とする請求項1記載の自動駐車支援装置。
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