JP5935849B2 - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像中の目を検出する画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
従来、撮像した画像中の被写体の顔領域と表情を表現するための制御点とに基づいて、表情付きの顔画像を生成する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−185624号公報
ところで、一般的に、人の目の一部分は瞼等に覆われている。このため、上記特許文献1等の場合、顔の動きと目の動きとを適正に制御することができずに、顔全体の表情が不自然になってしまう虞がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、顔の表現をより自然なものにすることである。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像処理装置は、
目を含む画像を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された画像から目の虹彩領域を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された虹彩領域の形状が略円形となるように当該虹彩領域の欠損部分を前記虹彩領域の複数の画素値に基づいて決定される代表値で補完する補完手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る画像処理方法は、
画像処理装置を用いた画像処理方法であって、目を含む画像を取得する処理と、取得された画像から目の虹彩領域を検出する処理と、検出された虹彩領域の形状が略円形となるように当該虹彩領域の欠損部分を前記虹彩領域の複数の画素値に基づいて決定される代表値で補完する処理と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、
画像処理装置のコンピュータを、目を含む画像を取得する取得手段、前記取得手段により取得された画像から目の虹彩領域を検出する検出手段、前記検出手段により検出された虹彩領域の形状が略円形となるように当該虹彩領域の欠損部分を前記虹彩領域の複数の画素値に基づいて決定される代表値で補完する補完手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、顔の表現をより自然なものにできる。
本発明を適用した一実施形態の画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の画像処理装置による目画像生成処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図2の目画像生成処理に係る顔画像を模式的に示す図である。 図2の目画像生成処理における第一処理に係る画像を模式的に示す図である。 図2の目画像生成処理における第二処理に係る画像を模式的に示す図である。 図2の目画像生成処理における影領域の付加処理に係る画像を模式的に示す図である。 図2の目画像生成処理に係る顔画像を模式的に示す図である。 図2の目画像生成処理の変形例1を示す図である。 図2の目画像生成処理の変形例2を示す図である。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した一実施形態の画像処理装置100の概略構成を示すブロック図である。
画像処理装置100は、例えば、パーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータ等により構成され、図1に示すように、中央制御部1と、メモリ2と、記憶部3と、操作入力部4と、画像生成部5と、表示部6と、表示制御部7とを備えている。
また、中央制御部1、メモリ2、記憶部3、画像生成部5及び表示制御部7は、バスライン8を介して接続されている。
中央制御部1は、画像処理装置100の各部を制御するものである。具体的には、中央制御部1は、CPU(Central Processing Unit;図示略)等を備え、画像処理装置100用の各種処理プログラム(図示略)に従って各種の制御動作を行う。
メモリ2は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等により構成され、中央制御部1、画像生成部5等によって処理されるデータ等を一時的に記憶するバッファメモリや、中央制御部1などのワーキングメモリ、当該画像処理装置100の機能に係る各種プログラムやデータが格納されたプログラムメモリ等(何れも図示略)を備えている。
記憶部3は、例えば、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)、ハードディスクドライブ等により構成され、中央制御部1の動作に必要な各種プログラムやデータ(図示略)を記憶している。
また、記憶部3は、各顔画像データ3aを記憶している。
顔画像データ3aは、人の顔を含む二次元の顔画像(図3(a)〜図3(c)参照)のデータである。即ち、この顔画像データ3aは、少なくとも顔を含む画像の画像データであれば良く、例えば、顔のみの画像データであっても良いし、胸から上の画像データであっても良い。
なお、図3(a)〜図3(c)に示す顔画像データ3aに係る顔画像は、一例であってこれらに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
操作入力部4は、例えば、数値、文字等を入力するためのデータ入力キーや、データの選択、送り操作等を行うための上下左右移動キーや各種機能キー等によって構成されるキーボードやマウス等の操作部(図示略)を備え、これらの操作部の操作に応じて所定の操作信号を中央制御部1に出力する。
画像生成部5は、画像取得部5aと、目検出部5bと、虹彩検出部5cと、第一算出部5dと、第二算出部5eと、目画像生成部5fと、影領域特定部5gと、影対応付け部5hと、目画像記憶部5iとを具備している。
なお、画像生成部5の各部は、例えば、所定のロジック回路から構成されているが、当該構成は一例であってこれに限られるものではない。
画像取得部5aは、顔画像データ3aを取得する。
即ち、画像取得部(取得手段)5aは、目画像生成処理の処理対象となる顔を含む二次元の画像の顔画像データ3aを取得する。具体的には、画像取得部5aは、例えば、記憶部3に記憶されている所定数の顔画像データ3aの中で、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて指定されたユーザ所望の顔画像データ3aを目画像生成処理の処理対象として取得する。
なお、画像取得部5aは、図示しない通信制御部を介して接続された外部機器(図示略)から顔画像データ3aを取得しても良い。
目検出部5bは、顔画像から目領域を検出する。
即ち、目検出部5bは、画像取得部5aにより取得された顔画像内で、例えば、AAM(Active Appearance Model)を用いた処理により目領域E(図4(a)等参照)を検出する。
ここで、AAMとは、視覚的事象のモデル化の一手法であり、任意の顔領域の画像のモデル化を行う処理である。例えば、目検出部5bは、複数のサンプル顔画像における所定の特徴部位(例えば、目じりや鼻頭やフェイスライン等)の位置や画素値(例えば、輝度値)の統計的分析結果を所定の登録手段に登録しておく。そして、目検出部5b、上記の特徴部位の位置を基準として、顔の形状を表す形状モデルや平均的な形状における「Appearance」を表すテクスチャーモデルを設定し、これらのモデルを用いて顔画像をモデル化する。これにより、顔画像内で、例えば、目、鼻、口、眉、顔輪郭等の顔構成部がモデル化される。
なお、目領域Eの検出をAAMを用いて行うようにしたが、一例であってこれに限られるものではなく、例えば、エッジ抽出処理、非等方拡散処理、テンプレートマッチング等適宜任意に変更可能である。
虹彩検出部5cは、目の虹彩領域Eaを検出する。
即ち、虹彩検出部(検出手段)5cは、画像取得部5aにより取得された顔画像から目の虹彩領域Eaを検出する。具体的には、虹彩検出部5cは、顔画像内で目検出部5bにより検出された目領域Eの画像データを所定の色空間(例えば、HSV色空間、HLS色空間、RGB色空間等)に変換し、所定の閾値を利用して白目に対応する色及び当該白目の領域Eb1、Eb2を特定する。そして、虹彩検出部5cは、目検出部5bにより検出された目領域E内から、所定の検出手法を用いて虹彩領域Eaを検出する。
例えば、虹彩検出部5cは、目領域Eの画像データに対して、円環状のリングフィルタを用いて虹彩領域Eaを検出する(図4(b)参照)。ここで、リングフィルタは、目領域Eの画像内で、白目の領域(Eb1、Eb2)と輝度値が所定値以上離れている部分を候補点とみなし、縁部分の形状が真円に近い領域ほど数値が高くなる。そして、虹彩検出部5cは、最も数値が高くなった領域を虹彩領域Eaとして抽出する。
また、例えば、虹彩検出部5cは、目領域Eの画像データの色情報に基づいて、目領域E内で白目以外の領域を包含する最小の円(最小包含円C)の内側を虹彩領域Eaとして検出する(図5(b)参照)。なお、最小包含円Cとは、白目以外の領域を包含する円のうち半径rが最小となる円のことである。
なお、上記した虹彩領域Eaの検出手法は、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
例えば、円環状のリングフィルタを用いる場合、虹彩検出部5cは、目領域Eの画像データに対して、先に円環状のリングフィルタを用いて虹彩領域Eaを検出した後、当該虹彩領域Ea以外の領域で白目の色及び領域Eb1、Eb2を特定しても良い。
また、虹彩検出部5cは、目領域Eの画像データに対して、円環状のリングフィルタを用いて虹彩領域Eaを検出した後、目領域Eから虹彩領域Eaを除去して、虹彩領域Ea以外の領域を検出しても良い(図6(b)参照)。なお、図6(b)の目領域Eでは、例えば、投光により上瞼の影が生じているため、虹彩領域Ea以外の領域は白目の領域Eb1、Eb2内に影領域Esが含まれた状態となる。
第一算出部5dは、虹彩領域Eaの中心O1及び直径dを算出する。
即ち、第一算出部(第一算出手段)5dは、虹彩検出部5cにより円環状のリングフィルタを用いて虹彩領域Eaが検出された場合に、当該虹彩領域Eaの中心O1及び直径dを算出する(図4(b)等参照)。なお、図4(b)には、算出された虹彩領域Eaの中心O1及び直径dの円を模式的に表している。
第二算出部5eは、虹彩領域Eaを包含する最小の円の中心O2及び半径rを算出する。
即ち、第二算出部(第二算出手段)5eは、虹彩検出部5cにより目領域Eの画像データの色情報に基づいて虹彩領域Eaが検出された場合に、当該虹彩領域Eaを包含する最小包含円Cの中心O2及び半径rを算出する(図5(b)参照)。
目画像生成部5fは、虹彩領域Eaの欠損部分L1、L2を補完する。
即ち、目画像生成部(補完手段)5fは、虹彩検出部5cにより検出された虹彩領域Eaの形状が略円形となるように欠損部分L1、L2を補完する。具体的には、目画像生成部5fは、虹彩検出部5cにより検出された虹彩領域Eaを所定の検出手法を用いて欠損部分L1、L2を補完する。
例えば、目画像生成部5fは、第一算出部5dにより算出された虹彩領域Eaの中心O1及び直径dに基づいて、当該虹彩領域Eaの形状が略円形となるように欠損部分L1、L2を補完する。具体的には、目画像生成部5fは、算出された虹彩領域Eaの中心O1及び直径dの円と当該虹彩領域Eaとを同心円上に重畳させ、欠損部分L1、L2の各画素を同心円上の画素値の代表値で補完して虹彩画像Eiを生成する(図4(c)参照)。
ここで、欠損部分L1、L2を補完する画素値の代表値は、当該欠損部分L1、L2の画素と同心円上で隣合う画素の画素値であっても良いし、当該同心円上の複数の画素の画素値の平均値や中央値等であっても良い。
そして、目画像生成部5fは、略円形の虹彩画像Eiの直径dから想定される平面視における略円形の眼球のサイズを特定して、円の所定位置(例えば、略中心)に虹彩画像Eiを配置するとともに、その周囲を白目に対応する色で塗りつぶすことで、目テクスチャ画像Tを生成する(図4(d)参照)。
また、例えば、目画像生成部5fは、第二算出部5eにより算出された虹彩領域Eaに対応する最小包含円Cの中心O2から半径rまでの範囲内で、当該虹彩領域Eaの形状が略円形となるように欠損部分L1、L2を補完する。具体的には、目画像生成部5fは、第二算出部5eにより算出された最小包含円Cの直径dから想定される眼球の三次元の球体のサイズを特定して、当該球体に対応する二次元の略正方形の画像データを生成する(図5(c)参照)。
そして、目画像生成部5fは、略正方形の画像データの所定位置(例えば、略中心)に、虹彩検出部5cにより検出された虹彩領域Eaを配置した後、当該虹彩領域Ea中の画素の位置を所定の座標(例えば、直交座標)から極座標に再配置するように変換し、中心O2から放射方向に半径rまでの範囲内に存在する欠損部分L1、L2を半径方向に直交する画素値の代表値(例えば、平均値や中央値等)で補完して(図5(d)参照)、虹彩画像Eiを含む目テクスチャ画像Tを生成する(図5(e)参照)。
なお、目画像生成部5fは、例えば、第一算出部5dにより算出された虹彩領域Eaの中心O1及び直径dを基準として、虹彩領域Eaの中心O1から放射方向に直径dの1/2の値(半径)までの範囲内で欠損部分L1、L2を半径方向に直交する画素値の代表値(例えば、平均値や中央値等)で補完しても良い。また、目画像生成部5fは、例えば、第二算出部5eにより算出された最小包含円Cの中心O2及び半径rを基準として、欠損部分L1、L2の各画素を同心円上の画素値で補完しても良い。
影領域特定部5gは、目領域Eの中で影領域を特定する。
即ち、影領域特定部(特定手段)5gは、目検出部5bにより検出された目領域Eの中で、投光により生じた影領域Es1、Es2を特定する。具体的には、影領域特定部5gは、虹彩検出部5cにより検出された虹彩領域Ea以外の領域(影領域Es1、Es2を含む白目の領域Eb1、Eb2)の画像データを所定の色空間(例えば、HSV色空間等)に変換し、所定の閾値を利用して白目に対応する色及び当該白目の領域Eb1、Eb2を特定する。そして、影領域特定部5gは、虹彩領域Ea以外の領域の中で、白目の領域Eb1、Eb2以外の領域の色を影に対応する色として特定し、当該色の部分を影領域とする。ここで、図6(c)の場合、例えば、除去された虹彩領域Eaにより影領域の中央部分が分断されているため、各虹彩領域Ea側の端部の上下方向の幅を特定し、当該幅の影領域が虹彩領域Ea上に存するように目の上縁部分に沿って描画することで二つの影領域Es1、Es2を繋いで、上瞼の略全域に対応する影領域ESを特定する。
影対応付け部5hは、影領域Esの位置データと目の位置データとを対応付ける。
即ち、影対応付け部(生成手段)5hは、影領域特定部5gにより特定された影領域Es1、Es2の位置データを生成して、目領域Eの位置データとを対応付ける。具体的には、影対応付け部5hは、影領域特定部5gにより特定された影領域Es1、Es2の上縁部分及び下縁部分の各々に制御点pを複数設定して、所定形状(例えば、三角形状等)のメッシュ状に区分する(図6(d)参照)。そして、影対応付け部5hは、当該制御点pの位置データと目領域Eの上縁部分(上瞼の下端部分)の位置データとを対応付けるとともに、影領域ESの色データを目画像生成部5fにより生成された目テクスチャ画像Tと対応付ける。
目画像記憶部5iは、目テクスチャ画像Tを記憶する。
即ち、目画像記憶部(記憶手段)5iは、目画像生成部5fにより欠損部分L1、L2が補完された虹彩領域Eaの画像データを記憶する。具体的には、目画像記憶部5iは、目画像生成部5fにより生成された目テクスチャ画像T(影領域の情報の有無は問わない)の画像データと、当該目テクスチャ画像Tが貼り付けられる三次元の眼球球体モデルとを対応付けて記憶する。
表示部6は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等のディスプレイから構成され、表示制御部7の制御下にて各種情報を表示画面に表示する。
表示制御部7は、表示用データを生成して表示部6の表示画面に表示させる制御を行う。
具体的には、表示制御部7は、例えば、GPU(Graphics Processing Unit)やVRAM(Video Random Access Memory)等を具備するビデオカード(図示略)を備えている。
そして、表示制御部7は、中央制御部1からの表示指示に従って、目画像生成処理にて目画像を生成するための各種画面の表示用データをビデオカードによる描画処理によって生成し、表示部6に出力する。
<目画像生成処理>
次に、画像処理装置100による目画像生成処理について、図2〜図7を参照して説明する。
図2は、目画像生成処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図2に示すように、先ず、画像生成部5の画像取得部5aは、例えば、記憶部3に記憶されている所定数の顔画像データ3aの中で、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて指定されたユーザ所望の顔画像データ3aを取得する(ステップS1;図3(a)〜図3(c)参照)。
次に、目検出部5bは、画像取得部5aにより取得された顔画像内で、例えば、AAMを用いた処理により目領域Eを検出する(ステップS2)。続けて、虹彩検出部5cは、顔画像内で検出された目領域Eの画像データを所定の色空間(例えば、HSV色空間等)に変換し、所定の閾値を利用して白目に対応する色及び当該白目の領域Eb1、Eb2を特定する(ステップS3)。
その後、画像生成部5は、虹彩領域Eaの検出手法に応じて処理を分岐する(ステップS4)。即ち、画像生成部5は、リングフィルタを用いて虹彩領域Eaを検出する第一処理の場合(ステップS4;第一処理)、処理をステップS51に移行させ、最小包含円Cの内側を虹彩領域Eaとして検出する第二処理の場合(ステップS4;第二処理)、処理をステップS61に移行させる。
<第一処理>
第一処理では(ステップS4;第一処理)、先ず、虹彩検出部5cは、目領域Eの画像データに対して、円環状のリングフィルタを用いて虹彩領域Eaを検出する(ステップS51;図4(b)参照)。
続けて、第一算出部5dは、虹彩検出部5cにより検出された虹彩領域Eaの中心O1及び直径dを算出する(ステップS52)。
次に、目画像生成部5fは、算出された虹彩領域Eaの中心O1及び直径dの円と当該虹彩領域Eaとを同心円上に重畳させ、欠損部分L1、L2の各画素を同心円上の画素値の代表値で補完して虹彩画像Eiを生成する(ステップS53;図4(c)参照)。そして、目画像生成部5fは、略円形の虹彩画像Eiの直径dから想定される平面視における略円形の眼球のサイズを特定して、円の所定位置(例えば、略中心)に虹彩画像Eiを配置するとともに、その周囲を白目に対応する色で塗りつぶすことで、目テクスチャ画像Tを生成する(ステップS54;図4(d)参照)。
<第二処理>
第二処理では(ステップS4;第二処理)、先ず、虹彩検出部5cは、目領域Eの画像データの色情報に基づいて、目領域E内で白目以外の領域を包含する最小包含円Cの内側を虹彩領域Eaとして検出する(ステップS61;図5(b)参照)。
続けて、第二算出部5eは、虹彩検出部5cにより検出された虹彩領域Eaを包含する最小包含円Cの中心O2及び半径rを算出する(ステップS62)。
次に、目画像生成部5fは、算出された最小包含円Cの直径dから想定される眼球の三次元の球体のサイズを特定して、当該球体に対応する二次元の略正方形の画像データを生成して、当該略正方形の画像データの略中心に虹彩領域Eaを配置する(ステップS63;図5(c)参照)。そして、目画像生成部5fは、当該虹彩領域Ea中の画素の位置を直交座標から極座標に再配置するように変換し、中心O2から放射方向に存在する欠損部分L1、L2を半径方向に直交する画素値の代表値で補完して(図5(d)参照)、虹彩画像Eiを含む目テクスチャ画像Tを生成する(ステップS64;図5(e)参照)。
その後、画像生成部5は、目テクスチャ画像Tに影領域を付加するか否かを判定する(ステップS7)。例えば、画像生成部5は、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて影領域を付加する指示が入力されているか否かに応じて、影領域を付加するか否かを判定する。
ここで、影領域を付加しないと判定されると(ステップS7;NO)、目画像記憶部5iは、目画像生成部5fにより生成された目テクスチャ画像Tの画像データと、当該目テクスチャ画像Tが貼り付けられる三次元の眼球球体モデルとを対応付けて記憶する(ステップS8)。
これにより、目画像生成処理を終了する。
一方、ステップS7にて、影領域を付加すると判定されると(ステップS7;YES)、虹彩検出部5cは、目検出部5bにより顔画像内で検出された目領域Eの画像データの複製を取得した後、リングフィルタを用いて検出された虹彩領域Eaを取得された目領域Eから除去して、虹彩領域Ea以外の領域を検出する(ステップS9)。
次に、影領域特定部5gは、虹彩検出部5cにより検出された虹彩領域Ea以外の領域の中で、投光により生じた影領域を特定する(ステップS10)。具体的には、影領域特定部5gは、虹彩領域Ea以外の領域の画像データを所定の色空間(例えば、HSV色空間等)に変換し、所定の閾値を利用して白目に対応する色及び当該白目の領域Eb1、Eb2を特定した後、虹彩領域Ea以外の領域の中で、白目の領域Eb1、Eb2以外の領域の色を影に対応する色として特定し、当該色の部分を影領域Es1、Es2とする。
ここで、影領域Esの中央部分が分断されている場合(図6(c)参照)、影領域特定部5gは、影領域Esが虹彩領域Ea上にも存するように目の上縁部分に沿って描画することで二つの影領域Es1、Es2を繋いで、上瞼の略全域に対応する影領域ESを特定する。
続けて、影対応付け部5hは、特定された影領域ESの上縁部分及び下縁部分の各々に制御点pを複数設定して、所定形状(例えば、三角形状等)のメッシュ状に区分した後(図6(d)参照)、当該制御点pの位置データと目領域Eの上縁部分(上瞼の下端部分)の位置データとを対応付けるとともに、影領域ESの色データを目テクスチャ画像Tと対応付ける(ステップS11)。
その後、画像生成部5は、処理をステップS8に移行して、目画像記憶部5iは、影対応付け部5hにより影領域ESの制御点pの位置データと目領域Eの上縁部分の位置データとが対応付けられるとともに影領域ESの色データが対応付けられた目テクスチャ画像Tの画像データと、当該目テクスチャ画像Tが貼り付けられる三次元の眼球球体モデルとを対応付けて記憶する(ステップS8)。
これにより、目画像生成処理を終了する。
目画像生成処理にて生成された目テクスチャ画像Tの画像データを、顔画像の目の開口に対応させて当該顔画像の後側に配置することで、例えば、図7(a)や図7(b)に示すように、眼球を上下左右に移動させたり視線を移動させる動きの顔画像を違和感を生じさせることなく、簡便に生成することができる。
さらに、例えば、図7(c)に示すように、影領域Esの制御点pの位置データと目領域Eの上縁部分(上瞼の下端部分)の位置データとが対応付けられるとともに、影領域ESの色データとが対応付けられた目テクスチャ画像Tの画像データを用いて、瞼を開閉する動きに追従させて影領域ESの制御点pを移動させることで影領域ESを移動させることができ、投光により生じている影の表現を違和感を生じさせることなく適正に且つ簡便に行うことができる。このとき、目領域Eと重畳する影領域ESを所定の比率で透過表示させることで、影の表現をより自然なものとすることができる。
以上のように、本実施形態の画像処理装置100によれば、顔画像から目領域Eの虹彩領域Eaを検出して、検出された虹彩領域Eaの形状が略円形となるように当該虹彩領域Eaの欠損部分L1、L2を補完するので、欠損部分L1、L2が補完された略円形の虹彩画像Ei、特に、虹彩画像Eiを含む目テクスチャ画像Tを用いることで、眼球を上下左右に移動させたり視線を移動させる際の顔の表現をより自然なものとすることができる。さらに、一枚の二次元の顔画像から虹彩画像Eiを含む目テクスチャ画像Tを簡便に生成することができる。
また、欠損部分L1、L2が補完された虹彩画像Eiを含む目テクスチャ画像Tの画像データを記憶しておくことで、顔を構成する口や鼻等の他の顔構成部とは独立させて、当該目テクスチャ画像Tの画像データを用いて眼球を動かすことができ、顔画像の中で目を動かす動作処理をより簡便に行うことができる。
また、虹彩領域Eaの中心O1及び直径dに基づいて、当該虹彩領域Eaの形状が略円形となるように欠損部分L1、L2を補完するので、虹彩領域Eaの欠損部分L1、L2の補完を適正に且つ簡便に行うことができ、略円形の虹彩画像Eiの生成を適正に行うことができる。特に、虹彩領域Ea中の画素値の代表値で欠損部分L1、L2を補完することで、当該欠損部分L1、L2の補完をより適正に行うことができる。
また、虹彩領域Eaを包含する最小包含円Cの中心O2及び半径rを算出し、その中心O2から半径rまでの放射方向の範囲内で、当該虹彩領域Eaの形状が略円形となるように欠損部分L1、L2を補完するので、虹彩領域Eaの欠損部分L1、L2の補完を適正に行うことができ、略円形の虹彩画像Eiの生成を適正に行うことができる。特に、虹彩領域Ea中の画素の位置を直交座標から極座標に再配置するように変換し、半径方向に直交する画素値の代表値で欠損部分L1、L2を補完することで、中心O2からの距離が等しい複数の画素については他の距離にある画素の特徴が反映され難くなるだけでなく、元々虹彩領域Eaに存する光反射や虹彩の模様や瞳孔などの特徴はそのまま保持することができ、より自然なテクスチャの虹彩画像Eiを生成することができる。
また、顔画像中の目領域Eの中で、投光により生じた影領域を特定して、特定された影領域の位置データを生成するので、当該影領域の位置データを利用して、瞼を開閉する動きに追従させて影領域を移動させることができ、投光により生じている影の表現を違和感を生じさせることなく適正に且つ簡便に行うことができる。
虹彩領域Eaの形状が略円形となるように欠損部分L1、L2を補完する手法として下記に変形例を示す。
(変形例1)
瞳孔を除く虹彩には、放射状に虹彩筋の一種である瞳孔散大筋が見えている。変形例1ではより正確に瞳孔散大筋が表現する。図8に示すように、円周まで領域がある部分を中心部から円周部にかけて、例えば15度分扇状領域Ea1を切り取る。上述のように虹彩領域Eaの中心と半径を求め、中心から円周方向に欠損があるかを判定する。欠損があると判定されたら欠損部分を扇状領域Ea1で補完する。
(変形例2)
図9に極座標変換を用いた変形例を示す。虹彩領域Ea中の画素の位置を直交座標から虹彩を中心とした極座標に変換する。変換後の虹彩領域で最大値となる領域を特定し所定の大きさで短冊状領域Ea2を取り出す。その後、虹彩領域が最大値と以下となる場所を短冊状領域Ea2で補完する。このようにすることで、円周で欠損がある部分を補完することが出来る。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態の画像処理装置100では、リングフィルタを用いる手法及び目領域Eの画像データの色情報を利用する手法の両方を実行可能に構成したが、一例であってこれに限られるものではなく、例えば、何れか一方のみを実行可能に構成されても良い。
加えて、上記実施形態にあっては、取得手段、検出手段、補完手段としての機能を、画像処理装置100の中央制御部1の制御下にて、画像取得部5a、虹彩検出部5c、目画像生成部5fが駆動することにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、中央制御部1のCPUによって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリに、取得処理ルーチン、検出処理ルーチン、補完処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、取得処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、目を含む画像を取得する手段として機能させるようにしても良い。また、検出処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、取得された画像から目の虹彩領域Eaを検出する手段として機能させるようにしても良い。また、補完処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、検出された虹彩領域Eaの形状が略円形となるように当該虹彩領域Eaの欠損部分L1、L2を補完する手段として機能させるようにしても良い。
同様に、第一算出手段、画素値算出手段、第二算出手段、変換手段、特定手段、生成手段、記憶手段、扇状領域抽出手段、短冊領域抽出手段についても、中央制御部1のCPUによって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
さらに、上記の各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体として、ROMやハードディスク等の他、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを所定の通信回線を介して提供する媒体としては、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
目を含む画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された画像から目の虹彩領域を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された虹彩領域の形状が略円形となるように当該虹彩領域の欠損部分を補完する補完手段と、
を備えたことを特徴とする画像処理装置。
<請求項2>
前記検出手段により検出された虹彩領域の中心及び直径を算出する第一算出手段を更に備え、
前記補完手段は、前記第一算出手段により算出された前記虹彩領域の中心及び直径に基づいて、当該虹彩領域の形状が略円形となるように欠損部分を補完することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
<請求項3>
前記補完手段は、更に、
前記虹彩領域中の画素値の代表値を算出する代表値算出手段を有し、前記代表値算出手段により算出された画素値の代表値で前記欠損部分を補完することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
<請求項4>
前記検出手段により検出された虹彩領域を包含する最小の円の中心及び半径を算出する第二算出手段を更に備え、
前記補完手段は、前記第二算出手段により算出された前記虹彩領域に対応する円の中心から前記半径までの範囲内で、当該虹彩領域の形状が略円形となるように前記欠損部分を補完することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
<請求項5>
前記補完手段は、更に、
前記検出手段により検出された虹彩領域中の画素の位置の座標を所定の座標から極座標に変換する変換手段を有し、前記極座標における半径方向の画素値の代表値で前記欠損部分を補完することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
<請求項6>
前記取得手段により取得された画像中の目の中で、投光により生じた影領域を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された影領域の位置データを生成する生成手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の画像処理装置。
<請求項7>
前記補完手段により前記欠損部分が補完された虹彩領域の画像データを記憶する記憶手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の画像処理装置。
<請求項8>
前記補完手段は、更に、
前記虹彩領域の欠損部分でない領域から扇状領域を抽出する扇状領域抽出手段を有し、前記欠損部分を前記扇状領域によって補完することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
<請求項9>
前記補完手段は、更に、
前記検出手段により検出された虹彩領域中の画素の位置の座標を所定の座標から極座標に変換する変換手段と、変換後の最大値を有する短冊領域を抽出する短冊領域抽出手段とを有し、前記欠損部分を前記短冊領域によって補完することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
<請求項10>
画像処理装置を用いた画像処理方法であって、
目を含む画像を取得する処理と、
取得された画像から目の虹彩領域を検出する処理と、
検出された虹彩領域の形状が略円形となるように当該虹彩領域の欠損部分を補完する処理と、
を含むことを特徴とする画像処理方法。
<請求項11>
コンピュータを、
目を含む画像を取得する取得手段、
前記取得手段により取得された画像から目の虹彩領域を検出する検出手段、
前記検出手段により検出された虹彩領域の形状が略円形となるように当該虹彩領域の欠損部分を補完する補完手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
100 画像処理装置
1 中央制御部
3 記憶部
3a 顔画像データ
5a 画像取得部
5c 虹彩検出部
5d 第一算出部
5e 第二算出部
5f 目画像生成部
5g 影領域特定部
5h 影対応付け部
5i 目画像記憶部

Claims (10)

  1. 目を含む画像を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された画像から目の虹彩領域を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された虹彩領域の形状が略円形となるように当該虹彩領域の欠損部分を前記虹彩領域の複数の画素値に基づいて決定される代表値で補完する補完手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記検出手段により検出された虹彩領域の中心及び直径を算出する第一算出手段を更に備え、
    前記補完手段は、前記第一算出手段により算出された前記虹彩領域の中心及び直径に基づいて、当該虹彩領域の形状が略円形となるように欠損部分を補完することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記検出手段により検出された虹彩領域を包含する最小の円の中心及び半径を算出する第二算出手段を更に備え、
    前記補完手段は、前記第二算出手段により算出された前記虹彩領域に対応する円の中心から前記半径までの範囲内で、当該虹彩領域の形状が略円形となるように前記欠損部分を補完することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記補完手段は、更に、
    前記検出手段により検出された虹彩領域中の画素の位置の座標を所定の座標から極座標に変換する変換手段を有し、前記極座標における半径方向の画素値の代表値で前記欠損部分を補完することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  5. 前記取得手段により取得された画像中の目の中で、投光により生じた影領域を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された影領域の位置データを生成する生成手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記補完手段により前記欠損部分が補完された虹彩領域の画像データを記憶する記憶手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の画像処理装置。
  7. 前記補完手段は、更に、
    前記虹彩領域の欠損部分でない領域から扇状領域を抽出する扇状領域抽出手段を有し、前記欠損部分を前記扇状領域によって補完することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 前記補完手段は、更に、
    前記検出手段により検出された虹彩領域中の画素の位置の座標を所定の座標から極座標に変換する変換手段と、変換後の最大値を有する短冊領域を抽出する短冊領域抽出手段とを有し、前記欠損部分を前記短冊領域によって補完することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 画像処理装置を用いた画像処理方法であって、
    目を含む画像を取得する処理と、
    取得された画像から目の虹彩領域を検出する処理と、
    検出された虹彩領域の形状が略円形となるように当該虹彩領域の欠損部分を前記虹彩領域の複数の画素値に基づいて決定される代表値で補完する処理と、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  10. コンピュータを、
    目を含む画像を取得する取得手段、
    前記取得手段により取得された画像から目の虹彩領域を検出する検出手段、
    前記検出手段により検出された虹彩領域の形状が略円形となるように当該虹彩領域の欠損部分を前記虹彩領域の複数の画素値に基づいて決定される代表値で補完する補完手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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