JP5931761B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録体にトナー像を定着させる定着装置と、この定着装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、複写機やプリンター等の電子写真方式の画像形成装置には、記録体(例えば用紙)にトナー像を定着させる定着装置が設けられている。この定着装置は、一般的に、記録体を導入するための導入口及び記録体を導出するための導出口を備えた筐体と、この筐体に回転可能に支持される定着部材(例えば、定着ローラーや定着ベルト)と、筐体に回転可能に支持され、定着部材に圧接して定着部材との間に定着ニップを形成する加圧部材(例えば、加圧ローラー)と、定着部材を加熱する熱源(例えば、IHコイルやヒーター)と、を備えている。そして、定着ニップにおいて記録体を加熱及び加圧することで、記録体にトナー像を定着させるように構成されている(特許文献1参照)。
上記のような定着装置においては、熱源によって定着部材を加熱しながら記録体にトナー像を定着させる印字モード時に、筐体の内部が一定温度(例えば180℃付近)に保たれる。また、上記の印字モード時だけでなく、熱源によって定着部材を加熱しながら待機する待機モード時にも、ファーストプリントタイム(1回目の印刷が完了するまでの時間)を極力短くする観点等から、筐体の内部が一定温度に保たれる。
特開2011−197532号公報
しかしながら、上記のように筐体には導出口が設けられているため、待機モード時に導出口を介して筐体の内部から外部へと熱が逃げやすい。特に、記録体の搬送路が上下方向に形成される所謂「縦搬送」の画像形成装置に設けられる定着装置では、導出口が筐体の上端側に形成されることになるため、待機モード時に導出口を介して熱が一層逃げやすくなる。このように導出口を介して熱が逃げてしまうと、筐体の内部の温度が低下するため、その分、筐体の内部を一定温度に保つのに必要な熱量が多くなり、電力消費量の増大を招くことになる。また、上記のように筐体の内部の温度が低下するのに伴って、ファーストプリントタイムが長くなってしまう。
また、上記のように、縦搬送の画像形成装置に設けられる定着装置では導出口が筐体の上端側に形成されることになるため、導出口を介して定着装置の上方に熱が逃げることになる。その結果、定着装置の上方に配置されるユニット(例えば、記録体を搬送するための搬送ユニット)が高温化し、上記ユニット内に設置されている電気部品が故障することが懸念される。
なお、特許文献1においては、導出口を介して筐体から熱が逃げるのを極力回避するために、導出口に遮熱回転ローラが設けられている。しかしながら、上記の遮熱回転ローラを回転させるためには、遮熱回転ローラと筐体の間に隙間が必要であり、その隙間を介して熱が逃げてしまう虞がある。
そこで、本発明は上記の事情を考慮し、待機モード時に、導出口を介して筐体の内部から外部へと熱が逃げるのを確実に防止することを目的とする。
本発明の定着装置は、記録体を導入するための導入口及び記録体を導出するための導出口を備えた筐体と、該筐体に回転可能に支持される定着部材と、前記筐体に回転可能に支持され、前記定着部材に圧接して該定着部材との間に定着ニップを形成する加圧部材と、前記定着部材を加熱する熱源と、該熱源によって前記定着部材を加熱しながら記録体にトナー像を定着させる印字モード時に前記導出口を開放し、前記熱源によって前記定着部材を加熱しながら待機する待機モード時に前記導出口を閉止するカバー部材と、を備えていることを特徴とする。
このような構成を採用することにより、待機モード時にカバー部材が筐体の導出口を閉止することで、導出口を介して筐体の内部から外部へと熱が逃げるのを確実に防止することが可能となる。そのため、筐体の内部を一定温度に保つのに必要な熱量が少なくなり、省エネルギー化を図ることができると共に、ファーストプリントタイムを短縮することが可能となる。また、導出口を介して熱が逃げないため、定着装置の周辺に配置されるユニットが高温化するのを抑制することができ、上記ユニット内に設置されている電気部品が故障するのを防止することが可能となる。
本発明の定着装置は、前記定着部材との近接離間方向に前記加圧部材を移動させて前記定着ニップの圧力を調整するニップ圧調整機構を更に備え、前記カバー部材は、前記ニップ圧調整機構に接続され、前記待機モードから前記印字モードへと移行する際に、前記ニップ圧調整機構が前記定着部材に近接する方向に前記加圧部材を移動させるのに連動して前記導出口を閉止する位置から前記導出口を開放する位置まで前記カバー部材が移動し、前記印字モードから前記待機モードへと移行する際に、前記ニップ圧調整機構が前記定着部材から離間する方向に前記加圧部材を移動させるのに連動して前記導出口を開放する位置から前記導出口を閉止する位置まで前記カバー部材が移動しても良い。
このような構成を採用することで、ニップ圧調整機構をカバー部材の駆動機構として利用することが可能となる。そのため、カバー部材の駆動機構を別途に追加する必要が無く、定着装置の構成の複雑化を回避することが可能となる。
前記筐体は、前記定着部材を回転可能に支持する定着部材支持部と、前記加圧部材を回転可能に支持すると共に前記定着部材支持部に回転可能に支持される加圧部材支持部と、を備え、前記ニップ圧調整機構は、駆動源と、該駆動源の回転が伝達されて回転する駆動部材と、該駆動部材と前記加圧部材支持部との間に介装される弾性部材と、を備え、前記カバー部材は、前記駆動部材に接続されていても良い。
このような構成を採用することで、駆動部材の回転に伴って、加圧部材とカバー部材を同時に移動させることが可能となる。
前記ニップ圧調整機構は、前記駆動源と前記駆動部材の間に介装される減速ギア機構を更に備えていても良い。
このような構成を採用することで、駆動源の回転を減速ギア機構によって減速させて、トルクを増大させることが可能となる。これに伴って、加圧部材とカバー部材の両方を確実に移動させることが可能となる。
前記カバー部材は、前記導出口を開放する位置にある状態で、記録体の搬送路の一部を構成しても良い。
このような構成を採用することで、カバー部材を記録体の搬送路の一部としても使用することが可能となり、カバー部材の有用性を高めることが可能となる。
前記定着装置は、記録体の搬送方向において前記カバー部材の下流側に配置される搬送ガイドを更に備え、前記カバー部材の外面は、該カバー部材が前記導出口を開放する位置にある状態で、前記搬送ガイドの外面の一部となっても良い。
このような構成を採用することで、カバー部材と搬送ガイドによって記録体を確実に搬送することが可能となる。
前記カバー部材は、前記筐体の外面側を移動可能に設けられていても良い。
このような構成を採用することで、筐体の内部に設けられる部材とカバー部材の干渉を回避することが可能となり、筐体の内部に設けられる部材のレイアウトの自由度を高めることが可能となる。
前記導入口は、前記筐体の下端側に設けられ、前記導出口は、前記筐体の上端側に設けられていても良い。
このような構成を採用することで、所謂縦搬送の画像形成装置に対応することが可能となる。一方で、上記のように筐体の上端側に導出口が設けられると、待機モード時に導出口を介して筐体の内部から外部へと熱が逃げやすくなるため、本願発明の構成を用いて筐体の内部から外部へと熱が逃げるのを防止する必要性が高い。
本発明の画像形成装置は、上記したいずれかの定着装置を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、待機モード時に、導出口を介して筐体の内部から外部へと熱が逃げるのを確実に防止することが可能になる。
本発明の一実施形態に係るカラープリンターの構成の概略を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターにおいて、印字モード時の定着装置を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターにおいて、印字モード時の定着装置を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターの定着装置において、印字モード時の定着ユニットを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターの定着装置において、筐体の前端部の周辺を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターの定着装置において、減速ギア機構を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターの定着装置において、駆動部材の周辺を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターの定着装置において、ニップ圧調整機構を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターにおいて、定着装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターにおいて、停止モード時及び待機モード時の定着装置を示す正面図である。
まず、図1を用いて画像形成装置としてのカラープリンター1の全体の構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るカラープリンターの構成の概略を示す模式図である。
カラープリンター1は、箱型形状のプリンター本体(装置本体)2を備えており、プリンター本体2の下部には記録体としての用紙(図示せず)を収納した給紙カセット3が設けられ、プリンター本体2の上部には排紙トレイ4が設けられている。
プリンター本体2の中央部には、中間転写ベルト6が複数のローラー間に架設され、中間転写ベルト6の下方には、レーザー・スキャニング・ユニット(LSU)で構成される露光装置7が配置されている。中間転写ベルト6の下側には、4個の画像形成部8がトナーの色(例えば、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色)ごとに設けられている。各画像形成部8には、感光体ドラム9が回転可能に設けられており、感光体ドラム9の周囲には、帯電器10と、現像器11と、一次転写部12と、クリーニング装置13と、除電器14とが、一次転写のプロセス順に配置されている。現像器11の上方には、各画像形成部8と対応するトナーコンテナ15が、トナーの色ごとに設けられている。
プリンター本体2の一側(図面上右側)には、用紙の搬送路16が上下方向に設けられている。つまり、本実施形態のカラープリンター1は、所謂縦搬送である。搬送路16の上流端には給紙部17が設けられ、搬送路16の中流部には中間転写ベルト6の一端(図面上右端)に二次転写部18が設けられ、搬送路16の下流部には定着装置19が設けられ、搬送路16の下流端には排紙口20が設けられている。
次に、このような構成を備えたカラープリンター1の画像形成動作について説明する。カラープリンター1に電源が投入されると、各種パラメーターが初期化され、定着装置19の温度設定等の初期設定が実行される。そして、カラープリンター1に接続されたコンピューター等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成動作が実行される。
まず、帯電器10によって感光体ドラム9の表面が帯電された後、露光装置7からのレーザー光(矢印P参照)により感光体ドラム9の表面に静電潜像が形成される。次に、この静電潜像を、トナーコンテナ15から供給されるトナーによって現像器11が対応する色のトナー像に現像する。このトナー像は、一次転写部12において中間転写ベルト6の表面に一次転写される。以上の動作を各画像形成部8が順次繰り返すことによって、中間転写ベルト6上にフルカラーのトナー像が形成される。なお、感光体ドラム9上に残留したトナー及び電荷は、クリーニング装置13及び除電器14によって除去される。
一方、給紙部17によって給紙カセット3又は手指しトレイ(図示せず)から取り出された用紙は、上記した画像形成動作とタイミングを合わせて二次転写部18へと搬送され、二次転写部18において、中間転写ベルト6上のフルカラーのトナー像が用紙に二次転写される。トナー像を二次転写された用紙は、搬送路16を下流側へと搬送されて定着装置19に進入し、この定着装置19において用紙にトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙は、排紙口20から排紙トレイ4上に排出される。
次に、定着装置19について説明する。なお、図4、図5、図7、図8に付される矢印Frは、定着装置19の正面側(前側)を示している。
図2に示されるように、定着装置19は、定着ユニット21と、定着ユニット21の左側に設けられるIHユニット22と、を備えている。
まず、定着装置19の定着ユニット21について説明する。定着ユニット21は一体化されており、プリンター本体2に対して着脱可能となっている。
図2に示されるように、定着ユニット21は、筐体23と、筐体23の左側部に収容される定着部材としての定着ローラー24と、筐体23の右側部に収容される加圧部材としての加圧ローラー25と、筐体23の前後両端側に設けられるニップ圧調整機構26(図2では、ニップ圧調整機構26の前側部分のみ表示)と、筐体23の上面側に設けられるカバー部材27と、カバー部材27の前後両端側に設けられる接続部材28(図2では前側の接続部材28のみ表示)と、を備えている。
まず、筐体23について説明する。図3に示されるように、筐体23は、定着部材支持部としての定着ローラー支持部30と、定着ローラー支持部30の右側に設けられる加圧部材支持部としての加圧ローラー支持部31と、を備えている。筐体23の下端側には、定着ローラー支持部30と加圧ローラー支持部31の間に、用紙を導入するための導入口32が設けられている。筐体23の上端側には、定着ローラー支持部30と加圧ローラー支持部31の間に、用紙を導出するための導出口33(図4参照)が設けられている。
図5に示されるように、定着ローラー支持部30の前後両端壁34(図5では前端壁のみ表示)の下部には、定着ローラー用軸受部35が設けられている。定着ローラー支持部30の前後両端壁34の外面には、定着ローラー用軸受部35の右上方に、第1軸部36が突設されている。定着ローラー支持部30の前後両壁部34の下端部には、右方に延出する延出部37が設けられ、延出部37の外面の基端側(左端側)には、第2軸部38が突設されている。
加圧ローラー支持部31の前後両端壁40(図5では前端壁のみ表示)の中央部には、加圧ローラー用軸受部41が設けられている。加圧ローラー支持部31の前後両端壁40の下端部には、円弧状の係合溝42が設けられている。係合溝42は、定着ローラー支持部30の前後両端壁34に設けられた第2軸部38に係合している。これにより、第2軸部38を中心に回転可能となるように加圧ローラー支持部31が定着ローラー支持部30に支持されている。
加圧ローラー支持部31の前後両端壁40の上端部には、固定片43が設けられている。固定片43は、側板44と、側板44の上端から右方に向かって屈曲される上板45と、を備えており、略L字状を成している。固定片43の側板44には、円形の挿通穴46が左右方向に穿設されている。
次に、定着ローラー24について説明する。定着ローラー24は、前後方向に長い円筒状を成している。図3に示されるように、定着ローラー24は、筐体23の定着ローラー支持部30に収容されている。定着ローラー24は、ローラー本体47と、このローラー本体47に周設されるベルト48と、によって構成されている。
定着ローラー24のローラー本体47は、例えば、円筒状の基材層と、この基材層に周設される円筒状の弾性層と、によって構成されている。ローラー本体47の基材層は、例えば、ステンレスやアルミニウム等の金属によって構成されている。ローラー本体47の弾性層は、円筒状を成しており、例えば、シリコンゴムやシリコンスポンジによって構成されている。なお、図3において、ローラー本体47の各層(基材層と弾性層)は、特に区別されずに表示されている。
図5に示されるように、定着ローラー24のローラー本体47の前後両端部(図5では前端部のみ表示)は、筐体23の定着ローラー支持部30の前後両端壁34に設けられた定着ローラー用軸受部35に取り付けられている。これにより、定着ローラー24が定着ローラー支持部30に回転可能に支持されている。
定着ローラー24のベルト48は、例えば、基材層と、この基材層に周設される弾性層と、この弾性層を被覆する離型層と、によって構成されている。ベルト48の基材層は、例えばニッケル等の金属によって構成されている。ベルト48の弾性層は、例えばシリコンゴムやシリコンスポンジによって構成されている。ベルト48の離型層は、例えばPFA等のフッ素系樹脂によって構成されている。なお、図3において、ベルト48の各層(基材層、弾性層、離型層)は、特に区別されずに表示されている。
図3に示されるように、定着ローラー24の上方には分離板50が設けられており、この分離板50によって定着ローラー24から用紙を分離できるようになっている。定着ローラー24の下方にはサーミスター(温度センサー)51が設けられており、このサーミスター51によって定着ローラー24の温度を検知できるようになっている。
次に、加圧ローラー25について説明する。加圧ローラー25は、前後方向に長い円筒状を成している。加圧ローラー25は、基材層と、この基材層に周設される弾性層と、この弾性層を被覆する離型層と、によって構成されている。加圧ローラー25の基材層は、例えばステンレスやアルミニウム等の金属によって構成されている。加圧ローラー25の弾性層は、例えばシリコンゴムやシリコンスポンジによって構成されている。加圧ローラー25の離型層は、例えばPFA等のフッ素系樹脂によって構成されている。なお、図3において、加圧ローラー25の各層(基材層、弾性層、離型層)は、特に区別されずに表示されている。
図5に示されるように、加圧ローラー25の前後両端部(図5では前端部のみ表示)は、筐体23の加圧ローラー支持部31の前後両端壁40に設けられた加圧ローラー用軸受部41に取り付けられている。これにより、加圧ローラー25が加圧ローラー支持部31に回転可能に支持されている。
図3に示されるように、加圧ローラー25は、定着ローラー24に圧接しており、定着ローラー24と加圧ローラー25の間には、用紙の搬送路16に沿って定着ニップ52が形成されている。
次に、ニップ圧調整機構26について説明する。前述のように、ニップ圧調整機構26は、筐体23の前後両端側に設けられているが、まず、ニップ圧調整機構26の前側部分について説明する。
図2、図4等に示されるように、ニップ圧調整機構26の前側部分は、駆動源としての駆動モーター53と、駆動モーター53の右方に設けられる減速ギア機構54と、駆動モーター53の右上方に設けられる駆動部材55と、駆動部材55の右側に設けられる弾性部材としてのコイルスプリング56と、を備えている。
駆動モーター53は、筐体23の定着ローラー収容部30の前側に配置されている。駆動モーター53は、下方に延びるモーター軸57を有しており、モーター軸57には、ウォームギア58が同心状に固定されている。
図6に最も良く示されるように、減速ギア機構54は、第1ギア61と、第1ギア61の右下側に設けられる第2ギア62と、第2ギア62の右上側に設けられる第3ギア63と、第3ギア63の右側に設けられる第4ギア64と、第4ギア64の下側に設けられる第5ギア65と、第5ギア65の左側に設けられる第6ギア66と、を備えている。
第1ギア61は、大径部61aと小径部61bを備えている。第1ギア61の大径部61aは、駆動モーター53のウォームギア58に噛合している。第2ギア62は、第1ギア61の小径部61bに噛合している。第3ギア63は、大径部63aと小径部63bを備えている。第3ギア63の大径部63aは、第2ギア62に噛合している。第4ギア64は、第3ギア63の小径部63bに噛合している。第5ギア65は、大径部65aと小径部65bを備えている。第5ギア65の小径部65bは、第4ギア64に噛合している。第6ギア66は、大径部66aと小径部66bを備えている。第6ギア66の小径部66bは、第5ギア65の大径部65aと噛合している。
図7に最も良く示されるように、駆動部材55の上部には、軸穴67が設けられている。軸穴67は、筐体23の定着ローラー支持部30の前端壁34に設けられた第1軸部36に係合している。これにより、軸穴67を中心に回転可能となるように、駆動部材55が筐体23の定着ローラー支持部30に支持されている。
駆動部材55の下端部には、軸穴67の下側に駆動ギア68が設けられている。駆動ギア68は、減速ギア機構54の第6ギア66の大径部66aに噛合している。これにより、減速ギア機構54を介して、駆動モーター53と駆動部材55が接続されている。換言すると、減速ギア機構54は、駆動モーター53と駆動部材55の間に介装されている。
駆動部材55の上端部には、軸穴67の上側に駆動片70が設けられている。駆動片70の外面には、検出板71が突設されている。駆動部材55には、駆動片70から右側に向かって突出する押圧片72が設けられている。押圧片72は、左右方向に長い直棒状を成している。押圧片72は、筐体23の加圧ローラー支持部31の前端壁40に設けられた固定片43の挿通穴46に挿通されている。押圧片72の先端部(右端部)には、円形の鍔部73が設けられている。
コイルスプリング56は、駆動部材55の押圧片72の外周に巻回されている。コイルスプリング56は、左右方向を軸心方向としている。コイルスプリング56の右端部は、押圧片72の鍔部73に当接している。コイルスプリング56の左端部は、筐体23の加圧ローラー支持部31に設けられた固定片43の側板44に当接している。つまり、コイルスプリング56は、駆動部材55の押圧片72と加圧ローラー支持部31の固定片43の間に介装されている。
図8に示されるように、ニップ圧調整機構26の後側部分には、駆動モーター53及び第1ギア61〜第4ギア64が設けられていない。ニップ圧調整機構26の後側部分のそれ以外の構成は、ニップ圧調整機構26の前側部分と同様である。ニップ圧調整機構26の後側部分の第5ギア65は、ニップ圧調整機構26の前側部分の第5ギア65と、連結シャフト79を介して連結されている。そして、ニップ圧調整機構26の前側部分の第5ギア65が回転すると、この回転が連結シャフト79を介してニップ圧調整機構26の後側部分の第5ギア65に伝達されて、ニップ圧調整機構26の後側部分の第5ギア65が回転するように構成されている。
次に、カバー部材27について説明する。図4に最も良く示されるように、カバー部材27は、筐体23の定着ローラー支持部30の上面側に配置されている。カバー部材27は、前後方向に長い形状を成している。カバー部材27は、筐体23の導出口33を開放する位置(図4の実線参照。以下、「開放位置」と称する。)と筐体23の導出口33を閉止する位置(図4の二点鎖線参照。以下、「閉止位置」と称する。)の間で、筐体23の上面側(外面側)を左右方向にスライド可能となっている。
図3等に示されるように、カバー部材27の上面(外面)は、段差を有しない滑らかな形状を成しており、円弧状に湾曲する湾曲面部77と、湾曲面部77に連続する平面部78と、を備えている。平面部78は、湾曲面部77よりも用紙の搬送方向において下流側に設けられている。平面部78の左側(用紙の搬送方向における下流側)には、搬送ガイド86が配置されている。搬送ガイド86は、例えば、プリンター本体2に設けられている。搬送ガイド86の上面(外面)は、用紙の搬送路16の一部を構成している。
次に、接続部材28について説明する。図4等に示されるように、接続部材28は、細長い平板状を成している。接続部材28の下端部は、第1接続軸81を介して駆動部材55の駆動片70に回転可能に接続されている。接続部材28の上端部は、第2接続軸82を介してカバー部材27の前後両端面75(図4では前端面のみ表示)に回転可能に接続されている。以上のような構成により、接続部材28を介してカバー部材27が駆動部材55の駆動片70に接続されている。なお、第2接続軸82は、カバー部材27の前後両端面75に対して上下方向スライド可能であっても良い。
次に、定着装置19のIHユニット22について説明する。IHユニット22は、プリンター本体2に固定されている。図3に示されるように、IHユニット22は、ケース部材83と、ケース部材83内に収納され、定着ローラー24の外周に沿って円弧状に設けられる熱源としてのIHコイル84と、ケース部材83内に収納され、IHコイル84の外周に沿って設けられるアーチコア85と、を備えている。
次に、定着装置19の制御システムについて説明する。
図9に示されるように、定着装置19には、制御部(CPU)91が設けられている。制御部91は、ROM、RAM等の記憶装置で構成される記憶部92と接続されており、記憶部92に格納された制御プログラムや制御用データに基づいて、制御部91が定着装置19の各部の制御を行うように構成されている。
制御部91は、サーミスター51に接続されており、サーミスター51が検知した定着ローラー24の温度が、制御部91に出力されるようになっている。
制御部91は、位置センサー93に接続されている。位置センサー93は、駆動部材55の駆動片70の外面に突設された検出板71(図4等参照)の位置を検出できるようになっている。
制御部91は、駆動モーター53に接続されており、制御部91からの駆動指令信号に基づいて、駆動モーター53のモーター軸57が回転するようになっている。
制御部91は、モーター等によって構成される駆動部94に接続されており、駆動部94は、加圧ローラー25に接続されている。そして、制御部91からの駆動指令信号に基づいて駆動部94が加圧ローラー25を回転させると、加圧ローラー25に圧接する定着ローラー24が加圧ローラー25とは逆方向に回転するようになっている。
制御部91は、IHコイル84と接続されている。そして、制御部91からの駆動指令信号に基づいてIHコイル84に高周波電流が流れることで、IHコイル84に高周波磁界が発生するとともに、この高周波磁界によって定着ローラー24が加熱されるように構成されている。
上記のように構成された定着装置19の動作について、以下に説明する。以下、IHコイル84による定着ローラー24への加熱が停止されているモード(例えば、電源OFFモードやスリープモード)を、加熱停止モードと称する。また、IHコイル84によって定着ローラー24を加熱しながら待機するモード(例えば、用紙にトナー像を定着可能な温度にIHコイル84が定着ローラー24を加熱するレディモードや、用紙にトナー像を定着可能な温度よりも低い温度にIHコイル84が定着ローラー24を加熱する節電モード)を、待機モードと称する。また、IHコイル84によって定着ローラー24を加熱しながら用紙にトナー像を定着させるモードを、印字モードと称する。
加熱停止モードや待機モードにおいては、図10に示されるように、定着ローラー24の回転軸Xと加圧ローラー25の回転軸Yの距離(以下、「軸間距離」と称する。)はd1になっており、加圧ローラー25は、定着ローラー24とは離間している。また、カバー部材27は閉止位置にある。
これに対して、例えば、コンピューター(図示せず)等から印刷開始の指示が送信されると、カラープリンター1が加熱停止モード又は待機モードから印字モードへと移行する。その際に、制御部91からの駆動指令信号に基づいて、駆動モーター53のモーター軸57が所定方向に回転する。このように駆動モーター53のモーター軸57が所定方向に回転すると、この回転がウォームギア58及び減速ギア機構54を介して駆動部材55の駆動ギア68(図7参照)に伝達され、駆動部材55が一方向(正面視で反時計方向。図7の矢印a1参照)に回転する。これに伴って、駆動部材55の駆動片70及び押圧片72が左方に移動し、押圧片72がコイルスプリング56を介して加圧ローラー支持部31の固定片43の側板44を左方に押圧する。これに伴って、加圧ローラー支持部31が第2軸部38(図5参照)を中心に定着ローラー支持部30に近接する方向(正面視で反時計方向。図5の矢印b1参照)に回転する。これに伴って、加圧ローラー25が定着ローラー24に近接する方向に移動し、図2に示されるように、軸間距離が上記のd1よりも短いd2となり、用紙にトナー像を定着させるのに必要な圧力で加圧ローラー25が定着ローラー24に圧接する。これにより、定着ニップ52が形成される。
また、上記のように駆動部材55の回転に伴って駆動部材55の駆動片70が左方に移動すると、駆動片70に接続部材28を介して接続されたカバー部材27が、定着ローラー支持部30の上面側を左方にスライドし、閉止位置から開放位置まで移動する。これに伴って、カバー部材27が搬送ガイド86に当接し、カバー部材27の上面と搬送ガイド86の上面が面一となる。これにより、カバー部材27の上面が搬送ガイド86の上面の上流側部分(一部)となる。
この状態で、未定着のトナー像が形成された用紙が搬送路16(図3参照)に沿って上流側(下方)から搬送されてくると、この用紙が導入口32を介して筐体23内に進入し、定着ニップ52を通過する。これにより、用紙が加熱及び加圧され、未定着のトナー像が用紙に定着される。トナー像を定着された用紙は、導出口33から排出された後、カバー部材27の上面及び搬送ガイド86の上面に沿って搬送方向下流側へと搬送される。このように、カバー部材27は、開放位置にある状態で、用紙の搬送路16の一部を構成している。
一方で、用紙へのトナー像の定着が完了してから所定時間が経過しても次の印刷指示が送信されない場合等には、カラープリンター1が印字モードから加熱停止モード又は待機モードに移行する。その際に、制御部91からの駆動指令信号に基づいて駆動モーター53のモーター軸57が上記所定方向とは逆方向に回転する。このように駆動モーター53のモーター軸57が逆方向に回転すると、この回転がウォームギア58及び減速ギア機構54を介して駆動部材55の駆動ギア68(図7参照)に伝達され、駆動部材55が上記一方向とは反対の方向(正面視で時計方向。図7の矢印a2参照)に回転する。これに伴って、駆動部材55の駆動片70及び押圧片72が右方に移動する。これに伴って、加圧ローラー支持部31が第2軸部38(図5参照)を中心に定着ローラー支持部30から離間する方向(正面視で時計方向。図5の矢印b2参照)に回転する。これに伴って、図10に示されるように、加圧ローラー25が定着ローラー24から離間する方向に移動し、軸間距離がd1に復元して、加圧ローラー25が定着ローラー24から離間する。このように、本実施形態では、ニップ圧調整機構26によって定着ローラー24との近接離間方向に加圧ローラー25を移動させることで、定着ニップ52の圧力(ニップ圧)を調整できるようになっている。
また、上記のように駆動部材55の回転に伴って駆動部材55の駆動片70が右側に移動すると、駆動片70に接続部材28を介して接続されたカバー部材27が、定着ローラー支持部30の上面側を右方にスライドし、開放位置から閉止位置まで移動する。
本実施形態では、待機モード時にカバー部材27が閉止位置にあるため、導出口33を介して筐体23の内部から外部へと熱が逃げるのを確実に防止することが可能となる。そのため、筐体23の内部を一定温度に保つのに必要な熱量が少なくなり、省エネルギー化を図ることができると共に、ファーストプリントタイムを短縮することが可能となる。また、導出口33を介して熱が逃げないため、定着装置19の上側に配置されるユニット(例えば、用紙を搬送するための搬送ユニット。図示せず)が高温化するのを抑制することができ、上記ユニット内に設置されている電気部品が故障するのを防止することが可能となる。
また、ニップ圧調整機構26をカバー部材27の駆動機構として利用しているため、カバー部材27の駆動機構を別途に追加する必要が無く、定着装置19の構成の複雑化を回避することが可能となる。また、カバー部材27を駆動部材55に接続することで、駆動部材55の回転に伴って、加圧ローラー25とカバー部材27を同時に移動させることが可能となる。
また、駆動モーター53と駆動部材55の間には減速ギア機構54が介装されているため、駆動モーター53の回転を減速ギア機構54によって減速させて、トルクを増大させることが可能となる。これに伴って、加圧ローラー25とカバー部材27の両方を確実に移動させることが可能となる。
また、カバー部材27は、開放位置にある状態で、用紙の搬送路16の一部を構成している。そのため、カバー部材27の有用性を高めることが可能となる。また、カバー部材27の上面は、カバー部材27が開放位置にある状態で、搬送ガイド86の上面の上流側部分となっている。そのため、カバー部材27と搬送ガイド86によって用紙を確実に搬送することが可能となる。
また、カバー部材27は、筐体23の外面側をスライド可能に設けられている。そのため、筐体23の内部に設けられる部材とカバー部材27の干渉を回避することが可能となり、筐体23の内部に設けられる部材のレイアウトの自由度を高めることが可能となる。
また、導入口32が筐体23の下端側に設けられ、導出口33が筐体23の上端側に設けられている。このような構成を採用することで、本実施形態のような所謂縦搬送のカラープリンター1に対応することが可能となる。一方で、上記のように筐体23の上端側に導出口33が設けられると、待機モード時に導出口33を介して筐体23の内部から外部へと熱が逃げやすくなるため、本願発明の構成を用いて筐体23の内部から外部へと熱が逃げるのを防止する必要性が高い。
本実施形態では、筐体23の導出口33をカバー部材27によって開閉する構成について説明したが、他の異なる実施形態では、筐体23の導出口33だけでなく筐体23の導入口32もカバー部材27で開閉しても良い。
本実施形態では、導入口32が筐体23の下端側に設けられると共に導出口33が筐体23の上端側に設けられる場合について説明したが、他の異なる実施形態では、導入口32や導出口33が筐体23の左右両側部等の異なる位置に設けられていても良い。
本実施形態では、加熱停止モード時にカバー部材27が閉止位置にある場合について説明したが、他の異なる実施形態においては、加熱停止モード時にカバー部材27が開放位置にあっても良い。
本実施形態では、駆動部94が加圧ローラー25に接続される場合について説明したが、他の異なる実施形態では、駆動部94が定着ローラー24に接続されていても良い。
本実施形態では、IHコイル84を熱源として用いる場合について説明したが、他の異なる実施形態では、ハロゲンヒーターやセラミックヒーター等のヒーターを熱源として用いても良い。
本実施形態では、ローラー本体47とベルト48からなる定着ローラー24を定着部材とする場合について説明したが、他の異なる実施形態では、ローラー本体47のみやベルト48のみを定着部材としても良い。
本実施形態では、カラープリンター1に本発明の構成を適用する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、モノクロプリンター、複写機、ファクシミリ、複合機等の他の画像形成装置に本発明の構成を適用しても良い。
1 カラープリンター(画像形成装置)
16 (用紙の)搬送路
19 定着装置
23 筐体
24 定着ローラー(定着部材)
25 加圧ローラー(加圧部材)
26 ニップ圧調整機構
27 カバー部材
30 定着ローラー支持部(定着部材支持部)
31 加圧ローラー支持部(加圧部材支持部)
32 導入口
33 導出口
52 定着ニップ
53 駆動モーター(駆動源)
54 減速ギア機構
55 駆動部材
56 コイルスプリング(弾性部材)
84 IHコイル(熱源)
86 搬送ガイド

Claims (7)

  1. 記録体を導入するための導入口及び記録体を導出するための導出口を備えた筐体と、
    該筐体に回転可能に支持される定着部材と、
    前記筐体に回転可能に支持され、前記定着部材に圧接して該定着部材との間に定着ニップを形成する加圧部材と、
    前記定着部材を加熱する熱源と、
    該熱源によって前記定着部材を加熱しながら記録体にトナー像を定着させる印字モード時に前記導出口を開放し、前記熱源によって前記定着部材を加熱しながら待機する待機モード時に前記導出口を閉止するカバー部材と、
    前記定着部材との近接離間方向に前記加圧部材を移動させて前記定着ニップの圧力を調整するニップ圧調整機構とを備え、
    前記カバー部材は、前記ニップ圧調整機構に接続され、
    前記待機モードから前記印字モードへと移行する際に、前記ニップ圧調整機構が前記定着部材に近接する方向に前記加圧部材を移動させるのに連動して前記導出口を閉止する位置から前記導出口を開放する位置まで前記カバー部材が移動し、
    前記印字モードから前記待機モードへと移行する際に、前記ニップ圧調整機構が前記定着部材から離間する方向に前記加圧部材を移動させるのに連動して前記導出口を開放する位置から前記導出口を閉止する位置まで前記カバー部材が移動し、
    前記筐体は、
    前記定着部材を回転可能に支持する定着部材支持部と、
    前記加圧部材を回転可能に支持すると共に前記定着部材支持部に回転可能に支持される加圧部材支持部と、を備え、
    前記ニップ圧調整機構は、
    駆動源と、
    該駆動源の回転が伝達されて回転する駆動部材と、
    該駆動部材と前記加圧部材支持部との間に介装される弾性部材と、を備え、
    前記カバー部材は、前記駆動部材に接続されていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記ニップ圧調整機構は、前記駆動源と前記駆動部材の間に介装される減速ギア機構を更に備えていることを特徴とする請求項に記載の定着装置。
  3. 前記カバー部材は、前記導出口を開放する位置にある状態で、記録体の搬送路の一部を構成することを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 記録体を導入するための導入口及び記録体を導出するための導出口を備えた筐体と、
    該筐体に回転可能に支持される定着部材と、
    前記筐体に回転可能に支持され、前記定着部材に圧接して該定着部材との間に定着ニップを形成する加圧部材と、
    前記定着部材を加熱する熱源と、
    該熱源によって前記定着部材を加熱しながら記録体にトナー像を定着させる印字モード時に前記導出口を開放し、前記熱源によって前記定着部材を加熱しながら待機する待機モード時に前記導出口を閉止するカバー部材と、
    記録体の搬送方向において前記カバー部材の下流側に配置される搬送ガイドと、を備え、
    前記カバー部材の外面は、該カバー部材が前記導出口を開放する位置にある状態で、前記搬送ガイドの外面の一部となることを特徴とする定着装置。
  5. 前記カバー部材は、前記筐体の外面側を移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の定着装置。
  6. 前記導入口は、前記筐体の下端側に設けられ、
    前記導出口は、前記筐体の上端側に設けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の定着装置。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の定着装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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