JP5962994B2 - 端子金具、および端子金具の製造方法 - Google Patents

端子金具、および端子金具の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、端子金具、および端子金具の製造方法に関する。
従来、前方から相手側端子金具が挿入される箱型の本体部と、本体部内に備えられて相手側端子金具に弾性的に接触する弾性接触片とを、異種の金属で形成した端子金具が知られている。このような端子金具によれば、例えば、弾性接触片を高価な耐熱銅合金等で形成することで、端子金具の耐久性を高める一方、本体部を安価な黄銅等で形成することで、端子金具の材料コストを低く抑えることができる。
弾性接触片を本体部に取り付ける方法としては、例えば下記特許文献に記載の方法が知られている。すなわち、本体部の側壁の一部を内側に切り起こすことで、係止孔と、係止孔の上縁から内側に突出する係止突起とを形成し、この係止孔に、弾性接触片の両側に突設した突片を係合させる方法である。
特許第2988608号公報
ここで、上記のように切り起こしにより係止突起を形成する場合には、係止突起となる予定の領域の周囲をコの字状に抜き加工してスリット部を形成してから、切り残した部分に曲げ加工を施すことが一般的である。
しかし、このような方法では、切り起こしによって形成される抜き孔がスリット部の分だけ大きくなるため、端子金具においてこの抜き孔周辺の強度が低下する懸念がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、端子金具の強度低下を抑制しつつ、端子金具本体に対して弾性接触片を固定可能な端子金具を提供することを目的とする。
本発明の端子金具は、相手側端子金具と接続される端子接続部を備える本体部と、前記本体部とは別体に形成されて前記端子接続部内に配され、前記相手側端子金具に弾性的に接触する弾性接触片と、前記弾性接触片をかしめ付けるかしめ片とを備え、前記本体部が、前記弾性接触片が載置される底壁を有しており、前記かしめ片が、前記底壁から連なるとともに前記底壁と対向して延びており、前記弾性接触片が、前記かしめ片と前記底壁とで挟み込まれた状態で配置されており、前記本体部において前記かしめ片における基端位置の幅方向両端に孔部が設けられ、前記本体部が、前記孔部に連なる抜き孔を有しており、前記抜き孔が、前記孔部の並び方向と垂直に延び、互いに向かい合う一対の内壁面を有しており、前記かしめ片の側縁のうち前記孔部が設けられた部分よりも先端側の部分の一部が、前記内壁面に対して隙間なく配置されている
上記のような構成によれば、かしめ片の切り起こしによって形成される抜き孔の大きさを必要最低限とすることができ、端子金具の強度低下を回避できる。加えて、かしめ片の基端位置、すなわち、かしめ片が曲げられる箇所において、かしめ片とその周辺領域との間に孔部によって隙間が設けられるから、曲げ加工を容易に行うことができ、曲げ部分の曲率半径を小さくできる。これにより、端子接続部において、弾性接触片が配される空間の幅を最大限に確保することができ、弾性接触片の幅を充分に確保することができる。以上より、端子金具の強度低下を抑制しつつ、端子金具本体に対して弾性接触片を固定可能な端子金具を提供できる。
また、前記本体部が、電線に接続されるものであって、前記端子接続部に連結部を介して連結される電線接続部を備え、前記かしめ片が、前記端子接続部において前記連結部側の端部に設けられたものであってもよい。
ここで、一般に連結部は端子金具において比較的強度が小さい部分であるため、この連結部の近傍に大きな抜き孔が形成されると、連結部の強度低下が懸念される。このため、連結部の近傍にかしめ片が形成される場合において、上記の構成のかしめ片を好適に適用できる。
本発明によれば、端子金具の強度低下を抑制しつつ、端子金具本体に対して弾性接触片を固定可能な端子金具を提供できる。
実施形態の端子金具の側面図 かしめ片の周辺部分を示す部分拡大側面図 端子接続部を示す部分平断面図 端子接続部においてかしめ片の周辺部分を示す部分拡大平断面図 端子接続部においてかしめ片の周辺部分を示す部分拡大横断面図 端子接続部の展開図 従来の第1の方法で製造された端子金具の側面図 従来の第1の方法で製造された端子金具における端子接続部の展開図 従来の第2の方法で製造された端子金具の側面図 従来の第2の方法で製造された端子金具における端子接続部の展開図 従来の第2の方法で製造された端子金具においてかしめ片の周辺部分を示す部分拡大横断面図
本発明の実施形態を、図1〜図11を参照しつつ詳細に説明する。
本実施形態における端子金具1は、タブを有する雄側端子金具(相手側端子金具)と接続される雌側の端子金具である。端子金具1は、前方から雄側端子金具が挿入される本体部10と、本体部10とは別体に形成されて、雄側端子金具に弾性的に接触する弾性接触片50とを備えるものである。以下、各構成部材において、雄側端子金具との接続方向前側を前方、その反対側を後方とし、また、図1の上側を上方、下側を下方として説明する。
本体部10は、銅、黄銅等の銅合金からなる金属板材を打ち抜き加工した後、折り曲げ加工等することにより、前後方向に細長い形状に形成されたものである。この本体部10の略前半領域には、雄側端子金具のタブが挿入される端子接続部20が形成され、略後半領域には、電線60がかしめ付けられる電線圧着部40(電線接続部に該当)が形成されている。
端子接続部20は、前後方向に細長い角筒状をなし、その前端には、雄側端子金具が挿入される端子挿入口21が設けられている。端子接続部20は、底壁22と、この底壁22の幅方向両端縁から上方へ起立した一対の側壁23、23と、これら一対の側壁23、23の上端に跨って底壁22と対向して配される天井壁24とを備えている。
電線圧着部40は、端子接続部20における底壁22の後端から後方に延びる連結部30を介して、端子接続部20に連結されている。この電線圧着部40は、連結部30の後端から後方に延設される底板41と、この底板41の両側縁から突出する一対のワイヤバレル部42及びインシュレーションバレル部43とを備えている。ワイヤバレル部42及びインシュレーションバレル部43は、底板41に載置された電線60の芯線61及び絶縁被覆62にかしめ付けられ、これら芯線61及び絶縁被覆62を包み込むように曲げ変形がなされる。
端子接続部20の内部には、本体部10とは別体に形成された弾性接触片50が配されている。この弾性接触片50は、耐熱銅合金等からなり、全体として前後方向に細長い板状とされている。この弾性接触片50の前端部および後端部は、それぞれ端子接続部20の底壁22に接する前側支点部51および後側支点部52とされており、これら前側支点部51と後側支点部52との中間部分は板ばね部53とされている。板ばね部53は、その前半部分が後方へ向かうに従って緩やかに上り、その後半部分が後方へ向かうに従って緩やかに下る山形に曲げ加工されている。山の頂点は、弾性接触片50における前後方向の中央位置よりもやや前端寄りの位置に配され、雄側端子金具のタブと接触する接点部54とされている。
弾性接触片50の両側縁において、接点部54の側方位置には、それぞれ、係止片55が側方に向かって突設されている。一方、端子接続部20における一対の側壁23、23には、係止孔25が開口しており、係止片55がこの係止孔25に入り込むことによって、接点部54の前後方向の位置決めがなされている。
前側支点部51および板ばね部53の幅は、端子接続部20における底壁22の内側面の幅よりもやや小さく形成されている。一方、後側支点部52の幅は、前側支点部51および板ばね部53の幅よりも大きくされ、端子接続部20における底壁22の内側面の幅とほぼ同等とされている。この後側支点部52において、前後方向の略中央位置には、その両側縁に、台形状の切り欠き部56が設けられている。そして、一対の切り欠き部56によって挟まれた部分は、他の部分よりも幅狭な幅狭部57とされている。
さて、弾性接触片50の後側支点部52は、本体部10に形成されたかしめ片26によって、本体部10にかしめ付けられている。このかしめ片26は、本体部10の一部を切り起こして形成されたものである。
かしめ片26は、弾性接触片50を端子接続部20の底壁22上に配した状態で、幅狭部57に整合する位置に一対が設けられている。かしめ片26は、本体部10の底壁22および側壁23、23の一部を内側に切り起こすことによって形成されたものである。各かしめ片26の基端位置は、底壁22の両側縁(側壁23、23と接する辺)よりもやや内側に入った位置とされ、先端位置は、側壁23、23の下端(底壁22と接する辺)よりもやや上方位置とされている。また、かしめ片26の幅(端子接続部20の前後方向に沿う方向の長さ)は、弾性接触片50の幅狭部57における前後方向の長さとほぼ同等とされている。
端子接続部20において、かしめ片26の基端位置における幅方向(本体部10の前後方向に沿う方向)の両端には、それぞれ、一対ずつの基端側孔部27(孔部に該当)が抜き加工によって形成されている。基端側孔部27の高さ位置は、弾性接触片50を端子接続部20の底壁22上に配した状態で、幅狭部57の上面位置よりもやや低い位置とされている。さらに、一対の側壁23、23において、かしめ片26とされる領域の直上には、先端側孔部28が抜き加工によって形成されている。先端側孔部28の幅は、かしめ片26において対となる基端側孔部27に挟まれた部分の幅よりも大きくされている。そして、対となる基端側孔部27の上端縁において内側(相手側の基端側孔部27と対向する側)の端部よりもやや外側に寄った位置と、先端側孔部28の下端縁においてその両端よりもやや内側に寄った位置とを結ぶ線が垂直にせん断されることによって、かしめ片26が形成されている。
一対のかしめ片26は、互いに中心側に倒されて、弾性接触片50を底壁22との間に挟み込んでかしめ付けている。一対のかしめ片26は重なりあうことなく、互いの先端の間に若干の隙間をあけて配される。なお、かしめ片26は、弾性接触片50の後側支点部52において、他の部分よりも幅の狭い幅狭部57にかしめ付けられており、これによって、弾性接触片50の前後方向の抜け止めがなされている。
端子金具1の組み立ては、例えば以下のようにして行われる。
まず、金属板材を打ち抜き加工することにより、本体部素片10Eを形成する。この打ち抜き加工の際に、基端側孔部27および先端側孔部28の打ち抜きも同時に行う。これとともに、金属板材を打ち抜き加工および曲げ加工することにより、弾性接触片50を形成しておく。
次に、弾性接触片50を底壁22上に載置した状態で、本体部素片10Eに曲げ加工を施すことによって、端子接続部20を形成する。このとき、係止片55が係止孔25に入り込むことによって、弾性接触片50が端子接続部20内に位置決め状態で係止される。
次いで、端子接続部20においてかしめ片26となる部分に治具をあてがい、内側に倒すように押圧する。すると、対となる基端側孔部27の上端縁において内側(相手側の基端側孔部27と対向する側)の端部よりもやや外側に寄った位置と、先端側孔部28の下端縁においてその両端よりもやや内側に寄った位置とを結ぶ線が、垂直に引き裂かれるようにしてせん断される。これによりかしめ片26が切り起こし形成され、このかしめ片26によって弾性接触片50がかしめ付けられる。
ここで、切り起こしによってかしめ片26を形成して弾性接触片50をかしめるために、従来、以下のような方法が考えられた。
第1の方法は、かしめ片102となる予定の領域のうち一辺を残し、他の三辺の周囲に抜き加工を施してスリット部103を形成してから、切り残した一辺を基端として曲げ加工を施す方法である。第1の方法で製造された端子金具100における端子接続部101の側面図を図7に、展開図を図8に示した。
しかし、このような方法では、切り起こしによって形成される抜き孔104が、スリット部103の分だけ大きくなる。このため、この抜き孔104と連結部105との距離が短くなる。これにより、連結部105の強度が低下し、何らかの理由で端子金具100に大きな力がかかった際に、この連結部105が損傷することが懸念される。特に、小型の端子金具の場合には、この懸念が大きくなる。
このような問題を回避するため、第2の方法として、かしめ片112となる領域の外周縁を、基端位置となる一辺を残してプレス加工等によってせん断しつつ曲げ加工する方法が考えられる。第2の方法で製造された端子金具110における端子接続部111の側面図を図9に、展開図を図10に、部分拡大横断面図を図11に示した。
しかし、このような方法では、かしめ片112における外周縁のせん断長さが安定せず、予定されていた基端位置を超えて亀裂が入ってしまうおそれがある。また、かしめ片112とその外側領域とのせん断面が面同士で接している状態で、無理に曲げ加工を行うため、精密な曲げ加工が難しく、曲げ部分の曲率半径が大きくなってしまう。このため、端子接続部111の底壁113において、一対のかしめ片112に挟まれる平坦な部分の幅が狭くなり、それに合わせて弾性接触片114の幅を狭くしなければならなくなるという問題が生じる。
そこで、本実施形態では、かしめ片26となる領域における基端位置の幅方向両端と先端位置とに基端側孔部27および先端側孔部28を設け、かしめ片26の側縁26Aにおいて基端側孔部27から先端側孔部28に至る部分をせん断しながら本体部10から分断するようにした。
これにより、抜き孔29の大きさを必要最低限とすることができる。加えて、かしめ片26の基端位置において、かしめ片26とその外側領域との間に基端側孔部27によって隙間が設けられるから、かしめ片26の曲げ加工が容易となり、曲げ部分の曲率半径を小さくできる。これにより、端子接続部20の底壁22において、一対のかしめ片26に挟まれる平坦な部分の幅を確保することができ、弾性接触片50の幅を充分に確保することができる。以上より、端子金具1の強度低下を抑制できる。
以上のように本実施形態の端子金具1は、相手側端子金具と接続される端子接続部20を備える本体部10と、この本体部とは別体に形成された弾性接触片50とを備える。この弾性接触片50は、端子接続部20内に配され、相手側端子金具に弾性的に接触するものである。弾性接触片50は、本体部10の一部を切り起こすことによって形成されたかしめ片26によりかしめ付けられている。本体部10においてかしめ片26における基端位置の幅方向両端には基端側孔部27が設けられ、かしめ片26の側縁26Aにおいて基端側孔部27が形成された部分を除く部分はせん断により本体部10から分断されている。
上記のような構成によれば、かしめ片26の切り起こしによって形成される抜き孔29の大きさを必要最低限とすることができ、端子金具1の強度低下を回避できる。加えて、かしめ片26の基端位置、すなわち、かしめ片26が曲げられる箇所において、かしめ片26とその周辺領域との間に基端側孔部27によって隙間が設けられるから、曲げ加工を容易に行うことができ、曲げ部分の曲率半径を小さくできる。これにより、端子接続部20において、弾性接触片50が重ねられる平坦な部分の幅を最大限に確保することができ、ここに積層される弾性接触片50の幅を充分に確保することができる。以上より、端子金具1の強度低下を抑制しつつ、本体部10に対して弾性接触片50を固定可能な端子金具1を提供できる。
また、端子金具1は、電線60に接続されるものであって、端子接続部20に連結部30を介して連結される電線圧着部40を備えている。そして、かしめ片26が、端子接続部20において連結部30側の端部に設けられている。
ここで、一般に連結部30は端子金具1において比較的強度が小さい部分であるため、この連結部30の近傍に大きな抜き孔が形成されると、連結部30の強度低下が懸念される。このため、連結部30の近傍にかしめ片26が形成される場合において、上記のような構成のかしめ片26を好適に適用できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態によれば、かしめ片26は弾性接触片50の両側に一対が設けられているが、これに限らず、かしめ部をいずれか一方のみに設けてもよい。また、この場合、かしめ部を他方の側まで延出するものとし、端子金具を全幅にわたって一のかしめ部でかしめ付けるものとしてもよい。
(2)上記実施形態によれば、かしめ片26となる領域における基端位置の幅方向両端と先端位置とに基端側孔部27および先端側孔部28を設け、かしめ片26の側縁26Aにおいて基端側孔部27から先端側孔部28までの部分をせん断しながら本体部10から分断するようにしているが、先端側孔部を設けず、かしめ片の外周縁の全縁をせん断しながら本体部から分断するようにしてもよい。
1…端子金具
10…本体部
20…端子接続部
30…連結部
40…電線圧着部(電線接続部)
50…弾性接触片
26…かしめ片
27…基端側孔部(孔部)
60…電線

Claims (3)

  1. 相手側端子金具と接続される端子接続部を備える本体部と、
    前記本体部とは別体に形成されて前記端子接続部内に配され、前記相手側端子金具に弾性的に接触する弾性接触片と、前記弾性接触片をかしめ付けるかしめ片とを備え、
    前記本体部が、前記弾性接触片が載置される底壁を有しており、前記かしめ片が、前記底壁から連なるとともに前記底壁と対向して延びており、前記弾性接触片が、前記かしめ片と前記底壁とで挟み込まれた状態で配置されており、
    前記本体部において前記かしめ片における基端位置の幅方向両端に孔部が設けられ、
    前記本体部が、前記孔部に連なる抜き孔を有しており、
    前記抜き孔が、前記孔部の並び方向と垂直に延び、互いに向かい合う一対の内壁面を有しており、
    前記かしめ片の側縁のうち前記孔部が設けられた部分よりも先端側の部分の一部が、前記内壁面に対して隙間なく配置されている、端子金具。
  2. 前記本体部が、電線に接続されるものであって、前記端子接続部に連結部を介して連結される電線接続部を備え、
    前記かしめ片が、前記端子接続部において前記連結部側の端部に設けられたものである、請求項1に記載の端子金具。
  3. 相手側端子金具と接続される端子接続部を備える本体部と、
    前記本体部とは別体に形成されて前記端子接続部内に配され、前記相手側端子金具に弾性的に接触する弾性接触片と、
    前記本体部の一部を切り起こすことによって形成されて前記弾性接触片をかしめ付けるかしめ片とを備える端子金具の製造方法であって、
    金属板材を打ち抜き加工することにより、前記かしめ片の基端位置となる部分の幅方向両端に孔部を有する本体部を形成する工程と、
    前記本体部における前記かしめ片の側縁となる部分において前記孔部が形成された部分を除く部分をせん断することにより前記かしめ片を形成する工程とを含む、端子金具の製造方法。
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