JP5949824B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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本発明は、利用者が行う運動レッスンを決定する技術分野に関する。
例えば、特許文献1には、利用者が実行する運動メニューを利用者が選択するための技術が開示されている。特許文献1に記載の健康管理システムでは、利用者が過去に運動した履歴が表示される表示画面の中から、利用者が自分自身で、運動する運動メニューを決定することが可能である。運動メニューが決定されると、利用者は、運動メニューに沿って運動を行う。
特開2003−216739号公報
利用者は、運動を行うとき、何らかの運動目的を持って運動レッスンを行う。そのため、ユーザが行う運動を構成する運動レッスンが、ユーザが意図する目的に適した運動で構成された運動レッスンが構成されているか否かが利用者にとって重要である。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、利用者が所望する運動を選択することはできるものの、選択された運動が、利用者が意図する運動目的に適した運動であるかを評価することができない。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、運動が目的に適しているかを評価することが可能な情報処理装置及びプログラムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数の運動目的を識別可能な複数の目的識別情報と、前記目的識別情報に対応付けられた複数の運動のジャンルを識別可能な複数の種類識別情報と、前記目的識別情報に対応付けられた前記複数の種類識別情報の適性を示す適性情報と、を記憶する記憶手段と、前記複数の運動目的のうち、何れかの運動目的を示す前記目的識別情報を取得する第1取得手段と、運動を識別可能な1又は複数の運動識別情報を含むレッスン情報を取得する第2取得手段と、前記レッスン情報に含まれる前記1又は複数の運動識別情報に対応する1又は複数の前記種類識別情報を決定する第1決定手段と、前記第1決定手段により決定された前記1又は複数の種類識別情報と、前記記憶手段に記憶された前記目的識別情報とに対応付けられた前記適性情報を用いて、前記レッスン情報の、前記第1取得手段により取得された前記目的識別情報に示される前記運動目的における適性を決定する第2決定手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記第2取得手段は、複数の運動を示す複数の前記運動識別情報を含む前記レッスン情報を取得し、前記第1決定手段は、複数の前記種類識別情報を決定し、前記第2決定手段は、前記第1決定手段により決定された前記複数の種類識別情報の各種類識別情報ごとに、前記第1取得手段により取得された前記目的識別情報に対応付けられた前記適性情報のうち、前記種類識別情報に対応する前記適性情報を用いて、前記適性を決定することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記第2決定手段は、前記第1決定手段により決定された前記複数の種類識別情報において決定された複数の前記適性に基づいて、前記レッスン情報の適性を決定することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は前記記憶手段は、複数の運動目的の各運動目的ごとに、前記運動目的を示す前記目的識別情報と、前記目的識別情報が示す運動目的に1番目に適した運動特性を識別可能な第1特性識別情報と、前記目的識別情報が示す運動目的に2番目に適した運動特性を識別可能な第2特性識別情報とを対応付けて記憶し、且つ、複数の運動のジャンルの各ジャンルごとに、前記ジャンルを示す前記種類識別情報と、前記ジャンルの、複数の運動特性における適性を示す複数の前記適性情報とを対応付けて記憶し、前記第1取得手段により取得された前記目的識別情報に対応する前記第1特性識別情報と、前記第2特性識別情報とを、前記記憶手段から取得する第3取得手段を更に備え、前記第2決定手段は、前記第1決定手段により決定された前記複数の種類識別情報の各種類識別情報ごとに、前記種類識別情報に対応付けられた前記複数の適性情報のうち、前記第3取得手段により取得された前記第1特性識別情報に対応する前記適性情報が示す第1適性と、前記第3取得手段により取得された前記第2特性識別情報に対応する前記適性情報が示す適性を前記第1適性より比重を低くした第2適性とに基づいて、前記種類識別情報の適性を決定することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記第1決定手段により決定された前記複数の種類識別情報のうち、前記第2決定手段により決定された前記適性が所定の基準以下である前記種類識別情報を決定する第3決定手段を更に備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、所定の複数の運動のジャンルを識別可能な複数の前記種類識別情報のうち、前記第1取得手段により取得された前記目的識別情報に対する適性が、前記第3決定手段により決定された前記種類識別情報の前記適性よりも高い前記種類識別情報を決定する第4決定手段と、前記レッスン情報に含まれる前記複数の運動識別情報のうち、前記第3決定手段により決定された前記種類識別情報に対応する前記運動識別情報を、前記第4決定手段により決定された前記種類識別情報に対応する1又は複数の前記運動識別情報に変更する変更手段と、を更に備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、複数の運動目的のうち、何れかの運動目的を識別可能な目的識別情報を取得する第1取得ステップと、運動を識別可能な1又は複数の運動識別情報を含むレッスン情報を取得する第2取得ステップと、前記レッスン情報に含まれる前記1又は複数の運動識別情報に対応する1又は複数の種類識別情報であって、運動のジャンルを識別可能な種類識別情報を決定する第1決定ステップと、前記第1決定ステップにより決定された前記1又は複数の種類識別情報と、複数の運動目的を識別可能な複数の目的識別情報と、前記目的識別情報に対応付けられた複数の運動のジャンルを識別可能な複数の種類識別情報と、前記目的識別情報に対応付けられた前記複数の種類識別情報の適性を示す適性情報と、を記憶する記憶手段に記憶された前記目的識別情報とに対応付けられた前記適性情報を用いて、前記レッスン情報の、前記第1取得ステップにより取得された前記目的識別情報に示される前記運動目的における適性を決定する第2決定ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項1又は7に記載の発明によれば、運動が目的に適しているかを評価することができる。
請求項2に記載の発明によれば、運動レッスンに含まれる運動のジャンルごとに、目的に適しているかを評価することができる。
請求項3に記載の発明によれば、複数ジャンルの運動を含む運動レッスン全体を評価することができる。
請求項4に記載の発明によれば、目的に対する複数の運動特性のそれぞれの重要性を考慮して、目的に対する適性が決定されるので、適切に評価することができる。
請求項5に記載の発明によれば、運動レッスンの中で目的に適さない運動ジャンルを特定することができる。
請求項6に記載の発明によれば、最初に決定された運動レッスンよりも目的に適したレッスンに、運動レッスンを部分的に変更することができる。
一実施形態の運動コンテンツ生成システム1の概要構成例を示す図である。 (A)は、目的テーブルの構成例を示す図であり、(B)は、特性テーブルの構成例を示す図であり、(C)は、ジャンルテーブルの構成例を示す図であり、(D)は、適正順位テーブルの構成例を示す図であり、(E)は、目的特性テーブルの構成例を示す図であり、(F)は、レッスン構成テーブルの構成例を示す図である。 (A)は、非適正スコアの計算例を示す図であり、(B)は、各レッスン情報の非適正スコアの計算例を示す図であり、(C)は、非適正運動ジャンルの決定例を示す図であり、(D)は、変更後のレッスン情報の例を示す図である。 検索結果画面の表示例を示す図である。 出力端末5のCPU51のメイン処理の一例を示すフローチャートである。 出力端末5のCPU51の適正評価処理の一例を示すフローチャートである。 出力端末5のCPU51の差し替え処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、運動を支援するための運動コンテンツを生成する運動コンテンツ生成システムに本発明を適用した場合の実施形態である。運動コンテンツは、運動を支援するための映像及び音声を含む。
[1.運動コンテンツ生成システム1の構成]
始めに、図1を参照して、本実施形態の運動コンテンツ生成システム1の構成について説明する。図1は、本実施形態の運動コンテンツ生成システム1の概要構成例を示す図である。図1に示すように、運動コンテンツ生成システム1は、配信サーバ2と1つ以上の出力端末5とを含んで構成されている。配信サーバ2と出力端末5とは、ネットワーク10を介して接続可能になっている。ネットワーク10は、例えば、インターネットを含む。配信サーバ2には、データベース3が接続されている。データベース3には、運動に関する情報や楽曲に関する情報が登録されている。配信サーバ2は、データベース3に登録されている情報等を、定期的に又は出力端末5からの要求に応じて出力端末5に配信する。出力端末5は、例えば、施設4に設置される端末装置である。出力端末5は、本発明の情報処理装置の一例である。出力端末5は、例えばパーソナルコンピュータであってもよい。
出力端末5は、モニタ57と接続可能である。モニタ57は、複数のスピーカ64とディスプレイ67とを備える表示装置であってもよい。この場合、出力端末5は、ディスプレイ67と接続可能である。また、出力端末5は、スピーカ64と接続可能である。出力端末5がモニタ57へ音声信号を出力することにより、スピーカ64により楽曲等が出力される。出力端末5がモニタ57へ映像信号を出力することにより、ディスプレイ67に運動映像等が表示される。運動映像は、動作を行うフィギュア83を映し出した動画である。フィギュア83は、例えば、人、動物、仮想上の生き物、ロボット等のかたちをした仮想物である。フィギュア83は、三次元仮想空間に配置される。運動映像は、本発明における映像の一例である。出力端末5は、スピーカ64から出力される楽曲と、ディスプレイ67に表示されるフィギュア83の動きとが同期するように、信号を出力する。楽曲と運動映像とを出力することは、運動コンテンツを出力することの一例である。利用者41は、楽曲を聴きながら、ディスプレイ67に表示されるフィギュア83を見て、運動を行うことができる。操作者42は、リモコン66等を用いて出力端末5を操作することができる。利用者41と操作者42とは同一人物であってもよい。施設4がスポーツ施設である場合、操作者42は、例えば、インストラクターであってもよい。
利用者が出力端末5を利用して運動する場合、複数の運動レッスンの中から何れかの運動レッスンを行う。運動レッスンは1以上の運動動作と1以上の楽曲により構成される。運動動作は、例えば、身体を鍛えるための動作である。運動レッスンを構成する1以上の運動動作と1以上の楽曲とは対応付けられている。出力端末5は、運動レッスンを構成する1以上の運動動作が行われる運動映像を、運動動作の実行順に従ってディスプレイ67に表示させる。或る運動動作の運動映像が表示されているとき、出力端末5は、その運動動作に対応付けられた楽曲をスピーカ64により出力させる。
[2.運動レッスンの評価]
利用者41は、一般的に何らかの目的を持って、運動を行いたいと考えている。この目的を運動目的という。運動目的として、例えば、鍛えて追い込む、楽しく運動する、心身をリセットする、モデル体型になる等がある。出力端末5は、利用者41により運動目的の指定を受け付けて、複数の運動レッスンの中から、運動目的に適した運動レッスンを決定する。そのため、出力端末5は、運動レッスンを評価する。具体的に、出力端末5は、指定された運動目的に対する運動レッスンの適正を決定する。そして、出力端末5は、例えば適正が最も高い運動レッスンを、提示する運動レッスンに決定する。なお、出力端末5は、複数の運動レッスンを決定してもよい。
運動レッスンの適正を決定するため、出力端末5が備えるHDD7には、目的テーブル、特性テーブル、ジャンルテーブル、適正順位テーブル、目的特性テーブル、レッスン構成テーブル等のテーブルが格納されている。
図2(A)は、目的テーブルの構成例を示す図である。目的テーブルは、運動目的を定義するテーブルである。図2(A)に示すように、目的テーブルには、運動目的ごとに、目的ID及び目的名が対応付けて格納されている。目的IDは、運動目的を識別可能な識別情報である。目的IDは、本発明の目的識別情報の一例である。
図2(B)は、特性テーブルの構成例を示す図である。特性テーブルは、運動特性を定義するテーブルである。運動特性とは、運動が持つ特徴である。運動特性として、例えば、筋力負荷をかける、リラックスさせる、楽しくする、動きが激しい等がある。図2(B)に示すように、特性テーブルには、運動特性ごとに、特性ID及び特性名が対応付けて格納されている。特性IDは、特性を識別可能な識別情報である。
図2(C)は、ジャンルテーブルの構成例を示す図である。ジャンルテーブルは、運動ジャンルを定義するテーブルである。運動ジャンルとして、例えば、バーベル、エアロビクス、格闘、ヨガ等がある。図2(C)に示すように、ジャンルテーブルには、運動ジャンルごとに、ジャンルID及びジャンル名が対応付けて格納されている。ジャンルIDは、ジャンルを識別可能な識別情報である。ジャンルIDは、本発明の種類識別情報の一例である。
図2(D)は、適正順位テーブルの構成例を示す図である。適正順位テーブルは、各運動特性に対する運動ジャンルの適正を定義するテーブルである。運動特性に対する適正とは、例えば、運動ジャンルに属する運動がその運動特性に適している程度を示す。また例えば、適正は、運動ジャンルに属する運動がその運動特性が表す特徴をどの程度有しているかを示す。図2(D)に示すように、適正順位テーブルには、運動ジャンルごとに、ジャンルIDと複数の適正順位とが対応付けて格納されている。複数の適正順位は、それぞれ特性IDに対応付けて格納されている。適正順位は、その適正順位に対応付けられた運動ジャンルが、その適正順位に対応付けられた運動特性に対して、複数の運動ジャンルの中で何番目に適正が高いかを示す。適正順位が高いほど、運動特性に対してより適正が高い。すなわち、適正順位の値が小さいほどより適正である。図2(D)の例において、筋力負荷という運動特性において、バーベルの適正順位は1位であり、エアロビクスの適正順位は4位である。この場合、筋力負荷をかけることに対して、バーベルは最も適正であり、エアロビクスは4番目に適正である。また、リラックスという運動適性において、バーベルの適正順位は10位であり、エアロビクスの適正順位は6位である。この場合、リラックスすることに対して、バーベルは10番目に適正であり、エアロビクスは6番目に適正である。なお、適正順位テーブルには、適正順位の代わりに、例えば適性度が格納されてもよい、適性度は、適正である度合いを示す。適性度が高いほどより適正である。
図2(E)は、目的特性テーブルの構成例を示す図である。目的特性テーブルは、運動目的に適した運動特性を定義するテーブルである。具体的に、運動目的を達成するために必要な運動特性が定義される。図2(E)に示すように、目的特性テーブルには、運動目的ごとに、目的ID、メイン特性ID及びサブ特性IDが対応付けて格納されている。メイン特性IDは、複数の運動特性の中で、運動目的に1番目に適した運動特性を示す。この運動特性をメイン特性という。メイン特性IDは、本発明の第1特性識別情報の一例である。サブ特性IDは、運動目的に2番目に適した運動特性を示す。この運動特性をサブ特性という。サブ特性IDは、本発明の第2特性識別情報の一例である。図2(E)の例では、鍛えて追い込むという目的に対するメイン特性は、筋力負荷をかけることであり、サブ特性は、動きが激しいことである。なお、目的特性テーブルにおいて、目的IDには1つの特性IDのみが対応付けられてもよいし、3つ以上の特性IDが対応付けられてもよい。
図2(F)は、レッスン構成テーブルの構成例を示す図である。レッスン構成テーブルは、運動レッスンの構成を定義するレッスン情報が格納されるテーブルである。図2(F)に示すように、レッスン構成テーブルには、運動レッスンを構成する運動動作ごとに、レッスンID、モーションID及びジャンルIDが対応付けて格納される。レッスンIDは、運動レッスンを識別可能な識別情報である。モーションIDは、運動動作を識別可能な識別情報である。モーションIDは、本発明の運動識別情報の一例である。ジャンルIDは、運動動作が属する運動ジャンルを示す。レッスン構成テーブルにおいて、同一のレッスンIDを格納する1又は複数のレコードにより、1つのレッスン情報が構成される。レッスンIDがXである運動レッスンを、レッスンXという。モーションIDがYである運動動作を運動動作Yという。ジャンルIDがZである運動ジャンルを、ジャンルZという。図2(F)の例では、レッスンL1が、運動動作M1〜M9で構成されている。運動動作M1〜M3の運動ジャンルはジャンルG1であり、運動動作M4〜M6の運動ジャンルはジャンルG2であり、運動動作M7〜M9の運動ジャンルはジャンルG3である。運動レッスンは少なくとも1つ以上の運動動作で構成されればよい。また、運動レッスンは少なくとも1つ以上の運動ジャンルの運動動作で構成されればよい。なお、レッスン構成テーブルにジャンルIDが格納されていなくてもよい。例えば、運動動作ごとにモーションIDとジャンルIDとを対応付けて格納するテーブルが、レッスン構成テーブルとは別にHDD7に記憶されていればよい。
以下に、運動目的に対する運動レッスンの適正の決定方法の詳細を説明する。例えば、利用者41が出力端末5を操作して、運動レッスンを検索するための検索条件を指定する。この検索条件は運動目的を含む。出力端末5は、指定された目的に対応する目的IDを取得する。次いで、出力端末5は、レッスン情報に含まれる1又は複数のモーションIDに対応する1又は複数のジャンルIDを取得する。具体的に、出力端末5は、レッスン情報に含まれる1又は複数のジャンルIDを取得する。
次いで、出力端末5は、決定した1又は複数のジャンルIDと、取得した目的IDに対応するメイン特性ID及びサブ特性IDに対応する適正順位とに基づいて、目的IDが示す運動目的における運動レッスンの適正を決定する。先ず、出力端末5は、決定したジャンルIDごとに、非適正スコアを計算する。非適正スコアは、ジャンルIDが示す運動ジャンルが、目的IDが示す目的に対して適正ではない程度を示す。非適正スコアが低いほど適正が高い。出力端末5は、メイン特性IDに対応する適性順位とサブ特性IDに対応する適正順位とを用いて非適正スコアを計算する。このとき、出力端末5は、サブ特性IDに対応する適正順位を、メイン特性IDに対応する適性順位よりも比重を低くする。つまり、サブ特性IDに対応する適正順位の重みを、メイン特性IDに対応する適性順位の重みよりも小さくする。これにより、目的に対する複数の運動特性のそれぞれの重要性を考慮して、目的に対する適性を決定することができる。出力端末5は、例えば以下の式1を計算することにより、非適正スコアを計算する。
非適正スコア=メイン特性IDに対応する適性順位+サブ特性IDに対応する適性順位×0.5 ・・・ 式1
式1の例の場合、メイン特性IDに対応する適性順位の重みに対するサブ特性IDに対応する適性順位の重みの比率は0.5である。なお、比率は0.5以外であってもよい。図3(A)は、非適正スコアの計算例を示す図である。例えば、指定された目的が、鍛えて追い込むことであるとする。この場合、図2(E)に示すように、メイン特性は筋力負荷をかけるであり、サブ特性は動きが激しいである。運動レッスンL1のレッスン情報が図2(F)に示すように定義されているとする。従って、運動レッスンL1を構成する運動動作の運動ジャンルは、ジャンルG1〜G3である。図2(D)に示すように、メイン特性である筋力負荷をかける、及びサブ特性である動きが激しいに対するジャンルG1の適正順位は1位及び8位である。従って、非適正スコアは5である。ジャンルG2のメイン特性及びサブ特性に対する適正順位は4位及び1位である。従って、非適正スコアは4.5である。ジャンルG3のメイン特性及びサブ特性に対する適正順位は3位及び2位である。従って、非適正スコアは4である。
各ジャンルIDの非適正スコアを計算すると、出力端末5は、レッスン情報に対する非適正スコアを計算する。レッスン情報に対する非適正スコアが、目的に対する運動レッスンの適正を示す。例えば、出力端末5は、全てのジャンルIDの非適正スコアの平均値を、レッスン情報の非適正スコアに決定してもよい。この場合、運動レッスンL1の非適正スコアは4.5である。
出力端末5は、運動目的に対する適正を除き、検索条件を満たす各レッスン情報に対して、ジャンルIDごとの非適正スコアとレッスン情報の非適正スコアを計算する。図3(B)は、各レッスン情報の非適正スコアの計算例を示す図である。出力端末5は、複数のレッスン情報中から、例えば非適正スコアが最も低いレッスン情報を、利用者41に提案する運動レッスンのレッスン情報として決定する。この運動レッスンを提案レッスンという。図3(B)の例では、レッスンL2が提案レッスンに決定される。出力端末5は、提案レッスンの情報をディスプレイ67に表示させる。なお、出力端末5は、例えば非適正スコアが所定値以下であるレッスン情報を決定してもよいし、非適正スコアが低い順に所定数のレッスン情報を決定してもよい。
ところで、提案レッスンが複数の運動ジャンルの運動動作で構成されている場合、その複数の運動ジャンルの中には、目的に対して適正な運動ジャンルが少なくとも1つ存在する。しかしながら、目的に対して適正ではない運動ジャンルが含まれている場合もある。そこで、出力端末5は、複数の運動ジャンルのうち適正が所定の基準以下である運動ジャンルを決定してもよい。具体的に、出力端末5は、例えば非適正スコアが規定値以上である運動ジャンルのジャンルIDを決定する。この運動ジャンルを非適正ジャンルという。出力端末5は、決定した非適正ジャンルを、適正でない運動ジャンルとしてディスプレイ67に表示させてもよい。
図3(C)は、非適正運動ジャンルの決定例を示す図である。図3(C)に示すように、検索条件を満たす運動レッスンがレッスンL1〜L3であるとする。レッスンL1〜L3のそれぞれの非適正スコアは、4.5、10.38、及び9.17である。そのため、出力端末5は、運動レッスンL1を提案レッスンに決定する。運動レッスンL1を構成する運動動作の運動ジャンルは、ジャンルG1〜G3である。ジャンルG1〜G3のそれぞれの非適正スコアは5、4.5及び4である。規定値が例えば4.8であるとすると、ジャンルG1の非適正スコアが規定値以上である。そのため、出力端末5は、ジャンルG1を非適正ジャンルに決定する。
非適正ジャンルを決定した場合、出力端末5は、提案運動レッスンを構成する運動動作のうち、非適正ジャンルに属する運動動作を、目的に対してより適正が高い運動ジャンルの運動動作に変更してもよい。変更先の運動ジャンルを差し替えジャンルという。例えば、出力端末5は、検索条件を持たす各レッスン情報において、各ジャンルIDに対して計算された非適正スコアを用いる。出力端末5は、非適正ジャンルのジャンルIDに対して計算された非適正スコアよりも低い非適正スコアが計算されたジャンルIDを、差し替えジャンルのジャンルIDに決定する。例えば、出力端末5は、非適正スコアが規定値未満であるジャンルIDを決定してもよい。出力端末5は、レッスン情報において、非適正ジャンルのジャンルIDに対応付けられたモーションIDを、差し替えジャンルのジャンルIDに対応付けられた1又は複数のモーションIDに変更する。
例えば、図3(C)に示すように、提案運動である運動レッスンL1は、運動動作M1〜M6で構成されている。運動動作M1及びM2はジャンルG1に属する。運動動作M3及びM4はジャンルG2に属する。運動動作M4及びM6はジャンルG3に属する。上述したように、非適正ジャンルはジャンルG1である。レッスンL2及びL3をそれぞれ構成する運動動作が属する運動ジャンルの中で、非適正スコアが4.8未満である運動ジャンルは、レッスンL2のジャンルG7である。ジャンルG7には運動動作M13及びM14が対応付けられている。そこで、出力端末5は、レッスンL1のレッスン情報に格納されている運動動作M1及びM2のモーションIDを、運動動作M13及びM14のモーションIDに変更する。図3(D)は、変更後のレッスン情報の例を示す図である。モーションIDが変更された結果、運動レッスンL1の非適正スコアは4.5から4.17に低下した。すなわち、運動目的への適性が高くなった。
図4は、検索結果画面の表示例を示す図である。検索結果画面は、提案レッスンに関する情報を表示する画面である。図4に示すように、検索結果画面には、レッスン詳細101が表示される。レッスン詳細101として、例えば、提案レッスンのレッスン名、提案レッスンを構成する運動動作の名称、運動動作が属する運動ジャンルのジャンル名等が表示される。非適正ジャンルが存在する場合、検索結果画面には、更にメッセージ102、削除ボタン103、変更ボタン104、及びそのまま再生ボタン105が表示される。メッセージ102には、非適正ジャンルが存在すること示すとともに、非適正ジャンル及び非適正ジャンルの運動動作を示すメッセージが表示される。削除ボタン103は、非適正ジャンルの運動動作を提案レッスンから削除して、提案レッスンの運動コンテンツを再生するためのボタンである。変更ボタン104は、非適正ジャンルの運動動作を差し替えジャンルの運動動作に変更して、提案レッスンの運動コンテンツを再生するためのボタンである。そのまま再生ボタン105は、提案レッスンの構成を変更せずに、提案レッスンの運動コンテンツを再生するためのボタンである。
[3.各装置の構成]
次に、図1を参照して、運動コンテンツ生成システムに含まれる各装置の構成について説明する。
[3−1.配信サーバ2の構成]
図1に示すように、配信サーバ2は、CPU21、ROM22、RAM23、バス24、I/Oインタフェイス25、表示制御部26、ディスクドライブ28、ネットワーク通信部30及びHDD37を備える。CPU21は、バス24を介して、ROM22、RAM23及びI/Oインタフェイス25に接続されている。CPU21は、ROM22やHDD37に記憶されプログラムを実行することにより、配信サーバ2の各部を制御する。I/Oインタフェイス25には、データベース3、表示制御部26、ディスクドライブ28、ネットワーク通信部30、キーボード31、マウス32及びHDD37が接続されている。CPU21は、I/Oインタフェイス25を介してデータベース3にアクセスする。表示制御部26は、CPU21の制御に基づいて映像信号をモニタ27に出力する。ディスクドライブ28は、記録媒体29に対するデータの書き込み及び読み出しを行う。ネットワーク通信部30は、配信サーバ2がネットワーク10に接続するための制御を行う。HDD37には、OSや各種制御プログラム等が記憶されている。
データベース3には、楽曲データ、モーションデータ等が登録される。楽曲データは、スピーカ64により楽曲を出力するための演奏データである。楽曲データは、例えば、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)形式のデータであってもよい。データベース3には、楽曲データが楽曲ごとに登録される。例えば、楽曲データ、及び楽曲IDが対応付けてデータベース3に登録される。楽曲IDは、楽曲を識別可能な識別情報である。モーションデータは、三次元仮想空間におけるフィギュア83の運動動作を定義するデータである。モーションデータは、運動動作の進行に応じたフィギュア83の身体の各部の座標を含む。データベース3には、モーションデータが運動動作ごとに登録される。例えば、モーションデータ、モーションID、及びジャンルIDが対応付けてデータベース3に登録される。
[3−2.出力端末5の構成]
図1に示すように、出力端末5は、CPU51、ROM52、RAM53、バス54、I/Oインタフェイス55、表示制御部56、ディスクドライブ58、ネットワーク通信部60、音声出力部63、信号受信部65、及びHDD7を備える。CPU51は、バス54を介して、ROM52、RAM53及びI/Oインタフェイス55に接続されている。CPU51は、時計機能及びタイマー機能を有する。CPU51は、ROM52やHDD7に記憶されプログラムを実行することにより、出力端末5の各部を制御する。I/Oインタフェイス55には、HDD7、表示制御部56、音声出力部63、ディスクドライブ58、ネットワーク通信部60、キーボード61、マウス62、及び信号受信部65が接続されている。表示制御部56は、CPU51の制御に基づいて映像信号をモニタ57に出力する。音声出力部63は、CPU51の制御に基づいて音声信号をモニタ57に出力する。ディスクドライブ58は、記録媒体59に対するデータの書き込み及び読み出しを行う。信号受信部65は、リモコン66から出力される信号を受信する。リモコン66は、操作者42が出力端末5を操作するためのものである。
HDD7は、本発明の第1記憶手段及び第2記憶手段の一例である。第1記憶手段及び第2記憶手段が同一の記憶デバイスであってもよいし、互いに異なる記憶デバイスであってもよい。HDD7には、配信サーバ2からダウンロードされた楽曲データ、モーションデータ等のデータが記憶される。また、HDD7には、目的テーブル、特性テーブル、ジャンルテーブル、適正順位テーブル、目的特性テーブル、レッスン構成テーブルが記憶される。また、HDD7には、レッスン時間テーブルが記憶される。レッスン時間テーブルは、運動レッスンの時間の長さを定義するテーブルである。具体的に、レッスン時間テーブルには、運動レッスンごとに、レッスンID及びレッスン時間が対応付けて格納されている。
HDD7には、更に、OS、運動支援プログラム、3Dエンジン、ミュージックシーケンサ等の各種プログラム等が記憶されている。運動支援プログラムは、利用者41の運動を支援するためのプログラムである。運動支援プログラムは、コンピュータとしてのCPU51に、第1取得ステップ、第2取得ステップ、第1決定ステップ、第2決定ステップを少なくとも実行させる。3Dエンジンは、モーションデータに基づいて、三次元仮想空間で運動動作するフィギュア83を二次元平面に投影した画像を生成するためのプログラムである。画像を生成する処理は、射影変換、クリッピング、隠面消去、シェーディング、テクスチャマッピング等を含む。CPU51は、3Dエンジンを実行して、静止画像を順次生成する。生成された静止画像をCPU51が表示制御部56へ順次出力することで、ディスプレイ67には、運動映像が表示される。
ミュージックシーケンサは、楽曲データを再生するためのプログラムである。CPU51は、ミュージックシーケンサを実行することにより、楽曲データに対応する音声信号を生成する。また、CPU51は、ミュージックシーケンサを実行することにより、各種のイベントを発生させる。イベントとして、例えば、テンポに応じて所定時間間隔で発生するイベントがある。このイベントは、MIDIクロックや同期イベントと呼ばれる。
各種プログラムは、例えば、配信サーバ2等のサーバからネットワーク10を介してダウンロードされるようにしてもよい。また、各種プログラムは、記録媒体59に記録されてディスクドライブ58を介して読み込まれるようにしてもよい。なお、3Dエンジンやミュージックシーケンサは、プログラムではなく、専用のハードウェアであってもよい。そして、出力端末5は、ハードウェアとしての3Dエンジンやミュージックシーケンサを備えてもよい。
CPU51は、設定されたテンポに従って、楽曲データに対応する音声信号を音声出力部63へ出力させるとともに、生成した画像に対応する映像信号を表示制御部56から出力させる。CPU51は、同期イベントに基づいて、楽曲の音声信号の出力タイミングと運動映像の映像信号の出力タイミングとを同期させる。これにより、スピーカ64から出力される楽曲に同期して運動動作を行うフィギュア83がディスプレイ67に表示される。
[4.運動コンテンツ生成システム1の動作]
次に、図5乃至図7を参照して、出力端末5の動作を説明する。図5は、出力端末5のCPU51のメイン処理の一例を示すフローチャートである。例えば、利用者41がリモコン66、マウス62等を操作することにより、CPU51は、メイン処理を開始する。図5に示すように、CPU51は、検索条件指定画面をディスプレイ67に表示させる(ステップS1)。検索条件指定画面は、運動レッスンの検索条件を指定するための画面である。検索条件指定画面において、利用者41は、例えば運動目的、レッスン時間、ジャンル数、必須ジャンル等の検索条件を指定する。レッスン時間は、運動レッスンの時間である。ジャンル数は、運動レッスンに含まれる運動ジャンルの数である。必須ジャンルは、運動レッスンに必ず含ませたい運動ジャンルである。CPU51は、利用者41によるリモコン66、マウス62等の操作に基づいて、運動目的の目的ID、レッスン時間、ジャンル数、必須ジャンルのジャンルIDを取得する(ステップS2)。
次いで、CPU51は、検索条件を満たす運動レッスンのレッスン情報を、レッスン構成テーブルから検索する(ステップS3)。具体的に、CPU51は、各レッスン情報について、レッスン情報に含まれるジャンルIDに基づいて、ジャンル数を計算する。また、CPU51は、レッスン時間テーブルからレッスン時間を取得する。次いで、CPU51は、必須ジャンルのジャンルIDを含むレッスン情報のうち、レッスン時間が、指定されたレッスン時間と一致し、且つ、計算されたジャンル数が、指定されたジャンル数と一致するレッスン情報を検索する。そして、CPU51は、検索されたレッスン情報をレッスン構成テーブルから取得する。
次いで、CPU51は、適正評価処理を実行する(ステップS4)。図6は、出力端末5のCPU51の適正評価処理の一例を示すフローチャートである。図6に示すように、CPU51は、取得した目的IDに対応するメイン特性ID及びサブ特性IDを、目的特性テーブルから取得する(ステップS21)。次いで、CPU51は、順序番号iを1に設定する(ステップS22)。次いで、CPU51は、検索されたレッスン情報のうちi番目のレッスン情報に含まれる各ジャンルIDを取得する(ステップS23)。レッスン情報に同一のジャンルIDが複数含まれている場合、CPU51は、同一の複数のジャンルIDの中から1つのジャンルIDを取得する。次いで、CPU51は、取得したジャンルIDごとに、ジャンルIDとメイン特性IDに対応する適性順位、及びジャンルIDとサブ特性IDに対応する適性順位を、適性順位テーブルから取得する(ステップS24)。次いで、CPU51は、取得したジャンルIDごとに、非適性スコアを計算する(ステップS25)。具体的に、CPU51は、取得した適性順位を用いて、例えば上述した式1を計算する。次いで、CPU51は、i番目のレッスン情報の非適性スコアを計算する(ステップS26)。例えば、CPU51は、ステップS25で計算された非適性スコアの平均値を計算する。次いで、CPU51は、順序番号iが、検索されたレッスン情報の数N未満であるか否かを判定する(ステップS27)。このとき、CPU51は、順序番号iがN未満であると判定した場合には(ステップS27:YES)、ステップS28に進む。ステップS28において、CPU51は、順序番号iに1を加算する。次いで、CPU51は、ステップS23に進む。一方、CPU51は、順序番号iがN未満ではないと判定した場合には(ステップS27:NO)、適正評価処理を終了させる。
適正評価処理を終えると、CPU51は、図5に示すように、検索されたレッスン情報のうち非適性スコアが最も低いレッスン情報を、提案レッスンのレッスン情報に決定する(ステップS5)。次いで、CPU51は、検索結果画面をディスプレイ67に表示させる(ステップS6)。具体的に、CPU51は、提案レッスンのレッスン情報に含まれるレッスンID、モーションID、ジャンルIDに基づいて、レッスン詳細101を表示させる。次いで、CPU51は、提案レッスンのレッスン情報に含まれるジャンルIDの中に、非適性スコアが規定値以上であるジャンルIDがあるか否かを判定する(ステップS7)。このとき、CPU51は、非適性スコアが規定値以上であるジャンルIDがないと判定した場合には(ステップS7:NO)、そのまま再生ボタン105をディスプレイ67に表示させて、ステップS9に進む。一方、CPU51は、非適性スコアが規定値以上であるジャンルIDがあると判定した場合には(ステップS7:YES)、ステップS8に進む。ステップS8において、CPU51は、非適性スコアが規定値以上であるジャンルIDのうち、例えば非適性スコアが最も高いジャンルIDを、非適性ジャンルのジャンルIDに決定する。そして、CPU51は、メッセージ102、削除ボタン103、変更ボタン104、及びそのまま再生ボタン105をディスプレイ67に表示させる。次いで、CPU51は、ステップS9に進む。
ステップS9において、CPU51は、利用者41のリモコン66、マウス62等の操作に基づいて、削除ボタン103、変更ボタン104、及びそのまま再生ボタン105の何れかのボタンの選択を検出したか否かを判定する。このとき、CPU51は、ボタンの選択を検出していないと判定した場合には(ステップS9:NO)、ステップS9に進む。一方、CPU51は、ボタンの選択を検出したと判定した場合には(ステップS9:YES)、ステップS10に進む。ステップS10において、CPU51は、そのまま再生ボタン105の選択が検出されたか否かを判定する。このとき、CPU51は、そのまま再生ボタン105の選択が検出されたと判定した場合には(ステップS10:YES)、ステップS14に進む。一方、CPU51は、そのまま再生ボタン105の選択が検出されていないと判定した場合には(ステップS10:NO)、ステップS11に進む。
ステップS11において、CPU51は、削除ボタン103の選択が検出されたか否かを判定する。このとき、CPU51は、削除ボタン103の選択が検出されたと判定した場合には(ステップS11:YES)、ステップS12に進む。ステップS12において、CPU51は、提案レッスンのレッスン情報から、非適性ジャンルのジャンルIDに対応するモーションIDを全て削除する。次いで、CPU51は、ステップS14に進む。一方、CPU51は、削除ボタン103の選択が検出されていないと判定した場合には(ステップS11:NO)、差し替え処理を実行する(ステップS13)。
図7は、出力端末5のCPU51の差し替え処理の一例を示すフローチャートである。図7に示すように、CPU51は、提案レッスンのレッスン情報に含まれる各ジャンルIDを、重複ジャンルIDとして取得する(ステップS31)。次いで、CPU51は、順序番号iを1に設定する(ステップS32)。次いで、CPU51は、順序番号jを1に設定する(ステップS33)。次いで、CPU51は、検索されたレッスン情報の中から、i番目のレッスン情報を特定する。次いで、CPU51は、i番目のレッスン情報から各ジャンルIDを取得する。レッスン情報に同一のジャンルIDが複数含まれている場合、CPU51は、同一の複数のジャンルIDの中から1つのジャンルIDを取得する。そして、CPU51は、取得したジャンルIDの中から、j番目のジャンルIDを取得する(ステップS34)。
次いで、CPU51は、j番目のジャンルIDが何れかの重複ジャンルIDと一致するか否かを判定する(ステップS35)。このとき、CPU51は、j番目のジャンルIDが何れかの重複ジャンルIDと一致すると判定した場合には(ステップS35:YES)、ステップS38に進む。一方、CPU51は、j番目のジャンルIDが何れかの重複ジャンルIDと一致するとは判定しなかった場合には(ステップS35:NO)、ステップS36に進む。ステップS36において、CPU51は、j番目のジャンルIDに対して計算された非適性スコアが規定値未満であるか否かを判定する。このとき、CPU51は、非適性スコアが規定値未満であると判定した場合には(ステップS36:YES)、ステップS37に進む。ステップS37において、CPU51は、i番目のレッスンID、j番目のジャンルID及びj番目のジャンルIDの非適性スコアを対応付けて差し替え候補リストに登録する。差し替え候補リストは、差し替えジャンルのジャンルIDの候補が登録されるリストである。次いで、CPU51は、ステップS38に進む。一方、CPU51は、非適性スコアが規定値未満ではないと判定した場合には(ステップS36:NO)、ステップS38に進む。
ステップS38において、CPU51は、順序番号jが、i番目のレッスン情報から取得したジャンルIDの数を示すM未満であるか否かを判定する。このとき、CPU51は、順序番号jがM未満であると判定した場合には(ステップS38:YES)、ステップS39に進む。ステップS39において、CPU51は、順序番号jに1を加算する。次いで、CPU51は、ステップS34に進む。一方、CPU51は、順序番号jがM未満ではないと判定した場合には(ステップS38:NO)、ステップS40に進む。ステップS40において、CPU51は、順序番号iが、検索されたレッスン情報の数を示すN未満であるか否かを判定する。このとき、CPU51は、順序番号iがN未満であると判定した場合には(ステップS40:YES)、ステップS41に進む。ステップS41において、CPU51は、順序番号iに1を加算する。次いで、CPU51は、ステップS33に進む。一方、CPU51は、順序番号iがN未満ではないと判定した場合には(ステップS40:NO)、ステップS42に進む。
ステップS42において、CPU51は、差し替え候補リストに登録されたジャンルIDのうち、非適性スコアが最も低いジャンルIDを、差し替えジャンルのジャンルIDに決定する。次いで、CPU51は、提案レッスンのレッスン情報から、非適性ジャンルのジャンルID、及び非適性ジャンルのジャンルIDに対応するモーションIDを全て削除する(ステップS43)。次いで、CPU51は、差し替え候補リストから、差し替えジャンルのジャンルIDに対応するレッスンIDを取得する。次いで、CPU51は、取得したレッスンIDに対応するレッスン情報から、差し替えジャンルのジャンルIDに対応するモーションIDを全て取得する。次いで、CPU51は、提案レッスンのレッスン情報に、差し替えジャンルのジャンルID、及び差し替えジャンルのジャンルIDに対応するモーションIDを追加する(ステップS44)。ステップS44を終えると、CPU51は、差し替え処理を終了させ、図5に示すようにステップS14に進む。
ステップS14において、CPU51は、運動コンテンツ再生処理を実行する。具体的に、CPU51は、提案レッスンのレッスン情報に含まれる各モーションIDに対応付ける楽曲IDを決定する。例えば、CPU51が自動的に楽曲IDを決定してもよいし、利用者41の楽曲の指定操作に基づいて決定してもよい。次いで、CPU51は、順序番号iを1に設定する。次いで、CPU51は、レッスン情報に含まれるモーションIDのうちi番目のモーションIDに対応するモーションデータに基づいて、運動映像の静止画像を順次生成して表示制御部56に出力する。これにより、モーションIDに対応する運動動作の運動映像がディスプレイ67に出力される。また、CPU51は、i番目のモーションデータに対応付けられた楽曲IDに対応する楽曲データに基づいて、音声信号を音声出力部63に出力する。これにより、楽曲IDに対応する楽曲がスピーカ64から出力される。運動映像の静止画像の出力が終了すると、CPU51は、順序番号iが提案レッスンのレッスン情報に含まれるモーションIDの数未満であるか否かを判定する。順序番号iがモーションIDの数未満である場合、CPU51は、順序番号iに1を加算する。そして、CPU51は、上述と同様に、運動映像及び楽曲を出力させる。順序番号iがモーションIDの数未満ではない場合、CPU51は、運動コンテンツ再生処理を終了させて、メイン処理を終了させる。
以上説明したように、本実施形態によれば、CPU51が、何れかの目的IDを取得する。また、CPU51が、レッスン情報を取得する。また、CPU51が、レッスン情報に含まれる1又は複数のモーションIDに対応する1又は複数のジャンルIDを決定する。また、CPU51が、決定された1又は複数のジャンルIDと、適性順位テーブルに格納された非適性スコアを用いて、レッスン情報の目的IDに示される運動目的における適性を決定する。そのため、運動が目的に適しているかを評価することができる。
なお、上記実施形態においては、本発明の情報処理装置が出力端末5に適用されていた。しかしながら、本発明の情報処理装置が配信サーバ2に適用されてもよい。すなわち、配信サーバ2が運動レッスンの適性を決定してもよい。また、本発明の情報処理装置が出力端末5及び配信サーバ2に適用されてもよい。そして、出力端末5及び配信サーバ2は協働して処理を行ってもよい。
1 運動コンテンツ生成システム
2 配信サーバ
3 データベース
5 出力端末
7 HDD
51 CPU
52 ROM
53 RAM
56 表示制御部
60 ネットワーク通信部
63 音声出力部
57 モニタ
64 スピーカ
67 ディスプレイ

Claims (7)

  1. 複数の運動目的を識別可能な複数の目的識別情報と、前記目的識別情報に対応付けられた複数の運動のジャンルを識別可能な複数の種類識別情報と、前記目的識別情報に対応付けられた前記複数の種類識別情報の適性を示す適性情報と、を記憶する記憶手段と、
    前記複数の運動目的のうち、何れかの運動目的を示す前記目的識別情報を取得する第1取得手段と、
    運動を識別可能な1又は複数の運動識別情報を含むレッスン情報を取得する第2取得手段と、
    前記レッスン情報に含まれる前記1又は複数の運動識別情報に対応する1又は複数の前記種類識別情報を決定する第1決定手段と、
    前記第1決定手段により決定された前記1又は複数の種類識別情報と、前記記憶手段に記憶された前記目的識別情報とに対応付けられた前記適性情報を用いて、前記レッスン情報の、前記第1取得手段により取得された前記目的識別情報に示される前記運動目的における適性を決定する第2決定手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第2取得手段は、複数の運動を示す複数の前記運動識別情報を含む前記レッスン情報を取得し、
    前記第1決定手段は、複数の前記種類識別情報を決定し、
    前記第2決定手段は、前記第1決定手段により決定された前記複数の種類識別情報の各種類識別情報ごとに、前記第1取得手段により取得された前記目的識別情報に対応付けられた前記適性情報のうち、前記種類識別情報に対応する前記適性情報を用いて、前記適性を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2決定手段は、前記第1決定手段により決定された前記複数の種類識別情報において決定された複数の前記適性に基づいて、前記レッスン情報の適性を決定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記記憶手段は、複数の運動目的の各運動目的ごとに、前記運動目的を示す前記目的識別情報と、前記目的識別情報が示す運動目的に1番目に適した運動特性を識別可能な第1特性識別情報と、前記目的識別情報が示す運動目的に2番目に適した運動特性を識別可能な第2特性識別情報とを対応付けて記憶し、且つ、複数の運動のジャンルの各ジャンルごとに、前記ジャンルを示す前記種類識別情報と、前記ジャンルの、複数の運動特性における適性を示す複数の前記適性情報とを対応付けて記憶し、
    前記第1取得手段により取得された前記目的識別情報に対応する前記第1特性識別情報と、前記第2特性識別情報とを、前記記憶手段から取得する第3取得手段を更に備え、
    前記第2決定手段は、前記第1決定手段により決定された前記複数の種類識別情報の各種類識別情報ごとに、前記種類識別情報に対応付けられた前記複数の適性情報のうち、前記第3取得手段により取得された前記第1特性識別情報に対応する前記適性情報が示す第1適性と、前記第3取得手段により取得された前記第2特性識別情報に対応する前記適性情報が示す適性を前記第1適性より比重を低くした第2適性とに基づいて、前記種類識別情報の適性を決定することを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1決定手段により決定された前記複数の種類識別情報のうち、前記第2決定手段により決定された前記適性が所定の基準以下である前記種類識別情報を決定する第3決定手段を更に備えることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 所定の複数の運動のジャンルを識別可能な複数の前記種類識別情報のうち、前記第1取得手段により取得された前記目的識別情報に対する適性が、前記第3決定手段により決定された前記種類識別情報の前記適性よりも高い前記種類識別情報を決定する第4決定手段と、
    前記レッスン情報に含まれる前記複数の運動識別情報のうち、前記第3決定手段により決定された前記種類識別情報に対応する前記運動識別情報を、前記第4決定手段により決定された前記種類識別情報に対応する1又は複数の前記運動識別情報に変更する変更手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 複数の運動目的のうち、何れかの運動目的を識別可能な目的識別情報を取得する第1取得ステップと、
    運動を識別可能な1又は複数の運動識別情報を含むレッスン情報を取得する第2取得ステップと、
    前記レッスン情報に含まれる前記1又は複数の運動識別情報に対応する1又は複数の種類識別情報であって、運動のジャンルを識別可能な種類識別情報を決定する第1決定ステップと、
    前記第1決定ステップにより決定された前記1又は複数の種類識別情報と、複数の運動目的を識別可能な複数の目的識別情報と、前記目的識別情報に対応付けられた複数の運動のジャンルを識別可能な複数の種類識別情報と、前記目的識別情報に対応付けられた前記複数の種類識別情報の適性を示す適性情報と、を記憶する記憶手段に記憶された前記目的識別情報とに対応付けられた前記適性情報を用いて、前記レッスン情報の、前記第1取得ステップにより取得された前記目的識別情報に示される前記運動目的における適性を決定する第2決定ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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