JP5945658B1 - 冊子体及び冊子体の製作方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ミシン目を使用することなく取り外し可能な書類を綴じ込むことができる冊子体及び冊子体の製作方法を提供する。【解決手段】冊子体10は、複数枚の第1の書類122が伝票綴じにより綴じられた伝票製本部12と、第1の書類122に関する記述が記載された複数頁の第2の書類162を有する固定部16と、を備え、伝票製本部12及び固定部16が無線綴じにより綴じられている。本発明の技術で製本することにより、伝票製本部12の書類は、一枚ずつ取り外すことが出来る。【選択図】図1

Description

本発明は、冊子体及び冊子体の製作方法に関する。
特許文献1には、本文又は複数の分冊本が表紙から引き離せる分離可能本が記載されている。この分離可能本は、本文又は複数の分冊本を一枚の表紙で巻装した本であって、本文又は複数の分冊本の背中を表紙の該当部分に対してホットメルト系接着剤によって本文の一部若しくは全部又は分冊本の各々を本文又は複数の分冊本側にはホットメルト系接着剤が付き難い状態で引き離し可能に接着したことを特徴としている。
特開平9−220880号公報
ここで、綴じ込まれた書類が1枚ずつ取り外しできることが好ましい場合があり、従来の冊子体は、用紙にミシン目を入れておき、このミシン目から切り離すことができるように構成されている。
本発明は、ミシン目を使用することなく取り外し可能な書類を綴じ込むことができる冊子体及び冊子体の製作方法を提供することを目的とする。
前記目的に沿う第1の発明に係る冊子体は、複数枚の第1の書類が伝票綴じにより綴じられた伝票製本部と、
前記第1の書類に関する記述が記載された複数頁の第2の書類を有する固定部と、を備え、
前記伝票製本部が、伝票製本用糊が付けられた部分を覆う中間紙を有し、
前記中間紙及び前記固定部が無線綴じにより綴じられている。
第1の発明に係る冊子体において、前記第1の書類及び前記第2の書類が同一の規格サイズであってもよい。
第1の発明に係る冊子体において、前記固定部側の前記中間紙の幅が、前記第1の書類の幅よりも短くなっていてもよい。
第1の発明に係る冊子体において、前記固定部側の前記中間紙に、前記記述が記載されていてもよい。
前記目的に沿う第2の発明に係る冊子体の製作方法は、第1の発明に係る冊子体の製作方法であって、
紙を2つ折りにして、前記中間紙を形成する工程と、
前記第1の書類を丁合いする工程と、
前記中間紙の折り目の背面側の位置を丁合いされた前記第1の書類の最終頁の端部に合わせて重ねる工程と、
前記中間紙及び前記複数枚の第1の書類の背面に前記伝票製本用糊を塗布する工程と、
前記伝票製本用糊が硬化した後、前記中間紙を折り返し、前記第1の書類の背面側を前記中間紙にて覆う工程と、
前記第2の書類を丁合いし、前記固定部を形成する工程と、
前記第1の書類の背面を覆う前記中間紙と前記固定部とを重ねる工程と、
前記中間紙及び前記固定部の背面部分を無線綴じにより綴じる工程と、を含む。
本発明によれば、ミシン目を使用することなく取り外し可能な書類を綴じ込むことができる冊子体及び冊子体の製作方法を提供できる。
本発明の一実施の形態に係る冊子体の斜視図である。 同冊子体の断面図である。 同冊子体の部分拡大図である。 同冊子体の製作方法を示す説明図であって、(a)〜(e)は、それぞれ工程S3、工程S4、工程S5(その1)、工程S5(その2)、工程S7を示す説明図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。なお、図において、説明に関連しない部分は図示を省略する場合がある。また、各図は模式的に描いたものであり、現実の寸法関係を表しているとは限らない。
本発明の一実施の形態に係る冊子体10は、図1、図2、及び図3に示すように、伝票製本部12及び固定部16を備えている。
冊子体10は、例えば、高校や大学等の入学試験の募集要項等の印刷物であって、学校の案内及び募集要項等を記載した説明用紙162と、入学試験の受験者が学校に提出する提出用紙122と、を含んでいる。
伝票製本部12は、例えば複数枚の提出用紙(第1の書類の一例)が伝票綴じにより綴じられて形成されている。各提出用紙122の大きさは、例えばA4規格サイズである。
提出用紙122を具体的に例示すると、入学試験の申込書や調査票等である。
各提出用紙122の背面部分は、伝票製本用糊により互いに接着されているので、従来のミシン目を用いた製本とは異なり、規格サイズのまま、一枚ずつ取り外すことができる。
ここで、伝票綴じとは、一般に、例えば伝票やレポート用紙、メモ帳など、用紙を1枚ずつ取り外して使用できるようにした綴じ方をいう。
伝票製本部12は、中間紙14を有している。中間紙14は、伝票製本部12の伝票製本用糊付け部分130を覆う用紙である。
中間紙14は、折り曲げられて形成される、伝票綴じ表紙部142a及び伝票綴じ裏表紙部142bを有している。
伝票綴じ表紙部142a及び伝票綴じ裏表紙部142bは、提出用紙122を挟み、それぞれ、冊子体10の表紙102aの側及び裏表紙102bの側に位置している。
なお、中間紙14の伝票綴じ表紙部142a及び伝票綴じ裏表紙部142bの幅L1(図2参照)は、それぞれ提出用紙の幅よりも短くなっている。
固定部16は、複数頁の説明用紙(第2の書類の一例)162を有している。
説明用紙には、提出用紙122に関する記載要領等の説明(第1の書類に関する記述の一例)が記載されている。
固定部16と伝票製本部12とは、無線綴じにより綴じられている。詳細には、固定部16と伝票製本部12と背表紙102cが無線綴じ糊付け部分131により接着されている。なお、表紙102a、背表紙102c及び裏表紙102bは、一体の用紙にて形成されている。
中間紙14の伝票綴じ表紙部142aの幅L1を提出用紙の幅とし、前述の提出用紙122に関する記載要領等の説明が、固定部16に続いて、中間紙14に記載されていてもよい。
受験希望者は、冊子体10の提出用紙122を取り外して所定の事項を記入し、学校に返送する。学校は、返送された提出用紙122を例えばA4規格サイズのまま、ファイル等に綴じ込んで保管できる。すなわち、提出用紙122が規格サイズであるため、管理や取扱いが容易となる。
次に、図4(a)〜(e)を参照して、冊子体10の製作方法について説明する。
(工程S1)
中間紙14となる紙を準備する。紙の総幅は、丁合いする提出用紙122の厚みに少なくとも例えば、130〜190mmを加えた大きさであることが好ましい。少なくとも例えば、130〜190mmである理由は、後の工程S4にて伝票用糊を均一に塗布することが容易となるからである。
準備した紙を2つ折りにして中間紙14を形成する。この中間紙14は、折り目で分けられた伝票綴じ表紙部142a及び伝票綴じ裏表紙部142bを有している。
(工程S2)
提出用紙122を丁合いする。
(工程S3)
中間紙14の折り目の背面側の位置を丁合いされた提出用紙122の最終頁の端部に合わせて重ねる(図4(a)参照)。
(工程S4)
工程S3にて重ねあわされた中間紙14及び丁合された提出用紙122の背面に伝票製本用の糊を塗布する。伝票製本用糊が硬化すると、伝票製本用糊付け部分130が形成され、隣り合う提出用紙122が互いに接着されるとともに、提出用紙122の最終頁と中間紙14とが接着される(図4(b)参照)。
(工程S5)
伝票製本用糊が乾燥し、硬化した後、2つ折りにした中間紙14を反対側に折り返し、提出用紙122の背面側を中間紙14にて覆う(図4(c)参照)。
提出用紙122が中間紙14にて覆われることにより、伝票製本部12が形成される(図4(d)参照)。
このように形成された伝票製本部12は、工程S4にて、中間紙14が提出用紙122の最終頁(冊子体の裏表紙側)に接着されているので、提出用紙122を冊子体10の表紙102aの側から取り外すことができる。
(工程S6)
説明用紙162を丁合いし、固定部16を形成する。
(工程S7)
提出用紙122の背面を覆う中間紙14と固定部16とを重ねる(図4(e)参照)。
(工程S8)
伝票製本部12の中間紙14と固定部16の背面部分を無線綴じにより綴じる。
冊子体10は、以上の工程S1〜S8を経て製作される(図2参照)。
以上説明した冊子体10によれば、ミシン目を使用することなく、規格サイズのまま提出用紙122を取り外すことができる。
また、中間紙14の伝票綴じ表紙部142a及び伝票綴じ裏表紙部142bの幅L1が、提出用紙122の幅よりも短くなっている場合には、説明用紙162と提出用紙122との境界が明確となる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲である。
説明用紙及び提出用紙のサイズは、A4サイズに限定されるものでなく、任意のサイズであってもよい。
冊子体は右綴じであっても左綴じであってもよい。
提出用紙には、ファイリングが容易となるように、予めファイリング用の孔(例えば、80mmピッチ孔)があけられていてもよい。
10 冊子体
12 伝票製本部
14 中間紙
16 固定部
102a 表紙
102b 裏表紙
102c 背表紙
122 提出用紙
130 伝票製本用糊付け部分
131 無線綴じ用糊付け部分
142a 伝票綴じ表紙部
142b 伝票綴じ裏表紙部
162 説明用紙

Claims (5)

  1. 複数枚の第1の書類が伝票綴じにより綴じられた伝票製本部と、
    前記第1の書類に関する記述が記載された複数頁の第2の書類を有する固定部と、を備え、
    前記伝票製本部が、伝票製本用糊が付けられた部分を覆う中間紙を有し、
    前記中間紙及び前記固定部が無線綴じにより綴じられた冊子体。
  2. 請求項1記載の冊子体において、
    前記第1の書類及び前記第2の書類が同一の規格サイズである冊子体。
  3. 請求項2記載の冊子体において
    記固定部側の前記中間紙の幅が、前記第1の書類の幅よりも短い冊子体。
  4. 請求項3記載の冊子体において、
    前記固定部側の前記中間紙に、前記記述が記載されている冊子体。
  5. 請求項に記載の冊子体の製作方法であって、
    紙を2つ折りにして、前記中間紙を形成する工程と、
    前記第1の書類を丁合いする工程と、
    前記中間紙の折り目の背面側の位置を丁合いされた前記第1の書類の最終頁の端部に合わせて重ねる工程と、
    前記中間紙及び前記複数枚の第1の書類の背面に前記伝票製本用糊を塗布する工程と、
    前記伝票製本用糊が硬化した後、前記中間紙を折り返し、前記第1の書類の背面側を前記中間紙にて覆う工程と、
    前記第2の書類を丁合いし、前記固定部を形成する工程と、
    前記第1の書類の背面を覆う前記中間紙と前記固定部とを重ねる工程と、
    前記中間紙及び前記固定部の背面部分を無線綴じにより綴じる工程と、を含む冊子体の製作方法。
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