JP5950610B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機に関するものである。
近年の空気調和機は、ワイヤレス式あるいは有線式の室内空気調和機制御用コントローラで運転条件の設定が行われた際、室内空気調和機制御用コントローラからの制御信号や、室内空気調和機に設けられた室温検知用温度センサなどからの情報に基づいて自動的に空調制御が行われるように構成されている。例えば下記特許文献1に示される従来の空気調和機は、保安機能を有し、空調運転時における室内の空気温度と火災発生時における室内の異常温度とを判別し、室内温度が異常温度以上を示したとき警報を発するように構成されている。
特開平04−93549号公報
しかしながら、上記特許文献1に示される従来技術は、火災発生による異常温度が検知されたときに警報を発するように構成されており、例えば、夏場などにおいて室内の人が熱中症になるおそれがある温度(異常高温)にまで室内温度が上昇した場合、あるいは冬場において室内の人が低体温症になるおそれがある温度(異常低温)にまで室内温度が低下した場合でも警告を発しないため、室内の人が知らない間に熱中症や低体温症になる可能性がある。特に高齢者、介護を要する人物、幼児、ペットなど(以下「高齢者等」)は、体調の自己判断ができないがために室内が異常高温または異常低温のときに熱中症や低体温症などの症状に気付くのが遅れ体調を崩すおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、室内が異常高温または異常低温のとき室内の人に注意喚起を行うことができる空気調和機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、室内温度を検出する温度検出部、室内の空調空間に存在する人を含む物体を検出する人物検出部、リモートコントローラとの間で情報の伝送を行う第1の通信部、および空調制御部を備えた室内空気調和機と、空調状態を視覚化して表示する表示部、前記室内空気調和機の運転を遠隔制御する操作部、前記第1の通信部との間で情報の伝送を行う第2の通信部、およびリモコン制御部を備えたリモートコントローラと、を備えた空気調和機であって、前記空調制御部には、室内温度と比較される温度の値を示す高温側閾値とこの高温側閾値より小さい低温側閾値とが設定され、前記空調制御部は、前記人物検出部で物体が検出され、かつ、前記温度検出部で検出された室内温度が高温側閾値以上の場合には室内が異常高温であることを示す第1の情報を出力し、前記人物検出部で物体が検出され、かつ、前記温度検出部で検出された室内温度が前記低温側閾値以下の場合には室内が異常低温であることを示す第2の情報を出力し、前記リモコン制御部には、前記高温側閾値を超える異常高温であることを前記表示部に表示させる第1の表示情報と、前記低温側閾値を下回る異常低温であることを前記表示部に表示させる第2の表示情報とが設定され、前記リモコン制御部は、前記室内空気調和機からの前記第1の情報を受信したとき前記第1の表示情報を出力し、前記室内空気調和機からの前記第2の情報を受信したとき前記第2の表示情報を出力し、前記空調制御部は、前記人物検出部で物体が検出されたとき、前記室内空気調和機が温調運転を停止した状態で前記室内空気調和機のファンの回転を開始させることを特徴とする。
この発明によれば、室内空気調和機または室内空気調和機制御用コントローラに室内が異常高温または異常低温である旨の注意喚起を行う機能を設けるようにしたので、室内に人が存在し、かつ、室内が異常高温または異常低温のとき室内の人に注意喚起を行うことができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる空気調和機の構成図である。 図2は、図1に示される空気調和機の機能ブロック図である。 図3は、実施の形態1にかかる空気調和機の動作を説明するためのフローチャートである。 図4は、本発明の実施の形態2にかかる空気調和機の構成図である。 図5は、実施の形態2にかかる空気調和機の動作を説明するためのフローチャートである。 図6は、実施の形態3にかかる空気調和機の動作を説明するためのフローチャートである。 図7は、実施の形態4にかかる空気調和機の動作を説明するためのフローチャートである。 図8は、本発明の実施の形態5にかかる空気調和機の構成図である。 図9は、本発明の実施の形態6にかかる空気調和機の構成図である。 図10は、本発明の実施の形態7にかかる空気調和機の構成図である。 図11は、本発明の実施の形態8にかかる空気調和機の構成図である。
以下に、本発明にかかる空気調和機の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる空気調和機の構成図であり、図2は、図1に示される空気調和機の機能ブロック図であり、図3は、実施の形態1にかかる空気調和機の動作を説明するためのフローチャートである。
図1には、本発明の実施の形態1にかかる空気調和機の室内空気調和機Bと室内空気調和機制御用コントローラA(以下「コントローラA」)とが示されている。コントローラAには、空調制御の設定温度などを表示する表示部a−1と、室内空気調和機Bの運転を遠隔制御するための操作部a−2と、室内空気調和機Bとの間で情報の通信を行う通信部a−3とが設けられている。また空気調和機Bには、赤外線によって室内に存在する人や動物などを検出する赤外線センサb−1と、室内温度を検出する室内温度検出センサb−2と、コントローラAとの間で情報の通信を行う通信部b−3とが設けられている。なお、通信部a−3および通信部b−3の通信方式は、無線、有線を問わない。また、実施の形態1の空気調和機では、室内空気調和機Bと通信可能なデバイスとしてコントローラAが用いられているが、例えばスマートフォンなどの通信端末をリモコンとして用いてもよい。また、実施の形態1の空気調和機では、室内に存在する人や動物などを検出する手段として赤外線センサb−1が用いられているが、例えばカメラなどの撮像装置で撮影された撮像データ(可視情報)に基づいて人や動物などを検出するように構成してもよい。
室内空気調和機Bの空調制御部10では、例えば、赤外線センサb−1によって人体またはペット(以下「人など」)が検出されたか否かが判断されると共に、予め使用者本人によって設定されまたは工場出荷時に設定された高温側閾値温度(以下「高温側閾値」)あるいは低温側閾値温度(以下「低温側閾値」)と室内温度検出センサb−2で検出された室内温度とを比較して、室内温度が高温側閾値以上であるか否か、室内温度が低温側閾値以下であるかなどの判断が行われる。なお、高温側閾値および低温側閾値は、人の年齢や性別、ペットの種別や大きさなどによって適正値が異なるため、これらに対応した複数の閾値温度を空調制御部10に登録しておき、ユーザがこれらの閾値を選択可能に構成してもよい。このように構成することによって、使用者がこれらの閾値を容易に選択することが可能となる。
次に図3を用いて動作を説明する。人などが検出され(ステップS1,Yes)、かつ、室内温度が高温側閾値以上の場合(ステップS2,Yes)、空調制御部10は、室内が異常高温(室内の人が熱中症になるおそれがある温度)であることを室内の人などに対して注意喚起するため情報(異常高温の警告情報10a)を通信部b−3へ出力する。警告情報10aは、通信部b−3からコントローラAの通信部a−3に送信され、通信部a−3からリモコン制御部20に伝送される。
リモコン制御部20には、異常高温の警告情報10aに対応した注意喚起表示情報20aや、異常低温(室内の人が低体温症になるおそれがある温度)の警告情報10bに対応した注意喚起表示情報20bが設定されており、リモコン制御部20は、警告情報10aを受信したとき、注意喚起表示情報20aを表示部a−1へ送信する。この動作によって、表示部a−1には、室内が異常高温である旨の注意喚起表示が行われる(ステップS4)。
ステップS2において、室内温度が高温側閾値未満の場合(ステップS2,No)、空調制御部10では、室内温度が低温側閾値以下か否かが判断され、室内温度が低温側閾値以下のとき(ステップS3,Yes)、空調制御部10は、室内が異常低温であることを室内の人などに対して注意喚起するため警告情報10bを通信部b−3へ出力する。この警告情報10bは、警告情報10aと同様に、通信部b−3および通信部a−3を介してリモコン制御部20に伝送され、警告情報10bを受信したリモコン制御部20では、警告情報10bに対応した注意喚起表示情報20bが表示部a−1へ送信され、表示部a−1には室内が異常低温である旨の注意喚起表示が行われる(ステップS4)。
人などが検出されなかった場合(ステップS1,No)、室内空気調和機Bの空調制御部10ではステップS1の動作が繰り返される。また、室内温度が高温側閾値未満、かつ、低温側閾値を超過している場合(ステップS3,No)、空調制御部10では、ステップS1〜S3の動作が繰り返される。なお、表示部a−1における表示内容としては、例えば「室内が高温状態」などの文字情報を提供するように構成してもよいし、発光ダイオードなどの発光源を表示部a−1に用いてこの発光源を通常運転とは異なるタイミングで点滅させ、あるいは発光源を通常の明るさよりも明るくなるように点灯させることによって、コントローラAから離れた場所に居る人に気づかせるように構成してもよい。
以上に説明したように、実施の形態1にかかる空気調和機は、室内温度を検出する温度検出部(室内温度検出センサb−2)、室内の空調空間に存在する人を含む物体の赤外線を検出する赤外線検出部(赤外線センサb−1)、コントローラAとの間で情報の伝送を行う第1の通信部(通信部b−3)、および空調制御部10を備えた室内空気調和機Bと、空調状態を視覚化して表示する表示部a−1、室内空気調和機Bの運転を遠隔制御する操作部a−2、第1の通信部b−3との間で情報の伝送を行う第2の通信部(通信部a−3)、およびリモコン制御部20を備えたコントローラAと、を備えた空気調和機であって、空調制御部10には、室内温度と比較される温度の値を示す高温側閾値とこの高温側閾値より小さい低温側閾値とが設定され、空調制御部10は、赤外線センサb−1で物体が検出され、かつ、室内温度検出センサb−2で検出された室内温度が高温側閾値以上の場合には室内が異常高温であることを示す第1の情報(警告情報10a)を出力し、赤外線センサb−1で物体が検出され、かつ、室内温度検出センサb−2で検出された室内温度が低温側閾値以下の場合には室内が異常低温であることを示す第2の情報(警告情報10b)を出力し、リモコン制御部20には、高温側閾値を超える異常高温であることを表示部a−1に表示させる第1の表示情報(注意喚起表示情報20a)と、低温側閾値を下回る異常低温であることを表示部a−1に表示させる第2の表示情報(注意喚起表示情報20b)とが設定され、リモコン制御部20は、室内空気調和機Bからの警告情報10aを受信したとき注意喚起表示情報20aを出力し、室内空気調和機Bからの警告情報10bを受信したとき注意喚起表示情報20bを出力するようにしたので、室内の人が室内温度の異常高温または異常低温に気づかなくてもコントローラAには注意喚起情報が視覚化して表示されるため、人に注意喚起を行うことができる。その結果、室内の人が知らない間に熱中症や低体温症になることを事前に防ぐことができる。
実施の形態2.
実施の形態1の空気調和機には、コントローラAに注意喚起を表示する注意喚起表示機能が設けられているが、実施の形態2の空気調和機には、目の不自由な人やコントローラAが置かれていない部屋に居る人も、室内温度が高温側閾値以上または低温側閾値以下であることを知ることができるように、音通知機能が設けられている。以下、実施の形態1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
図4は、本発明の実施の形態2にかかる空気調和機の構成図であり、図4には、実施の形態2にかかる空気調和機を構成するコントローラA1および室内空気調和機B1が示されている。図5は、実施の形態2にかかる空気調和機の動作を説明するためのフローチャートである。室内空気調和機B1には、空調制御部10、赤外線センサb−1、室内温度検出センサb−2、および通信部b−3が設けられると共に、音発生部b−4が設けられている。またコントローラA1には、リモコン制御部20、表示部a−1、操作部a−2、および通信部a−3が設けられると共に、音発生部a−4が設けられている。
コントローラA1において、音発生部a−4には注意喚起を促すような警告音や警告音声が設定されている。リモコン制御部20には、高温側閾値異常を超える異常高温であることを示す第1の音情報が警告情報10aと対応付けて設定され、また低温側閾値を下回る異常低温であることを示す第2の音情報が警告情報10bと対応付けて設定されている。そして、リモコン制御部20は、警告情報10a、10bを受信したとき、第1の音情報、第2の音情報を音発生部a−4に出力する。また、室内空気調和機B1において、空調制御部10は、警告情報10aを出力するときには音発生部b−4に対して異常高温であることを示す第1の音情報を出力し、警告情報10bを出力するときには音発生部b−4に対して異常低温であることを示す第2の音情報を出力する。なお、音発生部a−4、b−4に設定される音としては、例えば、コントローラA1の操作音の音調を変更して警告音として用いてもよい。
次に図5を用いて動作を説明する。人などが検出され(ステップS11,Yes)、室内温度が高温側閾値以上の場合(ステップS12,Yes)、室内空気調和機B1の空調制御部10は、警告情報10aを通信部b−3へ出力すると共に、音発生部b−4に対して第1の音情報を出力する。通信部b−3で受信された警告情報10aは、コントローラAの通信部a−3に送信され、通信部a−3からリモコン制御部20に伝送される。警告情報10aを受信したリモコン制御部20は、第1の音情報を音発生部a−4へ送信すると共に、注意喚起表示情報20aを表示部a−1へ送信する。その結果、音発生部a−4および音発生部b−4からは室内が異常高温である旨の警告音や警告音声が発せられ、表示部a−1には室内が異常高温である旨の注意喚起表示が行われる(ステップS14)。
ステップS12において、室内温度が高温側閾値未満(ステップS12,No)、かつ、室内温度が低温側閾値以下のとき(ステップS13,Yes)、室内空気調和機B1の空調制御部10は、警告情報10bを通信部b−3へ出力すると共に、音発生部b−4に対して第2の音情報を出力する。通信部b−3で受信された警告情報10bは、コントローラAの通信部a−3に送信され、通信部a−3からリモコン制御部20に伝送される。警告情報10bを受信したリモコン制御部20は、第2の音情報を音発生部a−4へ送信すると共に、注意喚起表示情報20bを表示部a−1へ送信する。その結果、音発生部a−4および音発生部b−4からは室内が異常低温である旨の警告音や警告音声が発せられ、表示部a−1には室内が異常低温である旨の注意喚起表示が行われる(ステップS14)。
人などが検出されなかった場合(ステップS11,No)、室内空気調和機B1の空調制御部10ではステップS1の動作が繰り返される。また、室内温度が高温側閾値未満、かつ、低温側閾値を超過している場合(ステップS13,No)、室内空気調和機B1の空調制御部10では、ステップS11〜S13の動作が繰り返される。
なお、実施の形態2の空気調和機は、音発生部a−4および音発生部b−4の両方を設けるように構成してもよいし何れかのみを設けるように構成してもよい。また、実施の形態2の空気調和機は、音通知機能と共に実施の形態1の機能を設けるように構成してもよく、このように構成すれば、室内が異常低温あるいは異常高温であることを、より確実に人へ通報することが可能である。
以上に説明したように、実施の形態2にかかる空気調和機のコントローラA1には音発生部a−4が設けられ、リモコン制御部20には、異常高温であることを示す第1の音情報が警告情報10aと対応付けて設定され、異常低温であることを示す第2の音情報が警告情報10bと対応付けて設定され、リモコン制御部20は、室内空気調和機B1からの警告情報10aを受信したとき第1の音情報を出力し、室内空気調和機B1からの警告情報10bを受信したとき第2の音情報を出力するように構成されている。また、実施の形態2にかかる空気調和機の室内空気調和機B1には、音発生部b−4が設けられ、空調制御部10は、警告情報10aを出力するときには音発生部b−4に異常高温であることを示す第1の音情報を出力し、警告情報10bを出力するときには音発生部b−4に異常低温であることを示す第2の音情報を出力するように構成されている。従って、室内の人が室内温度の異常高温または異常低温に気づかなくてもコントローラAおよび室内空気調和機Bの少なくとも一方から注意喚起に関する音が発せられるため、目の不自由な人に対しても注意喚起を行うことができる。
実施の形態3.
実施の形態1の空気調和機は注意喚起を表示するように構成されているが、実施の形態3の空気調和機は、異常温度が検出された際、室内温度を正常な温度に調整するように、室内空気調和機が空調制御を自動的に行うように構成されている。実施の形態1の空気調和機との相違点は、室内空気調和機Bの空調制御部10に、室内温度を正常な温度に調整する温度調整機能が追加されている点である。以下、実施の形態1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
図6は、実施の形態3にかかる空気調和機の動作を説明するためのフローチャートである。人などが検出され(ステップS21,Yes)、室内温度が高温側閾値以上の場合(ステップS22,Yes)、室内空気調和機Bの空調制御部10は、室内温度を高温側閾値未満に低下させる温度制御指令情報を出力する。この温度制御指令情報が出力されることによって空気調和機では自動運転が行われ(ステップS24)、例えば圧縮機、四方弁、室外ファン駆動部、および室内ファン駆動部(図示せず)などが制御される。
ステップS22において、室内温度が高温側閾値未満(ステップS22,No)、かつ、室内温度が低温側閾値以下のとき(ステップS23,Yes)、室内空気調和機Bの空調制御部10は、室内温度を低温側閾値以上に上昇させる温度制御指令情報を出力し、空気調和機では自動運転が行われる(ステップS25)。
人などが検出されなかった場合(ステップS21,No)、室内空気調和機Bの空調制御部10ではステップS21の動作が繰り返される。また、室内温度が高温側閾値未満(ステップS22,No)、かつ、低温側閾値を超過している場合(ステップS23,No)、室内空気調和機Bの空調制御部10では、ステップS21〜S23の動作が繰り返される。
なお、実施の形態3にかかる空気調和機は、室内温度が高温側閾値以上または低温側閾値以下となったとき自動運転を実行させるか否かを使用者が任意に設定できるように構成してもよいし、この設定に関わらず室内温度が高温側閾値以上または低温側閾値以下となったときには強制的に自動運転を実行させるように構成してもよい。また、実施の形態3にかかる空気調和機の自動運転機能は、実施の形態1、2の機能と組み合わせてもよく、このように構成すれば、人の操作が行われなくとも室内温度を正常な温度に調整することができると共に、実施の形態1、2の効果も得ることが可能である。
以上に説明したように、実施の形態3にかかる空気調和機の空調制御部10は、警告情報10aを出力するときには室内温度を高温側閾値未満に低下させる温度制御指令情報を出力して空気調和機の自動運転を行い、警告情報10bを出力するときには室内温度を低温側閾値以上に上昇させる温度制御指令情報を出力して空気調和機の自動運転を行うようにしたので、室内に居る人などが熱中症や低体温症になることを防ぐことができる。
実施の形態4.
実施の形態1〜3の空気調和機は、室内空気調和機Bが温調運転(室外機との熱交換)を行っているか否かに拘わらず、注意喚起表示、音通知、自動温度調整などを行うように構成されている。実施の形態4の空気調和機は、室内空気調和機Bが温調運転を停止している状態で人などが検出されたとき、正確な室内温度を検知するために、室内空気調和機のファンを回転させることで室内空気を循環させて、室内の床部と天井部との温度差を小さくするように構成されている。実施の形態1の空気調和機との相違点は、室内空気調和機Bの空調制御部10に、室内空気調和機Bのファンが停止している状態で人などが検出されたとき室内空気調和機Bのファンを回転させるファン制御機能が追加されている点である。以下、実施の形態1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
図7は、実施の形態4にかかる空気調和機の動作を説明するためのフローチャートである。室内空気調和機Bのファンが停止している状態で人などが検出された場合(ステップS31,Yes)、室内空気調和機Bの空調制御部10は、このファンを弱風運転となるように回転させ、もしくは一定周期で回転させるように制御する(ステップS32)。室内空気調和機Bが温調運転(室外機との熱交換)を停止しているとき室内の天井部と床部の温度差が大きくなるため、室内の正確な温度を検知することができない可能性がある。そこで、実施の形態4にかかる空気調和機は、室内の正確な温度を検知するために、室内空気調和機Bが温調運転を停止しているときでもファンを回転させて、室内の空気を循環させる。
ファンが回転している状態で室内温度が高温側閾値以上の場合(ステップS33,Yes)、室内空気調和機Bの空調制御部10は、室内空気調和機Bの温調運転を開始させることで、室内温度が高温側閾値未満に低下するように空気調和機の自動運転を行う(ステップS35)。
ステップS33において、室内温度が高温側閾値未満(ステップS33,No)、かつ、室内温度が低温側閾値以下のとき(ステップS34,Yes)、室内空気調和機Bの空調制御部10は、室内空気調和機Bの温調運転を開始させることで、室内温度が低温側閾値より高い値となるように空気調和機の自動運転を行う(ステップS36)。
人などが検出されなかった場合(ステップS31,No)、室内空気調和機Bの空調制御部10ではステップS31の動作が繰り返される。また、室内温度が高温側閾値未満(ステップS33,No)、かつ、低温側閾値を超過している場合(ステップS34,No)、室内空気調和機Bの空調制御部10では、ステップS31〜S34の動作が繰り返される。
なお、実施の形態4にかかる空気調和機のファン制御機能は、実施の形態1〜3の各機能と組み合わせてもよく、このように構成すれば、室内温度を精度よく検出することができると共に、実施の形態1〜3の効果も得ることが可能である。
以上に説明したように、実施の形態4にかかる空気調和機の空調制御部10は、室内空気調和機Bのファンが停止している状態で物体が検出された場合、このファンを回転制御するようにしたので、室内の正確な温度を検知し閾値温度の誤検知を防ぐことができる。
実施の形態5.
実施の形態4の空気調和機は、室内空気調和機Bの温調運転が停止している状態で人などが検出されたとき、室内空気調和機のファンを回転させるように構成されているが、実施の形態5の空気調和機は、省エネのために室内空気調和機のファンの回転を止めた状態であっても、人などの周囲温度を検知することができるように構成されている。以下、実施の形態1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
図8は、本発明の実施の形態5にかかる空気調和機の構成図であり、図8には、実施の形態5にかかる空気調和機を構成するコントローラA2および室内空気調和機Bが示されている。実施の形態1の空気調和機との相違点は、コントローラA2に室内温度検出センサa−5が追加されている点である。室内空気調和機Bのファンの回転が止まっている場合、室内の天井部と床部との間で温度差が大きくなり、室内空気調和機Bに設置された室内温度検出センサb−2では、人などの周囲における温度を正確に検出することができない可能性がある。そこで、実施の形態5の空気調和機は、ファンが停止しているとき、コントローラA2のリモコン制御部20において室内温度検出センサa−5からの温度情報と設定温度とが比較され、その比較結果情報が通信部a−3、b−3を介して室内空気調和機Bの空調制御部10に伝送され、空調制御部10がこの情報に基づいて室内空気調和機Bの空調制御を自動的に行うように構成されている。
なお、実施の形態5にかかる空気調和機は、実施の形態1〜3の各機能と組み合わせてもよく、このように構成すれば、ファンの回転を停止させて省エネを図りながら実施の形態1〜3の効果も得ることが可能である。
以上に説明したように、実施の形態5にかかる空気調和機は、コントローラA2には室内温度検出センサa−5が設けられ、リモコン制御部20は、室内温度検出センサa−5からの温度情報と設定温度との比較結果情報を空調制御部10に伝送し、空調制御部10は、比較結果情報に基づいて、室内温度を前記高温側閾値未満に低下させる第1の温度制御指令情報を出力し、または室内温度を低温側閾値以上に上昇させる第2の温度制御指令情報を出力して、空気調和機の自動運転を行うようにしたので、室内空気調和機Bが運転停止中、かつ、ファンの回転が停止中でも、室内の人など付近の温度を検出することができ、熱中症や低体温症を防ぐことができる。
実施の形態6.
実施の形態1〜5の空気調和機は、赤外線センサb−1などで人を検出するように構成されているが、実施の形態6の空気調和機は超音波センサb−5を併用して人などを検出するように構成されている。以下、実施の形態1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
図9は、本発明の実施の形態6にかかる空気調和機の構成図であり、図9には、実施の形態6にかかる空気調和機を構成するコントローラAおよび室内空気調和機B2が示されている。実施の形態1の空気調和機との相違点は、室内空気調和機B2に超音波センサb−5が追加されている点である。夏場は室内の床面の温度が上昇し、人などが室内に入ったとしても周囲との温度差が小さなり、このような状況下においては赤外線センサb−1が人などを検知することができない可能性がある。そこで実施の形態6の空気調和機は、ファンが完全停止しているとき、室内空気調和機B2の空調制御部10が、超音波センサb−5から超音波を出力させ、室内の人などに当たってはね返ってきた反射波を再び超音波センサb−5で受信させることにより、人などを検出するように構成されている。
なお、実施の形態6にかかる空気調和機は、実施の形態1〜5の各機能と組み合わせてもよく、このように構成すれば、赤外線センサb−1では人などを検知しにくい環境であっても人などを検出することができると共に、実施の形態1〜5の効果も得ることが可能である。
実施の形態7.
実施の形態1〜6の空気調和機には室内空気調和機Bが1台のみ用いられているが、以下の説明では、複数の室内空気調和機Bからの警告情報10aおよび警告情報10bを受信する集中管理制御用コントローラA3を備えた空気調和機に関して説明する。以下、実施の形態1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
図10は、本発明の実施の形態7にかかる空気調和機の構成図である。図10には、複数の部屋A〜Dに各々設置された室内空気調和機Bと、各室内空気調和機Bに対応付けて設置された複数のコントローラAと、集中管理制御用コントローラA3とが示されているこのように、各部屋に室内空気調和機Bが設置されている場合、各部屋の室内空気調和機BあるいはコントローラAで検出された室内温度に関する情報は、図示しない通信回線を通じて集中管理制御用コントローラA3に送信される。また、室内温度が高温側閾値以上の場合、集中管理制御用コントローラA3には警告情報10aが伝送され、室内温度が低温側閾値以下の場合、集中管理制御用コントローラA3には警告情報10bが伝送される。従って、集中管理制御用コントローラA3には、どの部屋に設置された室内空気調和機BまたはコントローラAで異常温度が検出されているのかを表示することができる。また、集中管理制御用コントローラA3は、異常温度が検出された部屋の空調制御を行うことができる。また、実施の形態7の空気調和機は、集中管理制御用コントローラA3以外にも、一の部屋(例えば部屋A)で検出された異常温度に関する情報を他の部屋(例えば部屋Bなど)に設けられたコントローラAに表示させるように構成してもよい。
自分では室内空気調和機Bの設定を変えることのできない高齢者等が部屋に居るような場合、室内温度が異常高温または異常低温となると高齢者等は体調を崩すおそれがある。実施の形態7の空気調和機によれば、高齢者等がいる部屋に家族や介護者がいなくても、集中管理制御用コントローラA3、もしくは他の部屋にあるコントローラAに、どの部屋で異常温度が検出されているのかを表示させることができると共に、異常温度が検出された部屋の空調制御を行うことができるので、高齢者等が体調を崩すことを防ぐことができる。
以上に説明したように、実施の形態7にかかる空気調和機は、複数の空気調和機Bが設置された場所とは別の場所に設けられると共に、注意喚起表示情報20aおよび注意喚起表示情報20bが設定され、各室内空気調和機Bからの警告情報10aを受信したとき注意喚起表示情報20aを出力し、各室内空気調和機Bからの警告情報10bを受信したとき注意喚起表示情報20bを出力するコントローラ(集中管理制御用コントローラA3)を備えるようにしたので、高齢者等が居る部屋以外の場所から室内の温度状況を管理することができ、高齢者等が体調を崩すことを防ぐことができる。
実施の形態8.
実施の形態1〜7は、室内空気調和機BとコントローラAとの間における宅内ローカル通信の実施例であるが、以下の説明では、室内空気調和機BまたはコントローラAにインターネット接続用端末が搭載された空気調和機に関して説明する。以下、実施の形態1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
図11は、本発明の実施の形態8にかかる空気調和機の構成図である。実施の形態1の空気調和機との相違点は、室内空気調和機Bにインターネット接続用端末c−1が接続され、室内空気調和機Bにはインターネット通信部(図示せず)が設けられている点である。なお、インターネット通信部は、コントローラAに設けてもよい。室内空気調和機BもしくはコントローラAにインターネット通信部を設けた場合、室内温度が高温側閾値以上または低温側閾値以下になったとき、空調制御部10からの警告情報10aまたは警告情報10bが、インターネット端末c−1およびインターネット回線c−2を介してパソコンc−4に伝送され、インターネット回線c−2および電話基地局c−3を介して携帯電話c−5に伝送される。すなわち、屋外に居る人に対して室内温度が異常低温あるいは異常高温であることが通報される。
通報の態様としては、予め登録されたEメールアドレスに対してEメールで通知し、携帯電話c−5にアプリケーションを常駐させて通知を受信できるようにしてもよい。なお、インターネット通信部は、室内空気調和機BおよびコントローラAの両方に搭載してもよいし、何れか一方に搭載してもよい。
以上に説明したように、実施の形態8にかかる空気調和機の室内空気調和機Bは、インターネット端末c−1に接続されるインターネット通信部を備え、空調制御部10は、警告情報10aおよび警告情報10bをインターネット通信部を介して通信機器(パソコンc−4、携帯電話c−5)に送信することようにしたので、室内空気調和機Bが設置された部屋に、空気調和機の設定を変えることのできない高齢者等の介護者がいなくても、遠隔地にある通信機器に室内温度の異常を通知することができる。
実施の形態9.
実施の形態8の空気調和機は、インターネット回線c−2を用いて遠隔地にあるパソコンc−4や携帯電話c−5などの通信機器にEメール等で室内温度の異常温度を通報するように構成されているが、実施の形態9の空気調和機は、遠隔地にある通信機器によって運転制御が行われるように構成されている。例えば、遠隔地にある通信機器では、室内空気調和機Bに設定されている温度、室内温度、異常温度などを、インターネット回線c−2を介して確かめることができる。室内が異常温度になることを事前に防ぐため、遠隔地にある通信機器によって空調操作情報(例えば室内設定温度の変更)が行われた場合、空調操作情報が室内空気調和機Bに送信される。実施の形態9にかかる空気調和機の空調制御部10では、この情報に基づいて空調制御が行われ、室内温度が異常高温または異常低温となることが防止される。
以上に説明したように、実施の形態9にかかる空気調和機の空調制御部10は、通信機器からの空調操作情報に基づいて空調制御を行うようにしたので、高齢者等の介護者が遠隔地にいながら空気調和機の温度調整を行うことが可能である。
実施の形態10.
実施の形態8、9の空気調和機は、遠隔地にある通信機器に室内空気調和機Bの運転状況や室内温度の情報を表示させ、あるいはパソコンc−4や携帯電話c−5などを用いて室内空気調和機Bの運転を制御可能に構成されている。実施の形態10の空気調和機は、例えば、ある地域の熱中症予報などの情報をインターネットから取得し、この情報をコントローラAの操作部a−2に表示するように構成されている。より具体的には、空気調和機の室内空気調和機Bに設けられた空調制御部10が、その室内空気調和機Bの設置されている地域の熱中症予報などを、インターネットを介して自動に受信し、コントローラAに注意喚起の表示を行わせる。また、このような情報を受信した空調制御部10は、インターネット回線c−2を介して遠隔地にある通信機器に対しても同様に、注意喚起の情報をEメール等で自動配信する。
以上に説明したように、実施の形態9にかかる空気調和機の空調制御部10は、インターネット通信部を介して、室内温度変動に係わる情報(熱中症予報など)を受信し、この情報をコントローラAまたは通信機器に対して送信するようにしたので、通信機器などに
熱中症の注意喚起表示を行うことができ、事前に熱中症対策を行わせることが可能である。
また、実施の形態1〜10にかかる空気調和機の空調制御部10は、高温側閾値および低温側閾値が任意の値に設定可能に構成されているので、これらの閾値を人の年齢や性別などに応じた適正値に細かく設定することができ、熱中症や低体温症などをより効果的に予防することが可能である。
また、実施の形態1〜10にかかる空気調和機の空調制御部10は、異なる値の複数の高温側閾値と異なる値の複数の低温側閾値とを登録可能に構成されると共に、これらの閾値を任意に選択可能に構成されているので、使用者がこれらの閾値を容易に選択することが可能となる。
なお、本発明の実施の形態にかかる空気調和機は、本発明の内容の一例を示すものであり、更なる別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略するなど、変更して構成することも可能であることは無論である。
以上のように、本発明は、空気調和機に適用可能であり、特に、室内が異常高温または異常低温のとき室内の人に注意喚起を行うことができる発明として有用である。
10 空調制御部
10a 警告情報(第1の情報)
10b 警告情報(第2の情報)
20 リモコン制御部
20a 注意喚起表示情報(第1の表示情報)
20b 注意喚起表示情報(第2の表示情報)
A、A1、A2 リモートコントローラ
A3 集中管理制御用コントローラ(コントローラ)
a−1 表示部
a−2 操作部
a−3 通信部(第2の通信部)
a−4 音発生部
a−5 室内温度検出センサ
B、B1、B2 室内空気調和機
b−1 赤外線センサ(人物検出部)
b−2 室内温度検出センサ(温度検出部)
b−3 通信部(第1の通信部)
b−4 音発生部
b−5 超音波センサ
c−1 インターネット接続用端末
c−2 インターネット回線
c−3 電話基地局
c−4 パソコン
c−5 携帯電話

Claims (11)

  1. 室内温度を検出する温度検出部、室内の空調空間に存在する人を含む物体を検出する人物検出部、リモートコントローラとの間で情報の伝送を行う第1の通信部、および空調制御部を備えた室内空気調和機と、空調状態を視覚化して表示する表示部、前記室内空気調和機の運転を遠隔制御する操作部、前記第1の通信部との間で情報の伝送を行う第2の通信部、およびリモコン制御部を備えたリモートコントローラと、を備えた空気調和機であって、
    前記空調制御部には、室内温度と比較される温度の値を示す高温側閾値とこの高温側閾値より小さい低温側閾値とが設定され、
    前記空調制御部は、前記人物検出部で物体が検出され、かつ、前記温度検出部で検出された室内温度が高温側閾値以上の場合には室内が異常高温であることを示す第1の情報を出力し、前記人物検出部で物体が検出され、かつ、前記温度検出部で検出された室内温度が前記低温側閾値以下の場合には室内が異常低温であることを示す第2の情報を出力し、
    前記リモコン制御部には、前記高温側閾値を超える異常高温であることを前記表示部に表示させる第1の表示情報と、前記低温側閾値を下回る異常低温であることを前記表示部に表示させる第2の表示情報とが設定され、
    前記リモコン制御部は、前記室内空気調和機からの前記第1の情報を受信したとき前記第1の表示情報を出力し、前記室内空気調和機からの前記第2の情報を受信したとき前記第2の表示情報を出力し、
    前記空調制御部は、
    前記人物検出部で物体が検出されたとき、前記室内空気調和機が温調運転を停止した状態で前記室内空気調和機のファンの回転を開始させることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記リモートコントローラには、音発生部が設けられ、
    前記リモコン制御部には、前記異常高温であることを示す第1の音情報が前記第1の情報と対応付けて設定され、前記異常低温であることを示す第2の音情報が前記第2の情報と対応付けて設定され、
    前記リモコン制御部は、前記室内空気調和機からの前記第1の情報を受信したとき前記第1の音情報を出力し、前記室内空気調和機からの前記第2の情報を受信したとき前記第2の音情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記室内空気調和機には、音発生部が設けられ、
    前記空調制御部は、前記第1の情報を出力するときには前記室内空気調和機の音発生部に前記異常高温であることを示す第1の音情報を出力し、前記第2の情報を出力するときには前記室内空気調和機の音発生部に前記異常低温であることを示す第2の音情報を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
  4. 前記空調制御部は、
    前記ファンが回転している状態で室内温度が前記高温側閾値以上の場合、前記温調運転を開始させ、
    前記ファンが回転している状態で室内温度が前記低温側閾値以下のとき、前記温調運転を開始させることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1つに記載の空気調和機。
  5. 前記リモートコントローラには室内温度検出センサが設けられ、
    前記リモコン制御部は、前記室内温度検出センサからの温度情報と設定温度との比較結果情報を前記空調制御部に伝送し、
    前記空調制御部は、比較結果情報に基づいて、室内温度を前記高温側閾値未満に低下させる第1の温度制御指令情報を出力し、または室内温度を前記低温側閾値以上に上昇させる第2の温度制御指令情報を出力して、空気調和機の自動運転を行うことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1つに記載の空気調和機。
  6. 複数の前記空気調和機が設置された場所とは別の場所に設けられると共に、前記第1の表示情報および前記第2の表示情報が設定され、前記各室内空気調和機からの前記第1の情報を受信したとき前記第1の表示情報を出力し、前記各室内空気調和機からの前記第2の情報を受信したとき前記第2の表示情報を出力するコントローラを備えたことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1つに記載の空気調和機。
  7. 前記室内空気調和機は、インターネット端末に接続されるインターネット通信部を備え、
    前記空調制御部は、前記第1の情報および前記第2の情報を、前記インターネット通信部を介して通信機器に送信することを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1つに記載の空気調和機。
  8. 前記空調制御部は、前記通信機器からの空調制御情報に基づいて空調制御を行うことを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
  9. 前記空調制御部は、前記インターネット通信部を介して、室内温度変動に係わる情報を受信し、この情報を前記リモートコントローラまたは前記通信機器に対して送信することを特徴とする請求項または請求項に記載の空気調和機。
  10. 前記空調制御部は、前記高温側閾値および前記低温側閾値が任意の値に設定可能に構成されていることを特徴とする請求項1から請求項9の何れか1つに記載の空気調和機。
  11. 前記空調制御部は、異なる値の複数の前記高温側閾値と異なる値の複数の前記低温側閾値とを登録可能に構成されると共に、これらの閾値を任意に選択可能に構成されていることを特徴とする請求項1から請求項10の何れか1つに記載の空気調和機。
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