JP5962437B2 - 文書処理装置、文書処理システム及び文書処理プログラム - Google Patents

文書処理装置、文書処理システム及び文書処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5962437B2
JP5962437B2 JP2012238196A JP2012238196A JP5962437B2 JP 5962437 B2 JP5962437 B2 JP 5962437B2 JP 2012238196 A JP2012238196 A JP 2012238196A JP 2012238196 A JP2012238196 A JP 2012238196A JP 5962437 B2 JP5962437 B2 JP 5962437B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
information
flow
document processing
work
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012238196A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014089526A (ja
Inventor
喜章 波多野
喜章 波多野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2012238196A priority Critical patent/JP5962437B2/ja
Publication of JP2014089526A publication Critical patent/JP2014089526A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5962437B2 publication Critical patent/JP5962437B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、文書処理装置、文書処理システム、及び文書処理プログラムに関する。
近年、複写機能、ファクシミリ機能、画像読取機能、及び文書蓄積機能等の複数の機能を備えた画像形成装置がオフィスで一般的に使用されており、このような画像形成装置の複数の機能等を利用して、複数の作業工程を含む業務フローを実現するサーバネットワークシステムが従来より提案されている。
例えば、特許文献1に記載の技術には、複数の処理の工程からなるワークフローを複数台の装置に分散して実行させる際に、性能を比較して処理が早いデバイスに実行させる画像処理装置が提案されている。
特許文献2に記載の技術には、連携する複数の作業工程からなる作業について、複数の作業工程の順序と、各作業工程の処理内容を定めて、作業を支援する情報処理システムにおいて、各作業工程に対して、その作業工程の仕事の開始の際に、必要な情報の固まりを与えると共に、当該作業工程からその作業工程の処理結果が前記情報の固まりに含められたものを得るようにして、作業工程の担当者と、システムとの間でやり取りする情報の固まりの中に、当該作業工程の後続の作業工程に作業を開始させるか否かを決定するための情報のフィールドを追加するルーティング前処理手段と、作業工程の担当者からの情報の固まり中の、前記情報フィールドの内容に基づいて、後続の作業工程に仕事を開始させるか否かを決定するようにするルーティング後処理手段と、を設けた情報処理システムが提案されている。
特許文献3に記載の技術には、ユーザに選択された指示書に基づいて、スキャンサーバに紙文書をスキャンして、文書管理サーバに画像文書とその属性情報を格納するように指示する連携処理サーバと、連携処理サーバから送信された指示書に基づいて、紙文書をスキャンして画像文書を生成するスキャンサーバと、を備えて、画像文書とその属性情報とを文書管理サーバに格納した後、処理終了を連携処理サーバに通知するサービス処理装置が提案されている。
特許文献4に記載の技術には、一つの文書に関して、その文書形態を、電子文書と紙文書との間で交互に切り替えて処理を進める業務の流れにおいて、文書画像の印刷によって生成される紙文書と、文書画像の読み取りによって生成される電子文書に、それぞれ固有の文書IDを付与する手段と、所定の業務で新規に作成された一つの文書に付与された文書IDを処理対象文書IDに設定する手段と、処理対象文書IDに設定された文書IDと同一の文書IDが付与された文書の形態を、所定の業務の流れの中で、電子文書から紙文書に、又は紙文書から電子文書に切り替える場合に、当該切り替え後の文書に付与される文書IDに合わせて処理対象文書IDの設定を更新する手段と、を備えた文書管理装置が提案されている。
特開2009−272990号公報 特許第3649345号公報 特開2004−163997号公報 特開2010−004423号公報
本発明は、複数の作業工程を含む業務フローを管理するためのサーバを設けることなく、業務フローを実行することを目的とする。
請求項1に記載の文書処理装置は、複数の作業工程を含み予め定めた順序で前記作業工程を実行するための業務フローにおける、自装置で実行する前記作業工程の内容を表す内容情報、自装置で実行される作業工程の前に実行される前工程を表す前工程情報、及び自装置で実行される作業工程の後に実行される後工程を表す後工程情報をそれぞれ前記業務フロー毎に予め記憶する記憶手段と、前記業務フローにおける各作業工程の実行順序を特定するための識別情報が付加された文書情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記文書情報に付加された前記識別情報、前記記憶手段に記憶された前記前工程情報、及び前記記憶手段に記憶された前記内容情報に基づいて、前記識別情報に対応する前記業務フローを特定し、自装置で実行する順序の作業工程の場合に、前記内容情報に対応する作業工程を実行する実行手段と、前記実行手段によって前記作業工程が実行された前記文書情報を、前記記憶手段に記憶された前記後工程情報に基づいて転送する転送手段と、を備えている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記実行手段によって前記作業工程が実行された場合に、当該作業工程が終了したことを表す情報を新たな前記識別情報として前記文書情報に付加する付加手段を更に備え、前記転送手段が前記付加手段によって新たな前記識別情報が付加された前記文書情報を転送する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、予め許可された利用者であるか否かを認証する認証手段を更に備え、前記実行手段が、前記認証手段によって予め許可された利用者であると認証された場合に、前記内容情報に対応する作業工程を実行する。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の発明において、前記実行手段は、前記前工程情報を確認し、正しい処理を経由している場合に、前記内容情報に対応する作業工程を実行する。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、正しい処理を経由していない場合に、正しい処理を経由していない旨を通知する通知手段を更に備える。
請求項に記載の文書処理システムは、複数の請求項1〜の何れか1項に記載の文書処理装置と、複数の前記文書処理装置間で前記文書情報の授受を行うための通信手段と、を備えている。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、複数の前記文書処理装置が、同一の前記作業工程を実行可能な文書処理装置を含む場合に、負荷分散する負荷分散手段を更に備えている。
請求項8に記載の発明は、コンピュータを、請求項1〜5の何れか1項に記載の文書処理装置の前記取得手段、前記実行手段、及び前記転送手段として機能させる。
請求項1に記載の発明によれば、複数の作業工程を含む業務フローを管理するためのサーバを設けることなく、業務フローを実行可能な文書処理装置を提供することができる、という効果がある。
請求項2に記載の発明によれば、自装置の作業工程の実行順序を特定することが可能となる、という効果がある。
請求項3に記載の発明によれば、利用者を制限することができる、という効果がある。
請求項4に記載の発明によれば、正しい処理を行うことができる、という効果がある。
請求項5に記載の発明によれば、正しい処理を経由していない場合に通知できる、という効果がある。
請求項に記載の発明によれば、複数の作業工程を含む業務フローを管理するためのサーバを設けることなく、業務フローを実行可能な文書処理システムを提供することができる、という効果がある。
請求項に記載の発明によれば、負荷分散して業務フローの実行速度を向上することができる、という効果がある。
請求項に記載の発明によれば、複数の作業工程を含む業務フローを管理するためのサーバを設けることなく、業務フローを実行可能な文書処理プログラムを提供することができる、という効果がある。
本発明の実施の形態に係わる文書処理システムの概略構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係わる文書処理システム10によって実現される業務フローの概略を示す模式図である。 (A)は、文書処理システムにおけるクライアントコンピュータの概略構成を示すブロック図であり、(B)は文書処理システムにおける画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 (A)は業務項目毎の業務フローを示す表であり、(B)は業務フローの内容を説明するための表である。 本発明の実施の形態に係わる文書処理システムにおいて、業務フローが予め登録されたデバイスで行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 デバイスに予め登録された業務フローの具体例を示す図である。 業務フロー1の委託稟議の流れの一例を示す模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係わる文書処理システムの概略構成を示すブロック図である。
ビジネスシーンで帳票を扱う場合、ある程度決まった順序で複数の作業工程(フロー)を経て帳票を作成することが多い。このある程度決まった順序で複数のフローを経て帳票を作成することを以下では業務フローという。本実施の形態に係わる文書処理システム10では、業務フローを実行することにより帳票作成を支援するものである。また、従来では、サーバによって業務フローを一元管理していたが、本実施形態では、サーバレスで業務フローを実現するものである。
本発明の実施の形態に係わる文書処理システム10は、図1に示すように、ネットワーク等の通信手段12を介して相互接続された複数のグループ14(14A〜14D)で構成されている。
複数のグループ14は、予め定めた範疇(例えば、部署毎)毎にグループ分けされており、それぞれのグループ14は、クライアントコンピュータ16や複数の機能(例えば、複写機能、ファクシミリ機能、画像読取機能、及び文書蓄積機能等)を備えた画像形成装置18を含んで構成されている。また、各グループのクライアントコンピュータ16や画像形成装置18はそれぞれLAN(Local Area Network)接続されている。
図2は、本実施の形態に係わる文書処理システム10によって実現される業務フローの概略を示す模式図である。
業務フローは、各グループで行うフロー(予め定めた順序で帳票としての文書情報を作成する処理)を束ねた全体の業務の流れを示し、各グループで行うフローには、それぞれサブフローが含まれることがある。図2は、サブフローを有する(図2ではフローCにサブフローを記載)フローA〜Dを束ねた全体フローとして示す。図2では、一例として、フローB、フローA、フローC、フローDの順に各グループのフローを実行すると共に、各グループ内のサブフローを実行する例を示す。
図3(A)は、文書処理システム10におけるクライアントコンピュータ16の概略構成を示すブロック図であり、図3(B)は文書処理システム10における画像形成装置18の概略構成を示すブロック図である。
クライアントコンピュータ16は、図3(A)に示すように、CPU30、ROM32、RAM34、及び入出力ポート36を備えている。入出力ポート36には、ディスプレイ38、マウス40、キーボード42、及びハードディスク44等の記憶装置が接続されている。
また、画像形成装置18についても図3(B)に示すように、CPU50、ROM52、RAM54、及び入出力ポート56を備えている。画像形成装置18の入出力ポート56には、ディスプレイ58、操作部60、ハードディスク62、画像読取部64、及び画像出力部66等が接続されている。画像形成装置18では、ユーザによる操作部60への操作によって画像読取部64により紙文書を読み取って電子化して文書データを生成したり、読み取って電子化した文書データに基づく画像形成を画像出力部66で行うことによって紙文書を複写することが可能とされている。
クライアントコンピュータ16及び画像形成装置18のハードディスク44、62には、業務フローを実行するためのプログラムや、各グループにおけるフロー及びフローを実行するための情報等が記憶されている。
例えば、業務フローは、図4(A)に示すように、業務項目毎に存在し、それぞれ業務項目毎に業務フローが定められる。そこで、本実施の形態では、各業務フローについて、図4(B)に示すように、各グループで行うフロー毎に、利用ユーザ、各フロー内に含まれるサブフロー(フロー内容)、前フロー、及び後フローをそれぞれ予め定めて各デバイス(フローを実行するクライアントコンピュータ16や画像形成装置18)のハードディスク44、62等に予め記憶することで予め登録して業務フローを実行するようになっている。すなわち、複数のデバイスをそれぞれの業務に関する部分のサーバとして機能させることにより、サーバレスで業務フローを実行可能としている。
業務フローの登録方法としては、例えば、起案者のクライアントコンピュータ16を操作して登録するようにしてもよいし、業務フローに含まれるフローを実行する各デバイス(クライアントコンピュータ16や画像形成装置18)を直接操作して登録するようにしてもよい。
本実施の形態では、基本的には、デバイス間での通信を行わず、文書情報(所謂ドキュメント)のやり取りを行うことによって各デバイス間の情報の授受を行う。なお、基本的にというのは、特殊案処理の場合にはデバイス間の通信はあり得るということを意味する。例えば、デバイスに不具合が発生した場合には、代替のデバイスに異動するため、コンテンツやデータを送信するようにしてもよい。
本実施の形態では、業務フローにおける作業工程の実行順序を特定するためのコード等の識別情報をIDとして文書情報に加えることにより、実行すべきフロー及び格納先をユーザが指示しなくても適切に実行するようになっている。これにより、各デバイスのディレクトリ構成が隠蔽され、利用者にとってどこに何があるか分からなくても業務フローが実行される。
なお、承認印やサインが必要なオリジナル文書情報を生成する際に、文書情報にデバイスを特定するコード、オリジナル生成者を特定するコード、及びシリアルコード等を埋め込むようにして、改竄を防止して原本性を保証するようにしてもよい。コードの埋め込みは、QRコード(登録商標)でもアノテーションでもよい。また、コードを読み取った時に、異なるデバイスの場合に読み取りを禁止するようにしてもよい。さらに、コードを読み取った時に、次のユーザかつ次に指定されたデバイスであれば読取データに付加された承認印やサインアップはオリジナルと見なすようにしてもよい。
なお、同一処理フローが必要なグループに対して、複数のデバイスへ同一のフロー処理を配置して、予め定めたユーザがどのデバイスでもフロー処理を実行可能として負荷分散するようにしてもよい。また、ロードバランサ等の負荷分散装置を備える、或いは、該負荷分散装置の機能をグループ14内のデバイス(クライアントコンピュータ16や画像形成装置18)の何れかに持たせることにより、負荷分散するようにしてもよい。
また、同一グループ内で複数のユーザが順次処理を行う場合、文書情報のやり取りによって、次に何をすべきかを決定するようにしてもよい。例えば、ユーザ1が処理を実行すると、文書情報にユーザ1が処理を実行した旨を示すコードを付加して出力する。次にユーザ2もしくはユーザ3に出力結果を渡し、どちらかが処理を実行すると同様にコードを文書情報に付加する。このようにして、すべてのユーザの処理が終了したか否かを判断して、全て終了した場合に、次のフローを行うデバイスへ文書情報を転送する。
なお、全体の業務フローの状況は、管理者(起案者)のクライアントコンピュータ16から、各デバイス(クライアントコンピュータ16や画像形成装置18)にアクセスすることによって状況を管理することができる。
続いて、上述のように構成された本発明の実施の形態に係わる文書処理システム10の各デバイス(クライアントコンピュータ16や画像形成装置18)で行われる処理について説明する。図5は、本発明の実施の形態に係わる文書処理システム10において、業務フローが予め登録されたデバイス(クライアントコンピュータ16や画像形成装置18)で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図5の処理は、ハードディスク44、62等に記憶されたプログラムを実行することによって行われる。
ステップ100では、認証が行われて認証が許可されたか否か判定される。該判定は、例えば、カードやパスワード等の入力によって許可されたユーザであるかの認証を行うものであればどのような認証方式でも構わない。該判定が肯定された場合にはステップ102へ移行し、判定が否定された場合にはそのまま処理を終了する。なお、認証が許可されない旨を表示等によって報知して処理を終了するようにしてもよい。また、ステップ100の認証の確認は省略するようにしてもよい。また、認証を行うフロートと認証を行わないフローが混在するようにしてもよい。
ステップ102では、文書情報が入力されたか否か判定され、該判定が肯定されるまで待機してステップ104へ移行する。本実施の形態では、業務フローの開始を文書情報の入力によって判断する。すなわち、業務フローの対象となる文書情報を取得した場合に、業務フローを開始する。なお、文書情報の入力方法としては、例えば、画像読取部64によって文書情報を読み取ることによって入力してもよいし、文書情報の印刷指示等によって入力するようにしてもよい。
ステップ104では、文書情報に付加されたIDを読み取り、どの業務フローのどのフロー処理であるか確認し、自装置で実行するフロー処理の場合には判定が肯定されてステップ106へ移行し、判定が否定された場合にはステップ108へ移行する。
ステップ108では、通常の文書情報処理が実行されてステップ120へ移行する。通常の文書情報処理は、例えば、複写や、ファクシミリ、画像読取、文書蓄積等のユーザの指示に応じた処理が行われる。
一方、ステップ110では、ユーザが合致するか否か判定される。該判定は、認証ユーザと対象の業務フローのユーザが合致するか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ112へ移行し、否定された場合にはステップ120へ移行する。
ステップ112では、前フローを確認して、正しい処理を経由したか否かを判定する。すなわち、IDから特定したフロー処理の前フローとして登録されたフローに一致しているか否かを判定し、判定が肯定された場合にはステップ114へ移行し、否定された場合にはステップ120へ移行する。なお、正しい処理を実施したか否かの確認方法としてはこの他に、例えば、前フローの処理部分がデート印の場合、データ印領域にデート印が記載されているか確認するようにしてもよい。具体的には、画像読取部64による読取結果からデート印領域を抽出して、抽出した領域にデート印と同等な画像が描画されているか否かを判定する。複数のデート印領域に承認者が正しく押印したかまで確認する場合には、予め押印データをデバイスに登録しておき、登録情報とデート印領域内の読取結果とを比較して正否を判定する。
ステップ114では、IDによって特定されたフロー処理に応じた処理が行われてステップ116へ移行する。
ステップ116では、元のIDが削除されて、本処理が終了したことを示す新たなIDが文書情報に付加されてステップ118へ移行する。
ステップ118では、次のフロー処理に対して文書情報が転送されてステップ120へ移行する。なお、転送処理としては、例えば、該当ユーザへメール添付して送信する方法、次フローのデバイスに転送すると共に、該当ユーザへその旨を通知する方法、及び次フローの管理下のサーバに転送すると共に、該当ユーザへその旨を通知する方法等がある。
ステップ120では、該当ユーザへ通知が行われて一連の処理を終了する。例えば、ステップ108によって通常文書情報処理が行われてから当該ステップへ移行した場合には通常文書情報処理が終了したことを通知し、ステップ112において前フローが合致せずに当該ステップへ移行した場合には、正しい処理を経由していない旨を通知し、ステップ118において転送処理を行ってから当該ステップへ移行した場合には、自装置でのフロー処理を終了して次ぎのフローへ文書情報を転送したことを通知する。
なお、本実施の形態に係わる文書処理システム10では、複数のユーザが1つのフローを利用する場合がある。この場合、例えば承認者が3名存在する場合には、それぞれ印刷し承認印をおして画像読取部64によって文書を読み取って次の承認者へ転送するようにしてもよいし、印刷した文書情報に2名の承認者が承認印を押して、その内の1名が画像読取部64によって文書を読み取って3人目の承認者へ転送するようにしてもよいし、印刷した文書情報に3名全ての承認印を押して、その内の1名が画像読取部64によって文書を読み取って処理を終わらせるようにしてもよい。これらについては、処理を実行した旨のコードを文書情報内に埋め込むことによって確認可能としてもよいし、上記の実施形態のようにIDを確認することで正しい処理を経由したか否かを判断するようにしてもよい。
また、複数のデバイスで1つのフローを利用する場合も考えられる。すなわち、デバイスが故障しても他のデバイスを利用して業務フローを継続するために、複数のデバイスで1つのフローを利用する場合がある。例えば、ユーザ1がデバイスAで処理を実行してユーザ2に文書情報を渡し、ユーザ2がデバイスBで処理した時、デバイスBは、前の作業者がどのデバイスで処理されるかに関わらず、予め配布されたフローを介して処理されたものを正しい処理と判断するため、問題なく処理が継続される。
さらに、フローが分岐する場合も考えられる。すなわち、並列処理を行っても問題がない業務フローが考えられる。例えば、サインアップは委託者と委託先で並列で処理されても問題ないが、その場合、前フローに予め並列が可能なフローを複数登録しておく。前フローから文書情報が入力されると、前フローのIDが記載され、かつ正当性を確認することで、別の並列フローからの文書情報を待つか、次のフローへ転送するかを判断する。
続いて、文書処理システムの各デバイスによって上記処理を行うことで実行される具体的な業務フローについて説明する。図6は、クライアントコンピュータ16や画像形成装置18等のデバイスに予め登録された業務フローの具体例を示す図であり、図7は、業務フロー1の委託稟議の流れの一例を示す模式図である。
業務フローとしては、例えば、図6の上段に示すように、委託稟議を行う業務フロー1、購入申請を行う業務フロー2、旅費精算を行う業務フロー3、異動手続を行う業務フロー4、住所変更手続を行う業務フロー5などがあり、以下では、一例として、図7に示す上記業務フロー1について説明する。
業務フロー1を構成するフロー処理(フローA〜G)をそれぞれのフローを行うグループの画像形成装置18やクライアントコンピュータ16に登録することにより、業務フロー1を実行することができる。
すなわち、委託稟議を行う業務フロー1では、起案者が文書情報を準備してフローAが登録された画像形成装置18に入力する。フローAが登録された画像形成装置18では、文書情報が入力されると、IDやユーザ、前フローなどの確認(ステップ106、110、112)が行われてフローAが実行されて、起案者による文書情報の入力が行われたことを表すIDが文書情報に付加されて採番発行を行う管理部の画像形成装置18へ転送される(図7中の丸1)。
管理部のフローBが登録された画像形成装置18では、転送により採番文書情報が入力されると(図7中の丸2)、IDや、ユーザ、前フロー等の確認(ステップ106、110、112)が行われて、フローBが実行されて採番文書情報の入力が行われたことを表すIDが新たに文書情報に付加されて採番システム20に特定の認証番号の発行要求の送信及び受信を行って起案者へ転送する(図7中の丸3)。
採番済み文書情報を、フローAを実行する画像形成装置18が受信すると(図7中の丸4)、フローAを実行する画像形成装置18では、IDやユーザ、前フローなどの確認(ステップ106、110、112)が行われてフローAが実行されて、採番済み文書情報の入力が行われたことを表すIDが文書情報に新たに付加されて文書情報管理システム22等に格納される。
また、起案者が委託稟議文書情報を準備してフローAが登録された画像形成装置18に入力する。フローAが登録された画像形成装置18では、委託稟議文書情報が入力されると、IDやユーザ、前フローなどの確認(ステップ106、110、112)が行われてフローAが実行されて、起案者による委託稟議文書情報の入力が行われたことを表すIDが文書情報に付加されて承認デート印を押印する承認者のグループの画像形成装置18へ文書情報が転送される(図7中の丸5)。
承認者のフローCが登録された画像形成装置18では、転送により委託稟議文書情報が入力されると(図7中の丸6)、IDや、ユーザ、前フロー等の確認(ステップ106、110、112)が行われて、フローCが実行されて委託稟議文書情報の入力が行われたことを表すIDが新たに文書情報に付加されて画像形成装置18によって委託稟議文書情報が印刷される。ここで、承認者が承認デート印を押して画像読取部64によって読取を行うと、承認デート印が押されたことを表すIDが新たに付加されて、サインアップを行う委託者のグループの画像形成装置18へ転送される(図7中の丸7)。
続いて、フローDが登録された画像形成装置18では、転送により承認デート印が押されたサインアップ文書情報が入力されると(図7中の丸8)、IDや、ユーザ、前フロー等の確認(ステップ106、110、112)が行われて、フローDが実行されてサインアップ文書情報の入力が行われたことを表すIDが新たに文書情報に付加されて画像形成装置18によってサインアップ文書情報が印刷される。ここで、委託者が承認デート印を押して画像読取部64によって読取を行うと、承認デート印が押されたことを表すIDが新たに付加されて、サインアップを行う委託先のグループの画像形成装置18へ転送される(図7中の丸9)。
次に、フローEが登録された画像形成装置18では、転送により承認デート印が押されたサインアップ文書情報がフローDから入力されると(図7中の丸10)、IDや、ユーザ、前フロー等の確認(ステップ106、110、112)が行われて、フローEが実行されてサインアップ文書情報の入力が行われたことを表すIDが新たに文書情報に付加されて画像形成装置18によってサインアップ文書情報が印刷される。ここで、委託先が承認デート印を押して画像読取部64によって読取を行うと、承認デート印が押されたことを表すIDが新たに付加されて、起案者のグループの画像形成装置18へ転送される(図7中の丸11)。
そして、フローAが登録された画像形成装置18では、転送により委託先の認証デート印が押されたサインアップ文書情報が入力されると(図7中の丸12)、転送された文書情報が文書情報管理装置22に登録される。
一方、フローFが登録された画像形成装置18では、起案者が検収文書情報を準備してフローFが登録された画像形成装置18に入力する。なお、検収文書情報の入力は文書情報管理システム22にフローAによってサインアップ文書情報が登録されたところでフローAによって転送を行うことによって自動的に行うようにしてもよい。検収文書情報が入力されると、フローFが登録された画像形成装置18では、IDやユーザ、前フローなどの確認(ステップ106、110、112)が行われてフローFが実行されて、起案者による検収文書情報の入力が行われたことを表すIDが文書情報に付加されて、チェック及び保管を行う経理部のグループの画像形成装置18へ文書情報が転送される(図7中の丸13)。
検収文書情報を、フローGを実行する画像形成装置18が受信すると(図7中の丸14)、フローGを実行する画像形成装置18では、IDやユーザ、前フローなどの確認(ステップ106、110、112)が行われてフローGが実行されて、検収文書情報の入力が行われたことを表すIDが新たに文書情報に付加されて画像形成装置18によって検収文書情報が印刷される。ここで、経理部の担当者がチェック及び保管を行い、画像読取部64によって読取を行うと、検収が行われたことを表すIDが新たに付加されて、経理部サーバ24等に格納される。
なお、上記の実施の形態では、業務フローの各フローを実行するデバイスとしてクライアントコンピュータ16や画像形成装置18を挙げて説明したが、これに限るものではなく、他の装置を適用するようにしてもよい。
10 文書処理システム
12 通信手段
16 クライアントコンピュータ
18 画像形成装置

Claims (8)

  1. 複数の作業工程を含み予め定めた順序で前記作業工程を実行するための業務フローにおける、自装置で実行する前記作業工程の内容を表す内容情報、自装置で実行される作業工程の前に実行される前工程を表す前工程情報、及び自装置で実行される作業工程の後に実行される後工程を表す後工程情報をそれぞれ前記業務フロー毎に予め記憶する記憶手段と、
    前記業務フローにおける各作業工程の実行順序を特定するための識別情報が付加された文書情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記文書情報に付加された前記識別情報、前記記憶手段に記憶された前記前工程情報、及び前記記憶手段に記憶された前記内容情報に基づいて、前記識別情報に対応する前記業務フローを特定し、自装置で実行する順序の作業工程の場合に、前記内容情報に対応する作業工程を実行する実行手段と、
    前記実行手段によって前記作業工程が実行された前記文書情報を、前記記憶手段に記憶された前記後工程情報に基づいて転送する転送手段と、
    を備えた文書処理装置。
  2. 前記実行手段によって前記作業工程が実行された場合に、当該作業工程が終了したことを表す情報を新たな前記識別情報として前記文書情報に付加する付加手段を更に備え、
    前記転送手段が前記付加手段によって新たな前記識別情報が付加された前記文書情報を転送する請求項1に記載の文書処理装置。
  3. 予め許可された利用者であるか否かを認証する認証手段を更に備え、
    前記実行手段が、前記認証手段によって予め許可された利用者であると認証された場合に、前記内容情報に対応する作業工程を実行する請求項1又は請求項2に記載の文書処理装置。
  4. 前記実行手段は、前記前工程情報を確認し、正しい処理を経由している場合に、前記内容情報に対応する作業工程を実行する請求項1〜3の何れか1項に記載の文書処理装置。
  5. 正しい処理を経由していない場合に、正しい処理を経由していない旨を通知する通知手段を更に備えた請求項4に記載の文書処理装置。
  6. 複数の請求項1〜5の何れか1項に記載の文書処理装置と、
    複数の前記文書処理装置間で前記文書情報の授受を行うための通信手段と、
    を備えた文書処理システム。
  7. 複数の前記文書処理装置が、同一の前記作業工程を実行可能な文書処理装置を含む場合に、負荷分散する負荷分散手段を更に備えた請求項6に記載の文書処理システム。
  8. コンピュータを、請求項1〜5の何れか1項に記載の文書処理装置の前記取得手段、前記実行手段、及び前記転送手段として機能させるための文書処理プログラム。
JP2012238196A 2012-10-29 2012-10-29 文書処理装置、文書処理システム及び文書処理プログラム Active JP5962437B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012238196A JP5962437B2 (ja) 2012-10-29 2012-10-29 文書処理装置、文書処理システム及び文書処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012238196A JP5962437B2 (ja) 2012-10-29 2012-10-29 文書処理装置、文書処理システム及び文書処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014089526A JP2014089526A (ja) 2014-05-15
JP5962437B2 true JP5962437B2 (ja) 2016-08-03

Family

ID=50791396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012238196A Active JP5962437B2 (ja) 2012-10-29 2012-10-29 文書処理装置、文書処理システム及び文書処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5962437B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019160278A (ja) * 2018-03-07 2019-09-19 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理システム、ワークフロー処理方法及びプログラム
JP2020057186A (ja) * 2018-10-02 2020-04-09 フードゲート株式会社 会計ソフトウェア及びシステム
JP7501012B2 (ja) * 2020-03-16 2024-06-18 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 文書処理装置、文書管理サーバ及びプログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009140401A (ja) * 2007-12-10 2009-06-25 Ricoh Co Ltd データ処理システム、データ処理装置、データ処理方法、及びデータ処理プログラム
JP5178293B2 (ja) * 2008-04-15 2013-04-10 キヤノン株式会社 ワークフロー実行装置、ワークフロー実行方法、及びコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014089526A (ja) 2014-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5439358B2 (ja) 位置符号化パターンの印刷
JP2006301835A (ja) 取引書類管理方法及びシステム
US8488142B2 (en) Document management support system including information medium controllers that communicate with an information management server
US9507953B2 (en) Information processing system, information processing method, and information processing apparatus
US20130004078A1 (en) Document management system, evaluation device, data output control device, document management method and document management program
CN101155234A (zh) 文档处理装置和***以及存储有计算机程序的存储介质
JP5012525B2 (ja) セキュリティポリシーサーバ、セキュリティポリシー管理システム及びセキュリティポリシー管理プログラム
JP2012008942A (ja) 文書管理システム、文書管理装置、文書管理方法、及び文書管理プログラム
JP5891664B2 (ja) 情報管理装置、プログラム、および情報管理システム
JP2009265903A (ja) 情報管理システム、帳票定義管理サーバ及び情報管理方法
CN112487490A (zh) 篡改识别方法、设备和介质
JP2012089058A (ja) 印刷認証システム、印刷機器、機器管理装置、及びプログラム
JP5962437B2 (ja) 文書処理装置、文書処理システム及び文書処理プログラム
JP2014182603A (ja) 文書管理システム、文書管理方法及び文書管理プログラム
JP5167200B2 (ja) 印刷ジョブ抽出装置およびプリントシステム
JP2005018603A (ja) 文書管理方法、文書管理プログラム、記録媒体及び文書管理装置
JP2011039613A (ja) ワークフローシステム
US20120162688A1 (en) Access control system, apparatus, and program
JP2021071860A (ja) 契約管理システム
JP2005050018A (ja) 文書ファイル管理装置及びデータ構造
JP2009003777A (ja) 情報処理方法及びそのシステム
JP4821562B2 (ja) 原本性管理システム
JP4917406B2 (ja) 文献複写処理システム、文献複写処理方法及び文献複写処理プログラム
JP4915744B2 (ja) 印刷管理システム、印刷処理方法およびそのプログラム
JP5151825B2 (ja) 文書管理装置、文書管理システム、及び文書管理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150306

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160613

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5962437

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350