JP5927726B2 - 生産管理システムおよび生産管理方法 - Google Patents

生産管理システムおよび生産管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、停電などのシナリオが発生した場合に、現状の進捗状況に基づき復旧計画を加味した生産計画を立案することができる生産管理システムおよび生産管理方法に関する。
昨今の国内外における電力供給事情の悪化に伴い、電力供給不足による計画停電や大規模停電の発生リスクが高まっている。停電などが発生すると、製造業ではそれまでの生産活動が中断し、その上、停電が復旧しても現状の進捗状況を調査する必要があり、すぐには生産活動を再開できない。
しかしながら、製造業では期限内の生産を強いられるため、停電などによる不活動時間を考慮した生産計画の変更を行い、生産活動を軌道に乗せる必要があるが、従来では人手による生産計画の修正に頼っているのが現状である。
一方、設備の故障などの外乱による突然の製造現場の変化に対応した製造計画を素早く立案し、かつ製造計画の提供不可能時間帯を無くす製造計画立案装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。製造計画立案装置は、類似事例検索手段により、過去に立案した時の状況を事例として保持する事例情報格納テーブルから類似の事例を検索し、立案条件修正手段により立案条件を修正する。修正された立案条件を基に、第1製造計画立案手段により短期間の製造計画(第1製造計画)を立案し、第1製造計画立案後、第2製造計画立案手段により第1製造計画に続く製造計画(第2製造計画)を立案する。再立案判定手段により第2製造計画の立案に時間がかかる場合は第1製造計画立案手段に戻り、立案した第1製造計画の直後から再度製造計画を立案し直す。第2製造計画の立案後に、事例保持手段により現在立案した状況を事例として事例情報格納テーブルに保持している。
特開平7−152832号公報
特許文献1に記載された製造計画立案装置は、生産管理システムや製造工程管理システムなどから仕掛情報などを受信して製造計画を行う。しかしながら、生産管理システムや製造工程管理システムが、仕掛情報を適正に得ていなければ、製造計画を立てることができないのが現状である。
本発明は、前記の課題を解決するための発明であって、停電などのシナリオが発生した場合に、現状の進捗状況に基づき復旧計画を加味した生産計画を立案することができる生産管理システムおよび生産管理方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明の生産管理システムは、作業対象物に対する所定の作業が複数の作業工程に分けられ、その複数の作業工程がそれぞれの別々の作業スペースで実施され、それらの作業スペースにおける作業者の作業に関する時間を、所定の作業の内容を特定する情報が書き込まれたICタグ(例えば、作業特定用ICタグ1T)を保持し作業工程について記載された書類である指図(例えば、指図1)を用いて管理する、処理部と記憶部とを有する生産管理サーバと、作業スペースに設置され、その作業スペースにおける作業者が作業中に指図を置く場所として定められた置き場所(例えば、ボックスB12a)に付設され、その置き場所に置かれた指図のICタグを検出してその情報を読み取り、当該ICタグを新たに検出したときおよび当該ICタグを検出しなくなったときのタイミングで当該ICタグの情報を作業実績収集サーバへ送信するタグリーダ(例えば、リーダライタB12b)と、タグリーダからの情報を受信し、作業に関する時間を管理する作業実績収集サーバと、を備えている。
生産管理サーバは、作業スペースでの阻害事象が発生した際の作業工程の見直し情報である工程補足情報(例えば、原単位・工程補足情報622)と、阻害事象が発生した際の作業工程で使用される設備について、運用可能な状態にするための情報である設備補足情報(例えば、原単位・設備補足情報623)とを記憶する記憶部と、阻害事象が発生した旨を入力する入力部と、入力部から阻害事象が発生したことを受理した場合(例えば、ステップS101)、作業実績収集サーバから、タグリーダから受信した情報を取得し(例えば、ステップS103)、該取得した情報に基づき作業中であるか否かを判定し(例えば、ステップS106)、該作業中である場合、工程補足情報および設備補足情報に基づき、指図に関する作業工程の見直しを行う(例えば、ステップS108)処理部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、停電などのシナリオが発生した場合に、現状の進捗状況に基づき復旧計画を加味した生産計画を立案することができる。
本発明の実施形態に係る生産管理システムを示す図である。 生産管理サーバの構成を示す図である。 生産計画の一例を示す図である。 原単位情報のデータ構造の一例を示す図であり、(a)工程別の原単位情報であり、(b)は原単位・工程補足情報であり、(c)は原単位・設備補足情報である。 工程設備情報のデータ構造の一例を示す図である。 製品工程情報のデータ構造の一例を示す図である。 指図情報のデータ構造の一例を示す図である。 シナリオ発生時の作業実績情報のデータ構造の一例を示す図である。 作業実績収集システムから収集した指図の位置を示す図である。 復旧生産計画部の処理を示すフローチャートである。 復旧生産計画の一例を示す図であり、(a)は、図3に示した生産計画、(b)は、復旧生産計画である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る生産管理システムを示す図である。生産管理システムSSは、作業管理端末B11および作業管理端末B12を有する作業スペース10と、作業管理端末B21および作業管理端末B22を有する作業スペース20と、作業管理端末B31および作業管理端末B32を有する作業スペース30と、作業管理端末B41および作業管理端末B42を有する作業スペース40と、生産管理端末50と、生産管理サーバ60と、作業実績収集サーバ70と、管理者端末80とを備えて構成される。作業管理端末B11,B12,B21,B22,B31,B32,B41,B42、生産管理端末50、生産管理サーバ60、作業実績収集サーバ70、および管理者端末80は、LAN(Local Area Network)などのネットワーク90で接続されている。
ここでは、作業対象物(製品ともいう。)であるワークWに関する作業を、4つの作業工程(工程W01〜W04。単に「工程」ともいう。)に分けて、それぞれ作業スペース10〜作業スペース40で行う場合について説明する。なお、作業工程は4つでなくても、2つ以上であればいくつでもよい。また、ワークWに関する作業とは、例えば、制御盤などの製作作業などであるが、それ以外の作業であってもかまわない。また、ペアとなるワークWと指図1は、一緒に持ち運びされるものとする。
生産管理端末50は、作業が必要になった際に、指図1を発行する端末であり、生産管理サーバ60の記憶部62に、作業内容を登録する。指図1は、作業者が製作作業をするための指図である。生産管理端末50は、処理部51、キーボード53、表示装置54、ICタグ用のリーダライタ55、およびプリンタ56を備え、処理部51には、指図1を発行する指図発行部52を有し、指図発行部52の指示により、指図1をリライタブルするリライタブル機能を有するプリンタ56にて出力する。また、リーダライタ55は、指図発行部52の指示により、作業を特定する情報を作業特定用ICタグ1Tに書き込む。作業を特定する情報とは、例えば、指図No、製品・半製品の品番、作業員数である。作業特定用ICタグ1Tは、RFID(Radio frequency identification)などの非接触の無線用ICタグを使用し、指図1の書類に添付される。
生産管理サーバ60は、処理部61と、記憶部62とを有し、記憶部62に指図1の情報を管理するとともに、停電などのシナリオが発生した場合に、現状の進捗状況に基づき復旧計画を加味した生産計画を立案するサーバである。詳細については、図2を参照して後記する。
作業スペース10〜作業スペース40は、作業者17〜47が作業工程毎の作業をするスペースである。作業スペース10〜作業スペース40は、作業内容により、遠方に配置されている場合がある。ここでは、切削加工、プレス加工などの加工機で加工し(工程W01)、溶接機で溶接し(工程W02)、部品を組み立て(工程W03)、最後に塗装機で塗装する(工程W04)という流れを例にして説明する。
作業スペース10には、第1ストックエリア11、第2ストックエリア12、作業管理端末B11,B12、ワークWの作業に関する情報を表示する表示部13が備えられている。作業者17は、作業スペース10で作業を行う者である。第1ストックエリア11は、作業前のワークWを載置する場所である。作業管理端末B11は、第1ストックエリア11の近傍に設置される。第2ストックエリア12は、作業後のワークWを載置する場所である。作業管理端末B12は、第2ストックエリア12の近傍に設置される。具体的には、作業スペース10での工程W01では、第1ストックエリア11に載置されたワークWを加工機で加工して、第2ストックエリア22に載置する作業をする。
作業スペース20には、第1ストックエリア21、第2ストックエリア22、作業管理端末B21,B22、ワークWの作業に関する情報を表示する表示部23が備えられている。作業者27は、作業スペース20で作業を行う者である。第1ストックエリア21は、作業前のワークWを載置する場所である。作業管理端末B21は、第1ストックエリア21の近傍に設置される。第2ストックエリア22は、作業後のワークWを載置する場所である。作業管理端末B22は、第2ストックエリア22の近傍に設置される。具体的には、作業スペース20での工程W02では、第1ストックエリア21に載置されたワークWを、溶接機で溶接作業をしたのち、第2ストックエリア22に載置する作業をする。
作業スペース30には、第1ストックエリア31、第2ストックエリア32、作業管理端末B31,B32、ワークWの作業に関する情報を表示する表示部33が備えられている。作業者37は、作業スペース30で作業を行う者である。第1ストックエリア31は、作業前のワークWを載置する場所である。作業管理端末B31は、第1ストックエリア31の近傍に設置される。第2ストックエリア32は、作業後のワークWを載置する場所である。作業管理端末B32は、第2ストックエリア32の近傍に設置される。具体的には、作業スペース30での工程W03では、第1ストックエリア31に載置されたワークWを、組み立てて、第2ストックエリア32に載置する作業をする。
作業スペース40には、第1ストックエリア41、第2ストックエリア42、作業管理端末B41,B42、ワークWの作業に関する情報を表示する表示部43が備えられている。作業者47は、作業スペース40で作業を行う者である。第1ストックエリア41は、作業前のワークWを載置する場所である。作業管理端末B41は、第1ストックエリア41の近傍に設置される。第2ストックエリア42は、作業後のワークWを載置する場所である。作業管理端末B42は、第2ストックエリア42の近傍に設置される。具体的には、作業スペース40での工程W04では、第1ストックエリア41に載置されたワークWを、塗装機で塗装して、第2ストックエリア42に載置する作業をする。
作業管理端末B11は、投入口を有するボックスB11a(置き場所)と、ボックスB11aの側面に付設され、ICタグ(作業特定用ICタグ1T、作業者特定用ICタグ)を読み取り、その読み取った情報を作業実績収集サーバ70へ送信するリーダライタB11bとを備えている。
ボックスB11aは、指図1を投入するボックスである。リーダライタB11bは、ボックスB11aに指図1が投入された際、ICタグとの通信を確認すると、ICタグの情報を読み取り、作業実績収集サーバ70に、ICタグとの通信開始情報と、作業内容を特定する情報とを送信する。通信開始情報には、作業管理端末B11のID、通信開始時刻がある。作業内容を特定する情報には、例えば、指図1のID、製造する製品・半製品の品番、員数がある。また、リーダライタB11bは、ボックスB11aから、指図1が取り出された際、ICタグとの通信の断絶を確認すると、作業実績収集サーバ70に、ICタグとの通信終了情報と、作業内容を特定する情報とを送信する。通信終了情報には、作業管理端末B11のID、通信終了時刻がある。作業内容を特定する情報には、例えば、指図1のID、製造する製品・半製品の品番、員数がある。なお、ボックスB11aには、複数の指図(複数のICタグ)を投入してもよい。
同様に作業管理端末B12は、投入口を有するボックスB12a(置き場所)と、ボックスB12aの側面に付設され、ICタグを読み取り、その読み取った情報を作業実績収集サーバ70へ送信するリーダライタB12bとを備えている。
他の作業管理端末B21,B22,B31,B32,B41,B42も、作業管理端末B11と同様の構成である。
なお、指図1に埋め込まれるICタグは、例えば、電池未搭載型で受信電波から電力を得るものであれば、小型化や低コスト化などを実現しやすくて好ましいが、電池搭載型のものであってもよい。作業管理端末B11,B12,B21,B22,B31,B32,B41,B42によりICタグの情報の読み取りを行うタイミングは、常時でなくても、所定時間(例えば10秒)毎などであってもよい。
作業者17〜47の動作について、作業者17を例に説明する。
作業者17は、作業開始する前に、作業者特定用ICタグ(図示せず)を作業管理端末B12のボックスB12aに投入する。なお、作業者特定用ICタグは、社員証に添付されたものでもよい。作業者17は、ワークWに関する作業を行う場合、まず、作業管理端末B11に投入されている指図1を取り出し、指図1を作業管理端末B12のボックスB12aに投入する。それから、第1ストックエリア11に載置されているワークWを加工機に設置し、表示部13の画面の指示を参照して、ワークWに関する作業を行う。
作業者17は、ワークWに関する作業が終了すると、作業管理端末B12にボックスB12aに入っている指図1を取り出し、その指図1とワークWを第2ストックエリア12に載せる。作業者17が他の作業者と交代する場合は、作業管理端末B12にボックスB12aに入っている作業者特定用ICタグを取り出し、交代する作業者の作業者特定用ICタグを、作業管理端末B12にボックスB12aに投入する。これにより、作業スペース10での作業者を特定することができる。
作業実績収集サーバ70は、発行された指図1の作業時間を管理し、指図別の作業時間、ロス時間などを分析するサーバであり、生産管理端末50、作業管理端末B11,B12,B21,B22,B31,B32,B41,B42、および管理者端末80からの情報を記憶する。作業実績収集サーバ70は、処理部71および記憶部72を備えている。
作業実績収集サーバ70は、生産管理端末50からの登録情報を、記憶部72に記憶する。また、作業実績収集サーバ70は、作業管理端末B11,B12,B21,B22,B31,B32,B41,B42からの情報、すなわち、通信開始情報および作業内容を特定する情報、通信終了情報および作業内容を特定する情報を受信すると、記憶部72に記憶する。受信された情報には、年月日を含む時刻情報(タイムスタンプ)が付加されて記録される。作業実績収集サーバ70の処理部71は、記憶部72の情報から、例えば、指図別の作業時間を演算し、演算結果を記憶部72に記憶する。
管理者端末80は、製造工程内で発生している作業工程の作業実績について、作業実績収集サーバ70を、監視項目別に検索することにより、標準原価以外に発生するロス時間を可視化し、ロス時間の発生原因を分析するために用いる端末である。監視項目には、例えば、ロス時間発生工程、ロス時間発生ライン、ロス時間発生工場、ロス時間発生時間帯/期間がある。
なお、処理部51,61,71は、例えば、CPU(Central Processing Unit)によって実現することができる。記憶部62,72は、例えば、RAM(Random Access Memory)やHDD(Hard disk drive)装置などによって実現することができる。
図2は、生産管理サーバの構成を示す図である。生産管理サーバ60は、生産計画の処理を行う処理部61、生産計画の処理を行う際にデータを格納する記憶部62、データを入力、操作指令(例えば、阻害事象が発生した旨)を入力する入力部63、データを表示する表示部64、およびネットワーク90を介して他のサーバなどと通信を行う通信部65から構成される。
記憶部62は、例えば、前記したRAMやHDD装置などにより構成される。処理部61は、前記したようにCPUによって、RAMやHDD上のプログラムを実行することで実現される。入力部63は、キーボードやマウスなどのコンピュータに指示を入力するための装置であり、プログラム起動などの指示を入力する。表示部64は、ディスプレイなどであり、生産管理サーバ60による処理の実行状況や実行結果などを表示する。通信部65は、ネットワーク90を介して、他のサーバなどと各種データやコマンドを交換する。
処理部61は、生産計画を作成する生産計画部611、停電などのシナリオが発生した場合に、現状の進捗状況に基づき復旧計画を加味した生産計画(以下、復旧生産計画という。)を立案する復旧生産計画部612、生産計画に基づく指図1を管理する指図管理部613、復旧生産計画に基づく指図1を管理する復旧指図管理部614の複数のプログラムを有する。
記憶部62には、生産計画に基づく作業工程の標準時間、リードタイムなど(以下、原単位という。)を管理する原単位情報621(図4(a)参照)、原単位の補足情報であり、シナリオが発生した際のシナリオ別の原単位・工程補足情報622(図4(b)参照)、原単位の補足情報であり、シナリオが発生した際のシナリオ別の原単位・設備補足情報623(図4(c)参照)、工程ごとの工程内容、使用設備の情報である工程設備情報624(図5参照)、製品を生産する上での必要な製品工程情報である製品工程情報625(図6参照)、製品の指図情報である指図情報626(図7参照)、シナリオが発生した際に作業実績収集サーバ70から取得した作業情報である作業実績情報627(図8参照)、製品を生産する上で設備などを考慮した生産計画の情報である生産計画情報628(図3、図11(a)参照)、シナリオが発生した際の復旧生産計画の情報である復旧生産計画情報629(図11(b)参照)などが格納されている。なお、各情報の詳細は、図3から図8、図11を参照して後記する。
次に主要な各情報について図3から図8を参照して説明する。
図3は、生産計画の一例を示す図である。生産計画情報628には、製品別の各工程が含まれ、時系列で管理されている。本実施形態では、図1に示す生産管理システムSSの生産工程を用いて説明する。例えば、製品Xは、加工工程、溶接工程、組立工程、塗装工程の順で管理される。加工工程、溶接工程、組立工程、塗装工程は、図1に示す工程W01,W02,W03,W04に対応する。製品Yは、製品Xの加工工程での作業が終了次第、作業が開始され、同様に、加工工程、溶接工程、組立工程、塗装工程の順で管理される。
図4は、原単位情報のデータ構造の一例を示す図であり、(a)工程別の原単位情報であり、(b)は原単位・工程補足情報であり、(c)は原単位・設備補足情報である。図4(a)に示す原単位情報621には、標準時間ST、リードタイムLT、実質リードタイム比率(実質LT比率)などが含まれる。図3に示す生産計画は、過去に実績であるリードタイムLTを考慮して作成される。
なお、作業工程のリードタイムLTは、基本的に、停滞時間、作業時間、および移動時間の加算で示すことができる。また、実質リードタイム比率(実質LT比率)は、(作業時間/リードタイム)×100(%)の演算により算出される。各時間については図9を参照して後記する。
図4(b)に示す原単位・工程補足情報622には、シナリオ、シナリオ発生時の工程、復旧工程、工程のどこから開始するかの工程開始、追加工程などが含まれる。原単位・工程補足情報622は、停電などのシナリオが発生した際に、復旧作業をどのようにするかを予め保持している。例えば、シナリオには、長時間停電(長停)、瞬時停電、計画停電などがある。
また、停電発生時の復旧対応として、例えば、
・機械加工(パンチ、曲げなど):当該工程のみ手戻りする。
・溶接工程:補修作業を経て、工程の途中から再開する。
・組立工程(筐体組立など):工程の途中から再開する。
・塗装工程(めっき、塗装):スクラップしてやり直しする。
がある。
図4(b)に示す例を具体的に説明すると、長時間停電(長停)で加工工程の場合、復旧工程は加工工程であり、加工工程の最初から工程を設定することがわかる。また、長時間停電(長停)で溶接工程の場合、復旧工程は溶接工程であり、溶接工程の途中から補修工程を設定することがわかる。
図4(c)に示す原単位・設備補足情報623には、シナリオ、設備、復旧対応、復旧に要する時間などが含まれる。図4(c)に示す例を具体的に説明すると、瞬時停電(瞬停)の場合、塗装機は特別復旧対応せずに続行することがわかる。また、長時間停電(長停)の場合、塗装機はアイドリング運転が必要であり、6時間の復旧時間を要することがわかる。
すなわち、本実施形態の原単位・工程補足情報622は、阻害事象が発生した際の作業工程と、作業を復旧する際の対象となる作業工程と、当該対象となる作業工程の最初から開始するか途中から開始するかを含む情報を有している。また、本実施形態の原単位・設備補足情報623は、作業工程で使用される設備と、当該設備を復旧する際の対処方法と、当該対処方法に要する所要時間を含む情報を有している。
図5は、工程設備情報のデータ構造の一例を示す図である。工程設備情報624には、工程ID、工程内容、設備などが含まれる。具体的には、工程IDがW01の場合、加工工程であり、切削加工機が用いられる。また、工程IDがW02の場合、溶接工程であり、溶接機が用いられる。
図6は、製品工程情報のデータ構造の一例を示す図である。製品工程情報625には、製品、必要な工程(工程01、工程02、工程03、工程04、・・・)などが含まれる。具体的には、製品Xは、工程W01、工程W02、工程W03、工程W04の順で構成される。また、製品Qは、工程W05、工程W06、工程W07の順で構成される。すなわち、図5の工程設備情報624を参照すると、製品Xは、加工工程、溶接工程、組立工程、塗装工程の順で構成され、製品Qは、組付け工程、組付け工程、ロー付け工程から構成されることがわかる。
図7は、指図情報のデータ構造の一例を示す図である。指図情報626には、指図ID、製品、型番、製品内容、員数、作業着手日、作業終了日などが含まれる。具体的には、指図IDがA01の場合、製品Xは、型番がX01の制御盤であり、員数が2であり、20XX年10月12日に作業着手予定であり、その日にうちに終了することがわかる。
図8は、シナリオ発生時の作業実績情報のデータ構造の一例を示す図である。適宜図1を参照して説明する。作業実績情報627には、指図ID、作業管理端末B11のボックスB11aへの指図投入時刻、作業管理端末B11のボックスB11aからの指図取出時刻(指図取出し時刻)、作業管理端末B12のボックスB12aへの指図投入時刻、作業管理端末B12のボックスB12aからの指図取出し時刻、工程ID、作業者IDなどが含まれる。
具体的には、指図IDがA01の作業実績収集結果から、配膳係が、ワークWを作業スペース10(工程IDがW01)の第1ストックエリア11に搬入し、作業管理端末B11のボックスB11aに、指図IDがA01の指図1が、20XX年10月12日の9時に投入している。作業者17(作業者IDがMM1)は、作業を開始の際に、指図1を作業管理端末B11のボックスB11aから、20XX年10月12日の9時15分に指図1を取り出し、同時刻に作業管理端末B12のボックスB12aに指図1を投入し、20XX年10月12日の9時40分に指図1を取り出していることがわかる。なお、図8に示す作業実績情報627は一例であり、詳細は図9を参照して説明する。
図9は、作業実績収集システムから収集した指図の位置を示す図である。図9は、図3に示した生産計画情報628に基づく、各指図の位置とその判定結果を示したタイムチャートである。図9に示すタイムチャートは、製品Xに対応する指図A01、製品Yに対応する指図A02、製品Zに対応する指図A03、製品Pに対応する指図A04に関して、存在した位置(作業管理端末B11のボックスB11aなど)と、それぞれの時間の判定結果(工程W01における停滞時間など)を示したものである。
これを見れば、指図A01による作業に関するワークWに関して、どの作業工程(W01など)で、どういう状態(停滞、加工または移動)となっていたかを、作業実績収集サーバ70で確実に把握できていることがわかる。
例えば、指図A01の場合、作業管理端末B11にいる時間が停滞時間とし、作業管理端末B12にいる時間が作業時間とし、作業管理端末B11から作業管理端末B21への経過時間を移動時間として把握することができる。
また、シナリオ発生時(イベント入力時)の指図の位置を判定することにより、シナリオ別の作業のやり直しなどが必要であるかを判定することができる。図9に示す、実線矢印で記載したイベント入力の例の場合、指図A01の場合、作業途中であり、指図A02の場合も作業途中である。これにより、作業途中が判定されると、図4(b)、図4(c)に基づき復旧作業計画が立案する必要が生じる。詳細については、図10を参照して説明する。
図10は、復旧生産計画部の処理を示すフローチャートである。適宜図1、図2を参照して説明する。復旧生産計画部612は、管理者端末80からイベントを受信すると(ステップS101)、生産計画情報628から生産計画を取得する(ステップS102)。イベントとは、停電などがあったことを生産管理サーバ60に通知することを意味する。イベントは、管理者によって停電があったことを通知してもよいし、生産管理サーバ60が、停電があったことを検知して判断してもよい。すなわち、生産管理サーバ60および作業実績収集サーバ70は、通常、データ保護のためUPS(Uninterruptible Power Supply、無停電電源装置)などを備えているが、UPSが使用されたことにより、生産現場で停電が発生したことを検知することができる。なお、作業管理端末B11などには、多数の機器があるため、UPS等は常備されていない。
復旧生産計画部612は、イベントが入力されたときの作業実績情報627を、作業実績収集サーバ70に問い合わせて取得し(ステップS103)、原単位・工程補足情報622、原単位・設備補足情報623から原単位補足情報を取得する(ステップS104)。
復旧生産計画部612は、指図ごとにステップS106からステップS108の処理を行う(ステップS105)。ステップS106において、復旧生産計画部612は、イベントが入力されたときの対象工程が作業時間か否かを判定する。作業時間か否かは、作業管理端末B12,B22,B32,B42に指図が、位置するか否かで判断される。対象工程が作業時間である場合(ステップS106,Yes)、復旧生産計画部612は、長時間停電か否かを判定し(ステップS107)、長時間停電の場合(ステップS107,Yes)、図4(b)、図4(c)に示すシナリオに基づき、工程順を再設定、または、対象工程を調整し(ステップS108)、ステップS109に進む。
一方、ステップS106において、対象工程が作業時間でない場合(ステップS106,No)、ステップS109に進む。また、ステップS107において、長時間停電でない場合(ステップS107,No)、ステップS109に進む。
なお、ステップS106において、処理部61は、作業に関する時間として、作業特定用ICタグ1Tが、タグリーダ(例えば、リーダライタB12b)に新たに検出された時刻から、タグリーダに検出されなくなった時刻までの時間を、その作業スペースにおける作業時間であるとし、その作業時間中において阻害事象(例えば、停電)が発生したときに作業中と判定することができる。
また、ステップS101において、生産管理サーバ60は、停電が発生した際に電源供給をする無停電装置を有しており、当該無停電装置より電源供給を受けた場合に、阻害事象が発生したと判定することができる。
最後に、復旧生産計画部612は、各指図の作業工程を調整して、復旧生産計画を立案する(ステップS110)。復旧生産計画の例を、図11を参照して説明する。
図11は、復旧生産計画の一例を示す図であり、(a)は、図3に示した生産計画、(b)は、復旧生産計画である。図11(a)は、図3に示した生産計画情報628である。イベント入力が図9に示す13時30分にあると(実線矢印参照)、指図A01が作業管理端末B42の位置にあり、作業時間内にあることがわかる。同様に、指図A02が作業管理端末B32の位置にあり、指図A03が作業管理端末B22の位置にあり、指図A04が作業管理端末B12の位置にあり、それぞれ作業時間内にあることがわかる。これにより、指図A01から指図A04に対応する製品X,Y,Z,Pの作業工程の見直しが必要となる。
図11(b)は、復旧生産計画の復旧生産計画情報629の例である。製品Xは、イベント入力時(停電発生時)、塗装工程のうち作業中(作業時間内)であり、かつ、長時間停電があったため、図4(b)の原単位・工程補足情報622に基づき、復旧後は加工工程の最初からやり直しとなる。また、塗装機は、図4(c)の原単位・設備補足情報623に基づき、6時間のアイドリング必要となっている。製品Yは、イベント入力時(停電発生時)、組立中であり長時間停電があったが、図4(b)の原単位・工程補足情報622に基づき、組立工程の途中から作業を開始することができる。製品Zは、イベント入力時(停電発生時)、溶接工程中であり長時間停電があったため、図4(b)の原単位・工程補足情報622に基づき、復旧後は溶接工程で、補修工程を追加して溶接工程の途中から開始となる。製品Pは、イベント入力時(停電発生時)、加工工程中であり長時間停電があったため、図4(b)の原単位・工程補足情報622に基づき、加工工程の最初からの開始となる。
なお、製品Pの加工工程は、製品Xの加工工程の終了後に設定される。また、塗装工程は、塗装機のアイドリングが終了後、製品Yで行い、製品X、製品Z、製品Pの順に復旧生産経過がなされている。
本実施形態では、作業実績収集サーバ70が詳細に指図の位置を把握しているので、生産管理サーバ60は、所定の工程において、実際に作業をしているか否かを適正に判定することができる。例えば、図9において、イベントの入力時が12時30分だとすると(破線矢印参照)、指図A01は移動時間中であり、指図A02は作業管理端末B31の位置の停滞時間中であり、指図A03は作業管理端末B21の位置の停滞時間中であり、指図A04は作業管理端末B11の位置の停滞時間中である。この場合、生産計画の見直しは必要がないと判断できる。
本実施形態では、例えば、作業スペース10には、作業管理端末B11、作業管理端末B12のふたつを配置しているが、これに限定されるわけではない。作業スペース10に、作業管理端末12のみが設置されていてもよい。この場合、作業工程のリードタイムLTは、基本的に、作業時間および停滞時間および移動時間を含めたその他の時間を加算で示すことができる。また、実質リードタイム比率(実質LT比率)は、(作業時間/(作業時間+その他の時間))×100(%)の演算により算出される。
本実施形態では、生産活動における工程や設備に対し、ST/LTなどの原単位情報に加え、例えば、停電などのシナリオ発生時における復旧作業などの振る舞い(手戻り有無や設備立上時間など)を表す原単位補足情報を予め保持している。シナリオ発生時に、作業実績収集サーバ70からシナリオ発生時の作業工程、設備情報を収集することができる。そして、発生したシナリオ(例えば、停電)と収集した作業工程、設備情報および原単位補足情報から、シナリオ発生時の生産活動状況を加味した復旧生産計画の立案を行うことができる。これにより、停電などによる設備停止が発生した場合に、実際の復旧活動に近い生産計画を立案することが可能となるため、手戻りなどによる生産ロスコストを低減可能となる。
1 指図
1T 作業特定用ICタグ
10,20,30,40 作業スペース
50 生産管理端末
60 生産管理サーバ
61 処理部
62 記憶部
63 入力部
70 作業実績収集サーバ
71 処理部
72 記憶部
80 管理者端末
90 ネットワーク
611 生産計画部
612 復旧生産計画部
613 指図管理部
614 復旧指図管理部
621 原単位情報
622 原単位・工程補足情報(工程補足情報)
623 原単位・設備補足情報(設備補足情報)
624 工程設備情報
625 製品工程情報
626 指図情報
627 作業実績情報
628 生産計画情報
629 復旧生産計画情報
B11,B12,B21,B22,B31,B32,B41,B42 作業管理端末
B12a ボックス(置き場所)
B12b リーダライタ(タグリーダ)
SS 生産管理システム
W 作業対象物

Claims (9)

  1. 作業対象物に対する所定の作業が複数の作業工程に分けられ、その複数の作業工程がそれぞれの別々の作業スペースで実施され、それらの作業スペースにおける作業者の作業に関する時間を、前記所定の作業の内容を特定する情報が書き込まれたICタグを保持し前記作業工程について記載された書類である指図を用いて管理する生産管理サーバと、
    前記作業スペースに設置され、その作業スペースにおける前記作業者が作業中に前記指図を置く場所として定められた置き場所に付設され、その置き場所に置かれた前記指図のICタグを検出してその情報を読み取り、当該ICタグを新たに検出したときおよび当該ICタグを検出しなくなったときのタイミングで当該ICタグの情報を作業実績収集サーバへ送信するタグリーダと、
    前記タグリーダからの情報を受信し、前記作業に関する時間を管理する作業実績収集サーバと、を備え、
    前記生産管理サーバは、
    前記作業スペースでの阻害事象が発生した際の前記作業工程の見直し情報である工程補足情報と、前記阻害事象が発生した際の前記作業工程で使用される設備について、運用可能な状態にするための情報である設備補足情報とを記憶する記憶部と、
    前記阻害事象が発生した旨を入力する入力部と、
    前記入力部から阻害事象が発生したことを受理した場合、前記作業実績収集サーバから、当該生産管理サーバが前記タグリーダから受信した情報を取得し、該取得した情報に基づき作業中であるか否かを判定し、該作業中である場合、前記工程補足情報および前記設備補足情報に基づき、前記指図に関する作業工程の見直しを行う処理部と、を有する
    ことを特徴とする生産管理システム。
  2. 前記工程補足情報は、前記阻害事象が発生した際の作業工程と、作業を復旧する際の対象となる作業工程と、当該対象となる作業工程の最初から開始するか途中から開始するかを含む情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の生産管理システム。
  3. 前記設備補足情報は、前記作業工程で使用される設備と、当該設備を復旧する際の対処方法と、当該対処方法に要する所要時間を含む情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の生産管理システム。
  4. 前記処理部は、前記作業中と判定する際に、
    前記作業に関する時間として、前記ICタグが、前記タグリーダに新たに検出した時刻から、前記タグリーダに検出されなくなった時刻までの時間を、その作業スペースにおける作業時間であるとし、
    その作業時間中において前記阻害事象が発生したときに作業中と判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の生産管理システム。
  5. 前記阻害事象とは、停電である
    ことを特徴とする請求項1に記載の生産管理システム。
  6. 前記生産管理サーバは、前記停電が発生した際に電源供給をする無停電装置を有しており、当該無停電装置より電源供給を受けた場合に、前記阻害事象が発生したと判定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の生産管理システム。
  7. 作業対象物に対する所定の作業が複数の作業工程に分けられ、その複数の作業工程がそれぞれの別々の作業スペースで実施され、それらの作業スペースにおける作業者の作業に関する時間を、前記所定の作業の内容を特定する情報が書き込まれたICタグを保持し前記作業工程について記載された書類である指図を用いて管理する、処理部と記憶部とを有する生産管理サーバと、
    前記作業スペースに設置され、その作業スペースにおける前記作業者が作業中に前記指図を置く場所として定められた置き場所に付設され、その置き場所に置かれた前記指図のICタグを検出してその情報を読み取り、当該ICタグを新たに検出したときおよび当該ICタグを検出しなくなったときのタイミングで当該ICタグの情報を作業実績収集サーバへ送信するタグリーダと、
    前記タグリーダからの情報を受信し、前記作業に関する時間を管理する作業実績収集サーバと、を備え、
    前記記憶部には、前記作業スペースでの阻害事象が発生した際の前記作業工程の見直し情報である工程補足情報と、前記阻害事象が発生した際の前記作業工程で使用される設備について、運用可能な状態にするための情報である設備補足情報を有し、
    前記処理部は、前記阻害事象が発生したことを受理した場合、前記作業実績収集サーバから、前記タグリーダから受信した情報を取得し、該取得した情報に基づき作業中であるか否かを判定し、該作業中である場合、前記工程補足情報および前記設備補足情報に基づき、前記指図に関する作業工程の見直しを行う
    ことを特徴とする生産管理方法。
  8. 前記工程補足情報は、前記阻害事象が発生した際の作業工程と、作業を復旧する際の対象となる作業工程と、当該対象となる作業工程の最初から開始するか途中から開始するかを含む情報である
    ことを特徴とする請求項7に記載の生産管理方法。
  9. 前記設備補足情報は、前記作業工程で使用される設備と、当該設備を復旧する際の対処方法と、当該対処方法に要する所要時間を含む情報である
    ことを特徴とする請求項7に記載の生産管理方法。
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