JP5936874B2 - 電源モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、電源モジュール、例えばAC−DCコンバータ等の電力変換回路を含む電源モジュールに関する。
従来、一次側巻線および二次側巻線とも、多層基板に内蔵したシートコイルで構成された薄型トランスが知られている。
一方、近年、電源モジュールの小型化および高効率化のため、高周波数(例えば数百kHz)で動作する薄型トランスが求められている。
なお、特許文献1には、図1に示すように、出力チャンネル数分の被膜導体を並行に並べてなるフラットケーブル帯の二次巻線を有し、各チャンネルの出力バランスが均一な多チャンネル出力型トランスが開示されている。
特開2001−135532号公報
しかしながら、薄型トランスを高周波で動作させた場合、薄型トランスの発熱量が大きく、従来技術では十分な放熱性を確保することができない。
そこで、本発明は、薄型トランスからの熱を効率的に放熱することが可能な電源モジュールを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る電源モジュールは、金属ベース基板と、薄型トランスを有するメインモジュールとを備える電源モジュールであって、
前記金属ベース基板は、下面が放熱面となる金属板と、前記金属板の上面を被覆する絶縁層と、前記絶縁層の上に形成され、端子を有する配線パターンと、前記配線パターンを被覆し且つ前記端子が露出するように開口部が設けられたソルダーレジスト膜とを有し、
前記メインモジュールは、前記薄型トランスの一次側巻線と、前記薄型トランスの二次側巻線を構成する渦巻き状の導体パターンが主面に形成された複数の基板が積層されてなる多層基板と、前記一次側巻線と前記二次側巻線との間の磁路を形成するトランスコアとを有し、
前記トランスコアは、前記金属ベース基板に当接する面を有し、前記薄型トランスからの熱を前記金属ベース基板に放熱することを特徴とする。
また、前記電源モジュールにおいて、
前記トランスコアの前記金属ベース基板と当接する面には、絶縁膜が貼り付けられていてもよい。
また、前記電源モジュールにおいて、
前記絶縁膜は、ポリイミド膜であってもよい。
また、前記電源モジュールにおいて、
前記トランスコアが前記金属ベース基板に当接する領域に、前記絶縁層および前記ソルダーレジスト膜を貫通し、底面に前記金属板が露出した放熱用開口部が設けられ、前記トランスコアは前記放熱用開口部に露出した前記金属板に直接当接するようにしてもよい。
また、前記電源モジュールにおいて、
前記金属ベース基板上の領域のうち、前記トランスコアが前記金属ベース基板に当接しない領域であり、かつ前記配線パターンが設けられていない領域に、前記絶縁層および前記ソルダーレジスト膜を貫通し、底面に前記金属板が露出した放熱用開口部が設けられ、
一端は前記放熱用開口部に露出した金属板と接合し、前記ソルダーレジスト膜の上を引き回され、他端は前記トランスコアと前記ソルダーレジスト膜との間に挟まれ、前記金属板と前記トランスコアとを熱的に接続する熱伝導パターンが設けられていてもよい。
また、前記電源モジュールにおいて、
前記トランスコアは、フェライトからなるようにしてもよい。
また、前記電源モジュールにおいて、
前記メインモジュールは、前記複数の基板の主面に形成され且つ渦巻き状の複数の導体パターンから構成されたコイル巻線と、前記導体パターンにより囲われた領域における前記多層基板を貫通する貫通孔に挿通されたコイルコアとを含む薄型コアコイルを有し、
前記コイルコアは、前記金属ベース基板に当接する面を有し、前記薄型コアコイルからの熱を前記金属ベース基板に放熱するようにしてもよい。
また、前記電源モジュールにおいて、
前記金属板は、アルミニウム板または銅板であってもよい。
本発明の一態様に係る電源モジュールによれば、薄型トランスからの熱は、トランスコアを介してアルミベース基板に伝導し、アルミベース基板の下面から放熱される。
よって、本発明によれば、薄型トランスからの熱を効率的に放熱し、電源モジュールの放熱性を改善することができる。
本発明の一実施形態による電源モジュールの断面説明図である。 本発明の一実施形態による電源モジュールにおけるアルミベース基板の平面図である。 本発明の一実施形態による電源モジュールにおけるメインモジュールの平面図である。 メインモジュールに設けられた薄型トランスの断面図である。 メインモジュールに設けられた薄型コアコイルの断面図である。 本発明の第1の変形例による電源モジュールの断面説明図である。 本発明の第2の変形例による電源モジュールにおけるアルミベース基板の平面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。なお、各図において同等の機能を有する構成要素には同一の符号を付し、同一符号の構成要素の詳しい説明は繰り返さない。
図1は、本発明の一実施形態による電源モジュール300の断面説明図を示している。図1において、アルミベース基板100については断面を示し、メインモジュール200については側面を示している。図2及び図3はそれぞれ、電源モジュール300Aのアルミベース基板100、及びメインモジュール200の平面図である。
図1に示すように、この電源モジュール300は、アルミベース基板100と、薄型トランス及び薄型コアコイル(チョークコイル)を有するメインモジュール200とを備える。電源モジュール300は、アルミベース基板100の下面と接するように取り付けられたヒートシンク(図示せず)を備えてもよい。
また、電源モジュール300は、アルミベース基板100の下面が露出するように、アルミベース基板100及びメインモジュール200を収納する樹脂フレーム(図示せず)を備えている。この樹脂フレームとアルミベース基板100とで画成される凹状の空間には、メインモジュール200を埋設するように封止樹脂が充填されている。
次に、アルミベース基板100の詳細について説明する。
アルミベース基板100は、アルミニウムからなり、下面が放熱面となるアルミニウム板110と、アルミニウム板110の上面を被覆する絶縁層120と、この絶縁層120の上に形成された配線パターン130と、この配線パターン130を被覆するソルダーレジスト膜140とを有する。
図1に示すように、配線パターン130は、電子部品を実装するための端子131を有する。ソルダーレジスト膜140には、端子131が露出するように開口部141が設けられている。
また、図1及び図2に示すように、アルミベース基板100は、アルミベース基板100の主面に対して垂直に設けられた複数の信号ピン160を有する。この信号ピン160は、配線パターン130と電気的に接続されている。信号ピン160は、メインモジュール200の多層基板220(後述)に設けられたピン挿通孔231に挿通され、多層基板220と電気的に接続される。信号ピン160を介して、メインモジュール200とアルミベース基板100との間で制御信号を含む各種の信号が送受される。
なお、アルミベース基板は、アルミニウム板に代えて、他の金属(例えば、銅)からなる金属板を用いた金属ベース基板であってもよい。
次に、メインモジュール200の詳細について説明する。
メインモジュール200は、電力変換回路(AC/DCコンバータ回路等)を構成する薄型トランスおよび薄型コアコイル(チョークコイル)を有する。
薄型トランスは、図4に示すように、ボビン210(一次側巻線)と、多層基板220に内蔵された導体パターン222から構成された二次側巻線と、一次側巻線と二次側巻線との間の磁路を形成するトランスコア240とを備えている。
ボビン210は、図4に示すように、薄型トランスの一次側巻線が巻回された筒部211と、この筒部211の両端に設けられたフランジ部212とを有する。このボビン210は、好ましくは樹脂製である。
一次側巻線は、ボビン210の筒部211に巻回された導線213からなる。導線213の一端は、図3に示すように、ボビン210から引き出され、多層基板220の表面に設けられたランドにはんだ付けされている。なお、導線213としては、一次側巻線における渦電流を可及的に抑制するため、表面に絶縁処理を施した細い銅線(例えば0.08mm径)を撚り合わせたリッツ線を用いることが好ましい。
図3に示すように、多層基板220の一端には、ボビン210の平面形状より大きな切り欠き部226が設けられている。ボビン210は、多層基板220と接触せず、かつ多層基板220と同一平面内に配置されるように、切り欠き部226内に収納されている。
多層基板220は、図3及び図4に示すように、渦巻き状の導体パターン222が主面に形成された複数の基板221を積層したものとして構成されている。導体パターン222は基板221の両面に形成されており、基板221間にはプリプレグ224が介装されている。導体パターン222は基板221の片面にのみ形成されていてもよい。導体パターン222同士は、基板221に設けられたビア223またはスルーホール(図示せず)により電気的に接続され、二次側巻線を構成している。多層基板220の表面には、図3に示すように、チップ部品やIC等の各種の電子部品227がはんだ付けされている。
トランスコア240は、図4に示すように、多層基板220の下面側に配置された基部241a、及び基部241aから立設された柱部241b,241cを含む第1のコア241と、多層基板220の上面側に配置された第2のコア242とを有する。柱部241bは、ボビン210の筒部211内に挿通され、かつ第2のコア242に当接せず、トランスコア240のギャップを形成する。一方、柱部241cは、多層基板220の貫通孔225に挿通され、かつ第2のコア242に当接する。
次に、メインモジュール200に設けられた薄型コアコイルについて説明する。この薄型コアコイルは、図5に示すように、多層基板220に内蔵された導体パターン228から構成されたコイル巻線と、第1のコア251及び第2のコア252を有するコイルコア250とを備えている。
より詳しくは、薄型コアコイルは、複数の基板221の主面に形成され且つ渦巻き状の複数の導体パターン228から構成されたコイル巻線と、導体パターン228により囲われた領域における多層基板220を貫通する貫通孔230に挿通されたコイルコア250とを含む。
導体パターン228同士は、基板221に設けられたビア229またはスルーホール(図示せず)により電気的に接続され、コイル巻線を構成している。
コイルコア250は、アルミベース基板100に当接する面を有し、薄型コアコイルからの熱をアルミベース基板100に放熱するように構成されている。
ここで、コイルコア250の構成について詳細に説明する。
第1のコア251は、図5に示すように、多層基板220の下面側に配置された基部251aと、基部251aから立設され、渦巻き状の導体パターン228を径方向に挟む柱部251b,251cと、柱部251b,251cの間における基部251aから立設され、かつ導体パターン228により囲われた領域における多層基板220を貫通する貫通孔230に挿通された柱部251dとを含む。
一方、第2のコア252は、柱部251dとの間にギャップを形成するように多層基板220の上面側に配置されている。
なお、図5に示すように、コイルコア250のギャップを埋めるように、第1のコア251と第2のコア252との間に絶縁材料253が介装されていてもよい。また、コイルコア250のギャップには、絶縁材料253として、絶縁テープが介装されていてもよい。
上記のように、メインモジュール200は、ボビン210の筒部211に巻回された導線213から構成される一次側巻線と、薄型トランスの二次側巻線を構成する渦巻き状の導体パターン222が主面に形成された複数の基板221が積層されてなる多層基板220と、一次側巻線と二次側巻線との間の磁路を形成するトランスコア240とを有する。なお、一次側巻線は、ボビン210の筒部211に巻回された導線213で構成される場合に限らず、二次側巻線と同様に、多層基板220に内蔵されたシートコイルで構成されてもよい。また、トランスコア240は、熱伝導性の高い材料(例えばフェライト)からなることが好ましい。
トランスコア240は、図1に示すように、アルミベース基板100に当接する面を有し、薄型トランスからの熱をアルミベース基板100に放熱するように構成されている。よって、薄型トランスの熱は、熱伝導性が高いトランスコアを介してアルミベース基板100に伝導し、アルミベース基板100の下面から放熱される。即ち、トランスコアを熱伝導路として機能させることで、電源モジュールの放熱性を向上させることができる。
また、コイルコア250についても、アルミベース基板100に当接する面を有し、薄型コアコイルからの熱をアルミベース基板100に放熱するように構成することで、薄型コアコイルの熱をアルミベース基板100の下面から放熱することが可能となり、電源モジュールの放熱性をさらに高めることができる。
なお、トランスコア240のアルミベース基板100と当接する面には、絶縁膜(図示せず)が貼り付けられていてもよい。この絶縁膜として、比較的薄い膜厚で絶縁性を確保することの可能な高耐圧材料を用いることが好ましい。例えば、ポリイミド膜(約10μm厚)を用いることが好ましい。これにより、トランスコア240とアルミベース基板100との間の絶縁性を確保し、薄型トランスの電気的特性が損なわれることを防止できる。
次に、上記の実施形態の2つの変形例について説明する。
(第1の変形例)
図6は、第1の変形例による電源モジュール300Aの断面説明図である。図1と同様、アルミベース基板100については断面を示し、メインモジュール200については側面を示している。
図6に示すように、トランスコア240がアルミベース基板100に当接する領域に、放熱用開口部260が設けられている。この放熱用開口部260は、絶縁層120およびソルダーレジスト膜140を貫通し、底面にアルミニウム板110が露出している。
トランスコア240は、放熱用開口部260に露出したアルミニウム板110に直接当接する。これにより、薄型トランスの熱を放出し易くし、電源モジュールの放熱性をさらに向上させることができる。
なお、薄型コアコイルについても、薄型トランスと同様にして放熱性を向上させてもよい。即ち、図6に示すように、コイルコア250が当接する領域に、絶縁層120およびソルダーレジスト膜140を貫通する放熱用開口部270を設け、コイルコア250を、放熱用開口部270に露出したアルミニウム板110に直接当接するように配置してもよい。
(第2の変形例)
図7は、第2の変形例による電源モジュールにおけるアルミベース基板100Aの平面図である。
図7に示すように、アルミベース基板100A上の領域のうち、トランスコア240がアルミベース基板100Aに当接しない領域であり、かつ配線パターン130が設けられていない領域に、放熱用開口部280が設けられている。この放熱用開口部280は、絶縁層120およびソルダーレジスト膜140を貫通し、底面にアルミニウム板110が露出している。
また、図7に示すように、アルミベース基板100Aには、熱伝導率の高い金属(銅、銀、アルミニウムなど)で形成された熱伝導パターン290が設けられている。この熱伝導パターン290の一端は、放熱用開口部280に露出したアルミニウム板110と接合する。熱伝導パターン290の他端は、トランスコア240とソルダーレジスト膜140との間に挟まれる。なお、熱伝導パターン290の他端は、図7に示すように、パッド部を有するものとして形成されることが好ましい。このパッド部の形状は、トランスコア240の下面の形状に合わせることが好ましい。
熱伝導パターン290の両端を結ぶ接続部は、ソルダーレジスト膜140の上を引き回されている。熱伝導パターン290は、アルミニウム板110とトランスコア240とを熱的に接続し、トランスコア240の熱をアルミニウム板110に伝導させる。
本変形例によれば、アルミベース基板の配線パターン130が設けられた領域にトランスコア240が配置される場合においても、トランスコア240とアルミニウム板110とを熱的に接続し、電源モジュールの放熱性を向上させることができる。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではない。異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。特許請求の範囲に規定された内容及びその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更及び部分的削除が可能である。
100,100A アルミベース基板
110 アルミニウム板
120 絶縁層
130 配線パターン
131 端子
140 ソルダーレジスト膜
141 開口部
150 電子部品
160 信号ピン
200 メインモジュール
210 ボビン
211 筒部
212 フランジ部
213 リッツ線(一次側巻線)
220 多層基板
221 基板
222 導体パターン
223 ビア
224 プリプレグ
225 貫通孔
226 切り欠き部
227 電子部品
228 導体パターン
230 貫通孔
231 ピン挿通孔
240 トランスコア
241 第1のコア(コの字形コア)
241a 基部
241b,241c 柱部
242 第2のコア
243 (ギャップを埋める)絶縁材料
250 コイルコア
251 第1のコア(E形コア)
251a 基部
251b,251c,251d 柱部
252 第2のコア
253 (ギャップを埋める)絶縁材料
260,270,280 放熱用開口部
290 熱伝導パターン
300,300A 電源モジュール

Claims (8)

  1. 金属ベース基板と、薄型トランスを有するメインモジュールとを備える電源モジュールであって、
    前記金属ベース基板は、下面が放熱面となる金属板と、前記金属板の上面を被覆する絶縁層と、前記絶縁層の上に形成され、端子を有する配線パターンと、前記配線パターンを被覆し且つ前記端子が露出するように開口部が設けられたソルダーレジスト膜とを有し、
    前記メインモジュールは、前記薄型トランスの二次側巻線を構成する渦巻き状の導体パターンが主面に形成された複数の基板が積層されてなる多層基板と、前記多層基板の一端に設けられた切り欠き部内に収納された筒部と、前記筒部に巻回された一次側巻線と、前記一次側巻線と前記二次側巻線との間の磁路を形成するトランスコアとを有し、
    前記トランスコアは、前記金属ベース基板に当接する面を有し、前記薄型トランスからの熱を前記金属ベース基板に放熱することを特徴とする電源モジュール。
  2. 前記トランスコアの前記金属ベース基板と当接する面には、絶縁膜が貼り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の電源モジュール。
  3. 前記絶縁膜は、ポリイミド膜であることを特徴とする請求項2に記載の電源モジュール。
  4. 前記トランスコアが前記金属ベース基板に当接する領域に、前記絶縁層および前記ソルダーレジスト膜を貫通し、底面に前記金属板が露出した放熱用開口部が設けられ、前記トランスコアは前記放熱用開口部に露出した前記金属板に直接当接することを特徴とする請求項1に記載の電源モジュール。
  5. 前記トランスコアは、フェライトからなることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の電源モジュール。
  6. 前記メインモジュールは、前記複数の基板の主面に形成され且つ渦巻き状の複数の導体パターンから構成されたコイル巻線と、前記導体パターンにより囲われた領域における前記多層基板を貫通する貫通孔に挿通されたコイルコアとを含む薄型コアコイルを有し、
    前記コイルコアは、前記金属ベース基板に当接する面を有し、前記薄型コアコイルからの熱を前記金属ベース基板に放熱することを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の電源モジュール。
  7. 前記金属板は、アルミニウム板または銅板であることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の電源モジュール。
  8. 金属ベース基板と、薄型トランスを有するメインモジュールとを備える電源モジュールであって、
    前記金属ベース基板は、下面が放熱面となる金属板と、前記金属板の上面を被覆する絶縁層と、前記絶縁層の上に形成され、端子を有する配線パターンと、前記配線パターンを被覆し且つ前記端子が露出するように開口部が設けられたソルダーレジスト膜とを有し、
    前記メインモジュールは、前記薄型トランスの一次側巻線と、前記薄型トランスの二次側巻線を構成する渦巻き状の導体パターンが主面に形成された複数の基板が積層されてなる多層基板と、前記一次側巻線と前記二次側巻線との間の磁路を形成するトランスコアとを有し、
    前記トランスコアは、前記金属ベース基板に当接する面を有し、前記薄型トランスからの熱を前記金属ベース基板に放熱し、
    前記金属ベース基板上の領域のうち、前記トランスコアが前記金属ベース基板に当接しない領域であり、かつ前記配線パターンが設けられていない領域に、前記絶縁層および前記ソルダーレジスト膜を貫通し、底面に前記金属板が露出した放熱用開口部が設けられ、
    一端は前記放熱用開口部に露出した金属板と接合し、前記ソルダーレジスト膜の上を引き回され、他端は前記トランスコアと前記ソルダーレジスト膜との間に挟まれ、前記金属板と前記トランスコアとを熱的に接続する熱伝導パターンが設けられていることを特徴とする電源モジュール。
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