JP5933348B2 - 充電システム - Google Patents

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Description

本発明は、電源から供給される電流を用いて1台以上の電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHV)を充電可能な充電システムに関する。
電気自動車の充電方法には、急速充電と普通充電がある。普通充電に関しては、従来、図3に示すように、親機としての制御装置(ホスト又は認証機)1Xの制御に応じて、電源Pから供給される電流を子機としての各充電器10X−1〜10X−nに配分して1台以上の車両(電気自動車)100,200の充電を行う充電システムが知られている。電源Pには契約電流値(使用可能電流値)が定められているため、制御装置1Xは、各充電器10X−1〜10X−nから車両100,200に供給される電流値の総和が使用可能電流値を超えないように、車両100,200の台数などに応じて各充電器10X−1〜10X−nを制御する。
なお、このような充電システムに関連して、例えば、特許文献1に記載されている充電システムも知られている。
特開2011−78205号公報
しかしながら、上記従来の技術では、親機としての制御装置1Xが必要なため、充電システムのコストが高くなるという問題がある。
そこで、本発明は、電源の使用可能電流値の範囲内で車両を充電可能である低コストな充電システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る充電システムは、
使用可能電流値が定められた電源に共通に接続され、前記電源から供給された電流を用いて車両をそれぞれ充電可能な複数の充電器を備え、
前記車両は、第1の蓄電装置と、予め定められた必要電流値以下の電流を受電して、受電した電流を用いて前記第1の蓄電装置を充電する第1の車載充電器と、を有する第1の種類の車両を含み、
前記各充電器は、
前記複数の充電器のうちの他の充電器と通信可能な通信回路と、
前記車両に接続可能な充電器コネクタと前記電源との間に接続され、充電信号が供給されていない時に前記充電器コネクタと前記電源を電気的に開放し、前記充電信号が供給されている時に前記充電器コネクタと前記電源を電気的に接続する充電制御回路と、
前記車両に供給する最大電流値である電流宣言値を、前記通信回路を介して前記他の充電器に通知すると共に、前記充電制御回路を制御する制御回路と、を有し、
前記制御回路は、
前記充電器コネクタに前記車両が接続され、且つ、接続された前記車両が前記第1の種類の車両である場合、前記使用可能電流値から、前記通信回路を介して前記他の充電器より通知された電流宣言値の総和を減算した減算結果が、前記必要電流値より大きいか否か判定し、
前記減算結果が前記必要電流値より大きい場合、前記電流宣言値を前記必要電流値に設定した上で前記他の充電器に通知し、その後、前記充電信号を前記充電制御回路に出力して前記第1の種類の車両の充電を開始する
ことを特徴とする。
また、前記充電システムにおいて、
前記車両は、第2の蓄電装置と、上限電流値以下の電流を受電して、受電した電流を用いて前記第2の蓄電装置を充電する第2の車載充電器と、外部から供給されたパイロット信号に応じて前記上限電流値を予め定められた最低必要電流値以上に設定するパイロット回路と、を有する第2の種類の車両を含み、
前記各充電器の前記制御回路は、
接続された前記車両が前記第2の種類の車両である場合、前記減算結果が前記最低必要電流値より大きいか否か判定し、
前記減算結果が前記最低必要電流値より大きい場合、前記電流宣言値を前記減算結果又は前記充電器の定格電流値に設定した上で前記他の充電器に通知し、
通知後、前記パイロット信号を前記第2の種類の車両に出力して前記上限電流値を前記電流宣言値に設定し、その後、前記充電信号を前記充電制御回路に出力して前記第2の種類の車両の充電を開始しても良い。
また、前記充電システムにおいて、
前記各充電器の前記制御回路は、
接続された前記車両が前記第2の種類の車両であり、前記減算結果が前記最低必要電流値より大きい場合に、前記減算結果が前記定格電流値以上か否か判定し、
前記減算結果が前記定格電流値以上の場合に、前記電流宣言値を前記定格電流値に設定し、
前記減算結果が前記定格電流値より小さい場合に、前記電流宣言値を前記減算結果に設定してもよい。
また、前記充電システムにおいて、
前記各充電器の前記制御回路は、
前記電流宣言値を前記減算結果又は前記定格電流値に設定した上で前記他の充電器に通知した後、前記第2の種類の車両の充電を開始する前に、前記第2の種類の車両が電流を受電可能か否か判定し、
前記第2の種類の車両が電流を受電可能である場合、前記パイロット信号を前記第2の種類の車両に出力して前記上限電流値を前記電流宣言値に設定し、その後、前記充電信号を前記充電制御回路に出力して前記第2の種類の車両の充電を開始し、
一方、前記第2の種類の車両が電流を受電可能でない場合、前記第2の種類の車両が接続されているか否か判定し、
前記第2の種類の車両が接続されている場合、前記電流宣言値を前記最低必要電流値に設定した上で前記他の充電器に通知して、その後、前記第2の種類の車両が電流を受電可能か否か判定する処理に戻ってもよい。
また、前記充電システムにおいて、
前記各充電器は、接続された前記車両に供給している供給電流値を計測する計測回路を有し、
前記各充電器の前記制御回路は、
前記第1の種類の車両を充電中に、前記供給電流値が前記電流宣言値より小さく且つ予め定められた満充電近くの電流値以下である状態が予め定められた第1判定時間継続した場合、充電終了したか否か判定し、
充電終了していない場合、前記電流宣言値を減少させた上で前記他の充電器に通知し、
一方、前記第2の種類の車両を充電中に、前記供給電流値が前記上限電流値より小さい状態が予め定められた第2判定時間継続したか否か判定し、
継続した場合、前記電流宣言値を前記供給電流値に減少させた上で前記他の充電器に通知すると共に、前記パイロット信号を前記第2の種類の車両に出力して前記上限電流値を前記供給電流値に減少させてもよい。
また、前記充電システムにおいて、
前記各充電器の前記制御回路は、
前記第2の種類の車両を充電中に、前記供給電流値が前記上限電流値と等しい状態が前記第2判定時間継続した場合、前記減算結果が前記定格電流値以上か否か判定し、
前記減算結果が前記定格電流値以上の場合、前記電流宣言値を前記定格電流値に増加させた上で前記他の充電器に通知すると共に、前記パイロット信号を前記第2の種類の車両に出力して前記上限電流値を前記定格電流値に増加させてもよい。
また、前記充電システムにおいて、
前記各充電器の前記制御回路は、
前記第2の種類の車両を充電中、前記上限電流値を前記供給電流値に減少させた後と、前記上限電流値を前記定格電流値に増加させた後に、充電終了したか否か判定し、
充電終了していない場合、前記供給電流値が前記上限電流値より小さい状態が前記第2判定時間継続したか否か判定する処理に戻ってもよい。
また、前記充電システムにおいて、
前記各充電器の前記制御回路は、充電終了した場合に、前記電流宣言値をゼロに設定した上で前記他の充電器に通知してもよい。
また、前記充電システムにおいて、
前記各充電器の前記制御回路は、前記減算結果が前記必要電流値以下の場合と、前記減算結果が前記最低必要電流値以下の場合に、前記電流宣言値をゼロに設定した上で前記他の充電器に通知してもよい。
本発明の一態様に係る充電システムは、
使用可能電流値が定められた電源に共通に接続され、前記電源から供給された電流を用いて車両をそれぞれ充電可能な複数の充電器を備え、
前記車両は、蓄電装置と、上限電流値以下の電流を受電して、受電した電流を用いて前記蓄電装置を充電する車載充電器と、外部から供給されたパイロット信号に応じて前記上限電流値を予め定められた最低必要電流値以上に設定するパイロット回路と、を有し、
前記各充電器は、
前記複数の充電器のうちの他の充電器と通信可能な通信回路と、
前記車両に接続可能な充電器コネクタと前記電源との間に接続され、充電信号が供給されていない時に前記充電器コネクタと前記電源を電気的に開放し、前記充電信号が供給されている時に前記充電器コネクタと前記電源を電気的に接続する充電制御回路と、
前記車両に供給する最大電流値である電流宣言値を、前記通信回路を介して前記他の充電器に通知すると共に、前記充電制御回路を制御する制御回路と、を有し、
前記制御回路は、
前記充電器コネクタに前記車両が接続された場合、前記使用可能電流値から、前記通信回路を介して前記他の充電器より通知された電流宣言値の総和を減算した減算結果が、前記最低必要電流値より大きいか否か判定し、
前記減算結果が前記最低必要電流値より大きい場合、前記電流宣言値を前記減算結果又は前記充電器の定格電流値に設定した上で前記他の充電器に通知し、その後、前記充電信号を前記充電制御回路に出力して前記車両の充電を開始する
ことを特徴とする。
本発明によれば、各充電器の制御回路は、車両に供給する最大電流値である電流宣言値を、他の充電器に通知する。そして、接続された車両が第1の種類の車両であり、電源の使用可能電流値から他の充電器より通知された電流宣言値の総和を減算した減算結果が、第1の種類の車両の必要電流値より大きい場合、即ち充電可能な場合、電流宣言値を必要電流値に設定した上で他の充電器に通知し、その後、第1の種類の車両の充電を開始する。
このように、各充電器は、電源の使用可能電流値の範囲内で接続された車両を充電可能か否か、自律的に判断できる。従って、親機を用いる必要がないため、電源の使用可能電流値の範囲内で車両を充電可能である低コストな充電システムを提供できる。
実施例1に係る充電システムの概略的な構成を示すブロック図である。 実施例1に係る充電システムの各充電器の処理を示すフローチャートである。 従来の充電システムの概略的な構成を示すブロック図である。
以下、本発明に係る各実施例について図面に基づいて説明する。
図1は、実施例1に係る充電システムの概略的な構成を示すブロック図である。図1に示すように、充電システムは、電源Pに共通に接続された複数の充電器10−1〜10−n(nは2以上の整数)を備えている。
電源Pは、例えば100V又は200Vの商用の交流電源であり、使用可能電流値(契約電流値)aが定められている。複数の充電器10−1〜10−nは、充電スタンドとも称され、例えば店舗等の駐車場に設置され、電源Pから供給された電流を用いて車両をそれぞれ普通充電可能である。即ち、この充電システムは、1台以上の車両を充電可能である。車両とは、電気自動車(EV)及びプラグインハイブリッド自動車(PHV)を含む。
各充電器10−1〜10−nには、車両に接続可能な充電器コネクタ20が接続されている。各充電器10−1〜10−nは、充電器コネクタ20を介して、接続された車両に電流を供給して充電する。
本実施例の充電システム及び車両は、国際標準規格IEC61851又はSAEJ1772に準拠している。この標準規格には、普通充電に関するモード1〜3が規定されている。
本充電システムが充電対象とする車両は、モード1に対応したモード1車両(第1の種類の車両)100と、モード2又は3に対応したモード2/3車両(第2の種類の車両)200とを含む。
モード1車両100は、充電器コネクタ20に接続可能な車両側インレット101と、例えばバッテリである主電池(第1の蓄電装置)102と、車載充電器(第1の車載充電器)103と、を有する。
主電池102は、モード1車両100を駆動するための電力を蓄える。車載充電器103は、AC/DCコンバータであり、車両側インレット101を介して予め定められた必要電流値c1以下の交流電流を受電して、受電した交流電流を直流電流に変換して、この直流電流で主電池102を充電する。即ち、モード1車両100では、受電する交流電流の最大値は必要電流値c1に固定されており、この値を充電器側から制御することはできない。
モード2/3車両200は、充電器コネクタ20に接続可能な車両側インレット201と、例えばバッテリである主電池(第2の蓄電装置)202と、車載充電器(第2の車載充電器)203と、コントロールパイロット回路(パイロット回路)204と、を有する。
主電池202は、モード2/3車両200を駆動するための電力を蓄える。車載充電器203は、AC/DCコンバータであり、車両側インレット201を介して上限電流値g以下の交流電流を受電して、受電した交流電流を直流電流に変換して、この直流電流で主電池202を充電する。
コントロールパイロット回路204は、車両側インレット201を介して外部から供給されたコントロールパイロット信号(パイロット信号)に応じて上限電流値gを予め定められた最低必要電流値c2以上に設定し、車載充電器203に指示する。即ち、モード2/3車両200では、外部(充電器側)から上限電流値gを設定することによって、受電する交流電流の最大値を制御可能になっている。
これらのモード1車両100及びモード2/3車両200は急速充電も可能に構成されていてもよいが、急速充電に関する構成の図示及び説明は省略する。
各充電器10−1〜10−nは、通信回路11と、CPU(制御回路)12と、記憶装置13と、充電制御回路14と、計測回路15と、を有する。
通信回路11は、複数の充電器10−1〜10−nのうちの他の充電器と無線通信または有線通信可能になっている。これにより、充電器10−1〜10−nはローカルエリアネットワークを形成している。
CPU12は、接続された車両に供給する最大電流値である電流宣言値fを、通信回路11を介して他の充電器に通知すると共に、記憶装置13と充電制御回路14と計測回路15とを制御する。CPU12の詳細な動作については後述する。
記憶装置13は、例えばRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)を含み、CPU12の制御により、充電を制御するために必要な各種情報を記憶する。本実施例では、記憶装置13は、使用可能電流値(契約電流値)a[A]、同一電源Pに接続された充電器10−1〜10−nの台数b[台]、モード1車両100の必要電流値c1[A]、モード2/3車両200の最低必要電流値c2[A]、充電器(1台)が供給可能な定格電流値d[A]、充電器(1台)が車両に供給している供給電流値e[A]、電流宣言値f[A]、他の充電器より通知された電流宣言値の総和Σf[A]、車両へのCPLT上限電流値g[A]、満充電近くの電流値h[A]および制限余裕値i[%]を記憶する。以下、各情報を、単にa,b,c1,c2,d,e,f,Σf,g,h,iとも称す。これらのうち、情報a,b,c1,c2,d,h,iは予め定められた固定値であり、例えば、a=100[A]、b=n[台]、c1=16[A]、c2=8[A]、d=20[A]である。情報e,f,Σf,gは、充電状況に応じて変化する可変値である。
充電制御回路14は、充電器コネクタ20と電源Pとの間に接続されている。充電制御回路14は、CPU12から充電信号が供給されていない時に充電器コネクタ20と電源Pを電気的に開放し、車両が充電されないようにする。一方、充電制御回路14は、CPU12から充電信号が供給されている時に充電器コネクタ20と電源Pを電気的に接続し、車両が充電されるようにする。
計測回路15は、充電制御回路14と充電器コネクタ20との間に接続され、接続された車両に供給している供給電流値eを計測する。
次に、図2を参照して、この充電システムの動作を具体的に説明する。
図2は、実施例1に係る充電システムの各充電器10−1〜10−nの処理を示すフローチャートである。即ち、充電器10−1〜10−nは、それぞれ、このフローチャートに示される処理を独立して行う。このフローチャートは、ユーザの操作(例えば認証)などにより、1つの充電器の充電処理を起動した時に開始される。
なお、各充電器10−1〜10−nは、充電処理中であるか否かに拘らず、他の充電器が電流宣言値fを通知する毎に、CPU12によって、通知された電流宣言値fを、通知した充電器に対応付けて記憶装置13に記憶しておく。
図2に示すように、まず、CPU12により、充電器コネクタ20に車両が接続されているか否か判定する(ステップS1)。この判定手法は、どのような手法でもよく、例えば、充電器コネクタ20に電源電圧を印加して、計測回路15で電流が計測された場合に車両が接続されたと判定する手法などがある。車両が接続されていない場合(ステップS1;No)、ステップS1に戻る。
車両が接続されている場合(ステップS1;Yes)、CPU12により、使用可能電流値aが、通信回路11を介して他の充電器より通知された電流宣言値の総和Σfより大きいか否か、即ちa>Σfであるか否か判定する(ステップS2)。
a>Σfではない場合(ステップS2;No)、CPU12により、サービスができない状態と判断し、電流宣言値fをゼロに設定した上で他の充電器に通知し、即ちf=0[A]と他の充電器に通知し(ステップS26)、ステップS1に戻る。
一方、a>Σfである場合(ステップS2;Yes)、CPU12により、接続された車両がモード1車両100であるか否か判定する(ステップS3)。この判定手法としては、例えば、充電制御回路14に、充電器コネクタ20を介してコントロールパイロット信号を車両に対して送信させ、そのコントロールパイロット信号の電圧の変化が無い場合に、接続された車両がモード1車両100であると判定する手法が挙げられる。
接続された車両がモード1車両100ではない場合(ステップS3;No)、CPU12により、接続された車両がモード2/3車両200であると特定して(ステップS10)、後述するステップS11以降の処理に移行する。
[モード1車両100の場合]
接続された車両がモード1車両100である場合(ステップS3;Yes)、使用可能電流値aから、通信回路11を介して他の充電器より通知された電流宣言値の総和Σfを減算した減算結果(a−Σf)が、必要電流値c1(=16[A])より大きいか否か、即ち(a−Σf)>16[A]であるか否か判定する(ステップS4)。
(a−Σf)>16[A]ではない場合(ステップS4;No)、使用可能電流値aの範囲内でモード1車両100の充電に必要な必要電流値c1(=16[A])を確保できないため、前述のステップS26の処理を行った後、ステップS1に戻る。
一方、減算結果(a−Σf)が必要電流値c1(=16[A])より大きい場合、即ち(a−Σf)>16[A]である場合(ステップS4;Yes)、CPU12により、電流宣言値fを必要電流値c1に設定した上で他の充電器に通知し、即ちf=16[A]と他の充電器に通知し、その後、充電信号を充電制御回路14に出力してモード1車両100の充電を開始する(ステップS5)。具体的には、電源Pからの電流は、充電制御回路14と計測回路15と充電器コネクタ20とをこの順番に流れて、モード1車両100に供給される。
前述のように、モード1車両100の車載充電器103は、必要電流値c1以下の交流電流を受電するため、電源Pの使用可能電流aを超えることなく充電が行える。
このように、ある充電器が電流宣言値f=16[A]と他の充電器に通知することで、この通知以降、他の充電器では、車両が接続された場合にこの充電器の電流宣言値f=16[A]を考慮してステップS2やステップS4などの判定を行う。
次に、ステップS5の後、CPU12により、モード1車両100を充電中に、供給電流値eが電流宣言値fより小さく且つ予め定められた満充電近くの電流値h以下である状態(即ちf>e且つh≧eである状態)が予め定められた第1判定時間T1[分]継続したか否か判定する(ステップS6)。主電池102の充電が進行するに伴い供給電流値eは減少するため、満充電近くの電流値hは、例えば、2[A]と設定しておいてもよい。
f>e且つh≧eである状態が第1判定時間T1[分]継続していない場合(ステップS6;No)、ステップS6に戻る。
一方、f>e且つh≧eである状態が第1判定時間T1[分]継続した場合(ステップS6;Yes)、CPU12により、充電終了したか否か判定する(ステップS7)。具体的には、CPU12により、ユーザが充電器又はモード1車両100を操作することで充電を停止させたことを検出した時や、供給電流値eがゼロになったことを検出した時などに、充電終了したと判定すればよい。
充電終了していない場合(ステップS7;No)、CPU12により、電流宣言値fを減少させた上で他の充電器に通知し、即ちf=16×i/100と他の充電器に通知し(ステップS8)、ステップS6に戻る。制限余裕値i[%]は、予め定められた100%未満の値である。これにより、この通知以降、他の充電器では、この充電器では使用しなくなった分の電流も必要であれば充電に用いることができる。
一方、充電終了した場合(ステップS7;Yes)、電流宣言値fをゼロに設定した上で他の充電器に通知し、即ちf=0[A]と他の充電器に通知し(ステップS9)、処理を終了する。
[モード2/3車両200の場合]
前述した、接続された車両がモード2/3車両200である場合(ステップS10)、CPU12により、減算結果(a−Σf)が最低必要電流値c2(=6[A])より大きいか否か、即ち(a−Σf)>6[A]であるか否か判定する(ステップS11)。
(a−Σf)>6[A]ではない場合(ステップS11;No)、使用可能電流値aの範囲内でモード2/3車両200の充電に必要な最低必要電流値c2を確保できないため、前述のステップS26の処理を行った後、ステップS1に戻る。
一方、(a−Σf)>6[A]である場合(ステップS11;Yes)、CPU12により、減算結果(a−Σf)が定格電流値d以上か否か、即ち(a−Σf)≧d[A]であるか否か判定する(ステップS12)。
(a−Σf)≧d[A]である場合(ステップS12;Yes)、CPU12により、電流宣言値fを定格電流値dに設定した上で他の充電器に通知し、即ちf=dと他の充電器に通知し(ステップS13)、ステップS15の処理に移行する。
一方、(a−Σf)≧d[A]ではない場合(ステップS12;No)、CPU12により、電流宣言値fを減算結果(a−Σf)に設定した上で他の充電器に通知し、即ちf=(a−Σf)と他の充電器に通知し(ステップS14)、ステップS15の処理に移行する。
このようにして、電流宣言値fは、最低必要電流値c2(=6[A])より大きく、且つ、定格電流値d以下の値に設定される。
ステップS15では、CPU12により、接続されたモード2/3車両200が電流を受電可能か否か、即ちモード2/3車両200が状態C,Dであるか否か判定する。状態C,Dは、前述の標準規格に規定されている。この判定手法としては、前述の標準規格に規定されているように、例えば、コントロールパイロット信号のPWM波形の振幅が変化したか否かを判定する手法がある。
モード2/3車両200が電流を受電可能ではない場合(ステップS15;No)、モード2/3車両200が充電器コネクタ20に接続されている状態Bであるか否か判定する(ステップS24)。この状態Bと、状態Bであることの判定手法も、前述の標準規格に規定されている。
モード2/3車両200が状態Bである場合(ステップS24;Yes)、モード2/3車両200は待機していると判断し、CPU12により、電流宣言値fを最低必要電流値c2に設定した上で他の充電器に通知する(ステップS25)。即ちf=6[A]と他の充電器に通知する。その後、ステップS15の処理に戻る。これにより、モード2/3車両200側の要求に応じて6[A]で充電可能な状態で待機できる。ステップS25の処理を行う一例として、ユーザがモード2/3車両200をタイマー充電モードに設定した場合が考えられる。そして、設定された時刻になりモード2/3車両200が電流を受電可能な状態C,Dになった場合、以下に説明するステップS16以降の処理により、確保しておいた6[A]の電流を用いて充電を開始できる。
一方、モード2/3車両200が状態Bではない場合(ステップS24;No)、前述のステップS26の処理を行った後、ステップS1に戻る。
ステップS15において、接続されたモード2/3車両200が電流を受電可能である場合(ステップS15;Yes)、CPU12により、充電制御回路14を用いてコントロールパイロット信号をモード2/3車両200に出力して上限電流値gを電流宣言値fに設定し、即ちg=fに設定し、その後、充電信号を充電制御回路14に出力してモード2/3車両200の充電を開始する(ステップS16)。
具体的には、充電制御回路14により、上限電流値gに応じたデューティ比のコントロールパイロット信号を生成し、このコントロールパイロット信号を充電器コネクタ20を介してモード2/3車両200に出力する。
コントロールパイロット信号は、モード2/3車両200の車両側インレット201を介してコントロールパイロット回路204に供給される。コントロールパイロット回路204は、供給されたコントロールパイロット信号のデューティ比に応じた上限電流値gを得る。前述のように、モード2/3車両200の車載充電器203は、上限電流値g以下の交流電流を受電するため、電源Pの使用可能電流aを超えることなく充電が行える。
ステップS16の後、CPU12により、供給電流値eが上限電流値gより小さい状態、即ちg>eの状態が、予め定められた第2判定時間T2[分]継続したか否か判定する(ステップS17)。
g>eの状態が第2判定時間T2[分]継続した場合(ステップS17;Yes)、電流宣言値fを供給電流値eに減少させた上で他の充電器に通知すると共に、コントロールパイロット信号をモード2/3車両200に出力して上限電流値gを供給電流値eに減少させ(ステップS18)、ステップS22に移行する。これにより、この通知以降、他の充電器では、この充電器では使用しなくなった分の電流も必要であれば充電に用いることができる。
一方、g>eの状態が第2判定時間T2[分]継続していない場合(ステップS17;No)、供給電流値eが上限電流値gと等しい状態、即ちg=eの状態が第2判定時間T2[分]継続したか否か判定する(ステップS19)。
g=eの状態が第2判定時間T2[分]継続していない場合(ステップS19;No)、前述のステップS26の処理を行った後、ステップS1に戻る。
g=eの状態が第2判定時間T2[分]継続した場合(ステップS19;Yes)、減算結果(a−Σf)が定格電流値d以上か否か、即ち(a−Σf)≧dであるか否か判定する(ステップS20)。
(a−Σf)≧dである場合(ステップS20;Yes)、電流宣言値fを定格電流値dに増加させた上で他の充電器に通知すると共に、コントロールパイロット信号をモード2/3車両200に出力して上限電流値gを定格電流値dに増加させ(ステップS21)、ステップS22に移行する。これにより、前述したステップS12で減算結果(a−Σf)が定格電流値dより小さいためf=(a−Σf)として充電開始した場合や、タイマー充電によりステップS25でf=6[A]として充電開始した場合において、充電中に減算結果(a−Σf)が定格電流値d以上に増加していれば、上限電流値g(=電流宣言値f)を定格電流値dに増加させることができる。
一方、(a−Σf)≧dではない場合(ステップS20;No)、使用可能電流値aの範囲内で電流宣言値fを定格電流値dに増加させることはできないため、そのままステップS22に移行する。
ステップS22では、ステップS7と同様にして、充電終了したか否か判定する。充電終了していない場合(ステップS22;No)、ステップS17に戻る。
一方、充電終了した場合(ステップS22;Yes)、電流宣言値fをゼロに設定した上で他の充電器に通知し、即ちf=0[A]と他の充電器に通知し(ステップS23)、処理を終了する。
以上で説明した様に、本実施例によれば、各充電器10−1〜10−nのCPU12は、車両に供給する最大電流値である電流宣言値fを、他の充電器に通知する。そして、接続された車両がモード1車両100であり、電源Pの使用可能電流値aから他の充電器より通知された電流宣言値の総和Σfを減算した減算結果(a−Σf)が、モード1車両100の必要電流値c1より大きい場合、即ち充電可能な場合、電流宣言値fを必要電流値c1に設定した上で他の充電器に通知し、その後、接続されたモード1車両100の充電を開始する。
また、接続された車両がモード2/3車両200であり、減算結果(a−Σf)がモード2/3車両200の最低必要電流値c2より大きい場合、即ち充電可能な場合、電流宣言値fを減算結果(a−Σf)又は充電器の定格電流値dに設定した上で他の充電器に通知し、通知後、上限電流値gを電流宣言値fに設定し、その後、モード2/3車両200の充電を開始する。
このように、各充電器10−1〜10−nは、電源Pの使用可能電流値aの範囲内で接続された車両を充電可能か否か、自律的に判断できる。従って、親機を用いる必要がないため、電源Pの使用可能電流値aの範囲内で車両を充電可能である小型且つ低コストな充電システムを提供できる。
さらに、本実施例によれば、各充電器10−1〜10−nのCPU12は、車両を充電中に供給電流値eが電流宣言値f未満である状態が継続した場合に電流宣言値fを減少させるので、この後、使用可能電流値aを超えることなく、減少させた分の電流を他の充電器が使用できる。
また、各充電器10−1〜10−nのCPU12は、モード2/3車両200を充電中に供給電流値eが電流宣言値fと等しい状態が継続し、且つ、減算結果(a−Σf)が定格電流値d以上である場合に、電流宣言値fを増加させるので、この後、使用可能電流値aを超えることなくモード2/3車両200の充電を高速化できる。
このように、車両の充電終了を待たずに、使用可能電流値aの範囲内で、電源Pからの電流を必要な充電器に再配分することもできる。従って、車両を効率的に充電できる。
(変形例)
以上、本発明の実施例を詳述してきたが、具体的な構成は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変形して実施することができる。
例えば、充電システムを、モード1車両100のみを充電可能に構成してもよく、モード2/3車両200のみを充電可能に構成してもよい。これにより、CPU12の処理を簡略化できるため、より低コスト化できる。
上述した実施例で説明した充電システムの少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、充電システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、充電システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
P 電源
10−1〜10−n 充電器
11 通信回路
12 CPU(制御回路)
13 記憶装置
14 充電制御回路
15 計測回路
20 充電器コネクタ
100 モード1車両
101 車両側インレット
102 主電池(第1の蓄電装置)
103 車載充電器(第1の車載充電器)
200 モード2/3車両
201 車両側インレット
202 主電池(第2の蓄電装置)
203 車載充電器(第2の車載充電器)
204 コントロールパイロット回路(パイロット回路)

Claims (8)

  1. 使用可能電流値が定められた電源に共通に接続され、前記電源から供給された電流を用いて車両をそれぞれ充電可能な複数の充電器を備え、
    前記車両は、第1の蓄電装置と、予め定められた必要電流値以下の電流を受電して、受電した電流を用いて前記第1の蓄電装置を充電する第1の車載充電器と、を有する第1の種類の車両を含み、
    前記各充電器は、
    前記複数の充電器のうちの他の充電器と通信可能な通信回路と、
    前記車両に接続可能な充電器コネクタと前記電源との間に接続され、充電信号が供給されていない時に前記充電器コネクタと前記電源を電気的に開放し、前記充電信号が供給されている時に前記充電器コネクタと前記電源を電気的に接続する充電制御回路と、
    前記車両に供給する最大電流値である電流宣言値を、前記通信回路を介して前記他の充電器に通知すると共に、前記充電制御回路を制御する制御回路と、を有し、
    前記制御回路は、
    前記充電器コネクタに前記車両が接続され、且つ、接続された前記車両が前記第1の種類の車両である場合、前記使用可能電流値から、前記通信回路を介して前記他の充電器より通知された電流宣言値の総和を減算した減算結果が、前記必要電流値より大きいか否か判定し、
    前記減算結果が前記必要電流値より大きい場合、前記電流宣言値を前記必要電流値に設定した上で前記他の充電器に通知し、その後、前記充電信号を前記充電制御回路に出力して前記第1の種類の車両の充電を開始するものであり、
    前記車両は、第2の蓄電装置と、上限電流値以下の電流を受電して、受電した電流を用いて前記第2の蓄電装置を充電する第2の車載充電器と、外部から供給されたパイロット信号に応じて前記上限電流値を予め定められた最低必要電流値以上に設定するパイロット回路と、を有する第2の種類の車両を含み、
    前記各充電器の前記制御回路は、
    接続された前記車両が前記第2の種類の車両である場合、前記減算結果が前記最低必要電流値より大きいか否か判定し、
    前記減算結果が前記最低必要電流値より大きい場合、前記電流宣言値を前記減算結果又は前記充電器の定格電流値に設定した上で前記他の充電器に通知し、
    通知後、前記パイロット信号を前記第2の種類の車両に出力して前記上限電流値を前記電流宣言値に設定し、その後、前記充電信号を前記充電制御回路に出力して前記第2の種類の車両の充電を開始するものであり、
    前記各充電器の前記制御回路は、
    前記電流宣言値を前記減算結果又は前記定格電流値に設定した上で前記他の充電器に通知した後、前記第2の種類の車両の充電を開始する前に、前記第2の種類の車両が電流を受電可能か否か判定し、
    前記第2の種類の車両が電流を受電可能である場合、前記パイロット信号を前記第2の種類の車両に出力して前記上限電流値を前記電流宣言値に設定し、その後、前記充電信号を前記充電制御回路に出力して前記第2の種類の車両の充電を開始し、
    一方、前記第2の種類の車両が電流を受電可能でない場合、前記第2の種類の車両が接続されているか否か判定し、
    前記第2の種類の車両が接続されている場合、前記電流宣言値を前記最低必要電流値に設定した上で前記他の充電器に通知して、その後、前記第2の種類の車両が電流を受電可能か否か判定する処理に戻る
    ことを特徴とする充電システム。
  2. 前記各充電器の前記制御回路は、
    接続された前記車両が前記第2の種類の車両であり、前記減算結果が前記最低必要電流値より大きい場合に、前記減算結果が前記定格電流値以上か否か判定し、
    前記減算結果が前記定格電流値以上の場合に、前記電流宣言値を前記定格電流値に設定し、
    前記減算結果が前記定格電流値より小さい場合に、前記電流宣言値を前記減算結果に設定する
    ことを特徴とする請求項に記載の充電システム。
  3. 前記各充電器は、接続された前記車両に供給している供給電流値を計測する計測回路を有し、
    前記各充電器の前記制御回路は、
    前記第1の種類の車両を充電中に、前記供給電流値が前記電流宣言値より小さく且つ予め定められた満充電近くの電流値以下である状態が予め定められた第1判定時間継続した場合、充電終了したか否か判定し、
    充電終了していない場合、前記電流宣言値を減少させた上で前記他の充電器に通知し、 一方、前記第2の種類の車両を充電中に、前記供給電流値が前記上限電流値より小さい状態が予め定められた第2判定時間継続したか否か判定し、
    継続した場合、前記電流宣言値を前記供給電流値に減少させた上で前記他の充電器に通知すると共に、前記パイロット信号を前記第2の種類の車両に出力して前記上限電流値を前記供給電流値に減少させる
    ことを特徴とする請求項1から請求項2の何れかに記載の充電システム。
  4. 前記各充電器の前記制御回路は、
    前記第2の種類の車両を充電中に、前記供給電流値が前記上限電流値と等しい状態が前記第2判定時間継続した場合、前記減算結果が前記定格電流値以上か否か判定し、
    前記減算結果が前記定格電流値以上の場合、前記電流宣言値を前記定格電流値に増加させた上で前記他の充電器に通知すると共に、前記パイロット信号を前記第2の種類の車両に出力して前記上限電流値を前記定格電流値に増加させる
    ことを特徴とする請求項に記載の充電システム。
  5. 前記各充電器の前記制御回路は、
    前記第2の種類の車両を充電中、前記上限電流値を前記供給電流値に減少させた後と、前記上限電流値を前記定格電流値に増加させた後に、充電終了したか否か判定し、
    充電終了していない場合、前記供給電流値が前記上限電流値より小さい状態が前記第2判定時間継続したか否か判定する処理に戻る
    ことを特徴とする請求項に記載の充電システム。
  6. 前記各充電器の前記制御回路は、充電終了した場合に、前記電流宣言値をゼロに設定した上で前記他の充電器に通知する
    ことを特徴とする請求項から請求項の何れかに記載の充電システム。
  7. 前記各充電器の前記制御回路は、前記減算結果が前記必要電流値以下の場合と、前記減算結果が前記最低必要電流値以下の場合に、前記電流宣言値をゼロに設定した上で前記他の充電器に通知する
    ことを特徴とする請求項から請求項の何れかに記載の充電システム。
  8. 使用可能電流値が定められた電源に共通に接続され、前記電源から供給された電流を用いて車両をそれぞれ充電可能な複数の充電器を備え、
    前記車両は、蓄電装置と、上限電流値以下の電流を受電して、受電した電流を用いて前記蓄電装置を充電する車載充電器と、外部から供給されたパイロット信号に応じて前記上限電流値を予め定められた最低必要電流値以上に設定するパイロット回路と、を有し、
    前記各充電器は、
    前記複数の充電器のうちの他の充電器と通信可能な通信回路と、
    前記車両に接続可能な充電器コネクタと前記電源との間に接続され、充電信号が供給されていない時に前記充電器コネクタと前記電源を電気的に開放し、前記充電信号が供給されている時に前記充電器コネクタと前記電源を電気的に接続する充電制御回路と、
    前記車両に供給する最大電流値である電流宣言値を、前記通信回路を介して前記他の充電器に通知すると共に、前記充電制御回路を制御する制御回路と、を有し、
    前記制御回路は、
    前記充電器コネクタに前記車両が接続された場合、前記使用可能電流値から、前記通信回路を介して前記他の充電器より通知された電流宣言値の総和を減算した減算結果が、前記最低必要電流値より大きいか否か判定し、
    前記減算結果が前記最低必要電流値より大きい場合、前記電流宣言値を前記減算結果又は前記充電器の定格電流値に設定した上で前記他の充電器に通知し、その後、前記充電信号を前記充電制御回路に出力して前記車両の充電を開始し、
    前記各充電器の前記制御回路は、
    前記通知後、前記パイロット信号を前記車両に出力して前記上限電流値を前記電流宣言値に設定し、その後、前記充電信号を前記充電制御回路に出力して前記車両の充電を開始するものであり、
    前記各充電器の前記制御回路は、
    前記電流宣言値を前記減算結果又は前記定格電流値に設定した上で前記他の充電器に通知した後、前記車両の充電を開始する前に、前記車両が電流を受電可能か否か判定し、
    前記車両が電流を受電可能である場合、前記パイロット信号を前記車両に出力して前記上限電流値を前記電流宣言値に設定し、その後、前記充電信号を前記充電制御回路に出力して前記車両の充電を開始し、
    一方、前記車両が電流を受電可能でない場合、前記車両が接続されているか否か判定し、
    前記車両が接続されている場合、前記電流宣言値を前記最低必要電流値に設定した上で前記他の充電器に通知して、その後、前記車両が電流を受電可能か否か判定する処理に戻る
    ことを特徴とする充電システム。
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