JP5929636B2 - 自動車の荷室構造 - Google Patents

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Description

この発明は、車体リヤフロアパネルの凹部に設置された成形トレイと、この成形トレイを覆い荷室底面をなすトランクマットと、車体リヤホイールハウスおよび車体リヤサイドパネルを覆い荷室側壁部をなすサイドトリムと、を備えたような自動車の荷室構造に関する。
従来、上述例の自動車の荷室構造としては、図9に示すものがある。
すなわち、車幅方向の中央部に凹部81が一体形成された車体リヤフロアパネル82と、該車体リヤフロアパネル82下面の左右(但し、図面では一方のみを示す)を車両前後方向に延在する車体リヤサイドフレーム83と、この車体リヤサイドフレーム83の車外側で上方に立上がる車体リヤホイールハウス(図示せず)と、この車体リヤホイールハウスの後部に連続する車体リヤサイドパネル84と、上述の車体リヤフロアパネル82の凹部81に底面が合致して設置され上方開口の収容凹部85を有する成形トレイ86と、この成形トレイ86の上部段差部に載置された合成樹脂製の蓋部材86Aと、該蓋部材86Aを介して成形トレイ86を上方から覆い荷室底面をなすトランクマット87と、このトランクマット87の下面側に貼着された積層板88と、上述の車体リヤホイールハウスと車体リヤサイドパネル84とを車室内側から覆い荷室側壁部89をなすリヤサイドトリム90と、を備えたものである。
上述のリヤサイドトリム90の下部において積層板88の上面と略同一の高さ位置には、該リヤサイドトリム90を逆L字状に折曲げて棚部90aを一体形成し、この棚部90aにより該リヤサイドトリム90の下部剛性を向上させると共に、トランクマット87の車幅方向の端部を、該棚部90aに上載すべく構成する一方で、車体リヤフロアパネル82に載置した上述の積層板88の車幅方向端部は、トランクマット87の車幅方向端部より若干内側で終止させている。
さらに、リヤサイドトリム90の下端部90bと車体リヤフロアパネル82との干渉を防止し、これら両者の接触による異音発生を防止する目的で、リヤサイドトリム90の下端部90bは車体リヤフロアパネル82の上面から上方に約10mm程度離間し、これら両者間に隙間gが形成されるように構成していた。
図9の構成に対して、リヤサイドフレームの剛性を向上させ、下部車体剛性の高剛性化を図った構成も知られている。
すなわち、図10に示すように、断面ハット形状のリヤサイドフレームアッパ83Aと、断面逆ハット形状のリヤサイドフレームロア83Bとでリヤサイドフレームを構成したものである。
図10の構成においては、車体リヤフロアパネル82の車幅方向外側端部を、リヤサイドフレームアッパ83Aとリヤサイドフレームロア83Bとの内側の接合フランジ部でサンドイッチ状に挟持固定する一方、車外側屈曲部が車体リヤサイドパネル84に接合固定されたリヤフロアエクステンションパネル91の車幅方向内側端部を、リヤサイドフレームアッパ83Aとリヤサイドフレームロア83Bとの外側の接合フランジ部でサンドイッチ状に挟持固定している。
また、図10の構成においては、成形トレイの軽量化を図る目的で、図9の樹脂成形品からなる成形トレイ86に代えて、ポリスチレン・ポリオレフィン複合樹脂発泡体からなる成形トレイ92を設け、この成形トレイ92に上方開口の収容凹部93を形成している。
さらに、図10の構成においては、さらなる軽量化を図る目的で、図9の積層材88に代えて、合成樹脂製ボード94(詳しくは、上下のシート体で周期的形状を有する縦壁部材を挟んで一体に成形された熱可塑性合成樹脂製ボードいわゆる段ボールプラスチックのことで、図6参照)を設け、この合成樹脂製ボード94をトランクマット87の下面に貼着している。
なお、図10において、図9と同一の部分には、同一符号を付している。
図10に示す構成においても、トランクマット87の車幅方向の端部を、リヤサイドトリム90下部の棚部90aに上載する構造と、リヤサイドトリム90の下端部90bとリヤサイドフレームアッパ83A上面との間に隙間gを形成して、異音の発生を防止する構造とは、図9の構成と同等の構成が採用されているので、リヤサイドフレームアッパ83Aが上方へ突出する分、荷室底面部が高くなり、荷室容量が減少する。
車高が充分に高い車両においては、図10に示す構成でもさほど問題はないが、車両デザインの関係上、後方にいく程、ルーフが下方に下がり、荷室後端が下がった車両においては、図10の構成では充分な荷室容量の確保が困難となる問題点があった。
ところで、特許文献1には、トリム下端縁部とマット端部とを非接触と成す構造が開示されており、また、特許文献2には、マット端部をトリム下端縁部に重複させる構成が開示されているが、何れの特許文献に開示された構造も、トリム下端とフロアとは非接触であるため、図10の従来構造と同様の問題点がある。
特開2007−8182号公報 特開2011−178278号公報
そこで、この発明は、発想を転換し、サイドトリム下端部を水平方向に張り出させて、フレームアッパ部材上に安定的に着底させることで、異音の発生を防止しつつ、荷室底面を低く保つように成したもので、詳しくは、車体リヤサイドフレームが、その前後方向にわたって車体リヤフロアパネルより上方に突出するフレームアッパ部を有し、サイドトリムは、その下部で車幅方向内方に向けて略水平方向に張り出し、フレームアッパ部材の上面部に着底すると共にこれを覆うトリム張出部を有し、トランクマットはトリム張出部の上面を覆う幅を有し、成形トレイはその車幅方向外側に向かって延びてフレームアッパ部材の車内側側壁部に向かうトレイ延設部を有し、敷設されるトランクマットが平坦となるようトレイ延設部の上面部がトリム張出部の上面部と略同じ高さを有することで、フレームアッパ部材の上方は、サイドトリムのトリム張出部とトランクマットとが存在するだけであって、これにより荷室底面の高さが低くでき、トランクマット端部が所定幅をもってトリム張出部に敷設されているので、従来構造のようにマット端部がめくれ上がったりせず見栄えがよく、トランクマットを安定して載置することができる自動車の荷室構造の提供を目的とする。
この発明による自動車の荷室構造は、中央部に凹部が形成された車体リヤフロアパネルと、該リヤフロアパネルの左右を車両前後方向に延在する車体リヤサイドフレームと、当該車体リヤサイドフレームの車外側で立上がる車体リヤホイールハウスと、該車体リヤホイールハウスの後部に連続する車体リヤサイドパネルと、上記車体リヤフロアパネルの凹部に底面が合致して設置され上方開口の収容凹部を有する成形トレイと、該成形トレイを覆い荷室底面をなすトランクマットと、上記車体リヤホイールハウスと車体リヤサイドパネルとを覆い荷室側壁部をなすサイドトリムと、を含んでなる自動車の荷室構造であって、上記車体リヤサイドフレームは、その前後方向にわたって上記車体リヤフロアパネルより上方に突出するフレームアッパ部材を有し、上記サイドトリムは、その下部で車幅方向内方に向けて略水平方向に張り出と共に上記フレームアッパ部材の上面部を覆うトリム張出部を有し、該トリム張出部における略水平方向に張り出した部分が、上記フレームアッパ部材の上面部に着底する構成とし、上記トランクマットは、上記トリム張出部における上記略水平方向に張り出した部分の上面に載置されるとともに、上記トリム張出部の上面を覆う幅を有し、上記成形トレイはその車幅方向外側に向かって延びて上記フレームアッパ部材の車内側側壁部に向かうとともに、上記車体リヤフロアパネルの上面に載置されるトレイ延設部を有し、該トレイ延設部が、敷設される上記トランクマットが平坦となるよう上記トリム張出部における上記略水平方向に張り出した部分の上面と略同じ高さの上面部を有するものである。
上述の成形トレイは、軽量かつ耐衝撃性、耐摩耗性に優れたポリスチレン・ポリオレフィン複合樹脂発泡体で構成することが好ましい。
上記構成によれば、フレームアッパ部材の上方は、サイドトリムのトリム張出部とトランクマットだけであって、これにより荷室底面の高さが低くできて、荷室容量の確保を図ることができる。
また、トランクマット端部が所定幅をもってトリム張出部に敷設されているので、従来構造のようにマット端部がめくれ上がったりせず、見栄えがよく、トランクマットを安定して載置することができる。
さらに、サイドトリム下端部は車幅方向内方に向けて略水平に張り出し、フレームアッパ部材上に安定的に着底させたので、異音の発生を防止することができる。
要するに、異音の発生防止と、荷室底面の低位置確保との両立を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記トリム張出部が、上記フレームアッパ部材の車幅方向内側のフレーム縦壁部に合致して下方に折り曲げられた折曲部を有し、該折曲部が上記フレーム縦壁部を覆って上記車体リヤフロアパネルに近接する長さを有するものである。
上記構成によれば、サイドトリムの下端部を、フレームアッパ部材の上面部だけでなく、その角部にも接触支持させることができるので、該サイドトリムの下端部を安定的に保持することができる。
因に、サイドトリムの下端部を一部だけで接触支持させると、荷重がかかって異音発生の要因となるが、この実施態様においては、該サイドトリムの下端部を、フレームアッパ部材の上面部と角部とで安定的に保持することができる。
この発明の一実施態様においては、上記トランクマット下面側において上記成形トレイの左右のトレイ延設部の間にわたる部位に合成樹脂製ボードが貼着されており、上記成形トレイの上面部の車幅方向内側部位に、上記合成樹脂製ボードの外縁に合致してこれを載置収容する段差部を有するものである。
上述の合成樹脂製ボードは、強度と低質量に優れた板状材として、上下のシート体で周期的形状を有する縦壁部材を挟んで一体に成形された熱可塑性合成樹脂製ボード、いわゆる、段ボールプラスチックで構成することが好ましい。
上記構成によれば、荷物の重さを支える合成樹脂製ボードを、これが不要なフレームアッパ部材の上部まで延長させることなく、荷室底面の高さを低く維持することができる。
また、上述の合成樹脂製ボードを、成形トレイの段差部に載置収容することにより、合成樹脂製ボードの平面方向のズレを防止し、トランクマット上面部を平面に保つことができる。
この発明によれば、車体リヤサイドフレームが、その前後方向にわたって車体リヤフロアパネルより上方に突出するフレームアッパ部を有し、サイドトリムは、その下部で車幅方向内方に向けて略水平方向に張り出し、フレームアッパ部材の上面部に着底すると共にこれを覆うトリム張出部を有し、トランクマットはトリム張出部の上面を覆う幅を有し、成形トレイはその車幅方向外側に向かって延びてフレームアッパ部材の車内側側壁部に向かうトレイ延設部を有し、敷設されるトランクマットが平坦となるようトレイ延設部の上面部がトリム張出部の上面部と略同じ高さを有するように構成したので、フレームアッパ部材の上方は、サイドトリムのトリム張出部とトランクマットとが存在するだけであって、これにより荷室底面の高さが低くでき、トランクマット端部が所定幅をもってトリム張出部に敷設されているので、従来構造のようにマット端部がめくれ上がったりせず見栄えがよく、トランクマットを安定して載置することができる効果がある。
本発明の自動車の荷室構造を示す側面図 図1の要部拡大側面図 トランクマットおよび合成樹脂製ボードを示す底面図 図1から成形トレイ、トランクマット、合成樹脂製ボードを取外した状態で示す要部斜視図 リヤサイドトリムおよび成形トレイの斜視図 合成樹脂製ボードの具体的構造を示す断面図 図1のA−A線矢視断面図 図1のB−B線矢視断面図 従来の自動車の荷室構造を示す断面図 従来の自動車の荷室構造を示す断面図
フレームアッパ部材の上方には、サイドトリムのトリム張出部とトランクマットとが存在するだけで、これにより荷室底面の高さが低くでき、トランクマット端部が所定幅をもってトリム張出部に敷設されて、従来構造のようにマット端部がめくれ上がったりせず見栄えがよく、トランクマットを安定して載置するという目的を、中央部に凹部が形成された車体リヤフロアパネルと、該リヤフロアパネルの左右を車両前後方向に延在する車体リヤサイドフレームと、当該車体リヤサイドフレームの車外側で立上がる車体リヤホイールハウスと、該車体リヤホイールハウスの後部に連続する車体リヤサイドパネルと、上記車体リヤフロアパネルの凹部に底面が合致して設置され上方開口の収容凹部を有する成形トレイと、該成形トレイを覆い荷室底面をなすトランクマットと、上記車体リヤホイールハウスと車体リヤサイドパネルとを覆い荷室側壁部をなすサイドトリムと、を含んでなる自動車の荷室構造であって、上記車体リヤサイドフレームは、その前後方向にわたって上記車体リヤフロアパネルより上方に突出するフレームアッパ部材を有し、上記サイドトリムは、その下部で車幅方向内方に向けて略水平方向に張り出し、上記フレームアッパ部材の上面部に着底すると共にこれを覆うトリム張出部を有し、上記トランクマットは上記トリム張出部の上面を覆う幅を有し、上記成形トレイはその車幅方向外側に向かって延びて上記フレームアッパ部材の車内側側壁部に向かうトレイ延設部を有し、敷設される上記トランクマットが平坦となるよう当該トレイ延設部の上面部が上記トリム張出部の上面部と略同じ高さを有する、という構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は自動車の荷室構造を示し、図1は同荷室構造を示す側面図、図2は図1の要部拡大側面図、図3はトランクマットおよび合成樹脂製ボードを示す底面図、図4は図1から成形トレイ、トランクマット、合成樹脂製ボードを取外した状態で示す要部斜視図、図5はリヤサイドトリムおよび成形トレイの斜視図、図6は合成樹脂製ボードの具体的構造を示す断面図、図7は図1のA−A線矢視断面図、図8は図1のB−B線矢視断面図である。
図1,図2において、車体フロントフロアパネル(図示せず)の後部に連続して前低後高状に傾斜するキックアップ部1を設け、このキックアップ部1の上部後端から後方に向けて略水平に延びる車体リヤフロアパネル2(車体リヤフロアパンと同意であって、以下単にリヤフロアと略記する)を設けている。
上述のリヤフロア2の後部における車幅方向の中央部には、段下げ構造の凹部3が一体または一体的に形成される一方、図7,図8に示すように、リヤフロア2の左右両サイドを車両の前後方向に延在するリヤサイドフレーム4が設けられている。図3,図5以外の図面では自動車の荷室構造の構成を、車両右側についてのみを示すが、車両左側は車両右側と略左右対称に構成されている。
図7,図8に示すように、上述のリヤサイドフレーム4は、リヤフロア2よりも上方に突出するフレームアッパ部材としてのリヤサイドフレームアッパ5と、断面逆ハット形状のリヤサイドフレームロア6とを備えている。
リヤサイドフレームアッパ5は、リヤホイールハウス7(詳しくは、リヤホイールハウスインナ)下部の車両前後方向の長さ範囲に対応する部分については、図7に示すように、上面部5aと、この上面部5aの車幅方向外側から上方に立上がる車外側側壁部5bと、上面部5aの車幅方向内側から下方に延びる車内側側壁部としてのフレーム縦壁部5cと、このフレーム縦壁部5cの下端から車幅方向内方に延びる接合フランジ部5dとを備えており、リヤホイールハウス7下部の車両前後方向の長さ範囲において、車外側側壁部5bをリヤホイールハウス7に接合固定すると共に、リヤサイドフレームアッパ5とリヤサイドフレームロア6との各接合フランジ部5d,6dで、リヤフロア2の車幅方向外側の端部をサンドイッチ状に挟持して、これら三者5d,2,6dを接合固定し、さらに、リヤサイドフレームロア6の車外側片を、リヤホイールハウス7の下端部に接合固定している。
また、上述のリヤサイドフレームアッパ5は、リヤホイールハウス7の下部後端よりも後方の部位については、図8に示すように、断面ハット形状に形成されており、リヤサイドフレームアッパ5とリヤサイドフレームロア6との車幅方向内側の各接合フランジ部5d,6dで、リヤフロア2の車幅方向外側の端部をサンドイッチ状に挟持して、これら三者5d,2,6dを接合固定すると共に、リヤサイドフレームアッパ5とリヤサイドフレームロア6との車幅方向外側の各接合フランジ部5e,6eで、リヤフロアエクステンションパネル8の車幅方向内側の端部をサンドイッチ状に挟持して、これら三者5e,8,6eを接合固定している。
ここで、リヤホイールハウス7はリヤサイドフレーム4の車外側で立上がる車体部材であり、また、上述のリヤフロアエクステンションパネル8は、リヤホイールハウス7の後部に連続するリヤサイドパネル9に接合固定されたものである。さらに、上述のリヤサイドフレーム4は上向き凸部としてのリヤサイドフレームアッパ5と、下向き凸部としてのリヤサイドフレームロア6との間で、車両の前後方向に延びるリヤサイド閉断面10を形成した車体強度部材であり、該リヤサイドフレーム4により下部車体剛性の高剛性化、特に後突耐力の向上を図っている。
図1に示すように、凹部3を有するリヤフロア2の後端部には、該凹部3を車両後方から塞ぐように、リヤエンドパネル11を立設固定している。このリヤエンドパネル11は車幅方向に延びるパネル部材であって、該リヤエンドパネル11の上側前部には車幅方向に延びるリヤエンドメンバ12を接合固定して、このリヤエンドメンバ12とリヤエンドパネル11上部との間には、車幅方向に延びるリヤエンド閉断面13を形成して、後部車体剛性の向上を図っている。
リヤエンドパネル11のさらに後方には、合成樹脂製のリヤバンパ(図示せず)を設ける一方、上述のリヤエンドメンバ12の前側および上側を、内装部材として車幅方向に延びるリヤエンドガーニッシュ14で覆っている。
図1,図2に示すように、車体フロアとしてのキックアップ部1の上部には、後席乗員の着座部を形成するシートクッション(図示せず)と、後席乗員の背もたれ面を形成するシートバック15Bと、後席乗員の頭部を保持するヘッドレスト15Hとを備えたリヤシート15が設置されている。このリヤシート15は図1に仮想線αで、また図2に実線でそれぞれ示すように、シートバック15B下部の回転支点16を中心として、該シートバック15Bが前方へ倒伏可能、つまり前倒可能に構成された後席シートである。
このリヤシート15はベンチシートであってもよく、または少なくとも左側シートバックと右側シートバックとが6:4に分割されたセパレートシートであってもよい。
図1,図2に示すように、後席シートとしてのリヤシート15後方で上述のキックアップ部1の傾斜後端部上面には、該キックアップ部1上に突出して車幅方向にわたって延在する上ハット状部材としてのリヤクロスメンバアッパ17を設けている。
また、キックアップ部1を隔ててリヤクロスメンバアッパ17と上下方向に対向するように、キックアップ部1の傾斜後端部下面には、車幅方向に延びるリヤクロスメンバロア18を設けている。
これら両者17,18は何れも車幅方向に延びるリヤクロスメンバ(いわゆるNo.4クロスメンバ)であって、上側のリヤクロスメンバアッパ17は左右のリヤサイドフレームアッパ5,5間に車幅方向に張架されており、下側のリヤクロスメンバロア18は左右のリヤサイドフレームロア6,6間に車幅方向に張架されている。
また、リヤクロスメンバアッパ17とキックアップ部1上面との間、並びに、リヤクロスメンバロア18とキックアップ部1下面との間には、上下方向にオーバラップする閉断面19,20が形成されていて、この上下2重の閉断面構造により、車体剛性の向上、特に、側突耐力の向上を図るように構成している。
図1,図2,図5,図7,図8に示すように、リヤフロア2の凹部3にその底面が合致して設置され上方開口の複数の収容凹部21,22,23,24を有する成形トレイ25が設けられている。
図1,図2に示すように、該成形トレイ25の前部には、リヤクロスメンバアッパ17の後方でリヤフロア2上に載置されてその上面部26aの高さがリヤクロスメンバアッパ17の上面部17aの高さに略一致するかさ上げ部26が一体形成されている。
このかさ上げ部26を含む成形トレイ25は、軽量かつ耐衝撃性、耐摩耗性に優れたポリスチレン・ポリオレフィン複合樹脂発泡体(いわゆる発泡ビーズ)で構成されている。
さらに、図1,図2,図7,図8に示すように、かさ上げ部26を含む成形トレイ25と、上ハット状部材としてのリヤクロスメンバアッパ17上部とを覆って荷室底面27をなすトランクマット28を設けている。このトランクマット28は、その前端部が自由端に設定されると共に、その後端部はリヤエンドガーニッシュ14に至るまで後方に向けて延設されている。
また、図1,図4,図5,図7,図8に示すように、リヤホイールハウス7とリヤサイドパネル9とを車室内側から覆って荷室側壁部29を成すリヤサイドトリム30を設けている。図5に斜視図で示すように、該リヤサイドトリム30は前述のリヤエンドガーニッシュ14と連続するように形成されている。
図1,図2に示すように、上述のトランクマット28は、その前端部28aが自由端部に設定されており、図1に示す如くシートバック15Bを通常着座状態に起立させた時には、トランクマット28の前端部28aがシートバック15Bの背面下部に当接し、シートバック15Bを図1に仮想線αで、また図2に実線で示すように前倒させた時には、トランクマット28の前端部28aが平面視で前倒したシートバック15B後端部に到達する長さを有しており、これにより、前倒したシートバック15Bとかさ上げ部26との間の隙間、詳しくは、シートバック15Bとリヤクロスメンバアッパ17との間の隙間を埋めるように構成している。
また、図2に示すように、リヤクロスメンバアッパ17の取付け位置と対応するトランクマット28の前部下面側であって、該トランクマット28の敷設状態で少なくとも一部がリヤクロスメンバアッパ17の上面部17aに重複する領域には、平板状の合成樹脂製ボード31が貼着されている。
上述の平板状の合成樹脂製ボード31は、図6に断面図で示すように、周期的形状を有する縦壁部材32を、上下のシート体33,34で挟んで一体に成形したものであり、縦壁部材32、シート体33,34としては、ポリプロピレン(いわゆるPP)などの熱可塑性樹脂を用いることができる。この合成樹脂製ボード31(いわゆる段ボールプラスチック)は、強度と低質量に優れた板状材であり、以下、前部樹脂ボード31と略記する。
一方、図4に示すように、リヤサイドトリム30の前部下部には、上端から下端にかけて車幅方向内方に出っ張る突部30aが一体形成されており、上述のトランクマット28の車幅方向両サイド前部には、図3に示すように、該突部30aを回避するための凹部28b,28bが形成されている。
同図に示すように、トランクマット28の前部下面側に貼着された前部樹脂ボード31は、トランクマット28の車幅方向の全幅にわたることなく、リヤクロスメンバアッパ17の上面部17aの車幅方向の長さと略等しい長さを有するように形成されている。
図2に示すように、上述の前部樹脂モード31は、その前端部31aがリヤクロスメンバアッパ17の上面部17a前端と、前倒したシートバック15B後端部との間に位置する前後長を有すると共に、前部樹脂ボード31の後端部31bが、かさ上げ部26の前端部よりも前方で終止する前後長さを有しており、これにより、前部樹脂ボード31の前後方向の長さの最適化を図っている。
特に、トランクマット28の前端部28aを自由端部に成して、該トランクマット28の前部下面側に前部樹脂ボード31を貼着することで、図2に仮想線βで示す状態から同図に実線で示すように、トランクマット28の前部を前部樹脂ボード31の自重でリヤクロスメンバアッパ17の上面部17aに着底させ安定して敷設するように構成している。つまり、リヤクロスメンバアッパ17の上面部17aに前部樹脂ボード31を直接載置するように構成している。
ところで、図1のA−A線矢視断面図を図7に示すように、リヤサイドトリム30は、その下部で車幅方向内方に向けて略水平方向に張り出し、上述のリヤサイドフレームアッパ5の上面部5aに着底すると共にこれを覆うトリム張出部30bを有している。
図7に示すように、このトリム張出部30bは、フレームアッパ部材としてのリヤサイドフレームアッパ5の車幅方向内側のフレーム縦壁部5cに合致して下方に折り曲げられた折曲部30cを有しており、この折曲部30cがフレーム縦壁部5cを車幅方向内側から覆ってリヤフロア2上面に近接する長さを有している。
リヤサイドトリム30のトリム張出部30bおよび折曲部30cの構造は、左右略対称に構成されており、図7に示すように、上述のトランクマット28はトリム張出部30bの上面全体を覆う車幅方向の幅を有している。
図7に示すように、リヤフロア2の凹部3に設置された成形トレイ25は、車幅方向外側に向かって延びてリヤサイドフレームアッパ5の車内側側壁部であるフレーム縦壁部5cに向かうトレイ延設部25aを有している。
成形トレイ25のトレイ延設部25aはリヤフロア2に上載されており、また、敷設されるトランクマット28が平坦となるように上述のトレイ延設部25aの上面部25bが、リヤサイドトリム30のトリム張出部30bの上面部と略同じ高さを有するように形成されている。
図3,図7,図8に示すように、トランクマット28の下面側において成形トレイ25の左右のトレイ延設部25a,25aの間にわたる部位に合成樹脂製ボード40が貼着されている。
この合成樹脂製ボード40も前部樹脂ボード31と同様に、周期的形状を有する縦壁部材32を、上下のシート体33,34で挟んで一体に成形したものであり(図6参照)、縦壁部材32、シート体33,34としては、ポリプロピレン(いわゆるPP)などの熱可塑性樹脂を用いることができ、この合成樹脂製ボード40(いわゆる段ボールプラスチック)は、強度と低質量に優れた板状材であって、以下、後部樹脂ボード40と略記する。
図3と図5との対比から明らかなように、成形トレイ25の上面部の車幅方向内側部位には、上述の後部樹脂ボード40の外縁に合致して、該樹脂ボード40を載置収容する段下げ構造の段差部25cが形成されている。
ここで、上述の成形トレイ25の各収容凹部21,22,23,24には、ジャッキ等のパンク修理キットや、その他のツールまたは荷物が収容され、複数の収容凹部21〜24の上方開口は、後部樹脂ボード40およびトランクマット28で覆われ、このトランクマット28により荷室底面27が形成されるものである。
なお、図中、42はリヤサイドトリム30の側面凹部に開口形成された開口部41(図8参照)を着脱可能に覆う蓋部材、43はリヤフロア2の凹部3における前後方向中間位置において車幅方向に延びるNo.5クロスメンバである。また、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車幅方向の内方を示し、矢印OUTは車幅方向の外方を示す。
このように、上記実施例の自動車の荷室構造は、中央部に凹部3が形成されたリヤフロア2と、該リヤフロア2の左右を車両前後方向に延在するリヤサイドフレーム4と、当該リヤサイドフレーム4の車外側で立上がるリヤホイールハウス7と、該リヤホイールハウス7の後部に連続するリヤサイドパネル9と、上記リヤフロア2の凹部3に底面が合致して設置され上方開口の収容凹部21〜24を有する成形トレイ25と、該成形トレイ25を覆い荷室底面27をなすトランクマット28と、上記リヤホイールハウス7とリヤサイドパネル9とを覆い荷室側壁部29をなすリヤサイドトリム30と、を含んでなる自動車の荷室構造であって、上記リヤサイドフレーム4は、その前後方向にわたって上記リヤフロア2より上方に突出するフレームアッパ部材(リヤサイドフレームアッパ5参照)を有し、上記リヤサイドトリム30は、その下部で車幅方向内方に向けて略水平方向に張り出し、上記フレームアッパ部材(リヤサイドフレームアッパ5参照)の上面部5aに着底すると共にこれを覆うトリム張出部30bを有し、上記トランクマット28は上記トリム張出部30bの上面を覆う幅を有し、上記成形トレイ25はその車幅方向外側に向かって延びて上記フレームアッパ部材(リヤサイドフレームアッパ5参照)の車内側側壁部(フレーム縦壁部5c参照)に向かうトレイ延設部25aを有し、敷設される上記トランクマット28が平坦となるよう当該トレイ延設部25aの上面部25bが上記トリム張出部30bの上面部と略同じ高さを有するものである(図7,図8参照)。
上述の成形トレイ25は、軽量かつ耐衝撃性、耐摩耗性に優れたポリスチレン・ポリオレフィン複合樹脂発泡体で構成されている。
この構成によれば、フレームアッパ部材(リヤサイドフレームアッパ5参照)の上方は、リヤサイドトリム30のトリム張出部30bとトランクマット28だけであって、これにより荷室底面27の高さが低くできて、荷室容量の確保を図ることができる。
また、トランクマット28端部が所定幅をもってトリム張出部30bに敷設されているので、従来構造のようにマット端部がめくれ上がったりせず、見栄えがよく、トランクマット28を安定して載置することができる。
さらに、リヤサイドトリム30下端部は車幅方向内方に向けて略水平に張り出し、フレームアッパ部材(リヤサイドフレームアッパ5参照)上に安定的に着底させたので、異音の発生を防止することができる。
要するに、異音の発生防止と、荷室底面の低位置確保との両立を図ることができる。
また、リヤサイドフレーム4上には、遮音材を設けていないが、このリヤサイドフレーム4内部は騒音源とならないので、遮音材がなくても、特に問題はない。
さらに、上記トリム張出部30bが、上記フレームアッパ部材(リヤサイドフレームアッパ5参照)の車幅方向内側のフレーム縦壁部5cに合致して下方に折り曲げられた折曲部30cを有し、該折曲部30cが上記フレーム縦壁部5cを覆って上記リヤフロア2に近接する長さを有するものである(図7参照)。
この構成によれば、リヤサイドトリム30の下端部を、フレームアッパ部材(リヤサイドフレームアッパ5参照)の上面部5aだけでなく、その角部にも接触支持させることができるので、該リヤサイドトリム30の下端部を安定的に保持することができる。
因に、リヤサイドトリムの下端部を一部だけで接触支持させると、荷重がかかって異音発生の要因となるが、この実施態様においては、該リヤサイドトリム30の下端部を、フレームアッパ部材(リヤサイドフレームアッパ5)の上面部5aと角部とで安定的に保持することができる。
また、収容凹部21〜24へのアクセス時に、トランクマット28をめくった際、フレームアッパ部材としてのリヤサイドフレームアッパ5の上部がリヤサイドトリム30の折曲部30cで隠蔽されているので、見栄えの確保を図ることができる。
さらに、上記トランクマット28下面側において上記成形トレイ25の左右のトレイ延設部25aの間にわたる部位に後部樹脂ボード40が貼着されており、上記成形トレイ25の上面部25bの車幅方向内側部位に、上記後部樹脂ボード40の外縁に合致してこれを載置収容する段差部25cを有するものである(図7参照)。
上述の後部樹脂ボード40は、強度と低質量に優れた板状材として、上下のシート体で周期的形状を有する縦壁部材を挟んで一体に成形された熱可塑性合成樹脂製ボード、いわゆる、段ボールプラスチックで構成されている。
この構成によれば、荷物の重さを支える後部樹脂ボード40を、これが不要なフレームアッパ部材(リヤサイドフレームアッパ5参照)の上部まで延長させることなく、荷室底面の高さを低く維持することができる。
また、上述の後部樹脂ボード40を、成形トレイ25の段差部25cに載置収容することにより、後部樹脂ボード40の平面方向のズレを防止し、トランクマット28上面部を平面に保つことができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の車体リヤフロアパネルは、実施例のリヤフロア2に対応し、
以下同様に、
車体リヤサイドフレームは、リヤサイドフレーム4に対応し、
フレームアッパ部材は、リヤサイドフレームアッパ5に対応し、
車内側側壁部は、フレーム縦壁部5cに対応し、
車体リヤホイールハウスは、リヤホイールハウス7に対応し、
車体リヤサイドパネルは、リヤサイドパネル9に対応し、
サイドトリムは、リヤサイドトリム30に対応し、
合成樹脂製ボードは、後部樹脂ボード40に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
以上説明したように、本発明は、車体リヤフロアパネルの凹部に設置された成形トレイと、この成形トレイを覆い荷室底面をなすトランクマットと、車体リヤホイールハウスおよび車体リヤサイドパネルを覆い荷室側壁部をなすサイドトリムと、を備えたような自動車の荷室構造について有用である。
2…リヤフロア(車体リヤフロアパネル)
3…凹部
4…リヤサイドフレーム(車体リヤサイドフレーム)
5…リヤサイドフレームアッパ(フレームアッパ部材)
5c…フレーム縦壁部(車内側側壁部)
7…リヤホイールハウス(車体リヤホイールハウス)
9…リヤサイドパネル(車体リヤサイドパネル)
21〜24…収容凹部
25…成形トレイ
25a…トレイ延設部
25b…上面部
25c…段差部
27…荷室底面
28…トランクマット
29…荷室側壁部
30…リヤサイドトリム(サイドトリム)
30b…トリム張出部
30c…折曲部
40…後部樹脂ボード(合成樹脂製ボード)

Claims (3)

  1. 中央部に凹部が形成された車体リヤフロアパネルと、
    該リヤフロアパネルの左右を車両前後方向に延在する車体リヤサイドフレームと、
    当該車体リヤサイドフレームの車外側で立上がる車体リヤホイールハウスと、
    該車体リヤホイールハウスの後部に連続する車体リヤサイドパネルと、
    上記車体リヤフロアパネルの凹部に底面が合致して設置され上方開口の収容凹部を有する成形トレイと、
    該成形トレイを覆い荷室底面をなすトランクマットと、
    上記車体リヤホイールハウスと車体リヤサイドパネルとを覆い荷室側壁部をなすサイドトリムと、を含んでなる自動車の荷室構造であって、
    上記車体リヤサイドフレームは、その前後方向にわたって上記車体リヤフロアパネルより上方に突出するフレームアッパ部材を有し、
    上記サイドトリムは、その下部で車幅方向内方に向けて略水平方向に張り出と共に上記フレームアッパ部材の上面部を覆うトリム張出部を有し、
    該トリム張出部における略水平方向に張り出した部分が、上記フレームアッパ部材の上面部に着底する構成とし、
    上記トランクマットは、上記トリム張出部における上記略水平方向に張り出した部分の上面に載置されるとともに、上記トリム張出部の上面を覆う幅を有し、
    上記成形トレイはその車幅方向外側に向かって延びて上記フレームアッパ部材の車内側側壁部に向かうとともに、上記車体リヤフロアパネルの上面に載置されるトレイ延設部を有し、
    該トレイ延設部が、敷設される上記トランクマットが平坦となるよう上記トリム張出部における上記略水平方向に張り出した部分の上面と略同じ高さの上面部を有することを特徴とする
    自動車の荷室構造。
  2. 上記トリム張出部が、上記フレームアッパ部材の車幅方向内側のフレーム縦壁部に合致して下方に折り曲げられた折曲部を有し、
    該折曲部が上記フレーム縦壁部を覆って上記車体リヤフロアパネルに近接する長さを有する
    請求項1記載の自動車の荷室構造。
  3. 上記トランクマット下面側において上記成形トレイの左右のトレイ延設部の間にわたる部位に合成樹脂製ボードが貼着されており、
    上記成形トレイの上面部の車幅方向内側部位に、上記合成樹脂製ボードの外縁に合致してこれを載置収容する段差部を有する
    請求項1または2記載の自動車の荷室構造。
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