JP5936529B2 - ガス漏洩検知システム - Google Patents

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本発明は、LNG( Liquefied Natural Gas )やLPG( Liquefied Petroleum Gas )、メタン等の可燃性ガスを始め、特定の波長に赤外線吸収スペクトルを有するガスの漏洩領域を検知するガス漏洩検知システムに関する。
天然ガスプラント、天然ガスパイプライン等の野外の広い貯留対象域において、LNGやLPG、メタン等の可燃性ガスを発生又は排出する可能性のある施設、設備において、可燃性ガスが漏洩した位置を正確に特定することが困難であった。このような広い貯留対象域でのガス漏洩の位置を特定する従来技術として、特許文献1には、光源を旋回させて、フォトダイオードを有するセンサを周方向に複数配置して漏洩点の方位を特定させるガス濃度モニタリングシステムが開示されている。本システムでは、風向風速計にて計測された風向計測値及び風速計測値に基づいて演算されたガス濃度のガス噴出想定範囲を演算して、風等の天候の影響を踏まえて大気中の異常ガスや可燃性ガスが漏洩した位置を正確に特定することができる。
特開2008−116263号公報
従来のガス漏洩検知センサとして、ガスを吸引し、触媒上での燃焼熱による抵抗体の抵抗変化等を計測し、検知を行う点検知センサと、光源と受光センサの組を漏洩検知の必要な箇所に配置し、光源と受光センサの間の漏洩を検知する線検知センサがある。しかしながら、点検知センサでは、漏洩検知の必要なポイント毎に配置される固定式であることから、漏洩点の特定が困難であり、線検知センサでは、漏洩点が光源と受光センサ間に存在することが分かっても、それ以上の漏洩点の特定ができない。
特許文献1に開示されているシステムは、光源を半導体レーザ素子等、受光センサをフォトダイオードとする線検知センサを応用させ、旋回する光源の周方向に受光センサを複数設けて、漏洩点の方位を特定させるものである。しかしながら、当該システムでは、野外の広い貯留対象域における光源からのガス漏洩点の方位を特定できるものの、旋回する光源と各センサとの間の線検知をそれぞれ行う必要があり、広域な検査対象領域におけるガス漏洩を各センサで同時に検知できるものでなかった。すなわち、広域な検査対象領域でのガス漏洩を検知するまでに時間を要するので、効率よくガス漏洩が発生しているガス漏洩領域を特定するには至らない。
本発明は、従来のガス漏洩検知システムが有する上記課題に鑑みてなされたものであり、広域な検査対象領域におけるガス漏洩領域をより効率よく特定することの可能な、新規かつ改良されたガス漏洩検知システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、レーザ光を反射する障害物を有する検査対象領域のガスの漏洩を検知するガス漏洩検知システムであって、光源から発振される前記ガスに固有な吸収波長のレーザ光を拡散した拡散レーザ光を照射する光源装置と、前記光源装置との光路の長さが規定値となる位置に設けられ、前記障害物で反射する前記拡散レーザ光の反射光を受光する受光センサと、前記拡散レーザ光を照射後に、前記受光センサで受光する反射光の吸収波長から前記ガスの漏洩の有無を判定する漏洩判定部と、前記漏洩判定部で前記ガスの漏洩を検知した後に、少なくとも前記光源装置から照射される前記拡散レーザ光、前記受光センサの検知方向、前記受光センサの検知範囲の何れかを調整することによって、前記ガスの漏洩領域を特定する漏洩領域特定部と、を備え、前記受光センサの前記反射光を検知する範囲を変更する検知範囲変更部が更に備わり、前記漏洩領域特定部は、前記漏洩判定部が前記ガスの漏洩を検知した後に、前記検知範囲変更部が前記受光センサの前記検知範囲を変更するよう制御することによって、前記ガスの漏洩領域を特定することを特徴とするガス漏洩検知システムに関係する。
本発明の一態様によれば、光源からのレーザ光を拡散してスポット径を拡げて照射してから、障害物からの反射光を検知センサで受光するので、光源と障害物間の広範囲の照射域内の漏洩領域の特定を短時間で効率よく行える。
このとき、本発明の一態様では、前記光源装置の前記光源から発振される前記レーザ光を前記拡散レーザ光からコリメート光に切り替えるレーザ光切替部が更に備わり、前記漏洩領域特定部は、前記漏洩判定部が前記ガスの漏洩を検知した後に、前記レーザ光切替部が前記光源装置から照射される前記拡散レーザ光を前記コリメート光に切り替えるよう制御することによって、前記ガスの漏洩領域を特定することとしてもよい。
このようにすれば、漏洩判定部がガスの漏洩を検知した後に光源装置から照射される拡散レーザ光をコリメート光に切り替えるので、ガス漏洩領域を走査する際の絞込みが容易に行える。
また、本発明の一態様では、前記受光センサの前記反射光を検知する範囲を変更する検知範囲変更部が更に備わり、前記漏洩領域特定部は、前記漏洩判定部が前記ガスの漏洩を検知した後に、前記検知範囲変更部が前記受光センサの前記検知範囲を変更するよう制御することによって、前記ガスの漏洩領域を特定する。
このようにすれば、漏洩判定部がガスの漏洩を検知した後に、受光センサの検知方向を変更するので、ガス漏洩領域を検知する際の絞込みが容易に行える。
また、本発明の一態様では、前記受光センサが複数並列して設けられ、各受光センサの検知範囲がそれぞれ異なり、前記漏洩領域特定部は、前記漏洩判定部が前記ガスの漏洩を検知した後に、前記受光センサの何れかがガス漏洩を検知したかの検査結果に基づいて、前記ガスの漏洩領域を特定することとしてもよい。
このようにすれば、それぞれの受光センサの検知範囲が別に分けられるので、漏洩判定部がガスの漏洩を検知した後に受光センサの何れかの検知結果に基づいて、ガス漏洩領域の特定が容易に行える。
また、本発明の一態様では、前記光源装置の前記拡散レーザ光の照射角度を段階的に調整する拡散角度調整部が更に備わり、前記漏洩領域特定部は、前記漏洩判定部が前記ガスの漏洩を検知した後に、前記拡散角度調整部が前記拡散レーザ光の照射角度を段階的に調整するよう制御することによって、前記ガスの漏洩領域を特定することとしてもよい。
このようにすれば、漏洩判定部がガスの漏洩を検知した後に光源装置から照射される拡散レーザ光の照射角度を段階的に調整するので、拡散レーザ光の照射領域内におけるガス漏洩領域の絞込みが容易に行える。
また、本発明の一態様では、前記拡散レーザ光を照射後に、前記漏洩判定部が前記ガスの漏洩が有ると判定する場合に、警報を発信する警報装置が更に備わることとしてもよい。
このようにすれば、漏洩判定部がガスの漏洩を検知した後に、警報装置から警報が発信されるので、中央制御室等にいる監視人や現場検査員等にガス漏洩が発生した旨を報知できるので、ガス漏洩に対する迅速な対応が可能となる。
また、本発明の他の態様は、レーザ光を反射する障害物を複数有する検査対象領域のガスの漏洩を検知するガス漏洩検知システムであって、光源から発振される前記ガスに固有な吸収波長のレーザ光を拡散した拡散レーザ光を照射する光源装置と、前記拡散レーザ光の照射範囲内に有する前記障害物のそれぞれに前記光源装置との光路の長さが規定値となる位置に設けられ、前記拡散レーザ光を受光する受光センサと、前記拡散レーザ光を照射後に、前記受光センサで受光する反射光の吸収波長から前記ガスの漏洩の有無を判定する漏洩判定部と、前記漏洩判定部で前記ガスの漏洩を検知した後に、前記受光センサの何れかがガス漏洩を検知したかの検査結果に基づいて、前記ガスの漏洩領域を特定することを特徴とするガス漏洩検知システムに関係する。
本発明の他の態様によれば、拡散レーザ光を各受光センサに向けて同時に発振してから、各受光センサの検知範囲が別に分かれているので、漏洩判定部がガスの漏洩を検知した後に受光センサの何れかの検知結果に基づいて、ガス漏洩領域の特定が容易に行える。
このとき、本発明の一態様では、前記拡散レーザ光を照射後に、前記漏洩判定部が前記ガスの漏洩が有ると判定する場合に、警報を発信する警報装置が更に備わることとしてもよい。
このようにすれば、漏洩判定部がガスの漏洩を検知した後に、警報装置から警報が発信されるので、中央制御室等にいる監視人や現場検査員等にガス漏洩が発生した旨を報知できるので、ガス漏洩に対する迅速な対応が可能となる。
以上説明したように本発明によれば、光源からのレーザ光を拡散してスポット径を拡げて検査対象領域に照射してから、障害物からの反射光を検知センサで受光するので、光源と障害物間の広範囲の照射域内の漏洩領域の特定を短時間で効率よく行える。
本発明の第1の実施形態に係るガス漏洩検知システムの概略構成図である。 本発明に係る光源装置の概略構成図である。 本発明に係る受光センサの概略構成図である。 本実施形態に係るガス漏洩検知システムにおけるガス漏洩検知の基本フローを示すフローチャートである。 本実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程のフローチャートである。 本実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程の動作説明図である。 本実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程の動作説明図である。 本発明の第2の実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程のフローチャートである。 本実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程の動作説明図である。 本実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程の動作説明図である。 本発明の第3の実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程の動作説明図である。 本発明の第4の実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程のフローチャートである。 本実施形態に係るガス漏洩検知システムの光源装置の照射角度を調整する機構部の一例を示す説明図である。 本実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程の動作説明図である。 本発明の第5の実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程の動作説明図である。 本発明の第6の実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩検知のフローチャートである。 本実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩検知の動作説明図である。 本発明の第7の実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩検知の動作のフローチャートである。 本実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩検知の動作説明図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
(第1の実施形態)
まず、本発明のガス漏洩検知システムの第1の実施形態について、図面を使用しながら説明する。図1は、本実施形態に係るガス漏洩検知システムの概略構成図であり、図2は、本発明に係る光源装置の概略構成図であり、図3は、本発明に係る受光センサの概略構成図である。
本実施形態のガス漏洩検知システム100は、図1に示すように、光源装置10と、受光センサ20と、測定ユニット40と、AD変換器50と、中央制御装置102と、表示部60と、記憶部70とを備える。本実施形態では、光源からのレーザ光を拡散してスポット径を拡げて検査対象領域に照射してから、障害物からの反射光を検知センサで受光することを特徴とする。
光源装置10は、レーザ光をコリメート化して照射する。本実施形態では、光源装置10は、図2に示すように、LDモジュール11と、ミラー12a、12b、12cと、凹型光学系13、凸型光学系14、参照セル15、及び参照用フォトダイオード16を備える。
LDモジュール11は、少なくとも測定検査対象となるガスに固有な吸収波長のレーザ光を発振する光源であり、例えば、半導体レーザ素子、半導体レーザ素子の温度調節を行うためのペルチェ素子等を備えている。なお、光源は、この半導体レーザ素子に限定されるものではなく、その他の波長変調が可能なレーザ発振器の全てに適用可能であり、また、レーザ以外の光・電磁波の場合も、波長変調が可能な場合には、全て適用可能である。
ミラー12aは、LDモジュール11から発振されたレーザ光を反射する。ハーフミラー12bは、ミラー12aで反射されたレーザ光の一部を光学系13、14に向けて反射すると共に一部を透過させる。ミラー12cは、ハーフミラー12bを透過したレーザ光を参照セル15に向けて反射する。
凹型光学系13は、光源11から発振されるレーザ光を拡散する凹レンズである。凸型光学系14は、凹型光学系13で拡散したレーザ光をコリメート化する凸レンズであり、コリメート化したレーザ光を照射する際に凹型光学系13からの照射光側に設けられる。本実施形態の光源装置10は、通常時では、光源11からのレーザ光を凹型光学系13のみを透過するので、拡散レーザ光が照射され、必要時に凸型光学系14が凹型光学系13の照射光側に設けられるので、照射光を必要に応じて適宜切り替えられる。
参照セル15は、所定の参照セル長さLoを有しており、参照セル15内には、計測対象であるメタンCH4が所定のガス濃度Coで封入されている。参照用フォトダイオード16にて検出された参照ガス濃度計測値Doは、測定ユニット40に入力されてガス濃度の検定と波長安定化とに用いられる。参照用フォトダイオード16は、参照セル15を透過したレーザ光を受光し、当該レーザ光に基づく電気信号を測定ユニット40に送る。
受光センサ20は、光源装置10から照射される拡散レーザ光L20の照射領域内に有する障害物30で反射された反射光を受光する。受光センサ20には、図3に示すように、計測用フォトダイオード21と、背景光用フォトダイオード22が設けられている。計測用フォトダイオード21は、拡散レーザ光L20の障害物30の反射光の光軸上に配置されると共に、計測域に設けられた障害物30の反射光を受光するようになっている。背景光用フォトダイオード22は、拡散レーザ光L20の反射光の光軸から外れたところに配置されると共に、計測域の背景光(バックグラウンド)を受光するようになっている。これら計測用フォトダイオード21、背景光用フォトダイオード22は、受光した反射光、背景光に基づく電気信号を測定ユニット40に送り、測定ユニット40を経由してAD変換器50に受光信号をそれぞれ送るように接続されている。AD変換器50は、中央制御装置102に接続され、中央制御装置102は、ディスプレイを備えた表示部60に接続されている。
測定ユニット40は、光源装置10の参照用フォトダイオード16と、受光センサ20の計測用フォトダイオード21、背景光用フォトダイオード22からの電気信号を処理して、処理したアナログデータをAD変換器50に送る。AD変換器50は、測定ユニット40が処理したアナログデータをデジタルデータに変換し、中央制御装置102に送る。
中央制御装置102は、AD変換器50から送られてきたデータを記憶部70に保存すると共に、これを数値化又はグラフ化したものを表示部60のディスプレイに表示する。また、中央制御装置102は、計測用フォトダイオード21で受光した光(拡散レーザ光の反射光+背景光)の強度と背景光用フォトダイオード22で受光した光(背景光)の強度との差分を演算により求め、当該演算結果に基づいて検査対象領域となる拡散レーザ光の照射領域のガス漏洩の有無を判定する。
本実施形態では、中央制御装置102には、少なくとも漏洩判定部106と、漏洩領域特定部108と、レーザ光切替部110と、検知範囲変更部112と、拡散角度調整部114とを備えることを特徴とする。
漏洩判定部106は、拡散レーザ光L20を照射後に、受光センサ20で受光する反射光の吸収波長からガスの漏洩の有無を判定する。具体的には、漏洩判定部106は、計測用フォトダイオード21で受光した光の強度と背景光用フォトダイオード22で受光した光の強度との差分を演算により求め、当該演算結果に基づいて検査対象領域となる拡散レーザ光L20の照射領域のガス漏洩の有無を判定する。また、本実施形態では、拡散レーザ光を照射後に、漏洩判定部106によってガス漏洩が有ると判定される場合に、警報を発信する警報装置80が更に備わる。
漏洩領域特定部108は、漏洩判定部106でガスの漏洩を検知した後に、少なくとも光源装置10から照射される拡散レーザ光L20、受光センサ20の検知方向、受光センサ20の検知範囲の何れかを調整することによって、ガスの漏洩領域を特定する。本実施形態のシステム100によるガス漏洩領域の特定は、主に、レーザ光切替部110、又は拡散角度調整部114による光学装置10からの拡散レーザ光L20の調整によるものと、検知範囲変更部112による受光センサ20の検知方向の変更によるものがある。
レーザ光切替部110は、光源装置10の光源11から発振されるレーザ光L10を拡散レーザ光L20からコリメート光L30への切り替えを行う。本実施形態では、漏洩判定部106でガス漏洩があると判定されると、レーザ光切替部110は、凸型光学系14を凹型光学系13の照射光側に設けて、コリメート光を照射するように制御する。また、レーザ光切替部110は、照射光をコリメート光から拡散レーザ光に切り替える場合には、凸型光学系14を凹型光学系13の照射光側から退避させる。拡散角度調整部114は、光源装置10の拡散レーザ光L20の照射角度を段階的に調整する。検知範囲変更部12は、受光センサ20の反射光を検知する範囲を変更する。これらの中央制御装置102によるガス漏洩領域の特定動作については、後ほど説明する。
次に、本実施形態に係るガス漏洩検知システムにおけるガス漏洩検知動作について、図面を使用しながら説明する。図4は、本実施形態に係るガス漏洩検知システムにおけるガス漏洩検知の基本フローを示すフローチャートである。
まず、本実施形態では、ガス漏洩検知をするために、計測光として光源からの照射光を拡散してスポット径を拡げて照射する(工程S10)。その後、障害物からの反射光を検知センサで受光してから(工程S12)、ガス漏洩の有無を判定する(工程S14)。工程S14でガス漏洩が有ると判定されたら、次に漏洩領域特定工程に進む。本実施形態では、計測光として拡散レーザ光を照射するので、光源と障害物間の広範囲の照射域内でのガス漏洩の有無を短時間で行える。
次に、本実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程の動作について、図面を使用しながら説明する。図5は、本実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程のフローチャートであり、図6は、本実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程の動作説明図であり、図7は、本実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程の動作説明図である。
本実施形態では、レーザ光切替部110による光源装置10の制御によりガス漏洩領域の特定を行うことを特徴とする。すなわち、漏洩領域特定部108は、拡散レーザ光L20を照射して漏洩判定部106がガスの漏洩を検知した後に(工程S16)、レーザ光切替部110が光源装置10から照射される拡散レーザ光L20をコリメート光L30に切り替えるよう制御する(工程S21)。
このとき、光源装置10は、計測光の照射点を走査開始点にセットしてから(工程S22)、図7に示すように、センサ監視領域内A10の走査を開始する(工程S23)。工程S23で走査するときは、X軸方向及びY軸方向の何れか一方の走査から開始して、漏洩判定部106でガス漏洩が有ると検出されたら(工程S24)、警報装置80から警報を発信する(工程S25)。
一方、工程S24で漏洩判定部106がガス漏洩を検出しない場合は、X軸方向及びY軸方向の何れか一方の走査を終了し(工程S26)、センサ監視域A10の走査が完了したか否かを確認し(工程S27)、走査が完了したら、漏洩領域特定工程に進む(工程S28)。一方、センサ監視域A10の走査が完了していない場合には、走査点をX軸方向及びY軸方向の何れか他方の走査を開始して、工程S23に戻ってセンサ監視領域内の操作を行う。
このようにして、本実施形態では、照射光を拡散レーザ光L20からコリメート光L30に切り替えることによって、ガスの漏洩個所を絞り込んで、ガスの漏洩領域P10を特定する。このように、漏洩判定部106がガスの漏洩を検知した後に、光源装置10から照射される拡散レーザ光L20をコリメート光L30に切り替えるので、ガス漏洩領域P10を走査する際の絞込みが容易に行えるようになる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程の動作について、図面を使用しながら説明する。図8は、本実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程のフローチャートであり、図9は、本実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程の動作説明図であり、図10は、本実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程の動作説明図である。
本実施形態では、検知範囲変更部112による受光センサ20の制御によりガス漏洩領域の特定を行うことを特徴とする。すなわち、漏洩領域特定部108は、拡散レーザ光L20を照射して漏洩判定部106がガスの漏洩を検知した後に(工程S16)、図9に示すように、検知範囲変更部112が受光センサ20の監視域R20を点状に絞り込むよう制御する(工程S31)。
このとき、受光センサ20は、センサの監視点を走査開始点にセットしてから(工程S32)、図10に示すように、計測光照射領域B10内の走査を開始する(工程S33)。工程S33で走査するときは、X軸方向及びY軸方向の何れか一方の走査から開始して、漏洩判定部106でガス漏洩が有ると検出されたら(工程S34)、警報装置80から警報を発信する(工程S35)。
一方、工程S34で漏洩判定部106がガス漏洩を検出しない場合は、X軸方向及びY軸方向の何れか一方の走査を終了し(工程S36)、計測光照射領域B10の走査が完了したか否かを確認し(工程S37)、走査が完了したら、漏洩領域特定工程に進む(工程S38)。一方、計測光照射領域B10の走査が完了していない場合には、走査点をX軸方向及びY軸方向の何れか他方の走査を開始して、工程S33に戻って計測光照射領域内の操作を行う。
このようにして、本実施形態では、受光センサ20の検知範囲を例えば、面領域から点領域に関し領域を縮小するように変更することによって、ガスの漏洩個所を絞り込んで、ガスの漏洩領域P10を特定する。このように、漏洩判定部106がガスの漏洩を検知した後に、受光センサの検知範囲を面領域から点領域に変更するので、ガス漏洩領域P10を検知する際の絞込みが容易に行えるようになる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程の動作について、図面を使用しながら説明する。図11は、本発明の第3の実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程の動作説明図である。
本実施形態では、図11に示すように、光源装置10の位置側に受光センサ20a、20b、20cが複数設けられ、障害物30からの反射光の強度低下を受光センサ20a、20b、20cで計測することにより、ガス漏洩の有無を検知することを特徴とする。また、レーザ照射域全体を監視できるように各センサ20a、20b、20cの見込み角を調整するので、各受光センサ20a、20b、20cの検知範囲R1、R2、R3がそれぞれ異なる。そして、漏洩領域特定部108は、漏洩判定部106がガスの漏洩を検知した後に、受光センサ20a、20b、20cの何れかがガス漏洩を検知したかの検査結果に基づいて、ガスの漏洩領域を特定する。
このようにすれば、受光センサ20a、20b、20cの監視領域R1、R2、R3に漏洩ガスP10が存在する場合、漏洩ガスP10の光吸収により、反射光の受光センサ20a、20b、20cへの入射強度が低下する。この入射強度の低下を受光センサ20a、20b、20cで検知することにより、ガス漏洩の有無を判定することができる。また、それぞれの受光センサの検知範囲が別に分けられるので、漏洩判定部がガスの漏洩を検知した後に受光センサの何れかの検知結果に基づいて、ガス漏洩領域の特定が容易に行える。すなわち、各受光センサ20a、20b、20cの担当監視域R1、R2、R3より、ガス漏洩点P10の方位、漏洩規模を短時間で特定することができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程の動作について、図面を使用しながら説明する。図12は、本実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程のフローチャートであり、図13は、本実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程の動作説明図であり、図14は、本実施形態に係るガス漏洩検知システムの光源装置の照射角度を調整する機構部の一例を示す説明図である。
本実施形態では、拡散角度調整部114による光源装置10の制御によりガス漏洩領域の特定を行うことを特徴とする。すなわち、漏洩領域特定部108は、拡散レーザ光L20を照射して漏洩判定部106がガスの漏洩を検知した後に(工程S16)、拡散角度調整部114がレーザスポット径Aiを最大値A0にする(工程S41)。その後、拡散角度調整部114がレーザスポット径Aiを最大値A0から段階的に縮小するように(工程S42)、拡散角度調整部114が拡散レーザ光の照射角度を段階的に調整する(工程S43)。
そして、段階的にレーザスポット径Aiを段階的に縮小しながら、漏洩判定部106でガス漏洩の有無を判定し、ガス漏洩状態が「有り」から「無し」と検出されたら(工程S44)、図13に示すように、ガス漏洩領域P10がレーザスポット径Ai−1とAiとの間の領域内にある旨が分かる。一方、工程S44で漏洩判定部106がガス漏洩を検出しない場合は、工程S42ni戻り、レーザスポット径Aiをもう1段階縮小したレーザスポット径Ai+1に縮小して、同様の動作フローを繰り返す。なお、レーザスポット径の絞込みは、例えば、光学装置10の凹型光学系13が図14に示すような拡散角度が異なる複数の凹型光学系15−1〜15−5を同心円状に設けた切替光学系15を使って、中心軸C10を回しながら拡散角度を変更するようにしてもよい。
このようにして、本実施形態では、漏洩判定部106がガスの漏洩を検知した後に、光源装置10から照射される拡散レーザ光の照射角度を段階的に調整するので、拡散レーザ光の照射領域内におけるガス漏洩領域の絞込みが容易に行える。すなわち、拡散レーザ光のスポット径サイズを変化させて、ガス漏洩領域を絞り込むので、短時間で広範囲の計測を行って、漏洩領域を絞り込むことが可能となる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程の動作について、図面を使用しながら説明する。図15は、本発明の第5の実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程の動作説明図である。
本実施形態では、図15に示すように、拡散レーザ光L20の照射範囲内に有する障害物30−1、30−2、30−3のそれぞれに、拡散レーザ光L20を受光する受光センサ20−1、20−2、20−3が設けられていることを特徴とする。受光センサ20−1、20−2、20−3は、光源装置10との光路の長さが規定値となる位置に設けられている。このようにセンサ20−1、20−2、20−3を設けることによって、光源装置10からの照射光を拡散して照射し、照射域内に複数設置した検知センサで受光する。そして、光源装置10と各センサ20−1、20−2、20−3間の光路内での漏洩検知を行う。
このようにして、本実施形態では、拡散レーザ光を各受光センサに向けて同時に発振してから、各受光センサの検知範囲が別に分かれているので、漏洩判定部106がガスの漏洩を検知した後に受光センサ20−1、20−2、20−3の何れかの検知結果に基づいて、ガス漏洩領域の特定が容易に行える。すなわち、レーザ照射域にある構造物等の障害物30−1、30−2、30−3にセンサ20−1、20−2、20−3を複数設置することによって、ガス漏洩の有無及び漏洩点の方位を短時間で計測することができる。
(第6の実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程の動作について、図面を使用しながら説明する。図16は、本実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程のフローチャートであり、図17は、本実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程の動作説明図である。
本実施形態では、図17に示すように、光源装置18から照射するレーザ光が拡散レーザ光でなく、コリメート化されたレーザ光であり、その照射方向を検査対象領域内の何れのかの方向になるように調整する照射方向調整部19が設けられることを特徴とする。すなわち、線状照射による計測光によって、走査が開始される(工程S51)。その後、光源装置18は、照射方向調整部19によって、走査方向を調整しながら、X軸方向及びY軸方向の何れか一方の走査から開始して(工程S52)、漏洩判定部106でガス漏洩が有ると検出されたら(工程S53)、警報装置80から警報を発信する(工程S57)。
一方、工程S53で漏洩判定部106がガス漏洩を検出しない場合は、X軸方向及びY軸方向の何れか一方の走査を終了し(工程S54)、検知必要域C10の走査が完了したか否かを確認し(工程S55)、走査が完了したら、漏洩領域特定工程に進む。一方、検知必要域C10の走査が完了していない場合には、走査点をX軸方向及びY軸方向の何れか他方の走査を開始して、工程S52に戻って検知必要域C10内の走査を行う。
このようにして、本実施形態では、漏洩判定部106がガスの漏洩を検知した後に光源装置18の照射方向を検査対象領域内C10の何れのかの方向になるように調整するので、ガス漏洩領域を走査する際の絞込みができる。
(第7の実施形態)
次に、本発明の第7の実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩検知の動作について、図面を使用しながら説明する。図18は、本実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩検知の動作のフローチャートであり、図19は、本実施形態に係るガス漏洩検知システムによるガス漏洩領域特定工程の動作説明図である。
本実施形態では、図19に示すように、光源装置18から照射するレーザ光が拡散レーザ光でなく、コリメート化されたレーザ光であり、かつ光源装置19から発振されるレーザ光の光路を変更する反射光学系36が設けられていることを特徴とする。すなわち、本実施形態では、光源装置18から照射するレーザ光が届かないような、複数の障害物34、35との間の部位や後方に発生したガス漏洩を検知可能とするために、レーザ光の光路を変更する反射光学系36が設けられている。
本実施形態では、線状照射による計測光によって、走査が開始される(工程S61)。その後、漏洩判定部106でガス漏洩の有無が判定され(工程S62)、ガス漏洩が有ると検出されたら、上記各実施形態に示す漏洩領域特定工程に移る。
一方、工程S62で漏洩判定部106がガス漏洩を検出しない場合は、光源装置19のレーザ光の光路内にガス漏洩がないと判定され、次に計測光路内に反射光学系36を挿入する(工程S63)。その後、漏洩判定部106でガス漏洩の有無が判定される(工程S64)。このようにして、本実施形態では、反射光学系36によって光源装置19からのレーザ光の光路を変更できるので、障害物34の後方等の光源装置19からのレーザ光が直接届かない部位に対しても、レーザ光の走査が可能となる。
なお、上記のように本発明の各実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは、当業者には、容易に理解できるであろう。従って、このような変形例は、全て本発明の範囲に含まれるものとする。
例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義又は同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また、上記の各実施形態では、ガス漏洩の検知対象として、可燃性ガスの場合を説明しているが、本発明は、ガスの赤外線吸収を利用した検知方式であり、特定の波長に赤外線吸収スペクトルを有するガスであれば、可燃性ガスでなくても適用可能である。さらに、ガス漏洩検知システムの構成、動作も本発明の各実施形態で説明したものに限定されず、種々の変形実施が可能である。
10 光源装置
11 光源
20 受光センサ
30 障害物
40 測定ユニット
50 AD変換器
60 表示部
70 記憶部
80 警報装置
100 ガス漏洩検知システム
102 中央制御装置
106 漏洩判定部
108 漏洩領域特定部
110 レーザ光切替部
112 検知範囲変更部
114 拡散角度調整部
P10、P30 (ガス)漏洩点

Claims (4)

  1. レーザ光を反射する障害物を有する検査対象領域のガスの漏洩を検知するガス漏洩検知システムであって、
    光源から発振される前記ガスに固有な吸収波長のレーザ光を拡散した拡散レーザ光を照射する光源装置と、
    前記光源装置との光路の長さが規定値となる位置に設けられ、前記障害物で反射する前記拡散レーザ光の反射光を受光する受光センサと、
    前記拡散レーザ光を照射後に、前記受光センサで受光する反射光の吸収波長から前記ガスの漏洩の有無を判定する漏洩判定部と、
    前記漏洩判定部で前記ガスの漏洩を検知した後に、少なくとも前記光源装置から照射される前記拡散レーザ光、前記受光センサの検知方向、前記受光センサの検知範囲の何れかを調整することによって、前記ガスの漏洩領域を特定する漏洩領域特定部と、を備え
    前記受光センサの前記反射光を検知する範囲を変更する検知範囲変更部が更に備わり、
    前記漏洩領域特定部は、前記漏洩判定部が前記ガスの漏洩を検知した後に、前記検知範囲変更部が前記受光センサの前記検知範囲を変更するよう制御することによって、前記ガスの漏洩領域を特定することを特徴とするガス漏洩検知システム。
  2. 前記受光センサが複数並列して設けられ、各受光センサの検知範囲がそれぞれ異なり、
    前記漏洩領域特定部は、前記漏洩判定部が前記ガスの漏洩を検知した後に、前記受光センサの何れかがガス漏洩を検知したかの検査結果に基づいて、前記ガスの漏洩領域を特定することを特徴とする請求項1に記載のガス漏洩検知システム。
  3. 前記光源装置の前記拡散レーザ光の照射角度を段階的に調整する拡散角度調整部が更に備わり、
    前記漏洩領域特定部は、前記漏洩判定部が前記ガスの漏洩を検知した後に、前記拡散角度調整部が前記拡散レーザ光の照射角度を段階的に調整するよう制御することによって、前記ガスの漏洩領域を特定することを特徴とする請求項又はに記載のガス漏洩検知システム。
  4. 前記拡散レーザ光を照射後に、前記漏洩判定部が前記ガスの漏洩が有ると判定する場合に、警報を発信する警報装置器が更に備わることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載のガス漏洩検知システム。
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