JP5953771B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、対応する感光体をコロナ放電によって帯電させる複数の帯電部材を有する画像形成装置に関する。
従来、並列に接続した複数の帯電部材に対して1つの共通電源を接続してコストダウンを図る技術が知られている(特許文献1参照)。
特開平3−142483号公報
ところで、前述した技術では、メンテンナンス用のカバーが閉じられたり、電源が入れられたりして装置が起動したときに複数の帯電部材に電圧が印加されるが、このとき、起動前のクリーニングによって付着物が除去されることなどで極端に抵抗値が小さくなった帯電部材があると、この帯電部材に過電流が流れてしまう可能性があった。
そこで、本発明は、帯電部材に過電流が流れることを抑制することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、第1感光体および第2感光体と、第1感光体に対向して設けられ、第1感光体をコロナ放電によって帯電させる第1帯電部材を有する第1帯電器と、第2感光体に対向して設けられ、第2感光体をコロナ放電によって帯電させる第2帯電部材を有する第2帯電器と、第1帯電部材および当該第1帯電部材と並列に接続された第2帯電部材に電圧を印加する電圧印加手段と、電圧の印加によって第1帯電部材に流れた電流および第2帯電部材に流れた電流のうち最小値となる電流が所定電流値となるように電圧印加手段を制御する制御手段と、ユーザに情報を報知する報知手段とを備える。
そして、制御手段は、画像形成装置を起動するときに、電圧印加手段を制御して前回印加した第1電圧よりも絶対値が小さい第2電圧を第1帯電部材および第2帯電部材に印加し、得られた電流の値に基づいて帯電部材にクリーニングが必要か否かを判定し、クリーニングが必要であると判定した場合に報知手段に判定結果を示す情報を報知させ、クリーニングが必要でないと判定した場合に報知手段に判定結果を示す情報を報知させないように構成されている。
この構成によれば、画像形成装置を起動するときには、前回印加した第1電圧よりも絶対値が小さい第2電圧を第1帯電部材と第2帯電部材に印加するので、クリーニングや交換などがなされて抵抗値が小さくなった帯電部材に過電流が流れることを抑制することができる。また、電圧の印加によって得られた各帯電部材に流れた電流の値に基づいて帯電部材にクリーニングが必要か否かを判定し、クリーニングが必要であると判定した場合に報知手段に判定結果を示す情報を報知させるので、判定結果をユーザに知らせることができる。
前記した画像形成装置において、報知手段は、一部の帯電部材にクリーニングが必要なことを示す情報を報知するように構成することができる。
これによれば、帯電部材のクリーニングが必要なことをユーザに知らせることができる。なお、一部の帯電部材にクリーニングが必要なことを示す情報には、例えば、一部(特定)の帯電部材のクリーニングを促すような内容の情報のほか、全部の帯電部材のクリーニングを促すような内容の情報も含まれる。
前記した画像形成装置において、制御手段は、画像形成装置を起動したときに得られた、第1帯電部材および第2帯電部材に流れた電流のうち、最大値と当該最大値以外の一の値との差の絶対値が第1基準値以上の場合にクリーニングが必要であると判定し、報知手段に少なくとも、最大値との差の絶対値が第1基準値以上となった一の値に対応する帯電部材にクリーニングが必要なことを示す情報を報知させるように構成することができる。
これによれば、流れた電流が最大値を示す帯電部材、すなわち、抵抗値が最小である最も汚れていない帯電部材を基準としてクリーニングが必要か否かの判定が行えるので、精度良くクリーニングの必要性(汚れた帯電部材)を判定することができる。これにより、クリーニングが必要なことをより確実にユーザに知らせることができる。
また、本発明の画像形成装置において、制御手段は、第2電圧の印加によって第1帯電部材に流れた電流と第2帯電部材に流れた電流との差の絶対値が、第1電圧の印加によって第1帯電部材に流れた電流と第2帯電部材に流れた電流に基づいて予め決定した第2基準値を超える場合に、クリーニングが必要であると判定するように構成することもできる。
前記した各画像形成装置は、第1帯電部材および第2帯電部材のうちの少なくとも1つをクリーニングするために画像形成装置本体に形成された開口部を開閉するカバーを備えていてもよい。
この場合、制御手段は、開かれた状態のカバーが閉じられたときに画像形成装置を起動するように構成することができる。
これによれば、帯電部材のクリーニングがなされた可能性が高いとき、言い換えれば、抵抗値が小さくなった帯電部材が存在する可能性が高いときに、前回印加した電圧よりも絶対値が小さい電圧を帯電部材に印加することができるので、帯電部材に過電流が流れることを効果的に抑制することができる。
前記した各画像形成装置において、第1帯電器は、第1感光体と第1帯電部材との間に配置された第1グリッド電極を有し、第2帯電器は、第2感光体と第2帯電部材との間に配置された第2グリッド電極を有していてもよい。
この場合、制御手段は、第1帯電部材に流れた電流として第1グリッド電極に流れた電流の値を取得し、第2帯電部材に流れた電流として第2グリッド電極に流れた電流の値を取得するように構成することができる。
これによれば、帯電部材に流れた電流として、感光体の表面電位の影響を受けにくいグリッド電極に流れた電流の値を取得することで、より正確な電流値を取得することができる。これにより、判定精度を向上させることができる。
本発明によれば、画像形成装置を起動するときには、前回印加した第1電圧よりも絶対値が小さい第2電圧を第1帯電部材と第2帯電部材に印加するので、帯電部材に過電流が流れることを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例としてのカラープリンタの概略構成を示す図である。 カラープリンタの特徴部分に係る構成を示す図である。 帯電バイアスと帯電電流の関係を示すグラフである。 印刷終了時の制御装置の動作を示すフローチャートである。 カラープリンタの起動時の制御装置の動作を示すフローチャートである。 変形例に係るワイヤ電極のクリーニングの必要性の判定の説明図である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、まず、画像形成装置の一例としてのカラープリンタ1の概略構成を説明した後、本発明の特徴部分に係るカラープリンタ1の詳細な構成について説明する。
また、以下の説明において、方向は、カラープリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における左側を「前」、右側を「後」とし、手前側を「右」、奥側を「左」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
<カラープリンタの全体構成>
図1に示すように、カラープリンタ1は、画像形成装置本体の一例としての本体筐体10と、カバーの一例としてのアッパーカバー11と、用紙Sを供給する給紙部20と、供給された用紙Sに画像を形成する画像形成部30と、画像が形成された用紙Sを排出する排紙部90とを主に備えている。
アッパーカバー11は、本体筐体10の上部に設けられ、後側の回動軸12を中心として前側が本体筐体10に対し上下に回動することで、本体筐体10の上面に形成された開口部10Aを開閉する。開口部10Aは、本体筐体10の内部に収容された部材をメンテナンスするための開口である。
なお、内部に収容された部材のメンテナンスの具体例としては、後述するプロセスユニット50(帯電器52)などを新しいものに交換することや、帯電器52(ワイヤ電極521)をクリーニングすることなどを挙げることができる。ちなみに、帯電器52をクリーニングするための具体的な方法や構成などは公知であるので、本明細書においては詳細な説明を省略する。
給紙部20は、本体筐体10内の下部に設けられ、用紙Sを収容する給紙トレイ21と、給紙トレイ21から用紙Sを画像形成部30に供給する用紙供給機構22とを主に備えている。給紙トレイ21内の用紙Sは、用紙供給機構22によって1枚ずつ分離されて画像形成部30に供給される。
画像形成部30は、4つのLEDユニット40と、4つのプロセスユニット50と、転写ユニット70と、定着ユニット80とを主に備えて構成されている。
LEDユニット40は、アッパーカバー11に保持部14を介して揺動可能に支持されており、アッパーカバー11を閉じた状態において感光体ドラム51の上方に対向して配置される。このLEDユニット40は、画像データに基づいて先端の発光部(LED)が明滅することで、帯電後の感光体ドラム51の表面を露光する。
プロセスユニット50は、アッパーカバー11と給紙トレイ21との間で前後方向に沿って並列配置されており、アッパーカバー11を開いたときに露出する本体筐体10の開口部10Aから、本体筐体10に対し略上下方向に着脱(交換)可能に装着される構成となっている。
プロセスユニット50は、感光体の一例としての感光体ドラム51と、帯電器52と、現像ローラ53と、供給ローラ54と、層厚規制ブレード55と、正帯電性のトナー(現像剤)を収容するトナー収容部56とを主に備えている。
プロセスユニット50は、ブラック用、イエロー用、マゼンタ用およびシアン用の各色のトナーが入った50K,50Y,50M,50Cの符号で示すものが用紙Sの搬送方向上流からこの順で並んで配置されている。なお、本明細書および図面において、トナーの色に対応した感光体ドラム51、帯電器52などを特定する場合には、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンのそれぞれに対応させて、K、Y、M、Cの記号を付することとする。
感光体ドラム51は、導電性を有する円筒状のドラム本体の表面(外周面)に感光層が形成されるとともに、ドラム本体に導通する回転軸が接地(図2参照)された公知の感光体である。
帯電器52は、各感光体ドラム51に対応して設けられており、帯電部材の一例としてのワイヤ電極521と、対応する感光体ドラム51とワイヤ電極521との間に配置されたグリッド電極522とを主に有している。この帯電器52は、帯電バイアス(電圧)が印加されることでコロナ放電を発生させ、対応する感光体ドラム51の表面を正の電位に帯電させる。
転写ユニット70は、給紙トレイ21とプロセスユニット50との間に設けられ、駆動ローラ71と、従動ローラ72と、駆動ローラ71と従動ローラ72の間に張設された無端状の搬送ベルト73と、4つの転写ローラ74とを主に備えている。搬送ベルト73は、外側の面が各感光体ドラム51に接しており、その内側には各転写ローラ74が各感光体ドラム51との間で搬送ベルト73を挟持するように配置されている。
定着ユニット80は、プロセスユニット50および転写ユニット70の後方に設けられ、加熱ローラ81と、加熱ローラ81と対向配置されて加熱ローラ81を押圧する加圧ローラ82とを主に備えている。
画像形成部30では、感光体ドラム51の表面が、帯電器52により一様に帯電された後、LEDユニット40により露光されることで、感光体ドラム51上に画像データに基づく静電潜像が形成される。
また、トナー収容部56内のトナーは、供給ローラ54を介して現像ローラ53に供給され、現像ローラ53と層厚規制ブレード55との間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ53上に担持される。なお、このような過程において、トナーは、現像ローラ53と供給ローラ54の間や、現像ローラ53と層厚規制ブレード55の間などで正に摩擦帯電される。
そして、現像ローラ53上に担持されたトナーが感光体ドラム51の露光部分に供給されることで、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム51上にトナー像が形成される。その後、給紙部20から供給された用紙Sが、感光体ドラム51と搬送ベルト73(転写バイアスが印加された転写ローラ74)の間を搬送されることで、感光体ドラム51上に形成されたトナー像が用紙S上に転写される。トナー像が転写された用紙Sは、加熱ローラ81と加圧ローラ82の間を搬送されることでトナー像が熱定着される。
なお、カラープリンタ1において、カラー画像を形成する場合は、すべてのプロセスユニット50の感光体ドラム51にトナー像が形成され、用紙Sが感光体ドラム51と搬送ベルト73の間を搬送されるときに、各色のトナー像が用紙S上に順次重ね合わせて転写される。一方、ブラックのトナーのみでモノクロ画像を形成する場合は、ブラックのトナーを収容するプロセスユニット50の感光体ドラム51のみにトナー像が形成され、用紙Sが感光体ドラム51と搬送ベルト73の間を搬送されるときに、ブラックのトナー像が用紙S上に転写される。
排紙部90は、定着ユニット80から搬出された用紙Sを案内するための排紙経路91と、用紙Sを搬送する複数の搬送ローラ92とを主に備えている。トナー像が熱定着された用紙S(画像が形成された用紙S)は、搬送ローラ92によって排紙経路91を搬送され、本体筐体10の外部に排出されて排紙トレイ13上に載置される。
<カラープリンタの詳細構成>
図2に示すように、カラープリンタ1は、帯電バイアス印加装置110と、制御手段の一例としての制御装置130と、報知手段150とをさらに備えている。
なお、本実施形態では、一例として、イエローのトナーを収容するプロセスユニット50Yの感光体ドラム51Y、帯電器52Y、ワイヤ電極521Yが、「第1感光体」、「第1帯電器」および「第1帯電部材」に相当する。また、マゼンタおよびシアンのトナーを収容するプロセスユニット50M,50Cの感光体ドラム51M,51C、帯電器52M,52C、ワイヤ電極521M,521Cが、「第2感光体」、「第2帯電器」および「第2帯電部材」に相当する。
帯電バイアス印加装置110は、電圧印加手段の一例としての第1帯電バイアス印加回路111と、第2帯電バイアス印加回路112と、4つの定電圧回路D1,D2,D3,D4と、4つの電流検出部R1,R2,R3,R4とを主に備えて構成されている。
第1帯電バイアス印加回路111は、並列に接続された3つのワイヤ電極521Y,521M,521Cに接続されており、各ワイヤ電極521Y,521M,521Cに共通の帯電バイアス(電圧)を印加する回路である。また、第2帯電バイアス印加回路112は、ブラック用のワイヤ電極521Kに接続されており、このワイヤ電極521Kに帯電バイアスを印加する回路である。
本実施形態においては、ワイヤ電極521Y,521M,521Cに第1帯電バイアス印加回路111が接続され、ワイヤ電極521Kのみに第2帯電バイアス印加回路112が接続されているので、ワイヤ電極521Kに印加する帯電バイアスを個別に制御することができるようになっている。なお、ワイヤ電極521に帯電バイアスを印加する回路の具体的な構成などは公知であるので、本明細書においては詳細な説明を省略する。
定電圧回路D1〜D4は、例えば、直列に接続された3つのツェナーダイオードから構成されており、各帯電器52のグリッド電極522に印加する電圧を定電圧化する回路である。また、電流検出部R1〜R4は、例えば、抵抗器から構成されており、一端が対応する定電圧回路D1〜D4に接続されるとともに、他端が接地されている。
制御装置130は、図示しないCPU、RAM、ROM、入出力インターフェースなどを備えて構成されており、予め設定されたプログラムなどに従ってカラープリンタ1の各部、例えば、画像形成部30や帯電バイアス印加装置110などを制御する。この制御装置130は、開かれた状態のアッパーカバー11が閉じられたことを図示しないセンサが検知したときにカラープリンタ1を起動し、画像形成部30などを駆動させてトナー収容部56内のトナーを撹拌したり、加熱ローラ81を加熱したりする、ウォーミングアップ動作(印刷準備のための初期動作)を開始するように構成されている。
制御装置130は、本発明に関連する機能部として、帯電電流検知手段131と、帯電バイアス制御手段132と、異常であるか否か(カラープリンタ1の異常の有無)を判定する装着判定手段133およびクリーニング判定手段134と、記憶部139とを主に備えている。
帯電電流検知手段131は、4つの各ワイヤ電極521に流れた帯電電流を個別に検知する機能を有している。具体的に、帯電電流検知手段131は、配線を介し、各定電圧回路D1〜D4と、当該定電圧回路D1〜D4に対応する電流検出部R1〜R4との間に接続されており、各ワイヤ電極521に流れた帯電電流(詳しくは、各グリッド電極522に流れた電流)の大きさに比例した電圧が入力されるようになっている。これにより、帯電電流検知手段131は、入力された電圧を読み取ることで、各ワイヤ電極521に流れた帯電電流を検知することができるようになっている。
このように4つの各ワイヤ電極521に流れた帯電電流を個別に検知できることで、後述するように、ワイヤ電極521を有するプロセスユニット50の装着の有無や、ワイヤ電極521のクリーニングの必要性を制御装置130で個別に(色ごとに)把握することが可能となっている。
また、帯電電流検知手段131は、印刷制御における所定のタイミングごとに、ワイヤ電極521Y,521M,521Cに流れた各帯電電流の値(図3のAY1,AM1,AC1)を、それぞれ前回値として記憶部139に記憶させる機能を有している。ここで、印刷制御における所定のタイミングとは、例えば、1枚の用紙Sに画像が形成されるたびであってもよいし、カラープリンタ1に入力された1印刷ジョブの処理が終了するたびであってもよい。また、印刷制御における所定のタイミングは、入力された印刷ジョブの処理がすべて終了したとき(印刷終了時)であってもよいし、各帯電器52に印加する帯電バイアスの値が変化したときであってもよい。
帯電バイアス制御手段132は、第1帯電バイアス印加回路111と第2帯電バイアス印加回路112を個別に制御することで、各帯電器52に印加する帯電バイアスを制御する機能を有している。具体的に、帯電バイアス制御手段132は、第1帯電バイアス印加回路111および第2帯電バイアス印加回路112の制御において、定電圧制御と定電流制御とを実行可能に構成されている。
定電圧制御は、各帯電器52に印加する帯電バイアスの値が後述する所定バイアス値(所定電圧値)となるように第1帯電バイアス印加回路111および第2帯電バイアス印加回路112を制御するものである。
また、定電流制御は、帯電器52Y,52M,52Cについては、帯電バイアスの印加によって帯電器52Y,52M,52Cに流れた帯電電流のうち、最小値となる電流が所定電流値となるように第1帯電バイアス印加回路111を制御し、帯電器52Kについては、帯電バイアスの印加によって帯電器52Kに流れた帯電電流が所定電流値となるように第2帯電バイアス印加回路112を制御するものである。
なお、帯電器52Y,52M,52Cに流れた帯電電流のうち最小値となる電流が所定電流値となるように第1帯電バイアス印加回路111を制御する、定電流制御を実行することで、帯電後の感光体ドラム51Y,51M,51Cの表面電位を所望の値以上に維持することができる。これにより、特に、印刷のときに、露光部分と未露光部分との電位差をある程度大きくできるため、未露光部分へのトナーの付着を抑制することができ、いわゆるかぶりなどの画像品質の低下を抑制することができる。
本実施形態において、帯電バイアス制御手段132は、カラープリンタ1を起動するときに、第1帯電バイアス印加回路111および第2帯電バイアス印加回路112を制御して定電圧制御を実行する。このとき、帯電バイアス制御手段132は、帯電器52K(ワイヤ電極521K)に対し、所定バイアス値として、記憶部139から取得した前回値を印加するように第2帯電バイアス印加回路112を制御する。また、帯電バイアス制御手段132は、各帯電器52Y,52M,52C(各ワイヤ電極521Y,521M,521C)に対し、所定バイアス値として、記憶部139から取得した前回値(前回印加した第1帯電バイアス)よりも絶対値が小さい第2帯電バイアスを印加するように第1帯電バイアス印加回路111を制御する。
なお、第2帯電バイアス(第2電圧)は、実験やシミュレーションなどによって予め定めた固定値、または、予め設定した計算式に基づいて設定すればよい。固定値としては、例えば、印刷制御時に印加される電圧の最小値(各ワイヤ電極521がすべて新品状態であるときに印加される電圧値)よりも小さい値などを採用することができる。また、計算式に基づく値としては、例えば、前回値としての第1帯電バイアス(第1電圧)の70〜80%程度の値を採用することができる。
定電圧制御の開始後、帯電バイアス制御手段132は、後述する装着判定手段133が本体筐体10に対してすべてのプロセスユニット50が装着されていると判定し、かつ、後述するクリーニング判定手段134がすべてのワイヤ電極521にクリーニングが必要ではないと判定した場合には、第1帯電バイアス印加回路111および第2帯電バイアス印加回路112の制御を定電圧制御から定電流制御に切り替える。
また、帯電バイアス制御手段132は、上記した印刷制御における所定のタイミングごとに、帯電器52Kに印加した帯電バイアスの値と、帯電器52Y,52M,52Cに印加した帯電バイアスの値(第1帯電バイアス)を、それぞれ前回値として記憶部139に記憶させる機能を有している。
装着判定手段133は、本体筐体10に対して各プロセスユニット50が装着されているか否かを判定する機能を有している。具体的に、装着判定手段133は、定電圧制御中に、各帯電器52に流れた帯電電流を個別に取得し、各帯電電流の値が、予め設定した装着判定基準値以下であるか否かを判定する。そして、取得した帯電電流の値が装着判定基準値以下である場合、装着判定手段133は、対応する帯電器52を有しているプロセスユニット50が装着されていないと判定し、取得した帯電電流の値が装着判定基準値を超える場合、装着判定手段133は、対応する帯電器52を有するプロセスユニット50が装着されていると判定する。
装着判定手段133は、プロセスユニット50が装着されていない(異常である)と判定したときは、そのことを示す情報を報知手段150に出力する。これにより、報知手段150では、プロセスユニット50が装着されていない旨の情報がユーザに対して報知される。
クリーニング判定手段134は、各ワイヤ電極521についてクリーニングが必要であるか否かを判定する機能を有している。具体的に、クリーニング判定手段134は、カラープリンタ1を起動したとき(定電圧制御中)やその後の動作の適宜なタイミングに、帯電電流検知手段131から得られたワイヤ電極521Y,521M,521Cに流れた帯電電流のうち、最大値と、最大値以外の各帯電電流値との差の絶対値が、実験などによって予め定めた第1クリーニング判定基準値(第1基準値)以上であるか否かを判定する。
そして、差の絶対値が、第1クリーニング判定基準値以上の場合、クリーニング判定手段134は、最大値との差の絶対値が第1クリーニング判定基準値以上となった帯電電流値(最大値でない方の値)に対応するワイヤ電極521にクリーニングが必要であると判定する。また、差の絶対値が、第1クリーニング判定基準値未満の場合、クリーニング判定手段134は、最大値との差の絶対値が第1クリーニング判定基準値未満となった帯電電流値に対応するワイヤ電極521にクリーニングが必要ではないと判定する。
より具体的に説明すると、図3に示すように、例えば、定電圧制御中(第2帯電バイアスV2の印加中)に、ワイヤ電極521Yに流れた帯電電流AY2(第1電流)が最大値であった場合、クリーニング判定手段134は、帯電電流AY2と、それ以外のワイヤ電極521M,521Cに流れた帯電電流AM2,AC2(第2電流)との差ΔYM2(=|AY2−AM2|)およびΔYC2(=|AY2−AC2|)をそれぞれ計算する。そして、差ΔYM2が第1クリーニング判定基準値以上となった場合、クリーニング判定手段134は、帯電電流AM2に対応するワイヤ電極521Mにクリーニングが必要であると判定し、また、差ΔYC2が第1クリーニング判定基準値未満であった場合、クリーニング判定手段134は、帯電電流AC2に対応するワイヤ電極521Cにクリーニングが必要ではないと判定する。
また、クリーニング判定手段134は、ワイヤ電極521Kについてクリーニングが必要であるか否かを判定する場合、帯電電流検知手段131から得られたワイヤ電極521Kに流れた帯電電流の値が、実験などによって予め設定した第2クリーニング判定基準値以下であるか否かを判定する。そして、ワイヤ電極521Kに流れた帯電電流の値が、第2クリーニング判定基準値以下の場合、クリーニング判定手段134は、ワイヤ電極521Kにクリーニングが必要であると判定し、また、ワイヤ電極521Kに流れた帯電電流の値が、第2クリーニング判定基準値を超える場合、クリーニング判定手段134は、ワイヤ電極521Kにクリーニングが必要ではないと判定する。
クリーニング判定手段134は、ワイヤ電極521にクリーニングが必要である(異常である)と判定したときは、そのことを示す情報を報知手段150に出力する。これにより、報知手段150では、ワイヤ電極521にクリーニングが必要である旨の情報がユーザに対して報知される。
報知手段150は、カラープリンタ1を使用するユーザに対して異常、具体的には、プロセスユニット50が装着されていないことを示す情報や、ワイヤ電極521にクリーニングが必要であることを示す情報を報知する機能を有している。本実施形態において、報知手段150は、どのプロセスユニット50が装着されていないのか、また、どのワイヤ電極521にクリーニングが必要であるのかを個別に報知することができるように構成されている。
図示は省略するが、報知手段150は、例えば、4つのプロセスユニット50に対応して本体筐体10などに設けられた4つのLEDランプとして構成することができ、LEDランプの点灯(または消灯)によって、どのプロセスユニット50が装着されていないのかを個別に報知することができる。また、報知手段150は、本体筐体10などに設けられた液晶ディスプレイとして構成することができ、クリーニングが必要なワイヤ電極521の色の名前を表示することで、どのワイヤ電極521にクリーニングが必要であるのかを個別に報知することができる。また、報知手段150は、音声によって情報を報知するように構成されていてもよい。
次に、制御装置130の制御について、図4および図5に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。
制御装置130は、起動後(通常の印刷制御)において、図4に示すフローチャートを繰り返し実行している。具体的に、この制御において、制御装置130は、上記した印刷制御における所定のタイミングの一例として、印刷が終了したか否かを判定する(S11)。そして、印刷が終了した場合(S11,Yes)、制御装置130は、印刷終了の時点における帯電器52Y,52M,52Cに流れた帯電電流の値を記憶し(S12)、また、印刷終了の時点における帯電器52Y,52M,52Cに印加した帯電バイアスの値(第1帯電バイアス)を記憶する(S13)。
図5に示すように、開かれた状態のアッパーカバー11が閉じられた場合(S21,Yes)、制御装置130は、カラープリンタ1を起動してウォーミングアップ動作を開始し(S22)、定電圧制御を実行する(S23)。このとき、制御装置130は、ステップS13で記憶した第1帯電バイアスV1よりも小さい第2帯電バイアスV2をワイヤ電極521Y,521M,521Cに印加する。
定電圧制御の開始後、制御装置130は、各グリッド電極522から帯電電流を取得し(S24)、取得した帯電電流の値や記憶した帯電電流の値(前回値)に基づいて、未装着のプロセスユニット50があるか否か(S25)、および、クリーニングが必要なワイヤ電極521があるか否かを判定する(S26)。なお、ステップS25,S26は、その順序が逆であってもよいし、同時に実行してもよい。
そして、例えば、プロセスユニット50Yが装着されていないと判定した場合(S25,Yes)、制御装置130は、プロセスユニット50Yが装着されていないことを示す情報を報知手段150に報知させて(S28)、処理を終了する。この場合、ユーザがアッパーカバー11を開いてプロセスユニット50Yを装着し、アッパーカバー11を閉じることで(S21,Yes)、制御装置130は、ステップS22以降の処理を実行し、ステップS25において、すべてのプロセスユニット50が装着されていると判定する(No)。
また、ステップS26において、例えば、ワイヤ電極521Mについてクリーニングが必要であると判定した場合(Yes)、制御装置130は、ワイヤ電極521Mについてクリーニングが必要なことを示す情報を報知手段150に報知させて(S29)、処理を終了する。この場合、ユーザがアッパーカバー11を開いて本体筐体10からプロセスユニット50Mを取り外し、ワイヤ電極521Mをクリーニングした後、プロセスユニット50Mを本体筐体10に再度装着してアッパーカバーを閉じることで(S21,Yes)、制御装置130は、ステップS22以降の処理を実行し、ステップS26において、すべてのワイヤ電極521にクリーニングが必要ではないと判定する(No)。
すべてのプロセスユニット50が装着されていると判定し(S25,No)、かつ、すべてのワイヤ電極521にクリーニングが必要ではないと判定した場合(S26,No)、制御装置130は、第1帯電バイアス印加回路111および第2帯電バイアス印加回路112の制御を、定電圧制御から定電流制御に切り替えて(S27)、図5に示すフローチャートの処理を終了する。その後、制御装置130は、カラープリンタ1に印刷ジョブが入力されると、定電流制御によって印刷動作(用紙Sに画像を形成する動作)を実行する。
以上によれば、本実施形態において以下のような作用効果を得ることができる。
カラープリンタ1を起動するときには、前回印加した第1帯電バイアス電圧よりも絶対値が小さい第2帯電バイアスをワイヤ電極521Y,521M,521Cに印加するので、起動前にクリーニングされて抵抗値が小さくなったワイヤ電極521があったとしても、このワイヤ電極521に過電流が流れることを抑制することができる。これにより、ワイヤ電極521の過剰な放電を抑制できるので、例えば、コロナ放電に伴うオゾンの発生量を抑えたり、感光体ドラム51の寿命を長くしたりすることなどが可能となる。
特に、本実施形態では、開かれた状態のアッパーカバー11が閉じられたときにカラープリンタ1を起動し、小さい第2帯電バイアスを印加するので、ワイヤ電極521に過電流が流れることを効果的に抑制することができる。開かれた状態のアッパーカバー11が閉じられたときは、その前のアッパーカバー11が開いている状態のときにワイヤ電極521のクリーニングがなされ、ワイヤ電極521の抵抗値が小さくなっている可能性が高いからである。
なお、本実施形態では、カラープリンタ1を起動するときに、前回値よりも小さい第2帯電バイアスをワイヤ電極521Y,521M,521Cに印加する、定電圧制御を実行しているが、カラープリンタ1を起動するときに、定電流制御を実行すると、ワイヤ電極521に過電流が流れてしまう可能性がある。
具体的に、アッパーカバー11を開く前の状態において、例えば、ワイヤ電極521Yの抵抗値が最小であり、アッパーカバー11を開いたときに、このワイヤ電極521Yがクリーニングされた場合、ワイヤ電極521Yの抵抗値は、他のワイヤ電極521M,521Cの抵抗値に比べて、極端に小さくなる。このとき、カラープリンタ1の起動時に定電流制御を実行すると、抵抗値が最大のワイヤ電極521Mまたはワイヤ電極521Cに流れた電流が所定電流値となるように、印加する帯電バイアスの絶対値を大きくするので、抵抗値が最小のワイヤ電極521Yに過電流が流れてしまう可能性がある。
また、アッパーカバー11を開いたときに、何らかの原因で、例えば、ワイヤ電極521Mに多くの付着物が付いてしまった場合、ワイヤ電極521Mの抵抗値は、他のワイヤ電極521Y,521Cの抵抗値に比べて、極端に大きくなる。このとき、カラープリンタ1の起動時に定電流制御を実行すると、抵抗値が最大のワイヤ電極521Mに流れた電流が所定電流値となるように、印加する帯電バイアスの絶対値を大きくするので、他のワイヤ電極521Y,521Cに過電流が流れてしまう可能性がある。
本実施形態では、カラープリンタ1の起動時に、前回値よりも小さい第2帯電バイアスをワイヤ電極521Y,521M,521Cに印加する、定電圧制御を実行するので、仮に、他のワイヤ電極521に比べて、抵抗値が極端に小さくなったワイヤ電極521、または、抵抗値が極端に大きくなったワイヤ電極521が存在していても、このワイヤ電極521に過電流が流れることを抑制することができる。
また、帯電バイアスの印加によって得られた各ワイヤ電極521に流れた電流の値に基づいて異常(プロセスユニット50の未装着やワイヤ電極521のクリーニングの必要性)の有無を判定し、異常であると判定した場合に報知手段150に報知させるので、プロセスユニット50の未装着やワイヤ電極521のクリーニングが必要なことをユーザに知らせることができる。
また、ワイヤ電極521Y,521M,521Cのクリーニングの必要性の判定において、最大値を示す帯電電流の値と、それ以外の帯電電流の値との差が第1クリーニング基準値以上の場合に、最大値でない方のワイヤ電極521にクリーニングが必要であると判定するため、抵抗値が最小の、最も汚れていないワイヤ電極521を基準として、他のワイヤ電極521のクリーニングの必要性を判定することができる。これにより、最大値以外の帯電電流の値同士の差から判定を行う場合と比較して、精度良くクリーニングの必要性を判定することができる。
また、ワイヤ電極521に流れた帯電電流として、感光体ドラム51の表面電位の影響を受けにくい、グリッド電極522に流れた電流の値を取得するので、より正確な電流の値を取得することができる。これにより、プロセスユニット50の未装着やワイヤ電極521のクリーニングの必要性の判定の精度を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、4つの帯電器52のうち、3つについて電圧印加手段(第1帯電バイアス印加回路111)を共通化したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、電圧印加手段は、すべての帯電器について共通化されていてもよい。また、電圧印加手段を2つ設け、各電圧印加手段がそれぞれ並列に接続された複数の帯電器に接続されていてもよい。また、前記実施形態では、3つの帯電器52Y,52M,52Cについて電圧印加手段を共通化したが、本発明はこれに限定されず、2つの帯電器について電圧印加手段を共通化し、残り1つの帯電器は、前記実施形態の帯電器52Kのように、単独で電圧印加手段に接続してもよい。例えば、2つの帯電器52M,52Cについてのみ、電圧印加手段を共通化してもよい。この場合、2つのワイヤ電極521M,521Cのうち、一方が第1帯電部材に相当し、他方が第2帯電部材に相当する。
前記実施形態では、報知手段150がクリーニングが必要なことを示す情報をワイヤ電極521(帯電部材)ごとに報知可能に構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、報知手段は、制御手段によってクリーニングが必要であると判定された帯電部材が1つでもある場合には、すべての帯電部材のクリーニングを促す内容の情報を表示するように構成されていてもよい。これによれば、クリーニングすべき帯電部材の取り違えなどを防止でき、ユーザがすべての帯電部材のクリーニングを実行することで、すべての帯電部材の状態を良好なものとすることができる。
前記実施形態では、図3に示したように、第2帯電バイアスV2の印加によって、例えば、ワイヤ電極521Yに流れた帯電電流AY2とワイヤ電極521Mに流れた帯電電流AM2との差ΔYM2が第1クリーニング基準値以上であった場合に、ワイヤ電極521Mにクリーニングが必要であると判定したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、前記実施形態で説明した、ワイヤ電極521Y,521M,521Cにクリーニングが必要であるか否かの判定方法は一例であり、本発明は前記実施形態の方法に限定されるものではない。
図6に示すように、ワイヤ電極521に印加した帯電バイアスと流れた帯電電流とは、符号521Y,521Mを付して示すグラフ(マップ)のような関係となるため、このようなマップをワイヤ電極521の利用回数などに応じて予め複数種類記憶させておくことで、起動後に第2帯電バイアスV2を印加することでワイヤ電極521に流れた帯電電流の値からマップを特定することができ、特定したマップから第1帯電バイアスV1を印加した場合のワイヤ電極521に流れる帯電電流の値を計算することができる。そして、算出した帯電電流の値から、その差を計算することができる。
このような原理を利用し、制御装置130は、例えば、第2帯電バイアスV2の印加によって取得した帯電電流AY2,AM2から記憶部139に記憶されたマップ(実線参照)をそれぞれ特定する。その後、制御装置130は、特定したマップと前回印加した第1帯電バイアスV1の値とから帯電電流AY1,AM1を算出し、これらの差ΔYM1を計算する。そして、制御装置130は、算出した差ΔYM1が実験などによって予め定めた基準値以上の場合に、ワイヤ電極521Mにクリーニングが必要であると判定し、差ΔYM1が基準値未満の場合に、ワイヤ電極521Mにクリーニングが必要ではないと判定するように構成されていてもよい。
また、前記実施形態では、ワイヤ電極521Y,521M,521Cにクリーニングが必要であるか否かを判定するための第1クリーニング基準値(基準値)が予め定められた固定値であったが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、基準値は、ワイヤ電極521に印加した帯電バイアスと流れた帯電電流との関係などから予め設定したマップや計算式、テーブルなどに基づいて決定される値であってもよい。
具体的には、例えば、図6に示すようなマップを予め記憶している構成において、制御装置130は、印刷終了時に、第1帯電バイアスV1の印加によってワイヤ電極521Yに流れた帯電電流AY1とワイヤ電極521Mに流れた帯電電流AM1から実線で示す各マップを特定し、特定したマップ(実線)と次回印加する予定の第2帯電バイアスV2の値に基づいて帯電電流AY2,AM2を算出し、これらの差ΔYM2を基準値(第2基準値の一例)として予め決定するように構成されていてもよい。
この場合、制御装置130は、カラープリンタ1の起動後の第2帯電バイアスV2の実際の印加によってワイヤ電極521Yに流れた帯電電流とワイヤ電極521Mに流れた帯電電流との差(絶対値)が、基準値ΔYM2を超える場合に、異常である(クリーニングが必要である)と判定するように構成することができる。
図6を参照してより詳細に説明すると、ワイヤ電極521Y,521Mの両方がクリーニングされなかった場合、ワイヤ電極521Y,521Mの抵抗値は変化しないため(実線で示すマップ521Y,521M参照)、起動後の第2帯電バイアスV2の印加によってワイヤ電極521Yに流れた帯電電流AY2と、ワイヤ電極521Mに流れた帯電電流AM2との差ΔYM2は、基準値ΔYM2と等しくなる。この場合、起動前後の状況が変化しないので、ワイヤ電極521Yに大きな電流が流れるということはないため、制御装置130は、クリーニングが必要ではないと判定する。
また、汚れている方のワイヤ電極521Mがクリーニングされていた場合、ワイヤ電極521Mの抵抗値が下がる(鎖線で示すマップ521M参照)ことで、起動後の第2帯電バイアスV2の印加によってワイヤ電極521Mに流れた帯電電流AM2’がAM2よりも大きくなるため、帯電電流AY2との差ΔYM4は、基準値ΔYM2より小さくなる。この場合、ワイヤ電極521Yに大きな電流が流れにくいため、制御装置130は、クリーニングが必要ではないと判定する。
一方、汚れていない方のワイヤ電極521Yがクリーニングされていた場合、ワイヤ電極521Yの抵抗値が下がる(鎖線で示すマップ521Y参照)ことで、起動後の第2帯電バイアスV2の印加によってワイヤ電極521Yに流れた帯電電流AY2’がAY2よりも大きくなるため、帯電電流AM2との差ΔYM3は、基準値ΔYM2より大きくなる。そうすると、ワイヤ電極521Yに大きな電流が流れやすくなって好ましくないため、制御装置130は、少なくとも帯電電流値が小さい方のワイヤ電極521にクリーニングが必要であると判定する。
また、前記実施形態では、最大値を示す帯電電流と、それ以外の帯電電流との差に基づいて、ワイヤ電極521Y,521M,521Cにクリーニングが必要であるか否かを判定したが、これに限定されず、例えば、取得した複数の帯電電流のうち、任意の2つの値の差に基づいて判定を行うように構成されていてもよい。また、前記実施形態では、起動後に取得した複数の電流の値のうちの2つの値の差に基づいてクリーニングが必要であるか否かを判定したが、これに限定されず、例えば、色ごとに、起動前の電流の値(前回値)と、起動後に取得した電流の値との差に基づいて判定を行うように構成されていてもよい。
前記実施形態では、カラープリンタ1(画像形成装置)は、開かれた状態のアッパーカバー11が閉じられたときに起動してウォーミングアップ動作(定電圧制御)を開始するように構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、画像形成装置は、カバーが閉じられたときだけではなく、電源スイッチが入れられたときの起動時にも定電圧制御を開始するように構成されていてもよい。また、画像形成装置は、ウォーミングアップ動作を実行してから所定時間以上動作しなかったときにいわゆるスリープモードに入る場合には、スリープモードで印刷ジョブが入力されて起動したときに定電圧制御を開始するように構成されていてもよい。
前記実施形態では、ワイヤ電極521とグリッド電極522を有するスコロトロン型の帯電器52を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、帯電器は、グリッド電極を有しないコロトロン型のものであってもよい。また、前記実施形態では、帯電部材としてワイヤ電極521を有する帯電器52を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、帯電部材として一列に並べた針状の電極を有する鋸歯帯電器などであってもよい。
前記実施形態では、ワイヤ電極521(帯電部材)に流れた帯電電流としてグリッド電極522に流れた電流を検知したが、本発明はこれに限定されず、例えば、帯電部材に流れた電流を直接検知してもよい。また、本発明において、電流を検知するための具体的な構成は、前記実施形態で示したものに限定されず、広く公知の構成を採用することができる。
前記実施形態では、カバーとして、本体筐体10の上面に形成された開口部10Aを開閉するアッパーカバー11を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本体筐体の前面に形成された開口部を開閉するカバーであってもよいし、本体筐体の左側面または右側面に形成された開口部を開閉するカバーであってもよい。
前記実施形態のカラープリンタ1(画像形成装置)は、4つのプロセスユニット50を備え、4色のカラー画像を形成可能に構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、画像形成装置は、3つのプロセスユニットを備え、3色の画像を形成可能な構成であってもよいし、2つのプロセスユニットを備え、2色の画像を形成可能な構成であってもよい。この場合、例えば、ブラックとレッドの2つのプロセスユニットを備える画像形成装置において、ブラックに対応する帯電部材と、レッドに対応する帯電部材は、一方が第1帯電部材に相当し、他方が第2帯電部材に相当する。
前記実施形態では、画像形成装置としてカラープリンタ1を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、フラットベッドスキャナなどの原稿読取装置を備える複写機や複合機などであってもよい。また、前記実施形態では、正帯電性のトナーを使用する画像形成装置に本発明を適用した例を示したが、これに限定されず、本発明は、負帯電性のトナーを使用する画像形成装置にも適用することができる。
1 カラープリンタ
10 本体筐体
10A 開口部
11 アッパーカバー
51 感光体ドラム
52 帯電器
111 第1バイアス印加回路
130 制御装置
150 報知手段
521 ワイヤ電極
522 グリッド電極

Claims (7)

  1. 第1感光体および第2感光体と、
    前記第1感光体に対向して設けられ、前記第1感光体をコロナ放電によって帯電させる第1帯電部材を有する第1帯電器と、
    前記第2感光体に対向して設けられ、前記第2感光体をコロナ放電によって帯電させる第2帯電部材を有する第2帯電器と、
    前記第1帯電部材および当該第1帯電部材と並列に接続された前記第2帯電部材に電圧を印加する電圧印加手段と、
    電圧の印加によって前記第1帯電部材に流れた電流および前記第2帯電部材に流れた電流のうち最小値となる電流が所定電流値となるように前記電圧印加手段を制御する制御手段と、
    ユーザに情報を報知する報知手段と、を備えた画像形成装置であって、
    前記制御手段は、画像形成装置を起動するときに、前記電圧印加手段を制御して前回印加した第1電圧よりも絶対値が小さい第2電圧を前記第1帯電部材および前記第2帯電部材に印加し、得られた電流の値に基づいて帯電部材にクリーニングが必要か否かを判定し、クリーニングが必要であると判定した場合に前記報知手段に判定結果を示す情報を報知させ、クリーニングが必要でないと判定した場合に前記報知手段に判定結果を示す情報を報知させないように構成されたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記報知手段は、一部の帯電部材にクリーニングが必要なことを示す情報を報知するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、画像形成装置を起動したときに得られた、前記第1帯電部材および前記第2帯電部材に流れた電流のうち、最大値と当該最大値以外の一の値との差の絶対値が第1基準値以上の場合にクリーニングが必要であると判定し、前記報知手段に少なくとも、前記最大値との差の絶対値が前記第1基準値以上となった前記一の値に対応する帯電部材にクリーニングが必要なことを示す情報を報知させるように構成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記第2電圧の印加によって前記第1帯電部材に流れた電流と前記第2帯電部材に流れた電流との差の絶対値が、前記第1電圧の印加によって前記第1帯電部材に流れた電流と前記第2帯電部材に流れた電流に基づいて予め決定した第2基準値を超える場合に、クリーニングが必要であると判定するように構成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 第1感光体と、前記第1感光体に対向して設けられ、前記第1感光体をコロナ放電によって帯電させる第1帯電部材を有する第1帯電器と、を有する第1プロセスユニットと、
    第2感光体と、前記第2感光体に対向して設けられ、前記第2感光体をコロナ放電によって帯電させる第2帯電部材を有する第2帯電器と、を有する第2プロセスユニットと、
    前記第1帯電部材および当該第1帯電部材と並列に接続された前記第2帯電部材に電圧を印加する電圧印加手段と、
    電圧の印加によって前記第1帯電部材に流れた電流および前記第2帯電部材に流れた電流のうち最小値となる電流が所定電流値となるように前記電圧印加手段を制御する制御手段と、
    ユーザに情報を報知する報知手段と、を備えた画像形成装置であって、
    前記制御手段は、画像形成装置を起動するときに、前記電圧印加手段を制御して前回印加した第1電圧よりも絶対値が小さい第2電圧を前記第1帯電部材および前記第2帯電部材に印加し、得られた電流の値に基づいてプロセスユニットの装着の有無を判定し、プロセスユニットが装着されていないと判定した場合に前記報知手段に判定結果を示す情報を報知させ、プロセスユニットが装着されていると判定した場合に前記報知手段に判定結果を示す情報を報知させないように構成されたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記第1帯電部材および前記第2帯電部材のうちの少なくとも1つをクリーニングするために画像形成装置本体に形成された開口部を開閉するカバーを備え、
    前記制御手段は、開かれた状態の前記カバーが閉じられたときに画像形成装置を起動するように構成されたことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1帯電器は、前記第1感光体と前記第1帯電部材との間に配置された第1グリッド電極を有し、
    前記第2帯電器は、前記第2感光体と前記第2帯電部材との間に配置された第2グリッド電極を有し、
    前記制御手段は、前記第1帯電部材に流れた電流として前記第1グリッド電極に流れた電流の値を取得し、前記第2帯電部材に流れた電流として前記第2グリッド電極に流れた電流の値を取得するように構成されたことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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