JP5929598B2 - 物理量受給装置及び物理量供給装置 - Google Patents

物理量受給装置及び物理量供給装置 Download PDF

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Description

本開示は、物理量受給装置及び物理量供給装置、物理量受給方法及び物理量供給方法、並びに、物理量受給プログラム及び物理量供給プログラムに関する。
電子マネーに関する操作を行う際、カードのユーザ毎に異なる操作効果音を発するよう制御された情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及び情報記録媒体が、特開2006−031182から公知である。また、電子マネーをチャージすべき時期を認識させる電子マネーシステム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムが、特開2009−098928から公知である。
特開2006−031182 特開2009−098928
ところで、自動販売機における電子マネー決済にあっては、通常、前払いのワンタイム課金である。従って、電子マネーの使用者は、課金状態を、容易に、しかも、確実に知ることができる。然るに、例えば、電力といった物理量が連続して供給/受給されている状態にあっては、具体的には、例えば、電気機器等がコンセント等に接続され、作動している状態にあっては、電気機器等の使用者等に対して連続的な課金が発生するが、電気機器等の使用者等が、確実に、正確に、係る課金状態を把握しているとは限らない。
従って、本開示の目的は、所定の物理量が連続して供給/受給されている状態において、物理量受給装置の使用者等が連続的な課金が発生していることを確実に把握し得る物理量受給装置及び物理量供給装置、物理量受給方法及び物理量供給方法、並びに、物理量受給プログラム及び物理量供給プログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するための本開示の物理量受給装置は、課金処理装置を備えており、物理量供給装置から所定の物理量を受給し、物理量によって駆動され得る物理量受給装置であって、
課金処理装置は、
物理量を受給する受給部、
物理量を受給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の受給を続けるか否かを使用者に問い合わせる通知部、
物理量の受給を受けるか否か、及び、物理量の受給を続けるか否かを入力する入力部、
通知部の通知内容、及び、入力部における入力内容を表示する表示部、並びに、
単位時間経過後、又は、単位物理量を受給した後、単位時間当たりの物理量の対価、又は、単位物理量に対する対価を、電子マネーによって支払う対価支払い部、
を備えている。
上記の目的を達成するための本開示の物理量供給装置は、課金処理装置を備えており、物理量受給装置を駆動するために所定の物理量を物理量受給装置に供給する物理量供給装置であって、
課金処理装置は、
物理量を供給する供給部、
物理量を供給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の供給を続けるか否かを使用者に問い合わせる通知部、並びに、
単位時間経過後、又は、単位物理量を供給した後、電子マネーによる単位時間当たりの物理量の対価の支払い、又は、電子マネーによる単位物理量に対する対価の支払いを物理量受給装置に要求する対価決済部、
を備えている。
上記の目的を達成するための本開示の物理量受給方法は、所定の物理量を受給する物理量受給方法であって、
物理量を受給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の受給を続けるか否かを使用者に問い合わせ、
物理量の受給を続ける場合、単位時間経過後、又は、単位物理量を受給した後、単位時間当たりの物理量の対価、又は、単位物理量に対する対価を、電子マネーによって支払う。
上記の目的を達成するための本開示の物理量供給方法は、所定の物理量を供給する物理量供給方法であって、
物理量を供給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の供給を続けるか否かを使用者に問い合わせ、
物理量の供給を続ける場合、単位時間経過後、又は、単位物理量を供給した後、電子マネーによる単位時間当たりの物理量の対価の支払い、又は、電子マネーによる単位物理量に対する対価の支払いを要求する。
上記の目的を達成するための本開示の物理量受給プログラムは、課金処理装置を備え、物理量供給装置から所定の物理量を受給し、物理量によって駆動され得る物理量受給装置において、課金処理装置における処理を行うための物理量受給プログラムであって、
物理量を受給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の受給を続けるか否かを使用者に問い合わせ、
物理量の受給を続ける場合、単位時間経過後、又は、単位物理量を受給した後、単位時間当たりの物理量の対価、又は、単位物理量に対する対価を、電子マネーによって支払う。
上記の目的を達成するための本開示の物理量供給プログラムは、課金処理装置を備え、物理量受給装置を駆動するために所定の物理量を物理量受給装置に供給する物理量供給装置において、課金処理装置における処理を行うための物理量供給プログラムであって、
物理量を供給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の供給を続けるか否かを使用者に問い合わせ、
物理量の供給を続ける場合、単位時間経過後、又は、単位物理量を供給した後、電子マネーによる単位時間当たりの物理量の対価の支払い、又は、電子マネーによる単位物理量に対する対価の支払いを要求する。
本開示の物理量受給装置にあっては、単位時間経過後、又は、単位物理量を受給した後、単位時間当たりの物理量の対価、又は、単位物理量に対する対価を電子マネーによって支払う対価支払い部を備えており、更には、物理量を受給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の受給を続けるか否かを使用者に問い合わせる通知部を備えている。また、本開示の物理量受給方法あるいは本開示の物理量受給プログラムにあっては、物理量の受給を続ける場合、単位時間経過後、又は、単位物理量を受給した後、単位時間当たりの物理量の対価、又は、単位物理量に対する対価を、電子マネーによって支払うが、ここで、物理量を受給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の受給を続けるか否かを使用者に問い合わせる。それ故、所定の物理量を連続して受給している状態において、物理量受給装置の使用者等は、連続的な課金が発生していることを確実に把握することができる。
一方、本開示の物理量供給装置にあっては、単位時間経過後、又は、単位物理量を供給した後、電子マネーによる単位時間当たりの物理量の対価の支払い、又は、電子マネーによる単位物理量に対する対価の支払いを物理量受給装置に要求する対価決済部を備えており、更には、物理量を供給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の供給を続けるか否かを使用者に問い合わせる通知部を備えている。また、本開示の物理量供給方法あるいは本開示の物理量供給プログラムにあっては、物理量の供給を続ける場合、単位時間経過後、又は、単位物理量を供給した後、電子マネーによる単位時間当たりの物理量の対価の支払い、又は、電子マネーによる単位物理量に対する対価の支払いを要求するが、ここで、物理量を供給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の供給を続けるか否かを使用者に問い合わせる。それ故、所定の物理量を連続して供給している状態において、物理量受給装置の使用者等は、連続的な課金が発生していることを確実に把握することができる。
図1は、実施例1の物理量受給装置の概念図である。 図2は、実施例3の物理量供給装置の概念図である。 図3は、実施例4の物理量供給装置の概念図である。
以下、図面を参照して、実施例に基づき本開示を説明するが、本開示は実施例に限定されるものではなく、実施例における種々の数値や材料は例示である。尚、説明は、以下の順序で行う。
1.本開示の物理量受給装置及び物理量供給装置、物理量受給方法及び物理量供給方法、並びに、物理量受給プログラム及び物理量供給プログラム、全般に関する説明
2.実施例1(本開示の物理量受給装置、物理量受給方法及び物理量受給プログラム)
3.実施例2(実施例1の変形)
4.実施例3(本開示の物理量供給装置、物理量供給方法及び物理量供給プログラム)
5.実施例4(実施例3の変形)
6.実施例5(実施例3〜実施例4の変形)、その他
[本開示の物理量受給装置及び物理量供給装置、物理量受給方法及び物理量供給方法、並びに、物理量受給プログラム及び物理量供給プログラム、全般に関する説明]
以下の説明において、本開示の物理量受給装置及び物理量供給装置、物理量受給方法及び物理量供給方法、並びに、物理量受給プログラム及び物理量供給プログラムを総称して、単に、『本開示』と呼ぶ場合がある。
本開示の物理量供給装置においては、物理量の供給を受けるか否か、及び、物理量の供給を続けるか否かを入力する入力部を更に備えている形態とすることができ、この場合、通知部の通知内容、及び、入力部における入力内容を表示する表示部を更に備えている形態とすることができる。あるいは又、本開示の物理量供給装置においては、通知部の通知内容を物理量受給装置に送出し、物理量の供給を受けるか否か及び物理量の供給を続けるか否かという物理量受給装置における入力内容を受け取る通信部を更に備えている形態とすることができる。尚、この場合、物理量受給装置には、物理量の供給を受けるか否か、及び、物理量の供給を続けるか否かを入力する入力部、並びに、通知部の通知内容、及び、入力部における入力内容を表示する表示部が備えられていることが好ましい。
本開示の物理量受給装置、物理量受給方法、物理量供給方法、物理量受給プログラム若しくは物理量供給プログラムにおいて、あるいは又、上記の各種の好ましい形態を含む本開示の物理量供給装置において、物理量は電力である構成とすることができる。但し、これに限定するものではなく、その他、物理量として、都市ガス等の気体、水道等の液体を挙げることができる。
上記の好ましい構成を含む本開示の物理量受給装置において、受給部と嵌合する供給部を備えた物理量供給装置は、物理量受給装置に専用の装置である構成とすることができる。また、上記の好ましい形態、構成を含む本開示の物理量供給装置は、供給部と嵌合する受給部を備えた物理量受給装置に対する専用の装置である構成とすることができる。
更には、上記の好ましい構成を含む本開示の物理量受給装置において、
物理量は電力であり、
電力線通受信部及び通信フィルタを更に備えており、
通信フィルタは、受給部と電力線通受信部との間に配設され、少なくとも電力の周波数を有する信号を遮断し、第1の高周波信号及び第2の高周波信号を遮断せず、
電力線通受信部は、通信フィルタ及び供給部を介して、電力の周波数よりも高い周波数を有する第1の高周波信号を物理量供給装置から受け取り、
電力線通受信部は、第1の高周波信号に基づき電力を生成し、負荷変調によって識別情報としての第2の高周波信号を生成し、
通信フィルタ及び受給部を介して、電力線通受信部は第2の高周波信号を物理量供給装置に送出する構成とすることができる。そして、これによって、物理量である電力が供給されなくとも、物理量受給装置の認識が可能となる。
更には、上記の好ましい形態、構成を含む本開示の物理量供給装置において、
物理量は電力であり、
電力線通受信部及び通信フィルタを更に備えており、
通信フィルタは、供給部と電力線通受信部との間に配設され、少なくとも電力の周波数を有する信号を遮断し、第1の高周波信号及び第2の高周波信号を遮断せず、
電力線通受信部は、通信フィルタ及び供給部を介して、電力の周波数よりも高い周波数を有する第1の高周波信号を物理量受給装置に送出し、
物理量受給装置において、第1の高周波信号に基づき生成された電力に基づき、負荷変調によって識別情報として生成された第2の高周波信号を、供給部及び通信フィルタを介して、電力線通受信部は受け取る構成とすることができる。そして、これによって、物理量受給装置に物理量である電力が供給されなくとも、物理量受給装置の認識が可能となる。
更には、上記の好ましい形態、構成を含む本開示において、物理量は、ヘッダ部及びペイロードを備えたパケット構造体から構成されており、ヘッダ部には、物理量受給装置に関する情報が含まれている。そして、ヘッダ部に含まれる物理量受給装置に関する情報に基づき、物理量の受給の可否を決定する構成とすることができる(本開示の物理量受給装置、物理量受給方法及び物理量受給プログラム)。あるいは又、物理量受給装置に関する情報を含むヘッダ部及びペイロードを物理量受給装置に送出する構成とすることができ(本開示の物理量供給装置、物理量供給方法及び物理量供給プログラム)、この場合、ヘッダ部に含まれる物理量受給装置に関する情報に基づく物理量受給装置への物理量の供給の可否の決定を物理量受給装置から受け取り、物理量の供給が可である決定の場合、物理量の供給を行う構成とすることができる。尚、本開示の物理量受給装置にはパケット分解手段が備えられていることが好ましい。一方、本開示の物理量供給装置にはパケット生成手段が備えられており、外部から送られてきたパケット構造体におけるヘッダ部に物理量受給装置に関する情報を含ませることが好ましい。
ここで、ヘッダ部に含まれるヘッダ情報として、具体的には、物理量受給装置に関する情報の他に、
(A)再生可能エネルギーであるか否かを示す情報あるいは各種発電源に基づく電力を識別する情報(具体的には、電力発電元情報あるいは電力の種類に関するコードやIDであり、より具体的には、電力の種類に関する情報であり、例えば、石油や石炭を用いた火力発電;天然ガスに基づく発電;原子力発電;水力発電;太陽光発電、太陽熱発電、風力発電、地熱発電、バイオマス発電、潮力発電、海洋温度差発電等の自然の力を利用したグリーンエネルギーあるいは再生可能エネルギー)
(B)電力供給量に関する情報(供給される電力の値)
(C)ペイロードのペイロード長である電力量
(D)交流/直流の判別フラグ
(E)電圧の値
(F)国や地域のコードやID
(G)電力生成・製造・配電会社のコードやID
(H)商用/自家用の区別フラグ
(I)電力送出元アドレス
(J)電力送出元識別情報
(K)電力送出先アドレス
(L)電力送出先識別情報
(M)次ヘッダタグ
(N)単位価格
(O)電力生成単位時間当たりの二酸化炭素排出量
(P)送配電の経路情報
を例示することができる。また、ペイロードとして電力を挙げることができる。
更には、上記の好ましい形態、構成を含む本開示において、所定の物理量を受給する物理量受給装置として、携帯電話、スマートフォン、カーナビゲーション装置、タブレット端末、パーソナル・デジタル・アシスト(PDA)、携帯音楽プレーヤー、携帯ビデオプレーヤー、携帯ゲーム機、パーソナルコンピュータ、又は、電気自動車を挙げることができるが、これらに限定するものではない。
本開示の物理量受給装置において、課金処理装置を構成する受給部として、差込プラグを例示することができるし、本開示の物理量供給装置において、課金処理装置を構成する供給部として、プラグ受けを例示することができる。尚、受給部及び供給部によって配線用差込接続器が構成され、差込プラグをプラグ受けに抜き差しすることによって、物理量受給装置と物理量供給装置との間の電気的接続、断路を容易に行うことができる。プラグ受けの形態として、具体的には、コンセント、コードコネクタボディ、マルチタップを挙げることができる。あるいは又、受給部及び供給部の組合せとして、所謂クレードルを挙げることもできる。
物理量受給装置において、通知部及び対価支払い部は、例えば、CPUと記憶手段(メモリ等)の組合せから構成することができる。通知部及び対価支払い部は、別々の回路から構成されていてもよいし、一体となった回路から構成されていてもよい。表示部として、液晶表示装置や有機エレクトロルミネッセンス表示装置(有機EL表示装置)を例示することができるし、入力部として、キーボードや、表示部と一体となったタッチパネルを例示することができる。物理量受給装置を、携帯電話、スマートフォン、カーナビゲーション装置、タブレット端末、パーソナル・デジタル・アシスト、携帯音楽プレーヤー、携帯ビデオプレーヤー、携帯ゲーム機、パーソナルコンピュータ、又は、電気自動車とする場合、これらに備えられた表示装置を表示部とすればよいし、これらに備えられた入力装置を入力部とすればよい。物理量受給装置は、インターネットに接続されていることが、電子マネーによる対価の支払い、種々のデータの入手や交換、といった観点から望ましい。
また、物理量供給装置において、通知部及び対価決済部は、例えば、CPUと記憶手段(メモリ等)の組合せから構成することができる。通知部及び対価決済部は、別々の回路から構成されていてもよいし、一体となった回路から構成されていてもよい。表示部として、液晶表示装置や有機EL表示装置を例示することができるし、入力部として、キーボードや、表示部と一体となったタッチパネルを例示することができる。物理量供給装置は、インターネットに接続されていることが、電子マネーによる対価の支払い、種々のデータの入手や交換、といった観点から望ましい。また、通信部は周知の通信装置から構成すればよく、通信方法として、無線、有線、通信回線、公衆回線、赤外線等だけでなく、電力線搬送通信(PLC)技術を挙げることもできる。
本開示の物理量受給装置において、物理量を受給しているとき、課金処理装置を構成する通知部は対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせるが、具体的には、通知部の通知内容を表示部に表示するだけでなく、音声や音楽、光(色)、光の点滅、振動によって使用者に知らせてもよい。同様に、本開示の物理量供給装置において、物理量を供給しているとき、課金処理装置を構成する通知部は対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせるが、具体的には、通知部の通知内容を表示部に表示するだけでなく、音声や音楽、光(色)、光の点滅、振動によって使用者に知らせてもよい。あるいは又、使用者の所有する携帯電話やスマートフォン等に対価の支払い義務が発生していることを通知してもよい。
実施例1は、本開示の物理量受給装置及び物理量受給方法に関する。概念図を図1に示すように、実施例1の物理量受給装置10は、課金処理装置11を備えており、物理量供給装置120から所定の物理量(具体的には、電力)を受給し、物理量によって駆動され得る物理量受給装置である。そして、課金処理装置11は、
(A)物理量を受給する受給部12、
(B)物理量を受給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の受給を続けるか否かを使用者に問い合わせる通知部13、
(C)物理量の受給を受けるか否か、及び、物理量の受給を続けるか否かを入力する入力部14、
(D)通知部13の通知内容、及び、入力部14における入力内容を表示する表示部15、並びに、
(E)単位時間経過後、又は、単位物理量を受給した後、単位時間当たりの物理量の対価、又は、単位物理量に対する対価を、電子マネーによって支払う対価支払い部16、
を備えている。
実施例1の物理量受給装置10において、受給部12と嵌合する供給部122を備えた物理量供給装置120は、物理量受給装置10に専用の装置である。物理量供給装置120には、配電線32を介して商用電源31から物理量(電力)が供給される。
実施例1あるいは後述する実施例2〜実施例5にあっては、物理量受給装置10,110をパーソナルコンピュータとした。また、表示部15,115は、パーソナルコンピュータに備えられた液晶表示装置から構成され、入力部14,114は、パーソナルコンピュータに備えられたキーボードから構成されている。実施例1あるいは後述する実施例2〜実施例5の物理量受給装置10,110、物理量供給装置20,120は、周知の通信装置から構成された通信部17,117,27,127を介してインターネットに接続されている。
また、実施例1あるいは後述する実施例2〜実施例5の物理量受給装置10,110において、通知部13及び対価支払い部16,116は、例えば、CPUと記憶手段(メモリ等)の組合せから構成されており、通知部13及び対価支払い部16,116は、一体となった回路から構成されている。ここで、通知部13及び対価支払い部16,116は、より具体的には、パーソナルコンピュータによって具現化されている。
実施例1あるいは後述する実施例2〜実施例5の物理量受給装置10,110において、受給部(受電部)12,112は、差込プラグから構成されている。一方、実施例1あるいは後述する実施例2〜実施例5において、物理量供給装置20,120における供給部(給電部)22,122は、プラグ受け、より具体的には、コンセントから構成されている。そして、差込プラグをプラグ受けに抜き差しすることによって、物理量受給装置10,110と物理量供給装置20,120との間の電気的接続、断路を容易に行うことができる。物理量供給装置20,120の供給部22,122の近傍には、物理量供給装置20,120からの物理量(電力)の供給(給電)は有料である旨の表示が掲げられており、物理量供給装置20,120からの物理量(電力)の供給(給電)は有料であることを、物理量受給装置10,110の使用者が明確に判るようになっている。
実施例1の物理量受給方法は、所定の物理量を受給する物理量受給方法である。また、実施例1の物理量受給プログラムは、課金処理装置11を備え、物理量供給装置120から所定の物理量を受給し、物理量によって駆動され得る物理量受給装置10において、課金処理装置11における処理を行うための物理量受給プログラムである。そして、実施例1の物理量受給方法あるいは物理量受給プログラムにおいては、
物理量を受給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の受給を続けるか否かを使用者に問い合わせ、
物理量の受給を続ける場合、単位時間経過後、又は、単位物理量を受給した後、単位時間当たりの物理量の対価、又は、単位物理量に対する対価を、電子マネーによって支払う。
具体的には、物理量供給装置120における供給部(プラグ受け)122に、物理量受給装置10における受給部(差込プラグ)12を差し込む。そして、物理量受給装置10を構成するパーソナルコンピュータを立ち上げ、更には、物理量受給プログラムを起動する。物理量受給装置10における課金処理装置11の表示部15には、物理量の受給を受けるか否かが表示される。物理量受給装置10の使用者が入力部14から物理量の受給開始を指示すると、物理量(電力)の供給が、物理量供給装置120から供給部(給電部)122、受給部(受電部)12を介して開始される。具体的には、物理量受給装置10を構成するパーソナルコンピュータにおける蓄電池の充電が開始される。
物理量を受給しているとき、通知部13は、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせる。具体的には、例えば、物理量受給装置10を構成するパーソナルコンピュータに内蔵されているスピーカーによって、例えば、単位時間毎、具体的には、例えば、1分毎に、「ピー」という効果音を発生させる。また、対価の支払い義務が発生していることを表示部15に表示し、対価の量(金額)を表示する。更には、物理量を受給しているとき、通知部13は、物理量の受給を続けるか否かを、表示部15を用いて使用者に問い合わせ続ける。
入力部14から物理量の受給を中止する旨の入力がない限り、物理量が供給され続ける。そして、対価支払い部16は、単位時間経過後(例えば1分間が経過した後)、又は、単位物理量(例えば、10ワット)を受給した後、単位時間当たりの物理量の対価、又は、単位物理量に対する対価の支払いを、周知の方法に基づき行う。具体的には、物理量供給装置120に備えられた対価決済部126に対して、通信部17,127及び通信回線(図示せず)を介して、電子マネーによる支払いを行い、あるいは又、物理量供給装置120を管理するサーバー(図示せず)に対して、通信部17及び通信回線(図示せず)を経由して電子マネーによる支払いを行う。尚、物理量供給装置120における対価決済部126は、例えば、CPUと記憶手段(メモリ等)の組合せから構成されており、一体となった回路から構成されている。
物理量の受給を中止する旨の入力が入力部14においてなされた場合、対価支払い部16は、単位時間経過後、又は、単位物理量を受給した後、物理量の受給を中止する。そして、単位時間当たりの物理量の対価、又は、単位物理量に対する対価を電子マネーによって支払う。あるいは又、物理量受給装置10を構成するパーソナルコンピュータにおける蓄電池が満充電となった場合にも、対価支払い部16は、単位時間経過後、又は、単位物理量を受給した後、物理量の受給を中止する。そして、単位時間当たりの物理量の対価、又は、単位物理量に対する対価を電子マネーによって支払う。
実施例1の物理量受給装置にあっては、単位時間経過後、又は、単位物理量を受給した後、単位時間当たりの物理量の対価、又は、単位物理量に対する対価を電子マネーによって支払う対価支払い部を備えており、更には、物理量を受給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の受給を続けるか否かを使用者に問い合わせる通知部を備えている。また、実施例1の物理量受給方法あるいは物理量受給プログラムにあっては、物理量の受給を続ける場合、単位時間経過後、又は、単位物理量を受給した後、単位時間当たりの物理量の対価、又は、単位物理量に対する対価を、電子マネーによって支払うが、ここで、物理量を受給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の受給を続けるか否かを使用者に問い合わせる。それ故、所定の物理量を連続して受給している状態において、物理量受給装置の使用者等は、連続的な課金が発生していることを、確実に、且つ、正確に、把握することができる。即ち、物理量供給装置における供給部(プラグ受け)に、物理量受給装置における受給部(差込プラグ)が差し込まれた状態を眺めた物理量受給装置の使用者は、そのままでは、課金が発生しているか否かが判らず、使用者にとって不安であったり、不利益を被ったりしかねない。然るに、実施例1にあっては、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の受給を続けるか否かを使用者に問い合わせるので、このような問題が生じることがない。
実施例2は、実施例1の変形である。実施例2において、物理量は、ヘッダ部及びペイロードを備えたパケット構造体から構成されており、ヘッダ部には、物理量受給装置に関する情報が含まれている。ペイロードは物理量(電力)に相当する。具体的には、例えば、パーソナルコンピュータから構成された物理量受給装置10に対しては物理量である電力を供給し、その他の物理量受給装置10に対しては物理量を供給しないことを表すコードがヘッダ部に書き込まれている。尚、物理量供給装置120にはパケット生成手段(図示せず)が備えられており、外部から送られてきたパケット構造体におけるヘッダ部に、物理量受給装置に関する情報を含ませることができる。また、物理量受給装置10にはパケット分解手段(図示せず)が備えられている。
そして、物理量受給装置10は、受給された物理量におけるヘッダ部に含まれる物理量受給装置に関する情報に基づき、物理量の受給の可否を決定する。より具体的には、受給部(差込プラグ)12を供給部(コンセント)122に差し込み、物理量受給装置10を構成するパーソナルコンピュータを立ち上げ、更には、物理量受給プログラムを起動した時点で、ヘッダ部に含まれる物理量受給装置に関する情報に基づき、物理量の受給の可否を決定する。即ち、物理量受給装置10がパーソナルコンピュータから構成されている場合、物理量受給装置10は、物理量を受給する旨を決定し、物理量供給装置120からの物理量の供給を受ける準備をする。この場合には、物理量受給装置10を、適切な物理量供給装置120に接続したと云える。一方、物理量受給装置10がパーソナルコンピュータ以外の物理量受給装置である場合、物理量受給装置10は、物理量を受給しない旨を決定し、物理量供給装置120からの物理量の受給を中止する。この場合には、物理量受給装置10を、不適切な物理量供給装置120に接続したと云える。
以上の点を除き、実施例2の物理量受給装置は、実施例1の物理量受給装置と同様の構成、構造とすることができるし、実施例2の物理量受給方法は、実施例1の物理量受給方法と同様とすることができるので、詳細な説明は省略する。
実施例3は、本開示の物理量供給装置及び物理量供給方法に関する。概念図を図2に示すように、実施例3の物理量供給装置20は、課金処理装置21を備えており、物理量受給装置110を駆動するために所定の物理量(具体的には、電力)を物理量受給装置110に供給する物理量供給装置である。そして、課金処理装置21は、
(a)物理量を供給する供給部22、
(b)物理量を供給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の供給を続けるか否かを使用者に問い合わせる通知部23、並びに、
(c)単位時間経過後、又は、単位物理量を供給した後、電子マネーによる単位時間当たりの物理量の対価の支払い、又は、電子マネーによる単位物理量に対する対価の支払いを物理量受給装置110に要求する対価決済部26、
を備えている。
また、実施例3の物理量供給装置20は、物理量の供給を受けるか否か、及び、物理量の供給を続けるか否かを入力する入力部24、並びに、通知部23の通知内容、及び、入力部24における入力内容を表示する表示部25を更に備えているし、通信部27を更に備えている。実施例3の物理量供給装置20は、供給部22と嵌合する受給部112を備えた物理量受給装置110に対する専用の装置である。
実施例3あるいは後述する実施例4〜実施例5の物理量供給装置20において、課金処理装置21を構成する通知部23及び対価決済部26は、例えば、CPUと記憶手段(メモリ等)の組合せから構成されており、一体となった回路から構成されている。課金処理装置21を構成する表示部25は液晶表示装置から成り、入力部24は、キーボードや、表示部25と一体となったタッチパネルから成る。
実施例3の物理量供給方法は、所定の物理量を供給する物理量供給方法である。また、実施例3の物理量供給プログラムは、課金処理装置21を備え、物理量受給装置110を駆動するために所定の物理量を物理量受給装置110に供給する物理量供給装置20において、課金処理装置21における処理を行うための物理量供給プログラムである。そして、実施例3の物理量供給方法あるいは物理量供給プログラムにおいては、
物理量を供給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の供給を続けるか否かを使用者に問い合わせ、
物理量の供給を続ける場合、単位時間経過後、又は、単位物理量を供給した後、電子マネーによる単位時間当たりの物理量の対価の支払い、又は、電子マネーによる単位物理量に対する対価の支払いを要求する。
具体的には、物理量供給装置20にて物理量供給プログラムが起動されている状態において、物理量供給装置20における供給部(プラグ受け)22に、物理量受給装置110における受給部(差込プラグ)112を差し込み、物理量受給装置110を構成するパーソナルコンピュータを立ち上げる。物理量供給装置20における課金処理装置21の表示部25には、物理量の供給を受けるか否かが表示される。物理量受給装置110の使用者が入力部24から物理量の供給開始を指示すると、物理量受給装置110への物理量(電力)の供給が、物理量供給装置20から供給部(給電部)22、受給部(受電部)112を介して開始される。具体的には、物理量受給装置110を構成するパーソナルコンピュータにおける蓄電池の充電が開始される。
物理量を供給しているとき、通知部23は、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせる。具体的には、例えば、物理量供給装置20に内蔵されているスピーカーによって、例えば、単位時間毎、具体的には、例えば、1分毎に、「ピー」という効果音を発生させる。また、対価の支払い義務が発生していることを表示部25に表示し、対価の量(金額)を表示する。また、対価の量(金額)を表示する。更には、物理量を供給しているとき、通知部23は、物理量の供給を続けるか否かを、表示部25を用いて使用者に問い合わせ続ける。
入力部24から物理量の供給を中止する旨の入力がない限り、物理量が供給され続ける。そして、対価決済部26は、単位時間経過後(例えば1分間が経過した後)、又は、単位物理量(例えば、10ワット)を供給した後、電子マネーによる単位時間当たりの物理量の対価の支払い、又は、電子マネーによる単位物理量に対する対価の支払いを物理量受給装置110に要求する。物理量受給装置110は、内蔵された対価支払い部116によって、通信部117,27及び通信回線(図示せず)を経由して周知の方法に基づき対価の支払いを行う。具体的には、物理量受給装置110は、内蔵された対価支払い部116によって、物理量供給装置20に備えられた対価決済部26に対して、通信部117,27及び通信回線(図示せず)を介して、電子マネーによって周知の方法に基づき対価の支払いを行う。あるいは又、物理量受給装置110は、内蔵された対価支払い部116によって、物理量供給装置120を管理するサーバー(図示せず)に対して、通信部117及び通信回線(図示せず)を経由して、電子マネーによって周知の方法に基づき対価の支払いを行う。
物理量の供給を中止する旨の入力が入力部24においてなされた場合、対価決済部26は、単位時間経過後、又は、単位物理量を供給した後、物理量の物理量の供給を中止する。そして、電子マネーによる単位時間当たりの物理量の対価の支払い、又は、電子マネーによる単位物理量に対する対価の支払いを物理量受給装置110に要求する。物理量受給装置110は、内蔵された対価支払い部116によって、周知の方法に基づき、対価の支払いを行う。あるいは又、物理量受給装置110を構成するパーソナルコンピュータにおける蓄電池が満充電となった場合にも、対価決済部26は、単位時間経過後、又は、単位物理量を供給した後、物理量の供給を中止する。そして、電子マネーによる単位時間当たりの物理量の対価の支払い、又は、電子マネーによる単位物理量に対する対価の支払いを物理量受給装置110に要求する。物理量受給装置110は、内蔵された対価支払い部116によって、周知の方法に基づき、対価の支払いを行う。
実施例3の物理量供給装置にあっては、単位時間経過後、又は、単位物理量を供給した後、電子マネーによる単位時間当たりの物理量の対価の支払い、又は、電子マネーによる単位物理量に対する対価の支払いを物理量受給装置に要求する対価決済部を備えており、更には、物理量を供給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の供給を続けるか否かを使用者に問い合わせる通知部を備えている。また、本開示の物理量供給方法あるいは物理量供給プログラムにあっては、物理量の供給を続ける場合、単位時間経過後、又は、単位物理量を供給した後、電子マネーによる単位時間当たりの物理量の対価の支払い、又は、電子マネーによる単位物理量に対する対価の支払いを要求するが、ここで、物理量を供給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の供給を続けるか否かを使用者に問い合わせる。それ故、所定の物理量を連続して供給している状態において、物理量受給装置の使用者等は、連続的な課金が発生していることを、確実に、且つ、正確に、把握することができる。即ち、物理量供給装置における供給部(プラグ受け)に、物理量受給装置における受給部(差込プラグ)が差し込まれた状態を眺めた物理量受給装置の使用者は、そのままでは、課金が発生しているか否かが判らず、使用者にとって不安であったり、不利益を被ったりしかねない。然るに、実施例3にあっては、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の受給を続けるか否かを使用者に問い合わせるので、このような問題が生じることがない。
実施例4は、実施例3の変形である。概念図を図3に示すように、実施例4の物理量供給装置20には、周知の通信装置から構成された通信部27Aが備えられている。ここで、通信部27Aは、通知部23の通知内容を物理量受給装置110に送出する。また、通信部27Aは、物理量受給装置110において入力された物理量の供給を受けるか否か、及び、物理量の供給を続けるか否かの入力内容を受け取る。通信部27Aと物理量受給装置110とは、例えば、電力線搬送通信(PLC)技術に基づき、あるいは又、通信回路を介して、相互に通信が可能である。物理量受給装置110には、物理量の供給を受けるか否か、及び、物理量の供給を続けるか否かを入力する入力部114、並びに、通知部13の通知内容、及び、入力部114における入力内容を表示する表示部115が備えられている。
実施例4にあっては、具体的には、物理量供給装置20にて物理量供給プログラムが起動されている状態において、供給部(プラグ受け)22に受給部(差込プラグ)112を差し込み、物理量受給装置110を構成するパーソナルコンピュータを立ち上げる。通知部23の通知内容が、通信部27A,117を介して、物理量受給装置110に送出される。物理量受給装置110における表示部115には、物理量の供給を受けるか否かが表示される。物理量受給装置110の使用者が物理量受給装置110の入力部114から物理量の供給開始を指示すると、通信部117,27Aを介して、この物理量受給装置110において入力された物理量の供給を受けるか否か、及び、物理量の供給を続けるか否かの入力内容が物理量供給装置20に送られ、物理量(電力)の供給が、物理量供給装置20から供給部22、受給部112を介して開始される。具体的には、物理量受給装置110を構成するパーソナルコンピュータにおける蓄電池の充電が開始される。
物理量を供給しているとき、通知部23は、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせる。具体的には、例えば、物理量受給装置110に内蔵されているスピーカーによって、例えば、単位時間毎、具体的には、例えば、1分毎に、「ピー」という効果音を発生させる。また、対価の支払い義務が発生していることを物理量受給装置110における表示部115に表示し、対価の量(金額)を表示する。更には、物理量を供給しているとき、通知部23は、物理量の供給を続けるか否かを、表示部115を用いて使用者に問い合わせ続ける。これらは、通信部27A,117を介して行われる。
入力部114から物理量の供給を中止する旨の入力がない限り、物理量が供給され続ける。そして、対価決済部26は、単位時間経過後(例えば1分間が経過した後)、又は、単位物理量(例えば、10ワット)を供給した後、電子マネーによる単位時間当たりの物理量の対価の支払い、又は、電子マネーによる単位物理量に対する対価の支払いを物理量受給装置110に要求する。物理量受給装置110は、内蔵された対価支払い部116によって、周知の方法に基づき対価の支払いを行う。
物理量の供給を中止する旨の入力が物理量受給装置110の入力部114においてなされた場合、対価決済部26は、単位時間経過後、又は、単位物理量を供給した後、物理量の供給を中止する。そして、電子マネーによる単位時間当たりの物理量の対価の支払い、又は、電子マネーによる単位物理量に対する対価の支払いを物理量受給装置110に要求する。物理量受給装置110は、内蔵された対価支払い部116によって、周知の方法に基づき対価の支払いを行う。あるいは又、物理量受給装置110を構成するパーソナルコンピュータにおける蓄電池が満充電となった場合にも、対価決済部26は、単位時間経過後、又は、単位物理量を供給した後、物理量の供給を中止する。そして、電子マネーによる単位時間当たりの物理量の対価の支払い、又は、電子マネーによる単位物理量に対する対価の支払いを物理量受給装置110に要求する。物理量受給装置110は、内蔵された対価支払い部116によって、周知の方法に基づき対価の支払いを行う。
以上の点を除き、実施例4の物理量供給装置は、実施例3の物理量供給装置と同様の構成、構造とすることができるし、実施例4の物理量供給方法は、実施例3の物理量供給方法と同様とすることができるので、詳細な説明は省略する。
実施例5は、実施例3〜実施例4の変形である。実施例5にあっては、実施例2と同様に、物理量は、ヘッダ部及びペイロードを備えたパケット構造体から構成されており、ヘッダ部には、物理量受給装置に関する情報が含まれている。具体的には、例えば、パーソナルコンピュータから構成された物理量受給装置110に対しては物理量である電力を供給し、その他の物理量受給装置110に対しては物理量を供給しないことを表すコードがヘッダ部に書き込まれている。尚、物理量供給装置20にはパケット生成手段(図示せず)が備えられており、外部から送られてきたパケット構造体におけるヘッダ部に物理量受給装置に関する情報を含ませることができる。また、物理量受給装置110にはパケット分解手段(図示せず)が備えられている。
物理量供給装置20は、物理量受給装置に関する情報を含むヘッダ部及びペイロードを物理量受給装置110に送出する。そして、物理量供給装置20における課金処理装置21は、ヘッダ部に含まれる物理量受給装置に関する情報に基づく物理量受給装置110への物理量の供給の可否の決定を情報として物理量受給装置110から受け取り、物理量の供給が可である決定の場合、物理量の供給を行う。具体的には、物理量供給プログラムが起動され、受給部(差込プラグ)112を供給部(コンセント)22に差し込み、物理量受給装置110を構成するパーソナルコンピュータを立ち上げた時点で、ヘッダ部に含まれる物理量受給装置に関する情報に基づく物理量受給装置110への物理量の供給が可であると決定された場合、即ち、物理量受給装置110がパーソナルコンピュータから構成されている場合、物理量供給装置20は物理量受給装置110への物理量の供給の準備をする。この場合には、物理量受給装置110を、適切な物理量供給装置20に接続したと云える。一方、ヘッダ部に含まれる物理量受給装置に関する情報に基づく物理量受給装置110への物理量の供給が不可であると決定された場合、即ち、物理量受給装置110がパーソナルコンピュータ以外の物理量受給装置である場合、物理量供給装置20は、物理量受給装置110への物理量の供給を中止する。この場合には、物理量受給装置110を、不適切な物理量供給装置20に接続したと云える。
以上の点を除き、実施例5の物理量受給装置は、実施例3あるいは実施例4の物理量受給装置と同様の構成、構造とすることができるし、実施例5の物理量供給方法は、実施例3あるいは実施例4の物理量供給方法と同様とすることができるので、詳細な説明は省略する。
以上、本開示を好ましい実施例に基づき説明したが、本開示はこれらの実施例に限定されるものではない。実施例における物理量受給装置や物理量供給装置の構成、構造は例示であり、適宜、変更することができる。実施例においては、物理量受給装置をパーソナルコンピュータとしたが、物理量受給装置はこれに限定するものではない。
物理量供給装置の変形例として、以下の物理量供給装置を挙げることもできる。即ち、
物理量は電力であり、
電力線通受信部及び通信フィルタを更に備えており、
通信フィルタは、供給部と電力線通受信部との間に配設され、少なくとも電力の周波数を有する信号(例えば、50Hzあるいは60Hzの信号)を遮断し、第1の高周波信号及び第2の高周波信号(例えば、13.56MHzの信号)を遮断せず、
電力線通受信部は、通信フィルタ及び供給部を介して、電力の周波数よりも高い周波数を有する第1の高周波信号を物理量受給装置に送出し、
物理量受給装置において、第1の高周波信号に基づき生成された電力に基づき、負荷変調によって識別情報(例えば、物理量受給装置に固有の識別番号を示すデータや、物理量受給装置の種類、製造メーカー、型番等を示すデータ)として生成された第2の高周波信号を、供給部及び通信フィルタを介して、電力線通受信部は受け取る。このような物理量供給装置の変形例によれば、物理量受給装置に物理量である電力が供給されなくとも、物理量受給装置を認識することができる。即ち、供給部(プラグ受け)22,122に受給部(差込プラグ)12,112を差し込んだ時点で、物理量受給装置に電力が供給されなくとも、物理量供給装置は、物理量受給装置に関する各種の情報を入手することができる。尚、物理量供給装置の受電部に向かって(上流に向かって)高周波信号が侵入しないように、第2の通信フィルタを更に備えていることが好ましい。
あるいは又、上記の物理量供給装置に対応した物理量受給装置の変形例として、以下の物理量受給装置を挙げることもできる。即ち、
物理量は電力であり、
電力線通受信部及び通信フィルタを更に備えており、
通信フィルタは、受給部と電力線通受信部との間に配設され、少なくとも電力の周波数を有する信号(例えば、50Hzあるいは60Hzの信号)を遮断し、第1の高周波信号及び第2の高周波信号(例えば、13.56MHzの信号)を遮断せず、
電力線通受信部は、通信フィルタ及び供給部を介して、電力の周波数よりも高い周波数を有する第1の高周波信号を物理量供給装置から受け取り、
電力線通受信部は、第1の高周波信号に基づき電力を生成し、負荷変調によって識別情報(例えば、物理量受給装置に固有の識別番号を示すデータや、物理量受給装置の種類、製造メーカー、型番等を示すデータ)としての第2の高周波信号を生成し、
通信フィルタ及び受給部を介して、電力線通受信部は第2の高周波信号を物理量供給装置に送出する。このような物理量受給装置の変形例によれば、物理量である電力が供給されていなくとも、物理量受給装置を認識することができる。即ち、供給部(プラグ受け)22,122に受給部(差込プラグ)12,112を差し込んだ時点で、物理量受給装置に電力が供給されなくとも、物理量供給装置は、物理量受給装置に関する各種の情報を入手することができる。尚、物理量受給装置の下流に向かって高周波信号が侵入しないように、第2の通信フィルタを更に備えていることが好ましい。
尚、本開示は、以下のような構成を取ることもできる。
[1]《物理量受給装置》
課金処理装置を備えており、物理量供給装置から所定の物理量を受給し、物理量によって駆動され得る物理量受給装置であって、
課金処理装置は、
物理量を受給する受給部、
物理量を受給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の受給を続けるか否かを使用者に問い合わせる通知部、
物理量の受給を受けるか否か、及び、物理量の受給を続けるか否かを入力する入力部、
通知部の通知内容、及び、入力部における入力内容を表示する表示部、並びに、
単位時間経過後、又は、単位物理量を受給した後、単位時間当たりの物理量の対価、又は、単位物理量に対する対価を、電子マネーによって支払う対価支払い部、
を備えている物理量受給装置。
[2]物理量は電力である[1]に記載の物理量受給装置。
[3]受給部と嵌合する供給部を備えた物理量供給装置は、物理量受給装置に専用の装置である[1]又は[2]に記載の物理量受給装置。
[4]物理量は電力であり、
電力線通受信部及び通信フィルタを更に備えており、
通信フィルタは、受給部と電力線通受信部との間に配設され、少なくとも電力の周波数を有する信号を遮断し、第1の高周波信号及び第2の高周波信号を遮断せず、
電力線通受信部は、通信フィルタ及び供給部を介して、電力の周波数よりも高い周波数を有する第1の高周波信号を物理量供給装置から受け取り、
電力線通受信部は、第1の高周波信号に基づき電力を生成し、負荷変調によって識別情報としての第2の高周波信号を生成し、
通信フィルタ及び受給部を介して、電力線通受信部は第2の高周波信号を物理量供給装置に送出する[1]乃至[3]のいずれか1項に記載の物理量受給装置。
[5]物理量は、ヘッダ部及びペイロードを備えたパケット構造体から構成されており、
ヘッダ部には、物理量受給装置に関する情報が含まれており、
ヘッダ部に含まれる物理量受給装置に関する情報に基づき、物理量の受給の可否を決定する[1]又は[2]に記載の物理量受給装置。
[6]携帯電話、スマートフォン、カーナビゲーション装置、タブレット端末、パーソナル・デジタル・アシスト、携帯音楽プレーヤー、携帯ビデオプレーヤー、携帯ゲーム機、パーソナルコンピュータ、又は、電気自動車である[1]乃至[5]のいずれか1項に記載の物理量受給装置。
[7]《物理量供給装置》
課金処理装置を備えており、物理量受給装置を駆動するために所定の物理量を物理量受給装置に供給する物理量供給装置であって、
課金処理装置は、
物理量を供給する供給部、
物理量を供給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の供給を続けるか否かを使用者に問い合わせる通知部、並びに、
単位時間経過後、又は、単位物理量を供給した後、電子マネーによる単位時間当たりの物理量の対価の支払い、又は、電子マネーによる単位物理量に対する対価の支払いを物理量受給装置に要求する対価決済部、
を備えている物理量供給装置。
[8]物理量の供給を受けるか否か、及び、物理量の供給を続けるか否かを入力する入力部を更に備えている[7]に記載の物理量供給装置。
[9]通知部の通知内容、及び、入力部における入力内容を表示する表示部を更に備えている[8]に記載の物理量供給装置。
[10]通知部の通知内容を物理量受給装置に送出し、物理量の供給を受けるか否か及び物理量の供給を続けるか否かという物理量受給装置における入力内容を受け取る通信部を更に備えている[7]に記載の物理量供給装置。
[11]物理量は電力である[7]乃至[10]のいずれか1項に記載の物理量供給装置。
[12]物理量供給装置は、供給部と嵌合する受給部を備えた物理量受給装置に対する専用の装置である[7]乃至[11]のいずれか1項に記載の物理量供給装置。
[13]物理量は電力であり、
電力線通受信部及び通信フィルタを更に備えており、
通信フィルタは、供給部と電力線通受信部との間に配設され、少なくとも電力の周波数を有する信号を遮断し、第1の高周波信号及び第2の高周波信号を遮断せず、
電力線通受信部は、通信フィルタ及び供給部を介して、電力の周波数よりも高い周波数を有する第1の高周波信号を物理量受給装置に送出し、
物理量受給装置において、第1の高周波信号に基づき生成された電力に基づき、負荷変調によって識別情報として生成された第2の高周波信号を、供給部及び通信フィルタを介して、電力線通受信部は受け取る[7]乃至[12]のいずれか1項に記載の物理量供給装置。
[14]物理量は、ヘッダ部及びペイロードを備えたパケット構造体から構成されており、
ヘッダ部には、物理量受給装置に関する情報が含まれており、
物理量受給装置に関する情報を含むヘッダ部及びペイロードを物理量受給装置に送出する[7]乃至[13]のいずれか1項に記載の物理量供給装置。
[15]ヘッダ部に含まれる物理量受給装置に関する情報に基づく物理量受給装置への物理量の供給の可否の決定を物理量受給装置から受け取り、物理量の供給が可である決定の場合、物理量の供給を行う[14]に記載の物理量供給装置。
[16]所定の物理量を受給する物理量受給装置は、携帯電話、スマートフォン、カーナビゲーション装置、タブレット端末、パーソナル・デジタル・アシスト、携帯音楽プレーヤー、携帯ビデオプレーヤー、携帯ゲーム機、パーソナルコンピュータ、又は、電気自動車である[7]乃至[15]のいずれか1項に記載の物理量供給装置。
[17]《物理量受給方法》
所定の物理量を受給する物理量受給方法であって、
物理量を受給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の受給を続けるか否かを使用者に問い合わせ、
物理量の受給を続ける場合、単位時間経過後、又は、単位物理量を受給した後、単位時間当たりの物理量の対価、又は、単位物理量に対する対価を、電子マネーによって支払う物理量受給方法。
[18]《物理量供給方法》
所定の物理量を供給する物理量供給方法であって、
物理量を供給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の供給を続けるか否かを使用者に問い合わせ、
物理量の供給を続ける場合、単位時間経過後、又は、単位物理量を供給した後、電子マネーによる単位時間当たりの物理量の対価の支払い、又は、電子マネーによる単位物理量に対する対価の支払いを要求する取る物理量供給方法。
[19]《物理量受給プログラム》
課金処理装置を備え、物理量供給装置から所定の物理量を受給し、物理量によって駆動され得る物理量受給装置において、課金処理装置における処理を行うための物理量受給プログラムであって、
物理量を受給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の受給を続けるか否かを使用者に問い合わせ、
物理量の受給を続ける場合、単位時間経過後、又は、単位物理量を受給した後、単位時間当たりの物理量の対価、又は、単位物理量に対する対価を、電子マネーによって支払う物理量受給プログラム。
[20]《物理量供給プログラム》
課金処理装置を備え、物理量受給装置を駆動するために所定の物理量を物理量受給装置に供給する物理量供給装置において、課金処理装置における処理を行うための物理量供給プログラムであって、
物理量を供給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の供給を続けるか否かを使用者に問い合わせ、
物理量の供給を続ける場合、単位時間経過後、又は、単位物理量を供給した後、電子マネーによる単位時間当たりの物理量の対価の支払い、又は、電子マネーによる単位物理量に対する対価の支払いを要求する物理量供給プログラム。
10,110・・・物理量受給装置、20,120・・・物理量供給装置、11,21・・・課金処理装置、12,112・・・受給部(受電部)、22,122・・・供給部(給電部)、13,23・・・通知部、14,114,24・・・入力部、15,115,25・・・表示部、16,116・・・対価支払い部、26,126・・・対価決済部、17,117,27,27A,127・・・通信部、31・・・商用電源、32・・・配電線

Claims (12)

  1. 課金処理装置を備えており、物理量供給装置から所定の物理量を受給し、物理量によって駆動され得る物理量受給装置であって、
    課金処理装置は、
    物理量を受給する受給部、
    物理量を受給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の受給を続けるか否かを使用者に問い合わせる通知部、
    物理量の受給を受けるか否か、及び、物理量の受給を続けるか否かを入力する入力部、
    通知部の通知内容、及び、入力部における入力内容を表示する表示部、並びに、
    単位時間経過後、又は、単位物理量を受給した後、単位時間当たりの物理量の対価、又は、単位物理量に対する対価を、電子マネーによって支払う対価支払い部、
    を備えており、
    物理量は電力であり、
    電力線通受信部及び通信フィルタを更に備えており、
    通信フィルタは、受給部と電力線通受信部との間に配設され、少なくとも電力の周波数を有する信号を遮断し、第1の高周波信号及び第2の高周波信号を遮断せず、
    電力線通受信部は、通信フィルタ及び供給部を介して、電力の周波数よりも高い周波数を有する第1の高周波信号を物理量供給装置から受け取り、
    電力線通受信部は、第1の高周波信号に基づき電力を生成し、負荷変調によって識別情報としての第2の高周波信号を生成し、
    通信フィルタ及び受給部を介して、電力線通受信部は第2の高周波信号を物理量供給装置に送出する物理量受給装置。
  2. 受給部と嵌合する供給部を備えた物理量供給装置は、物理量受給装置に専用の装置である請求項1に記載の物理量受給装置。
  3. 物理量は、ヘッダ部及びペイロードを備えたパケット構造体から構成されており、
    ヘッダ部には、物理量受給装置に関する情報が含まれており、
    ヘッダ部に含まれる物理量受給装置に関する情報に基づき、物理量の受給の可否を決定する請求項1に記載の物理量受給装置。
  4. 携帯電話、スマートフォン、カーナビゲーション装置、タブレット端末、パーソナル・デジタル・アシスト、携帯音楽プレーヤー、携帯ビデオプレーヤー、携帯ゲーム機、パーソナルコンピュータ、又は、電気自動車である請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の物理量受給装置。
  5. 課金処理装置を備えており、物理量受給装置を駆動するために所定の物理量を物理量受給装置に供給する物理量供給装置であって、
    課金処理装置は、
    物理量を供給する供給部、
    物理量を供給しているとき、対価の支払い義務が発生していることを使用者に知らせ、物理量の供給を続けるか否かを使用者に問い合わせる通知部、並びに、
    単位時間経過後、又は、単位物理量を供給した後、電子マネーによる単位時間当たりの物理量の対価の支払い、又は、電子マネーによる単位物理量に対する対価の支払いを物理量受給装置に要求する対価決済部、
    を備えており、
    物理量は電力であり、
    電力線通受信部及び通信フィルタを更に備えており、
    通信フィルタは、供給部と電力線通受信部との間に配設され、少なくとも電力の周波数を有する信号を遮断し、第1の高周波信号及び第2の高周波信号を遮断せず、
    電力線通受信部は、通信フィルタ及び供給部を介して、電力の周波数よりも高い周波数を有する第1の高周波信号を物理量受給装置に送出し、
    物理量受給装置において、第1の高周波信号に基づき生成された電力に基づき、負荷変調によって識別情報として生成された第2の高周波信号を、供給部及び通信フィルタを介して、電力線通受信部は受け取る物理量供給装置。
  6. 物理量の供給を受けるか否か、及び、物理量の供給を続けるか否かを入力する入力部を更に備えている請求項5に記載の物理量供給装置。
  7. 通知部の通知内容、及び、入力部における入力内容を表示する表示部を更に備えている請求項6に記載の物理量供給装置。
  8. 通知部の通知内容を物理量受給装置に送出し、物理量の供給を受けるか否か及び物理量の供給を続けるか否かという物理量受給装置における入力内容を受け取る通信部を更に備えている請求項5に記載の物理量供給装置。
  9. 物理量供給装置は、供給部と嵌合する受給部を備えた物理量受給装置に対する専用の装置である請求項5乃至請求項8のいずれか1項に記載の物理量供給装置。
  10. 物理量は、ヘッダ部及びペイロードを備えたパケット構造体から構成されており、
    ヘッダ部には、物理量受給装置に関する情報が含まれており、
    物理量受給装置に関する情報を含むヘッダ部及びペイロードを物理量受給装置に送出する請求項5乃至請求項9のいずれか1項に記載の物理量供給装置。
  11. ヘッダ部に含まれる物理量受給装置に関する情報に基づく物理量受給装置への物理量の供給の可否の決定を物理量受給装置から受け取り、物理量の供給が可である決定の場合、物理量の供給を行う請求項10に記載の物理量供給装置。
  12. 所定の物理量を受給する物理量受給装置は、携帯電話、スマートフォン、カーナビゲーション装置、タブレット端末、パーソナル・デジタル・アシスト、携帯音楽プレーヤー、携帯ビデオプレーヤー、携帯ゲーム機、パーソナルコンピュータ、又は、電気自動車である請求項5乃至請求項11のいずれか1項に記載の物理量供給装置。
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