JP5942505B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5942505B2
JP5942505B2 JP2012059336A JP2012059336A JP5942505B2 JP 5942505 B2 JP5942505 B2 JP 5942505B2 JP 2012059336 A JP2012059336 A JP 2012059336A JP 2012059336 A JP2012059336 A JP 2012059336A JP 5942505 B2 JP5942505 B2 JP 5942505B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
maintenance
recording head
recovery unit
main body
waste liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012059336A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013193215A (ja
Inventor
裕介 徳永
裕介 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2012059336A priority Critical patent/JP5942505B2/ja
Publication of JP2013193215A publication Critical patent/JP2013193215A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5942505B2 publication Critical patent/JP5942505B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Description

本発明は画像形成装置に関し、特に液滴を吐出する記録ヘッドを搭載したキャリッジを有する画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機等の画像形成装置として、例えばインク液滴を吐出する液体吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)からなる記録ヘッドを用いた液体吐出記録方式の画像形成装置として、例えばインクジェット記録装置などが知られている。
このような液体吐出方式の画像形成装置においては、記録ヘッドに供給する液体を収容する液体カートリッジであるインクカートリッジを装置本体のカートリッジホルダ部に着脱可能に装着される。また、記録ヘッドのノズルの吐出安定性を維持回復するための維持回復機構(メンテナンスユニット、維持回復ユニット)と、維持回復動作で生じる廃液を収容する廃液タンクを備え、維持回復機構や廃液タンクを装置本体に対して着脱可能に装着することが知られている(特許文献1参照)。
特開2005−254636号公報
ところで、シリアル型画像形成装置では、装置本体サイズとして、少なくとも、印刷可能最大用紙幅と維持回復機構の幅以上が必要であり、装置サイズが大型化するという課題がある。特に、用紙としてA0サイズやA1サイズを使用する広幅の画像形成装置では大型化する。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、液体カートリッジ、維持回復ユニット、廃液タンクを装置本体に着脱可能にする場合の装置サイズの大型化を抑制することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の請求項1に係る画像形成装置は、
液滴を吐出する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドを搭載し、主走査方向に移動されるキャリッジと、
前記記録ヘッドに供給する液体を収容する液体カートリッジと、
前記記録ヘッドの維持回復を行う維持回復ユニットと、
前記維持回復に伴って生じる廃液を収容する交換可能な廃液タンクと、を備え、
前記キャリッジには、少なくとも第1記録ヘッド及び第2記録ヘッドが搭載され、
前記第1記録ヘッドと第2記録ヘッドとは前記主走査方向と直交する副走査方向に位置をずらして配置され、
装置本体の前面には斜め上方から装置本体の前後方向に前記液体カートリッジが装着されるカートリッジホルダ部を有し、
前記維持回復ユニットは、前記装置本体の側方から取り外し可能であり、
前記廃液タンクは、前記装置本体の側方から着脱可能であり、
前記維持回復ユニットは、
前記装置本体に保持された第1維持回復部と、
前記第1記録ヘッドに対向可能な第1位置と前記第2記録ヘッドに対向可能な第2位置との間で、副走査方向に往復移動可能な第2維持回復部と、を有し、
前記維持回復ユニットから前記廃液を排出する排出経路と前記廃液タンクとを着脱可能に連結する中継経路が前記装置本体側に設けられ
前記第2維持回復部に前記排出経路が接続され、
前記排出経路には、前記中継経路側と連結するL字型ジョイントを備えている
構成とした。
本発明に係る画像形成装置によれば、液体カートリッジ、維持回復ユニット、廃液タンクを装置本体に着脱可能にする場合の装置サイズの大型化を抑制することができる。
本発明に係る画像形成装置の一例の外観斜視説明図である。 同画像形成装置の装置本体の側面説明図である。 同装置本体の廃液部カバーを外した状態の側面説明図である。 同装置本体のカートリッジホルダ部、維持回復ユニット及び廃液タンクの配置関係の説明に供する側面説明図である。 同じく維持回復ユニット及び廃液タンクの配置及び着脱の説明に供する取り外し状態の正面説明図である。 同じく維持回復ユニット及び廃液タンクの配置及び着脱の説明に供する装着状態の正面説明図である。 同画像形成装置の機構部の要部平面説明図である。 同機構部の要部側面説明図である。 維持回復ユニットの第2維持回復部(吸引キャップ)が第1位置にあるときの平面説明図である。 同じく第2維持回復部(吸引キャップ)が第1位置にあるときの平面説明図である。 維持回復ユニット及び廃液タンクの装置本体に対する着脱に関する説明に供する要部斜視説明図である。 同じく装置本体側の中継経路の説明に供する説明図である。 本発明の第2実施形態における維持回復機構の第2維持回復部が第1位置にある状態の平面説明図である。 同じく維持回復機構の第2維持回復部が第1位置にある状態の平面説明図である。 L字型ジョイントの取り付け構造の説明に供するL字型ジョイントの斜視説明図、平面説明図及び正面説明図である。 同じく維持フレームにL字型ジョイントを取り付けた状態の斜視説明図である。 維持フレームにL字型ジョイントを取り付ける前の状態の斜視説明図である。 同じくL字型ジョイントの維持フレームへの取り付け手順の説明に供する説明図である。 同じく説明図である。 同じく説明図である。 同実施形態の維持フレームの排出チューブの逃げ形状の説明に供する平面説明図である。 同実施形態のL字型ジョイントと装置本体側のジョイント部の断面説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る画像形成装置の一例について図1ないし図3を参照して説明する。図1は同画像形成装置の外観斜視説明図、図2は同画像形成装置の装置本体の側面説明図、図3は同装置本体の廃液部カバーを外した状態の側面説明図である。
この画像形成装置は、装置本体101と、装置本体101の下側に配置した給紙装置102とを備えている。
装置本体101の右前側の内部には、メインタンクであるインクカートリッジ10を着脱自在に装着するメインタンクホルダであるカートリッジホルダ部104を備えている。
ここで、カートリッジホルダ部104は、装置本体101の前面に向かって斜め上方に開口した開口部104aを有し、装置本体101にはカートリッジホルダ部104の開口部104aの前面を覆うカバー105を開閉可能に備えている。
このように構成したので、インクカートリッジ10を装置本体101のカートリッジホルダ部104に対して装着するときには、装置本体101の前面斜め上方からカートリッジホルダ部104に差し込んで装着する。
このように、インクカートリッジ10を装置本体101に対して、装置本体101の前面斜め上方からカートリッジホルダ部104に装着する配置とすることで、水平方向に装着する構成よりも装置本体101の奥行きスペースを小さくすることができる。
また、インクカートリッジ10を交換するときに、ユーザーは無理な体勢も必要とせずインクカートリッジ10の自重を利用することができて、交換操作が容易になる。
次に、この画像形成装置におけるカートリッジホルダ部、維持回復ユニット及び廃液タンクの配置関係並びに維持回復ユニット及び廃液タンクの着脱について図4ないし図6を参照して説明する。図4は同装置本体のカートリッジホルダ部、維持回復ユニット及び廃液タンクの配置関係の説明に供する側面説明図、図5は同じく維持回復ユニット及び廃液タンクの配置及び着脱の説明に供する取り外し状態の正面説明図、図6は同じく維持回復ユニット及び廃液タンクの配置及び着脱の説明に供する装着状態の正面説明図である。
カートリッジホルダ部104の装置後方側には、維持回復ユニット20が装置本体101の側方に取り外し可能に設けられ、維持回復ユニット20の下側には、廃液タンク400が装置本体101の側方から交換可能に設けられている。
そして、装置本体101側には、維持回復ユニット20の排出経路に接続されたジョイント402が着脱可能に連結されるジョイント部403と、廃液タンク400の刺し込み口部400aに抜き差し可能なニードル404とが固定配置され、ジョイント部403とニードル404とは中継チューブ405で接続されている。
このように構成したので、図5に示すように、維持回復ユニット20を装置本体101の側方から取り外して再度装着することで、図6に示すように、維持回復ユニット20のジョイント402がジョイント部403に連結される。また、廃液タンク400を装置本体101の側方から取り外して交換して新たな廃液タンク400を再度装着することで、図6に示すように、廃液タンク400の刺し込み口部400aにニードル404が差し込まれる。
これにより、維持回復ユニット20の排出経路は、ジョイント部403、中継チューブ、ニードル404からなる中継経路を経て、廃液タンク400と接続され、維持回復ユニット20の維持回復動作で生じる廃液は廃液タンク400に排出収容できるようになる。
このように、インクカートリッジ10を装置本体101の前面で斜め上方からカートリッジホルダ部104に着脱可能とし、カートリッジホルダ部104の後方側に維持回復ユニット20と廃液タンク400を配置し、維持回復ユニット20を装置本体101の側方から取り外し可能とし、廃液タンク400を装置本体101の側方から着脱可能としたので、装置本体101の奥行きスペースを小さくすることができて、小型化を図れる。
次に、この画像形成装置の機構部について図7及び図8を参照して説明する。図7は同画像形成装置の機構部の要部平面説明図、図8は同機構部の要部側面説明図である。
この機構部は、左右の側板11L,11R間に架け渡した主ガイド部材1及び図示しない従ガイド部材でキャリッジ3を移動可能に保持し、図示しない主走査モータによって、駆動プーリと従動プーリ間に架け渡したタイミングベルトを介してキャリッジ3を主走査方向に移動走査する。
キャリッジ3には、液滴を吐出する4個の液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド4a、4b、4c、4d(区別しないときは「記録ヘッド4」という。)を複数のノズルからなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配列し、滴吐出方向を下方に向けて装着している。
ここで、記録ヘッド4aと記録ヘッド4b〜4cは主走査方向と直交する方向である副走査方向に1ヘッド分(1ノズル列分)位置をずらして配置されている。また、記録ヘッド4a〜4dはいずれも2列のノズル列を有している。そして、記録ヘッド4aと4bはいずれも同色である黒色の液滴を吐出し、記録ヘッド4cと4dの各ノズル列でマゼンタ(M),シアン(C),イエロー(y)の液滴を吐出する。
これにより、モノクロ画像については記録ヘッド4a、4bを使用して1スキャン(主走査)で2ヘッド分の幅で画像を形成でき、カラー画像については例えば記録ヘッド4b〜4dを使用して形成する。
また、記録ヘッド4a〜4dには、各ヘッド4に液体を供給するヘッドタンク5がそれぞれ設けられている。ヘッドタンク5には、装置本体に交換可能に装着されるメインタンクであるインクカートリッジ10k、10c、10m、10yから供給チューブ6を介して各色のインクが供給される。
一方、用紙を搬送するために、用紙を吸着して記録ヘッド4に対向する位置で搬送するための搬送ローラ13、搬送ローラ13に加圧されて接触する加圧ローラ14、記録ヘッド4に対向するプラテン部材12、プラテン部材12の吸引孔を介してロール紙(用紙)Pを吸着する吸引ファン15などで構成される搬送手段を備えている。
さらに、キャリッジ3の主走査方向の一方側には記録ヘッド4の維持回復を行う維持回復機構である前述した維持回復ユニット20が配置され、他方側には記録ヘッド4から画像形成に寄与しない液滴を吐出する空吐出を行う空吐出受け24がそれぞれ配置されている。
維持回復ユニット20は、詳細は後述するが、装置本体101に保持された第1維持回復部21と、副走査方向に往復移動可能に保持された第2維持回復部22とを有している。この維持回復ユニット20は、例えば記録ヘッド4のノズル面(ノズルが形成された面)をキャッピングする保湿キャップを兼ねた吸引キャップ31及び保湿キャップ32と、ノズル面を払拭するワイパ部材33、画像形成に寄与しない液滴(空吐出滴)を受ける空吐出受け34などを備えている。
このように構成したこの画像形成装置においては、給紙装置102からロール紙(用紙)Pが給紙されて、搬送ローラ13及び加圧ローラ14によってプラテン部材12上を吸着されながら副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ3を主走査方向に移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド4を駆動することにより、停止しているロール紙Pに液滴を吐出して1行分を記録し、ロール紙Pを所定量搬送後、次の行の記録を行い、ロール紙Pを順次排出する。
次に、維持回復ユニット20の詳細について図9及び図10を参照して説明する。図9は同維持回復ユニットの第2維持回復部(吸引キャップ)が第1位置にあるときの平面説明図、図10は同じく第2維持回復部(吸引キャップ)が第1位置にあるときの平面説明図である。
本実施形態では、前述したように、キャリッジ3には記録ヘッド4a〜4dが副走査方向位置を1ノズル列の副走査方向幅分ずらして配置されている(これを、以下「千鳥配列」ともいう。)。
ここで、キャリッジ3に搭載された記録ヘッド4a〜4dのうち、副走査方向(用紙搬送方向)下流側に配置された記録ヘッド4aを第1記録ヘッドとし、副走査方向(用紙搬送方向)上流側に配置された記録ヘッド4b、4c、4dを第2記録ヘッドとする。
一方、維持回復ユニット20は、装置本体101の内部フレーム(側板)111に取り外し可能に固定される維持フレーム201に保持された第1維持回復部21と、維持フレーム201上に副走査方向(y軸方向)に往復移動可能に設けられた維持クリーナフレーム202に保持された第2維持回復部22とを有している。
第1維持回復部21は、第2記録ヘッドである記録ヘッド4b〜4dをキャッピング可能な位置に、各ヘッドに対応して3個の保湿キャップ32を有している。
第2維持回復部22は、吸引キャップ31と、ワイパ部材33と、空吐出受け34と、吸引キャップ31に接続された吸引手段であるチュービングポンプからなる吸引ポンプ37などとを有している。
そして、第2維持回復部22は、図示しない駆動源を含む駆動機構部25のアーム207が揺れ動かされることで、維持フレーム201上で、第1記録ヘッドである記録ヘッド4aに対して維持回復動作を行う第1位置と、第2記録ヘッドである記録ヘッド4b〜4dに対して維持回復動作を行う第2位置との間で往復移動される。
なお、第2維持回復部22を保持する維持クリーナフレーム202は、例えばガイドレールとガイド溝とによって案内される。
次に、維持回復ユニット20及び廃液タンク400の装置本体101に対する着脱に関して図11及び図12も参照して説明する。図11は同説明に供する要部斜視説明図、図12は同じく装置本体側の中継経路の説明に供する説明図である。
維持回復ユニット20は、装置本体101内部の主走査方向に配置された内部フレーム(側板)111に設けられた2つの位置決め穴112に、維持フレーム201に設けられた2つの位置決めピン251を差し込み、図示しないネジで固定される。
そこで、装置本体101の外装101Aを外し、上記のネジを外すことによって、維持回復ユニット20を装置本体101の側面から側方に向かって(主走査方向に沿って)取り外すことができる。
また、廃液タンク400も、装置本体101の開閉可能な外装101Bを開くことで、装置本体101に対して装置本体101の側面から交換可能に装着できる。
ここで、維持回復ユニット20の維持フレーム201には、第2維持回復部22による維持回復動作で生じる廃液を廃液タンク400に排出するため、廃液の排出経路を形成する排出チューブ38の端部が接続されたジョイント402を備えている。
一方、装置本体101の内部フレーム111には、維持回復ユニット20のジョイント402が着脱可能に連結されるジョイント部403が設けられている。維持回復ユニット20のジョイント402は、位置決めピン251を内部フレーム111の位置決め穴112に嵌め込むときの最後の段階で、ジョイント部403に連結される。
また、装置本体101の内部フレーム111と一体の支持板111Aには、廃液タンク400に抜き刺し可能なニードル404が取付けられている。このニードル404は、中継チューブ405を介してジョイント部403に接続されている。これらのニードル404及び中継チューブ405によって、維持回復ユニット20の排出経路(排出チューブ38)と廃液タンク400を着脱可能に連結する装置本体101側の中継経路を構成している。
このように構成したので、維持回復ユニット20と廃液タンク400とを装置本体101に対して同じ方向である側面側から着脱することができるとともに、維持回復ユニット20の排出経路と廃液タンク400とを着脱可能に連結することができる。
このように、インクカートリッジ10を装置本体101の前面で斜め上方からカートリッジホルダ部104に着脱可能とし、カートリッジホルダ部104の後方側に維持回復ユニット20と廃液タンク400を装置本体101の側方から着脱可能としたので、装置本体101の奥行きスペースを小さくすることができて、小型化を図れる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。まず、同実施形態における第2維持回復部について図13及び図14を参照して説明する。図13は同実施形態における維持回復機構の第2維持回復部が第1位置にある状態の平面説明図、図14は同じく維持回復機構の第2維持回復部が第1位置にある状態の平面説明図である。
本実施形態では、第2維持回復部22の排出チューブ38の端部に、L字型ジョイント502を接続し、L字型ジョイント502を維持フレーム201に取り付けている。また、第2維持回復部22で、排出チューブ38は、維持クリーナフレーム202にクランプ503で固定されている。
このように構成することで、第2維持回復部22が図13に示す第1位置と図14に示す第2位置との間で移動するとき、排出チューブ38の曲率が保たれる。
次に、L字型ジョイントの取り付け構造について図15ないし図17を参照して説明する。図15は同L字型ジョイントの斜視説明図、平面説明図及び正面説明図、図16は維持フレームにL字型ジョイントを取り付けた状態の斜視説明図、図17は維持フレームにL字型ジョイントを取り付ける前の状態の斜視説明図である。
L字型ジョイント502は、排出チューブ38を接続する接続部511と、装置本体101側のジョイント部403に連結する接続部512とを有し、維持フレーム201を挟み込む規制面513と接続部512の外周面に設けたリブ514a、514bとを有している。
一方、維持フレーム201には、L字型ジョイント502を差し込む開口部602を有し、開口部602の外周側に、L字型ジョイント502のリブ514a、514bに係わり合って回転を規制する手段としても第1規制部603a、第2規制部603bが設けられている。
次に、L字型ジョイントの維持フレームへの取り付け手順について図18ないし図20も参照して説明する。
図18に示すように維持フレーム201の開口部602に、図17及び図19に示すようにL字型ジョイント502のリブ514a、514bを合わせて嵌め込み、図19の破線矢印方向にL字型ジョイント502を回転させることで、図19リブ603が第1規制部600aの斜面を乗り越え、図16及び図20に示すように、L字型ジョイント502側の規制面513とリブ514a、514bとで維持フレーム201を挟み込んで固定される。
このとき、維持フレーム201には、L字型ジョイント502のリブ514a、514bに当たる第1、第2規制部603a、603bが設けられており、第1規制部603a、第2規制部603bによって、L字型ジョイント502の回転が規制される。
これにより、維持クリーナフレーム202がスライド移動するとき、L字型ジョイント502が回転することによる排出チューブ38の上下の動きを規制することができて、排出チューブ38と維持フレーム201の擦れを防ぐことができ、排出チューブ38の耐久性を向上することができる。
次に、維持フレームの排出チューブの逃げ形状について図21を参照して説明する。図21は同説明に供する平面説明図である。
維持フレーム201には、第2維持回復部22がスライド移動するときの排出チューブ38の可動部に合わせて、逃げ形状部201a、201bが形成されている。
これにより、排出チューブ38の組立ばらつきに対するマージンを設けることができ、第2維持回復部22のスライド移動に対して、排出チューブ38が維持フレーム201と干渉して反力が生じることを防止できる。
次に、装置本体側のジョイント部について図22を参照して説明する。図22は同説明に供するジョイント部の断面説明図である。
L字型ジョイント502を挿入するジョイント部403は、内部フレーム111に固定する固定部品701、中継チューブ405を接続する中間ジョイント702、L字型ジョイント502との間をシールするシール部材703で構成されている。
ここで、ジョイント部403は、L字型ジョイント502の廃液排出口502aよりも中継チューブ405への入口403aが高さ方向で高さh分だけ低く設けられている。
これにより、維持回復ユニット20を装置本体101から取り外すときに、中継チューブ405内などに残っている廃液が、ジョイント部403がL字型ジョイント502の挿入口から装置本体101内に漏れることを防止できる。
なお、本願において、「用紙」とは材質を紙に限定するものではなく、OHP、布、ガラス、基板などを含み、インク滴、その他の液体などが付着可能なものの意味であり、被記録媒体、記録媒体、記録紙、記録用紙などと称されるものを含む。また、画像形成、記録、印字、印写、印刷はいずれも同義語とする。
また、「画像形成装置」は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味し、また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。
また、「インク」とは、特に限定しない限り、インクと称されるものに限らず、記録液、定着処理液、液体などと称されるものなど、画像形成を行うことができるすべての液体の総称として用い、例えば、DNA試料、レジスト、パターン材料、樹脂なども含まれる。
また、「画像」とは平面的なものに限らず、立体的に形成されたものに付与された画像、また立体自体を三次元的に造形して形成された像も含まれる。
また、記録ヘッドが鉛直方向下方向に向けて液滴を吐出する垂直打ち方式の画像形成装置だけでなく、記録ヘッドが鉛直方向と直交する方向ないし交差する方向に向けて液滴を吐出する水平打ち方式の画像形成装置にも適用することができる。
1 ガイドロッド
3 キャリッジ
4、4a、4b、4c、4d 記録ヘッド
20 維持回復機構
21 第1維持回復部
22 第2維持回復部
31 吸引キャップ
32 保湿キャップ
33 ワイパ部材
34 空吐出受け
37 吸引ポンプ
38 排出チューブ
201 維持フレーム
202 維持クリーナフレーム
400 廃液タンク
402 ジョイント
403 ジョイント部
404 ニードル
405 中継チューブ

Claims (4)

  1. 液滴を吐出する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドを搭載し、主走査方向に移動されるキャリッジと、
    前記記録ヘッドに供給する液体を収容する液体カートリッジと、
    前記記録ヘッドの維持回復を行う維持回復ユニットと、
    前記維持回復に伴って生じる廃液を収容する交換可能な廃液タンクと、を備え、
    前記キャリッジには、少なくとも第1記録ヘッド及び第2記録ヘッドが搭載され、
    前記第1記録ヘッドと第2記録ヘッドとは前記主走査方向と直交する副走査方向に位置をずらして配置され、
    装置本体の前面には斜め上方から装置本体の前後方向に前記液体カートリッジが装着されるカートリッジホルダ部を有し、
    前記維持回復ユニットは、前記装置本体の側方から取り外し可能であり、
    前記廃液タンクは、前記装置本体の側方から着脱可能であり、
    前記維持回復ユニットは、
    前記装置本体に保持された第1維持回復部と、
    前記第1記録ヘッドに対向可能な第1位置と前記第2記録ヘッドに対向可能な第2位置との間で、副走査方向に往復移動可能な第2維持回復部と、を有し、
    前記維持回復ユニットから前記廃液を排出する排出経路と前記廃液タンクとを着脱可能に連結する中継経路が前記装置本体側に設けられ
    前記第2維持回復部に前記排出経路が接続され、
    前記排出経路には、前記中継経路側と連結するL字型ジョイントを備えている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記維持回復ユニットには、前記第1維持回復部を搭載した維持フレームに、前記排出経路を形成するチューブの逃げ形状部が設けられるとともに、前記L字型ジョイントの回転を規制する部材が設けられていることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記中継経路と前記維持回復ユニットの前記L字型ジョイントとを連結する連結部は、L字型ジョイントの出口よりも前記中継経路の入口が高さ方向で低い位置にあることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 液滴を吐出する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドを搭載し、主走査方向に移動されるキャリッジと、
    前記記録ヘッドに供給する液体を収容する液体カートリッジと、
    前記記録ヘッドの維持回復を行う維持回復ユニットと、
    前記維持回復に伴って生じる廃液を収容する交換可能な廃液タンクと、を備え、
    前記キャリッジには、少なくとも第1記録ヘッド及び第2記録ヘッドが搭載され、
    前記第1記録ヘッドと第2記録ヘッドとは前記主走査方向と直交する副走査方向に位置をずらして配置され、
    装置本体の前面には装置本体の前後方向に前記液体カートリッジが装着されるカートリッジホルダ部を有し、
    前記維持回復ユニットは、前記装置本体の側方から取り外し可能であり、
    前記廃液タンクは、前記装置本体の側方から着脱可能であり、
    前記維持回復ユニットは、
    前記装置本体に保持された第1維持回復部と、
    前記第1記録ヘッドに対向可能な第1位置と前記第2記録ヘッドに対向可能な第2位置との間で、副走査方向に往復移動可能な第2維持回復部と、を有し、
    前記維持回復ユニットから前記廃液を排出する排出経路と前記廃液タンクとを着脱可能に連結する中継経路が前記装置本体側に設けられ、
    前記第2維持回復部に前記排出経路が接続され、
    前記排出経路には、前記中継経路側と連結するL字型ジョイントを備えている
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP2012059336A 2012-03-15 2012-03-15 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5942505B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012059336A JP5942505B2 (ja) 2012-03-15 2012-03-15 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012059336A JP5942505B2 (ja) 2012-03-15 2012-03-15 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013193215A JP2013193215A (ja) 2013-09-30
JP5942505B2 true JP5942505B2 (ja) 2016-06-29

Family

ID=49392773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012059336A Expired - Fee Related JP5942505B2 (ja) 2012-03-15 2012-03-15 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5942505B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015199264A (ja) 2014-04-08 2015-11-12 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置
US9555633B2 (en) 2014-10-09 2017-01-31 Ricoh Company, Ltd. Replay unit for waste liquid container and image forming apparatus incorporating the relay unit
JP7091689B2 (ja) 2018-02-13 2022-06-28 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
JP7415711B2 (ja) 2020-03-23 2024-01-17 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3009040B1 (ja) * 1998-11-26 2000-02-14 セイコーエプソン株式会社 インクジェット式記録装置
JP3965860B2 (ja) * 2000-03-28 2007-08-29 セイコーエプソン株式会社 インクジェットプリンタ
JP5139909B2 (ja) * 2008-07-28 2013-02-06 株式会社リコー 画像形成装置
JP2010173204A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013193215A (ja) 2013-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10870280B2 (en) Liquid ejecting device
US8136916B2 (en) Image forming apparatus
JP4635426B2 (ja) 画像形成装置
JP5935338B2 (ja) 画像形成装置
JP4375552B2 (ja) 画像記録装置
JP5732914B2 (ja) 画像形成装置
US8297733B2 (en) Ink jet recording apparatus having recovery device
JP6019576B2 (ja) 画像形成装置
JP2014108595A (ja) 画像形成装置
JP2014065293A (ja) 画像形成装置
JP5942505B2 (ja) 画像形成装置
JP5927989B2 (ja) 画像形成装置
JP6056415B2 (ja) 画像形成装置
JP5927951B2 (ja) 画像形成装置
JP2012035526A (ja) 液体収容袋、液体カートリッジ、画像形成装置
JP2009262492A (ja) 画像形成装置
JP5780448B2 (ja) 画像形成装置
JP5825078B2 (ja) 画像形成装置
JP5167771B2 (ja) 画像形成装置
JP2010179481A (ja) 画像形成装置
JP5881026B2 (ja) 画像形成装置
JP2009101609A (ja) 画像形成装置
JP2013169705A (ja) 画像形成装置
US20230311514A1 (en) Liquid discharging apparatus
JP6292273B2 (ja) 液体カートリッジ、画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160509

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5942505

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees