JP5950784B2 - タールのクリーニング装置 - Google Patents
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Description
前記車両に前記タールパンに対して進退かつ昇降可能に設けられ、該タールパンに付着したタールを除去して、前記車両に前記コークス炉の長手方向に沿って設けられた排出部に掻き出すメインスクレーパと、
前記メインスクレーパの上方に設けられ、該メインスクレーパの先端部より前方領域に高圧水を噴射して、前記タールパンと前記炉蓋枠との接続部の周囲に付着したタールを除去する噴出ノズル手段とを有し、
前記メインスクレーパは、前記車両に設けられて前記タールパンに対して進退する移動台車に取り付けられ、かつ該移動台車の側部には、該移動台車と前記車両の固定側とを接続する複数のケーブル及び該複数のケーブルを覆うカバーが設けられていると共に、前記車両上に飛散した赤熱コークスを前記排出部に掻き出すサブスクレーパが設けられている。
また、タールパンが変形して、タールパン上にスクレーパの先端部で圧接できない領域が存在する場合は、メインスクレーパを移動させて、この領域に噴出ノズル手段から高圧水を噴射することで、タールパンからタールを確実に除去することができる。
図1、図2に示すように、本発明の一実施の形態に係るタールのクリーニング装置10(単にクリーニング装置10という場合がある)は、コークス炉11の前側、即ち、コークス炉11から赤熱コークスが排出される各炭化室11aの排出側を、コークス炉11の長手方向(以下、左右方向という場合がある)に沿って走行する車両の一例であるガイド車12に取り付けられ、コークス炉11の各炭化室11aの排出側にコークス炉11の長手方向に沿って並べて設けられた炉蓋枠13の下部にそれぞれ設けられたタールパン14及びその周囲に付着したタールをクリーニング(除去)する装置である。
先ず、図4に示すように、移動台車20が後進端位置にあることを確認して、第2の油圧シリンダ41を駆動させて、図5に示すように、傾動部36の先側を上方に持ち上げ、メインスクレーパ17(噴出ノズル手段19)を上昇させる。次いで、第1の油圧シリンダ39を駆動させて、メインスクレーパ17の先端部の前後方向位置が回収溝16の上方に配置される特定位置まで、移動台車20を前進させる。そして、第2の油圧シリンダ41を駆動させて、図6に示すように、メインスクレーパ17(噴出ノズル手段19)を上昇限位置まで持ち上げる。続いて、第1の油圧シリンダ39を駆動させて、図7に示すように、移動台車20を前進端位置まで移動させる。なお、移動台車20の前進端位置は、上昇限位置にあるメインスクレーパ17の先端部を斜め下方に延長した先に、タールパン14と下部材18との接続部分が存在するように設定する。また、メインスクレーパ17の上昇限位置は、噴出ノズル手段19のノズル56の軸心方向の先に、炉蓋枠13の下部材18が存在するように設定する。
図1に示すように、後進端位置にある移動台車20ではメインスクレーパ17(噴出ノズル手段19)の高さ位置は下降限位置にあるので、図5に示すように、第2の油圧シリンダ41を駆動させ、第2の昇降用磁石51が第3の昇降用マグネットセンサ54で検知されるまで傾動部36の先側を上方に持ち上げる。これにより、メインスクレーパ17(噴出ノズル手段19)は上昇中間位置まで上昇する。そして、第1の油圧シリンダ39を駆動して移動台車20をメインスクレーパ17が傾転可能な位置に向けて前進させ、傾転可能な位置に到達した時点で、図6に示すように、第2の油圧シリンダ41を駆動させ、第1の昇降用磁石49が第2の昇降用マグネットセンサ53で検知されるまで傾動部36の先側を上方に持ち上げる。これにより、メインスクレーパ17(噴出ノズル手段19)は上昇限位置まで上昇する。
更に、本実施の形態とその他の実施の形態や変形例にそれぞれ含まれる構成要素を組合わせたものも、本発明に含まれる。
例えば、タールのクリーニング装置を赤熱コークスが排出される各炭化室の排出側を走行するガイド車に設けたが、各炭化室に石炭を装入する、即ち、コークス炉の後側を走行する押出機(車両の一例)にタールのクリーニング装置を設けることもできる。更に、ガイド車及び押出機の双方にタールのクリーニング装置を設けてもよい。
また、噴出ノズル手段のノズルを油圧モータで回転させるように構成したが、ノズルから噴出する水の反力によって噴出部が回転駆動する構造のノズルを使用することもできる。この場合、噴出ノズル手段の構成が簡単になり、製造コストを低減することができる。
Claims (3)
- コークス炉の前側又は後側を該コークス炉の長手方向に沿って走行する車両に取り付けられ、該コークス炉の長手方向に沿って並べて配置された炉蓋枠の下部にそれぞれ設けられたタールパン及びその周囲に付着したタールのクリーニング装置であって、
前記車両に前記タールパンに対して進退かつ昇降可能に設けられ、該タールパンに付着したタールを除去して、前記車両に前記コークス炉の長手方向に沿って設けられた排出部に掻き出すメインスクレーパと、
前記メインスクレーパの上方に設けられ、該メインスクレーパの先端部より前方領域に高圧水を噴射して、前記タールパンと前記炉蓋枠との接続部の周囲に付着したタールを除去する噴出ノズル手段とを有し、
前記メインスクレーパは、前記車両に設けられて前記タールパンに対して進退する移動台車に取り付けられ、かつ該移動台車の側部には、該移動台車と前記車両の固定側とを接続する複数のケーブル及び該複数のケーブルを覆うカバーが設けられていると共に、前記車両上に飛散した赤熱コークスを前記排出部に掻き出すサブスクレーパが設けられていることを特徴とするタールのクリーニング装置。 - 請求項1記載のタールのクリーニング装置において、前記噴出ノズル手段は、前記メインスクレーパの幅方向に沿って並べて配置され、それぞれ軸心を合わせて設けられた油圧モータによって回転する複数のノズルを有していることを特徴とするタールのクリーニング装置。
- 請求項1記載のタールのクリーニング装置において、前記噴出ノズル手段は、前記メインスクレーパの幅方向に沿って並べて配置された複数のノズルを有し、該複数のノズルはそれぞれ該ノズルから噴出する水の反力によって回転駆動することを特徴とするタールのクリーニング装置。
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JP2012220580A JP5950784B2 (ja) | 2012-10-02 | 2012-10-02 | タールのクリーニング装置 |
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