JP5929330B2 - 段差検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自車の前方に存在する縁石等の段差を検出する段差検出装置に関する。
自車の前方画像をカメラにて撮像し、撮像した画像から道路端部の仕切線(以下、白線として説明する)を抽出し、自車が道路端部の白線の内側となる車線内から逸脱しないように走行するように制御するシステムが提案されている。このようなシステムでは、道路上に存在する白線を高い精度で検出する必要があり、従来より、例えば、特開平9−35195号公報(特許文献1)に開示されたものが知られている。該特許文献1では、カメラで撮像した画像の輝度値を用いて白線を検出している。
特開平9−35195号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された白線検出方法では、道路上に存在する縁石を白線として誤認識してしまうことがある。即ち、道路上に存在する縁石を撮影すると、その画像中の縁石の輝度値が高い場合があり、この場合にはこの縁石を白線と誤認識してしまうことがある。その結果、高精度な仕切線の認識ができなくなるという問題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、車両前方を撮像した画像中に含まれる縁石等の段差を高精度に検出することが可能な段差検出装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、撮像手段で撮像した画像中のエッジを検出するエッジ検出手段と、エッジ検出手段で検出された複数のエッジから、車両の走行路に沿った第1エッジを抽出する第1エッジ抽出手段と、エッジ検出手段で検出された複数のエッジから、第1エッジと交差する複数の第2エッジを抽出する第2エッジ抽出手段と、を有する。更に、一つの直線上に位置する2つの第2エッジが第1エッジと交差する部位にて途切れているか、或いは互いに平行な2つの第2エッジが存在し、且つ、各第2エッジが同一方向の不連続性を有する場合に、第1エッジが段差のエッジであると判定する段差判定手段とを備える。
本発明に係る段差検出装置では、自車前方の画像から第1エッジ、及び第2エッジを抽出し、更に、第2エッジが第1エッジと交差する部位で途切れているか否か、或いは、互いに平行な複数の第2エッジが存在するか否かにより、第1エッジが段差によるエッジであるか否かを判定するので、高精度な段差判定が可能となる。
本発明の一実施形態に係る段差検出装置、及びその周辺機器の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る段差検出装置の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る段差検出装置の、周囲環境撮像部で撮像された周囲画像、及びエッジを抽出したエッジ画像の第1の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る段差検出装置の、エッジ画像から第1エッジを抽出した画像の第1の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る段差検出装置の、エッジ画像から第2エッジを抽出した画像の第1の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る段差検出装置の、周囲環境撮像部で撮像された周囲画像、及びエッジを抽出したエッジ画像の第2の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る段差検出装置の、エッジ画像から第1エッジを抽出した画像の第2の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る段差検出装置の、エッジ画像から第2エッジを抽出した画像の第2の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る段差検出装置の、N−1ステップのエッジ画像、及びNステップのエッジ画像を示す図である。 図9に示したN−1ステップのエッジ画像とNステップのエッジ画像のアンドをとった画像を示す図である。 本発明の一実施形態に係る段差検出装置の、太陽の位置から想定される自車影と、実際の自車影を示す図である。 図11に示した太陽の位置から想定される自車影と、実際の自車影の排他的論理和(XOR)をとった図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る段差検出装置、及びその周辺機器の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、この段差検出装置100は、周囲環境撮像部10と、エッジ検出部20と、段差判定部30、及び地図データ記憶部40を備え、車両の走行を制御する車両制御部50に接続されている。
周囲環境撮像部10は、自車に車載したカメラで自車の周囲環境を撮像し、撮像した周囲環境画像をエッジ検出部20に出力する。
エッジ検出部20は、周囲環境撮像部10により撮像した周囲環境画像中のエッジを検出する。更に、検出された複数のエッジから、自車の走行路に沿った第1エッジを抽出し、且つ、検出された複数のエッジから、第1エッジと交差する複数の第2エッジを抽出する処理を行う。そして、検出した各エッジデータ、及び第1エッジ、及び第2エッジのデータを段差判定部30に出力する。即ち、エッジ検出部20は、エッジ検出手段、第1エッジ抽出手段、及び第2エッジ抽出手段としての機能を備えている。
段差判定部30は、エッジ検出部20にて検出されたエッジデータに基づいて、後述する手法によりエッジが走行路上に存在する段差によるエッジであるか否かを判定する。また、段差判定部30は、過去のエッジ情報を記憶するメモリ30aを備えている。
地図データ記憶部40は、自車が走行する地域の地図データを記憶すると共に、道路上に段差が存在するか否かを示す情報を合わせて記憶している。
また、車両制御部50は、自車位置推定部50aと、操舵制御部50bとを備えている。自車位置推定部50aは、段差判定部30により判定された段差エッジデータ、及び地図データ記憶部40に保存されている地図データに基づいて、自車の位置と方位角(進行している方向)を推定する。また、操舵制御部50bは、自車位置推定部50aにて推定された自車位置、方位角と、地図データ記憶部40に保存されている地図データに基づいて、自車が車線(左右の白線の間の領域)を維持するように操舵制御を行う。
次に、上記のように構成された本実施形態に係る段差検出装置100の動作を、図2に示すフローチャートを参照して説明する。
初めに、ステップS110において、周囲環境撮像部30は、カメラにて自車前方の画像を撮影し、自車の周囲画像を取得する。その結果、第1の例として例えば、図3(a)に示す如くの周囲画像M1が得られる。また、第2の例として例えば、図6(a)に示す如くの周囲画像M2が得られる。
ステップS120において、エッジ検出部20は、ステップS110の処理で取得した周囲画像M1,M2のエッジを検出する。その結果、第1の例では、図3(b)に示すような複数のエッジを含むエッジ画像が得られる。第2の例では、図6(b)に示すような複数のエッジを含むエッジ画像が得られる。ここで、エッジ検出は、キャニー法等の周知の手法を用いることができる。
ステップS130において、エッジ検出部20は、第1エッジ抽出処理を実行する。この処理では、自車の位置及び方位角(例えば、東方向を0°とした場合の、自車の走行方向の角度)と、地図データ記憶部40に記憶されている地図データに基づき、ステップS120の処理で検出したエッジ画像の中から、自車の走行路に沿ったエッジを抽出し、これを第1エッジとする。具体的には、自車位置と方位角とからステップS120の処理で検出したエッジ群を地図データに変換し、地図データに走行路として登録されている情報(例えば白線、縁石等)と概平行(例えば、検出したエッジと走行路方向の直線のなす角度が2°以下)のエッジを第1エッジとして抽出する。その結果、第1の例では、図4の太線で示すエッジL1,L2,L3が第1エッジとして抽出される。また、第2の例では、図7の太線に示すエッジL11,L12,L13が第1エッジとして抽出される。
次いで、ステップS140において、エッジ検出部20は、第2エッジ抽出処理を実行する。この処理では、ステップS130の処理で抽出された第1エッジと交差する複数のエッジを第2エッジとして抽出する。その結果、第1の例では、図5の太線に示すエッジL4a,L4bが第2エッジとして抽出される。即ち、エッジL4a,L4bは、第1エッジL1と交差しているので、第2エッジとして抽出される。また、第2の例では、図8の太線に示すエッジL14a,L14b,L14cが第2エッジとして抽出される。
ステップS150において、段差判定部30は、第1段差判定処理を実行する。第1段差判定処理は、前述のステップS140の処理で抽出した第2エッジが不連続であるか否かに基づいて、ステップS130で抽出した第1エッジが段差であるか否かを判定する。具体的な処理としては、第2エッジの中から、互いに概延長線上にあるエッジの組み合わせを抽出する。概延長線上とは、例えば、互いの直線の傾きの差が所定値(例えば、±2°)以下で、且つ、互いに近い端点どうしの距離が所定値(例えば、1m)以下のものとする。概延長線上にあるエッジの組み合わせが抽出された場合には、互いに近い2つの端点が存在する第1エッジを、段差を生成するエッジと判定する。
図5に示す例では、第2エッジL4a,L4bは、第1エッジL1と交差する地点で不連続となっており、更に、各第2エッジL4a,L4bは、互いに概延長線上(一つの直線上)に存在し、且つ、各第2エッジL4a,L4bの端点どうしの距離が短いので(所定値以下であるので)、各第2エッジL4a,L4bと交差する第1エッジL1が段差によるエッジであるものと判断する。ここで、第2エッジが第1エッジと交差し、更に、地図データ記憶部40に記憶されている地図データ中の、第1エッジに対応する領域に段差が存在する場合にのみ、第1段差検出を行うようにしても良い。この場合には、不要な段差検出を割愛することができる。
ステップS160において、段差判定部30は、第2段差判定処理を実行する。第2段差判定処理は、前述のステップS140の処理で抽出した複数の第2エッジが、車両の進行方向に対して所定の距離範囲内(例えば50m以内)に存在しているかを判断し、また、この複数の第2エッジが互いに平行であるか否かにより、段差を判定する。
例えば、図8に示す例では、3つの第2エッジL14a,L14b,L14cが抽出されており、各第2エッジL14a,L14b,L14cは所定距離範囲内(例えば、50m内)に存在し、且つ、互いにほぼ平行であり、更に、第1エッジL11と交差する地点にて同一方向の折れ線形状をなしている。即ち、互いに平行な複数の第2エッジL14a,L14b,L14cが存在し、且つ、各第2エッジが同一方向の不連続性を有している。この場合、各第2エッジL14a,14b,14cは、太陽光による物体の影によるエッジであると想定できるので、この影の線の不連続性により、第1エッジL11は段差を形成するエッジであるものと判断する。ここで、第2段差判定処理についても前述の第1段差判定処理と同様に、第2エッジが第1エッジと交差し、更に、地図データ記憶部40に記憶されている地図データ中の、第1エッジに対応する領域に段差が存在する場合にのみ、第2段差検出を行うようにしても良い。
ステップS170において、段差判定部30は、第3段差判定処理を実行する。第3段差判定処理では、自車の影を用いて、ステップS130の処理で抽出した第1エッジが段差であるか否かを判定する。過去のエッジ情報が段差判定部30に設けられるメモリ30aに記憶されている場合には、図9(a)に示す前回のステップ(N−1ステップ)のエッジ情報と、図9(b)に示す今回のステップ(Nステップ)のエッジ情報の「AND」(論理和)をとることにより、図10に示す如くのエッジ情報を取得する。そして、このエッジ情報中の、自車に近い位置のエッジを自車の影エッジとして抽出する。即ち、図10に示す例では、エッジL21が自車の影エッジであるものとして抽出される。
そして、抽出した自車の影エッジに基づき、自車に対する太陽の相対的な方向を算出し、現在の太陽の方向から平面に生成される自車の影の形状を算出する。或いは、予め太陽の方向毎に平面に生成される自車の影の形状データを用意しておき、対応する自車の影の形状データを選択してもよい。
算出(或いは選択)された影の形状(過去に取得されている自車が平面を走行しているときに検出される自車影のエッジ;図11(a)のエッジL22参照)と、抽出した実際の自車両の影エッジ(図11(b)のエッジL23参照)が得られると、これらの排他的論理和(XOR)を算出して、自車の影の歪んでいる部分を抽出する。その結果、図12に示すエッジL31が抽出される。そして、抽出されたエッジL31と、第1エッジL2とが交差する部位にてエッジL31が折れ線状となっているので、この第1エッジL2を、段差を生成するエッジの一つであると判定する。
ここで、抽出した自車の影から自車に対する太陽の相対的な方向を算出するには、例えば、図10の場合には、車両先端中心の影の画像上の座標Iを「画像空間→実空間」を座標変換することにより、車両先端中心の影の実空間上の座標Rが得られるので、実際の車両先端中心と座標Rを結んだ直線のなす角が影方向θとなる。そして、太陽は影方向θに対して180度反対方向に位置することから、太陽の方向を認識することができる。
ステップS180において、自車位置推定部50aは、ステップS120の処理で検出したエッジ情報のうち、ステップS150〜ステップS170で段差と判定されたエッジに対して「段差エッジ」の属性を付与する。そして、エッジ情報と地図情報に基づいて自車位置P、及び自車の方位角φを算出する。具体的には、エッジ情報を実空間上に変換した上で、地図情報とマッチングするように自車位置P、方位角φを推定する。マッチングを行う際は、「段差エッジ」の属性が付与されたエッジは、段差情報を有する地図データ(地図データ記憶部40に記憶されている)とのマッチングを行い、それ以外のエッジ情報は、段差情報のない地図データとのマッチングを行う。
ステップS190において、操舵制御部50bは、ステップS180の処理で推定した自車位置P、方位角φと地図データ記憶部40の地図情報とに基づいて、自車が車線を追従するように操舵制御を行う。
ステップS200において、イグニッションがオフであるか否かを判定する。そして、イグニッションオフであれば、本処理を終了し、イグニッションオンであれば、ステップS110に処理を戻す。
こうして、第1エッジ画像、及び第2エッジ画像の比較により、自車前方の走行路に存在する段差(縁石等)を高精度に検出することができ、道路上に描かれた白線との区別を確実に行うことができるのである。
また、本実施形態において、画像中で検出したエッジを実空間上に座標変換したり、地図情報を画像空間上に座標変換する処理を行っている。これらの変換は、下記により行うことができる。
(a)実空間から画像空間への変換処理は下記(1)式により実行される。
I=C2C1R …(1)
但し、Iは画像空間上の座標、Rは実空間上の座標、C1は車両座標系からカメラ座標系への座標変換行列、C2はカメラ座標系から画像空間への座標変換行列、である。
(b)画像空間から実空間への変換処理は下記(2)式により実行される。
R=C4C3I …(2)
但し、Rは実空間上の座標、Iは画像空間上の座標、C3は画像空間からカメラ座標系への座標変換行列、C4はカメラ座標系から車両座標系への座標変換行列、である。
このようにして、本実施形態に係る段差検出装置では、自車の進行方向に向くエッジを第1エッジとして抽出し、更に該第1エッジと交差する複数のエッジを第2エッジとして抽出し、これらの関係に基づいて、第1エッジとして検出したエッジが段差であるか否かを判断している。具体的には、一つの直線上に位置する2つの第2エッジが、第1エッジと交差する部位にて途切れており、各第2エッジどうしの距離が所定距離未満である場合には、この第1エッジ(図5のL1)が段差によるエッジであるものと判定する。
また、互いに平行な複数の第2エッジが存在し、且つ、各第2エッジが第1エッジと交差する部位にて同一の不連続性を有する場合には、この第1エッジ(図8のL11)が段差によるエッジであるものと判定する。従って、走行路上に存在する縁石などの段差を高精度に検出することが可能となる。その結果、地図データと対比して自車の位置、及び方位角を推定する処理を高精度に行うことが可能となる。
更に、2つの第2エッジが、第1エッジと交差する部位にて途切れている場合で、各第2エッジの端点どうしの距離が所定値以下である場合に、この2つの第2エッジは同一物体によるエッジであると想定されるので、上記第1エッジが段差によるエッジであると判定する。他方、第2エッジの端点どうしの距離が所定距離を上回る場合には、2つの第2エッジは同一物体によるエッジでない可能性が高いので、上記第1エッジが段差によるエッジであると判定しない。従って、段差判定の精度を向上させることができる。
また、互いに平行な複数の第2エッジが所定距離内(例えば、50m以内)に存在する場合に、これらの第2エッジの不連続性に基づいて第1エッジが段差によるエッジであるか否かを判定するので、段差検出の精度を向上させることができる。
更に、地図データに段差情報が存在する場合にのみ、段差判定を行うので、段差が存在しない部位に段差が存在すると誤認識することを防止でき、段差検出の精度を向上させることができる。
また、第3段差判定処理では、自車が平面を走行しているときに生成される影と、撮影された画像に含まれる自車の影との対比により、段差を判定するので、段差を形成する第1エッジと交差する第2エッジが存在しない場合でも、段差を判定することができる。その結果、自車位置を高精度に推定することが可能となる。
以上、本発明の段差検出装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、上述した実施形態では、自車前方に存在する影のエッジ(図5のL4a,L4b、図8のL14a,L14b,L14c)を抽出し、このエッジを用いて段差検出を行う例について説明したが、影の代わりに、例えばレーザセンサー等を用いた場合においても、同様の手法で段差を検出することができる。
本発明は、自車両に存在する縁石等の段差を高精度に検出することに利用することができる。
10 周囲環境撮像部
20 エッジ検出部
30 周囲環境撮像部
30 段差判定部
30a メモリ
40 地図データ記憶部
50 車両制御部
50a 自車位置推定部
50b 操舵制御部
100 段差検出装置

Claims (5)

  1. 車両の周囲画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段で撮像した画像中のエッジを検出するエッジ検出手段と、
    前記エッジ検出手段で検出された複数のエッジから、前記車両の走行路に沿った第1エッジを抽出する第1エッジ抽出手段と、
    前記エッジ検出手段で検出された複数のエッジから、前記第1エッジ抽出手段により抽出された第1エッジと交差する影によるエッジである複数の第2エッジを抽出する第2エッジ抽出手段と、
    一つの直線上に位置する2つの第2エッジが前記第1エッジと交差する部位にて途切れているか、或いは、互いに平行な複数の第2エッジが存在し、且つ各第2エッジが同一方向の不連続性を有する場合に、前記第1エッジが段差のエッジであると判定する段差判定手段と、
    を有することを特徴とする段差検出装置。
  2. 車両の周囲画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段で撮像した画像中のエッジを検出するエッジ検出手段と、
    前記エッジ検出手段で検出された複数のエッジから、前記車両の走行路に沿った第1エッジを抽出する第1エッジ抽出手段と、
    前記エッジ検出手段で検出された複数のエッジから、前記第1エッジ抽出手段により抽出された第1エッジと交差する影によるエッジである複数の第2エッジを抽出する第2エッジ抽出手段と、
    互いに平行な複数の第2エッジが存在し、且つ、各第2エッジが同一方向の不連続性を有する場合で、且つ、各第2エッジが所定範囲内に存在する場合に前記第1エッジが段差のエッジであると判定する段差判定手段と、
    を有することを特徴とする段差検出装置。
  3. 前記段差判定手段は、一つの直線上に位置する2つの第2エッジが、前記第1エッジと交差する部位にて途切れており、且つ、2つの第2エッジの離間距離が所定距離以下である場合に、前記第1エッジが段差のエッジであると判定することを特徴とする請求項1または2に記載の段差検出装置。
  4. 路上に存在する段差の情報を含む地図データを記憶する地図データ記憶手段を更に備え、前記段差判定手段は、前記地図データ中の段差が存在する場所でのみ段差検出を行うことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の段差検出装置。
  5. 前記エッジ検出手段は、時系列的に取得されるエッジに基づいて自車影のエッジを検出し、
    前記段差判定手段は、過去に取得されている自車が平面を走行しているときに検出される自車影のエッジと、今回の撮影で取得された自車影のエッジとの排他的論理和となるエッジが前記第1エッジと交差する形状に基づいて段差を判定することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の段差検出装置。

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