JP5950614B2 - インバータ装置、インバータシステムおよび太陽光発電システム - Google Patents

インバータ装置、インバータシステムおよび太陽光発電システム Download PDF

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Description

本発明は、インバータ装置、インバータシステムおよび太陽光発電システムに関する。
パワーコンディショナは、インバータ回路を構成する複数のスイッチをオンオフすることで、太陽電池からの直流電力を交流電力に変換する装置である。特許文献1および特許文献2には、インバータ回路のスイッチによるスイッチング損失を低減することで、直流電力から交流電力への変換の効率を向上させるパワーコンディショナが提案されている。
特許文献1 特開2010−220320号公報
特許文献2 特開2010−220321号公報
このようなパワーコンディショナにおいて、インバータ回路を構成するスイッチのスイッチング動作により発生するリプル電流が大きくなり、インバータ回路を構成するコンデンサにおける電気エネルギー損失が大きくなることがある。
本発明の一態様に係るインバータ装置は、直列に接続された第1コンデンサおよび第2コンデンサを有し、直流電源と並列に接続されるとともに、第1コンデンサと第2コンデンサとの第1接続点の電位が中性電位を示すコンデンサ群と、直列に接続された第1スイッチおよび第2スイッチを有し、コンデンサ群と並列に接続された第1スイッチ群と、第1スイッチと第2スイッチとの第2接続点に一端が接続された第3コンデンサと、第3コンデンサに接続され、第1コンデンサおよび第2コンデンサに充電された直流電圧を、第1スイッチ群とともにチョッピングすることにより、正弦波電圧を出力する正弦波電圧生成手段とを備える。
正弦波電圧生成手段は、直列に接続された第3スイッチおよび第4スイッチを有し、第3コンデンサと並列に接続された第2スイッチ群と、直列に接続された第5スイッチおよび第6スイッチを有し、第3スイッチと第4スイッチとの第3接続点に第5スイッチと第6スイッチとの第4接続点が接続された第3スイッチ群と、第3スイッチ群と並列に接続された第4コンデンサと、直列に接続された第7スイッチおよび第8スイッチを有し、第4コンデンサと並列に接続された第4スイッチ群と、第1スイッチ、第2スイッチ、第3スイッチ、第4スイッチ、第5スイッチ、第6スイッチ、第7スイッチ、および第8スイッチをオンオフ制御することで、直流電源からの直流電圧を交流電圧に変換して、第7スイッチと第8スイッチとの第5接続点から交流電圧を出力させるスイッチ制御部と、交流電圧のパルス波形を平滑化する平滑回路とを備える。
上記インバータ装置において、スイッチ制御部は、第1スイッチをオン、第2スイッチをオフ、第3スイッチをオフ、第4スイッチをオン、第5スイッチをオフ、および第6スイッチをオンした状態で、第7スイッチおよび第8スイッチを交互にオンオフさせた後、第1スイッチをオン、第2スイッチをオフ、第3スイッチをオン、第4スイッチをオフ、第5スイッチをオン、および第6スイッチをオフした状態で、第7スイッチおよび第8スイッチを交互にオンオフさせてもよい。
上記インバータ装置において、スイッチ制御部は、第1スイッチをオン、第2スイッチをオフ、第3スイッチをオン、第4スイッチをオフ、第5スイッチをオン、および第6スイッチをオフした状態で、第7スイッチおよび第8スイッチを交互にオンオフさせた後、第1スイッチをオン、第2スイッチをオフ、第3スイッチをオン、第4スイッチをオフ、第5スイッチをオフ、および第6スイッチをオンした状態で、第7スイッチおよび第8スイッチを交互にオンオフさせてもよい。
上記インバータ装置において、スイッチ制御部は、第1スイッチをオン、第2スイッチをオフ、第3スイッチをオン、第4スイッチをオフ、第5スイッチをオフ、および第6スイッチをオンした状態で、第7スイッチおよび第8スイッチを交互にオンオフさせた後、第1スイッチをオン、第2スイッチをオフ、第3スイッチをオン、第4スイッチをオフ、第5スイッチをオン、および第6スイッチをオフした状態で、第7スイッチおよび第8スイッチを交互にオンオフさせてもよい。
上記インバータ装置において、スイッチ制御部は、第1スイッチをオン、第2スイッチをオフ、第3スイッチをオン、第4スイッチをオフ、第5スイッチをオン、および第6スイッチをオフした状態で、第7スイッチおよび第8スイッチを交互にオンオフさせた後、第1スイッチをオン、第2スイッチをオフ、第3スイッチをオフ、第4スイッチをオン、第5スイッチをオフ、および第6スイッチをオンした状態で、第7スイッチおよび第8スイッチを交互にオンオフさせてもよい。
上記インバータ装置において、スイッチ制御部は、第1スイッチをオン、第2スイッチをオフ、第3スイッチをオフ、第4スイッチをオン、第5スイッチをオフ、および第6スイッチをオンした状態で、第7スイッチおよび第8スイッチを交互にオンオフさせた後、第1スイッチをオン、第2スイッチをオフ、第3スイッチをオフ、第4スイッチをオン、第5スイッチをオン、第6スイッチをオフした状態で、第7スイッチおよび第8スイッチを交互にオンオフさせてもよい。
上記インバータ装置において、スイッチ制御部は、第1スイッチをオン、第2スイッチをオフ、第3スイッチをオフ、第4スイッチをオン、第5スイッチをオン、第6スイッチをオフした状態で、第7スイッチおよび第8スイッチを交互にオンオフさせた後、第1スイッチをオフ、第2スイッチをオン、第3スイッチをオン、第4スイッチをオフ、第5スイッチをオフ、および第6スイッチをオンした状態で、第7スイッチおよび第8スイッチを交互にオンオフさせてもよい。
上記インバータ装置において、スイッチ制御部は、第1スイッチをオフ、第2スイッチをオン、第3スイッチをオン、第4スイッチをオフ、第5スイッチをオフ、および第6スイッチをオンした状態で、第7スイッチおよび第8スイッチを交互にオンオフさせた後、第1スイッチをオフ、第2スイッチをオン、第3スイッチをオン、第4スイッチをオフ、第5スイッチをオン、および第6スイッチをオフした状態で、第7スイッチおよび第8スイッチを交互にオンオフさせてもよい。
上記インバータ装置において、スイッチ制御部は、第1スイッチをオフ、第2スイッチをオン、第3スイッチをオン、第4スイッチをオフ、第5スイッチをオン、および第6スイッチをオフした状態で、第7スイッチおよび第8スイッチを交互にオンオフさせた後、第1スイッチをオフ、第2スイッチをオン、第3スイッチをオン、第4スイッチをオフ、第5スイッチをオフ、および第6スイッチをオンした状態で、第7スイッチおよび第8スイッチを交互にオンオフさせてもよい。
上記インバータ装置において、スイッチ制御部は、第1スイッチをオフ、第2スイッチをオン、第3スイッチをオン、第4スイッチをオフ、第5スイッチをオフ、および第6スイッチをオンした状態で、第7スイッチおよび第8スイッチを交互にオンオフさせた後、第1スイッチをオン、第2スイッチをオフ、第3スイッチをオフ、第4スイッチをオン、第5スイッチをオン、および第6スイッチをオフした状態で、第7スイッチおよび第8スイッチを交互にオンオフさせてもよい。
上記インバータ装置は、直流電源の電圧を測定する電圧測定部と、系統電源の交流電圧を測定する第2電圧測定部とをさらに備え、スイッチ制御部は、直流電源の前記電圧および系統電源の交流電圧に基づいて、第2スイッチおよび第3スイッチがオンする期間を決定してもよい。
上記インバータ装置において、第3コンデンサの電圧を測定する第3電圧測定部をさらに備え、スイッチ制御部は、第3スイッチをオフからオン、第4スイッチをオンからオフさせてから、第3スイッチをオンからオフ、第4スイッチをオフからオンさせるまでの期間を第3コンデンサの電圧に基づいて決定してもよい。
上記インバータ装置において、第4コンデンサの電圧を測定する第4電圧測定部をさらに備え、スイッチ制御部は、第1スイッチおよび第4スイッチをオンからオフ、第2スイッチおよび第3スイッチをオフからオンさせてから、第1スイッチおよび第4スイッチをオフからオン、第2スイッチおよび第3スイッチをオンからオフさせるまでの期間を第4コンデンサの電圧に基づいて決定してもよい。
上記インバータ装置において、前記第1接続点は、基準電位でもよい。
本発明の一態様に係るインバータシステムは、上記インバータ装置である第1インバータ装置と、第1コンデンサの正側と第2コンデンサの負側に対して並列に接続され、第1コンデンサおよび第2コンデンサに充電された直流電圧をチョッピングすることにより正弦波電圧を出力する第2インバータ装置および第3インバータ装置とを備え、第1インバータ装置、第2インバータ装置および第3インバータ装置のそれぞれの出力をスター結線により接続して、三相交流を出力する。
本発明の一態様に係るインバータシステムは、上記インバータ装置である第1インバータ装置と、第1コンデンサの正側と第2コンデンサの負側に対して並列に接続され、第1コンデンサおよび第2コンデンサに充電された直流電圧をチョッピングすることにより正弦波電圧を出力する第2インバータ装置とを備え、第1インバータ装置および第2インバータ装置のそれぞれの出力をV結線により接続し、V結線の接続点と第1インバータ装置の第1接続点とを接続し、かつV結線の接続点を基準電位とすることで、三相交流を出力する。
本発明の一態様に係る太陽光発電システムは、太陽電池と、太陽電池からの直流電圧を交流電圧に変換する上記のインバータ装置とを備える。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態に係るパワーコンディショナの回路構成を示す図である。 各スイッチのオンオフの状態を示すタイムチャートおよびパワーコンディショナを構成する回路上の電圧の変化の様子を示す図である。 各期間における各スイッチのオンオフの条件および各期間における第5接続点の電圧を示す図である。 直流電源の電圧と第3コンデンサに入力される電流実効値との関係を示す図である。 本実施形態に係るパワーコンディショナを、三相4線式の電源に適用した場合のインバータシステムの一例を示す。 本実施形態に係るパワーコンディショナを、三相3線式の電源に適用した場合のインバータシステムの一例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係るパワーコンディショナ100の回路構成を示す図である。パワーコンディショナ100は、例えば、太陽光発電システムに用いられる。パワーコンディショナ100は、インバータ装置の一例である。パワーコンディショナ100は、直流電源110と系統電源120とに接続される。直流電源110は、例えば、太陽電池である。パワーコンディショナ100は、直流電源110からの直流電圧を交流電圧に変換し、系統電源120と連系運転する。なお、本実施形態では、パワーコンディショナ100を単相2線式の電源に適用して説明する。しかし、パワーコンディショナ100は、単相3線式、三相3線式、あるいは三相4線式の電源にも適用できる。
パワーコンディショナ100は、コンデンサ群10、第1スイッチ群20、第3コンデンサ30、第2スイッチ群40、第3スイッチ群50、第4コンデンサ60、第4スイッチ群70、および平滑回路80を備える。コンデンサ群10は、直列に接続された第1コンデンサ12および第2コンデンサ14を有する。コンデンサ群10は、直流電源110と並列に接続され、直流電源110からの直流電圧を平滑化する。第1コンデンサ12の一端は、直流電源110の正極に接続され、第1コンデンサ12の他端は、第2コンデンサ14の一端に接続されている。第2コンデンサ14の他端は、直流電源110の負極に接続されている。さらに、第1コンデンサ12と第2コンデンサ14との第1接続点16の電位は、中性電位を示す。第1コンデンサ12と第2コンデンサ14との第1接続点16は、基準電位であるグランドに接続されている。なお、コンデンサ群10は、3つ以上のコンデンサを直列に接続することで構成してもよい。この場合、コンデンサ群10は、パワーコンディショナ100に入力される電圧の中間電位を示す接続点を有し、その接続点にグランドが接続されることが好ましい。なお、第2スイッチ群40、第3スイッチ群50、第4コンデンサ60、第4スイッチ群70、および平滑回路80を含む回路が第1コンデンサ12および第2コンデンサ14に充電された直流電圧を、第1スイッチ群20とともにチョッピングすることにより、正弦波電圧を出力する正弦波電圧生成手段の一例である。また、第1スイッチ群20、第3コンデンサ30、第2スイッチ群40、第3スイッチ群50、第4コンデンサ60、第4スイッチ群70、および平滑回路80を含むインバータ回路300は、第1コンデンサおよび第2コンデンサに充電された直流電圧をチョッピングすることにより正弦波電圧を出力するインバータ装置の一例である。
本実施形態にかかるパワーコンディショナ100は、第1接続点16がグランドに接続されている点で、直流電源110の負極に接続されているコンデンサの一端がグランドに接続されている特許文献1および特許文献2に記載のパワーコンディショナと異なる。また、第1スイッチ群20および第2スイッチ群40のスイッチ条件が、特許文献1および特許文献2に記載のパワーコンディショナと異なる。これにより、本実施形態によれば、第3コンデンサ30に入力されるリプル電流を、特許文献1および特許文献2に記載のパワーコンディショナに比べて少なくできる。よって、例えば特許文献1および特許文献2に記載のパワーコンディショナに比べて、第3コンデンサ30の容量を小さくできる。これにより、パワーコンディショナ100の小型化または低コスト化を図ることができる。さらに、第3コンデンサ30における電気エネルギー損失を抑制できるので、第3コンデンサ30における発熱を抑えることができる。なお、本実施形態は、パワーコンディショナ100が単相2線式の電源に接続される例なので、第1接続点16が基準電位であるグランドに接続されている。しかし、パワーコンディショナ100が三相3線式、あるいは三相4線式の電源に接続される場合には、第1接続点16が基準電位であるグランドに接続されなくてもよい。
第1スイッチ群20は、直列に接続された第1スイッチ22および第2スイッチ24を有する。第1スイッチ群20は、コンデンサ群10と並列に接続されている。第1スイッチ22および第2スイッチ24は、例えば、MOS型電界効果トランジスタ、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)などのスイッチ素子を含む。また、第1スイッチ22および第2スイッチ24は、スイッチ素子に対して逆並列に接続されているダイオードを含む。第1スイッチ22の一端は、第1コンデンサ12の一端に接続され、第1スイッチ22の他端は、第2スイッチ24の一端に接続されている。第2スイッチ24の他端は、第2コンデンサ14の他端に接続されている。
第3コンデンサ30は、第1スイッチ22と第2スイッチ24との第2接続点26に一端が接続されている。第2スイッチ群40は、直列に接続された第3スイッチ42および第4スイッチ44を有する。第2スイッチ群40は、第3コンデンサ30と並列に接続されている。第3スイッチ42および第4スイッチ44は、例えば、MOS型電界効果トランジスタ、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)などのスイッチ素子を含む。また、第3スイッチ42および第4スイッチ44は、スイッチ素子に対して逆並列に接続されているダイオードを含む。
第3スイッチ群50は、第5スイッチ52および第6スイッチ54を有する。第5スイッチ52と第6スイッチ54との第4接続点56は、第3スイッチ42と第4スイッチ44との第3接続点46に接続されている。第5スイッチ52および第6スイッチ54は、例えば、MOS型電界効果トランジスタ、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)などのスイッチ素子を含む。また、第5スイッチ52および第6スイッチ54は、スイッチ素子に対して逆並列に接続されているダイオードを含む。
第4コンデンサ60は、第3スイッチ群50と並列に接続されている。また、第4スイッチ群70は、第4コンデンサ60と並列に接続されている。第4スイッチ群70は、直列に接続された第7スイッチ72および第8スイッチ74を有する。第7スイッチ72および第8スイッチ74は、例えば、MOS型電界効果トランジスタ、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)などのスイッチ素子を含む。また、第7スイッチ72および第8スイッチ74は、スイッチ素子に対して逆並列に接続されているダイオードを含む。
スイッチ制御部90は、第1スイッチ22、第2スイッチ24、第3スイッチ42、第4スイッチ44、第5スイッチ52、第6スイッチ54、第7スイッチ72、および第8スイッチ74をオンオフ制御することで、直流電源110からの直流電圧を交流電圧に変換して、第7スイッチ72と第8スイッチ74との第5接続点76から交流電圧を出力させる。平滑回路80は、コイル82および第5コンデンサ84を備える。コイル82の一端は第5接続点76に接続され、コイル82の他端は、第5コンデンサ84の一端に接続されている。第5コンデンサ84の一端は、系統電源120の正極に接続されている。第5コンデンサ84の他端は、グランドに接続されている。
第1電圧センサ32は、パワーコンディショナ100に入力される入力電圧、つまり直流電源110の電圧Vd1を測定している。第2電圧センサ34は、パワーコンディショナ100から出力される交流電圧を測定している。第3電圧センサ36は、第3コンデンサ30の電圧Vd2を測定している。第4電圧センサ38は、第4コンデンサ60の電圧Vd3を測定している。スイッチ制御部90は、第1電圧センサ32および第2電圧センサ34から取得する電圧情報に基づいて、第1スイッチ22、第2スイッチ24、第3スイッチ42、第4スイッチ44、第5スイッチ52、第6スイッチ54、第7スイッチ72、および第8スイッチ74のオンオフを制御することで、直流電源110からの直流電圧を、系統電源120が出力する基準交流電圧の位相に同期した交流電圧に変換させる。
図2は、各スイッチのオンオフの状態を示すタイムチャートおよびパワーコンディショナを構成する回路上の複数の点における各電圧V1,V2,V3a,V3b,V4の変化の様子を示すである。図2において、符号200および符号202で示す曲線は、パワーコンディショナ100が出力すべき基準交流電圧の電圧波形を示す。図3は、各期間における各スイッチのオンオフの条件および各期間における第5接続点76の電圧V4を示す図である。
スイッチ制御部90は、図2に示すような期間T1〜期間T10のそれぞれにおいて、図3に示すようなオンオフ条件により、第1スイッチ22、第2スイッチ24、第3スイッチ42、第4スイッチ44、第5スイッチ52、第6スイッチ54、第7スイッチ72、および第8スイッチ74をオンオフ制御することで、直流電源110からの直流電圧を交流電圧に変換させる。
スイッチ制御部90は、期間T1において、第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオフ、第4スイッチ44をオン、第5スイッチ52をオフ、および第6スイッチ54をオンした状態で、第7スイッチ72および第8スイッチ74を交互にオンオフさせる。ここで、第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオフ、第4スイッチ44をオン、第5スイッチ52をオフ、および第6スイッチ54をオンした状態で、第7スイッチ72がオン、第8スイッチ74がオフの場合、第5接続点76の電位は、第4コンデンサ60の電圧Vd3となる。一方、第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオフ、第4スイッチ44をオン、第5スイッチ52をオフ、および第6スイッチ54をオンした状態で、第7スイッチ72がオフ、第8スイッチ74がオンの場合、第5接続点76の電位は、グランドの電圧GNDとなる。よって、期間T1において、第4コンデンサ60の電圧Vd3と、グランドの電圧GNDとを交互に繰り返すパルス波形の電圧が第5接続点76から出力される。
続いて、スイッチ制御部90は、期間T1において、第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオフ、第4スイッチ44をオン、第5スイッチ52をオフ、および第6スイッチ54をオンした状態で、第7スイッチ72および第8スイッチ74を交互にオンオフさせた後、期間T2において、第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオン、および第6スイッチ54をオフした状態で、第7スイッチ72および第8スイッチ74を交互にオンオフさせる。第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオン、および第6スイッチ54をオフした状態で、第7スイッチ72がオン、第8スイッチ74がオフの場合、第5接続点76の電位は、直流電源110の正極に接続された第1コンデンサ12の一端側の電位、つまり直流電源110の電圧Vd1の半分の電圧Vd1/2となる。一方、第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオン、および第6スイッチ54をオフした状態で、第7スイッチ72がオフ、第8スイッチ74がオンの場合、第5接続点76の電位は、電圧Vd1/2から第4コンデンサ60の電圧Vb3を減算した電圧Vb1/2−Vb3となる。よって、期間T2において、電圧Vd1/2と電圧Vb1/2−Vb3とを交互に繰り返すパルス波形の電圧が第5接続点76から出力される。
また、スイッチ制御部は、期間T2において、第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオン、および第6スイッチ54をオフした状態で、第7スイッチ72および第8スイッチ74を交互にオンオフさせた後、期間T3において、第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオフ、および第6スイッチ54をオンした状態で、第7スイッチ72および第8スイッチ74を交互にオンオフさせる。第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオフ、および第6スイッチ54をオンした状態で、第7スイッチ72がオン、第8スイッチ74がオフの場合、第5接続点76の電位は、電圧Vd1/2に第4コンデンサ60の電圧Vb3を加算した電圧Vb1/2+Vd3となる。一方、第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオフ、および第6スイッチ54をオンした状態で、第7スイッチ72がオフ、第8スイッチ74がオンの場合、第5接続点76の電位は、電圧Vd1/2となる。よって、期間T3において、電圧Vb1/2+Vd3と電圧Vd1/2とを交互に繰り返すパルス波形の電圧が第5接続点76から出力される。
さらに、スイッチ制御部90は、期間T3において、第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオフ、および第6スイッチ54をオンした状態で、第7スイッチ72および第8スイッチ74を交互にオンオフさせた後、期間T4において、第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオン、および第6スイッチ54をオフした状態で、第7スイッチ72および第8スイッチ74を交互にオンオフさせる。第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオン、および第6スイッチ54をオフした状態で、第7スイッチ72をオン、第8スイッチ74をオフした場合、第5接続点76の電位は、電圧Vd1/2となる。一方、第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオン、および第6スイッチ54をオフした状態で、第7スイッチ72をオフ、第8スイッチ74をオンした場合、第5接続点76の電位は、電圧Vd1/2から第4コンデンサ60の電圧Vb3を減算した電圧Vb1/2−Vb3となる。よって、期間T4において、電圧Vd1/2と電圧Vb1/2−Vb3とを交互に繰り返すパルス波形の電圧が第5接続点76から出力される。
また、スイッチ制御部90は、期間T4において、第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオン、および第6スイッチ54をオフした状態で、第7スイッチ72および第8スイッチ74を交互にオンオフさせた後、期間T5において、第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオフ、第4スイッチ44をオン、第5スイッチ52をオフ、および第6スイッチ54をオンした状態で、第7スイッチ72および第8スイッチ74を交互にオンオフさせる。第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオフ、第4スイッチ44をオン、第5スイッチ52をオフ、および第6スイッチ54をオンした状態で、第7スイッチ72をオン、第8スイッチ74をオフした場合、第5接続点76の電位は、電圧Vb3となる。一方、第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオフ、第4スイッチ44をオン、第5スイッチ52をオフ、および第6スイッチ54をオンした状態で、第7スイッチ72をオフ、第8スイッチ74をオンした場合、第5接続点76の電位は、グランドの電圧GNDとなる。よって、期間T5において、電圧Vb3と電圧GNDとを交互に繰り返すパルス波形の電圧が第5接続点76から出力される。
スイッチ制御部90は、期間T5において、第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオフ、第4スイッチ44をオン、第5スイッチ52をオフ、および第6スイッチ54をオンした状態で、第7スイッチ72および第8スイッチ74を交互にオンオフさせた後、期間T6において、第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオフ、第4スイッチ44をオン、第5スイッチ52をオン、第6スイッチ54をオフした状態で、第7スイッチ72および第8スイッチ74を交互にオンオフさせる。第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオフ、第4スイッチ44をオン、第5スイッチ52をオン、第6スイッチ54をオフした状態で、第7スイッチ72をオン、第8スイッチ74をオフした場合、第5接続点76の電位は、グランドの電圧GNDとなる。一方、第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオフ、第4スイッチ44をオン、第5スイッチ52をオン、第6スイッチ54をオフした状態で、第7スイッチ72をオフ、第8スイッチ74をオンした場合、第5接続点76の電位は、第4コンデンサ60の他端の電位を示す電圧−Vd3となる。よって、期間T6において、電圧GNDと電圧−Vd3とを交互に繰り返すパルス波形の電圧が第5接続点76から出力される。
スイッチ制御部90は、期間T6において、第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオフ、第4スイッチ44をオン、第5スイッチ52をオン、第6スイッチ54をオフした状態で、第7スイッチ72および第8スイッチ74を交互にオンオフさせた後、期間T7において、第1スイッチ22をオフ、第2スイッチ24をオン、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオフ、および第6スイッチ54をオンした状態で、第7スイッチ72および第8スイッチ74を交互にオンオフさせる。第1スイッチ22をオフ、第2スイッチ24をオン、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオフ、および第6スイッチ54をオンした状態で、第7スイッチ72をオン、第8スイッチ74をオフした場合、第5接続点76の電位は、第2コンデンサ14の他端側の電位を示す電圧−Vd1/2に第4コンデンサ60の電圧Vd3を加算した電圧−Vd1/2+Vd3となる。一方、第1スイッチ22をオフ、第2スイッチ24をオン、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオフ、および第6スイッチ54をオンした状態で、第7スイッチ72をオフ、第8スイッチ74をオンした場合、第5接続点76の電位は、第2コンデンサ14の他端側の電位を示す電圧−Vd1/2となる。よって、期間T7において、電圧−Vd1/2+Vd3と電圧−Vd1/2とを交互に繰り返すパルス波形の電圧が第5接続点76から出力される。
スイッチ制御部90は、期間T7において、第1スイッチ22をオフ、第2スイッチ24をオン、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオフ、および第6スイッチ54をオンした状態で、第7スイッチ72および第8スイッチ74を交互にオンオフさせた後、期間T8において、第1スイッチ22をオフ、第2スイッチ24をオン、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオン、および第6スイッチ54をオフした状態で、第7スイッチ72および第8スイッチ74を交互にオンオフさせる。第1スイッチ22をオフ、第2スイッチ24をオン、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオン、および第6スイッチ54をオフした状態で、第7スイッチ72をオン、第8スイッチ74をオフした場合、第5接続点76の電位は、電圧−Vd1/2となる。一方、第1スイッチ22をオフ、第2スイッチ24をオン、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオン、および第6スイッチ54をオフした状態で、第7スイッチ72をオフ、第8スイッチ74をオンした場合、第5接続点76の電位は、電圧−Vd1/2から第4コンデンサ60の他端の電位を示す電圧−Vd3を減算した電圧−Vd1/2−Vd3となる。よって、期間T8において、電圧−Vd1/2と電圧−Vd1/2−Vd3とを交互に繰り返すパルス波形の電圧が第5接続点76から出力される。
スイッチ制御部90は、期間T8において、第1スイッチ22をオフ、第2スイッチ24をオン、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオン、および第6スイッチ54をオフした状態で、第7スイッチ72および第8スイッチ74を交互にオンオフさせた後、期間T9において、第1スイッチ22をオフ、第2スイッチ24をオン、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオフ、および第6スイッチ54をオンした状態で、第7スイッチ72および第8スイッチ74を交互にオンオフさせる。第1スイッチ22をオフ、第2スイッチ24をオン、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオフ、および第6スイッチ54をオンした状態で、第7スイッチ72をオン、第8スイッチ74をオフした場合、第5接続点76の電位は、電圧−Vd1/2に電圧Vd3を加算した電圧−Vd1/2+Vd3となる。一方、第1スイッチ22をオフ、第2スイッチ24をオン、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオフ、および第6スイッチ54をオンした状態で、第7スイッチ72をオフ、第8スイッチ74をオンした場合、第5接続点76の電位は、電圧−Vd1/2となる。よって、期間T9において、電圧−Vd1/2+Vd3と電圧−Vd1/2とを交互に繰り返すパルス波形の電圧が第5接続点76から出力される。
スイッチ制御部90は、期間T9において、第1スイッチ22をオフ、第2スイッチ24をオン、第3スイッチ42をオン、第4スイッチ44をオフ、第5スイッチ52をオフ、および第6スイッチ54をオンした状態で、第7スイッチ72および第8スイッチ74を交互にオンオフさせた後、期間T10において、第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオフ、第4スイッチ44をオン、第5スイッチ52をオン、および第6スイッチ54をオフした状態で、第7スイッチ72および第8スイッチ74を交互にオンオフさせる。第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオフ、第4スイッチ44をオン、第5スイッチ52をオン、および第6スイッチ54をオフした状態で、第7スイッチ72をオン、第8スイッチ74をオフした場合、第5接続点76の電位は、グランドの電圧GNDとなる。一方、第1スイッチ22をオン、第2スイッチ24をオフ、第3スイッチ42をオフ、第4スイッチ44をオン、第5スイッチ52をオン、および第6スイッチ54をオフした状態で、第7スイッチ72をオフ、第8スイッチ74をオンした場合、第5接続点76の電位は、電圧−Vd3となる。よって、期間T10において、電圧GNDと電圧−Vd3とを交互に繰り返すパルス波形の電圧が第5接続点76から出力される。
以上の通り、スイッチ制御部90が、それぞれの期間において、それぞれのスイッチのオンオフの条件で各スイッチをオンオフさせることにより、図2の符号204で示すような、段階的に電位が変化する電圧V4を第5接続点76から出力させる。そして、平滑回路80は、段階的に電位が変化する電圧V4を平滑化する。
特許文献1および特許文献2に記載のパワーコンディショナは、期間T2、期間T3、期間T4、期間T7、期間T8、および期間T9の計6期間において、第3コンデンサ30にリプル電流を入力する。一方、本実施形態に係るパワーコンディショナ100は、期間T1、期間T5、期間T6、および期間T10の計4期間において、第3コンデンサ30にリプル電流を入力する。つまり、本実施形態によれば、第3コンデンサ30に入力されるリプル電流を、特許文献1および特許文献2に記載のパワーコンディショナに比べて少なくできる。よって、第3コンデンサ30に入力されるリプル電流を低減できるので、第3コンデンサ30の容量を小さくでき、かつパワーコンディショナ100全体として電気エネルギー損失を低減できる。また、本実施形態によれば、第3コンデンサ30を小型化できるので、パワーコンディショナ100を小型化できる。
ここで、スイッチ制御部90は、それぞれの期間の切り替えのタイミングを、第1電圧センサ32で測定された直流電源110の電圧Vd1、第3電圧センサ36で測定された第3コンデンサ30の電圧Vd2、および第4電圧センサ38で測定された第4コンデンサ60の電圧Vd3に基づいて決定する。スイッチ制御部90は、第3スイッチ42をオフからオン、第4スイッチ44をオンからオフさせてから、第3スイッチ42をオンからオフ、第4スイッチ44をオフからオンさせるまでの期間σ1を直流電源110の電圧Vd1に基づいて決定する。期間σ1は、期間T2、期間T3、および期間T4の合計の期間、また、期間T7、期間T8、および期間T9の合計の期間を示す。同様に、スイッチ制御部90は、第1スイッチ22をオンからオフ、第2スイッチ24をオフからオンさせてから、第1スイッチ22をオフからオン、第2スイッチ24をオンからオフさせるまでの期間σ2を直流電源110の電圧Vd1に基づいて決定する。ここで、期間σ2は、期間T7、期間T8、および期間T9の合計期間を示し、期間σ1と同一の長さを有する。そして、期間σ1および期間σ2は、式(1)で算出される。
Figure 0005950614
式(1)において、Vsは、パワーコンディショナ100が出力すべき基準交流電圧、つまり系統電源120の交流電圧の実効値を示す。
本実施形態において、第1スイッチ22の第1オフ期間(期間T7、期間T8、および期間T9の合計期間)は、基準交流電圧の一周期のうち、基準交流電圧の負側のピーク電圧の点を中心に、期間σ2の半分の期間を時間的に前後方向に割当てた期間に相当する。また、第3スイッチの第2オン期間(期間T2、期間T3、および期間T4の合計期間)は、基準交流電圧の一周期のうち、基準交流電圧の正側のピーク電圧の点を中心に、期間σ1の半分の期間を時間的に前後方向に割当てた期間に相当する。さらに、第3スイッチの第3オン期間(期間T7、期間T8、および期間T9の合計期間)は、基準交流電圧の一周期のうち、基準交流電圧の負側のピーク電圧の点を中心に、期間σ1の半分の期間を時間的に前後方向に割当てた期間に相当する。
スイッチ制御部90は、直流電源110の電圧Vd1と系統電源120の交流電圧実効値に基づいて期間σ1および期間σ2を算出する。そして、スイッチ制御部90は、第2電圧センサ34を介して測定された系統電源120の交流電圧に基づいてパワーコンディショナ100が出力すべき基準交流電圧の電圧波形を示す電圧指令値を作成する。さらに、スイッチ制御部90は、作成された電圧指令値を参照して、基準交流電圧の一周期のうち基準交流電圧の正側のピーク電圧に対応する時点に期間σ1の中間点が合致し、基準交流電圧の負側のピーク電圧に対応する時点に期間σ1および期間σ2の中間点が合致するように期間σ1および期間σ2を割当てる。これにより、スイッチ制御部90は、それぞれの期間の切り替えのタイミングを決定できる。例えば、スイッチ制御部90は、基準交流電圧の一周期中に期間σ1および期間σ2を割当てることで、期間T1から期間T2への切り替えタイミングを電圧Vd1および系統電源120の交流電圧実効値に基づいて決定できる。言い換えれば、スイッチ制御部90は、直流電源110の電圧Vd1および系統電源120の交流電圧実効値に基づいて、第3スイッチ42がオン、第4スイッチがオフした状態である期間T2、期間T3および期間T4の合計期間である期間σ1と、第1スイッチ22がオフ、第2スイッチ24がオンしている期間T7、期間T8、および期間T9の合計期間である期間σ2とを式(1)を用いて決定できる。なお、スイッチ制御部90は、スイッチ制御部90は、第3スイッチ42をオフからオン、第4スイッチ44をオンからオフさせてから、第3スイッチ42をオンからオフ、第4スイッチ44をオフからオンさせるまでの期間σ1および期間σ2を第3コンデンサ30の電圧Vd2に基づいて決定してもよい。スイッチ制御部90は、第1スイッチ42および第4スイッチ44をオンからオフ、第2スイッチ24および第3スイッチ42をオフからオンさせてから、第1スイッチ22および第4スイッチ44をオフからオン、第2スイッチ24および第3スイッチ42をオンからオフさせるまでの期間σ2を第4コンデンサの電圧Vd3に基づいて決定してもよい。なお、スイッチ制御部90は、基準交流電圧に基づいて、第3コンデンサ30および第4コンデンサ60に印加すべき目標電圧を決定する。よって、スイッチ制御部90は、第3コンデンサ30の電圧Vd2および第4コンデンサ60の電圧Vd3がそれぞれの目標電圧になるように、の期間σ1および期間σ2をフィードバック制御してもよい。
図4は、直流電源110の電圧Vd1と第3コンデンサ30に入力される電流実効値との関係を示す図である。曲線210は、本実施形態に係るパワーコンディショナ100における電圧Vd1と実効電流値との関係を示す。一方、曲線212は、直流電源110の負極に接続されているコンデンサの一端がグランドに接続されている特許文献1および特許文献2に記載のパワーコンディショナにおける電圧Vd1と実効電流値との関係を示す。本実施形態によれば、直流電源110の電圧Vd1(パワーコンディショナ100への入力電圧)が、例えば800Vの場合、第3コンデンサ30に入力される電流実効値は、特許文献1および特許文献2に記載のパワーコンディショナの場合の電流実効値の1/2の値になる。また、640Vの場合には、第3コンデンサ30に入力される電流実効値は、特許文献1および特許文献2に記載のパワーコンディショナの場合の電流実効値の1/3の値になる。コンデンサの等価直列抵抗(ESR)損失は、電流の二乗に比例して大きくなる。したがって、直流電源110の電圧Vd1が、例えば640Vの場合には、第3コンデンサ30で生じるESR損失を、特許文献1および特許文献2に記載のパワーコンディショナの場合に比べて、1/9に低減できる。
図5は、パワーコンディショナ100を、三相4線式の電源に適用した場合のインバータシステム500の一例を示す。インバータシステム500は、三相電源120R、120Sおよび120Tにスター結線により接続された第1インバータ装置101、第2インバータ装置102、第3インバータ装置103を備える。第1インバータ101は、直列に接続された第1コンデンサ12および第2コンデンサ14からなるコンデンサ群10と、コンデンサ群10の両端に接続されたインバータ回路300とを有する。インバータ回路300は、図1に示す第1スイッチ群20、第3コンデンサ30、第2スイッチ群40、第3スイッチ群50、第4コンデンサ60、第4スイッチ群70、および平滑回路80を含む回路と同一でよい。つまり、第1インバータ101は、パワーコンディショナ100と同一でよい。第2インバータ装置102および第3インバータ装置103は、インバータ回路300と同一の回路を有する。第2インバータ装置102および第3インバータ装置103は、第1コンデンサ12の正側と第2コンデンサ14の負側に対して並列に接続され、第1コンデンサ12および第2コンデンサ14に充電された直流電圧をチョッピングすることにより正弦波電圧を出力する。インバータシステム500は、第1インバータ装置101、第2インバータ装置102および第3インバータ装置103のそれぞれの出力をスター結線により接続して、三相交流を出力する。このような構成によれば、スター結線の接続点122と第1インバータ装置の第1接続点16とを接続しなくても、各スイッチを図3に示すようなオンオフ条件で制御して第1コンデンサ12および第2コンデンサ14に充電された直流電圧をチョッピングすることにより、スター結線の接続点122の電位と第1インバータ装置の第1接続点16の電位とは同電位(グランド電位)となる。したがって、第1接続点16をグランドに接続しなくてよい。
図6は、パワーコンディショナ100を、三相3線式の電源にも適用した場合のインバータシステム600の一例を示す。インバータシステム600は、三相電源120Rおよび120SにV結線により接続された第1インバータ装置101および第2インバータ装置102を備える。第1インバータ装置101および第2インバータ装置102は、第1コンデンサ12および第2コンデンサ14に充電された直流電圧をチョッピングすることにより正弦波電圧を出力する。インバータシステム600は、第1インバータ装置101および第2インバータ装置102のそれぞれの出力をV結線により接続し、V結線の接続点124と第1インバータ装置101の第1接続点16とを接続し、かつV結線の接続点124を基準電位にすることで、三相交流を出力する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 コンデンサ群
12 第1コンデンサ
14 第2コンデンサ
16 第1接続点
20 第1スイッチ群
22 第1スイッチ
24 第2スイッチ
26 第2接続点
30 第3コンデンサ
32 第1電圧センサ
34 第2電圧センサ
36 第3電圧センサ
38 第4電圧センサ
40 第2スイッチ群
42 第3スイッチ
44 第4スイッチ
46 第3接続点
50 第3スイッチ群
52 第5スイッチ
54 第6スイッチ
56 第4接続点
60 第4コンデンサ
70 第4スイッチ群
72 第7スイッチ
74 第8スイッチ
76 第5接続点
80 平滑回路
90 スイッチ制御部
100 パワーコンディショナ
110 直流電源
120 系統電源

Claims (16)

  1. 直列に接続された第1コンデンサおよび第2コンデンサを有し、直流電源と並列に接続されるとともに、前記第1コンデンサと前記第2コンデンサとの第1接続点の電位が中性電位を示すコンデンサ群と、
    直列に接続された第1スイッチおよび第2スイッチを有し、前記コンデンサ群と並列に接続された第1スイッチ群と、
    前記第1スイッチと前記第2スイッチとの第2接続点に一端が接続された第3コンデンサと、
    前記第3コンデンサに接続され、前記第1コンデンサおよび前記第2コンデンサに充電された直流電圧を、前記第1スイッチ群とともにチョッピングすることにより、正弦波電圧を出力する正弦波電圧生成手段と
    を備え
    正弦波電圧生成手段は、
    直列に接続された第3スイッチおよび第4スイッチを有し、前記第3コンデンサと並列に接続された第2スイッチ群と、
    直列に接続された第5スイッチおよび第6スイッチを有し、前記第3スイッチと前記第4スイッチとの第3接続点に前記第5スイッチと前記第6スイッチとの第4接続点が接続された第3スイッチ群と、
    前記第3スイッチ群と並列に接続された第4コンデンサと、
    直列に接続された第7スイッチおよび第8スイッチを有し、前記第4コンデンサと並列に接続された第4スイッチ群と、
    前記第1スイッチ、前記第2スイッチ、前記第3スイッチ、前記第4スイッチ、前記第5スイッチ、前記第6スイッチ、前記第7スイッチ、および前記第8スイッチをオンオフ制御することで、前記直流電源からの直流電圧を交流電圧に変換して、前記第7スイッチと前記第8スイッチとの第5接続点から前記交流電圧を出力させるスイッチ制御部と、
    前記交流電圧のパルス波形を平滑化する平滑回路と
    を有し、
    前記スイッチ制御部は、
    前記第1スイッチをオン、前記第2スイッチをオフ、前記第3スイッチをオフ、前記第4スイッチをオン、前記第5スイッチをオフ、および前記第6スイッチをオンした状態で、前記第7スイッチおよび前記第8スイッチを交互にオンオフさせた後、前記第1スイッチをオン、前記第2スイッチをオフ、前記第3スイッチをオン、前記第4スイッチをオフ、前記第5スイッチをオン、および前記第6スイッチをオフした状態で、前記第7スイッチおよび前記第8スイッチを交互にオンオフさせる、インバータ装置。
  2. 前記スイッチ制御部は、
    前記第1スイッチをオン、前記第2スイッチをオフ、前記第3スイッチをオン、前記第4スイッチをオフ、前記第5スイッチをオン、および前記第6スイッチをオフした状態で、前記第7スイッチおよび前記第8スイッチを交互にオンオフさせた後、前記第1スイッチをオン、前記第2スイッチをオフ、前記第3スイッチをオン、前記第4スイッチをオフ、前記第5スイッチをオフ、および前記第6スイッチをオンした状態で、前記第7スイッチおよび前記第8スイッチを交互にオンオフさせる請求項に記載のインバータ装置。
  3. 前記スイッチ制御部は、
    前記第1スイッチをオン、前記第2スイッチをオフ、前記第3スイッチをオン、前記第4スイッチをオフ、前記第5スイッチをオフ、および前記第6スイッチをオンした状態で、前記第7スイッチおよび前記第8スイッチを交互にオンオフさせた後、前記第1スイッチをオン、前記第2スイッチをオフ、前記第3スイッチをオン、前記第4スイッチをオフ、前記第5スイッチをオン、および前記第6スイッチをオフした状態で、前記第7スイッチおよび前記第8スイッチを交互にオンオフさせる請求項に記載のインバータ装置。
  4. 前記スイッチ制御部は、
    前記第1スイッチをオン、前記第2スイッチをオフ、前記第3スイッチをオン、前記第4スイッチをオフ、前記第5スイッチをオン、および前記第6スイッチをオフした状態で、前記第7スイッチおよび前記第8スイッチを交互にオンオフさせた後、前記第1スイッチをオン、前記第2スイッチをオフ、前記第3スイッチをオフ、前記第4スイッチをオン、前記第5スイッチをオフ、および前記第6スイッチをオンした状態で、前記第7スイッチおよび前記第8スイッチを交互にオンオフさせる請求項に記載のインバータ装置。
  5. 前記スイッチ制御部は、
    前記第1スイッチをオン、前記第2スイッチをオフ、前記第3スイッチをオフ、前記第4スイッチをオン、前記第5スイッチをオフ、および前記第6スイッチをオンした状態で、前記第7スイッチおよび前記第8スイッチを交互にオンオフさせた後、前記第1スイッチをオン、前記第2スイッチをオフ、前記第3スイッチをオフ、前記第4スイッチをオン、前記第5スイッチをオン、前記第6スイッチをオフした状態で、前記第7スイッチおよび前記第8スイッチを交互にオンオフさせる請求項に記載のインバータ装置。
  6. 前記スイッチ制御部は、
    前記第1スイッチをオン、前記第2スイッチをオフ、前記第3スイッチをオフ、前記第4スイッチをオン、前記第5スイッチをオン、前記第6スイッチをオフした状態で、前記第7スイッチおよび前記第8スイッチを交互にオンオフさせた後、前記第1スイッチをオフ、前記第2スイッチをオン、前記第3スイッチをオン、前記第4スイッチをオフ、前記第5スイッチをオフ、および前記第6スイッチをオンした状態で、前記第7スイッチおよび前記第8スイッチを交互にオンオフさせる請求項に記載のインバータ装置。
  7. 前記スイッチ制御部は、
    前記第1スイッチをオフ、前記第2スイッチをオン、前記第3スイッチをオン、前記第4スイッチをオフ、前記第5スイッチをオフ、および前記第6スイッチをオンした状態で、前記第7スイッチおよび前記第8スイッチを交互にオンオフさせた後、前記第1スイッチをオフ、前記第2スイッチをオン、前記第3スイッチをオン、前記第4スイッチをオフ、前記第5スイッチをオン、および前記第6スイッチをオフした状態で、前記第7スイッチおよび前記第8スイッチを交互にオンオフさせる請求項に記載のインバータ装置。
  8. 前記スイッチ制御部は、
    前記第1スイッチをオフ、前記第2スイッチをオン、前記第3スイッチをオン、前記第4スイッチをオフ、前記第5スイッチをオン、および前記第6スイッチをオフした状態で、前記第7スイッチおよび前記第8スイッチを交互にオンオフさせた後、前記第1スイッチをオフ、前記第2スイッチをオン、前記第3スイッチをオン、前記第4スイッチをオフ、前記第5スイッチをオフ、および前記第6スイッチをオンした状態で、前記第7スイッチおよび前記第8スイッチを交互にオンオフさせる請求項に記載のインバータ装置。
  9. 前記スイッチ制御部は、
    前記第1スイッチをオフ、前記第2スイッチをオン、前記第3スイッチをオン、前記第4スイッチをオフ、前記第5スイッチをオフ、および前記第6スイッチをオンした状態で、前記第7スイッチおよび前記第8スイッチを交互にオンオフさせた後、前記第1スイッチをオン、前記第2スイッチをオフ、前記第3スイッチをオフ、前記第4スイッチをオン、前記第5スイッチをオン、および前記第6スイッチをオフした状態で、前記第7スイッチおよび前記第8スイッチを交互にオンオフさせる請求項に記載のインバータ装置。
  10. 前記直流電源の電圧を測定する第1電圧測定部と、
    系統電源の交流電圧を測定する第2電圧測定部とをさらに備え、
    前記スイッチ制御部は、
    前記直流電源の前記電圧および前記系統電源の前記交流電圧に基づいて、前記第2スイッチおよび前記第3スイッチがオンする期間を決定する請求項から請求項のいずれか1つに記載のインバータ装置。
  11. 前記第3コンデンサの電圧を測定する第3電圧測定部をさらに備え、
    前記スイッチ制御部は、
    前記第3スイッチをオフからオン、前記第4スイッチをオンからオフさせてから、前記第3スイッチをオンからオフ、前記第4スイッチをオフからオンさせるまでの期間を前記第3コンデンサの前記電圧に基づいて決定する請求項10に記載のインバータ装置。
  12. 前記第4コンデンサの電圧を測定する第4電圧測定部をさらに備え、
    前記スイッチ制御部は、
    前記第1スイッチおよび前記第4スイッチをオンからオフ、前記第2スイッチおよび前記第3スイッチをオフからオンさせてから、前記第1スイッチおよび前記第4スイッチをオフからオン、前記第2スイッチおよび前記第3スイッチをオンからオフさせるまでの期間を前記第4コンデンサの前記電圧に基づいて決定する請求項11に記載のインバータ装置。
  13. 前記第1接続点は、基準電位である請求項1から請求項12のいずれか1つに記載のインバータ装置。
  14. 請求項1から請求項13のいずれか1つに記載のインバータ装置である第1インバータ装置と、
    前記第1コンデンサの正側と前記第2コンデンサの負側に対して並列に接続され、前記第1コンデンサおよび前記第2コンデンサに充電された直流電圧をチョッピングすることにより正弦波電圧を出力する第2インバータ装置および第3インバータ装置とを備え、
    前記第1インバータ装置、前記第2インバータ装置および前記第3インバータ装置のそれぞれの出力をスター結線により接続して、三相交流を出力するインバータシステム。
  15. 請求項1から請求項13のいずれか1つに記載のインバータ装置である第1インバータ装置と、
    前記第1コンデンサの正側と前記第2コンデンサの負側に対して並列に接続され、前記第1コンデンサおよび前記第2コンデンサに充電された直流電圧をチョッピングすることにより正弦波電圧を出力する第2インバータ装置とを備え、
    前記第1インバータ装置および前記第2インバータ装置のそれぞれの出力をV結線により接続し、前記V結線の接続点と前記第1インバータ装置の前記第1接続点とを接続し、かつ前記V結線の接続点を基準電位とすることで、三相交流を出力するインバータシステム。
  16. 太陽電池と、
    前記太陽電池からの直流電圧を交流電圧に変換する請求項1から請求項13のいずれか1つに記載のインバータ装置と
    を備える太陽光発電システム。
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