JP5946343B2 - 電子部品実装装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品を吸着ノズルにより吸着して基板に実装する電子部品実装装置に関し、特に、吸着ノズルに吸着された電子部品と基準マークを部品認識用カメラにより同時に撮像して部品位置を認識できるようにした電子部品実装装置に関するものである。
一般に電子部品実装装置においては、部品供給位置から電子部品を吸着ノズルにより吸着し、吸着ノズルで吸着した電子部品を回路基板に搬送する途中で、部品認識用カメラによって吸着ノズルの中心に対する電子部品の芯ずれおよび角度ずれを認識することにより、電子部品を回路基板の定められた座標位置に正確に実装できるようにしている。
ところで、タクトタイムを短縮するために、吸着ノズルを部品認識用カメラ上で停止させずに電子部品を撮像する手法として基準マークを使用しており、電子部品と基準マークを同時に撮像することにより、基準マークを基準として電子部品の位置を認識できるようしている。この種の電子部品実装装置として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。
特開2005−11950号公報
ところで、タクトタイムを短縮するためには、電子部品を移載するロボットについても高速化することが必要であるが、ロボットの高速化に伴って撮像の露光時間も短縮を余儀なくされ、その結果、被写界深度が狭くなる。このために、比較的狭い範囲の被写界深度にて電子部品と基準マークを撮像する必要がある。また、撮像後のZ軸動作を減らすためには、部品認識用カメラのピント位置を、電子部品の装着高さに近づけることが望ましい。
このようなことから、部品認識用カメラのピント高さを電子部品の装着高さに近づけ、また、被写界深度が狭いために、基準マークもある程度低い位置に配置する必要があるが、回路基板に実装済みの先付け部品の厚み(高さ)が高い場合、先付け部品と基準マークとの干渉を回避するために、基準マークを配置する高さ位置が制限されてしまう制約が生ずる。
また、基準マークは画像処理に影響するため、電子部品と重ならないように配置する必要があり、このために、部品認識用カメラの視野に対して十分に大きな電子部品を画像処理する場合には、基準マークを配置する場所が制限されることになる。
上記した理由により、特に大型の電子部品、あるいは厚み(高さ)のある電子部品を対象とする電子部品実装装置においては、基準マークの設置位置が制限され、基準マークを基準にして部品位置を認識することが難しくなる問題がある。
本発明は、上記した問題点を解決するためになされたもので、基準マークの設置位置が制限されることがなく、基準マークを部品認識用カメラの被写界深度内に容易に配置できる電子部品実装装置を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の特徴は、基板の搬入、搬出および位置決め保持を行う基板搬送装置と、前記基板に実装する電子部品を供給する部品供給装置と、移動台に取付けられ前記部品供給装置によって供給された電子部品を吸着する吸着ノズルを有し前記吸着ノズルに吸着された前記電子部品を前記基板搬送装置に位置決め保持された前記基板上に実装する部品実装ヘッドと、前記吸着ノズルに吸着された電子部品を撮像する部品認識用カメラとを備えた電子部品実装装置において、前記部品実装ヘッドに設けられ、レーザー光を照射するレーザー光照射装置と、該レーザー光照射装置から照射されたレーザー光を受けて、前記部品認識用カメラによって撮像可能な基準マークを形成するマーク形成部材とを備えたことである。
請求項2に係る発明の特徴は、請求項1において、前記マーク形成部材を、拡散板あるいはすりガラスによって形成したことである。
請求項3に係る発明の特徴は、請求項1または請求項2において、前記部品認識用カメラ側から前記吸着ノズルに吸着された電子部品に向けて発光する光源を備え、該光源の発光と前記レーザー光照射装置の照射を同期させる同期装置を備えたことである。
請求項4に係る発明の特徴は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記レーザー光照射装置に対して前記マーク形成部材の位置を変更する位置変更機構を備えたことである。
上記した構成によれば、部品実装ヘッドに設けられ、レーザー光を照射するレーザー光照射装置と、レーザー光照射装置から照射されたレーザー光を受けて、部品認識用カメラによって撮像可能な基準マークを形成するマーク形成部材とを備えたことにより、基準マークの配置位置が制約される各種状況下にあっても、基準マークを容易に形成することが可能となる。これにより、吸着ノズルで吸着した電子部品を部品認識用カメラ上で停止させなくても、部品位置の認識を正確に行うことができるので、タクトタイムを短縮することができる。また、基準マークを用いない部品位置の認識においては、レーザー光照射装置からレーザー光の照射を止めることで容易に対応することができる。
本発明の実施の形態に係る電子部品実装装置の全体を示す概略平面図である。 電子部品実装装置の実装ヘッド部を示す図である。 すりガラスに形成された基準マークを示す図である。 電子部品実装装置を制御する制御装置を示す制御ブロック図である。 電子部品実装装置の動作を示すフローチャートである。
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、電子部品実装装置10は、部品供給装置20、基板搬送装置30および部品移載装置40を備えている。
部品供給装置20は、一例として、基台11上に複数のカセット式のフィーダ21をX軸方向に並設して構成したものからなる。フィーダ21は、基台11に設置されたデバイス台22に着脱可能に装着され、多数の電子部品を間隔を有して一列に収容したテープを巻回した供給リール23を有している。フィーダ21の内部には、図示してないが、テープをピッチ送りする駆動源となるモータが内蔵され、モータによってテープが1ピッチずつ送り出されることにより、テープに収容された電子部品がフィーダ21の先端部に設けられた部品供給位置P1に順次供給される。
基板搬送装置30は、回路基板BをX軸方向に搬送するとともに、所定位置に位置決め保持するもので、一例として、搬送手段31、32を2列並設したダブルコンベアタイプのもので構成されている。各搬送手段31、32は、基台11上にそれぞれ一対のガイドレール33、34を互いに平行に対向させてそれぞれ水平に並設している。搬送手段31,32には、ガイドレール33、34によって案内される回路基板Bを支持して搬送する一対のコンベアベルト(図示せず)が並設されている。
部品移載装置40はXYロボットからなり、XYロボットは、基台11上に装架されて部品供給装置20および基板搬送装置30の上方に配設され、ガイドレール41に沿ってX軸方向と直交するY軸方向に移動可能なY軸移動台43を備えている。Y軸移動台43のY軸方向移動は、ボールねじを介してY軸サーボモータ44により制御される。Y軸移動台43には、X軸移動台45がX軸方向に移動可能に案内支持され、X軸移動台45のX軸方向移動は、ボールねじを介してX軸サーボモータ46により制御される。
なお、XYロボットとしては、図1に示す直交座標形ロボットの他に、円筒座標形ロボットあるいは間接形ロボット等を用いることができ、後述する吸着ノズルを部品供給位置と部品実装位置との間で移動できるものであれば、どのような形態のものであってもよい。
X軸移動台45には、部品実装ヘッド47が取付けられ、この部品実装ヘッド47に、図2に示すように、昇降軸48がX軸およびY軸方向と直交するZ軸方向(上下方向)に昇降可能に、かつZ軸線O1の回りに回転可能に支持されている。昇降軸48は、Z軸サーボモータ49およびθ軸サーボモータ50(図4参照)により、Z軸方向への移動および回転角度が制御されるようになっている。昇降軸48の下端には、吸着ヘッド54が設けられ、この吸着ヘッド54に電子部品Pを吸着する吸着ノズル55が、昇降軸48の回転軸線O1上に保持されている。
基台11上には、吸着ノズル55によって吸着された電子部品Pを下方より撮像する部品認識装置60が、部品供給装置20と基板搬送装置30との間に設けられている。部品認識装置60は、Z軸方向と平行な光軸O2を有する部品認識用カメラ(CCDカメラ)61を含んでおり、部品認識用カメラ61の上方には、図2に示すように、レンズ62を介して光源カバー63が設けられている。光源カバー63の上部には、位置調整体66が、光源カバー63に対してZ軸方向(上下方向)に位置調整可能に支持され、位置変更機構67によってZ軸方向位置が変更可能となっている。位置調整体66上には、マーク形成部材としてのすりガラス65が支持されている。
マーク形成部材(すりガラス)65は、部品認識用カメラ61の被写界深度内に位置されており、部品認識用カメラ61等の変更により被写界深度が変更された場合には、位置調整体66の位置調整によってマーク形成部材(すりガラス)65の位置が変更され、常に被写界深度内に保持されるようになっている。
光源カバー63内には、上側が開いた椀状の面に、多数の光源(LED)を配設した部品用光源64が内蔵され、部品用光源64によって吸着ノズル55に吸着された電子部品Pに下方より光を照らすようになっている。部品認識用カメラ61で撮像された画像は、画像処理装置77(図4参照)に取り込まれ、画像処理される。
X軸移動台45には、回路基板Bに設けられた基準マーク(図示せず)を撮像する基板認識用カメラ68(図1参照)が取付けられている。基板認識用カメラ68は、基板搬送装置30によって部品実装位置に搬入された回路基板B上に設けられた図略の基板マーク(フィデューシャルマーク)の位置を認識し、認識された基板マークの位置に基づいてX軸およびY軸移動台45、43を位置補正して、電子部品Pを回路基板B上の定められた座標位置に正確に実装できるようにしている。
一方、部品実装ヘッド47には、すりガラス65に向けてZ軸方向と平行な方向にレーザー光を照射するレーザー光照射装置69が取付けられている。レーザー光照射装置69より照射されたレーザー光は、すりガラス65上で結像され、その結果、図3に示すように、すりガラス65の下面(背面)にポイント状の基準マークM1が一定の位置に形成されるようになっている。この基準マークM1は部品認識用カメラ61によって、吸着ノズル55に吸着された電子部品Pと同じ視野内で撮像されるようになっている。
このように、すりガラス65は、部品認識用カメラ61で撮像可能な基準マークM1を形成するためのマーク形成部材を構成している。なお、マーク形成部材65は、すりガラスの他、拡散板等を用いることもでき、レーザー光を受けて基準マークM1を形成できるものであれば、どのようなものであってもよい。
電子部品実装装置10は、図4に示すように、制御装置70を有している。制御装置70は、CPU71,ROM72,RAM73およびそれらを接続するバス74を備え、バス74には入出力インターフェース75が接続されている。入出力インターフェース75には、部品実装ヘッド47をX軸およびY軸方向に移動するX軸およびY軸サーボモータ46、44、および昇降軸48をZ軸方向に移動するZ軸サーボモータ49、ならびに昇降軸48をZ軸線の回りに回動するθ軸サーボモータ50を制御するモータ制御ユニット76が接続されている。
また、入出力インターフェース75には、部品認識用カメラ61および基板認識用カメラ68によって撮像された画像データを画像処理する画像処理装置77と、吸着ノズル55で吸着する電子部品Pに応じて部品認識処理を、基準マークM1を用いて部品位置を認識する第1部品認識処理あるいは基準マークM1を用いずに部品位置を認識する第2部品認識処理に切り替える切替装置78が接続されている。
さらに、入出力インターフェース75には、部品用光源64の点灯とレーザー光照射装置69の照射を同期して制御する同期装置79が接続されている。かかる同期装置79は、吸着ノズル55に吸着された電子部品Pの種類に応じて、レーザー光照射装置69からのレーザー光の照射を許容したり、禁止するようになっている。
例えば、比較的小型の部品種Aの電子部品Pについては、部品認識用カメラ61上で停止させずに部品位置を認識するために、部品用光源64の点灯に同期してレーザー光照射装置69からレーザー光を照射させるように制御し、比較的大型の部品種Bの電子部品Pについては、部品認識用カメラ61上で停止させて部品位置を認識するために、部品用光源64の点灯時にレーザー光照射装置69からレーザー光の照射を禁止するように制御する。
次に、上記した実施の形態における電子部品実装装置10の動作を、図5のフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下においては、比較的小型の部品種Aの電子部品Pについては、基準マークM1を用いて、部品認識用カメラ61上で停止させずに部品位置を認識することにより、タクトタイムの短縮を図り、比較的大型の部品種Bの電子部品Pについては、電子部品Pが基準マークM1と重なる恐れがあるため、基準マークM1を用いずに、部品認識用カメラ61上で停止させて部品位置を認識することにより、基準マークM1が部品認識の障害となるようにした例について説明する。
制御装置70からの指令に基づいて、基板搬送装置30のコンベアベルトが駆動され、回路基板Bがガイドレール33(34)に案内されて所定の位置まで搬送され、位置決めクランプされる。次いで、X軸サーボモータ46およびY軸サーボモータ44が駆動されることにより、X軸移動台45およびY軸移動台43がX軸方向およびY軸方向に移動され、部品実装ヘッド47が部品供給装置20の部品供給位置P1(図1参照)まで移動される。
部品実装ヘッド47が部品供給位置P1まで移動された状態で、昇降軸48とともに吸着ヘッド54がZ軸サーボモータ49によってZ軸方向に下降され、吸着ヘッド54に設けた吸着ノズル55により、部品供給位置P1に供給された電子部品Pを吸着する。
続いて、X軸移動台45およびY軸移動台43の移動により、部品実装ヘッド47が回路基板B上の定められた座標位置まで移動されるが、その途中の部品認識用カメラ61の上方を通過する際に、部品認識用カメラ61によって吸着ノズル55で吸着された電子部品Pを撮像することにより、吸着ノズル55に対する電子部品Pのずれ量や、電子部品Pの吸着姿勢を認識する。そして、電子部品Pのずれ量や、電子部品Pの吸着姿勢を補正した上で、電子部品Pを回路基板Bの所定位置に実装する。
この場合、吸着ノズル55で吸着された電子部品Pの部品種がAかBかを、ステップ100で判別し、第1部品認識処理を実行するか、第2部品認識処理を実行するかが切替装置78によって切替えられる。すなわち、部品種がAであると判別された場合には、第1部品認識処理が選択され、ステップ102以降が実行される。これに対して、部品種がBであると判別された場合には、第2部品認識処理が選択され、ステップ112以降が実行される。
ステップ102においては、部品実装ヘッド47が部品認識用カメラ61の上方で停止されずに通過するように移動制御される。部品実装ヘッド47が部品認識用カメラ61の上方位置まで達すると、ステップ104において、部品認識用カメラ61が露光状態で、同期装置79によって、部品用光源64およびレーザー光照射装置69に対し発光および照射信号が発せられる。
これによって、部品用光源64が瞬間的に発光されるともに、これに同期してレーザー光照射装置69よりレーザー光が瞬間的に照射される。この結果、照射されたレーザー光がすりガラス65上で結像され、すりガラス65の背面側に基準マークM1が形成される。この基準マークM1が、部品認識用カメラ61によって吸着ノズル55で吸着された電子部品Pと同一の視野内で撮像される。
この場合、部品用光源64およびレーザー光照射装置69は、ストロボのように瞬間的に発光および照射されるだけであるので、部品認識用カメラ61が露光状態であっても、部品認識用カメラ61によって撮像された電子部品Pおよび基準マークM1の像が流れることなく、鮮明に撮像することが可能となる。
なお、部品認識用カメラ61による基準マークM1と電子部品Pの撮像時には、吸着ノズル55に吸着された電子部品Pは、部品認識用カメラ61の被写界深度内に位置される。
次いで、ステップ106において、画像処理装置77により、基準マークM1を基準にして電子部品Pの位置を認識することにより、吸着ノズル55に吸着した電子部品Pを、部品認識用カメラ61上で停止させずに認識する場合においても、吸着ノズル55の中心に対する電子部品Pの芯ずれおよび角度ずれを正確に認識できるようになる。
一方、ステップ100において、吸着ノズル55で吸着した電子部品Pが部品種Bであると判別された場合には、ステップ112において、部品実装ヘッド47を部品認識用カメラ61の上方で停止させ、続くステップ114において、部品用光源64が点灯され、吸着ノズル55で吸着された電子部品Pを部品認識用カメラ61によって撮像する。
すなわち、この場合には、レーザー光照射装置69からレーザー光は照射されないので、すりガラス65に基準マークM1は形成されず、部品認識用カメラ61によって部品種Bの電子部品Pが撮像される際に、部品認識の妨げとなる基準マークM1は撮像されない。
次いで、ステップ116において、画像処理装置77により、電子部品Pの位置が認識され、吸着ノズル55の中心に対する電子部品Pの芯ずれおよび角度ずれを正確に認識できるが、この場合においては、基準マークM1によって電子部品Pの画像処理に影響を及ぼすことがないので、電子部品Pの位置認識処理を迅速に行うことができるようになる。
上記した実施の形態によれば、部品実装ヘッド47にレーザー光を照射するレーザー光照射装置69を設け、基台11にレーザー光照射装置69から照射されたレーザー光を受けて部品認識用カメラ61によって撮像可能な基準マークM1を形成するマーク形成部材65を備えた。
これにより、被写界深度が狭くても、また、実装済みの先付け部品の高さが高い場合であっても、基準マークM1を任意の位置に容易に形成することが可能となるので、吸着ノズル55で吸着した電子部品Pを部品認識用カメラ61上で停止させなくても、部品位置の認識を正確に行い得、タクトタイムを短縮することができる。また、基準マークM1を用いない部品位置の認識においては、レーザー光照射装置69からレーザー光の照射を止めることで容易に対応することができる。
上記した実施の形態によれば、マーク形成部材65を、拡散板あるいはすりガラスによって形成したので、レーザー光照射装置69よりレーザー光を照射させることで、基準マークM1を拡散板あるいはすりガラス上に容易に形成することができる。
上記した実施の形態によれば、部品認識用カメラ61側から吸着ノズル55に吸着された電子部品Pに向けて発光する部品用光源64を備え、部品用光源64の発光とレーザー光照射装置69の照射を同期させる同期装置79を備えたので、部品認識用カメラ61が露光状態であっても、部品認識用カメラ61によって撮像された電子部品Pおよび基準マークM1の像が流れることなく、鮮明に撮像することが可能となる。
上記した実施の形態によれば、レーザー光照射装置69に対してマーク形成部材65の位置を変更する位置変更機構67を備えたので、部品認識用カメラ61等の変更により被写界深度が変更された場合にも、それに合わせてマーク形成部材65の位置を変更することにより、マーク形成部材65を常に被写界深度内に保持することができる。
上記した実施の形態においては、フィーダ式の部品供給装置20を備えた電子部品実装装置10について説明したが、本発明は、トレイ式の部品供給装置20を備えたものにも適用可能であり、基板搬送装置30および部品移載装置40についても、実施の形態のものに限定されるものではない。
斯様に、本発明は、特許請求の範囲に記載した本発明の主旨を逸脱しない範囲内で、種々の変形が可能であることは勿論である。
本発明に係る電子部品実装装置は、吸着ノズルに吸着された電子部品の種類に応じて、基準マークを用いて電子部品の位置を認識したり、基準マークを用いずに電子部品の位置を認識するものに利用するのに適している。
10…電子部品実装装置、20…部品供給装置、30…基板搬送装置、40…部品移載装置、47…部品実装ヘッド、54…吸着ヘッド、55…吸着ノズル、61…部品認識用カメラ、64…部品用光源、65…マーク形成部材、67…位置変更機構、69…レーザー光照射装置、70…制御装置、77…画像処理装置、79…同期装置、M1…基準マーク、B…回路基板、P…電子部品。

Claims (4)

  1. 基板の搬入、搬出および位置決め保持を行う基板搬送装置と、前記基板に実装する電子部品を供給する部品供給装置と、移動台に取付けられ前記部品供給装置によって供給された電子部品を吸着する吸着ノズルを有し前記吸着ノズルに吸着された前記電子部品を前記基板搬送装置に位置決め保持された前記基板上に実装する部品実装ヘッドと、前記吸着ノズルに吸着された電子部品を撮像する部品認識用カメラとを備えた電子部品実装装置において、
    前記部品実装ヘッドに設けられ、レーザー光を照射するレーザー光照射装置と、
    該レーザー光照射装置から照射されたレーザー光を受けて、前記部品認識用カメラによって撮像可能な基準マークを形成するマーク形成部材と、
    を備えたことを特徴とする電子部品実装装置。
  2. 請求項1において、前記マーク形成部材を、拡散板あるいはすりガラスによって形成した電子部品実装装置。
  3. 請求項1または請求項2において、前記部品認識用カメラ側から前記吸着ノズルに吸着された電子部品に向けて発光する光源を備え、該光源の発光と前記レーザー光照射装置の照射を同期させる同期装置を備えた電子部品実装装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記レーザー光照射装置に対して前記マーク形成部材の位置を変更する位置変更機構を備えた電子部品実装装置。
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