JP5950788B2 - 加湿装置、その制御方法 - Google Patents
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Description
透湿膜は、水の通過を許容せず、水蒸気の通過を許容する。
このような加湿装置では、供給された水に含まれるゴミ、スケール分(カルシウム分等)等が透湿膜を通過することがなく、通風路に供給された空気を汚染することなく加湿することができる。
そのため、従来の加湿装置では、加湿素子に排水系が接続され、加湿動作が停止状態になった時点で、貯留された水が排出される排水動作が行われる(特許文献1参照)。
また、従来の加湿装置では、予め設定された時間間隔で加湿動作が強制的に停止状態になって、貯留された水が排出される排水動作が行われる(特許文献2参照)。
また、1回の排水動作における排水量が多い程、加湿性能の低下が抑制され、また、悪臭等の発生が抑制されるが、排水量の増加に伴って、水の消費が増加する。
つまり、排水動作は、適切な時間間隔と排水量とで行われる必要がある。
また、加湿動作中は、加湿素子に貯留された水の消費を補うべく、給水源から水が供給されるが、例えば、加湿動作の頻度が高い場合には、透湿膜に付着するスケール分が増加し、加湿性能の低下が促進される。
つまり、排水動作の適切な時間間隔と排水量とは、水質、加湿動作の頻度等に依存する。
また、個々の加湿装置に適切な排水動作を行うことができる加湿装置の制御方法を得るものである。
なお、各図において、同一部材又は同一部分には同一の符号を付している。
また、細かい構造については、適宜図示を簡略化又は省略している。
また、重複又は類似する説明については、適宜簡略化又は省略している。
実施の形態1に係る加湿装置について説明する。
(加湿装置の構成)
以下に、実施の形態1に係る加湿装置の構成について説明する。
図1は、実施の形態1に係る加湿装置の、構成を示す図である。
図2は、実施の形態1に係る加湿装置の、加湿素子周辺の構成を示す斜視図である。
図1、図2に示すように、加湿装置1は、加湿素子2と、ドレン容器3と、給水系4と、排水系5と、送風機6と、コントローラ7と、を有する。
コントローラ7は、本発明における「制御手段」に相当する。
加湿素子2の天部構造の両側の稜角部は、例えば、加湿装置1の内部に装架されたガイドレール等に、抜き差し自在に保持される。
ガイドレールは、例えば、加湿装置1の内部に設けられた仕切壁と、加湿装置1の筐体の正面側内壁面とに、装架される。
加湿素子2の下方には、ドレン容器3が設けられる。
加湿装置1が、空気調和装置等の他の装置に組み込まれる場合、空気調和装置等の他の装置と共用される場合等では、ドレン容器3と他の装置のドレン容器とが、兼用されてもよく、また、別々に設けられてもよい。
給水系4の入口側には、水道設備等の給水源8が接続される。
給水系4は、給水弁4aを有し、給水源8からの水を加湿素子2に供給する。
給水系4には、ゴミ、塵の侵入を防ぐストレーナが設けられるとよい。
給水源8との接続部を除く給水系4の接続部の全てが、図2のように、ドレン容器3の上方に集約されるとよい。
給水弁4aは、加湿素子2に供給される水の圧力と流量とを調節する調節弁である。
排水系5は、排水弁5aを有し、加湿素子2の水をドレン容器3に排出する。
排水弁5aは、開状態と閉状態とを切り替える切替弁である。
加湿素子2は、多数の加湿機能体2aを有する。
図3は、実施の形態1に係る加湿装置の、加湿素子の加湿機能体の構成を示す図である。
図3に示すように、加湿機能体2aは、給水系4から水が供給される給水体2bと、給水体2bに接続され保水層として機能する導水体2cと、送気層を形成するためのスペーサ2dと、を有する。
導水体2cは、長方形又は正方形の導水部材を、水の通過を許容せず水蒸気の通過を許容する多孔性の透湿膜で形成された袋状の膜体で封入した、複合シート構造の扁平体である。
導水部材は、剛直性と通水性とを併せ持つ三次元多孔板である。
このような積層によって、空気を通す通風路として機能する送気層が、導水体2c間に形成される。
送風機6によって、加湿装置1の外部の空気は、加湿素子2に送り込まれる。
加湿素子2に送り込まれた空気は、加湿素子2の送気層を通過し、導水体2cの透湿膜を通過した水蒸気によって加湿される。
加湿された空気は、加湿装置1の外部へ吹き出される。
コントローラ7は、設定部7aと、制御部7bと、選択部7cと、を有する。
コントローラ7には、マイクロプロセッサ、シーケンサ等が含まれる。
設定部7aは、排水系5の排水動作の時間間隔(以下「排水時間間隔」という)と、排水系5の1回の排水動作における排水量、つまり排水動作の時間(以下「排水時間」という)と、を設定する。
制御部7bは、設定部7aで設定された排水時間間隔と排水時間とに基づいて、送風機6と給水弁4aと排水弁5aとを動作させる。
切替スイッチは、使用者、保守作業者等によって操作される。
図4は、実施の形態1に係る加湿装置の、切替スイッチの接点と、排水時間間隔と排水時間との組み合わせと、の対応関係を示す図である。
図4に示すように、切替スイッチの各接点は、予め設定された排水時間間隔と排水時間との組み合わせと、対応付けられている。
つまり、使用者、保守作業者等は、切替スイッチを操作することで、予め設定された排水時間間隔と排水時間との組み合わせを、選択することができる。
設定部7aは、選択部7cの選択に応じて、排水時間間隔及び排水時間の少なくともいずれか一方を更新して設定する。
なお、図4では、接点が2つである場合を示しているが、接点が3つ以上であってもよい。
また、選択部7cが、ON/OFFスイッチで、OFF状態では、接点1と同様の組み合わせが選択され、ON状態では、接点2と同様の組み合わせが選択されてもよい。
以下に、実施の形態1に係る加湿装置の制御フローについて説明する。
図5は、実施の形態1に係る加湿装置の、制御フローを示す図である。
なお、制御フローは、適宜変更することが可能である。
主電源がONになると、ステップ501において、コントローラ7は、制御フローを開始する。
OFFになっている場合は、ステップ503に進み、OFFになっていない場合は、ステップ505に進む。
終了処理において、制御部7bは、送風機6をOFFにし、給水弁4aを閉状態にし、排水弁5aを開状態にする。
要求がない場合は、ステップ507に進み、要求がある場合は、ステップ508に進む。
設定部7aは、選択部7cの選択に応じて、排水時間間隔と排水時間の少なくともいずれか一方を更新する。
制御部7bは、加湿装置1が、送風機6のモータ回転数等、加湿動作の出力を変化させることができる場合には、出力の時間変化分を補正した加湿動作継続時間を算出する。
以下に、実施の形態1に係る加湿装置の作用について説明する。
実施の形態1に係る加湿装置では、設定部7aで設定された排水時間間隔毎に、加湿動作が強制的に停止状態となり、設定部7aで設定された排水時間だけ、加湿素子2の排水動作が行われる。
そのため、加湿動作に伴ってスケール分の濃度が上昇した水が、スケール分の濃度の低い水に定期的に入れ換えられることとなり、透湿膜にスケール分が付着して加湿素子2の加湿性能が低下することが抑制される。
また、カビ、細菌等が繁殖して悪臭等が発生することが抑制される。
そのため、使用者、保守作業者等が選択部7cを操作することによって、水質、加湿動作の頻度等に応じた排水時間間隔と排水時間とが設定され、個々の加湿装置1に適切な加湿動作を行うことができる。
設定部7aが、排水時間間隔と排水時間とを両方設定する場合には、相乗効果によって、個々の加湿装置1に更に適切な加湿動作を行うことができる。
加湿装置1では、加湿素子2が、加湿機能体2aを積層したものであるが、加湿素子2が、他の構造の加湿素子であってもよい。
他の構造の加湿素子には、パイプ状の透湿膜が多数並設されたような加湿素子、例えば、パイプ状のPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)が多数並設されたような加湿素子等が含まれる。
加湿素子2が、加湿機能体2aを積層したものである場合には、保水層と送気層とが密に形成された構造を簡易に得ることができる。
例えば、ドレン容器3が他の装置と共用される場合等において、制御部7bが、排水弁5aの開度、つまり、排水系5から排出される水の流量を、ドレン容器3から水が溢れないように制御してもよい。
そのような場合には、例えば、排水系5に流量計が設けられる等によって、排水系5の排水量が検出され、設定部7aでは、排水時間ではなく排水量そのものが設定される。
制御部7bは、排水量の検出結果を他の制御に流用してもよい。
排水弁5aが切替弁である場合には、装置構成が簡略化される。
また、選択部7cが設けられず、使用者、保守作業者等が任意の排水時間間隔と排水時間とを入力部に入力してもよい。
選択部7cが設けられる場合には、使用者、保守作業者等によって誤入力されることが防止される。
特に、選択部7cが遠隔にある他の装置に設けられる場合には、選択部7cの操作を遠隔地点から行うことができ、例えば、集中管理を行う場合等において、使用者、保守作業者等が排水時間間隔と排水時間とを選択する際の作業性が向上される。
実施の形態2に係る加湿装置について説明する。
なお、以下では、実施の形態1に係る加湿装置と重複又は類似する説明については、適宜簡略化又は省略している。
(加湿装置の構成)
以下に、実施の形態2に係る加湿装置の構成について説明する。
図6は、実施の形態2に係る加湿装置の、構成を示す図である。
図6に示すように、加湿装置11は、加湿素子2と、ドレン容器3と、給水系4と、排水系5と、送風機6と、コントローラ17と、計測手段19と、を有する。
コントローラ17は、本発明における「制御手段」に相当する。
検出器19cが設けられず、送風機6の仕様、モータ回転数等から加湿素子2を通過する空気の流量が算出されてもよい。
コントローラ17は、設定部17aと、制御部7bと、判定部17dと、を有する。
設定部17aは、排水時間間隔と排水時間とを設定する。
図7に示すように、設定部17aは、排水時間間隔と排水時間との組み合わせがテーブル化されたデータを記憶する。
排水時間間隔と排水時間との組み合わせは、水の消費が少ない順にランク付けされてテーブル化される。
なお、図7では、ランクが1〜10である場合を示しているが、そのような場合に限定されない。
加湿量M[kg/hr]は、その温度の差をΔT[K]、その空気の流量をQ[kg/hr]、空気の定圧比熱をC[J/kgK]、水の蒸発潜熱をL[J/kg]とし、加湿素子2の上流側と下流側における顕熱差と加湿時に水が奪う蒸発潜熱量とが等しいとして、以下の(式1)で概算される。
判定部17dは、加湿装置11の加湿動作の積算時間を計測する。
判定部17dは、加湿装置11が、送風機6のモータ回転数等、加湿動作の出力を変化させることができる場合には、出力の時間変化分を補正した積算時間を算出する。
積算時間は、加湿素子2が交換された場合には、リセットされる。
判定部17dは、計測された積算時間に対応する基準加湿量を特定し、(式1)で概算された加湿量、つまり実測加湿量と、特定された基準加湿量と、を比較して、加湿素子2の劣化度の大小を判定する。
設定部17aは、判定部17dにおける劣化度の判定結果に応じて、排水時間間隔と排水時間とを更新する。
以下に、実施の形態2に係る加湿装置の制御フローについて説明する。
図8は、実施の形態2に係る加湿装置の、制御フローを示す図である。
なお、制御フローは、適宜変更することが可能である。
ステップ801〜807、812〜815は、図5におけるステップ501〜507、509〜512と同様である。
排水時間間隔と排水時間とは、直前の加湿動作時に設定された排水時間間隔と排水時間とである。
設定部17aは、加湿装置11の加湿動作の積算時間が0である場合、又は、加湿素子2が交換された後の加湿装置11の加湿動作の積算時間が0である場合には、最も小さいランクを選択し、そのランクに対応する組み合わせの排水時間間隔と排水時間とを設定する。
判定時間間隔が短く設定されると、排水時間間隔と排水時間とが更新されることによる加湿素子2の劣化度の改善効果が発揮される前に、次の更新が行われてしまう。
そのため、判定時間間隔は、排水時間間隔と排水時間とが更新されることによる加湿素子2の劣化度の改善効果が発揮される程度の時間間隔に設定される必要がある。
判定部17dは、実測加湿量と基準加湿量とを比較して、実測加湿量が基準加湿量を超えている場合に、加湿素子2の劣化度が大きいと判定する。
以下に、実施の形態2に係る加湿装置の作用について説明する。
実施の形態2に係る加湿装置では、設定部17aは、適切な排水時間間隔と排水時間とを、人を介在させずに自動で設定する。
そのため、使用者、保守作業者等が排水時間間隔と排水時間とを選択する必要がない。
そのため、設定部17aの処理が、簡略化される。
そのため、使用者、保守作業者等によって選択される場合と比較して、更に適切な排水時間間隔と排水時間とが設定される。
加湿装置11では、判定部17dが、判定後経過時間と判定時間間隔とを比較しているが、判定部17dが、前回の判定からの加湿動作又は排水動作の積算時間と、予め設定された加湿動作又は排水動作の積算時間に対する判定の時間間隔と、を比較してもよい。
そのような場合には、加湿動作又は排水動作の積算時間に対する判定の時間間隔は、例えば、100時間程度に設定される。
なお、判定部17dは、加湿装置11が、送風機6のモータ回転数、排水弁5aの開度等、加湿動作又は排水動作の出力を変化させることができる場合には、出力の時間変化分を補正した積算時間を算出する。
また、計測手段19が、加湿動作中に加湿素子2から空気に供給された水蒸気の量、つまり、加湿動作中に給水系4が加湿素子2に供給した水の量を検出する検出器であってもよい。
また、互いに方式の異なる複数の計測手段19が、共用されてもよい。
判定部17dが、計測手段19の実測に基づいて劣化度の大小を判定する場合には、更に適切な排水時間間隔と排水時間とが設定される。
また、設定部17aが、劣化度が小さい場合に、水の消費が減少する側に選択するランクを下げてもよい。
そのような場合には、コントローラ17は、例えば、使用者、保守作業者等が選択部7cを操作しない場合に、判定部17dを機能させる。
例えば、各実施の形態又は各変形例を組み合わせることも可能である。
Claims (15)
- 透湿膜が設けられた通風路を有し、該通風路に供給された空気を、該透湿膜を介して加湿する加湿素子と、
排水弁を有し、該排水弁を介して前記加湿素子から水を排出する排水系と、
排水時間間隔と排水量とを設定する設定部と、該設定された排水時間間隔に基づいて前記排水弁を開状態にし、該設定された排水量に基づいて前記排水弁を閉状態にする制御部と、前記加湿素子の劣化度の大小を判定する判定部とを有する制御手段と、
を備え、
前記設定部は、前記加湿素子の劣化度に応じて前記排水時間間隔及び前記排水量の少なくともいずれか一方を更新する
ことを特徴とする加湿装置。 - 前記設定部は、前記判定部で前記劣化度が大きいと判定された場合に、前記排水時間間隔を減少させること及び前記排水量を増加させることの少なくともいずれか一方を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の加湿装置。 - 前記設定部は、前記判定部で劣化度が大きいと判定された場合に、前記排水時間間隔を減少させること及び前記排水量を増加させることの両方を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の加湿装置。 - 前記設定部は、予め前記排水時間間隔と前記排水量との組み合わせを水の消費が少ない順にランク付けして記憶し、前記判定部で前記劣化度が大きいと判定された場合に、選択されているランクと比較して水の消費が多い側のランクを選択する、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の加湿装置。 - 前記設定部は、前記判定部で前記劣化度が小さいと判定された場合に、前記排水時間間隔を増加させること及び前記排水量を減少させることの少なくともいずれか一方を行う、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の加湿装置。 - 加湿量を実測するための計測手段を備え、
前記判定部は、前記実測された加湿量を、加湿動作の積算時間毎に予め設定された基準加湿量と比較して、前記劣化度の大小を判定する、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の加湿装置。 - 透湿膜が設けられた通風路を有し、該通風路に供給された空気を、該透湿膜を介して加湿する加湿素子と、
排水弁を有し、該排水弁を介して前記加湿素子から水を排出する排水系と、
排水時間間隔と排水量とを設定する設定部と、該設定された排水時間間隔に基づいて前記排水弁を開状態にし、該設定された排水量に基づいて前記排水弁を閉状態にする制御部と、を有する制御手段と、
を備え、
前記設定部は、前記排水時間間隔及び前記排水量の両方を更新する、
ことを特徴とする加湿装置。 - 透湿膜が設けられた通風路を有し、該通風路に供給された空気を、該透湿膜を介して加湿する加湿素子と、
排水弁を有し、該排水弁を介して前記加湿素子から水を排出する排水系と、
排水時間間隔と排水量とを設定する設定部と、該設定された排水時間間隔に基づいて前記排水弁を開状態にし、該設定された排水量に基づいて前記排水弁を閉状態にする制御部と、選択部とを有する制御手段と、
を備え、
前記設定部は、予め前記排水時間間隔と前記排水量との組み合わせを複数記憶し、前記設定部は、複数の組み合わせの中から前記選択部により選択された組み合わせを用いて、前記排水時間間隔及び前記排水量の少なくともいずれか一方を更新する、
ことを特徴とする加湿装置。 - 前記選択部は、スイッチである、
ことを特徴とする請求項8に記載の加湿装置。 - 前記選択部は、装置の外部に設けられた、
ことを特徴とする請求項8又は9に記載の加湿装置。 - 組み合わせは、第1の排水時間間隔と第1排水量との組み合わせ、及び前記第1の排水時間間隔よりも短い第2の排水時間間隔と前記第1排水量よりも長い第2排水量との組み合わせを含む
ことを特徴とする請求項8〜10のいずれか一項に記載の加湿装置。 - 前記設定部は、前記排水量として排水時間を設定する、
ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の加湿装置。 - 透湿膜が設けられた通風路を有し、該通風路に供給された空気を、該透湿膜を介して加湿する加湿素子と、排水弁を有し、該排水弁を介して前記加湿素子から水を排出する排水系と、を備えた加湿装置の制御方法であって、
排水時間間隔と排水量とを設定するステップと、
前記設定された排水時間間隔に基づいて、前記排水弁を開状態にするステップと、
前記設定された排水量に基づいて、前記排水弁を閉状態にするステップと、
を有し、
前記設定するステップにおいて、前記加湿素子の劣化度の大小に応じて前記排水時間間隔及び前記排水量の少なくともいずれか一方を更新する、
ことを特徴とする加湿装置の制御方法。 - 透湿膜が設けられた通風路を有し、該通風路に供給された空気を、該透湿膜を介して加湿する加湿素子と、排水弁を有し、該排水弁を介して前記加湿素子から水を排出する排水系と、を備えた加湿装置の制御方法であって、
排水時間間隔と排水量とを設定するステップと、
前記設定された排水時間間隔に基づいて、前記排水弁を開状態にするステップと、
前記設定された排水量に基づいて、前記排水弁を閉状態にするステップと、
を有し、
前記設定するステップにおいて、前記排水時間間隔及び前記排水量の両方を更新する、
ことを特徴とする加湿装置の制御方法。 - 透湿膜が設けられた通風路を有し、該通風路に供給された空気を、該透湿膜を介して加湿する加湿素子と、排水弁を有し、該排水弁を介して前記加湿素子から水を排出する排水系と、を備えた加湿装置の制御方法であって、
排水時間間隔と排水量とを設定するステップと、
前記設定された排水時間間隔に基づいて、前記排水弁を開状態にするステップと、
前記設定された排水量に基づいて、前記排水弁を閉状態にするステップと、
を有し、
前記設定するステップにおいて、予め前記排水時間間隔と前記排水量との組み合わせを複数記憶し、複数の組み合わせの中から選択された組み合わせを用いて、前記排水時間間隔及び前記排水量の少なくともいずれか一方を更新する、
ことを特徴とする加湿装置の制御方法。
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