JP5949009B2 - 部品表管理装置、部品表管理方法およびプログラム - Google Patents

部品表管理装置、部品表管理方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、製品の設計や生産に関わる部品表を管理する部品表管理装置、部品表管理方法およびプログラムに関する。
従来、情報処理技術を利用して企業活動における各種業務の効率化を図る情報システムが知られている。製造業において導入される情報システムは、製品の設計や部品調達、生産などの業務効率化を実現するために、製品の設計や生産に関わる部品表(BOM:Bills of Material)の情報をマスタとして保持するものが多い。部品表は、製品を構成する各部品の一覧であり、例えば、最小単位の部品、下位構成品、中間製品などを要素とし、それぞれの要素の関係性を階層構造で表したものがある。
部品表は、用途によってその構造が異なる。設計段階で用いられる部品表は設計部品表(E−BOM:Engineering BOM)と呼ばれ、製品の機能を単位として部品表を構成する各要素をグルーピングした機能単位の階層構造を持つ。一方、生産段階で用いられる部品表は生産部品表(M−BOM:Manufacturing BOM)と呼ばれ、製品を組み立てる際のユニットを単位として部品表を構成する各要素をグルーピングしたユニット単位の階層構造を持ち、部品も実際の購入部品に置き換えられている。生産部品表は、一般的に、設計部品表に基づいて構築される。すなわち、生産部品表は、まず、設計部品表をコピーした後、製品の組み立て工程や実際の購入部品などを加味した階層構造の組み換えを行うことで構築される。
製品の設計変更などにより設計部品表に変更が生じた場合には、設計部品表の変更を生産部品表に反映させる必要がある。既存の情報システムの多くは、このような設計部品表の変更に伴う生産部品表の変更を、人手の作業により行うようにしている。すなわち、設計部品表の変更を生産部品表のどこに反映させるべきかを人が判断して、変更を反映させる作業を人手で行う。このため、設計部品表の変更が生産部品表に正しく反映されないという作業ミスが発生するといった問題や、設計部品表の変更を生産部品表に反映させる作業に時間がかかるといった問題があった。
このような問題に対し、特許文献1には、設計部品表と生産部品表との対応関係を示す部品表対応関係データを保持しておき、設計部品表を変更する場合に、部品表対応関係データを用いて対応する生産部品表を呼び出して設計部品表と並べて表示し、設計部品表の変更操作に対して生産部品表の対応する部分を合わせて変更するという技術が記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、設計部品表の変更に伴って生産部品表のどの部分を変更すべきかを特定するために、設計部品表と生産部品表との対応関係を部品単位で示す部品表対応関係データを事前に生成しておく必要があり、この部品表対応関係データを生成する作業が煩雑であるという問題がある。また、生産部品表に変更が生じた場合には、それに合わせて設計部品表だけでなく部品表対応関係データも変更して、常に最新の部品表対応関係データを保持しておく必要があり、部品表対応関係データの管理も煩雑になるといった問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、煩雑な作業を不要としながら、設計部品表に生じる変更を生産部品表に反映させることができる部品表管理装置、部品表管理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる部品表管理装置は、設計部品表の各要素の識別情報を含む第1部品情報と、前記設計部品表の階層構造における要素間の親子関係を示す第1構成情報と、生産部品表の各要素の識別情報を含む第2部品情報と、前記生産部品表の階層構造における要素間の親子関係を示す第2構成情報と、を記憶する記憶部と、前記設計部品表に対する変更要求を受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた変更要求が前記設計部品表に対する要素の追加である場合に、前記設計部品表に要素を追加し、追加した該要素と他の要素との親子関係を追加するように、前記第1部品情報と前記第1構成情報を変更する第1変更部と、前記設計部品表に追加した要素の親要素と同じ要素が前記生産部品表に含まれているか否かを判定し、前記設計部品表に追加した要素の親要素と同じ要素が前記生産部品表に含まれていなければ、前記設計部品表に追加した要素と共通の親要素を持つ前記設計部品表における他の子要素と同じ要素を前記生産部品表から検出し、検出した該要素の親要素に対する他の子要素として、前記設計部品表に追加した要素と同じ要素を前記生産部品表に追加するように、前記第2部品情報と前記第2構成情報を変更する第2変更部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる部品表管理方法は、設計部品表の各要素の識別情報を含む第1部品情報と、前記設計部品表の階層構造における要素間の親子関係を示す第1構成情報と、生産部品表の各要素の識別情報を含む第2部品情報と、前記生産部品表の階層構造における要素間の親子関係を示す第2構成情報と、を記憶する記部を備える部品表管理装置において実行される方法であって、前記設計部品表に対する変更要求を受け付けるステップと、受け付けた変更要求が前記設計部品表に対する要素の追加である場合に、前記設計部品表に要素を追加し、追加した該要素と他の要素との親子関係を追加するように、前記第1部品情報と前記第1構成情報を変更するステップと、前記設計部品表に追加した要素の親要素と同じ要素が前記生産部品表に含まれているか否かを判定し、前記設計部品表に追加した要素の親要素と同じ要素が前記生産部品表に含まれていなければ、前記設計部品表に追加した要素と共通の親要素を持つ前記設計部品表における他の子要素と同じ要素を前記生産部品表から検出し、検出した該要素の親要素に対する他の子要素として、前記設計部品表に追加した要素と同じ要素を前記生産部品表に追加するように、前記第2部品情報と前記第2構成情報を変更するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかるプログラムは、設計部品表の各要素の識別情報を含む第1部品情報と、前記設計部品表の階層構造における要素間の親子関係を示す第1構成情報と、生産部品表の各要素の識別情報を含む第2部品情報と、前記生産部品表の階層構造における要素間の親子関係を示す第2構成情報と、を記憶する記部を備えるコンピュータに、前記設計部品表に対する変更要求を受け付ける機能と、受け付けた変更要求が前記設計部品表に対する要素の追加である場合に、前記設計部品表に要素を追加し、追加した該要素と他の要素との親子関係を追加するように、前記第1部品情報と前記第1構成情報を変更する機能と、前記設計部品表に追加した要素の親要素と同じ要素が前記生産部品表に含まれているか否かを判定し、前記設計部品表に追加した要素の親要素と同じ要素が前記生産部品表に含まれていなければ、前記設計部品表に追加した要素と共通の親要素を持つ前記設計部品表における他の子要素と同じ要素を前記生産部品表から検出し、検出した該要素の親要素に対する他の子要素として、前記設計部品表に追加した要素と同じ要素を前記生産部品表に追加するように、前記第2部品情報と前記第2構成情報を変更する機能と、を実現させる。
本発明によれば、設計部品表に対する変更要求があると、変更要求に応じた設計部品表の変更内容を示す変更情報と、生産部品表に関する第2部品情報および第2構成情報とに基づいて、設計部品表に対する変更を反映させるために必要な生産部品表に対する変更内容が決定され、第2部品情報と第2構成情報の少なくともいずれかが変更されるので、煩雑な作業を不要としながら、設計部品表に生じる変更を生産部品表に反映させることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態の部品表管理装置を含む情報システムの全体構成を概略的に示す構成図である。 図2は、設計部品表と生産部品表との関係を概念的に示す模式図である。 図3は、設計部品表に対する変更を生産部品表に反映させる様子を概念的に示す模式図である。 図4は、実施形態の部品管理装置の構成図である。 図5は、第1部品情報(第2部品情報)のデータ形式の一例を示す図である。 図6は、第1構成情報(第2構成情報)のデータ形式の一例を示す図である。 図7は、設計部品表に対する要素の追加の変更に対応して決定部が生産部品表に対する変更内容を決定する様子を概念的に示す模式図である。 図8は、設計部品表に対する要素の追加の変更に対応して決定部が生産部品表に対する変更内容を決定する処理の手順を示すフローチャートである。 図9は、設計部品表に対する要素のサフィックス変更または削除に対応して決定部が生産部品表に対する変更内容を決定する様子を概念的に示す模式図である。 図10は、設計部品表に対する要素のサフィックス変更または削除に対応して決定部が生産部品表に対する変更内容を決定する処理の手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる部品表管理装置、部品表管理方法およびプログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
(情報システム)
まず、実施形態の部品表管理装置を含む情報システムの概要について説明する。図1は、実施形態の部品表管理装置を含む情報システムの構成図である。この情報システムは、図1に示すように、設計部品表および生産部品表を管理する部品表管理装置1と、複数のユーザ端末2−1,2−2,・・・,2−n(以下、総称して「ユーザ端末2」という。)とが、通信ネットワーク3を介して接続された構成である。通信ネットワーク3の形態は任意であり、例えば、情報システムを導入した企業内のLAN(Local Area Network)や複数のLANを専用回線などで接続したWAN(Wide Area Network)などを利用することができる。
部品表管理装置1は、ハードウェア構成として、例えば、CPUなどの制御装置、ROMやRAMなどの内部記憶装置、ハードディスク、CD、DVD、フラッシュメモリなどの外部記憶装置、通信ネットワーク3を利用した通信を行うための通信装置などを備えた、コンピュータを利用したハードウェア構成を採用することができる。この場合、コンピュータがプログラムを実行することによって、部品表管理装置1における後述の機能的な構成が実現され、例えば、設計部品表および生産部品表の表示情報の生成、設計部品表に対する変更要求の受け付け、設計部品表の変更、および設計部品表の変更の生産部品表への反映といった各種処理を実行する。
ユーザ端末2は、設計部品表を利用する設計担当者や生産部品表を利用する生産担当者などのユーザが使用する端末である。ユーザ端末2としては、例えば、パーソナルコンピュータやPDA、タブレット端末など、ユーザが各種入力操作を行うための入力デバイスや各種情報を表示するための表示装置、通信ネットワーク3を利用した通信を行うための通信装置をハードウェアとして備えた端末を利用することができる。
図1の情報システムでは、設計担当者がユーザ端末2を用いて部品表管理装置1にアクセスし、所望の設計部品表の閲覧を要求すると、部品表管理装置1において設計部品表の表示情報が生成されてユーザ端末2に送られ、ユーザ端末2に設計部品表が表示される。また、生産担当者がユーザ端末2を用いて部品表管理装置1にアクセスし、所望の生産部品表の閲覧を要求すると、部品表管理装置1において生産部品表の表示情報が生成されてユーザ端末2送られ、ユーザ端末2に生産部品表が表示される。また、設計担当者がユーザ端末2を用いて部品表管理装置1にアクセスし、所望の設計部品表に対して変更を加える変更要求を行うと、部品表管理装置1において変更要求に応じた設計部品表の変更および生産部品表への反映が行われる。
(部品表)
図2は、設計部品表と生産部品表との関係を概念的に示す模式図である。設計部品表は、製品の設計段階で用いられる部品表であり、製品の機能を単位として部品表を構成する各要素をグルーピングした機能単位の階層構造を持つ。図2に例示する設計部品表では、ルート要素である「製品」の子要素として「機能要素1」と「機能要素2」があり、「機能要素1」の子要素として「部品A」と「部品C」があり、「部品A」の子要素として「部品B」があり、「機能要素2」の子要素として「部品D」があることを示している。
一方、生産部品表は、製品の生産段階で用いられる部品表であり、製品を組み立てる際のユニットを単位として部品表を構成する各要素をグルーピングしたユニット単位の階層構造を持ち、部品も実際の購入部品に置き換えられている。生産部品表は、設計部品表をコピーした後、製品の組み立て工程や実際の購入部品などを加味した階層構造の組み換えを行うことで構築される。図2に例示する生産部品表では、ルート要素である「製品」の子要素として「ユニット1」と「ユニット2」があり、「ユニット1」の子要素として「部品A」があり、「部品A」の子要素として「部品B’」があり、「ユニット2」の子要素として「部品C」と「部品D」があることを示している。「ユニット1」は、製品の組み立て工程を加味して設計部品表における「機能要素1」から変換された要素であり、「ユニット2」は、製品の組み立て工程を加味して設計部品表における「機能要素2」から変換された要素である。また、「部品C」は、設計部品表における「機能要素1」と「機能要素2」が「ユニット1」と「ユニット2」に変換されたことに伴って、設計部品表では「機能要素1」の子要素であったものが、「ユニット2」の子要素とされている。また、「部品B’」は、設計部品表における「部品B」と同一の部品であるが、仕入れ先の変更などにより実際の購入部品として「部品B」から置換されたものである。
図3は、設計部品表に対する変更を生産部品表に反映させる様子を概念的に示す模式図である。製品の設計変更などにより設計部品表に変更が生じた場合には、設計部品表の変更を生産部品表に反映させる必要がある。図3は、図2に例示した設計部品表に対する変更を生産部品表に反映させる様子を示している。
具体的には、設計部品表に対して「部品B」を新たなバージョンに更新する変更があった場合、生産部品表に対して、「部品B」から置換された「部品B’」を同様に新たなバージョンに更新する変更を行う。設計部品表や生産部品表の各要素は、それぞれ識別情報となる部番が与えられてこの部番により管理され、部番が同じ要素は同一のものである。ただし、要素の改良(バージョンアップ)は部番に付されるサフィックスで管理されており、部品表の要素を新たなバージョンに更新する変更は、当該要素の識別情報である部番のサフィックスを変更することを意味する。以下、このような設計部品表や生産部品表の要素を新たなバージョンに更新する変更をサフィックス変更と呼ぶ。
また、設計部品表に対して「部品A」の子要素として「部品E」を追加する変更があった場合、生産部品表に対しても同様に、「部品A」の子要素として「部品E」を追加する変更を行う。また、設計部品表に対して「機能要素2」の子要素として「部品F」を追加する変更があった場合、生産部品表に対して、「機能要素2」から変換された「ユニット2」の子要素として「部品F」を追加する変更を行う。また、図3では示されていないが、設計部品表のいずれかの要素を削除する変更があった場合、生産部品表に対しても、設計部品表において削除された要素と同じ要素を削除する変更を行う。
このような設計部品表の変更に伴う生産部品表の変更は、人手の作業により行うと、設計部品表の変更が生産部品表に正しく反映されないという作業ミスが発生するといった問題や、設計部品表の変更を生産部品表に反映させる作業に時間がかかるといった問題がある。また、特許文献1に開示されるように、設計部品表の各要素と生産部品表の各要素との対応関係を示す部品対応関係データを保持しておき、設計部品表に対して変更が生じた場合にこの対応関係データを用いて生産部品表を変更するといった方法があるが、この方法では、部品表対応関係データを生成する作業が煩雑であり、また、その管理も煩雑になる。
そこで、実施形態の部品表管理装置1は、以下の構成により、設計部品表と生産部品表との対応関係を示すデータを事前に生成し管理するといった煩雑な作業を不要としながら、設計部品表に生じる変更を生産部品表に反映させることができるようにしている。
(部品表管理装置)
図4は、部品表管理装置1の構成図である。部品表管理装置1は、図4に示すように、記憶装置10と、記憶制御装置20と、通信装置30と、データ処理装置40と、を備える。
記憶装置10は、第1部品情報記憶部11と、第1構成情報記憶部12と、第2部品情報記憶部13と、第2構成情報記憶部14と、変更情報記憶部15と、を含む。なお、図4では、これら第1部品情報記憶部11、第1構成情報記憶部12、第2部品情報記憶部13、第2構成情報記憶部14および変更情報記憶部15を、1つの記憶装置10で実現するように記載されているが、実際のハードウェアとしては複数の記憶装置を用いて上記各部を分散して実現するようにしてもよい。
第1部品情報記憶部11は、設計部品表の各要素の部番(識別情報)を含む第1部品情報を記憶する。図5は、第1部品情報のデータ形式の一例を示す図である。第1部品情報は、設計部品表のそれぞれの要素について、例えば図5に示すように、部番と属性情報との組み合わせの情報を持つ。部番は、対象となる要素(最終単位の部品だけでなく、複数の部品を組み合わせて構成される部品や機能要素も含む)を一意に識別する識別情報である。属性情報は、対象となる要素の属性を表す情報であり、例えば、対象となる要素のサイズ、名称などである。第1部品情報記憶部11は、例えば図2に例示した設計部品表に対応する第1部品情報として、「機能要素1」、「機能要素2」、「部品A」、「部品B」、「部品C」、および「部品D」それぞれの部番と属性情報との組み合わせの情報を記憶している。
第1構成情報記憶部12は、設計部品表の階層構造における要素間の親子関係を示す第1構成情報を記憶する。図6は、第1構成情報のデータ形式の一例を示す図である。第1構成情報は、設計部品表の階層構造における要素間の親子関係すべてについて、例えば図6に示すように、親となる要素(親要素)の部番(親部番)と、子となる要素(子要素)の部番(子部番)と、親要素に対する子要素の数(個数)とを組み合わせた情報を持つ。第1構成情報記憶部12は、例えば図2に例示した設計部品表に対応する第1構成情報として、「機能要素1」と「部品A」との親子関係を示す情報と、「機能要素1」と「部品C」との親子関係を示す情報と、「機能要素2」と「部品D」との親子関係を示す情報と、「部品A」と「部品B」との親子関係を示す情報とを記憶している。
第2部品情報記憶部13は、生産部品表の各要素の部番(識別情報)を含む第2部品情報を記憶する。第2部品情報のデータ形式は、図5に示した第1部品情報のデータ形式と同様である。ただし、第2部品情報では、生産部品表を構成する要素の中で、設計部品表の要素から置換された要素、つまり、仕入れ先の変更などにより実際の購入部品に置換された要素については、その属性情報に、置換前の要素の部番が含まれている。つまり、設計部品表の要素から置換された要素については、その属性情報を確認することで、置換前の要素(設計部品表と同じ要素)の部番を特定できるようになっている。第2部品情報記憶部13は、例えば図2に例示した生産部品表に対応する第2部品情報として、「ユニット1」、「ユニット2」、「部品A」、「部品B’」、「部品C」、および「部品D」それぞれの部番と属性情報との組み合わせの情報を記憶している。このうち、「部品B’」の属性情報は、置換前の要素である「部品B」の部番を含んでいる。
第2構成情報記憶部14は、生産部品表の階層構造における要素間の親子関係を示す第2構成情報を記憶する。第2構成情報のデータ形式は、図6に示した第1構成情報のデータ形式と同様である。第2構成情報記憶部14は、例えば図2に例示した生産部品表に対応する第2構成情報として、「ユニット1」と「部品A」との親子関係を示す情報と、「ユニット2」と「部品C」との親子関係を示す情報と、「ユニット2」と「部品D」との親子関係を示す情報と、「部品A」と「部品B’」との親子関係を示す情報とを記憶している。
変更情報記憶部15は、後述するデータ処理装置40の受付部43が設計部品表に対する変更要求を受け付けた場合に、その変更要求に基づく設計部品表の変更内容、すなわち、設計部品表を変更するために必要な第1部品情報および第1構成情報の変更内容を表す変更情報を記憶する。
記憶制御装置20は、記憶装置10に対する情報の書き込みや削除、読み出しなどを制御する。具体的には、記憶制御装置20は、データ処理装置40からの書き込み要求に応じて、書き込みの対象となる情報を記憶装置10の指定の領域に書き込む。また、記憶制御装置20は、データ処理装置40からの削除要求に応じて、削除の対象となる情報を記憶領域10の指定の領域から削除する。また、記憶制御装置20は、データ処理装置40からの読み出し要求に応じて、読み出しの対象となる情報を記憶装置10の指定の領域から読み出してデータ処理装置40に転送する。
通信装置30は、通信ネットワーク3を利用したユーザ端末2との間の通信を行う。ユーザ端末2から通信ネットワーク3を介して送信された設計部品表や生産部品表の閲覧要求、設計部品表に対する変更要求などは、通信装置30によって受信され、データ処理装置40に伝えられる。また、ユーザ端末2からの閲覧要求に応じてデータ処理装置40で生成した設計部品表や生産部品表の表示情報は、通信装置30から通信ネットワーク3を介して、閲覧要求を送信したユーザ端末2に送信される。
データ処理装置40は、各種のデータ処理を実行するものであり、機能的な構成として、設計部品表生成部41、生産部品表生成部42、受付部43、第1変更部44、決定部45、および第2変更部46を備える。これらの機能的な構成は、上述したように、部品表管理装置1としてコンピュータが用いられる場合、このコンピュータによって実行されるプログラムにより実現することができる。また、上記の機能的な構成の一部または全部を、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの専用のハードウェアを用いて実現することもできる。
設計部品表生成部41は、設計部品表の閲覧要求があった場合に、記憶装置10の第1部品情報記憶部11に記憶されている第1部品情報、および第1構成情報記憶部12に記憶されている第1構成情報に基づいて、指定された設計部品表の表示情報を生成する。設計部品表生成部41が生成した設計部品表の表示情報は、通信装置30から通信ネットワーク3を介して、閲覧要求を送信したユーザ端末2に送信される。その結果、閲覧要求を送信したユーザ端末2に、指定された設計部品表が表示される。
生産部品表生成部42は、生産部品表の閲覧要求があった場合に、記憶装置10の第2部品情報記憶部13に記憶されている第2部品情報、および第2構成情報記憶部14に記憶されている第2構成情報に基づいて、指定された生産部品表の表示情報を生成する。生産部品表生成部42が生成した生産部品表の表示情報は、通信装置30から通信ネットワーク3を介して、閲覧要求を送信したユーザ端末2に送信される。その結果、閲覧要求を送信したユーザ端末2に、指定された生産部品表が表示される。
受付部43は、設計部品表に対する変更要求を受け付ける。設計変更などにより設計担当者が設計部品表に対して変更を加える場合、設計担当者はまずユーザ端末2を用いて変更の対象となる設計部品表の閲覧要求を行う。その結果、変更の対象となる設計部品表がユーザ端末2に表示される。その後、設計担当者は、このユーザ端末2に表示された設計部品表に対して必要な箇所を変更する操作を行う。これにより、設計部品表に対する変更要求が、ユーザ端末2から部品表管理装置1に送信される。受付部43は、このようなユーザ端末2からの設計部品表に対する変更要求を受け付ける。受付部43が受け付けた変更要求に基づく設計部品表の変更内容を表す変更情報は、上述した記憶装置10の変更情報記憶部15に記憶される。
第1変更部44は、受付部43が受け付けた設計部品表に対する変更要求に基づいて、記憶装置10の第1部品情報記憶部11が記憶する第1部品情報と、第1構成情報記憶部12が記憶する第1構成情報との少なくともいずれかを変更する。例えば、図3に例示したように、設計部品表の「部品B」に対してサフィックス変更を加える変更要求があった場合、第1変更部44は、第1部品情報の「部品B」の部番のサフィックスを変更する。また、設計部品表の「部品A」の子要素として「部品E」を追加する変更要求があった場合、第1変更部44は、「部品E」の部番および属性情報を第1部品情報に加えるとともに、「部品A」と「部品E」との親子関係を示す情報を第1構成情報に加える。なお、「部品E」の部番および属性情報がすでに第1部品情報に含まれていれば、第1構成情報は変更しない。また、「部品A」と「部品E」との親子関係を示す情報がすでに第1構成情報に含まれていれば、その情報について親要素に対する子要素の数である個数を1つ増やす変更を加える。また、図3では示されていないが、設計部品表のいずれかの要素を削除する変更があった場合、第1変更部44は、削除対象の要素の部番および属性情報を第1部品情報から削除するとともに、削除対象の要素を子要素とする情報を第1構成情報から削除する。
なお、本実施形態では、変更要求に基づいて第1部品情報や第2部品情報を変更する処理が、変更要求があった時点ではなく、例えば、設計担当者が要求する設計部品表の変更に対して権限を有する承認者が承認を行った段階で実施されることも想定している。このため、変更要求に基づく設計部品表の変更内容を示す変更情報、つまり、第1変更部44が第1部品情報や第2部品情報に対して行う変更内容を示す変更情報を、記憶装置10の変更情報記憶部15に一時的に記憶させるようにしている。この場合、承認者による承認の入力を契機として、変更情報記憶部15に一時的に記憶していた変更情報が読み出される。そして、第1変更部44は、変更情報記憶部15から読み出された変更情報に基づいて、第1部品情報や第2部品情報を変更する処理を実施する。
決定部45は、記憶装置10の変更情報記憶部15が記憶する変更情報と、第2部品情報記憶部13が記憶する第2部品情報と、第2構成情報記憶部14が記憶する第2構成情報とに基づいて、設計部品表に対する変更を反映させるために必要な生産部品表に対する変更内容を決定する。設計部品表に対して要素のサフィックス変更や追加、削除などの変更があった場合、設計部品表に対する変更を生産部品表に反映させるために、生産部品表のどこをどのように変更するかといった変更内容を決定する必要がある。決定部45は、この生産部品表の変更内容を決定するために、設計部品表に対してどのような変更が加えられたかを表す変更情報と、生産部品表を生成するための第2部品情報および第2構成情報とを利用する。なお、決定部45による処理の具体例については、詳細を後述する。
第2変更部46は、決定部45が決定した変更内容に基づいて、記憶装置10の第2部品情報記憶部13が記憶する第2部品情報と、第2構成情報記憶部14が記憶する第2構成情報との少なくともいずれかを変更する。例えば、図3に例示したように、設計部品表の「部品B」に対するサフィックス変更を生産部品表に反映させるために、生産部品表の「部品B’」に対するサフィックス変更を、生産部品表に対する変更内容として決定部45が決定した場合、第2変更部46は、第2部品情報の「部品B’」の部番のサフィックスを変更する。また、設計部品表の「部品A」の子要素として「部品E」を追加する変更を生産部品表に反映させるために、生産部品表の「部品A」の子要素として「部品E」を追加する変更を、生産部品表に対する変更内容として決定部45が決定した場合、第2変更部46は、「部品E」の部番および属性情報を第2部品情報に加えるとともに、「部品A」と「部品E」との親子関係を示す情報を第2構成情報に加える。なお、「部品E」の部番および属性情報がすでに第2部品情報に含まれていれば、第2構成情報は変更しない。また、「部品A」と「部品E」との親子関係を示す情報がすでに第2構成情報に含まれていれば、その情報について親要素に対する子要素の数である個数を1つ増やす変更を加える。また、生産部品表に対する変更内容がいずれかの要素の削除であった場合、第2変更部46は、削除対象の要素の部番および属性情報を第2部品情報から削除するとともに、削除対象の要素を子要素とする情報を第2構成情報から削除する。
(決定部による処理)
次に、決定部45による処理の詳細について、設計部品表に対する変更が要素の追加である場合と、要素のサフィックス変更(更新)または削除である場合とに分けて、具体的に説明する。
<要素の追加>
設計部品表に対する変更が要素の追加である場合、決定部45は、以下の(1)〜(3)の規則に従って、生産部品表に対する変更内容を決定する。
(1)設計部品表において追加された要素の親要素と同じ要素が生産部品表に含まれていれば、その要素の子要素として、設計部品表において追加された要素と同じ要素を生産部品表に追加する。
(2)設計部品表において追加された要素の親要素と同じ要素が生産部品表に含まれておらず、設計部品表において追加された要素の兄弟要素(共通の親要素を持つ他の子要素)と同じ要素が生産部品表に含まれていれば、その要素の兄弟要素、つまり、その要素の親要素の子要素として、設計部品表において追加された要素と同じ要素を生産部品表に追加する。
(3)設計部品表において追加された要素の親要素と同じ要素も兄弟要素と同じ要素も生産部品表に含まれていない場合は、生産部品表における所定の親要素の子要素として、設計部品表において追加された要素と同じ要素を生産部品表に追加する。
図7は、設計部品表に対する変更が要素の追加である場合に、決定部45が生産部品表に対する変更内容を決定する様子を概念的に示す模式図である。図7は、図2に例示した設計部品表に対して、図3の例と同様に、「部品A」の子要素として「部品E」を追加する変更があった場合と、「機能要素2」の子要素として「部品F」を追加する変更があった場合の例を示している。
設計部品表に対して「部品A」の子要素として「部品E」を追加する変更があった場合、決定部45は、変更情報記憶部15が記憶する変更情報に基づいて、設計部品表に対して追加された「部品E」の親要素である「部品A」を特定する。そして、決定部45は、第2部品情報記憶部13が記憶する第2部品情報に基づいて、生産部品表に「部品A」が含まれているか否かを判定する。図7の例では、生産部品表に「部品A」が含まれているため、「部品A」が検出される。この場合、決定部45は、生産部品表から検出された「部品A」の子要素として「部品E」を追加する変更を、生産部品表に対する変更内容として決定する(上記の規則(1))。
設計部品表に対して「機能要素2」の子要素として「部品F」を追加する変更があった場合、決定部45は、変更情報記憶部15が記憶する変更情報に基づいて、設計部品表に対して追加された「部品F」の親要素である「機能要素2」を特定する。そして、決定部45は、第2部品情報記憶部13が記憶する第2部品情報に基づいて、生産部品表に「機能要素2」が含まれているか否かを判定する。図7の例では、生産部品表に「機能要素2」が含まれていないため、「機能要素2」は検出されない。この場合、決定部45は、さらに第2設計部品表に対して追加された「部品F」の兄弟要素である「部品D」を特定する。そして、決定部45は、第2部品情報記憶部13が記憶する第2部品情報に基づいて、生産部品表に「部品D」が含まれているか否かを判定する。図7の例では、生産部品表に「部品D」が含まれているため、「部品D」が検出される。この場合、決定部45は、さらに第2構成情報記憶部14が記憶する第2構成情報に基づいて、生産部品表で「部品D」の親要素となっている「ユニット2」を特定し、この「ユニット2」の子要素として「部品F」を追加する変更を、生産部品表に対する変更内容として決定する(上記の規則(2))。
なお、図7の例では示されないが、設計部品表において追加された要素の親要素と同じ要素も兄弟要素と同じ要素も生産部品表から検出されない場合もある。このような場合であっても、設計部品表に対する要素の追加は生産部品表に反映させる必要がある。そこで、決定部45は、設計部品表において追加された要素の親要素と同じ要素も兄弟要素と同じ要素も生産部品表から検出されない場合には、設計部品表において追加された要素と同じ要素を、設計部品表における所定の親要素(例えば、図7に例示した生産部品表におけるユニット1など)の子要素として設計部品表に追加する変更を、生産部品表に対する変更内容として決定する(上記の規則(3))。
図8は、設計部品表に対する変更が要素の追加である場合に、決定部45が生産部品表に対する変更内容を決定する処理の手順を示すフローチャートである。設計部品表に対して変更があった場合、決定部45は、まず変更情報を参照し、設計部品表に対する変更内容を確認する。そして、設計部品表に対する変更が要素の追加である場合、図8のフローチャートで示す手順に従って、生産部品表に対する変更内容を決定する。
設計部品表に対する変更が要素の追加である場合、決定部45は、まず、設計部品表で追加された要素とその要素の親要素および兄弟要素の部番を変更情報から取得する(ステップS101)。そして、決定部45は、第2部品情報を参照し、取得した親要素の部番と同じ部番が第2部品情報に含まれているか否か、つまり、設計部品表で追加された要素の親要素と同じ要素が生産部品表から検出されるか否かを判定する(ステップS102)。ここで、設計部品表で追加された要素の親要素と同じ要素が生産部品表から検出された場合は(ステップS102:Yes)、決定部45は、検出された親要素の子要素として、設計部品表に追加された要素と同じ要素を生産部品表に追加する変更を、生産部品表に対する変更内容として決定する(ステップS103)。
一方、設計部品表で追加された要素の親要素と同じ要素が生産部品表から検出されない場合は(ステップS102:No)、決定部45は、さらに第2部品情報を参照し、取得した兄弟要素の部番と同じ部番が第2部品情報に含まれているか否か、つまり、設計部品表で追加された要素の兄弟要素と同じ要素が生産部品表から検出されるか否かを判定する(ステップS104)。ここで、設計部品表で追加された要素の兄弟要素と同じ要素が生産部品表から検出された場合は(ステップS104:Yes)、決定部45は、検出された兄弟要素の親要素の子要素として、設計部品表に追加された要素と同じ要素を生産部品表に追加する変更を、生産部品表に対する変更内容として決定する(ステップS105)。
一方、設計部品表で追加された要素の兄弟要素と同じ要素が生産部品表から検出されない場合は(ステップS104:No)、決定部45は、予め定めた所定の要素の子要素として、設計部品表に追加された要素と同じ要素を生産部品表に追加する変更を、生産部品表に対する変更内容として決定する(ステップS106)。
以上のようにして決定部45が生産部品表に対する変更内容を決定すると、第2変更部46が、決定部45が決定した変更内容に基づいて、第2部品情報と第2構成情報とを変更する。例えば、決定部45が決定した変更内容が、設計部品表に追加された要素の親要素と同じ要素の子要素として、設計部品表に追加された要素と同じ要素を生産部品表に追加する変更であれば(上記のステップS103)、第2変更部46は、設計部品表に追加された要素と同じ要素の部番および属性情報を第2部品情報に追加するとともに、設計部品表に追加された要素の親要素と同じ要素を親要素とし、設計部品表に追加された要素と同じ要素を子要素とする親子関係を示す情報を、第2構成情報に追加する。また、決定部45が決定した変更内容が、設計部品表に追加された要素の兄弟要素と同じ要素の兄弟要素として、設計部品表に追加された要素と同じ要素を生産部品表に追加する変更であれば(上記のステップS105)、第2変更部46は、設計部品表に追加された要素と同じ要素の部番および属性情報を第2部品情報に追加するとともに、設計部品表に追加された要素の兄弟要素と同じ要素の親要素を親要素とし、設計部品表に追加された要素と同じ要素を子要素とする親子関係を示す情報を、第2構成情報に追加する。また、決定部45が決定した変更内容が、設計部品表に追加された要素と同じ要素を所定の要素の子要素として生産部品表に追加する変更であれば(上記のステップS106)、第2変更部46は、設計部品表に追加された要素と同じ要素の部番および属性情報を第2部品情報に追加するとともに、設計部品表の所定の要素を親要素とし、設計部品表に追加された要素と同じ要素を子要素とする親子関係を示す情報を、第2構成情報に追加する。
第2変更部46による第2部品情報および第2構成情報の変更が行われると、その後は、生産担当者から生産部品表の閲覧要求があったときに、設計部品表に対する変更が反映された生産部品情報の表示情報が生産部品表生成部42により生成され、ユーザ端末2に表示される。ただし、設計部品表に対して変更が生じたときに決定部45により決定される生産部品表に対する変更内容は、あくまで設計部品表に対する変更を生産部品表に自動反映させるための予測である。このため、生産担当者が生産部品表を見ながら、設計部品表の変更に伴って生産部品表のどこがどのように変更されたかを確認できるようにしておくことが望ましい。例えば、設計部品表に対する変更を反映させた箇所をハイライトで表示する、あるいは表示色を他の部分と異ならせるといったように、表示形態の変化により、生産部品表のどこがどのように変更されたかを生産担当者に確認させることができる。なお、生産担当者が生産部品表の変更を確認して所定の操作を行った場合に、表示形態の変化を終了させるようにしてもよい。
<要素のサフィックス変更または削除>
設計部品表に対する変更が要素のサフィックス変更または削除である場合、決定部45は、以下の(1)、(2)の規則に従って、生産部品表に対する変更内容を決定する。
(1)設計部品表においてサフィックス変更または削除された要素と同じ要素が生産部品表に含まれていれば、その要素のサフィックスを変更する、またはその要素を生産部品表から削除する。
(2)設計部品表においてサフィックス変更または削除された要素と同じ要素が生産部品表に含まれていなければ、設計部品表においてサフィックス変更または削除された要素から置換された要素を検出し、その要素のサフィックスを変更する、またはその要素を生産部品表から削除する。
図9は、設計部品表に対する変更が要素のサフィックス変更である場合に、決定部45が生産部品表に対する変更内容を決定する様子を概念的に示す模式図である。図9は、図2に例示した設計部品表に対して、図3の例と同様に、「部品B」に対してサフィックス変更があった場合に加えて、「部品D」に対してサフィックス変更があった場合の例を示している。なお、設計部品表に対して要素の削除があった場合はサフィックス変更があった場合と同様に扱うことができるため、図示を省略している。
設計部品表に対して「部品D」のサフィックス変更があった場合、決定部45は、変更情報記憶部15が記憶する変更情報に基づいて、サフィックスが変更された「部品D」を特定する。そして、決定部45は、第2部品情報記憶部13が記憶する第2部品情報に基づいて、生産部品表に「部品D」が含まれているか否かを判定する。図9の例では、生産部品表に「部品D」が含まれているため、「部品D」が検出される。この場合、決定部45は、生産部品表から検出された「部品D」のサフィックスを設計部品表と同様に変更することを、生産部品表に対する変更内容として決定する(上記の規則(1))。
設計部品表に対して「部品B」のサフィックス変更があった場合、決定部45は、変更情報記憶部15が記憶する変更情報に基づいて、サフィックスが変更された「部品B」を特定する。そして、決定部45は、第2部品情報記憶部13が記憶する第2部品情報に基づいて、生産部品表に「部品B」が含まれているか否かを判定する。図9の例では、生産部品表に「部品B」が含まれていないため、「部品B」は検出されない。この場合、決定部45は、さらに第2部品情報の属性情報を参照して、置換前の要素が「部品B」である要素を探索し、置換前の要素が「部品B」である「部品B’」を検出する。そして、決定部45は、生産部品表から検出された「部品B’」のサフィックスを設計部品表の「部品B」と同様に変更することを、生産部品表に対する変更内容として決定する(上記の規則(2))。
図10は、設計部品表に対する変更が要素のサフィックス変更または削除である場合に、決定部45が生産部品表に対する変更内容を決定する処理の手順を示すフローチャートである。設計部品表に対して変更があった場合、決定部45は、まず変更情報を参照し、設計部品表に対する変更内容を確認する。そして、設計部品表に対する変更が要素のサフィックス変更または削除である場合、図10のフローチャートで示す手順に従って、生産部品表に対する変更内容を決定する。
設計部品表に対する変更が要素のサフィックス変更または削除である場合、決定部45は、まず、設計部品表でサフィックス変更または削除された要素の部番を変更情報から取得する(ステップS201)。そして、決定部45は、第2部品情報を参照し、取得した部番と同じ部番が第2部品情報に含まれているか否か、つまり、設計部品表でサフィックス変更または削除された要素と同じ要素が生産部品表から検出されるか否かを判定する(ステップS202)。ここで、設計部品表でサフィックス変更または削除された要素と同じ要素が生産部品表から検出された場合は(ステップS202:Yes)、決定部45は、設計部品表と同様に、検出された要素のサフィックスを変更する、または検出された要素を生産部品表から削除する変更を、生産部品表に対する変更内容として決定する(ステップS203)。
一方、設計部品表でサフィックス変更または削除された要素と同じ要素が生産部品表から検出されない場合は(ステップS202:No)、決定部45は、さらに第2部品情報の属性情報を参照し、取得した部番と同じ部番を置換前の要素の部番として持つ要素を検出する。そして、決定部45は、設計部品表と同様に、検出された要素のサフィックスを変更する、または検出された要素を生産部品表から削除する変更を、生産部品表に対する変更内容として決定する(ステップS204)。
以上のようにして決定部45が生産部品表に対する変更内容を決定すると、第2変更部46が、決定部45が決定した変更内容に基づいて、第2部品情報と第2構成情報とを変更する。つまり、決定部45が決定した変更内容が、生産部品表の要素に対するサフィックス変更であれば、第2変更部46は、第2部品情報に含まれる該当する要素の部番のサフィックスを変更する。また、決定部45が決定した変更内容が、生産部品表からの要素の削除であれば、第2変更部46は、第2部品情報に含まれる該当する要素の部番および属性情報を削除する。
以上、具体的な例を挙げながら詳細に説明したように、本実施形態の部品表管理装置1によれば、設計担当者から設計部品表に対する変更要求があると、受付部43がその変更要求を受け付けて、第1変更部44が、受付部43が受け付けた変更要求に基いて、設計部品表を生成するための第1部品情報や第1構成情報を変更する。また、決定部45が、設計部品表に対する変更内容を示す変更情報と、生産部品表を生成するための第2部品情報や第2構成情報に基づいて、設計部品表の変更を生産部品表に反映させるために必要な生産部品表に対する変更内容を決定する。そして、第2変更部46が、決定部45が決定した変更内容に基づいて、生産部品表を生成するための第2部品情報や第2構成情報を変更する。このように、本実施形態の部品表管理装置1によれば、設計部品表に対して変更が加えられた場合に、設計部品表に対する変更内容を示す変更情報と、生産部品表を生成するための第2部品情報や第2構成情報に基づいて、生産部品表に対する変更内容が自動的に決定されて生産部品表が変更されるので、例えば設計部品表と生産部品表との対応関係を示すデータを事前に生成し管理するといった煩雑な作業を不要としながら、設計部品表に生じる変更を生産部品表に反映させることができる。
なお、本実施形態の部品表管理装置1は、ハードウェア構成としてコンピュータを用いる場合、上述したように、コンピュータが実行するプログラムによって、データ処理装置40の各機能構成を実現することができる。この場合、本実施形態の部品表管理装置1で実行されるプログラムは、例えば、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の部品表管理装置1で実行されるプログラムを、インターネットなどのネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施形態の部品表管理装置1で実行されるプログラムを、インターネットなどのネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。さらに、本実施形態の部品表管理装置1で実行されるプログラムを、ROMなどに予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本実施形態の部品表管理装置1で実行されるプログラムは、上述したデータ処理装置40の機能構成(設計部品表生成部41、生産部品表生成部42、受付部43、第1変更部44、決定部45、第2変更部46などの各部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、設計部品表生成部41、生産部品表生成部42、受付部43、第1変更部44、決定部45、第2変更部46などが主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、本発明は、上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で様々な変形や変更を加えて具体化することができる。つまり、上述した実施形態の部品表管理装置1や情報システムの具体的な構成や動作はあくまで一例であり、用途や目的に応じて様々な変形が可能である。
1 部品表管理装置
10 記憶装置
11 第1部品情報記憶部
12 第1構成情報記憶部
13 第2部品情報記憶部
14 第2構成情報記憶部
15 変更情報記憶部
40 データ処理装置
41 設計部品表生成部
42 生産部品表生成部
43 受付部
44 第1変更部
45 決定部
特開平7−271850号公報

Claims (7)

  1. 設計部品表の各要素の識別情報を含む第1部品情報と、前記設計部品表の階層構造における要素間の親子関係を示す第1構成情報と、生産部品表の各要素の識別情報を含む第2部品情報と、前記生産部品表の階層構造における要素間の親子関係を示す第2構成情報と、を記憶する記憶部と、
    前記設計部品表に対する変更要求を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた変更要求が前記設計部品表に対する要素の追加である場合に、前記設計部品表に要素を追加し、追加した該要素と他の要素との親子関係を追加するように、前記第1部品情報と前記第1構成情報を変更する第1変更部と
    前記設計部品表に追加した要素の親要素と同じ要素が前記生産部品表に含まれているか否かを判定し、前記設計部品表に追加した要素の親要素と同じ要素が前記生産部品表に含まれていなければ、前記設計部品表に追加した要素と共通の親要素を持つ前記設計部品表における他の子要素と同じ要素を前記生産部品表から検出し、検出した該要素の親要素に対する他の子要素として、前記設計部品表に追加した要素と同じ要素を前記生産部品表に追加するように、前記第2部品情報と前記第2構成情報を変更する第2変更部と、を備えることを特徴とする部品表管理装置。
  2. 前記第2変更部、前記設計部品表に追加した要素の親要素と同じ要素が前記生産部品表に含まれていれば、該要素の子要素として、前記設計部品表に追加した要素と同じ要素を前記生産部品表に追加するように、前記第2部品情報と前記第2構成情報を変更することを特徴とする請求項1に記載の部品管理装置。
  3. 前記第2変更部は、前記設計部品表に追加した要素と共通の親要素を持つ前記設計部品表における他の子要素と同じ要素が前記生産部品表に含まれない場合、前記設計部品表に追加した要素と同じ要素を、前記生産部品表における所定の親要素の子要素として追加するように、前記第2部品情報と前記第2構成情報を変更することを特徴とする請求項1または2に記載の部品表管理装置。
  4. 前記第2部品情報は、前記生産部品表が前記設計部品表の要素から置換された要素を持つ場合に、前記設計部品表の要素から置換された要素について、該要素の識別情報と置換前の要素の識別情報とを含み、
    前記第2変更部は、前記受付部が受け付けた変更要求が前記設計部品表に対する要素の更新または削除である場合であって、前記設計部品表において更新または削除された要素と同じ要素が前記生産部品表に含まれない場合に、前記設計部品表において更新または削除された要素と同じ要素から置換された要素を前記生産部品表から検出し、検出した要素を前記設計部品表と同様に更新または削除するように、前記第2部品情報と前記第2構成情報を変更することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の部品表管理装置。
  5. 前記第2変更部は、前記設計部品表において更新または削除された要素と同じ要素が前記生産部品表に含まれる場合は、前記設計部品表において更新または削除された要素と同じ要素を前記設計部品表と同様に更新または削除するように、前記第2部品情報と前記第2構成情報を変更することを特徴とする請求項に記載の部品表管理装置。
  6. 設計部品表の各要素の識別情報を含む第1部品情報と、前記設計部品表の階層構造における要素間の親子関係を示す第1構成情報と、生産部品表の各要素の識別情報を含む第2部品情報と、前記生産部品表の階層構造における要素間の親子関係を示す第2構成情報と、を記憶する記部を備える部品表管理装置において実行される方法であって、
    前記設計部品表に対する変更要求を受け付けるステップと、
    受け付けた変更要求が前記設計部品表に対する要素の追加である場合に、前記設計部品表に要素を追加し、追加した該要素と他の要素との親子関係を追加するように、前記第1部品情報と前記第1構成情報を変更するステップと
    前記設計部品表に追加した要素の親要素と同じ要素が前記生産部品表に含まれているか否かを判定し、前記設計部品表に追加した要素の親要素と同じ要素が前記生産部品表に含まれていなければ、前記設計部品表に追加した要素と共通の親要素を持つ前記設計部品表における他の子要素と同じ要素を前記生産部品表から検出し、検出した該要素の親要素に対する他の子要素として、前記設計部品表に追加した要素と同じ要素を前記生産部品表に追加するように、前記第2部品情報と前記第2構成情報を変更するステップと、を含むことを特徴とする部品表管理方法。
  7. 設計部品表の各要素の識別情報を含む第1部品情報と、前記設計部品表の階層構造における要素間の親子関係を示す第1構成情報と、生産部品表の各要素の識別情報を含む第2部品情報と、前記生産部品表の階層構造における要素間の親子関係を示す第2構成情報と、を記憶する記部を備えるコンピュータに、
    前記設計部品表に対する変更要求を受け付ける機能と、
    受け付けた変更要求が前記設計部品表に対する要素の追加である場合に、前記設計部品表に要素を追加し、追加した該要素と他の要素との親子関係を追加するように、前記第1部品情報と前記第1構成情報を変更する機能と
    前記設計部品表に追加した要素の親要素と同じ要素が前記生産部品表に含まれているか否かを判定し、前記設計部品表に追加した要素の親要素と同じ要素が前記生産部品表に含まれていなければ、前記設計部品表に追加した要素と共通の親要素を持つ前記設計部品表における他の子要素と同じ要素を前記生産部品表から検出し、検出した該要素の親要素に対する他の子要素として、前記設計部品表に追加した要素と同じ要素を前記生産部品表に追加するように、前記第2部品情報と前記第2構成情報を変更する機能と、を実現させるプログラム。
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