JP5939789B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機、スロットマシン等の各種遊技機の改良に関し、特に、遊技盤の背面側に組み付けられる各種部品、ユニットをコンパクトに収容することを可能としたベース枠体を備えた遊技機に関する。
図17は従来のパチンコ遊技機の概略側面図であり、遊技機本体100の枠体101は、遊技盤105を支持した図示しない遊技盤取付枠と、遊技盤取付枠を支持した固定枠102と、固定枠の一方の側端縁に設けたヒンジ部によって前後方向へ開閉自在に支持されたガラス枠103と、を備えている。遊技盤105の背面側には、ベース枠(液晶ベース枠)110が配置され、ベース枠110の後面開口の背面側には液晶ユニット(液晶表示装置、及び液晶カバー)111が重ねて組み付けられる。液晶ユニットを構成する液晶表示装置は、遊技盤に設けた開口部を介して前方から視認される。また、ベース枠110の外側の遊技盤背面部位には、各種盤面部品の駆動機構、電飾装置、プリント基板等々の各種ユニット113が組み付けられ、各ユニット間にはハーネスが接続されている。
ベース枠110の背面側に配置された液晶ユニット111、ベース枠の上下、左右向に配置された他の各種ユニット113、ハーネスは、全て大面積の盤裏カバー115によって覆われ、盤裏カバーの背面には主制御基板を収容した主基板保護ケース120が取り付けられる。盤裏カバー115によりベース枠110を含めた遊技盤の背面側に組み付けられる全ての構成要素を覆うことにより、ハーネスのはみ出しがなくなるため、梱包作業や運搬に際しての取扱いが便利となり、納品に便利であった。このようにハーネスが縦横無尽に配線されていたとしても、最終的に盤裏カバーで覆えば問題はなかった。
しかし、主基板ケースを盤裏カバーの背面に取付けるか、或いは盤裏カバーの内側に配置するかに拘わらず、盤裏カバーを設けることによってその分の部品点数が増大し、遊技機全体の厚さが増大するという問題があったが、これまで盤裏カバーを用いずにハーネスのはみ出しを防止する手法が見出されないため、長い年月、図17に示した盤裏構造が採用されてきていた。
一方、近年になって液晶ユニットの面積、厚みが大型化したことに伴って液晶ユニット111を支持するベース枠110が大型化した結果、従来の盤裏カバーを用いた構造であると、遊技機の全体厚みが更に増大するという問題があった。
このため、液晶ユニットを含む遊技盤裏の部品全てを覆う盤裏カバーを用いないタイプが利用されるようになった(特許文献1)。
また、従来の遊技盤に設けた開口部内に配置される各種ギミックは、液晶ベース枠110に直接取り付けられている訳ではなく、遊技盤自体、或いは遊技盤に後付けされるセンター部材、その他の部材を介して取り付けられているのが一般である。このため、事前に液晶ベース枠に対してギミックを組み立てた状態で最終組立工程に部品を移送することができなかった。即ち、最終組み立て工程において、遊技盤等に対してギミックを組み付けた後で、液晶ベース枠を遊技盤に組み付けるというように各部品を順次組み付けてゆく必要があったため、部品組み付け工数が増大し、これが生産性を高める上でのネックとなっていた。
特開2010−240306公報
以上のように従来の遊技機にあっては、遊技盤の背面に配置されるベース枠の背面により液晶ユニットを支持すると共に、液晶ユニット、その他のギミック、プリント基板、及びこれらから延びるハーネスを覆うための盤裏カバーを最背面に配置し、更に盤裏カバーの背面に主基板ケースを配置していた。このため、遊技機の全体厚みが増大していた。このようなところから、従来から盤裏カバーを用いずに、各種部品を覆い、且つハーネスのはみ出しを防ぐ盤裏部品の保護構造が求められていた。
また、液晶ユニットの大面積化、厚肉化によってベース枠が大型化すると、盤裏カバーの併用によって全体厚みが更に増大するという問題があった。
更に、遊技盤に設けた開口部内に配置される各種ギミックは、遊技盤自体、或いは遊技盤に後付けされるセンター部材、その他の部材を介して取り付けられていたため、組立てのための工数が増大し、生産性を低下させる原因となっていた。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、遊技機の厚みの増大、部品点数増大の原因となる盤裏カバーを用いることなく、液晶ユニットの大型化に対応しつつ遊技機厚みの大型化を防止した盤裏構造を実現できる遊技機を提供するものである。
また、液晶ユニットを支持するためにのみ用いられていた液晶ベース枠を利用して各種ギミックを組み付けることにより、最終組立工程における工数を減少して生産性を向上させることを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1に係る遊技機は、遊技盤の背面に液晶ユニットを添設し、前記液晶ユニットの背面に配置されて内部に制御基板を収容する板保護ケースを備え、前記基板保護ケースは、ケース本体と、該ケース本体に対して装着されるコネクタカバーと、を備え、前記コネクタカバーは、前記制御基板に着脱される外部コネクタを覆うカバー本体と、該カバー本体から連設されて前記外部コネクタから延びるハーネスを包囲するハーネス保護部と、から構成されており、前記基板保護ケースは、前記ケース本体を回動自在に軸支する台座を備え、前記ハーネス保護部は、前記ケース本体と前記台座との回動軸部と同心の円弧形状を有していることを特徴とする。
本発明の遊技機によれば、遊技機の厚みの増大、部品点数増大の原因となる盤裏カバーを用いることなく、液晶ユニットの大型化に対応しつつ遊技機厚みの大型化を防止することができる。
また、液晶ユニットを支持するためにのみ用いられていた液晶ベース枠を利用して各種ギミックを組み付けることにより、最終組立工程における工数を減少して生産性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る遊技機の一例としてのパチンコ遊技機を示した全体正面図である。 図1の背面図である。 ベース枠(液晶ベース)に各種部品を組み付けた状態を示す背面側斜視図である。 図3の裏カバーを除去した状態を示す背面側斜視図である。 図4の側面図である。 図3の分解斜視図である。 (a)及び(b)はベース枠自体にギミックを搭載した構成例を示す正面斜視図である。 主基板保護ケースの分解斜視図である。 遊技盤の背面に対して、ギミックを組み付けたベース枠、液晶ユニット、主基板保護ケース、及び裏カバーを順次組み付けた状態を示した背面図である。 (a)は外部コネクタを接続していない主基板保護ケースに対してハーネス保護部を有したコネクタカバー取り付けた状態を示した図、(b)はハーネス保護部を有しないコネクタカバーを取り付けた状態を示した図である。 (a)は外部コネクタを接続している主基板保護ケースに対してハーネス保護部を有したコネクタカバーを取り付けた状態を示した図、(b)はハーネス保護部を有しないコネクタカバーを取り付けた状態を示している図である。 (a)及び(b)は台座に設けた軸支部によって主基板保護ケースを回動させる前の状態、及び回動させた後の状態を示す側面図である。 (a)及び(b)はハーネス保護部を備えた本発明のコネクタカバーを装着した主基板保護ケースの回動時の状態を示す要部断面図である。 (a)及び(b)はハーネス保護部を備えていないコネクタカバーを装着した主基板保護ケースの回動時の状態を示す要部断面図である。 主基板保護ケース内に収容された制御基板の上端縁に沿った位置に基板側コネクタを設けた遊技機の背面図である。 図15の要部拡大斜視図である。 従来のパチンコ遊技機の概略側面図である。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る遊技機の一例としてのパチンコ遊技機を示した全体正面図であり、図2はその背面図である。
遊技機は、遊技盤1を支持した図示しない遊技盤取付枠、及び遊技盤取付枠を支持した固定枠2と、遊技盤1の前面側に配置され、固定枠2の一方の側端縁に設けたヒンジ部によって前後方向へ開閉自在に支持されたガラス枠3と、を備えている。
遊技盤1の下部には遊技球を貯留する受け皿4と、受け皿部内の遊技球を発射する発射レバー5が設けられている。また、受け皿部4の上面には遊技機用ボタンスイッチや、遊技球の購入ボタン、購入取り消しボタン(何れも図示せず)が設けられている。
遊技盤1の裏面には、液晶表示装置、主制御基板とサブ制御基板等、遊技の進行、演出に関わる裏部品を組み付けた合成樹脂製の機構板(何れも図示せず)が開閉自在に装着されている。遊技盤1における遊技領域1aの周囲には、発射レバー5を操作することにより発射装置から発射された遊技球を遊技領域1aの上部に案内したり、アウト口10に案内する外レールR1、及び内レールR2が設けられている。
遊技盤1のほぼ中央部の開口部内には、中央が開口したセンター部材6が配置される。センター部材6の開口内部には図柄表示装置7が配置されている。図柄表示装置7は、例えば、液晶表示装置等の液晶表示パネルによって構成され、通常動作状態の時は、図示しない特別図柄画像が表示される。また、いわゆる特別遊技状態の時は、特別遊技状態であることを示す演出画像等が表示される。
センター部材6の下方には、図柄表示装置7の特別図柄を可変表示させるための可変入賞装置11が設けられている。また、図柄表示装置7の左方の盤面には、普通図柄表示装置16に表示される普通図柄を作動させるためのゲート12が設けられている。さらに可変入賞装置11の右方には、特別遊技状態の一つである大当たり状態のときに開成状態になる開閉扉を有する大入賞口13が設けられている。
可変入賞装置11は、図柄表示装置7を可変表示させるための左右一対の開閉爪(可動片)を有する電動式チューリップを備えて構成される。
また遊技盤1には普通入賞口14やアウト口10等が設けられていると共に、風車15や図示しない多数の遊技釘が突設されている。遊技釘は、遊技球の落下速度を遅くすると共に、落下方向を複雑に変化させて遊技進行上の興趣を高めている。
普通図柄表示装置16に表示される普通図柄は、1個または複数個の図柄を変動表示可能であり、普通図柄始動口としてのゲート12が遊技球を検出することを条件に、その図柄が乱数制御等により所定時間可変して停止するようになっている。
また図柄表示装置7に表示される特別図柄は、停止図柄が予め定められた図柄の組合せ、例えば同一図柄の組合せとなった場合に大当たり状態となるように構成されている。また特別図柄は可変入賞装置の電動式チューリップの開成動作により遊技球が誘導される下始動口(図示していない)において遊技球を検出することを条件に乱数制御等により表示がスクロールする等、所定の変動パターンで所定時間変動(可変)して図柄で停止するようになっている。その際、有効ライン上に2個の停止図柄が同一となった場合に、リーチ状態が発生し、このリーチ状態において、有効ライン上の最後の停止図柄が既に停止している2個の図柄と同一となった場合に大当たり状態が発生する。なお、特別図柄としては、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄等が使用可能である。
次に、図3はベース枠(液晶ベース枠)に各種部品を組み付けた状態を示す背面側斜視図であり、図4は図3の裏カバーを除去した状態を示す背面側斜視図であり、図5は図4の側面図であり、図6は図3の分解斜視図である。
遊技盤1の背面側には、ベース枠(液晶ベース枠)40が配置され、ベース枠40の後部開放部40aの背面側にはほぼ背面全体を覆うように液晶ユニット(液晶表示装置51、及び液晶カバー52)50が重ねて組み付けられる。図柄表示装置7に相当する液晶表示装置51は、液晶カバー52によってその背面を覆われる。後部開放部40aの下側の背面には中継基板55が配置されている。
液晶ユニット50の面積の大型化に伴ってベース枠40の面積も大型化することにより、液晶ユニットの配置場所としてはベース枠40の背面側しか確保できなくなる。このようにベース枠40の背面全体を覆うように液晶ユニットが組み付けられるように構成したことにより、ベース枠の構成をシンプル化することができ、このベース枠を他の機種に共通使用することが可能になった。つまり、機種毎に形状、サイズ、個数が異なる他の部品、ユニットをベース枠の背面側に並置するとすれば、機種毎に異なる部品類に対応してベース枠の形状も種々変更する必要があるが、ベース枠の背面側に液晶ユニット50のみが配置される構成とすることにより、ベース枠40の構成を一本化することが可能となる。
また、制御基板を内蔵した主基板保護ケース60の配置場所は、液晶ユニット50の背面とした。
ベース枠40は、開放した前部を遊技盤の背面に添設して配置されると共に後部開放部40aの背面に液晶ユニット50を添設し、且つベース枠の前部、背部や、内部にギミック、その駆動機構、電飾装置、プリント基板を支持、収容する。ベース枠40に対して任意の部品類を組み付けることができるため、機種の異なる遊技機にも共通のベース枠として共用することが可能となる。
図7(a)及び(b)はベース枠自体にギミック(可動役物等)を搭載した構成例を示す正面斜視図である。
本発明の特徴的な構成の一つは、ベース枠40に予めギミックを組み込んだことによって構成のシンプル化、組立手数の軽減を図った点にある。
この例では、ベース枠40の外周壁41の正面上部41aに昇降ギミック45を配置すると共に、ベース枠内面(外周側壁41bの内側)に揺動ギミック46を配置している。昇降ギミック45は、駆動機構45bを支持したベース部45aと、駆動機構によって昇降駆動されるギミック本体45cとを有している。揺動ギミック46は、モータを含む駆動機構46aと、ギミック本体46bとを有している。
本例ではベース枠の正面側上縁部、内面を利用して夫々ギミックを配置したが、ベース枠の前面、背面、その他の部位を利用してギミックを配置してもよい。
これらのギミックはベース枠の前部開口40bを介して遊技盤前方から遊技者が視認することができるように配置されている。
従来は、ベース枠40とギミックとを予め組み付けることがなく、ベース枠とギミックを夫々異なった工場から夫々別個に最終組立てのための工場に別個に運搬されてくるのが一般であるため、トータルの取扱いが極めて煩雑であった。
これに対して本発明では、ベース枠40に予めギミックを組み付けたことによって、最終組立て工程前に事前にベース枠に対してギミックを組み込むことができるようになり、運搬、移送作業、梱包においてベース枠40とギミックの取扱いを一括して行うことが可能となる。
次に、図8は主基板保護ケース(基板保護ケース)の分解斜視図であり、図9は遊技盤の背面に対して、図示しないギミックを組み付けたベース枠40、液晶ユニット50、主基板保護ケース(基板保護ケース)60、及び裏カバー80を順次組み付けた状態を示した背面図である。また、図10(a)は外部コネクタを接続していない主基板保護ケース60に対してハーネス保護部を有したコネクタカバー70を取り付けた状態を示し、(b)はハーネス保護部を有しないコネクタカバーを取り付けた状態を示している。また、図11(a)は外部コネクタを接続している主基板保護ケース60に対してハーネス保護部を有したコネクタカバー70を取り付けた状態を示し、(b)はハーネス保護部を有しないコネクタカバーを取り付けた状態を示している。
図8に示したように主基板保護ケース60は、制御基板65を間に挟んで収容する開閉可能な2つのケース片61a、61bから成るケース本体61と、液晶ユニット50の背面下部に固定されケース本体61の下縁部を軸支する軸支部63aを有した台座63と、を備える。
ケース本体61は、台座63に設けた一対の軸支部63aに夫々装着される被軸支部61cを有し、軸支部63aに被軸支部61cが軸支された際にケース本体は台座(ベース枠40)に対して上下方向へ開閉(回動)自在となる。軸支部63aと被軸支部61cとは、回動軸部を構成している。
ケース本体61は、制御基板65の下縁に沿って設けた基板側コネクタ65aを露出させるための開口62を下部に備える。また、基板側コネクタ65aに接続された外部コネクタ66、及びハーネス67を覆うためにケース本体61(背面側ケース片61b)の下部に対して着脱自在に装着されるコネクタカバー70が設けられている。
コネクタカバー70は、基板側コネクタ65aと接続された外部コネクタ66、及び外部コネクタから延びるハーネス67の少なくとも一部を包囲するカバー本体71と、カバー本体71の下部から連設されて開口62からケース本体外部に引き出されたハーネス(余長)を包囲するハーネス保護部72と、を備えている。また、カバー本体71の適所には、ケース片61bの下部に設けた係止フック61dと着脱自在に係合する被係止部(被係止穴)75を有している。
カバー本体71は、主基板保護ケース(下ケース片61b)の下縁に沿って配置される板体であり、ハーネス保護部72はカバー本体71の下縁中央部に一体化されて下方、且つ前方へ向けて円弧状に湾曲した板体である。カバー本体71は制御基板上の基板側コネクタと接続された外部コネクタ66を全て覆うことができる寸法、形状を有し、不正に外部コネクタを抜き取る行為を阻止することを目的としている。また、ハーネス保護部72は、各外部コネクタ66から引き出されたハーネス67を横方向一端(本例では左端)側へ集約して束線部68にて束ねる際のガイド、兼、ハーネス押さえとして機能する(図11参照)。
図11(b)に示すようにハーネス保護部72が存在しない場合には、各外部コネクタ66から延びて左方向へ配線された各ハーネス67は、主基板保護ケース60の下縁から露出した状態にあるため、回動軸部を中心として主基板保護ケース60を回動させた時に周辺のユニットや部品と引っ掛かりや摩擦を起こして耐久性が低下する虞がある。
これに対して本発明のコネクタカバー70はハーネス保護部72によって横方向に配線されるハーネス束を包囲しつつガイドして外部にはみださないようにしているので、そのような不具合がなくなる。
次に、図1(a)及び(b)は台座63に設けた軸支部63aによって主基板保護ケースを回動させる前の状態、及び回動させた後の状態を示す側面図である。
コネクタカバーのハーネス保護部72は、軸支部63a、及び被軸支部61cから成る回動軸部と同心円状の円弧形状を有しているため、主基板保護ケース60は台座63の下部に対して干渉することなくスムーズに回動することができる。即ち、主基板保護ケース60はコネクタカバー70を取り付けた状態で、軸支部63aと被軸支部61cとからなる回動軸部を中心として回動するため、ハーネス保護部72の形状を回動軸部を中心とした同心円状の円弧状に湾曲した形状とすることにより、ハーネス保護部内に配線されたハーネス束67に過大な負荷をかけずに回動できるように構成されている。
次に、図13(a)及び(c)はハーネス保護部を備えた本発明のコネクタカバーを装着した主基板保護ケースの回動時の状態を示す要部断面図であり、図14(a)及び(b)はハーネス保護部を備えていないコネクタカバーを装着した主基板保護ケースの回動時の状態を示す要部断面図である。
まず、図13(a)では、主基板保護ケース60は台座63の背面と並行な直立姿勢(閉止姿勢)にあり、この際にハーネス束67は主基板保護ケースの下部に設けた円弧状板部60aと、コネクタカバー側のハーネス保護部72とから構成される円弧状の収容空間内に十分なスペース的な余裕をもって収容されている。
このような収容状態で、図13(b)に示した開放姿勢に移行したとしても、ハーネス束67がコネクタカバー外部にはみ出す余地がなく、外部の部材と干渉して挟まれたり、損耗する等のダメージを受けることがない。
一方、図14に示すようにコネクタカバーにハーネス保護部72が設けられていない場合には、同図(a)に示した主基板保護ケース60の直立姿勢において、ハーネス束67はカバー本体71のみから構成されており、カバー本体の下縁よりも下方にはハーネス保護部72が存在しない。このため、各外部コネクタ66から下方に引き出されて順次束ねられた状態で主基板保護ケースの下縁に沿って横方向に配線されるハーネス束67は、フリーの状態にあり、(b)の開放状態に達する過程で主基板保護ケースの下部に設けた円弧状板部60aとカバー本体71との間からはみ出しやすくなる。このため、はみ出したハーネス束が直下にある他部材と干渉して挟まれたり、損耗する等のダメージを受けることが多くなる。
なお、図13に示した実施形態において基板側コネクタを設けた主基板保護ケースの一端縁と同じ一端縁側に回動軸部を設ける理由は、基板側コネクタと回動軸部を対向し合う異なった端縁に設けた場合には主基板保護ケースの開閉動作によって基板側コネクタに接続されたハーネスが動作する範囲が過大となってコネクタ接続部やハーネスに加わるダメージが大きくなるばかりでなく、ハーネスの余長を大きく確保しておく必要が生じるためにハーネスの余長処理が煩雑化するからである。
ところで、上記実施形態では下縁に沿った回動軸部を中心として主基板保護ケースを上下方向へ回動させているが、図15、図16に示した構成例では主基板保護ケース内に収容された制御基板の上端縁に沿った位置に基板側コネクタを設けると共に、回動軸部を主基板保護ケースの上端縁に沿った位置に設けて上下方向へ回動可能に支持している。しかし、このように構成すると、下方から延びてくるハーネスHを基板側コネクタまで配線する距離が長くなって配線が複雑化し、ハーネスの露出部分が増えるために余長処理が煩雑となる。
但し、コネクタカバーを取り付けて基板側コネクタに接続された外部コネクタの不正抜取りを阻止さえしていれば、外部コネクタから延びるハーネスの余長部分があったとしても、上端縁に沿った回動軸部を中心として主基板保護ケースが回動したとしても支障はなかった。
これに対して、基板側コネクタを制御基板の下端縁に沿って設けた場合には、主基板保護ケースの下端縁に沿って回動軸部を設けることになるため、ハーネスの余長が短くなり、処理が容易化する一方で、ハーネスが主基板保護ケースの下端縁から外部にはみ出している場合には、主基板保護ケースの直下に位置する他の部材とハーネスが干渉する虞がある。本発明では、コネクタカバーの下部にハーネス保護部72を突出させることにより、主基板保護ケースが回動する全過程において外部コネクタから延びて横方向へ配線されるハーネス束を包囲し続けることができ、直近にある他の部材から隔離するので、ハーネスが他の部材と干渉してダメージを受ける虞が無くなる。
1…遊技盤、1a…遊技領域、2…固定枠、3…ガラス枠、4…皿部、5…発射レバー、6…センター部材、10…アウト口、11…可変入賞装置、12…ゲート、13…大入賞口、14…普通入賞口、15…風車、16…普通図柄表示装置、40…ベース枠、40a…後部開放部、40b…前部開口、41…外周壁、41a…正面上部、41b…外周側壁、45…昇降ギミック、45a…ベース部、45b…駆動機構、45c…ギミック本体、46…揺動ギミック、46a…駆動機構、46b…ギミック本体、50…液晶ユニット、51…液晶表示装置、52…液晶カバー、55…中継基板、60…主基板保護ケース、60a…円弧状板部、61…ケース本体、61a…ケース片、61b…ケース片、61c…被軸支部、61d…係止フック、62…開口、63…台座、63a…軸支部、65…制御基板、65a…基板側コネクタ、66…外部コネクタ、67…ハーネス、68…束線部、70…コネクタカバー、71…カバー本体、72…ハーネス保護部、80…裏カバー

Claims (1)

  1. 遊技盤の背面に液晶ユニットを添設し、前記液晶ユニットの背面に配置されて内部に制御基板を収容する板保護ケースを備え、
    前記基板保護ケースは、ケース本体と、該ケース本体に対して装着されるコネクタカバーと、を備え、
    前記コネクタカバーは、前記制御基板に着脱される外部コネクタを覆うカバー本体と、該カバー本体から連設されて前記外部コネクタから延びるハーネスを包囲するハーネス保護部と、から構成されており、
    前記基板保護ケースは、前記ケース本体を回動自在に軸支する台座を備え、
    前記ハーネス保護部は、前記ケース本体と前記台座との回動軸部と同心の円弧形状を有していることを特徴とする遊技機。
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