JP5962914B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、例えばコピー機、ファクシミリ機、プリンター装置、或いはコピー、ファクシミリ、プリンターの機能を搭載した複合機等の画像形成装置に関し、特に定着ローラの非通紙部分の温度上昇を抑制する技術に関する。
画像形成装置における重要な課題の一つに、幅の小さい用紙に対して連続してプリント動作を実行した際に、定着ローラの非通紙部分が異常高温状態に陥ることに起因する、ローラの周辺部品の劣化問題を挙げることができる。このため、従来から画像形成装置では種々の非通紙部分に対する温度抑制対策が採られており、例えば、特許文献1では、プリント枚数をカウントし、カウントされたプリント枚数が所定枚数に到達すると、定着ローラの設定温度を低下させることで、非通紙部分が異常高温状態に陥ることを防いでいる。
特許文献1において、カウントされたプリント枚数は、所定条件を満たしたときにリセットされる。具体的には、ジョブ終了後の所定時間内のプリント枚数をカウントし、所定時間内に所定枚数以上のプリントが行われた場合にはプリント枚数を積算し、所定時間内のプリント枚数が所定枚数に至らなかった場合にはプリント枚数をリセットしている。
特開2002−196614号公報
しかし、ユーザーが一つのジョブを完了させたのち、次のジョブを開始するまでの時間間隔は長短様々である。このため、特許文献1の画像形成装置においては、リセット時における定着ローラの表面温度の下がり具合が不十分であると、非通紙部が異常高温状態に陥るおそれがある。すなわち、特許文献1の画像形成装置では、実際の定着ローラの表面温度の下がり具合とは無関係に、ジョブ終了後の所定時間内のプリント枚数が所定枚数に到達しているか否かという一点にのみに基づいて、プリント枚数のリセット動作を行う。このため、リセット時における定着ローラの表面温度が不用意に高い状態に維持されていた場合には、特にその後のジョブによるプリント枚数が多いと、非通紙部が異常高温状態に陥りやすい。また、逆に、リセット時の定着ローラの表面温度が下がり過ぎている場合には、低温の第2の定着温度に切り換えられた際に、定着不良を生じるおそれがある。
本発明は、定着不良の発生を防ぎながら、定着ローラの非通紙部が異常昇温状態に陥ることを防ぐことができる、画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、記録媒体2上にトナー画像を形成する画像形成手段15と、トナー画像が形成された記録媒体2を加熱して、トナー画像を記録媒体2に定着させる定着手段16と、記録媒体2のプリント枚数をカウントするカウンタ手段51と、前記定着手段16を制御する制御手段40とを備える画像形成装置を対象とする。また、この画像形成装置は、前記カウンタ手段51によりカウントされた積算プリント枚数が所定枚数に至ると、定着手段16が第1の定着温度から、該第1の定着温度よりも低温の第2の定着温度に切り替えられるようになっている。この画像形成装置は、プリントジョブが終了してからの待機時間を計測する計時手段53を備える。そして、前記制御手段40が、前記計時手段53により計測された待機時間と、第1〜第Nの閾時間とを比較し、これら閾時間と待機時間の比較から得られた減算値を用いて、前記カウンタ手段51によりカウントされた積算プリント枚数に対して減算処理を行うことを特徴とする。
前記待機時間が最終の第Nの閾時間を経過すると、前記制御手段40が、前記カウンタ手段51による積算された積算プリント枚数をリセットする形態を採ることができる。
また、この画像形成装置は、前記定着部16の温度を検出する定着部温度検出手段56と、ジョブ終了後の前記カウンタ手段51により算出された積算プリント枚数が格納される不揮発性の記憶手段54とを備える。そして、前記制御手段40が、電源断後のプリントジョブの開始時に、前記定着部温度検出手段56により検出される検出温度と、前記記憶手段54内に格納された前記積算プリント枚数に基づいて、該積算プリント枚数をリセットする形態を採ることができる。
本発明の画像形成装置は、待機時間と第1〜第Nの閾時間との比較に基づいて、積算プリント枚数に対して減算処理を行う。つまり、待機時間の長短に応じて積算プリント枚数に対する減算値が決定され、この減算値が積算プリント枚数から減算される。具体例を挙げると、例えば待機時間が3分(第1の閾時間)経過した時点で積算プリント枚数から500枚が減算され、待機時間が6分(第2の閾時間)経過した時点で、積算プリント枚数からさらに500枚が減算される。加えて、この画像形成装置においては、減算後の積算プリント枚数を用いて、カウンタ手段51によりプリント枚数が積算される。そして、積算プリント枚数が所定枚数に至ると、定着手段16の定着温度が、高温の第1の定着温度から低温の第2の定着温度に切り換えられる。
以上のように、本発明の画像形成装置においては、待機時間の長短に応じて、積算プリント枚数に対して段階的な減算処理が行われる。したがって、従来のように、待機時間が所定時間に至ると、積算プリント枚数が完全にリセットされる形態に比べて、第1の定着温度から第2の定着温度への定着温度の切換タイミングをより適切なものとすることができる。
つまり、従来のように待機時間が所定時間に至ると積算プリント枚数がリセットされる形態では、リセット時の定着手段16の温度状態が不用意に高い場合には、その後のジョブにより定着手段16が第2の定着温度に切り換えられるまでに、非通紙部分が異常高温状態となるおそれがある。これに対して、本発明によれば、段階的に減算処理が行われるため、減算時における定着手段16の温度状態が不用意に高い場合であっても、より早いタイミングで定着温度が第2の定着温度に切り換えられる。したがって、定着手段16の非通紙部分が異常高温状態になることをより確実に防ぐことができる。
また、従来形態においては、リセット時の定着手段16の温度状態が不用意に低い場合には、その後のジョブにより第2の定着温度に切り換えられた際に、積算プリント枚数と定着手段16の温度状態との乖離が大きくなり、定着不良を生じるおそれがある。これに対して本発明によれば、段階的に積算プリント枚数は減算されるため、定着温度の切換タイミングを決定する積算プリント枚数と、定着手段16の温度状態との間の乖離は僅かである。したがって、定着不良を確実に防ぐことができる。
不揮発性の記憶手段54内に積算プリント枚数等が格納されていると、画像形成装置の電源のオン/オフ操作、或いは停電等により不用意に電源が遮断された場合でも、積算プリント枚数等の情報を記憶手段54内に保持することができる。つまり、本発明によれば、電源がオフとなったときにも積算プリント枚数等の情報が消去されることは無い。以上より、本発明によれば、電源断等が生じた場合にも、積算プリント枚数等の情報が保持される、信頼性に優れた画像形成装置を得ることができる。また、電源投入時には、記憶手段54内に格納された積算プリント枚数のみならず、定着部温度検出手段56により検出される検出温度に基づいて、該積算プリント枚数をリセットする。これにて、電源断時に、定着手段16の温度状態が高い状態に維持されているにも拘らず、該積算プリント枚数がリセットされることを防ぐことができるので、その後のジョブにより、定着手段16の非通紙部分が異常高温状態になることをより確実に防ぐことができる。
本発明に係る画像形成装置の制御方法を示すフローチャートである。 本発明に係る画像形成装置の概略構成図である。 本発明に係る画像形成装置の制御系のブロック図である。 本発明に係る画像形成装置の制御動作を示すフローチャートである。 本発明に係る画像形成装置の制御方法を示すフローチャートである。
図1から図5に、本発明に係る画像形成装置を、コピー機能とファクシミリ機能とを備えた複合機に適用した実施形態を示す。なお、本実施形態における前後、左右、上下とは、図2に示す交差矢印と、各矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従う。
図2において複合機1は、堆積状の記録用紙(記録媒体)2が載置される給紙カセット3と、給紙カセット3から送られた記録用紙2上にトナー画像を形成する画像記録部4と、画像記録部4の上方に配置された画像読取部5とを含む。画像読取部5の上面には、各種操作ボタンを有する操作パネル6と、自動原稿搬送装置(ADF(Auto Document Feeder))7が設けられている。複合機1の内部には、給紙カセット3から画像記録部4を経て、装置本体の中央部に区画形成された排紙部8に至る用紙搬送路10が形成されている。
給紙カセット3は、記録用紙2を用紙搬送路10に繰り出すための給紙ローラ11と、給紙ローラ11に圧接して記録用紙2の重送を防止する摩擦パッド12とを備える。用紙搬送路10における給紙ローラ11と画像記録部4との間には、後述する感光体ドラム20上のトナー画像と同期するように、画像記録部4への給紙タイミングを制御するレジストローラ対13が設けられている。給紙ローラ11には、給紙クラッチが接続されており、該給紙クラッチを断続することにより、給紙ローラ11への動力を断続して給紙間隔を調整することができる。
画像記録部4は、給紙カセット3から送られた記録用紙2上にトナー画像を形成する画像形成部(画像形成手段)15と、トナー画像が形成された記録用紙2を加熱し加圧して、トナー画像を定着する定着部(定着手段)16とを備えている。画像形成部15は感光体ドラム20を中心にして構成されており、画像形成時の感光体ドラム20は、図2において反時計回転方向に回転する。感光体ドラム20の周囲には、その回転方向に沿ってコロナ帯電式の帯電器21と、LED(Light Emitting Diode)ヘッド22と、現像器23と、転写ローラ24と、クリーニング部25とが順に設けられている。LEDヘッド22は、帯電器21によって帯電された感光体ドラム20の表面を露光して静電潜像を形成する。現像器23は、現像ローラ29を介して感光体ドラム20の表面にトナーを供給する。より具体的には、現像器23は、トナーを主成分とする1成分現像剤を収容するハウジング27と、ハウジング27内でトナーを攪拌するアジテータ28と、ハウジング27の開口部に配置される現像ローラ29とを備える。本実施形態に係る現像器23は、ドラムカートリッジとしてユニット部品化されており、複合機1の装置本体に対して交換可能に構成されている。転写ローラ24は、感光体ドラム20の表面に形成されたトナー画像を記録用紙2に転写する。クリーニング部25は、感光体ドラム20の表面の電荷および残留トナーを除去する。感光体ドラム20および転写ローラ24の回転により、トナー画像が形成された記録用紙2は下流側の定着部16へ搬送される。
定着部16は、加熱ローラ31と加圧ローラ32とを備えており、両ローラ31・32が接触する部分に、記録用紙2を加熱し加圧するニップ部が形成してある。画像形成時の加熱ローラ31および加圧ローラ32は、ニップ部に達した記録用紙2を用紙搬送路10の下流側へ送り出す方向に回転する。用紙搬送路10の終端には、記録用紙2を排紙部8へ排出する排紙ローラ対33が設けられている。
図3に示すように、複合機1のプリント動作を制御する制御部(制御手段)40は、統合チップセット41およびシステムバス42を介してCPU(Central Processing Unit)43に接続される。CPU43は、ROM(Read Only Memory)44に記憶されたプログラムに基づいて、各種の演算処理を行う。ROM44には、制御プログラムのほかに、閾温度等の情報が格納されている。SRAM(Static Random Access Memory)45は、ユーザ情報や電話帳データなどの情報を格納するメモリである。
システムバス42には、操作パネル6と、モデム46およびネットワークコントロールユニット(NCU(Network Control Unit))47が接続されている。モデム46は、ファクシミリ通信が可能なファクシミリモデムとして構成されており、送受信データの変調および復調を行う。NCU47は、モデム46と公衆交換電話網(PSTN(Public Switched Telephone Network))との接続および切断を行う。統合チップセット41には、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等からなる画像メモリ49が接続されており、画像メモリ49には、画像読取部5を構成するスキャナ50で読み取られた画像データ、およびファクシミリ通信で受信した画像データなどが一時的に格納される。また、システムバス42には、印字枚数を積算して積算カウント数を算出するカウンタ(カウント手段)51、時間を計測するタイマ(計時手段)53と、メモリ(記憶手段)54が接続されている。このメモリ54は、フラッシュメモリやEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの不揮発性メモリであり、カウンタ51で積算された積算カウント数と記録用紙2の給紙時間のほか、タイマ53で計測されたジョブ終了時刻などが格納される。本実施形態においては、カウンタ51は、2000枚を上限値として積算カウント数をカウントする。また、カウンタ51の下限値は0であり、カウント枚数が0の状態で減算処理がされても値は0のままである。制御部40は、給紙動作を行うたびに、カウンタ51により積算された積算カウント数に関する情報をメモリ54内に格納する。
図3に示すように、加熱ローラ31の内部には、ヒーター55が内蔵されており、該ヒーター55からの発熱を受けて、加熱ローラ31の表面が加熱される。加熱ローラ31には、その表面温度を検出するためのサーミスタ(定着部温度検出手段)56が設けられており、その検出温度は制御部40に送られる。制御部40は、AC電源57の電力を制御する電力コントローラであるトライアック58を介して、加熱ローラ31のヒーター55をオンオフ制御する。
より具体的には、制御部40は、加熱ローラ31の表面温度が高温の第1の定着温度となる高温モードと、低温の第2の定着温度となる低温モードとの間で、ヒーター55をオンオフ制御する。
次に、図1のフローチャートを用いて、本実施形態に係る複合機1の画像形成処理の基本的な流れを説明する。待機状態からプリント作業(ジョブ)の開始指令(印字指令)を受けると(S1でYES)、制御部40は、給紙ローラ11等を駆動させて給紙カセット3から給紙を行う(S2)。このとき、メモリ54内に格納されている積算プリント枚数が、1500枚以下であると(S3でYES)、高温モードを選択し、第1の定着温度で定着処理を行う(S4)。一方、積算プリント枚数が1500枚を超えていると(S3でNO)、低温モードを選択し第2の定着温度で定着処理を行う(S5)。また、カウンタ51は、給紙動作が行われるたびに、積算プリント枚数に対する積算処理を行う(S6)。
複合機1は、給紙(S2)から積算処理(S6)までの一連の処理をジョブが終了するまで繰り返す(S7でNO)。そして、ジョブが終了すると(S7でYES)、待機状態となり、タイマ53によって待機時間(t)の計測を開始する(S8)。待機状態においては、待機時間に応じて積算プリント枚数に対する減算処理を行う(S9)。この減算処理については、後述する。
かかる待機状態から再びジョブ指令を受けると(S10でYES)、タイマ53をリセットし(S11)、S2に戻って給紙動作を行う。一方、待機時間(t)が所定の閾時間(例えば、20分)に到達するまでは、積算プリント枚数に対する減算処理を行う(S10でNO、S12でNO)。そして、待機時間(t)が所定の閾時間(例えば、20分)に到達すると(S12でYES)、積算プリント枚数をリセットする(S13)。すなわち、カウンタ51をリセットし、タイマ53による計時を終了する(S14)。
次に、図4を使って、待機状態において実行される、積算プリント枚数に対する減算処理について説明する。まず、制御部40は、タイマ54により計時された待機時間と、第1の閾時間(例えば3分)とを比較し(S15)、待機時間が3分になった時点で(S15でYES)、カウンタ51でカウントされた積算プリント枚数に対して500枚の減算処理を行う(S16)。さらに、制御部40は、待機時間と第2の閾時間(例えば6分)とを比較し(S17)、待機時間が6分になった時点で(S17でYES)、さらに、積算プリント枚数に対して500枚の減算処理を行う(S18)。さらに、制御部40は、待機時間と第3の閾時間(例えば12分)とを比較し(S19)、待機時間が12分になった時点で(S19でYES)、さらに、積算プリント枚数に対して500枚の減算処理を行う(S20)。以上のように、本実施形態に係る複合機1では、待機時間が3分を経過した時点で、積算プリント枚数に対して500枚の減算処理を行う。待機時間が6分を経過した時点で、積算プリント枚数に対して、計1000枚の減算処理を行う。さらに、待機時間が12分を経過した時点で、積算プリント枚数に対して、計1500枚の減算処理を行う。
次に、電源投入時の制御部40の動作を、図5のフローチャートを用いて説明する。電源が投入されると(S21)、制御部40は、メモリ54に格納されているプリント枚数をカウンタ51にロードし、サーミスタ56により、加熱ローラ31の表面温度を検知する(S22)。このときの検知温度(T)が所定の閾温度(例えば、100℃)以上の場合には(S22でYES)、タイマ53を駆動させて、待機時間の計時を行い(S23)、待機時間に応じて積算プリント枚数の減算処理を行う(S24)。そして、ジョブ指令を受けると(S25でYES)、タイマ53をリセットし(S26)、図1のS2に至って給紙動作を行う。一方、待機時間が20分に到達した場合には(S27でYES)、積算プリント枚数をリセットし(S28)、タイマ53による計時を終了する(S29)。
一方、サーミスタ56により検知された検知温度(T)が、閾温度(100℃)未満である場合には(S22でNO)、不揮発性のメモリ54内に格納されている積算プリント枚数を閾枚数(1000枚)と比較する(S30)。そして、積算プリント枚数が閾枚数を超えている場合には(S30でNO)、S23に至って、タイマ53による待機時間の計時を開始する。積算プリント枚数が閾枚数(1000枚)以下である場合には(S30でYES)、カウンタをリセットする(S31)。
以上のように、本実施形態に係る複合機1においては、タイマ53で計時された待機時間の長短に応じて、積算プリント枚数に対して段階的な減算処理を行うようにした。したがって、従来のように、待機時間が所定時間に至ると、積算プリント枚数が完全にリセットされる形態に比べて、第1の定着温度から第2の定着温度への定着温度の切換タイミングをより適切なものとすることができる。この複合機1によれば、段階的に積算プリント枚数は減算されるため、定着温度の切換タイミングを決定する積算プリント枚数と、加熱ローラ31の定着手段の温度状態との乖離は僅かである。したがって、定着不良を確実に防ぐことができる。
不揮発性のメモリ54内に積算プリント枚数等が格納されていると、複合機1の電源のオン/オフ操作、或いは停電等により不用意に電源が遮断された場合でも、積算プリント枚数等の情報をメモリ54内に保持することができる。つまり、本発明によれば、電源がオフとなったときにも積算プリント枚数等の情報が消去されることは無い。以上より、本実施形態によれば、電源断等が生じた場合にも、積算プリント枚数等の情報が保持される信頼性を備えた画像形成装置を得ることができる。
上記実施形態においては、制御部40は、定着温度を第1の定着温度と、第2の定着温度との間で切り換え制御するようにしていたが、定着温度は、これら2種に限られず、3種以上の定着温度を用いて、ヒーター55をオンオフ制御するものであってもよい。閾温度、或いは閾時間等は、上記実施形態に挙げたものに限られない。
また、上記実施形態においては、複合機1の全体を制御するCPU43とは別の制御部40が画像記録手段4の制御をしているが、一つのCPUで全体と画像記録手段とを制御する構成としてもよい。さらに、カウンタ51やタイマ53をハードウェアではなくプログラムで実現するようにしてもよい。
1 画像形成装置(複合機)
2 記録媒体(記録用紙)
15 画像形成手段(画像形成部)
16 定着手段(定着部)
40 制御手段(制御部)
51 カウンタ手段(カウンタ)
53 計時手段(タイマ)
54 記憶手段(メモリ)
56 定着部温度検出手段(サーミスタ)

Claims (3)

  1. 記録媒体上にトナー画像を形成する画像形成手段と、トナー画像が形成された記録媒体を加熱して、トナー画像を記録媒体に定着させる定着手段と、記録媒体のプリント枚数をカウントするカウンタ手段と、前記定着手段を制御する制御手段とを備え、
    前記カウンタ手段によりカウントされた積算プリント枚数が所定枚数に至ると、前記定着手段が第1の定着温度から、該第1の定着温度よりも低温の第2の定着温度に切り替えられる画像形成装置において、
    プリントジョブが終了してからの待機時間を計測する計時手段を備え、
    前記制御手段が、前記計時手段により計測された待機時間と、第1〜第Nの閾時間とを比較し、これら閾時間と待機時間の比較から得られた減算値を用いて、前記カウンタ手段によりカウントされた積算プリント枚数に対して減算処理を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記待機時間が最終の第Nの閾時間を経過すると、前記制御手段が、前記カウンタ手段による積算された積算プリント枚数をリセットする、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記定着部の温度を検出する定着部温度検出手段と、ジョブ終了後の前記カウンタ手段により算出された積算プリント枚数が格納される不揮発性の記憶手段とを備え
    前記制御手段が、電源断後のプリントジョブの開始時に、前記定着部温度検出手段により検出される検出温度と、前記記憶手段内に格納された前記積算プリント枚数に基づいて、該積算プリント枚数をリセットする、請求項1記載の画像形成装置。
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