JP5932524B2 - 物品検索システム - Google Patents

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本発明は、RFID型のRFタグを利用したアンテナ装置を備える物品検索システムに関する。
検索対象にLED等の報知機能付きのRFタグを取り付けて上位システムからのコマンド等で検索対象に取り付けたLED等の報知回路を機能させ、或いは接触式RFタグにLEDを並列させることで、検索対象の所在を報知するシステムが公知となっている(特許文献1〜5)。
特許文献1〜4のシステムは、検索対象に取り付ける報知機能付きRFタグが高価になるため、検索対象全てにこのRFタグを取り付けるとシステム導入費用が莫大な金額となり、図書館等の検索対象が多い用途では、導入が進んでいないのが現実である。
一方、特許文献5のシステムは、接触式RFタグを使い、LED等への配線も必要なため、内部配線の複雑な保管庫となっており、高価なシステムになると考えられる。
特開2006−290590号公報 特開2006−24018号公報 特開2009−301374号公報 特開2006−44827号公報 特開2010−163244号公報
本発明は、上記背景技術に鑑みてなされたものであり、RFタグによるコスト増加を抑えつつ検索対象の所在の報知を可能にするアンテナ装置備える物品検索システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る物品検索システムは、複数の検索対象にそれぞれ取り付けられた複数の基本RFタグのデータを読み取るため、RFID型のリーダーライターに接続可能な複数のアンテナと、複数のアンテナの近傍にそれぞれ取り付けられた報知機能付きの複数の報知RFタグとを備え、複数の報知RFタグは、本体制御回路及び報知回路を内蔵し、複数のアンテナのいずれかから放射される電磁波により給電される電力で本体制御回路及び報知回路を動作させることができるとともに、給電を行っているいずれかのアンテナからの電磁波に重畳された制御信号を受信して報知回路の動作状態を切り替えることが可能な駆動回路をさらに有する、アンテナ装置と、複数のアンテナを動作させるためのリーダーライターと、リーダーライターの動作を制御する上位システム部とを備え、リーダーライターは、基本RFタグ及び報知RFタグのデータを読み取った場合のそれぞれのレスポンスデータに、読み取ったアンテナのアンテナ番号を含めることができ、上位システム部は、リーダーライターで得たレスポンスデータから、読み取りが行われた基本RFタグが複数のアンテナのうちどのアンテナで検出されたものであるかを識別することで、検索対象がどのアンテナの近傍に配置されているかを把握し、上位システム部は、リーダーライターで得たレスポンスデータから、読み取りが行われた報知RFタグが複数のアンテナのうちどのアンテナで検出されたものであるかを識別することによって、読み取りが行われた報知RFタグがどのアンテナの近傍に配置されているかを把握することで、読み取りが行われた報知RFタグを対応するアンテナに関連づけて動的に管理し、上位システム部は、リーダーライターと、指定された検索対象の基本RFタグと共通するアンテナとを経由して、当該共通するアンテナに対応する報知RFタグに制御信号を送信することで、対応する報知RFタグに内蔵された報知回路の動作状態の切り替えを行ない、指定された検索対象が対応する報知RFタグの近傍のアンテナによってカバーされた領域内に配置されていることを報知する。
上記物品検索システムでは、アンテナ装置の複数の報知RFタグが、アンテナから給電される電力で動作する本体制御回路及び報知回路を有し、給電を行っているいずれかのアンテナからの電磁波に重畳された制御信号を受信して報知回路の動作状態を切り替えることが可能な駆動回路を有し、上位システム部が、指定された検索対象の基本RFタグと共通するアンテナに対応する報知RFタグに制御信号を送信することで、当該指定された検索対象が対応する報知RFタグの近傍のアンテナによってカバーされた領域内に配置されていることを報知するので、検索対象の配置又は存在をその近傍のアンテナによってカバーされた領域としてユーザーに知らせることができる。つまり、アンテナ数に対応する少ない報知RFタグを用いるだけで指定された検索対象の大まかな配置を確認でき、報知機能を実現するための専用配線を不要とした、安価な物品検索システムを構築することができる。
本発明の具体的な側面によれば、上記に係る物品検索システムにおいて、アンテナ装置は、複数のアンテナのうちリーダーライターに接続して動作させる1つ以上のアンテナを選択するアンテナ切替装置をさらに備える。この場合、単一のリーダーライターで利用できるアンテナの数を簡易に増やすことができ、物品検索システムを簡易で低コストなものとできる。
本発明の別の側面によれば、報知回路は、LEDを点灯させることによって検索対象の存在を報知する。この場合、指定された検索対象の配置をユーザーに視覚的に認識させることができる。
本発明の別の側面によれば、報知回路は、ブザーを鳴動させることによって検索対象の存在を報知する。この場合、指定された検索対象の配置をユーザーに聴覚的に認識させることができる。
実施形態の物品検索システムを説明する概念図である。 物品検索システムの回路を説明する図である。 (A)は、報知RFタグの構造を説明するブロック図であり、(B)は、基本RFタグの構造を説明するブロック図である。 物品検索システムの動作を説明する図である。 変形例の物品検索システムを説明する回路図である。 別の変形例の物品検索システムを説明する回路図である。 変形例の物品検索システムを説明する概念図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る一実施形態の物品検索システム等について説明する。
図1は、物品検索システムの外観を説明する斜視図であり、図2は、物品検索システムを概念的に説明するブロック図である。
図1及び図2に示すように、物品検索システム100は、RFタグを動作させて検出を行なうためのアンテナ装置10と、アンテナ装置10を動作させてRFタグから情報の読み取り等を行なうリーダーライター20と、リーダーライター20の動作を制御する上位システム部30とを備える。
アンテナ装置10は、RFID型のリーダーライター20に接続可能な複数のアンテナ11(A1〜An)と、複数のアンテナ11(A1〜An)のうちリーダーライター20に接続して動作させる1つのアンテナ11を選択するアンテナ切替装置12と、複数のアンテナ11(A1〜An)の近傍にそれぞれ取り付けられた報知機能付きの複数の報知RFタグ13(LT1〜LTn)とを備える。
なお、複数のアンテナ11(A1〜An)は、例えばループアンテナで構成され、それぞれが検出動作でカバーする固有の領域R1〜Rnを有する。これらの領域R1〜Rn内には、書籍等の多数の検索対象52(P1〜Pk)が小グループに分割されて配置されている。図1の例では、アンテナA1がカバーする領域R1に検索対象P1〜P3が存在し、アンテナA2がカバーする領域R2に検索対象P4〜P6,…が存在し、アンテナAnがカバーする領域Rnに検索対象Pk−2〜Pkが存在する。これらの検索対象52(P1〜Pk)には、比較的安価な一般的な基本RFタグ51(T1〜Tk)がそれぞれ取り付けられている。これらの基本RFタグT1〜Tkは、アンテナA1〜Anのいずれかから放射される電磁波により給電される電力で自身の持つ機能を確実に動作させることができる場所に配置されている。
アンテナ切替装置12は、リーダーライター20の管理下で動作しており、複数のアンテナ11(A1〜An)のうちいずれか1つのアンテナ11を選択して動作させるとともに、アンテナ11を切り替えることで、全てのアンテナ11が順次動作するようにしている。なお、各アンテナ11には、開放状態及び短絡状態を切り換えるスイッチ回路を設けることができ、この場合、アンテナ11間の干渉を確実に防止できる。
複数の報知RFタグ13(LT1〜LTn)は、報知機能付きのRFIDタグであり、複数のアンテナ11(A1〜An)にそれぞれ付随して、これらのアンテナ11(A1〜An)の近傍に配置されている。各報知RFタグ13は、アンテナ11から放射される電磁波の電力によって動作する。各報知RFタグLT1〜LTnは、その近傍に存在するアンテナA1〜Anによって、ID情報が個別に検出される状態となっている。つまり、共通のアンテナ11(A1〜An)によって、2種類のRFタグ(すなわち報知RFタグ13及び基本RFタグ51)の読み取りが可能になっている。
図3(A)は、報知RFタグ13の構造を説明するブロック図である。報知RFタグ13は、タグアンテナ13aと、制御部13bと、報知回路13cとを備える。タグアンテナ13aは、制御部13bがアンテナ11を介してリーダーライター20との間で通信できるようにする。制御部13bや報知回路13cは、近隣のアンテナ11から放射される電磁波により給電される電力で動作する。制御部13bは、RFタグとしての一般的な動作を可能にするIC部分である本体制御回路61と、報知回路13cを適当なタイミングで動作させるための駆動回路62とを有する。駆動回路62は、制御部13bの動作によって外部から受信した制御信号に基づいて、報知回路13cの動作状態をON/OFFいずれかに切り替えることができる。つまり、駆動回路62は、いずれかのアンテナ11からの電磁波に重畳された制御信号を受信して報知回路13cの動作状態を切り替える。報知回路13cは、例えばLEDを点灯させること或いはブザーを鳴動させることによって、検索対象52の存在を報知することができ、指定された検索対象52の配置をユーザーに視覚的又は聴覚的に認識させることができる。
図3(B)は、基本RFタグ51の構造を説明するブロック図である。基本RFタグ51は、タグアンテナ51aと、制御部51bとを備える。タグアンテナ51aは、制御部51bがアンテナ11を介してリーダーライター20との間で通信できるようにする。制御部51bは、RFタグとしての一般的な動作を可能にするIC部分である本体制御回路を有する。なお、基本RFタグ51は、図3(A)に示す報知RFタグ13と異なり、報知回路13cを有しないので、比較的安価であるものの、それ自体で検索対象52の存在をユーザーに報知することができない。
図2等に戻って、リーダーライター20は、複数の検索対象52にそれぞれ取り付けられた複数の基本RFタグ51のデータを読み取るためのRFID(Radio Frequency IDentification)型のリーダーライターである。リーダーライター20は、詳細な説明を省略するが、送信信号を作成する送信回路と、受信信号を受け取って解読する受信回路と、リーダーライター20の動作を制御する制御回路とを備える。これらのうち制御回路は、アンテナ切替装置12に制御信号を出力することで、アンテナ11(A1〜An)のうちいずれか1つのアンテナ11を選択して検出動作を行なわせる。リーダーライター20は、選択されたアンテナ11によって検出された受信信号かから基本RFタグ51及び報知RFタグ13のID情報等を解析するとともに、ID情報に関連付けて動作中のアンテナ11(A1〜An)を特定する情報(アンテナ番号)を取得する。
上位システム部30は、リーダーライター20の動作を制御しており、記憶部31と、入出力部32と、主制御部33とを有する。上位システム部30は、リーダーライター20によって読み取った報知RFタグ13及び基本RFタグ51のID情報等と、その際選択されて読み取りに利用されたアンテナ11の情報(具体的にはアンテナ番号)とを関連付けて保管する。つまり、主制御部33は、読み取りが行われた報知RFタグ13が複数のアンテナ11のうちどのアンテナ11で検出されたものであるかを識別することによって、読み取りが行われたグループ単位の報知RFタグ13がどのアンテナ11の近傍に配置されているかを把握することで、読み取りが行われた報知RFタグ13を対応するアンテナ11に関連づけて動的に管理する。また、主制御部33は、読み取りが行われた個別の基本RFタグ51が複数のアンテナ11のうちどのアンテナ11で検出されたものであるかを識別することで、指定された検索対象52がどのアンテナ11の近傍に配置されているかを把握している。さらに、上位システム部30は、リーダーライター20等を利用して検出した基本RFタグ51のID情報が指定された検索対象52に対応するものであるか否かを判断する。上位システム部30は、検出した基本RFタグ51が指定された検索対象52に対応するものと判断した場合、その検出に利用されたアンテナ11のアンテナ番号を特定して、そのアンテナ番号に対応するアンテナ11に付随してその近傍に配置された報知RFタグ13に制御信号を送る。これにより、特定の報知RFタグ13のみを選択的に起動することができ、これに設けた駆動回路62により、報知回路13cの動作状態を例えば一定期間ON状態とすることができる。つまり、検出した基本RFタグ51の付近に存在する報知RFタグ13を選択的に動作させて、指定された検索対象52の大まかな配置をユーザーに視覚的又は聴覚的に報知することができる。
図4を参照して、図2等に示す実施形態の物品検索システム100の動作の概要について説明する。
まず、上位システム部30は、リーダーライター20を適宜動作させ、アンテナ装置10を介して報知RFタグ13を検出して情報の読み取りを行うとともに、読み取りが行われた報知RFタグ13を検出したアンテナ11を特定する(ステップS11)。つまり、リーダーライター20は、報知RFタグ13のデータを読み取った場合のレスポンスデータに、読み取ったアンテナ11のアンテナ番号を含める。
上位システム部30は、報知RFタグ13のID情報をアンテナ番号とセットにして記憶部31に一時的に保管し、報知RFタグ13の配置に関する情報を最新のものに更新する(ステップS12)。これにより、上位システム部30は、読み取りが行われた報知RFタグ13のID情報をその近傍に存在するアンテナ11のアンテナ番号に関連づけて動的に管理することができる。
次に、上位システム部30は、ユーザーによる特定の検索対象52の指定を受け付ける(ステップS13)。具体的には、上位システム部30は、入出力部32のディスプレイ等を介して検索対象52の指定の受付状態であることを表示するとともに、ユーザーのキー操作等による指定情報の入力を受け付ける。つまり、多数の検索対象52(P1〜Pk)のうち特定の検索対象52が選択され、その選択された検索対象52に対応する基本RFタグ51のID情報が指定ID情報として記憶部31に保管される。
次に、上位システム部30は、リーダーライター20を適宜動作させ、アンテナ装置10を介して基本RFタグ51等の検出動作を行ってID情報等の読み取りを行う(ステップS14)。
次に、上位システム部30は、検出可能であり読み取りが行われた基本RFタグ51のID情報のうちいずれかがステップS13で指定された特定の検索対象52又は基本RFタグ51に対応する指定ID情報と一致するか否かを判定する(ステップS15)。読み取りが行われた基本RFタグ51のID情報が指定された検索対象52に対応する指定ID情報と一致する場合、上位システム部30は、読み取りが行われた基本RFタグ51を検出する際に利用されたアンテナ11を特定する(ステップS15)。つまり、リーダーライター20が基本RFタグ51のデータを読み取った場合のレスポンスデータに読み取ったアンテナ11のアンテナ番号を含ませているので、上位システム部30は、指定された特定の検索対象52に対応する基本RFタグ51のID情報を、その付近に存在するアンテナ11のアンテナ番号に関連づけて記憶部31に保管することができる。つまり、被検出対象である領域R1〜Rnうち、指定に対応する基本RFタグ51の位置をカバーするいずれか1つの領域がアンテナ番号として特定される。
次に、上位システム部30は、リーダーライター20を適宜動作させ、ステップS15で特定したアンテナ11の近傍に配置された報知RFタグ13をステップS12で得た配置に関する情報に基づいて決定し、この報知RFタグ13に対して、報知を行わせるための制御信号を送信する(ステップS16)。これにより、指定に対応する基本RFタグ51をカバーするアンテナ11の近傍に配置された報知RFタグ13のみを選択的に動作させて報知動作を行わせることができる。ユーザーは、自分が指定した特定の検索対象52の付近に存在する報知RFタグ13の報知状態(点灯、鳴動等)を知覚して、その近くに指定した検索対象52が存在することが分かる。この場合、特定の報知RFタグ13に対応するアンテナ11がカバーする領域は、複数の検索対象52の存在を許容するものとなっているが、ある程度絞られた範囲となっているので、指定した検索対象52の発見は迅速なものとなる。
以上の説明では、アンテナ装置10がアンテナ切替装置12を有し、アンテナ切替装置12によって複数のアンテナ11を順次切り替えるとしたが、アンテナ切替装置12は必須のものではなく、リーダーライター20も複数設けることができる。
図5は、アンテナ装置10からアンテナ切替装置12を省略し、複数のアンテナ11をそれぞれ動作させる複数のリーダーライター20を備える物品検索システム100の一構成例を示している。
また、図2のシステムと図5のシステムとを融合又は混在させた物品検索システムも可能である。つまり、図6に示すように、上位システム部30によって複数のリーダーライター20を管理し、一部のリーダーライター20は、アンテナ切替装置12を用いて多数のアンテナ11を動作させるとともに、残りのリーダーライター20は、アンテナ11を個別に動作させる物品検索システムとすることもできる。
以上の説明では、アンテナ11が衝立状に配置される場合について説明したが、アンテナ11は、載置台上に配置され得る。
図7は、アンテナ11が載置台71上にシート状に配置されている場合を説明している。この場合も、各載置台71にアンテナ11に付随して報知RFタグ13が設けられており、指定した検索対象52がどの載置台71上に配置されているかを特定することができる。
以上説明したように、実施形態の物品検索システム100では、上位システム部30がその制御下で動作するリーダーライター20と、指定された検索対象52の基本RFタグ51と共通するアンテナ11とを経由して、当該共通するアンテナ11に対応する報知RFタグ13に制御信号を送信することで、上記対応する報知RFタグ13に内蔵された報知回路13cの動作状態の切り替えを行ない、指定された検索対象52が上記対応する報知RFタグ13の近傍のアンテナ11によってカバーされたいずれかの領域R1〜Rn内に配置されていることを報知するので、アンテナ11の個数に対応する少ない個数の報知RFタグ13を用いるだけで指定された検索対象52の大まかな配置を簡易かつ迅速に確認することができる。この物品検索システム100は、報知機能を実現するための専用配線を不要とした安価なものとなっている。なお、図書の検索など、検索対象52に物品の種別を示す印字がなされているものの検索の場合、上記のように大まかな配置を報知するだけで、目視によりすぐに検索対象52を見つけることができ、本技術を活用することで必要十分な物品検索システム100を構築できる。
以上実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、物品検索システム100を利用する検索対象52は、書籍に限らず様々なものとできる。ただし、検索対象自体に物品の種別を示す何らかの指標が設けられていることが望ましい。
以上では、アンテナ11ごとに報知RFタグ13を設けているが、複数のアンテナ11に共通の報知RFタグ13を設けてもよい。この場合、さらに大まかな配置を報知することになる。
また、図4に示す物品検索システム100の動作は一例であり、例えばステップS11の報知RFタグ13を検出は、動作の初期化の場合にのみ行うこともできる。
また、ステップS14の基本RFタグの検出も、ステップS13の検索対象の指定受付より前に行っておき、基本RFタグ51のID情報をあらかじめ上記記憶部31に保管しておくこともできる。
10…アンテナ装置、 11…アンテナ、 11b…制御部、 12…アンテナ切替装置、 13…報知RFタグ、 13a…タグアンテナ、 13b…制御部、 13c…報知回路、 20…リーダーライター、 30…上位システム部、 51…基本RFタグ、 51a…タグアンテナ、 51b…制御部、 52…検索対象、 61…本体制御回路、 62…駆動回路、 100…物品検索システム、 A1-An…アンテナ、 LT1-LTn…報知RFタグ、 R1〜Pk…検索対象、 R1-Rn…カバーされる領域、 T1-Tk…基本RFタグ

Claims (4)

  1. 複数の検索対象にそれぞれ取り付けられた複数の基本RFタグのデータを読み取るため、RFID型のリーダーライターに接続可能な複数のアンテナと前記複数のアンテナの近傍にそれぞれ取り付けられた報知機能付きの複数の報知RFタグとを備え前記複数の報知RFタグは、本体制御回路及び報知回路を内蔵し、前記複数のアンテナのいずれかから放射される電磁波により給電される電力で前記本体制御回路及び前記報知回路を動作させることができるとともに、給電を行っているいずれかのアンテナからの電磁波に重畳された制御信号を受信して前記報知回路の動作状態を切り替えることが可能な駆動回路をさらに有する、アンテナ装置と、
    前記複数のアンテナを動作させるための前記リーダーライターと、
    前記リーダーライターの動作を制御する上位システム部とを備え、
    前記リーダーライターは、前記基本RFタグ及び前記報知RFタグのデータを読み取った場合のそれぞれのレスポンスデータに、読み取ったアンテナのアンテナ番号を含めることができ、
    前記上位システム部は、前記リーダーライターで得たレスポンスデータから、読み取りが行われた基本RFタグが前記複数のアンテナのうちどのアンテナで検出されたものであるかを識別することで、検索対象がどのアンテナの近傍に配置されているかを把握し、
    前記上位システム部は、前記リーダーライターで得たレスポンスデータから、読み取りが行われた報知RFタグが前記複数のアンテナのうちどのアンテナで検出されたものであるかを識別することによって、前記読み取りが行われた報知RFタグがどのアンテナの近傍に配置されているかを把握することで、前記読み取りが行われた報知RFタグを対応するアンテナに関連づけて動的に管理し、
    前記上位システム部は、前記リーダーライターと、指定された検索対象の基本RFタグと共通するアンテナとを経由して、前記共通するアンテナに対応する報知RFタグに制御信号を送信することで、前記対応する報知RFタグに内蔵された報知回路の動作状態の切り替えを行ない、前記指定された検索対象が前記対応する報知RFタグの近傍の前記アンテナによってカバーされた領域内に配置されていることを報知する、物品検索システム。
  2. 前記アンテナ装置は、前記複数のアンテナのうち前記リーダーライターに接続して動作させる1つ以上のアンテナを選択するアンテナ切替装置をさらに備える、請求項に記載の物品検索システム。
  3. 前記報知回路は、LEDを点灯させることによって検索対象の存在を報知する、請求項1及び2のいずれか一項に記載の物品検索システム。
  4. 前記報知回路は、ブザーを鳴動させることによって検索対象の存在を報知する、請求項1から3までのいずれか一項に記載の物品検索システム。
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