JP5933477B2 - シート搬送装置、画像読取装置、画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置、画像読取装置、画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、シート載置部に載置されたシートを搬送するシート搬送装置に関し、特に、前記シート載置部に載置されたシートの端部を搬送手段により搬送可能な搬送位置で規制する規制部を有するシート搬送装置、前記シート搬送装置を備えた画像読取装置及び画像形成装置に関する。
スキャナーなどの画像読取装置には、給送トレイにセットされたシートを自動的に搬送する自動原稿送り装置(以下「ADF」という。)が設けられている。給紙トレイにセットされたシートは、ADFによって読取位置まで搬送され、その後、排出トレイに排出される。この搬送過程において、前記読取位置でシートの画像が読み取られる。この種のADFには、給送トレイにセットされたシートの先端を揃えたり、予め定められた位置からシートがADFの奥側へ挿入できないようにするためのストッパーが設けられている(特許文献1参照)。
特開2011−213447号公報
しかしながら、前掲の特許文献1に記載のストッパーは、ピックアップローラーが待機位置にあるときにレバーなどによって変位できないようにロックされている。そのため、給送トレイにシートの束がセットされてADFの内部側へ強く挿入されると、シート束の先端がストッパーを強く押しつけ、ストッパーが破損するという問題がある。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、シート載置部にシートが載置されて強く挿入されるなどして外力が加えられた場合でも、前記外力による規制部の破損を防止することが可能なシート搬送装置、前記シート搬送装置を備えた画像読取装置及び画像形成装置を提供することにある。
本発明は、シート載置部と、搬送手段と、規制部と、可動部と、保持部と、備えるシート搬送装置である。前記シート載置部にシートが載置される。前記搬送手段は、前記シート載置部に載置されたシートを装置本体の内部へ搬送する。前記規制部は、前記シート載置部に載置されたシートにおける前記搬送手段による搬送方向の端部を前記搬送手段により搬送可能な搬送位置で規制し、前記搬送位置における規制に反して前記シートの端部が前記搬送位置から前記搬送方向へ移動されると前記搬送方向へ変位する。前記可動部は、前記装置本体の一部を覆う第1姿勢と前記第1姿勢から離間した第2姿勢との間で姿勢変化可能である。前記保持部は、前記可動部を前記第1姿勢で保持し、前記規制部が前記搬送方向に変位したことにより前記可動部の保持を解除する。
また、本発明は、上述のシート搬送装置を備えた画像読取装置、又は上述のシート搬送装置を備えた画像形成装置として構成される。
本発明によれば、シート載置部にシートが載置されて前記シートの搬送方向に強く挿入されるなどして外力が加えられた場合でも、前記外力による規制部の破損を防止することが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係るシート搬送装置の概略構成を示す斜視図である。 図2は、本発明の実施形態に係るシート搬送装置の断面図である。 図3は、図1の切断線III−IIIにおける断面構造を示す部分断面図である。 図4は、本発明の実施形態に係る保持部の構成を示す斜視図である。 図5は、図1の切断線V−Vにおける断面構造を示す部分断面図である。 図6は、本発明の実施形態に係る駆動伝達機構の構成を示す模式図である。 図7は、本発明の実施形態に係るピックアップローラー及びストッパーの動作を説明するための部分断面図である。 図8は、本発明の実施形態に係るストッパー及びカバーの動作を説明するための部分断面図である。 図9は、本発明の他の実施形態に係る画像読取装置の概略構成を示す模式図である。 図10は、本発明の他の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す模式図である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態は適宜変更できる。
図1は、本発明の実施形態に係る自動原稿送り装置10(以下「ADF10」と称する。)の概略構成を示す斜視図である。ADF10は、本発明のシート搬送装置の一例であって、画像読取装置や画像形成装置に搭載されて使用される。ADF10は、予め定められた読取位置に原稿26を一枚ずつピックアップして自動的に順次搬送する。ADF10が搭載された画像読取装置は、ADF10による搬送中の原稿26の画像を前記読取位置で読み取る。また、ADF10が搭載された画像形成装置は、ADF10による搬送中に読み取られた原稿26の画像に基づいて印刷用紙に画像を形成する。
ADF10は、原稿26(本発明のシートの一例)を搬送路37(図2参照、本発明のシート搬送路の一例)に沿って搬送するものである。図1に示されるように、ADF10は、本体11(本発明の装置本体の一例)と、カバー13(本発明の可動部の一例)と、給送トレイ12(本発明のシート載置部の一例)12と、排出トレイ14とを備える。本体11は、ADF10の筐体を構成する。本体11の内部にADF10を構成する複数の構成要素が設けられている。給送トレイ12は、ADF10によって搬送される原稿26が載置される部分であり、平板のトレイ形状に形成されている。給送トレイ12には、図1(B)に示されるように、複数の原稿26が束の状態で載置される。排出トレイ14は、給送トレイ12の下側に設けられている。つまり、給送トレイ12と排出トレイ14は、上下二段構成となるように設けられている。
カバー13は、本発明の可動部の一例であって、本体11の一部を覆う閉姿勢(本発明の第1姿勢に相当)と、この閉姿勢から上方へ離間した開姿勢(本発明の第2姿勢に相当)との間で姿勢変化可能に構成されている。具体的には、カバー13は、本体11に設けられた支軸20に回動可能に支持されている。カバー13は、搬送路37を開閉するものである。カバー13が前記閉姿勢になると、搬送路37の一部が覆われる。また、カバー13が前記開姿勢となると、搬送路37の一部が開放される。本実施形態では、図2に示されるように、給送トレイ12側とは反対側の側面(図2において左側の側面)に支軸20が設けられており、カバー13が支軸20を中心に回動することにより、カバー13の給送トレイ12側が両矢印22に示される上下方向へ開閉する。また、支軸20には、ねじりコイルバネ(不図示)が設けられている。このねじりコイルバネは、カバー13を前記閉姿勢から前記開姿勢へ回動させる方向へ弾性付勢力を付与している。
本体11の上面には、操作レバー47(本発明の操作レバーの一例)が設けられている。操作レバー47は、後述のロック部材64(本発明の保持部の一例)によるロックによってカバー13が前記閉姿勢を維持しているロック状態から、前記カバー13を前記開姿勢へ回動させる際にロック部材64によるロック状態を解除するものである。具体的には、操作レバー47は、本体11に設けられた後述のロック部材64の支軸65に連結されており、支軸65を中心に回動可能に支持されている。本実施形態では、操作レバー47は、本体11の上面から引き上げ可能なように支持されており、操作レバー47が引き上げ操作されることにより、支軸65が回転する。
本体11の内部には、図3に示されるロック部材64が設けられている。ロック部材64は、カバー13を前記閉姿勢の状態で保持するものであり、図4に示されるように、円柱形状の支軸65と、支軸65の一方端に設けられた鉤状部66と、支軸65において鉤状部66とは反対側に設けられた突出部67とを有する。鉤状部66及び突出部67は、いずれも、支軸65に垂直な方向へ突出する部材であるが、突出部67は、鉤状部66の突出方向に対して垂直となる方向に突出している。また、図3に示されるように、本体11の内部には、前記鉤状部66が引っ掛けられる掛止部70が設けられている。掛止部70は、例えば本体11の内部フレームに設けられている。本実施形態では、ロック部材64の鉤状部66が掛止部70に引っ掛けられることによって、カバー13がロックされて、前記閉姿勢の状態で保持される(図3(A)参照)。そして、カバー13に設けられた操作レバー47が引き上げ操作されると、引き上げ動作に連動して、ロック部材64の支軸65が回動する。これにより、鉤状部66が掛止部70から離れて、鉤状部66と掛止部70との掛止が解除される(図3(B)参照)。つまり、カバー13が前記閉姿勢で維持されていたロック状態が解除され、図2に示されるように、カバー13が閉姿勢から開姿勢へ回動可能となる。このとき、支軸20に設けられた前記ねじりコイルバネの付勢力によって、カバー13は、その自重に反して上方へ回動する。
図2に示されるように、搬送路37は本体11の内部に形成されている。搬送路37は、給送トレイ12と排出トレイ14とを連結する。搬送路37は、本体11の内部に設けられた複数の搬送ガイド31〜34によって区画されている。ADF10は、搬送路37に沿って給送機構40(本発明の搬送手段の一例)と、搬送ローラー42とを備えている。
給送機構40は、給送トレイ12とADF10の搬送路37との接続部であるシュート部49の付近に設けられている。給送機構40は、給送トレイ12に載置されたシートを本体11の内部へ搬送する。給送機構40は、カバー13の裏側に取り付けられている。図5に示されるように、給送機構40は、駆動軸73(本発明の駆動軸の一例)と、ピックアップローラー79と、給送ローラー80と、これらを支持するフレーム82とを備えている。フレーム82は、駆動軸73に回転可能に支持されている。具体的には、フレーム82の本体11側の端部が駆動軸73に支持されている。また、フレーム82の給送トレイ12側の端部にはピックアップローラー79が回転可能に支持されている。フレーム82は、例えば、コイルバネなどの弾性部材によって、カバー13側へ付勢されている。そのため、外力が加えられない状態で、フレーム82は、図5に示されるように、給送トレイ12から上方へ離れた待機位置で待機している。
駆動軸73は、モーターなどの駆動源から出力された回転駆動力を伝達する。駆動軸73に給送ローラー80が連結されている。したがって、駆動軸73が回転駆動されると、給送ローラー80も回転する。また、駆動軸73が回転駆動されると、フレーム82と駆動軸73との一定の保持力(例えば、トルクリミッター)によって、フレーム82は、駆動軸73の回転方向と同方向の力が付与される。このため、図6(A)に示されるように、駆動軸73が時計回転方向に回転駆動されると、フレーム82は、駆動軸73を中心に時計回転方向へ回動する。これにより、フレーム82は、前記コイルバネの付勢力に反して、図7に示されるように、駆動軸73を中心にして前記待機位置から、ピックアップローラー79が給送トレイ12上の原稿26に当接する当接位置まで回動する。
また、給送機構40は、図6に示されるように、第1伝達部75(図6(B)参照、本発明の第1伝達部の一例)と、第2伝達部77(図6(C)参照、本発明の第2伝達部の一例)と、規制部材90(図6(A)参照、本発明の規制部の一例)とを備えている。本実施形態では、図6の紙面の一番手前側に規制部材90が配置され、規制部材90の奥側に第1伝達部75が配置され、第1伝達部75の奥側に第2伝達部77が配置されている。
第1伝達部75は、駆動軸73の回転駆動力をピックアップローラー79に伝達する。具体的には、図6(B)に示されるように、第1伝達部75は、駆動軸73に連結された入力ギヤ87と、3つの中間ギヤ88A〜88Cと、ピックアップローラー79に連結された出力ギヤ89とを備える。各ギヤは順次噛み合っている。このため、図6(B)において駆動軸73が時計回転方向に回転駆動されると、その回転駆動力は、入力ギヤ87に伝達され、その後、中間ギヤ88A〜88C、及び出力ギヤ89を介してピックアップローラー79に伝達する。これにより、ピックアップローラー79が給送ローラー80と同方向、つまり給送トレイ12から原稿26を給送可能な方向へ回転する。
規制部材90は、給送トレイ12に載置された原稿26の先端部26Aをピックアップローラー79により給送可能な給送位置で先端部26Aを規制するものである。駆動軸73に時計回転方向の回転駆動力が伝達されて、フレーム82が前記当接位置にある状態でピックアップローラー79が第1伝達部75によって回転されると、規制部材90は、後述の第2伝達部77からの力を受けて上方へ持ち上げられる(図7参照)。一方、駆動軸73に回転駆動力が伝達されていない状態では、フレーム82は前記待機位置にあり、後述の第2伝達部77からの力も受けないため、規制部材90は、給送トレイ12に載置された原稿26の先端部26Aに当接可能な位置まで下げられている(図5参照)。
本実施形態では、規制部材90は、前記給送位置で規制部材90によって先端部26Aが規制されている状態から、規制部材90による規制に反して先端部26Aが前記給送位置からピックアップローラー79の給送方向へ移動されると、前記給送位置から給送方向下流側へ変位する。例えば、給送トレイ12に原稿26が載置されたときに、先端部26Aが規制部材90に当接して規制された状態から原稿26が更に前記給送方向へ押し込まれると、原稿26の先端部26Aから前記給送方向への所定値以上の押圧力を受けて、規制部材90が前記給送位置から給送方向下流側へ変位する。具体的には、規制部材90は、図6(A)に示されるように、フレーム82に回動可能に支持された回転体92と、この回転体92によって回転自在に支持されたストッパー93とを備える。回転体92は、フレーム82に支持された支軸95と、支軸95から本体11側に延びる基部96と、基部96から下方に延びてストッパー93を回転自在に支持するアーム97とを有する。また、回転体92の支軸95には、ねじりコイルバネなどの弾性部材が設けられており、図6において回転体92を反時計回転方向へ前記所定値の力で付勢している。ストッパー93は、アーム97によって回転自在に支持される支持部98と、支持部98から上方へ延びてロック部材64の突出部67に当接する上当接部99と、支持部98から下方へ延びて原稿26の先端部26Aに当接される下当接部94とを有する。下当接部94は、駆動軸73が回転駆動されておらず、フレーム82が前記待機位置にあるときに、給送トレイ12の載置面に到達している。したがって、駆動軸73が回転駆動されていない状態で給送トレイ12に原稿26が載置されると、図5に示されるように、その先端部26Aがストッパー93の下当接部94によって規制される。
第2伝達部77は、駆動軸73の回転駆動力を規制部材90に伝達して規制部材90を給送トレイ12から離反する方向へ移動させる。具体的には、図6(C)に示されるように、第2伝達部77は、入力ギヤ87に噛み合わされた中間ギヤ100Aと、中間ギヤ100Aとトルクリミッター(不図示)を介して同軸上に軸支された中間ギヤ100Bと、中間ギヤ100Bに噛み合わされた扇状のラックギヤ101とを備える。なお、図6(C)では、中間ギヤ100B及び中間ギヤ100Bは、紙面に垂直な方向に並んでいるため重なって示されている。ラックギヤ101は、規制部材90の支軸95に連結されている。また、中間ギヤ100Bは、ラックギヤ101に噛み合っている。このため、図6(C)において駆動軸73が時計回転方向に回転駆動されると、その回転駆動力は、入力ギヤ87に伝達され、その後、中間ギヤ100A、トルクリミッター(不図示)、及び中間ギヤ100Bを介してラックギヤ101に伝達される。そして、ラックギヤ101が時計回転方向へ回転されると、その回転力が支軸95を介して規制部材90の回転体92に伝達される。これにより、図7に示されるように、回転体92が時計回転方向へ回転されて、ストッパー93が上方へ持ち上げられる。
入力ギヤ87からの回転駆動力が継続して伝達されてラックギヤ101が時計回転方向へ回転すると、ラックギヤ101は、その回動方向に設けられた当接部材102に当接する。これにより、ラックギヤ101の更なる回転が当接部材102によって規制される。このとき、中間ギヤ100Aと中間ギヤ100Bとの間に設けられたトルクリミッターに設定トルクを超えるトルクがかかり、中間ギヤ100Aから中間ギヤ100Bへの駆動力が伝達されなくなる。つまり、ラックギヤ101が当接部材102に当接した後は、ラックギヤ101への回転駆動力が遮断される。
本実施形態のADF10においては、図8(A)に示される前記待機位置にフレーム82があるときに、給送トレイ12に原稿26が載置される。このとき、複数枚の束の原稿26が給送トレイ12に載置され、原稿26がシュート部49に挿入されることにより、原稿26の先端がストッパー93の下当接部94に当接する。原稿26が下当接部94に当接したときの押圧力が前記所定値未満であれば、原稿26の先端部26Aが下当接部94によって規制される。しかしながら、原稿26が強く挿入されて、前記所定値以上の力が下当接部94に加えられると、図8(A)に示されるように、ストッパー93は、押圧された方向(原稿の給送方向)へ後退する。このとき、ストッパー93は、回転体92に接触しながら、前記ねじりコイルバネの付勢力に抗して時計回転方向へ一緒に回転する。つまり、ストッパー93は、回転体92とともに、回転体92の支軸95を中心に時計回転方向へ回転する。また、ストッパー93の回転に伴い、上当接部99がロック部材64の突出部67を押圧して、ロック部材64の支軸65が反時計回転方向に回転し、鉤状部66が掛止部70から外れて鉤状部66と掛止部70との掛止が解除される。(図3(B)参照)。つまり、ストッパー93が時計回転方向に変位したことに応じて、ロック部材64によるカバー13のロック状態が解除される。これにより、図8(B)に示されるように、カバー13が閉姿勢から開姿勢へ回動可能となる。このとき、支軸20(図2参照)に設けられた前記ねじりコイルバネの付勢力によって、カバー13は、その自重に反して上方へ回動する。
このように、規制部材90及びロック部材64が設けられているため、給送トレイ12に勢いよく原稿26が挿入されて前記所定値以上の力がストッパー93に加えられたとしても、ストッパー93が後退するため、ストッパー93やその周辺部材の破損が防止される。また、ストッパー93が後退したことにより閉姿勢にあったカバー13が開姿勢になる。そのため、ユーザーは、カバー13が開いたことをもって、原稿26の先端部26Aが規制部材90による規制位置(ピックアップローラー79によって給送可能な給送位置)よりも給送方向の下流側まで挿入されていることを認識することができる。つまり、ユーザーは、先端部26Aが正常ではない位置まで達していることを認識できる。このとき、ユーザーは、原稿26を取り除いた後にカバー13を閉姿勢に戻し、再び原稿26を給送トレイ12に載置し直すが、一度、カバー13が開姿勢になったことから、ユーザーは、再度原稿26を載置するときに原稿26を挿入する力加減を調整することができる。言い換えると、ユーザーは、カバー13が開いたことによって、原稿26の再挿入の際に、原稿26の先端部26Aを正確な位置まで移動させる場合の力加減を把握することができる。
なお、上述の実施形態では、本発明の一実施形態としてADF10を例示したが、本発明はこれに限定されない。図9に示されるように、ADF10を備えた画像読取装置110として本発明が実現されていてもよい。具体的には、LED114やミラー121からなる光源ユニット111、CCD125、光学レンズ126、ミラー122,123、制御部130、ADF10などによって構成された画像読取装置110にも本発明は適用可能である。また、図10に示されるように、給紙トレイ146、搬送手段147、転写装置148、定着装置149、手差しトレイ150、ADF10、画像読取装置110などを備え、ADF10によって搬送された原稿の画像を画像読取装置110が読み取り、その読み取り画像に基づいて印刷用紙に画像を形成する画像形成装置140にも本発明は適用可能である。
10:自動原稿送り装置
11:本体
12:給送トレイ
13:カバー
14:排出トレイ
37:搬送路
40:給送機構
47:操作レバー
64:ロック部材
73:駆動軸
79:ピックアップローラー
80:給送ローラー
90:規制部材
92:回転体
93:ストッパー

Claims (6)

  1. シートが載置されるシート載置部と、
    前記シート載置部に載置された前記シートを装置本体の内部へ搬送する搬送手段と、
    前記シート載置部に載置された前記シートにおける前記搬送手段による搬送方向の端部を前記搬送手段により搬送可能な搬送位置で規制し、前記搬送位置における規制に反して前記シートの端部が前記搬送位置から前記搬送方向へ移動されると前記搬送方向へ変位する規制部と、
    前記装置本体の一部を覆う第1姿勢と前記第1姿勢から離間した第2姿勢との間で姿勢変化可能な可動部と、
    前記可動部を前記第1姿勢で保持し、前記規制部が前記搬送方向に変位したことにより前記可動部の保持を解除する保持部と、
    回転駆動される駆動軸と、
    前記駆動軸の回転駆動力を前記搬送手段に伝達する第1伝達部と、
    前記駆動軸の回転駆動力を前記規制部に伝達して前記規制部を前記シート載置部から離反する方向へ移動させる第2伝達部と、備えるシート搬送装置。
  2. 前記可動部は、前記装置本体に回動可能に支持され、前記装置本体内に形成されたシート搬送路を開閉するものであり、前記第1姿勢は前記シート搬送路の一部を覆う姿勢であり、前記第2姿勢は前記シート搬送路の一部を開放する姿勢である請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記装置本体に設けられ、操作されることにより前記保持部による前記可動部の前記第1姿勢の保持を解除する操作レバーを更に備える請求項1又は2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記駆動軸、前記第1伝達部、前記第2伝達部、及び前記規制部は、前記可動部に支持されている請求項1からのいずれかに記載のシート搬送装置。
  5. 請求項1からのいずれかに記載のシート搬送装置を備えた画像読取装置。
  6. 請求項1からのいずれかに記載のシート搬送装置を備えた画像形成装置。

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