JP5956307B2 - 切削インサート、切削工具および被削加工物の製造方法 - Google Patents

切削インサート、切削工具および被削加工物の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、切削インサート、切削工具および被削加工物の製造方法に関する。
被削物の切削加工に用いられる転削工具として、特許文献1に記載の転削工具が知られている。特許文献1に記載の転削工具は、それぞれ転削工具の先端外周側に主切刃を有する複数のスローアウェイチップ(以下、単にチップと言う)を備えている。複数のチップのうちの一部は、他のチップと比較して転削工具の先端側に突出した、さらい刃の幅が広いワイパー刃(さらい刃)付きチップである。このようなさらい刃を有していることによって、被削材の表面の平坦性を高める事ができる。
特開2001−138122号公報
特許文献1に記載のワイパー刃付きチップを用いた場合、幅の広いワイパー刃を備えていることから、通常のチップと比較してさらい刃の部分で生じる切屑が大きくなる。そして、特許文献1に記載の転削工具においては、主切刃とさらい刃の下面からの高さが同じである。そのため、主切刃で生じる切屑とさらい刃で生じる切屑とが絡まってしまい、切屑の排出性が低下する可能性がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、幅の広いさらい刃を有するチップであっても良好に切屑を排出することが可能なチップ(切削インサート)、切削工具および切削加工物の製造方法を提供することにある。
本発明の一態様に基づく切削インサートは、辺および角部をn個有するn角形状の上面と、下面と、前記上面および前記下面のそれぞれに接続された側面と、前記上面における前記辺の1つである第1辺に位置して前記下面からの高さが一定であるさらい刃と、該さらい刃と隣り合い、前記上面における角部に位置して前記さらい刃と隣り合い、側面視した場合に前記さらい刃に近づくにつれて前記下面からの高さが高くなるよう傾斜するとともに、上面視した場合に前記さらい刃に対して傾斜した第1の主切刃と、第1の主切刃を間に介して前記さらい刃と隣り合い、前記上面における前記辺の1つである第2辺に位置し、側面視した場合に前記第1の主切刃に近づくにつれて前記下面からの高さが高くなるよう傾斜するとともに、上面視した場合に前記さらい刃に対して傾斜した第2の主切刃とを備えている。
そして、側面視した場合に、前記下面に対する前記第1の主切刃の傾斜角よりも前記下面に対する前記第2の主切刃の傾斜角が大きく、かつ、上面視した場合に、前記さらい刃に対する前記第1の主切刃の傾斜角よりも前記さらい刃に対する前記第2の主切刃の傾斜角が大きい。
上記態様の切削インサートは、上面視した場合におけるさらい刃に対する傾斜角の相対的に小さい第1の主切刃および上記する傾斜角の相対的に大きい第2の主切刃を有している。このように、主切刃で生じる切屑とさらい刃で生じる切屑との交差する角度を段階的
に変えているので、主切刃で生じる切屑とさらい刃で生じる切屑とが絡まる可能性を小さくできる。さらに、側面視した場合に第1の主切刃および第2の主切刃がさらい刃に対して傾斜している。そのため、第1の主切刃および第2の主切刃で生じる切屑をさらい刃から離れた方向に段階的に流し易くできる。これにより、主切刃で生じる切屑とさらい刃で生じる切屑とが絡まる可能性をさらに小さくできるので、切屑の排出性を良好なものにできる。
本発明の第1の実施形態の切削インサートを示す斜視図である。 図1に示す切削インサートの平面図である。 図2に示す切削インサートにおける領域Bの拡大平面図である。 図2に示す切削インサートにおけるA1方向からの側面図である。 図2に示す切削インサートにおけるA2方向からの側面図である。 図2に示す切削インサートにおけるA3方向からの側面図である。 図2に示す切削インサートにおけるA4方向からの側面図である。 図2に示す切削インサートにおけるX1−X1断面の断面図である。 図2に示す切削インサートにおけるX2−X2断面の断面図である。 図2に示す切削インサートの第1の変形例を上面視した概略図である。 本発明の一実施形態の切削工具を示す斜視図である。 本発明の一実施形態の切削加工物の製造方法の一工程を示す斜視図である。 本発明の一実施形態の切削加工物の製造方法の一工程を示す斜視図である。 本発明の一実施形態の切削加工物の製造方法の一工程を示す斜視図である。
<切削インサート>
以下、一実施形態の切削インサートについて、図面を用いて詳細に説明する。但し、以下で参照する各図は、説明の便宜上、実施形態の構成部材のうち、本発明を説明するために必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。従って、本発明の切削インサートは、本明細書が参照する各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。また、各図中の部材の寸法は、実際の構成部材の寸法および各部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
図1〜9に示すように、本実施形態の切削インサート1は、上面3と、下面5と、上面3および下面5のそれぞれに接続された側面7を備えている。上面3及び下面5は、ほぼ同じ形状であって、それぞれ略五角形の形状をしている。上面3の略五角形のそれぞれの辺に接続された側面7の部位は、それぞれ平面形状となっている。
切削インサート1は、上面3と側面7との交線部に位置する、第1の主切刃9、第2の主切刃11および第1のさらい刃13を備えている。第1の主切刃9は、第1のさらい刃13と隣り合っている。第2の主切刃11は、第1の主切刃9を間に介して第1のさらい刃13と隣り合っている。
また、切削インサート1は、下面5と側面7との交線部に位置する、第3の主切刃15、第4の主切刃17及び第2のさらい刃19を備えている。第3の主切刃15は、第1の主切刃9に対応しており、第4の主切刃17は第2の主切刃11に対応している。そのため、第3の主切刃15は、第2のさらい刃19と隣り合っている。第4の主切刃17は、第3の主切刃15を間に介して第2のさらい刃19と隣り合っている。
第2の主切刃11は、上面3をなす五角形を構成する一辺の上に位置している。第4の主切刃17は、切削インサート1を平面透視した場合に、第2の主切刃11と重なり合うように位置している。すなわち、切削インサート1の側面7を構成する複数の平面の一つの平面7aにおいて、その上端に第2の主切刃11が形成されており、その下端に第4の主切刃17が形成されている。
第1のさらい刃13は、上面3をなす五角形のうち、第2の主切刃11が形成された一辺に隣接する他の一辺の上に位置している。すなわち、側面7を構成する複数の平面のうち、上端に第2の主切刃11が形成された平面7aと隣り合う平面7bの上端に第1のさらい刃13が形成されている。また、この平面7bと、上端に第1の主切刃9が形成された平面7aを間に挟んで隣り合う平面7cの下端に第2のさらい刃19が形成されている。そのため、第2の主切刃11と第4の主切刃17が平面透視した場合に重なり合っている一方で、第1のさらい刃13と第2のさらい刃19は、平面透視した場合に重なり合わないところに位置している。
切削インサート1の裏表を反転させることによって、第4の主切刃17及び第2のさらい刃19は第2の主切刃11及び第1のさらい刃13が位置していた個所に位置する。そのため、切削インサート1の上下を反転させることによって、第4の主切刃17及び第2のさらい刃19を第2の主切刃11及び第1のさらい刃13として用いることができる。
本実施形態の切削インサート1における第1の主切刃9、第2の主切刃11、第3の主切刃15及び第4の主切刃17は被削材301の切削加工における主要な切刃として用いられる。第1のさらい刃13及び第2のさらい刃19は、いわゆるワイパー刃として用いられる。後述するように、本実施形態の切削インサート1を用いた切削工具201においては、さらい刃の幅が相対的に広いワイパー刃を備えた本実施形態の切削インサート1及び幅の広いワイパー刃を備えていない通常の切削インサート(以下、本実施形態の切削インサート1を第1の切削インサート1、ワイパー刃を備えていない通常の切削インサートを第2の切削インサート101ともいう)がインサートポケット203に取り付けられる。第1のさらい刃13は、使用する際に被削材301の上面に対して平行となるようにホルダ205に配置されることが好ましい。
第1の主切刃9は、第2の主切刃11が形成された一辺と第1のさらい刃13が形成された1辺との間の角部に位置している。すなわち、第1のさらい刃13、第1の主切刃9、第2の主切刃11が順に並んだ構成となっている。
第1のさらい刃13で形成される切屑は、第2の切削インサート101のさらい刃で形成される切屑と比較して大きなものになり易い。そのため、第1の主切刃9を有していない構成の場合、第2の主切刃11で形成された切屑と第1のさらい刃13で形成された切屑とが絡み合い易くなるので、切屑の排出性が低下する可能性がある。
本実施形態の切削インサート1は、第2の主切刃11と比較して、上面視した場合における第1のさらい刃13に対する傾斜角の相対的に大きな第1の主切刃9を、第2の主切刃11と第1のさらい刃13との間に有している。そのため、第2の主切刃11で形成される切屑と第1のさらい刃13で形成される切屑との間に第1の主切刃9で形成された切屑が流れる。
すなわち、第1の主切刃9および第2の主切刃11によって構成される主切刃全体で生じる切屑と第1のさらい刃13で生じる切屑との交差する角度を段階的に変えることができる。結果として、第1の主切刃9および第2の主切刃11によって構成される主切刃全
体で生じる切屑と第1のさらい刃13で生じる切屑とが絡まる可能性を小さくできる。
また、主切刃が第1の主切刃9および第2の主切刃11で構成されていることによって、主切刃で形成される切屑とさらい刃で形成される切屑とが分断されにくく、つながり易くなるので、切屑が絡まる可能性を小さくできる。
第4の主切刃17は、上面3をなす五角形を構成する一辺の上に位置している。第4の主切刃17は、切削インサート1を平面透視した場合に、第2の主切刃11と重なり合うように位置している。すなわち、切削インサート1の側面7を構成する複数の平面の一つの平面7aにおいて、その上端に第2の主切刃11が形成されており、その下端に第4の主切刃17が形成されている。
第2のさらい刃19は、上面3をなす五角形のうち、第4の主切刃17が形成された一辺に隣接する他の一辺の上に位置している。
本実施形態の切削工具201における第2の切削インサート101は、上面3及び下面5がそれぞれ略正五角形となっている。このような第2の切削インサート101が取り付けられるインサートポケット203に切削インサート1が取り付けられる様にするため、本実施形態の切削インサート1の側面7を構成する5つの平面のうち、第2の主切刃11、第1のさらい刃13、第4の主切刃17又は第2のさらい刃19が上端又は下端に形成された3つの平面7a,7b,7cを除く、残りの2つの平面7d,7eが、切削インサート1が取り付けられるホルダ205のインサートポケット203に接触して拘束される拘束側面として用いられる。そのため、拘束側面として用いられる2つの平面7d,7eのなす角度は正五角形の内角である108°に設定されている。
また、切削インサート1における第2の主切刃11の位置を第2の切削インサート101における主切刃の位置に対応させるため、図2,3に示すように、切削インサート1と第2の切削インサート101を重ね合わせた場合に、平面7a,7d,7eは第2の切削インサート101の側面と重なり合うように設定されている。言い換えれば、本実施形態の切削インサート1は、図2に示すように、平面7bと平面7dの交差する角及び平面7cと平面7eの交差する角をそれぞれ正五角形から外側に引き出したような形状となっている。なお、図2において、第2の切削インサート101の外周に一致する部分を一点鎖線Cで示している。
そのため、平面7bの上端に形成された第1のさらい刃13及び平面7cの下端に形成された第2のさらい刃19をそれぞれワイパー刃として用いることができる。また、平面7bと平面7dの交差する角及び平面7cと平面7eの交差する角をそれぞれ正五角形から外側に引き出した形状であることから、平面7bと平面7dの交差する角度及び平面7cと平面7eの交差する角度がそれぞれ正五角形の内角である108°よりも小さくなる。これによって、平面7bと平面7dをそれぞれ拘束側面として、或いは、平面7cと平面7eをそれぞれ拘束側面としてインサートポケット203に誤って取り付けてしまう誤装着を防ぐことができる。
本実施形態の切削インサート1を用いた切削工具201においては、第1のさらい刃13は、下面5からの高さが一定であって、第1の主切刃9及び第2の主切刃11よりも下面5からの高さが高い。第1の主切刃9は、側面視した場合に第1のさらい刃13に近づくにつれて下面5からの高さが高くなるよう傾斜している。また、第1の主切刃9は、上面視した場合に第1のさらい刃13に対して傾斜している。第2の主切刃11は、第1の主切刃9よりも下面5からの高さが低くなっており、側面視した場合に第1の主切刃9に近づくにつれて下面5からの高さが高くなるよう傾斜している。また、第2の主切刃11
は、上面視した場合に第1のさらい刃13に対して傾斜している。
このとき、側面視した場合に、下面5に対する第1の主切刃9の傾斜角θ1よりも下面5に対する第2の主切刃11の傾斜角θ2が大きい。また、上面視した場合に、第1のさらい刃13に対する第1の主切刃9の傾斜角θ3よりも第1のさらい刃13に対する第2の主切刃11の傾斜角θ4が大きい。
このように、第1の主切刃9および第2の主切刃11によって構成される主切刃の、ワイパー刃である第1のさらい刃13に対する傾斜角を段階的に変化させている。そのため、第1の主切刃9および第2の主切刃11によって構成される主切刃全体で生じる切屑と第1のさらい刃13で生じる切屑との交差する角度を段階的に変えることができる。これによって、結果として、第1の主切刃9および第2の主切刃11で生じる切屑と第1のさらい刃13で生じる切屑とが絡まる可能性を小さくできる。
また、ワイパー刃と主切刃とのなす角度が急激に変化することを抑制できるので、ワイパー刃と主切刃との境に切削抵抗が過度に集中することを抑制できる。そのため、切刃が欠損することを抑制できるので、切削インサート1の耐久性を高めることができる。
第1のさらい刃13の下面5からの高さが一定である一方で、第1のさらい刃13に近づくにつれて第1の主切刃9および第2の主切刃11の下面5からの高さが高くなっている。すなわち、第1の主切刃9および第2の主切刃11は下面5に対して傾斜している。第1のさらい刃13が被削材301の表面の平坦性を高めるために用いられるのに対して、第1の主切刃9および第2の主切刃11は被削材301をより多く切削することを主として用いられる。第1の主切刃9および第2の主切刃11が被削材301に対して傾斜していることによって、第1の主切刃9に加わる切削抵抗を低減することができる。
また、第1のさらい刃13に近づくにつれて第1の主切刃9および第2の主切刃11の下面5からの高さが高くなっていることによって、第1の主切刃9および第2の主切刃11で切削された切屑は、第1のさらい刃13によって切削された切屑から遠ざかる方向に流れやすくなる。そのため、第1の主切刃9および第2の主切刃11で切削された切屑と第1のさらい刃13で切削された切屑とが絡まる可能性を低減することができる。
なお、上面3と側面7との交線部は、2つの面が交わることによる厳密な線形状ではない。上面3と側面7との交線部が鋭角に尖っていると、第1の主切刃9、第2の主切刃11及び第1のさらい刃13の耐久性が低下する。そのため、上面3と側面7とが交わる部分がわずかに曲面形状となっている、いわゆるホーニング加工が施されていても良い。
切削インサート1の材質としては、例えば、超硬合金あるいはサーメットなどが挙げられる。超硬合金の組成としては、例えば、炭化タングステン(WC)にコバルト(Co)の粉末を加えて焼結して生成されるWC−Co、WC−Coに炭化チタン(TiC)を添加したWC−TiC−Co、あるいはWC−TiC−Coに炭化タンタル(TaC)を添加したWC−TiC−TaC−Coがある。また、サーメットは、セラミック成分に金属を複合させた焼結複合材料であり、具体的には、炭化チタン(TiC)、または窒化チタン(TiN)を主成分としたチタン化合物が挙げられる。
切削インサート1の表面は、化学蒸着(CVD)法または物理蒸着(PVD)法を用いて被膜でコーティングされていてもよい。被膜の組成としては、炭化チタン(TiC)、窒化チタン(TiN)、炭窒化チタン(TiCN)またはアルミナ(Al)などが挙げられる。
本実施形態の切削インサート1における上面3及び下面5の上面視した場合の最大幅は20〜30mmである。また、下面5から上面3までの高さは3〜7mmである。ここで、下面5から上面3までの高さとは、上面3の上端と下面5の下端との間における貫通孔21に平行な方向での幅を意味している。
なお、上面3及び下面5の形状としては、上記の形態に限定されるものではない。本実施形態の切削インサート1においては上面視した場合の上面3の形状が略五角形であったが、これは第2の切削インサート101として上面3が正五角形であるものを用いた場合に対応するためである。そのため、第2の切削インサート101の形状に応じて、例えば、上面視した場合の上面3の形状が三角形、四角形、五角形、六角形または八角形のような多角形状であってもよい。
例えば、ワイパー刃を有していない第2の切削インサート101の形状が四角柱である場合、図10に示すような形状の切削インサート1を用いることができる。なお、図10において、四角柱である第2の切削インサート101の外周を一点鎖線Dで示している。また、曲線部位を有している場合であっても、円弧状に限定されるものではない。放物線又は楕円曲線のように外側に凸である凸曲線であってもよい。
上面3の中心から下面5の中心にかけて貫通孔21が形成されている。貫通孔21は、切削インサート1を切削工具201のホルダ205にネジ止め固定する際にネジ207を挿入するために設けられている。貫通孔21の中心軸Y1の方向、言い換えれば貫通方向は、上面3及び下面5に対して直交している。
上面3は、ランド面23、第1のすくい面25、第2のすくい面27、ブレーカ面29及び主面31を有している。ランド面23は、第1のさらい刃13に連続するように第1のさらい刃13の内側に位置して上面3の中心に向かうにつれて下面5からの高さが低くなっている。第1のすくい面25は、ランド面23の内側に位置しており、ランド面23と連続している。また、第1のすくい面25は、上面3の中心に向かうにつれて下面5からの高さが低くなっている。
第2のすくい面27は、第1の主切刃9及び第2の主切刃11の内側に位置しており、第1の主切刃9及び第2の主切刃11と連続している。このように、本実施形態の切削インサート1における第1の主切刃9及び第2の主切刃11にはランド面23が形成されていない。第2のすくい面27は、第1のすくい面25と同様に上面3の中心に向かうにつれて下面5からの高さが低くなっている。
ブレーカ面29は、第2のすくい面27の内側に位置している。また、ブレーカ面29は、上面3の中心に向かうにつれて下面5からの高さが高くなっている。第2のすくい面27とブレーカ面29によってブレーカ溝が構成されている。すなわち、第2のすくい面27とブレーカ面29によって構成されるブレーカ溝が、第1の主切刃9および第2の主切刃11の内側に位置している。主面31は、第1のすくい面25およびブレーカ面29の内側に位置しており、下面5に平行である。従って、主面31は貫通孔21の中心軸Y1に対して直交している。貫通孔21は上面3の中心から下面5の中心にかけて形成されており、本実施形態では、貫通孔21の上面側の開口部が主面31に囲まれている。
ランド面23は、第1のさらい刃13の強度を高めるために設けられている。ランド面23は、後述する第1のすくい面25と比較して傾斜角度が小さく設定されている。ここで傾斜角度とは、上面3(主面31)に対する傾斜角を示すものである。なお、切刃の切削性を高めることを目的とするのであれば、上面3がランド面23を有していない構成としても良い。切刃が鋭利な形状となるからである。上面3の外周と第1のすくい面25の
外周との間隔で示されるランド面23の幅は、切削条件によって適宜設定されるが、例えば0.2〜0.8mmの範囲で設定される。
第1のすくい面25は、第1のさらい刃13において切削された切屑をすくい取るような役割をしている。そのため、被削材301の切屑は第1のすくい面25の表面を伝うように流れる。第1のすくい面25は、被削材301の切屑が表面を伝うように流れた場合に良好にすくい取るために、中心に向かう、すなわち内側に向かうにつれて高さが低くなる傾斜面となっている。
なお、本実施形態の切削インサート1のようにランド面23を有している場合であって、切屑がある程度の厚みを有している場合、ランド面23によって切屑の流れる方向が決められて、第1のすくい面25の表面を伝うことなく切屑が流れることがある。切屑が第1のすくい面25の表面を伝うように流れる場合、切屑が流れやすくなるように第1のすくい面25を曲面形状とする事が好ましいが、第1のすくい面25の表面を伝うことなく切屑が流れる場合には、第1のすくい面25の形状として特に曲面形状であることは求められない。
図8に示すように、貫通孔21の中心軸Y1およびランド面23を含む断面において、ランド面23に沿った仮想直線と貫通孔21の中心軸Y1の交点が、貫通孔21の開口部よりも上方に位置していることが好ましい。第1のすくい面25の表面を伝うことなく切屑が流れる場合、ランド面23の傾斜角で切屑が主面31に当たるので、主面31が損傷する可能性がある。しかしながら、ランド面23が上記の構成であることによって、切屑が主面31に当たる可能性を小さくできる。結果として、切削インサート1の耐久性を向上させることができる。
第2のすくい面27は、第1の主切刃9及び第2の主切刃11において切削された切屑をすくい取る役割をしている。そのため、被削材301の切屑は第2のすくい面27の表面を伝うように流れる。第2のすくい面27は、被削材301の切屑が表面を伝うように流れた場合に良好にすくい取るために、中心に向かうにつれて高さが低くなる傾斜面となっている。
また、本実施形態における上面3は、第1の主切刃9及び第2の主切刃11の切削性を高めるため、ランド面23を有していない。すなわち、高い切削性が求められる第1の主切刃9に沿った領域にはランド面23が形成されず、被削材301の表面の平坦性を高めるため安定した切削が求められる第1のさらい刃13に沿った領域にランド面23が形成されている。
図8,9に示すように、下面5と第1のすくい面25及び第2のすくい面27とのなす角で示される傾斜角度は、それぞれ例えば10°〜50°の範囲で設定すればよい。第1のすくい面25及び第2のすくい面27は、それぞれ中心に向かうにつれて高さが低くなっていればよいので、図8,9に示すように、断面視した場合に傾斜角度の互いに異なる複数の領域によって構成されていてもよく、また、凹曲線形状となっていてもよい。
ブレーカ面29は、第2のすくい面27の内側に位置している。ブレーカ面29は、第2のすくい面27の上を流れてきた切屑をカールさせる役割をしている。切屑がカールすることによって、優れた切屑排出性を発揮することが可能となる。そのため、ブレーカ面29における主面31に近い領域は、外周から遠ざかるにつれて高さが高くなっている。具体的には、ブレーカ面29は、上面3における外周側よりも中心側の高さが高い傾斜面となっている。ブレーカ面29に垂直な断面における、下面5とブレーカ面29とのなす角で示される傾斜角度は、例えば5°〜45°の範囲で設定すればよい。
本実施形態における第1のさらい刃13は、第1の主切刃9に近づくにつれて第1のすくい面25と主面31との境界E1までの間隔Wが大きくなっている。言い換えれば、上記の境界E1と第1のさらい刃13の間隔が第1の主切刃9から遠ざかるにつれて小さくなるように、境界E1が第1のさらい刃13に対して傾斜している。
また、図2に示すように、上面視した場合に、第1のすくい面25と主面31との境界E1が直線形状であるとともに、ブレーカ面29と主面31との境界E2が内側に凹となる曲線形状である。
本実施形態の切削インサート1は、上面3と側面7との交線部に形成された第1の主切刃9、第2の主切刃11及び第1のさらい刃13に加えて、下面5と側面7との交線部に形成された第3の主切刃15、第4の主切刃17及び第2のさらい刃19を備えている。切削インサート1をホルダ205に装着する際に、裏表反転させて装着することによって第3の主切刃15、第4の主切刃17及び第2のさらい刃19を第1の主切刃9、第2の主切刃11及び第1のさらい刃13と同様に機能させることができる。そのため、本実施形態の切削インサート1においては、下面5は、上面3と同様の構成を備えている。具体的には、下面5は、上面3と同様に、ランド面23、第1のすくい面25、第2のすくい面27、ブレーカ面29及び主面31を有している。
<切削工具>
次に、本発明の一実施形態の切削工具201について図面を用いて説明する。
本実施形態の切削工具201は、図11に示すように、回転中心軸Y2を有し、先端側の外周面に複数のインサートポケット203を有するホルダ205と、インサートポケット203の少なくとも一つにそれぞれ装着される上記の切削インサート1と、切削インサート1が装着されていないインサートポケット203に装着された第2の切削インサート101とを備えている。
ホルダ205は、回転中心軸Y2を中心とする略回転体形状をなす。そして、ホルダ205の先端側の外周面には、インサートポケット203が等間隔に複数設けられている。インサートポケット203は、切削インサート1または第2の切削インサート101が装着される部分であり、ホルダ205の外周面および先端面に開口している。具体的には、インサートポケット203は、回転方向に対向する着座面と、着座面の交差する方向に位置する、2つの拘束側面とを有している。
そして、ホルダ205に設けられた複数のインサートポケット203に、切削インサート1又は第2の切削インサート101が装着される。切削インサート1は、第1の主切刃9がホルダ205の先端外周から突出するとともに第1のさらい刃13がホルダ205の先端から突出するようにホルダ205に装着される。第2の切削インサート101は、上面3の外周に形成された切刃がホルダ205の先端外周及び先端からそれぞれ突出するようにホルダ205に装着される。
このとき、切削インサート1の第1の主切刃9及び第2の主切刃11と第2の切削インサート101の外周に形成された切刃の突出する量が同じとなるように、切削インサート1及び第2の切削インサート101がホルダ205に取り付けられる。また、切削インサート1の第1のさらい刃13が第2の切削インサート101の外周に形成された切刃よりもホルダ205の先端側に突出するように、切削インサート1及び第2の切削インサート101がホルダ205に取り付けられる。
本実施形態の切削工具201においては、第2の切削インサート101だけでなく、さらい刃の幅が相対的に広いワイパー刃を備えた切削インサート1が装着されていることから、被削材301における第1のさらい刃13が接触する面の平坦性を良好なものにできる。
本実施形態においては、切削インサート1および第2の切削インサート101は、それぞれネジ207によって、インサートポケット203に装着されている。すなわち、切削インサート1および第2の切削インサート101の貫通孔21にネジ207を挿入し、このネジ207の先端をインサートポケット203に形成されたネジ孔(不図示)に挿入してネジ部同士を螺合させることによって、切削インサート1及び第2の切削インサート101がホルダ205に装着されている。
また、本実施形態においては、切削インサート1及び第2の切削インサート101は、ホルダ205に対して、外周面から外方に突出する切刃が正のアキシャルレーキ角及び負のラジアルレーキ角を有するように装着されている。
ホルダ205としては、鋼、鋳鉄などを用いることができる。特に、これらの部材の中で靱性の高い鋼を用いることが好ましい。
<切削加工物の製造方法>
次に、本発明の一実施形態の切削加工物の製造方法について図面を用いて説明する。
切削加工物は、被削物を切削加工することによって作製される。本実施形態における切削方法は、以下の工程を備えている。すなわち、
(1)上記実施形態に代表される切削工具201を回転させる工程と、
(2)回転している切削工具201における第1の主切刃9、第2の主切刃11及び第1のさらい刃13を被削材301に接触させる工程と、
(3)切削工具201を被削材301から離す工程と、
を備えている。
より具体的には、まず、切削工具201を回転させながら被削材301に相対的に近付ける。次に、図12,13に示すように、切削工具201の第1の主切刃9、第2の主切刃11及び第1のさらい刃13を被削材301に接触させて、被削材301を切削する。そして、図14に示すように、切削工具201を被削材301から相対的に遠ざける。
本実施形態においては、被削材301を固定するとともに切削工具201を近づけている。また、図12,13においては、被削材301を固定するとともに切削工具201を回転させている。また、図14においては、被削材301を固定するとともに切削工具201を遠ざけている。なお、本実施形態の製造方法における切削加工では、それぞれの工程において、被削材301を固定するとともに切削工具201を動かしているが、当然ながらこのような形態に限定されるものではない。
例えば、(1)の工程において、被削材301を切削工具201に近づけてもよい。同様に、(3)の工程において、被削材301を切削工具201から遠ざけてもよい。切削加工を継続する場合には、切削工具201を回転させた状態を保持して、被削材301の異なる箇所に切削インサート1の第1の主切刃9、第2の主切刃11及び第1のさらい刃13を接触させる工程を繰り返せばよい。使用している第1の主切刃9、第2の主切刃11及び第1のさらい刃13が摩耗した際には、切削インサート1を貫通孔21の上面3と下面5とを反転させて、未使用の第3の主切刃15、第4の主切刃17及び第2のさらい刃19を用いればよい。
なお、被削材301の材質の代表例としては、炭素鋼、合金鋼、ステンレス、鋳鉄、または非鉄金属などが挙げられる。
1・・・切削インサート(第1の切削インサート)
3・・・上面
5・・・下面
7・・・側面
9・・・第1の主切刃
11・・・第2の主切刃
13・・・第1のさらい刃
15・・・第3の主切刃
17・・・第4の主切刃
19・・・第2のさらい刃
21・・・貫通孔
23・・・ランド面
25・・・第1のすくい面
27・・・第2のすくい面
29・・・ブレーカ面
31・・・主面
101・・・第2の切削インサート
201・・・切削工具
203・・・インサートポケット
205・・・ホルダ
207・・・ネジ
301・・・被削材

Claims (5)

  1. 辺および角部をn個有するn角形状の上面と、
    下面と、
    前記上面および前記下面のそれぞれに接続された側面と、
    前記上面における前記辺の1つである第1辺に位置して前記下面からの高さが一定であるさらい刃と、
    該さらい刃と隣り合い、前記上面における角部に位置し、側面視した場合に前記さらい刃に近づくにつれて前記下面からの高さが高くなるよう傾斜するとともに、上面視した場合に前記さらい刃に対して傾斜した第1の主切刃と、
    第1の主切刃を間に介して前記さらい刃と隣り合い、前記上面における前記辺の1つである第2辺に位置し、側面視した場合に前記第1の主切刃に近づくにつれて前記下面からの高さが高くなるよう傾斜するとともに、上面視した場合に前記さらい刃に対して傾斜した第2の主切刃とを備え、
    側面視した場合に、前記下面に対する前記第1の主切刃の傾斜角よりも前記下面に対する前記第2の主切刃の傾斜角が大きく、かつ、上面視した場合に、前記さらい刃に対する前記第1の主切刃の傾斜角よりも前記さらい刃に対する前記第2の主切刃の傾斜角が大きいことを特徴とする切削インサート。
  2. 前記上面は、前記さらい刃に連続するように前記さらい刃の内側に位置して前記上面の中心に向かうにつれて前記下面からの高さが低くなるランド面と、該ランド面の内側に位置して前記上面の中心に向かうにつれて前記下面からの高さが低くなるすくい面と、前記第1の主切刃および前記第2の主切刃の内側に位置するブレーカ溝と、前記すくい面および前記ブレーカ溝の内側に位置して前記下面に平行である主面とを有しており、
    上面視した場合に、前記すくい面と前記主面との境界は、前記さらい刃に対して傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の切削インサート。
  3. 前記上面から前記下面にかけて貫通した貫通孔をさらに備え、
    前記貫通孔の中心軸および前記ランド面を含む断面において、前記ランド面に沿った仮想直線と前記貫通孔の中心軸の交点が、前記貫通孔の開口部よりも上方に位置することを特徴とする請求項2に記載の切削インサート。
  4. 先端側に複数のインサートポケットを有するホルダと、
    が前記ホルダの先端外周から突出するとともに前記さらい刃、前記第1の主切刃および前記第2の主切刃が前記ホルダの先端から突出するように複数の前記インサートポケットの
    少なくとも1つに装着された、請求項1〜3のいずれか1つに記載の切削インサートとを具備した切削工具。
  5. 請求項4に記載の切削工具を回転させる工程と、
    回転している前記切削工具における前記さらい刃、前記第1の主切刃および前記第2の主切刃を被削材に接触させる工程と、
    前記切削工具を前記被削材から離す工程とを備えた切削加工物の製造方法。
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