JP5943513B2 - ロールホルダー - Google Patents
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Description
図14に示すように、この原反ロール100は、巻き芯101に紙シートが巻かれたものであり、巻き芯101を設置面102に対して水平方向に向けて保管される。紙シートからなる原反ロール100は、吸湿性を有するため、保管庫内の湿気を吸収する。原反ロール100が多量の湿気を吸収すると、紙シートの巻き付け力が弱まると同時に質量も増えるため、二点鎖線で示すように、原反ロール100が非円筒形状に変形する。このように、原反ロール100が変形すると、紙シートに皺が発生するなど製品品質が低下する。また、原反ロール100が過度に変形してしまうと、加工機に原反ロール100が適合しなくなり、加工機を運転できなくなる不具合が生ずる。
側から支えるロール状物の受具が開示されているが、この特許文献3に開示される技術は、受け具の組み立て性や保持性を高めるための技術であり、吸湿による原反ロールの変形を防ぐことを目的とするものではない。
本発明のロールホルダーは、紙の原反ロールを載せるロールホルダーであって、前記原反ロールは、設置面に対して巻き芯を水平方向に向けた姿勢で保管されるものであり、前記ロールホルダーは、前記原反ロールの外周面に沿って曲面状に形成され前記原反ロールの下部を受ける受け面を有することを特徴とする。
本実施形態は、原反ロールの保管装置に本発明のロールホルダーを適用した例である。まず、原反ロールの保管装置(以下、「保管装置」と称する。)の全体構成を図1に基づいて説明する。
保管装置10は、ラッピングフィルム15、締め付けバンド16、ロールホルダー20を有する。
図1に示すように、ロールホルダー20は、締め付けバンド16が巻かれた原反ロール11を載せるものであり、支持部21および脚部22を有する。ロールホルダー20の寸法を例示すると、幅Wは1095mm、長さL2は1120mm、高さHは240mmである。
続いて、実施形態の原反ロールの保管方法(以下、「保管方法」と称する。)を図8〜図11に基づいて説明する。
続いて、ラッピングフィルム15の引張強度、張力、収縮力を調べた実験例について述べる。なお、本発明は実験例に限定されるものではない。
ラッピングフィルム15の種類:ストレッチフィルム
ラッピングフィルム15の材質:ポリエチレン
ラッピングフィルム15の寸法:厚み1.4μm、幅500mm
○方法
図11に示すように、予め、ラッピングフィルム15を100mm引き出しておき、引き出したラッピングフィルム15の先端に、フィルム巻き付け板33を介してばね秤35を連結する。ラッピングフィルム15をばね秤35で引っ張り、ラッピングフィルム15の引張強度、張力、収縮力をばね秤35で測定する。
測定結果(N=5)を表1に示す。
図12に示すように、原反ロール11の外周面11aに隙間無く巻き付けられたラッピングフィルム15により、原反ロール11が湿気から保護されるため、原反ロール11の吸湿を抑制することができる。また、原反ロール11の外周面11aは、ラッピングフィルム15に加え、締め付けバンド16(図10参照)によっても締め付けられるため、ラッピングフィルム15で単に包んだ従来の包装技術に比べ、原反ロール11の形態安定性が格段に高まる。したがって、大型で質量の大きい原反ロール11の変形を効果的に抑制することができる。しかも、大型の保管庫を用いる必要がないため、原反ロール11の変形を簡便に抑制することができる。
次に、本発明のロールホルダーの変形例を図13に基づいて説明する。
図13(a)に示すように、変形例のロールホルダー40は、原反ロール11を俵積み状に積み上げるときに用いるものである。ここでは、下段側で隣接する2本の原反ロール11の谷間41の上方に、上段側の1本の原反ロール11を配置する。
11a 外周面
12 設置面
13 巻き芯
20 ロールホルダー
21 支持部
21a 受け面
21b 下面
22 脚部
23 芯材
25 面材
26 孔部
27 隔壁
40 ロールホルダー
41 谷間
42 嵌合部
Claims (5)
- 原反ロールを載せるロールホルダーであって、
前記原反ロールは、紙シートが巻かれたものであり、
前記ロールホルダーは、設置面に対して巻き芯を水平方向に向けた前記原反ロールの下部を受けて保持する受け面と、
前記受け面を上面に備える支持部と、
前記支持部を前記設置面から浮かして支持する脚部と、
を有し、
前記受け面は、前記原反ロールの外周面に沿って曲面状に形成される滑らかな曲面であり、
前記支持部は、芯材および前記芯材の反りを防ぐ面材を積層した紙製の積層板で構成され、
前記支持部の上面には、前記受け面を形成する前記面材が設けられる一方、前記支持部の下面には、前記面材が設けられないことを特徴とするロールホルダー。 - 前記脚部は、芯材および前記芯材の反りを防ぐ面材を積層した紙製の積層板で構成され、
前記脚部を構成する積層板では、前記芯材の厚み方向の両面に前記面材が設けられることを特徴とする請求項1に記載のロールホルダー。 - 前記芯材には、前記芯材の厚み方向に貫通する多数の孔部が隔壁を介して設けられることを特徴とする請求項1または2に記載のロールホルダー。
- 前記孔部は、平面充填形状であることを特徴とする請求項3に記載のロールホルダー。
- 前記原反ロールは、薬液が塗布された紙シートを巻き取ったものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のロールホルダー。
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